JP4146460B2 - 連結器具 - Google Patents

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Description

本発明は、連結器具に関し、特に、複数の表示素子を備えた表示ユニットを連結して映像表示装置を組み立てる場合に、表示ユニットと表示ユニットとを連結するために使用する連結器具に関する。
しばしば目にするように、屋内外の競技場や各種イベント会場、あるいは繁華街等に面した建物の外壁面(ビルボード)等には、LED(発光ダイオード)等の表示素子を複数配置して表示画面(ディスプレイ)を構成した映像表示装置が据え付けられている。
これら映像表示装置は、競技場やビル等の建造物そのものに恒久的に設置されたり、または各地のイベント会場等でその都度組み立てて使用されたり、あるいは可搬式に大型車両の荷台に搭載されて使用されたりする。
この種の映像表示装置は、R(赤)G(緑)B(青)の点灯制御により、いわゆるフルカラー表示を行い、宣伝広告の表示や客に対する案内表示、あるいは観客等の視聴者に対するテレビジョン画像の表示が行うものであり、複数台の表示ユニットを上下左右に連結して構成されている(例えば、特許文献1参照)。
表示ユニットと表示ユニットとを連結する構造に関して、特許文献1には、表示ユニットの上縁部に設けた凸構造の連結部と表示ユニットの下縁部に設けられた凹構造の連結部とを用いて表示ユニットを上下方向に連結し、表示ユニットの側縁部に設けたフック形状の連結機構を用いて表示ユニットを左右方向に連結する構造が開示されている。このため、複数の表示ユニットを上下方向及び左右方向に連結して構成される映像表示装置の表示面は、矩形であって平面状に形成されている。
特開2003−345269号公報
しかしながら、前述の複数の表示ユニットを連結する構造においては、以下の点について配慮がなされていない。
近年では、複数の表示ユニットを連結して構成される映像表示装置により表示される映像の多様化が進み、表示面の中に映像を表示しない領域(中抜け領域)を形成したり、表示面の端部に櫛刃状に映像を表示しない領域(歯抜け領域)を形成したり、表示面を波型やクランク状に形成することが要望されている。しかし、前述の連結構造ではこのような要望に応えることはできない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、複数の表示ユニットを連結して映像表示装置を組み立てる場合に、その映像表示装置の表示面に中抜け領域や歯抜け領域を形成したり、表示面を波型状やクランク状とすることができる連結器具を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、連結器具において、器具本体と、前記器具本体に設けられ、複数の表示素子を有する表示ユニットに設けられた第1ユニット連結部に連結される第1連結部と、前記器具本体の一端に設けられ、前記表示ユニットに設けられた第3ユニット連結部に係脱可能に連結される第2連結部と、前記器具本体の他端に設けられ、前記表示ユニットに設けられた第2ユニット連結部に係脱可能に連結される第3連結部と、を備える。
本発明によれば、複数の表示ユニットを連結して映像表示装置を構成した場合に、映像表示装置の表示面を様々な形態とすることができ、例えば、表示面に中抜け領域や歯抜け領域を形成することができ、表示面を波型状やクランク状に形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る連結器具1は、図1及び図2に示すように、表示ユニット2の側部に着脱可能に連結されている。この連結器具1を用いて複数の表示ユニット2を上下左右に連結することにより、例えば、図4に示すような映像表示装置3、図5に示すような映像表示装置3Aを組み立てることができる。
表示ユニット2は、図1及び図2に示すように、4脚を有する櫓(やぐら)状の筐体4の前面に、多数のLED等の表示素子5を配置した表示パネル6を複数個(この実施例では12個)組み込んで構成されている。
連結器具1は、図1ないし図3に示すように、外観が円柱形状をなす器具本体7を有し、器具本体7の長手方向の略中央部に第1連結部8が形成されている。第1連結部8は、連結器具1を表示ユニット2に連結するための部分であり、器具本体7の外周面の一部を平坦にカットした平坦面部8aとこの平坦面部8aに設けられた複数の取付ボルト8bとにより構成されている。表示ユニット2への連結器具1の連結は、上下一対の取付ボルト8bを用いて長方形状の連結板9の一端側を連結し、この連結板9の他端側を表示ユニット2の筐体4の側縁部に形成された第1ユニット連結部10に連結することにより行われる。第1ユニット連結部10は、筐体4に形成された平坦面部10aとこの平坦面部10aに設けられた複数の取付ボトル10bとにより構成されている。
器具本体7の長手方向の一端には第2連結部11が設けられ、器具本体7の長手方向の他端には第3連結部12が設けられている。
表示ユニット2の筐体4の上縁部には一対の第2ユニット連結部11Aが設けられ、この第2ユニット連結部11Aは連結器具1に設けられている第3連結部12に対して係脱可能な構造とされている。また、表示ユニット2の筐体4の下縁部には一対の第3ユニット連結部12Aが設けられ、この第3ユニット連結部12Aは連結器具1に設けられている第2連結部11に対して係脱可能な構造とされている。これにより、連結器具1の第2連結部11と表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとを連結することにより、又は、連結器具1の第3連結部12と表示ユニット2の第2ユニット連結部11Aとを連結することにより、複数の表示ユニット2を連結器具1を用いて連結することができる。
また、連結器具1の第2連結部11と表示ユニット2の第2ユニット連結部11Aとが同じ構造に形成され、連結器具1の第3連結部12と表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとが同じ構造に形成されている。このため、第2ユニット連結部11Aと第3ユニット連結部12Aとを連結することにより、表示ユニット2と表示ユニット2とを連結することができ、また、第2連結部11と第3連結部12とを連結することにより、連結器具1と連結器具1とを連結することができる。
図4に示す映像表示装置3には、連結器具1と連結器具1とを連結した箇所、連結器具1と表示ユニット2とを連結した箇所、表示ユニット2と表示ユニット2とを連結した箇所が存在する。このようにして、連結器具1を用いて複数の表示ユニット2を連結することにより、映像表示装置3の表示面中に、中抜け領域“X”や歯抜け領域“Y”を形成することができる。
図5に示す映像表示装置3Aには、隣合った表示ユニット2を連結器具1を用いて連結することにより、左右方向においてクランク状の表示面や波型状の表示面が形成されている。クランク状の表示面は、連結板9を用いて表示ユニット2に連結した連結器具1と、連結板9を用いて他の表示ユニット2に連結した連結器具1とを隣合せに平行に配置し、隣合って位置する2つの連結器具1をくの字形に屈曲させた角度付連結板13を用いて連結することにより形成されている。波型状の表示面は、連結板9を用いて表示ユニット2に連結器具1を連結し、この連結器具1に屈曲角度の小さい角度付連結板13a、13bを用いて他の表示ユニット2を連結することにより形成されている。
連結器具1の第2連結部11と表示ユニット2の第2ユニット連結部11Aとは同じ構造に形成されており、それぞれ柱状のプラグ14を有し、プラグ14の外周にはリング状の係合溝15が形成されている。プラグ14は、図8に示すように、ナット16を用いて器具本体7又は筐体4の上縁部に固定されている。
図6は、連結器具1の第2連結部11と表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとを上下方向に対向させた状態を示す斜視図である。図7は、連結器具1の第2連結部11と表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとを連結した状態を示す平面図である。
連結器具1の第3連結部12と表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとは同じ構造に形成されており、図6以下に示す図面では、第3ユニット連結部12Aを例に挙げて説明する。第3ユニット連結部12Aは、図8ないし図11に示すように、ソケット17と、抜止部材である複数の剛球18と、鍔部19aを有する摺動筒19と、第1のばね部材20と、第2のばね部材21と、カム機構部22とを備え、これらの機構が箱体状の筐体23内に取付けられている。ソケット17はナット24により筐体23に取り付け固定されるとともに、筐体23が表示ユニット2の筐体4の下側縁部に溶接等により固着されている。なお、第3連結部12では、器具本体7内に筐体23が溶接等により固着されている。
図8は図7に示すA−A線断面図、図9は図7に示すB−B線断面図、図10は図7に示すC−C線断面図である。
図8ないし図11に示すように、ソケット17は、プラグ14に対し、プラグ14の軸方向(矢印Z方向)に向けて相対移動可能であり、プラグ14と連結可能な一端開口の筒状に形成されている。ソケット17の底部には、ソケット17とプラグ14との連結操作を円滑に行わせるための部材として、摺動可能に遊挿された押さえ筒体25と、押さえ筒体25をソケット17の開口側に向けて付勢するコイルばね26とが設けられている。
図9ないし図11に示すように、抜止部材として設けられた複数の剛球18は、ソケット17に周方向に沿って形成された複数の取着穴17aに1つずつ取着されている。これらの剛球18は、ソケット17に挿入して連結されたプラグ14の係合溝15に係合することにより、プラグ14がソケット17から抜け出すことを阻止できるように構成されている。
摺動筒19は、ソケット17の外側を囲んで配置された筒状部材であり、プラグ14の軸方向に摺動可能に設けられている。摺動筒19は、図9ないし図11に示すように剛球18を係合溝15へ押し込む押込位置と、後述する図15に示すように、摺動筒19の内周部に形成された内周側凹部19bを剛球18に対向させることにより係合溝15への剛球18の押し込みを解除する解除位置とに摺動可能である。
第1のばね部材20は、ソケット17を巻回しつつソケット17と摺動筒19との間に介挿されるコイルばねであり、剛球18を係合溝15に押し込む押込位置に摺動筒19を常時付勢している。すなわち、第1のばね部材20は、ソケット17に一体形成された係止部17bと摺動筒19との間に介装され、摺動筒19が押込位置に位置するように図面上での下向きに摺動筒19を付勢している。
カム機構部22は、カム27と、このカム27にビス28により連結されて一体に回転するように固定されたカム支持板29と、筐体23に固着されたガイド板30とを有する。カム支持板29がガイド板30に回動可能に嵌合され、カム27とカム支持板29とがガイド板30に案内されて回転軸L回りに一体に回動する。この回動に伴ってカム27が摺動筒19の鍔部19aに当接した場合に、カム27から鍔部19aに対して図面上での上向きの力が作用する。この力の作用により、摺動筒19は図10及び図11に示す押込位置から、第1のばね部材20の付勢力に抗して図15に示す解除位置へ摺動する。摺動筒19が解除位置に摺動することにより、摺動筒19の内周側凹部19bがソケット17に保持された剛球18に対向し、摺動筒19による係合溝15への剛球18の押込みが解除され、ソケット17へのプラグ14の抜き差しが可能となる。
第2のばね部材21は、図10及び図11に示すように、ガイド板30とカム27との間に設けられ、カム27とカム支持板29とを回転軸Lを中心に反時計回り方向に回動する向きに付勢している。さらに、ガイド板30とカム27との間には、ノッチ機構31が設けられている。
図12ないし図14はノッチ機構31を示す図面であり、図12は図11に示すD−D線断面図、図13はノッチ機構31を拡大して示す断面図、図14はノッチ機構31を示す分解斜視図である。
図13及び図14に示すように、ノッチ機構31は、底部がカム27の回転面側に嵌め込み固定される有底筒体32と、この有底筒体32内に挿入されるコイルばね部材33とこのコイルばね部材33に付勢されて開口部から押し出されるように配置されるボール34とを有している。
また、ノッチ機構31はカム27の回転に伴い回転軸L回りに回動するが、ノッチ機構31のボール34がガイド板30の面を位置ずれすることなく弧を描いて円滑かつ適正に回動し得るように、図12及び図13に示すように、ガイド板30には半円弧形状にガイド溝35が形成されている。ガイド溝35の下方側端部には、ボール34の一部が嵌り込む凹部36が形成されている。なお、ボール34が凹部36に嵌り込んでいる位置からボール34がガイド溝35内に沿って移動する方向は、カム27とカム支持板29とを回転軸Lの回りに時計回り方向(図11に示す矢印R方向)に回動させる方向である。
したがって、ノッチ機構31と、カム27とカム支持板29とを回転軸Lの回りに反時計回り方向に回動する向きに付勢している第2のばね部材21とにより、カム27とカム支持板29とは図10及び図11に示す位置で安定した保持状態に維持され、摺動筒19は押込位置で安定する。
すなわち、第2のばね部材21は、剛球18と係合溝15との係合が保持される位置に向けてカム27を付勢している。また、ノッチ機構31は、剛球18と係合溝15との係合が保持される回転角度位置でカム27を安定させている。
カム27とカム支持板29との回動操作は、先端に突起部37aが形成された治具37を用いて行われる。筐体23には治具37が挿入される鍵穴38が形成され、この鍵穴38に連通する鍵穴39がカム支持板29に形成されている。
鍵穴38、39に挿入した治具37を操作することによりカム27とカム支持板29とを回動させ、カム27を摺動筒19の鍔部19aに当接させて摺動筒19を摺動させる場合、摺動筒19がソケット17に対して偏芯すると、摺動筒19のスムーズな摺動が困難になる。そこで、摺動する摺動筒19が偏芯することを防止するため、摺動筒19におけるカム機構部22が設けられた側の裏側に、摺動筒19と筐体23との間に位置するコイルばね機構部40が設けられている。
このような構成において、連結器具1の第2連結部11と表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとの係脱操作について説明する。なお、連結器具1の第2連結部11と他の連結器具1の第3連結部12との係脱操作、表示ユニット2の第2ユニット連結部11Aと連結器具1の第3連結部12との係脱操作、表示ユニット2の第2ユニット連結部11Aと他の表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとの係脱操作も、同様に行われる。
図11に示す状態は、連結器具1の第2連結部11と表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとが連結されている状態である。この状態では、第2のばね部材21とノッチ機構31との働きによりカム27が位置固定され、摺動筒19は第1のばね部材20により付勢されて押込位置に位置している。これにより、摺動筒19により押し込まれた剛球18がプラグ14の係合溝15に係合し、プラグ14がソケット17から抜け出すことが阻止され、連結器具1の第2連結部11と表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとの連結が安定して維持される。
連結器具1の第2連結部11と表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとの連結を解除する場合は、治具37を鍵穴38、39に挿入し、挿入した治具37を操作することによりカム27を第2のばね部材21の付勢力に抗して時計回り方向(矢印R方向)に回動させる。
治具37を操作してカム27を時計回り方向に180°回動させることにより、カム27は摺動筒19の鍔部19aに当接し、図15及び図16に示すように摺動筒19を図面上の上方位置に摺動させる。上方位置へ摺動した摺動筒19は、図15に示すように、内周側凹部19bを剛球18に対向させる解除位置に位置する。これにより、摺動筒19による係合溝15への剛球18の押し込みが解除される。
係合溝15への剛球18の押し込みが解除されることにより、ソケット17からプラグ14を抜き取ることが可能となり、ソケット17からプラグ14を抜き取ることによって連結器具1の第2連結部11と表示ユニット2の第3ユニット連結部12Aとの連結を解除することができる。図15及び図16は、ソケット17からプラグ14を抜き取った状態を示している。
鍵穴38、39に挿入した治具37を180°回した状態では、治具37の突起部37aが鍵穴38に係止して治具37を抜き取ることができない。
治具37を抜き取る場合には、図15に示す位置から図17に示す位置へ、治具37を反時計回り方向に180°回す。これにより、治具37を鍵穴38から抜き取ることができる。また、治具37を鍵穴38から抜き取ることができる位置(図17に示す位置)へ回すことにより、カム27も180°回動し、カム27がもとの位置(図11に示す位置)に戻る。
カム27がもとの位置に戻ることにより、カム27は第2のばね部材21とノッチ機構31との働きにより、戻った位置で安定する。また、カム27がもとの位置に戻ることにより、カム27から鍔部19aに作用していた摺動筒19を解除位置へ摺動させていた力が消滅する。これにより、摺動筒19は第1のばね部材20の付勢力により押込位置へ摺動する。
図17に示すように摺動筒19が押込位置に位置している第3ユニット連結部12Aに第2連結部11を連結する場合には、治具37を用いてカム27を回動し、図15及び図16に示すように摺動筒19を解除位置に摺動させた後、プラグ14をソケット17に挿入する。プラグ14をソケット17に挿入した後、治具37を鍵穴38から抜取り可能な位置に回すことにより、摺動筒19が第1のばね部材20の付勢力により押込位置に摺動して剛球18が係合溝15に係合され、第3ユニット連結部12Aと第2連結部11との連結が終了する。
以上の説明のように、第2連結部11と第3ユニット連結部12Aとの連結操作、及び、必要に応じた切り離し操作を、簡単な構成で適切かつ容易に行うことができる。第3連結部12と第2ユニット連結部11Aとの連結操作及び切り離し操作、第2連結部11と第3連結部12との連結操作及び切り離し操作、第2ユニット連結部11Aと第3ユニット連結部12Aとの連結操作及び切り離し操作も同じである。
したがって、この連結器具1を用いて複数の表示ユニット2を連結することにより、図4に示すような中抜け領域“X”や歯抜け領域“Y”のある映像表示装置3や、図5に示すようにクランク状の表示面や波型状の表示面を有する映像表示装置3Aを組み立てることができる。
なお、上記説明の実施例において、プラグ14は円柱状であるものとして説明したが、ソケット17への嵌め込み可能な機能を有すれば良いので、たとえば四角柱等の角柱状とし、ソケット17や摺動筒19をそのプラグ14の形状に合わせて構成するようにしても良い。
また、上記実施例では、振動等によるカム機構部22の回転ずれを防ぎ回動動作の安定化及び適正化のため、また治具37によるカム機構部22に対する適正操作を担保するために、第2のばね部材21及びノッチ機構31をそれぞれ付加するように構成したが、要するにカム機構部22が180°の回動角度位置でそれぞれ安定すれば良いので、たとえば第2のばね部材21に代えて、凹部36を上下に180°異にして設けるようにしても良い。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態を図18ないし図21に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
第2の実施の形態の連結器具50は、第1器具本体51と、第2器具本体52と、これらの第1器具本体51と第2器具本体52とを回動可能に連結する一対のヒンジ機構53とを有している。
第1器具本体51には、一対の第2連結部11が設けられている。第2連結部11は、第1の実施の形態で説明したように、表示ユニット2の筐体4の下縁部に設けられた第3ユニット連結部12Aに対して係脱可能な構造とされている。そして、一対の第2連結部11の間隔と、一対の第3ユニット連結部12Aの間隔とが同じに設定されている。このため、第2連結部11と第3ユニット連結部12Aとを連結することにより、表示ユニット2の筐体4の下縁側に連結器具50を連結することができる。
第2器具本体52には、一対の第3連結部12が設けられている。第3連結部12は、第1の実施の形態で説明したように、表示ユニット2の筐体4の上縁部に設けられた第2ユニット連結部11Aに対して係脱可能な構造とされている。そして、一対の第3連結部12の間隔と、一対の第2ユニット連結部11Aの間隔とが同じに設定されている。このため、第3連結部12と第2ユニット連結部11Aとを連結することにより、表示ユニット2の筐体4の上縁側に連結器具50を連結することができる。
ヒンジ機構53は、第1器具本体51に設けられた一対のオス側フランジ54と、第2器具本体52に設けられて一対のオス側フランジ54の間に挿入されるメス側フランジ55と、オス側フランジ54とメス側フランジ55とを回動可能に連結するピン56とを有している。オス側フランジ54にはピン56が挿通される穴57が形成され、メス側フランジ55にもピン56が挿通される穴58が形成されている。一対のオス側フランジ54の間にメス側フランジ55を挿入し、一直線上に位置させた穴57と穴58とにピン56を挿入することにより、第1器具本体51と第2器具本体52とが回動可能に連結されている。
一方のオス側フランジ54における内側面には穴57の周囲に位置して複数の凹部59が形成されている。これらの凹部59には円柱形状のゴムシール60が嵌め込まれ、嵌め込まれたゴムシール60の一端は凹部59の端面から突出している。凹部59の端面から突出したゴムシール60の一端は、一対のオス側フランジ54の間にメス側フランジ55を挿入した場合に、メス側フランジ55の側面に当接され、この当接部分の接触摩擦によりヒンジ機構53による回動角度を任意角度に設定することができる。
図21は、第2の実施の形態の連結器具50と、第1の実施の形態の連結器具1とを用いて複数の表示ユニット2を連結して組み立てた映像表示装置61である。
連結器具50を用いて2つの表示ユニット2を連結することにより、上下方向に位置する2つの表示ユニット2を角度を付けて連結することができる。これにより、映像表示装置61の表示面を、上下方向において波型状やクランク状とすることができる。したがって、この連結器具50を用いることにより、トンネルの内周面を表示面とする構造の映像表示装置などを組み立てることが可能となる。
また、第1の実施の形態で説明した連結器具1を併せて使用することにより、表示面を上下方向において波型状やクランク状とすることに加え、表示面中に中抜け領域“X”や歯抜け領域“Y”を形成することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る連結器具とこの連結器具が連結された表示ユニットとを示す斜視図である。 図1に示す連結器具と表示ユニットとを背後から見た斜視図である。 図1に示す連結器具を示す斜視図である。 図1に示す連結器具を用いて複数の表示ユニットを連結することにより組み立てられた映像表示装置の一部を示す正面図である。 図1に示す連結器具を用いて複数の表示ユニットを連結することにより組み立てられた他の映像表示装置の一部を示す平面図である。 連結器具の第2連結部と表示ユニットの第3ユニット連結部とを示す斜視図である。 連結器具の第2連結部と表示ユニットの第3ユニット連結部とを連結した状態を示す平面図である。 図7におけるA−A線断面図である。 図7におけるB−B線断面図である。 図7におけるC−C線断面図である。 連結器具の第2連結部と表示ユニットの第3ユニット連結部との連結部分の構造を示す縦断正面図である。 図11におけるD−D線断面図である。 ノッチ機構を示す縦断正面図である。 ノッチ機構を示す分解斜視図である。 連結器具の第2連結部と表示ユニットの第3ユニット連結部との連結が解除された状態を示す縦断正面図である。 図15におけるE−E線断面図である。 表示ユニットの第3ユニット連結部を示す縦断正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る連結器具とこの連結器具が連結された表示ユニットとを示す斜視図である。 図18に示す連結器具を示す斜視図である。 図19に示す連結器具のヒンジ機構の部分を示す正面図である。 図18に示す連結器具と図1に示す連結器具とを用いて複数の表示ユニットを連結することにより組み立てられた映像表示装置の一部を示す斜視図である。
符号の説明
1 連結器具
2 表示ユニット
5 表示素子
7 器具本体
8 第1連結部
10 第1ユニット連結部
11 第2連結部
11A 第2ユニット連結部
12 第3連結部
12A 第3ユニット連結部
14 プラグ
15 係合溝
17 ソケット
18 抜止部材、剛球
19 摺動筒
20 第1のばね部材
21 第2のばね部材
22 カム機構
27 カム
31 ノッチ機構
50 連結器具
51 第1器具本体
52 第2器具本体
53 ヒンジ機構

Claims (6)

  1. 器具本体と、
    前記器具本体に設けられ、複数の表示素子を有する表示ユニットに設けられた第1ユニット連結部に連結される第1連結部と、
    前記器具本体の一端に設けられ、前記表示ユニットに設けられた第3ユニット連結部に係脱可能に連結される第2連結部と、
    前記器具本体の他端に設けられ、前記表示ユニットに設けられた第2ユニット連結部に係脱可能に連結される第3連結部と、
    を備えることを特徴とする連結器具。
  2. 前記第2連結部は前記第2ユニット連結部と同じ構造に形成され、前記第3連結部は前記第3ユニット連結部と同じ構造に形成されていることを特徴とする請求項1記載の連結器具。
  3. 前記第2連結部は、外周に係合溝が形成された柱状のプラグを具備し、
    前記第3連結部は、前記プラグが軸方向に相対移動して嵌合可能な筒状のソケットと、前記ソケットに取着されて嵌合した前記プラグの係合溝に係合可能な抜止部材と、前記ソケットの外側に嵌め込まれて前記抜止部材を前記プラグの前記係合溝へ押し込む押込位置とこの押し込みを解除する解除位置とに摺動可能な摺動筒と、前記摺動筒を前記押込位置に向けて常時付勢する第1のばね部材と、カムの回転により前記摺動筒を前記解除位置に摺動させるカム機構部とを備えることを特徴する請求項1又は2記載の連結器具。
  4. 前記抜止部材と前記係合溝との係合が保持される位置に向けて前記カムを付勢する第2のばね部材を備えることを特徴とする請求項記載の連結器具。
  5. 前記抜止部材と前記係合溝との係合が保持される回転角度位置で前記カムを安定させるノッチ機構を備えることを特徴とする請求項又は記載の連結器具。
  6. 前記抜止部材は、剛球であることを特徴とする請求項ないしのいずれか一記載の連結器具。
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