JP2003162233A - 表示装置、表示装置の信号の伝送方法、表示装置の信号及び電圧の伝送方法 - Google Patents

表示装置、表示装置の信号の伝送方法、表示装置の信号及び電圧の伝送方法

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JP2003162233A
JP2003162233A JP2001359565A JP2001359565A JP2003162233A JP 2003162233 A JP2003162233 A JP 2003162233A JP 2001359565 A JP2001359565 A JP 2001359565A JP 2001359565 A JP2001359565 A JP 2001359565A JP 2003162233 A JP2003162233 A JP 2003162233A
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light emitting
display device
emitting modules
signal
power supply
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Application number
JP2001359565A
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English (en)
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Satoshi Enomoto
敏 榎本
Takaaki Ishii
孝明 石井
Yoshikazu Kuyama
善和 久山
Akira Matsubara
章 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示装置の保守作業のためのスペースを減らす
ことである。 【解決手段】発光モジュール12には、上下にローラ1
4、15が取り付けられており、上下のローラ14,1
5が、水平連結部材16,17を挟み込む構造となって
いる。複数の発光モジュール12はナイロン等からなる
位置決めベルト22により連結され、左右端部の発光モ
ジュール12がロックレバー23により固定されてい
る。このロックレバー23を解放することで、発光モジ
ュール12を片側に移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の発光モジュ
ールからなる表示装置及び表示装置の信号の伝送方法及
び信号と電圧の伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルの壁面に大型表示装置を設置し、文
字や画像によりニュースや広告を表示することが行われ
ている。この種の大型表示装置の表示素子としては、C
RTや高輝度のLED等が使用されている。
【0003】しかしながら、従来の表示装置はビルの壁
面全体が表示装置で覆われてしまい、窓からの採光がさ
またげられるので、あるいは窓からの眺望が失われるの
で、窓等のある場所に設置することが難しかった。
【0004】このような問題を解決するものとして、例
えば、特開2000−200054号公報には、表示素
子からなるモジュールを所定のすき間を空けて連結部材
により固定した構造の表示装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造の表示装置をビルの窓側、あるいは窓の内側
に設置した場合、モジュールの間の透き間から外光をビ
ル内部に取り入れることはできるが、窓のガラスの外
側、あるいは内側の面の掃除ができなくなるという問題
点がある。
【0006】また、表示装置には、表示素子を駆動する
ための電源や、表示信号を生成する回路が必要であり、
それらの保守、交換作業が容易に行えることが望まし
い。しかしながら、モジュール間にすき間を空けて連結
部材により固定した構造の表示装置においても、電源や
表示制御回路を保守するため、あるいは部品を交換する
ためには、表示装置の裏側から作業を行う必要があり、
保守作業が面倒であった。また、表示装置の裏側に保守
作業を行うためのスペースを設ける必要があり、表示装
置を設置するためのスペースを広く確保する必要があっ
た。
【0007】また、従来の構造の表示装置では、表示面
積が増えるほど表示信号、あるいは電源電圧を供給する
ためのケーブルの配線長が長くなるという問題点があっ
た。本発明の課題は、表示装置の保守作業を容易にでき
るようにすることである。また、他の課題は、表示信号
を伝送する信号線または電源線の配線を効率的に行える
ようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定距離離れ
て配置される複数の発光モジュールからなる表示装置に
おいて、複数の発光素子を有する複数の発光モジュール
と、前記発光モジュール間の距離が短くなる方向に該発
光モジュールを移動させる移動機構とを備える。
【0009】この発明によれば、発光モジュールを移動
させることができるので、ビルの壁面、窓等の掃除が簡
単にできる。また、発光モジュールを移動させること
で、電源装置等の保守作業を表示面側から行うことがで
きるので保守作業が容易になる。また、表示装置の裏面
側に保守作業のためのスペースを確保する必要がなくな
る。
【0010】上記の発明において、前記移動機構は、前
記複数の発光モジュール間の距離を一定に保つ保持部材
を有するようにしても良い。上記の発明において、前記
移動機構は、移動可能に連結された前記複数の発光モジ
ュールの中の少なくとも一方の端部の発光モジュール
を、所定の位置にロックするロック機構を有するように
しても良い。
【0011】このように構成することで、通常はロック
機構により所定の位置にロックされている発光モジュー
ルのロックを解除することで、複数の発光モジュールを
移動させることが可能となる。
【0012】本発明は、所定距離離れて配置される複数
の発光モジュールからなる表示装置において、複数の発
光素子を有する複数の発光モジュールと、前記複数の発
光モジュールに供給する電源電圧を生成する電源部とを
備え、前記電源部の前方の発光モジュールを着脱可能に
構成し、前記電源部を前記表示装置の表示面側から保守
できるようにした。
【0013】この発明によれば、電源部の保守を表示面
側から行うことができるので、保守作業が容易になり、
裏面側の保守作業のためのスペースがほとんど必要なく
なる。これにより、表示装置の設置条件が緩和される。
【0014】上記の発明において、前記複数の発光モジ
ュールに文字または画像を表示させるための表示信号
を、前記複数の発光モジュールに直列に供給する信号供
給手段を備えるようにしても良い。
【0015】このように構成することで、複数の発光モ
ジュール全体での表示信号の入力と出力とを同一辺から
行うことができるので、信号線の配線長を短くできる。
上記の発明において、前記複数の発光モジュールを駆動
するための電源電圧を、前記複数の発光モジュールに直
列に供給する電源電圧供給手段を有し、前記複数の発光
モジュールの前記表示信号の入力側と出力側または前記
電源電圧の入力側と出力側を同一辺から引き出せるよう
にしても良い。
【0016】このように構成することで、表示信号を供
給する信号線と発光モジュールの入力側と出力側との接
続または電源電圧を供給する電源線と発光モジュールの
入力側と出力側との接続を、同一辺から行うことができ
るので、信号線(電源線も含む)の配線長を短くでき
る。
【0017】また、この場合、信号線と電源線の配線を
独立に行うことができるので、電源部の電源容量を考慮
して、配線効率が最適となるように、1つの電源部から
電源電圧を供給する発光モジュールの数、配線経路等を
決めることができる。なお、表示信号を伝送する信号線
と電源電圧を伝送する電源線は、必ずしも同一の辺にす
る必要はなく、表示信号を生成する回路、電源部等の配
置に合わせて配線効率が適正となるように配線経路を決
定すれば良い。
【0018】上記の発明において、前記信号供給手段ま
たは前記信号供給手段と前記電源電圧供給手段は、信号
線と接続器とから構成しても良い。例えば、発光モジュ
ール間の信号線の接続をコネクタで行うことで、発光モ
ジュールを個別に取り外すことが可能となるので、発光
モジュールの交換、あるいは電源部等の保守作業が容易
になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施
の形態の表示装置11を裏面側から見た外観図であり、
図1(A)〜(C)は、外観正面図、断面図及び上面図
である。
【0020】発光モジュール12は棒状で防水構造とな
っており、複数個(例えば、16個)の発光素子13を
有している。発光素子13は、例えば、複数個のLED
から構成されている。
【0021】発光モジュール12の内部には、図示して
いないがDC−DCコンバータが設けられており、後述
する電源ボックスから供給される直流電圧を発光素子1
3を駆動するための所定の電圧に変換する。
【0022】発光モジュール12には、上下にローラ1
4、15が取り付けられており、上下のローラ14,1
5が、図1(A)の正面から見て水平方向(図1の縦方
向)に延びる水平連結部材16,17を挟み込む構造と
なっている。
【0023】水平連結部材16,17はアルミの押し出
し材等からなり、図1(A)の正面から見て垂直方向
(図1の横方向)に延びる垂直連結部材18,19によ
り連結、固定されている。表示部を構成する複数の発光
モジュール18の重量が加わる水平連結部材16,17
は、図示していないが、H型鋼等によりビルの壁面に固
定され、表示装置全体の重量を支える構造となってい
る。
【0024】次に、図2は、発光モジュール12のロー
ラ14部の正面図及び断面図、図3は、ローラ部の斜視
図である。ローラ14,15は、図2(B)に示すよう
に中央部が凸状になっており、他方、水平連結部材1
6,17は、4面の中央部に溝16aが形成されてい
る。水平連結部材16,17の溝16a、17a(図2
には示していない、水平連結部材17の中央部)にロー
ラ14,15の中央の凸状の部分が挿入され、凸状の部
分の左右の部分が水平連結部材16,17の面と接触す
る。これにより、発光モジュール12が水平方向に移動
可能となっている。このローラ14,15、水平連結部
差し16,17、後述するロックレバー23,24及び
位置決めバンド22等により移動機構を構成している。
【0025】ローラ14は、取付け板21に回転可能に
取り付けられており、その取付け板21はネジ等により
発光モジュール12に固定されている。それぞれの発光
モジュール12の取付け板21は、ポリウレタンやゴム
等からなる位置決めバンド22により連結されている。
【0026】図1において、垂直連結部材18の左側面
(図1(A)の正面から見て)と垂直連結部材19の右
側面には、それぞれロックレバー23とロックレバー2
4がネジ等により固定されており、それぞれのロックレ
バー23,24の先端部が右端側の発光モジュール12
の左側面及び左端側の発光モジュール12の右側面と接
触して発光モジュール12を所定の位置にロックしてい
る。
【0027】すなわち、左端側の発光モジュール12を
ロックレバー24で固定し、かつ位置決めバンド22に
張力を加えた状態で、右端側の発光モジュール12の位
置を固定することで、発光モジュール12間に所定の間
隔(図2の距離L1から発光モジュール12の横幅を減
じた値)を空けた状態で配置することができる。そし
て、ロックレバー23(または24)を固定しているネ
ジを緩めロックレバー23を手前側(図1(A)の正面
図において、紙面の裏側から表側に向かう方向)にスラ
イドさせ、ロックレバー23の先端部が発光モジュール
12の側面と接触しないようにすることで、図4(A)
に示すように、発光モジュール12を左方向に移動させ
て発光モジュール12を片側に寄せることができる。
【0028】図5(A)〜(C)は、発光モジュール1
2全体を片側に寄せたときの外観正面、右断面及び上面
図である。右端側の発光モジュール12のロックレバー
23を手前側に移動させ、ロックを解除することで、位
置決めバンド22により連結されている発光モジュール
12全体を左側に寄せることが可能となる。
【0029】この第1の実施の形態では、発光モジュー
ル12を移動可能な構造とし、左右端の発光モジュール
12を固定しているロックレバー23または24のロッ
クを解除できるようにすることで、発光モジュール12
全体を片側に寄せて発光モジュール12を小さく折り畳
むことができる。これにより、ビルの窓等に取り付けた
表示装置11の発光モジュール12を片側に寄せて、窓
の外側からガラスを掃除することが可能となる。
【0030】また、図6に示すように表示装置11が、
電源ボックス31を実装する電源実装ブロック32と電
源未実装ブロック33とからなる場合でも、あるいは全
ての表示ブロックが電源ボックス31を実装している場
合でも、発光モジュール12を移動させて左側に寄せる
ことで、表示面側から電源ボックス31の保守作業を行
うことができる。これにより、表示装置11の裏面側
(表示面の裏側)に電源ボックス31等の保守作業のた
めのスペースを設ける必要がなくなるので、表示装置1
1の設置場所の制限を少なくし、より自由に表示装置の
設置場所を決めることができる。なお、保守作業の対象
となる部品は、電源ボックス31に限らず、表示面側か
ら交換できる部品であればどのようなものにも適用でき
る。
【0031】次に、図7(A)〜(C)は、本発明の第
2の実施の形態の表示装置41の外観正面図、断面図及
び上面図である。この第2の実施の形態の表示装置41
は、発光モジュール42を4本の水平連結部材43に固
定する構造となっている。
【0032】発光モジュール42には、複数、例えば1
6個の発光素子42aと、4個の貫通孔44が設けられ
ており、ネジをその貫通孔44に挿入して水平連結部材
43にネジ止めする。発光モジュール42の裏面側の上
下の位置には、発光モジュール42全体と電源ボックス
45等を支持する連結部材46が設けられている。その
連結部材46は、ビルの壁等に取り付けられるH型鋼4
7にボルト等により固定できるようになっている。電源
ボックス45内部には、2個の電源45a、45bが設
けられている。
【0033】なお、この第2の実施の形態は、映像信号
が伝送される信号線と電源供給線を、隣接(水平方向ま
たは垂直方向に)する発光モジュール42とコネクタ等
の着脱可能な接続器で接続するような構造を採用してい
るので、発光モジュール42を個別に水平連結部材43
から取り外すことが可能となっている。これにより、電
源ボックス45の前方の発光モジュール42を取り外す
ことができる。
【0034】図8は、図7に示す表示装置41の電源ボ
ックス45の構造の一例を示す図である。電源ボックス
45は、連結部材46に固定され、表示面側に電源ボッ
クス用蓋51がネジ52により5か所でネジ止めされて
いる。電源ボックス用蓋51には、3個のネジ穴を有す
る取付け板53が溶接、その他の方法で固定されてい
る。
【0035】表示装置41を組み立てるときには、電源
ボックス用蓋51をネジ52により電源ボックス45の
上に取り付け、次に、発光モジュール42の貫通孔44
にネジ54を挿入し、そのネジ54を取付け板53にネ
ジ止めすることで発光モジュール42を表示装置41本
体に固定する。
【0036】電源の故障等で電源ボックス45の保守作
業を行うときには、発光モジュール42を固定している
ネジ54をゆるめ、3本の発光モジュール42を取り外
す。次に、電源ボックス用蓋51を固定している5個の
ネジ52をゆるめ、電源ボックス用蓋51を取り外す。
これにより、表示面側から電源ボックス45の保守を行
うことができる。
【0037】この第2の実施の形態によれば、電源ボッ
クス45の前方の発光モジュール42を取り外せる構造
にすることで、電源ボックス45の保守作業を、表示面
側から行うことができる。これにより、表示装置41の
裏面側に保守作業を行うためのスペースを設ける必要が
なくなるので、設置のためのスペースの無駄を省けると
ともに、設置条件を緩和することができる。
【0038】次に、図9は、本発明の第3の実施の形態
の表示装置61における映像信号と電源電圧の伝送方法
の説明図である。この第3の実施の形態は、1つの発光
モジュール62が8個の発光素子63からなり、その発
光モジュール62が、図9の正面から見て水平方向(図
7の紙面の縦方向、長手方向)に8本平行に並べられて
1つの表示ブロックユニット64が構成されている。さ
らに、その表示ブロックユニット64が水平方向に4
個、垂直方向に2段に並べられて表示装置61が構成さ
れている。表示装置61の表示面積は、表示ブロックユ
ニット64を増やす、あるいは減らすことで任意に変更
できる。
【0039】表示装置61に画像、文字等を表示させる
ための映像信号は、最初に、映像信号制御部65から図
9の左下隅の表示モジュール62の入力部(接続器、コ
ネクタなど)62aに入力し、その発光モジュール62
の出力部62bから上段の発光モジュール62の入力部
62cに入力する。さらに、その出力部62dから右隣
の発光モジュール62の入力部62eに入力し、その出
力部62fから、下段の発光モジュール62の入力部6
2gに入力する。以下、同様に下段の発光モジュール6
2の出力部から出力される映像信号が、右隣の発光モジ
ュール62の入力部に入力し、さらに、その上段の発光
モジュール62の入力部に入力する。
【0040】各表示ブロックユニット64を伝送された
映像信号は、図9の右下隅の発光モジュール62の出力
部62wを経て映像信号制御部65に戻る。例えば、発
光モジュール62の各発光素子63にアドレスを割り当
てておくことで、発光モジュール62に対して直列に映
像信号を伝送することができる。
【0041】すなわち、発光モジュール62を並列に偶
数個配列し、映像信号制御部65から出力される映像信
号を各発光モジュール62に直列に伝送することで、映
像信号の入力側(図9の左下隅)と出力側(図9の右下
隅)とを同じ辺(図9の下端側)に集約することができ
る。これにより、発光モジュール62の入力側と出力側
と映像信号制御部65とを接続する信号ケーブル66を
対角線の位置まで延ばす必要がなくなるので、信号ケー
ブル66の長さを短くできる。
【0042】電源電圧の供給についても同様に、電源部
67から供給される電源電圧が、左下隅の発光モジュー
ル62の入力部62iに入力し、その発光モジュール6
2の出力部62jから上段の発光モジュール62の入力
部62kに入力する。さらに、その出力部62lから右
隣の発光モジュール62の入力部62mに入力し、その
出力部から、下段の発光モジュール62の入力部に入力
する。以下、同様に上段の発光モジュール62から下段
の発光モジュールに、さらに、その右隣の発光モジュー
ル62というように、電源電圧が発光モジュール62を
直列に伝送され、4列目の発光モジュール62から電源
部67に戻る。
【0043】この第3の実施の形態によれば、映像信号
が伝送される信号ケーブル66と発光モジュール62の
入力部と出力部との接続、及び/または電源電圧を供給
する電源ケーブル68と発光モジュール63の入力部と
出力部との接続を同一の辺(図9では、映像信号の入力
部62aと出力部62wのある下端側)で行うことがで
きるので信号ケーブル66と電源ケーブル68の配線長
を短くできる。
【0044】また、映像信号が伝送される配線経路と、
電源電圧が伝送される配線経路を別に設定することがで
きるので、電源の容量や配線効率を考慮して柔軟に配線
経路を決めることができる。例えば、1つの表示ブロッ
クユニット64に使用する発光モジュール62の本数を
減らすことが可能な場合には、複数の表示ブロックユニ
ット64に対して1つの電源部67を設け、その電源部
67から複数の表示ブロックユニット64に電源電圧を
供給するように配線経路を設定することができ、配線経
路を電源部の構成に応じて任意に変更できる。
【0045】大型の表示装置で表示ブロックユニット6
4が上下に複数段配置されるものにおいて、映像信号や
電源電圧を各発光モジュールに並列に供給すると、各段
の表示ブロックユニット64ごとに信号ケーブル66と
電源ケーブル68を配線する必要があり配線長が長くな
ってしまう。
【0046】これに対して、第3の実施の形態では並列
に配置された左右の発光モジュール62間及び上段と下
段の発光モジュール62間の映像信号と電源電圧を直列
に伝送しているので、発光モジュール62の映像信号と
電源電圧の入力部と出力部を同じ辺にすることができ
る。
【0047】従って、それらの入力部と出力部と接続さ
れる信号ケーブル66と電源ケーブル68の配線長を短
くしてコストの低減を実現できる。なお、電源ケーブル
68の配線経路については、電源部67をどの表示ブロ
ックユニット64に設けるかにより変わってくるので、
信号ケーブル66の配線経路と異なる場合もある。
【0048】この第3の実施の形態の配線方法は、前述
した第1及び第2の実施の形態の表示装置においても採
用している。なお、第1及び第2の実施の形態で、上記
の第3の実施の形態の配線方法以外の配線方法を採用し
ても良い。例えば、映像信号のみを直列に伝送するよう
にしても良い。
【0049】次に、図10は、発光モジュール62を、
垂直方向(図10の短辺、横方向)に平行に配列した場
合の例を示している。この場合、図9の映像信号制御部
65から出力される映像信号は、最初に、左側の表示ブ
ロックユニット64の最上段の表示モジュール62の入
力部62aに入力し、その出力部62bから右側の表示
ブロックユニット64の最上段の発光モジュール62の
入力部62cに入力する。さらに、その出力部62dか
ら、その下段にある隣接する発光モジュール62の入力
部62eに入力し、その出力部62fから、左側の発光
モジュール62の入力部62gに入力する。以下、同様
に各発光モジュール62に直列に映像信号が伝送され
る。
【0050】図10の例においても、発光モジュール6
2の映像信号の入力側と出力側とを同一の辺(図10で
は、入力部62aと出力部62vのある側)に設けるこ
とができるので、それらの入力部62aと出力部62v
と映像信号を生成する映像信号制御部65(図9)とを
接続する信号ケーブルの配線長を短くすることができ
る。
【0051】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、以下のように構成しても良い。第1の実施の形態に
おいては、並列に配置された複数の発光モジュール12
を1本の位置決めバンド22により連結しているが、位
置決めベルト22を複数に分割し、複数の発光モジュー
ル12を分割して集合できるようにしても良い。その場
合、分割されている発光モジュール12同士を接続する
接続部材を別に設ければ良い。
【0052】発光モジュール12を移動可能に連結する
部材は、位置決めベルト22に限らず、金属性等の部材
で発光モジュール12同士、あるいは発光モジュール1
2を水平連結部材16に固定することで発光モジュール
12を所定間隔離して配置し、ロックを解除することで
発光モジュール12を移動可能な状態にできる部材であ
れば良い。つまり発光モジュール12を所定の位置に固
定し、かつ移動できるような構造であればどのような構
造でも良い。
【0053】映像信号が入力または出力する発光モジュ
ール12の入力部と出力部は、着脱可能なコネクタ等に
限らず、圧着等により固定される接続器であっても良
い。本発明は、LEDを使用する発光モジュールに限ら
ず、液晶、CRT等の他の発光素子を用いる表示装置に
も適用できる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、発光モジュールを移動
可能にすることで、表示面側からビルの窓の清掃が可能
となるばかりでなく、電源部等の保守作業が容易にな
る。また、表示装置の裏面側に保守作業のためのスペー
スがほとんど必要なくなるので、表示装置の設置場所の
制限が少なくなる。また、表示モジュールの表示信号の
入力側と出力側または表示モジュールの電源電圧の入力
側と出力側を同一の辺にすることができるので、表示信
号を供給する信号線、電源電圧を供給する電源線の配線
長を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の表示装置を裏面側から見た
外観図であり、(A)〜(C)は、外観正面図、断面図
及び上面図である。
【図2】(A)、(B)は、ローラの正面図及び断面図
である。
【図3】ローラの斜視図である。
【図4】(A)、(B)は、発光モジュールを移動させ
たときの状態を示す図である。
【図5】(A)〜(C)は、発光モジュール全体を片側
に寄せたときの外観正面、右断面及び上面図である。
【図6】表示装置の電源部の構成を示す図である。
【図7】(A)〜(C)は、第2の実施の形態の表示装
置の外観正面図、断面図及び上面図である。
【図8】電源部の構造を示す図である
【図9】第3の実施の形態の映像信号と電源電圧の伝送
方法の説明図である。
【図10】発光モジュールの他の配置例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 表示装置 12 発光モジュール 13 表示素子 14,15 ローラ 16,17 水平連結部材 18,19 垂直連結部材 22 位置決めベルト 62a〜62w 入力部及び出力部 65 製造信号制御部 66 信号ケーブル 67 電源部 68 電源ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/32 G09G 3/32 A (72)発明者 久山 善和 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 (72)発明者 松原 章 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA07 BB07 CC06 CC07 DD14 DD28 JJ06 KK33 5G435 AA19 BB02 BB04 BB12 CC09 EE18 EE50 LL19

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定距離離れて配置される複数の発光モジ
    ュールからなる表示装置において、 複数の発光素子を有する複数の発光モジュールと、 前記発光モジュール間の距離が短くなる方向に該発光モ
    ジュールを移動させる移動機構とを備えることを特徴と
    する表示装置。
  2. 【請求項2】前記移動機構は、前記複数の発光モジュー
    ル間の距離を一定に保つ保持部材を有することを特徴す
    る請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】前記移動機構は、少なくとも一方の端部の
    発光モジュールを所定の位置にロックするロック機構を
    有することを特徴とする請求項1または2記載の表示装
    置。
  4. 【請求項4】所定距離離れて配置される複数の発光モジ
    ュールからなる表示装置において、 複数の発光素子を有する複数の発光モジュールと、 前記複数の発光モジュールに供給する電源電圧を生成す
    る電源部とを備え、 前記電源部の前方の発光モジュールを着脱可能に構成
    し、前記電源部を前記表示装置の表示面側から保守でき
    るようにしたことを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】前記複数の発光モジュールに文字または画
    像を表示させるための表示信号を、前記複数の発光モジ
    ュールに直列に供給する信号供給手段を備えることを特
    徴とする請求項1,2,3または4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】所定距離離れて配置される複数の発光モジ
    ュールからなる表示装置において、 複数の発光素子を有する複数の発光モジュールと、 前記発光モジュールに文字または画像を表示させるため
    の表示信号を、前記複数の発光モジュールに直列に供給
    する信号供給手段とを備えることを特徴とする表示装
    置。
  7. 【請求項7】前記複数の発光モジュールを駆動するため
    の電源電圧を、前記複数の発光モジュールに直列に供給
    する電源電圧供給手段を有し、 前記発光モジュールの前記表示信号の入力側及び出力側
    または前記電源電圧の入力側及び出力側を同一辺から引
    き出せるようにしたことを特徴とする請求項5または6
    記載の表示装置。
  8. 【請求項8】前記信号供給手段または前記信号供給手段
    と前記電源電圧供給手段は、配線と接続器とからなるこ
    とを特徴とする請求項5,6または7記載の表示装置。
  9. 【請求項9】所定距離離れて配置される複数の発光モジ
    ュールからなる表示装置の信号の伝送方法であって、 前記複数の発光モジュールからなる表示ユニットに文字
    または画像を表示させるための表示信号を前記複数の発
    光モジュールに直列に伝送させ、 前記発光モジュールの前記表示信号の入力側及び出力側
    を同一辺から引き出せるようにしたことを特徴とする表
    示装置の信号の伝送方法。
  10. 【請求項10】所定距離離れて配置される複数の発光モ
    ジュールからなる表示装置の信号及び電圧の伝送方法で
    あって、 前記複数の発光モジュールに文字または画像を表示させ
    るための表示信号を、前記複数の発光モジュールに直列
    に伝送させ、 電源電圧を前記複数の発光モジュールに直列に伝送さ
    せ、 前記発光モジュールの前記表示信号の入力側及び出力側
    または前記発光モジュールの電源電圧の入力側及び出力
    側を同一辺から引き出せるようにしたことを特徴とする
    表示装置の信号及び電圧の伝送方法。
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