JP2005335839A - 移動搬送装置側面板固定部材並びに側面板およびトラス - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、エスカレータ等移動搬送装置設置の際の、側面板の装着における現場作業を出来るだけ減らし、あるいは容易にすること、さらには溶接による他の部分への影響をなくすことを課題とする。
【解決手段】 エスカレータ等移動搬送装置設置時の側面板取り付けの際、バネ付き蝶番の一方の面をコの字形断面形状として、側面板端部の折り返し部に形成した切り欠き部に嵌め込み、隣の側面板を設置することによりバネ付き蝶番の他方の面が側面板の嵌め込み部から離れ、トラスに接し、側面板とトラスとの間に圧勢力が生ずるように側面板の端部に係合できるようにした蝶番。
【選択図】 図1

Description

本発明は移動搬送装置側面板固定部材並びに側面板およびトラスに関し、詳しくは、エスカレータ、移動歩道等の移動搬送装置の外装体である側面板を取り付ける際に、側面板を移動搬送装置に固定する固定部材および固定部材付き側面板または固定部材付きトラスに関する。なお、本発明における移動搬送装置には、通常斜面の傾斜角が30度程度であるエスカレータの例を挙げたが、これに限られず、トラボレータ(商品名)、トラベータ(商品名)、およびコンペバイヤ(商品名)等と称されている装置等、水平に移動・搬送する移動歩道、動く歩道等も含まれる。
通常、エスカレータ等の移動搬送装置は、ステップおよびライザーを有し、前記ステップおよびライザーが無限軌道上を循環移動するように形成され、これで人あるいは物を搬送する。この循環移動するステップおよびライザーはトラスによって支えられている。トラスはエスカレータ全体を支える支柱および梁の役目を負っている構造体で、エスカレータの骨格部分である。通常、トラスは搬送部の進行方向から見て左右に並行に配置された2本の上部ビームと、それぞれの上部ビームの下に配置され、したがって搬送部の進行方向から見て搬送部の下部左右に配置された2本の下部ビームとからなっている。図2および図3に示すように、左右両側には、それぞれ上下2本のビームの外側にトラスおよび搬送部の下部側面を覆うために上部ビーム3aおよび下部ビーム3bの軸線に沿うように、複数の側面板1が連続して取り付けられている。側面板の数は、エスカレータ1台あたり50枚程度になることが多い。同様に、左右一対の下部ビーム3bの下側には、トラスおよび搬送部の底面部を覆うために2本の下部ビーム3bの軸線に沿うように、複数の底面板2が取り付けられている。この装着された左右の側面板と底面板とを併せてエスカレータ用外装体と称する。さらに、ステップおよびライザーの両側にはスカートガード4があり、スカートガード4と側面板1との間隙を覆うようにデッキ5が付いている。デッキ5の上には通常透明強化ガラス製やステンレス板製の内側板6があり、その上には移動手すり7が付いている。なお、デッキ5のうち内側板の外側部分をアウターデッキ、内側部分をインナーデッキと呼ぶことがある。
このエスカレータ用外装体を構成する外装板は、図4又は図5に示すような方法でエスカレータ本体に固定されている。図4のb図は側面板1の下部および底面板2を下部ビーム3bに固定されている図である。コの字型固定部材31は、下部ビーム3bへの取り付け部材33およびボルト34を介して下部ビーム3bに固定されている。コの字型固定部材31は側面板取り付け部材32を介してボルト35により側面板と結合されている。また、コの字形固定部材31は下部で底面板取り付け部材36を介してボルト37により底面板2と結合されている。それぞれの固定用ボルトのボルト穴はルーズ穴になっており、ビーム3bと側面板1または底面板2との相対位置の微調整が可能になっている。
従来は、側面板1の上部の固定方法も原理的には側面板下部の固定方法と類似している。図4のa図は側面板1の上部をデッキ5に固定している図である。側面板1の上端にはデッキ5が覆い被さるように設置されており、デッキ5の側面板1と接する端部は断面がL字型になって側面板1に被さっており、側面板1がデッキ5端部より外側に倒れないようになっている。そして、デッキ5には側面板固定部材21が取り付けられており、側面板固定部材21の側面板に面する位置に取り付けた蝶ネジ23を調整することによって側面板1が内側へ倒れないように支持される。このようにして、蝶ネジ23とデッキ5のL字形端部13とによって側面板1の上部はデッキ5に固定されている。なお、デッキ5は別途トラスに固定されているので、デッキ5に固定された側面板1はトラスすなわちエスカレータ本体に固定されていることになる(特許文献1)。
図5は他の側面板上部の固定方法を示している。図5では側面板1とデッキ5の構造は上記と同じであるが、側面板1に側面板取り付け部材22を設置しておき、この側面板取り付け部材22とビーム3aとを棒状または板状等の側面板固定部材25により側面板を直接トラスに固定するものである。なお、側面板固定部材25は側面板取り付け部材22とビーム3aとに溶接により固定されている。
このような方法によって側面板はトラスすなわちエスカレータ本体に固定されているが、側面板とトラスとの間隙およびデッキとトラスとの間隙は、それぞれ25mm程度しかなく、側面板取り付け現場の作業は容易ではなかった。ひとつのエスカレータで側面板は、左右両側面合計で50枚程度取り付けるのでエスカレータの設置時には大きな問題となっていた。特に溶接作業を伴う場合には、溶接の火の粉が手すり用のゴムや潤滑油等を損傷したり、溶接屑がステップ等の移動部分に落ちエスカレータの動作不良を発生しないよう細心の注意が必要とされていた。また、このような側面板取り付け方法は側面板固定用の部品数が多く、その点でも合理化が望まれていた。
特開平11−236182号公報
本発明は、エスカレータ設置の際の、側面板の装着における現場作業を出来るだけ減らし、あるいは容易にすること、溶接による他の部分への影響や事故を防止し、さらに側面板取り付け作業および側面板等製作作業を合理化することを目的としている。
本発明の、上記課題を解決するための第一の手段は、移動搬送装置の側面板を固定する側面板固定部材であって、移動搬送装置の側面板とトラスとの間に配置し、弾性力により側面板を外側に圧勢することを特徴とする側面板固定部材である。
好ましい手段としては、バネ付き蝶番により側面板を圧勢することを特徴とする前記側面板固定部材である。
第二の手段は、前記第一の手段に記載の側面板固定部材を設置した側面板である。
第三の手段は前記第一の手段に記載の側面板固定部材を設置したトラスである。
第四の手段は、移動搬送装置の側面板取り付けの際、先に取り付けた側面板に隣の側面板を取り付けることにより、側面板固定部材が弾性力により先に取り付けた側面板を外側に圧勢して支持することを特徴とする第二の手段に記載の側面板である。
第五の手段は、側面板取り付けの際、一方の面がコの字形断面形状であるバネ付き蝶番を、側面板端部の折り返し部に形成した切り欠き部に、コの字形断面形状の面が側面板に接するように嵌め込み、隣の側面板を設置することにより該バネ付き蝶番の他方の面が押し出されて、側面板の嵌め込み部から離れて該バネ付き蝶番の弾性力によりトラスに接し、側面板とトラスとの間に圧勢力が生ずるよう、該バネ付き蝶番を側面板の端部に係合したことを特徴とする前記第二または第四の手段に記載の側面板である。
本発明の移動搬送装置の側面板固定部材は、移動搬送装置設置の際の、側面板取り付け作業を簡素化し、側面板取り付け時間を低減している。また、溶接作業による火災や部品損傷などの事故をも低減している。さらに、側面板固定用部品数の削減を図って工場での側面板等の製作を合理化している。
本発明に係る移動搬送装置には、エスカレータ、トラボレータ(商品名)、トラベータ(商品名)、およびコンペバイヤ(商品名)、移動歩道、動く歩道等色々の呼び名の装置があるが、説明の都合上、代表例としてエスカレータをあげて記述する。しかし、本発明に係る移動搬送装置は、エスカレータ以外の移動搬送装置を除外するものではなく、勿論その他の移動搬送装置もすべて含んでいる。
本発明の側面板固定部材としては、図1に示すようなバネ付き蝶番にコの字形の部材を接合し、蝶番の一方の面をコの字形断面とした形態がある。本発明の側面板固定部材は、図6に示すようにエスカレータのトラスと側面板の間に設置されて機能を果たす。すなわち、側面板1はその上部をデッキ5の端部13とバネ付き蝶番8の圧勢力によりトラス3に固定する。具体的には、エスカレータ設置工事の際、側面板1の下部をトラスの下部ビームに取り付けた後、トラスの上部ビーム3と側面板1の間に側面板固定部材すなわち前記バネ付き蝶番8をバネ9の圧勢力が作用するように挟み込んで使用すればよい。
このような側面板固定部材は、バネ付き蝶番8に限らずトラスと側面板との間に設置され、弾性力により側面板を外側に圧勢する部材ならばよい。例えば、蝶番の構造を応用したものとしては図11に示すような形態がある。図11のc,d,e,f,gは各種のバネ付き蝶番の断面図である。cは市販のバネ付き蝶番と同じ形状であり、点線部分はばねの圧勢力により開いた状態を表している。d〜gは蝶番の片方の面が他方の面より短いバネ付き蝶番である。図11では上面が下面より短くなっている。後に説明するが、上面が下面より短いバネ付き蝶番は側面板の構造と組み合わせて好適な取り付け作業効率が得られる仕組みとできる。これらe〜gの蝶番は、それぞれ片方の面の断面構造が通常の平板面の断面構造の蝶番とは異なっている。eはL字形、fは前述したと同様のコの字形、gもコの字形である。トラスと側面板の間に設置でき、圧勢力を生ずる構造であればこの他どのような形の蝶番でも本発明の側面板固定部材とすることが出来る。
さらに、これらの蝶番はエスカレータ設置現場での側面板取り付け前に、例えば工場でトラス又は側面板のどちらか一方に設置しておいてもよい。トラスに設置してあれば本発明の側面板固定部材を設置したトラスであり、側面板に設置してあれば本発明の側面板固定部材を設置した側面板である。側面板またはトラスへの設置は、溶接、接着剤による接着、ネジ止め、その他の係合部材による係合等どのような方法でも構わない。また、側面板に側面板固定部材を設置する場合の、側面板固定部材の位置は側面板をエスカレータに取り付けた際にトラスに面する位置である。トラスに設置する場合も、同様にトラスの側面板に面する位置に設置する。
本発明の側面板固定部材は蝶番形に限られることはない。側面板固定部材は、弾性力を有しトラスと側面板の間に圧勢力を生じ、側面板を外側に押し付けることにより固定できる構造であればよい。図12にその例を示した。図12において、h〜oは概念図であり、上部がトラス下部が側面板で、その間に側面板固定部材があり、側面板を外側に押し付けている状態を表している。hはZ字形のバネの断面を表している。iはC字形のバネの断面を表している。jはI字形のバネの断面を表している。kは断面図ではないがスプリングを表している。lは球又はリングあるいは円柱の断面を表している。mはV字形のバネの断面を表している。nはU字形のバネの断面を表している。なお、上記の側面板固定部材の材質は鋼、プラスチック等でもよいが、弾性力を有しこれにより圧勢力を発揮できる材質であれば特にこだわる必要はない。oは側面板固定部材がゴムである例である。3層になっているがすべてゴムでもよいし、このうち1層または2層がゴムとなっていてもよい。さらに、これらの側面板固定部材は事前にトラス又は側面板のどちらか一方に溶接等により結合しておいてもよい。トラスに設置してあれば側面板固定部材を設置したトラスであり、側面板に設置してあれば側面板固定部材を設置した側面板である。
側面板固定部材を設置した側面板の好適な形態について図7〜9および図10を参照しながら説明する。図10は、側面板取り付け時の側面板上部の斜視図である。説明の都合上、すぐ上部にあるデッキやL−L線の右側にあるトラスの上部ビームなどは省略してある。図10において側面板1aはすでに取り付けられた側面板である。ただし、図示されている部分である側面板の上部はまだ固定されていない。側面板1bはこれに隣接する側面板で図では右上方向から側面板1aに接続される直前の状態である。
側面板1aの右側端部はコの字形に折り込んであり、その折り込んだ側には断面がZ字形の隣接側面板受け部材16が側面板1aのコの字形折り込み部を覆うように設置されている。このZ字形の隣接側面板受け部材16の、立上り部17および隣接側面板受け部18の、上部ビームに面する位置には、切り欠き部19が形成されている。この切り欠き部19は上述したバネ付き蝶番である本発明の側面板固定部材が挿入できる大きさである。
図7は図10のL−L線に添った断面図であり、図8は図7の状態の切り欠き部19にバネ付き蝶番8を挿入した状態の断面図である。バネ付き蝶番8の平板面10aの先端部は、側面板1aのコの字形端部14と隣接側面板受け部材16の隣接側面板受け部18との間に挿入されている。また,バネ付き蝶番8のコの字形面10bの先端部は、側面板1aのコの字形端部14のコの字部の内側に挿入されている。なお、このバネ付き蝶番8は、取り付けてあるバネ9の圧勢力により側面板1aに係止された状態である。
図9は、図8の状態から側面板1bを側面板1a側に移動させ、側面板1bと側面板1aとを接続した状態である。側面板1aと側面板1bを接続するとき、側面板1bの左側のZ字形端部15を、側面板1aのコの字形端部14と隣接側面板受け部材16の隣接側面板受け部18との間隙に挿入する。この間隙の幅は側面板1bの厚さとほぼ等しく、側面板1bのZ字形端部15の挿入により、Z字形端部15がバネ付き蝶番8を側面板1aの左側に押し出すことになる。そして、バネ付き蝶番8の平板面10aの先端部が隣接側面板受け部材16の隣接側面板受け部18の切り欠き部19に達したとき、バネ付き蝶番8に設置したバネ9の圧勢力によりバネ付き蝶番8の平板面10aの先端部はトラスの上部ビーム側に押し出され上部ビーム3aに接する。これにより、側面板1aはバネ付き蝶番8の圧勢力によってエスカレータ外側に押し付けられることになる。また、図示していないが側面板の上部にはデッキがあり、このデッキのL字形端部が側面板の外側に被さっている。このようにして側面板は固定される。すなわち図6を用いて説明したと同様に側面板1aの上部をエスカレータのトラスすなわち本体に固定できる。
ここでは図8、図9に示すように蝶番は図1に示したコの字形のバネ付き蝶番を用いて説明したが、他の蝶番やバネでもよい。例えば図11で例示したc〜gのすべての蝶番、あるいは図12のi,mのバネは好適に上述の機能を果たす。図11の蝶番d〜gは上面が下面より短くなっているが、これは図9においてバネ付き蝶番8の中心部11が上部ビーム3a側に移動し、バネ付き蝶番8の係止が不安定になるのを防いでいる。なお、側面板1bの左端のZ字形端部15の長さが、隣接側面板受け部材16の隣接側面板受け部18と側面板1aのコの字形端部14との間隙の奥行きより短い場合にもバネ付き蝶番8の平板面10aの先端部が、隣接側面板受け部材16の切り欠き部19に確実に達するよう、隣接側面板受け部材16の隣接側面板受け部18に付けた切り欠き部19の大きさを調整する必要がある。
なお、側面板1bは側面板1aと上記構造に接続し、さらにその下部を例えば図4のb図のように固定すれば側面板1aとの接続端側は上部も固定されることになる。このようにして側面板をつぎつぎと接続していけば、エスカレータの側面板取り付け作業は完成する。すなわち、エスカレータ設置現場における従来のような側面板の上部固定作業はほとんどないと言ってよい。なお、本発明を実施する際の側面板固定部材の具体的な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲内で変更してもよい。
(実施例1)
図1に示すような本発明の側面板固定部材を作成した。片方の平板面が縦20mm、横40mmすなわち両平板面を180度に開いた状態で縦40mm、横40mmとなる板厚1.2mmの市販のステンレス製バネ付き蝶番の片方の平板面にコの字形ステンレス板を溶接で取り付けた。コの字形ステンレス板は縦約25mm、横40mm、足の部分の高さ8mm、板厚1.2mmである。コの字形ステンレス板の足の部分のうち蝶番の先端部に付いている部分はほぼ90度に折れ曲がっており、中心部に近い方に付いている足の部分は内側の角度が約150度となっており、コの字形ステンレス板の断面図は外側に開いたコの字形をしている。この側面板固定部材をエスカレータのトラスの上部ビームと側面板の間隙にバネの圧勢力が作用するように挟み込めば側面板はエスカレータに固定される。なお、この間隙は、通常25mm程度なので蝶番はおよそ45度開いた状態となっている。
(実施例2)
図10で示すような側面板1aの隣接側面板受け部材16の立上り部17および隣接側面板受け部18に切欠き部19を設けた。切欠き部19は立上り部17および隣接側面板受け部18に対してそれぞれ長方形となっている。切欠き部19は側面板1aがおよそ上部ビームに面する位置に設置する。すなわち、側面板上端から50mmの位置から200mmの位置までを切欠き部とする。また、隣接側面板受け部材16の立上り部17は立上り方向に3mmを残して切り欠く。隣接側面板受け部材16の隣接側面板受け部18は先端部8mmを残して切り欠く。このような隣接側面板受け部材16を設けた側面板1aに、実施例1で作成したバネ付き蝶番8の先端部を図8に示すように挟み込んだ。側面板上端からのバネ付き蝶番8の距離は対応する上部ビームに面するように調整する。このようにして、側面板固定部材を設置した側面板が出来上がる。これをエスカレータ設置現場で取り付けていけばエスカレータは完成する。
本発明の移動搬送装置の側面板固定部材は、エスカレータ等の移動搬送装置設置における好適な部材として利用できる。また、本発明の移動搬送装置の側面板固定部材を設置した側面板およびトラスについても同じように移動搬送装置設置における好適な部材として利用できる。
図1は、本発明の側面板固定部材の例であるバネ付き蝶番の概略図である。 図2は、移動搬送装置の側面を示す一部切欠き説明図である。 図3は、他の移動搬送装置の例を示す概略図である。 図4は、側面板が従来技術によりトラスの側方部に配置され、支持された状態の断面図である。aは側面板上部を、bは側面板下部を示す図である。 図5は、側面板上部が従来技術によりトラスの上部ビームに支持された状態を示す断面図である。 図6は、本発明の側面板固定部材により側面板上部がトラスの上部ビームに支持された状態を示す断面図である。 図7は、移動搬送装置設置の側面板取り付け作業中の説明用断面図である。 図8は、図7の状態の側面板に本発明の側面板固定部材を設置した状態の説明用断面図である。 図9は、図8の状態から2枚の側面板を接続した状態の説明用断面図である。 図10は、移動搬送装置設置の側面板取り付け作業中の説明用斜視図である。 図11は、本発明の側面板固定部材であるバネ付き蝶番の例の断面図である。 図12は、の側面板固定部材の例の説明図である。
符号の説明
1 側面板
1a 側面板
1b 側面板
2 底面板
3 トラス
3a 上部ビーム
3b 下部ビーム
4 スカートガード
5 デッキ
5a インナーデッキ
5b アウターデッキ
6 内側板
7 手すり
8 バネ付き蝶番
9 バネ付き蝶番8のバネ
10a バネ付き蝶番8の平板面
10b バネ付き蝶番8のコの字形面
11 バネ付き蝶番8の中心軸部
12 バネ付き蝶番8のコの字形面10bの先端部
13 デッキ5の側面板側のL字形先端部
14 側面板1aのコの字形端部の先端部
15 側面板1bのZ形端部の先端部
16 隣接側面板受け部材
17 隣接側面板受け部材16の立上り部
18 隣接側面板受け部材16の隣接側面板受け部
19 隣接側面板受け部材16の切欠き部
21 従来の側面板固定部材
22 側面板取り付け部材
23 蝶ネジ
25 従来の側面板固定部材
31 コの字形固定部材
32 側面板取り付け部材
33 コの字形固定部材31の取り付け部材
34 ボルト
35 ボルト
36 底面板取り付け部材
37 ボルト
a 側面板上部がデッキに支持されている状態を示す図
b 側面板下部および底面板がトラスの下部ビームに支持されている状態を示す図
c 本発明の側面板固定部材であるバネ付き蝶番の例
d 本発明の側面板固定部材であるバネ付き蝶番の例
e 本発明の側面板固定部材であるバネ付き蝶番の例
f 本発明の側面板固定部材であるバネ付き蝶番の例
g 本発明の側面板固定部材であるバネ付き蝶番の例
h 本発明の側面板固定部材の例
i 本発明の側面板固定部材の例
j 本発明の側面板固定部材の例
k 本発明の側面板固定部材の例
l 本発明の側面板固定部材の例
m 本発明の側面板固定部材の例
n 本発明の側面板固定部材の例
o 本発明の側面板固定部材の例

Claims (6)

  1. 移動搬送装置の側面板を固定する側面板固定部材であって、
    移動搬送装置の側面板とトラスとの間に配置し、弾性力により側面板を移動搬送装置外側に圧勢して支持することを特徴とする側面板固定部材。
  2. 側面板固定部材がバネ付き蝶番であることを特徴とする請求項1に記載の側面板固定部材。
  3. 請求項1又は2に記載の側面板固定部材を設置した側面板。
  4. 請求項1又は2に記載の側面板固定部材を設置したトラス。
  5. 移動搬送装置の側面板取り付けの際、先に取り付けた側面板に隣の側面板を取り付けることにより、側面板固定部材が弾性力により先に取り付けた側面板を外側に圧勢して支持することを特徴とする請求項3に記載の側面板。
  6. 側面板取り付けの際、一方の面がコの字形断面形状であるバネ付き蝶番を、側面板端部の折り返し部に形成した切り欠き部に、コの字形断面形状の面が側面板に接するように嵌め込み、隣の側面板を設置することにより該バネ付き蝶番の他方の面が押し出されて、側面板の嵌め込み部から離れて該バネ付き蝶番の弾性力によりトラスに接し、側面板とトラスとの間に圧勢力が生ずるよう、該バネ付き蝶番を側面板の端部に係合したことを特徴とする請求項3又は5に記載の側面板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3023379A1 (de) * 2014-11-13 2016-05-25 ThyssenKrupp Elevator AG Verfahren zur montage einer fahrtreppe

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