JP2005335787A - エアゾール容器用トリガーキャップ及びエアゾール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 迅速且つ確実にエアゾール容器中の内容物を連続噴射することができるエアゾ
ール容器用トリガーキャップ及びエアゾール装置を提供する。
【解決手段】 エアゾール容器用トリガーキャップ1は、ステム17の傾斜により内容物
を噴射するチルトバルブを備えたエアゾール容器15のマウンテンカップ部16に冠着さ
れるカバー部材2と、ステム17の上端に嵌合させるステム嵌合筒11をトリガー本体1
2中央部から垂設し、且つ該トリガー本体12前部から射出筒12aを前方に突設して、
該射出筒12a下部からトリガー14を垂設すると共に、カバー部材2後部に揺動自在に
連結させたトリガー付き噴霧部材9と、を備える。カバー部材2前部の一方の側壁部6に
形成した切り込み8により、水平方向へ折り曲げ可能に形成された折り曲げ片7は、折り
曲げた時にトリガー付き噴霧部材9の射出筒12を押し下げてそれを押し下げ位置に保持
する。
【選択図】 図3
ール容器用トリガーキャップ及びエアゾール装置を提供する。
【解決手段】 エアゾール容器用トリガーキャップ1は、ステム17の傾斜により内容物
を噴射するチルトバルブを備えたエアゾール容器15のマウンテンカップ部16に冠着さ
れるカバー部材2と、ステム17の上端に嵌合させるステム嵌合筒11をトリガー本体1
2中央部から垂設し、且つ該トリガー本体12前部から射出筒12aを前方に突設して、
該射出筒12a下部からトリガー14を垂設すると共に、カバー部材2後部に揺動自在に
連結させたトリガー付き噴霧部材9と、を備える。カバー部材2前部の一方の側壁部6に
形成した切り込み8により、水平方向へ折り曲げ可能に形成された折り曲げ片7は、折り
曲げた時にトリガー付き噴霧部材9の射出筒12を押し下げてそれを押し下げ位置に保持
する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、エアゾール容器用トリガーキャップ及びエアゾール装置に関し、特に、エア
ゾール容器中の内容物の連続噴射を容易にする構造のエアゾール容器用トリガーキャップ
及びエアゾール装置に関する。
ゾール容器中の内容物の連続噴射を容易にする構造のエアゾール容器用トリガーキャップ
及びエアゾール装置に関する。
従来より、エアゾール装置では、安全上等から、噴射ボタンを押し下げてエアゾール容
器内の内容物を噴射し、残留内容物を完全になくしてから廃棄していた。ところが、エア
ゾール容器内の内容物を完全になくすために噴射ボタンを押し続けることは面倒であり、
手も痛くなるなどの問題があった。
そこで、従来のエアゾール装置の中には、噴射ボタンを覆うようにエアゾール容器に着
脱自在に取り付けられるキャップの一部をU字状切り込みにより折り曲げ可能な折り曲げ
片とし、残留内容物を完全廃棄する時に折り曲げて、押し下げられた噴射ボタンの上面に
前記折り曲げ片の先端を当接させることによって、前記噴射ボタンを押し下げ状態に保持
する機能を備えたエアゾール用キャップが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
器内の内容物を噴射し、残留内容物を完全になくしてから廃棄していた。ところが、エア
ゾール容器内の内容物を完全になくすために噴射ボタンを押し続けることは面倒であり、
手も痛くなるなどの問題があった。
そこで、従来のエアゾール装置の中には、噴射ボタンを覆うようにエアゾール容器に着
脱自在に取り付けられるキャップの一部をU字状切り込みにより折り曲げ可能な折り曲げ
片とし、残留内容物を完全廃棄する時に折り曲げて、押し下げられた噴射ボタンの上面に
前記折り曲げ片の先端を当接させることによって、前記噴射ボタンを押し下げ状態に保持
する機能を備えたエアゾール用キャップが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述した従来のエアゾール用キャップの場合、押し下げられた噴射ボタ
ンの上方に復帰しようとする付勢力に抗して、キャップに形成した折り曲げ片の先端を前
記噴射ボタンの上面に当接させるだけでは、折り曲げ片による係止力を安定して維持する
ことが難しく、噴射ボタンを押し下げ状態に保持して連続噴射することができなくなる可
能性があった。即ち、折り曲げ片が形成されたキャップは、噴射ボタンを覆うようにエア
ゾール容器に着脱自在に取り付けられたものであるので、噴射ボタンの上方に復帰しよう
とする付勢力によりキャップ自体が外れてしまうことがある。
ンの上方に復帰しようとする付勢力に抗して、キャップに形成した折り曲げ片の先端を前
記噴射ボタンの上面に当接させるだけでは、折り曲げ片による係止力を安定して維持する
ことが難しく、噴射ボタンを押し下げ状態に保持して連続噴射することができなくなる可
能性があった。即ち、折り曲げ片が形成されたキャップは、噴射ボタンを覆うようにエア
ゾール容器に着脱自在に取り付けられたものであるので、噴射ボタンの上方に復帰しよう
とする付勢力によりキャップ自体が外れてしまうことがある。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、迅速且つ確実にエアゾール容
器中の内容物を連続噴射することができるエアゾール容器用トリガーキャップ及びエアゾ
ール装置を提供することである。
器中の内容物を連続噴射することができるエアゾール容器用トリガーキャップ及びエアゾ
ール装置を提供することである。
本発明の上記目的は、ステムの傾斜により内容物を噴射するチルトバルブを備えたエア
ゾール容器のマウンテンカップ部に冠着されるカバー部材と、前記ステムの上端に嵌合さ
せるステム嵌合筒をトリガー本体中央部から垂設し、且つ該トリガー本体前部から射出筒
を前方に突設して、該射出筒下部からトリガーを垂設すると共に、前記トリガー本体後部
を前記カバー部材後部に揺動自在に連結させたトリガー付き噴霧部材と、前記カバー部材
前部に形成した切り込みにより折り曲げ可能に形成され、折り曲げた時前記トリガー付き
噴霧部材の射出筒を押し下げてそれを押し下げ位置に保持する折り曲げ片と、を備えたエ
アゾール容器用トリガーキャップにより達成される。
ゾール容器のマウンテンカップ部に冠着されるカバー部材と、前記ステムの上端に嵌合さ
せるステム嵌合筒をトリガー本体中央部から垂設し、且つ該トリガー本体前部から射出筒
を前方に突設して、該射出筒下部からトリガーを垂設すると共に、前記トリガー本体後部
を前記カバー部材後部に揺動自在に連結させたトリガー付き噴霧部材と、前記カバー部材
前部に形成した切り込みにより折り曲げ可能に形成され、折り曲げた時前記トリガー付き
噴霧部材の射出筒を押し下げてそれを押し下げ位置に保持する折り曲げ片と、を備えたエ
アゾール容器用トリガーキャップにより達成される。
上記構成のエアゾール容器用トリガーキャップによれば、エアゾール容器中の内容物を
連続噴射する場合、トリガーを介してトリガー付き噴霧部材を下降限まで手動で揺動変位
させた後、カバー部材に形成した折り曲げ片を内方へ略90度折り曲げると、該折り曲げ
片の端縁が前記トリガー付き噴霧部材の射出筒を押し下げ位置に保持するので、前記トリ
ガー付き噴霧部材から手を離しても、ステムが傾斜された状態に維持されたチルトバルブ
は内容物を連続して噴射することができる。
ここで、前記カバー部材はエアゾール容器のマウンテンカップ部に冠着されており、エ
アゾール容器から容易に脱落することがないので、前記折り曲げ片はチルトバルブの復帰
力に抗して確実にトリガー付き噴霧部材の射出筒を押し下げ位置に保持することができる
。
連続噴射する場合、トリガーを介してトリガー付き噴霧部材を下降限まで手動で揺動変位
させた後、カバー部材に形成した折り曲げ片を内方へ略90度折り曲げると、該折り曲げ
片の端縁が前記トリガー付き噴霧部材の射出筒を押し下げ位置に保持するので、前記トリ
ガー付き噴霧部材から手を離しても、ステムが傾斜された状態に維持されたチルトバルブ
は内容物を連続して噴射することができる。
ここで、前記カバー部材はエアゾール容器のマウンテンカップ部に冠着されており、エ
アゾール容器から容易に脱落することがないので、前記折り曲げ片はチルトバルブの復帰
力に抗して確実にトリガー付き噴霧部材の射出筒を押し下げ位置に保持することができる
。
尚、好ましくは前記折り曲げ片が、前記カバー部材前部の側壁部に形成した切り込みに
より水平方向へ折り曲げ可能に形成されており、該折り曲げ片の下方側端部が前記トリガ
ー付き噴霧部材の射出筒を押し下げることを特徴とする。
より水平方向へ折り曲げ可能に形成されており、該折り曲げ片の下方側端部が前記トリガ
ー付き噴霧部材の射出筒を押し下げることを特徴とする。
又、好ましくは前記折り曲げ片が、前記カバー部材前部の上壁部に形成した切り込みに
より鉛直下へ折り曲げ可能に形成されており、該折り曲げ片の揺動先端部が前記トリガー
付き噴霧部材の射出筒を押し下げることを特徴とする。
より鉛直下へ折り曲げ可能に形成されており、該折り曲げ片の揺動先端部が前記トリガー
付き噴霧部材の射出筒を押し下げることを特徴とする。
更に、本発明の上記目的は、上記構成のエアゾール容器用トリガーキャップを備えたこ
とを特徴とするエアゾール装置により達成される。
この場合、確実にエアゾール容器中の内容物を連続噴射することができるエアゾール装
置を得ることができる。
とを特徴とするエアゾール装置により達成される。
この場合、確実にエアゾール容器中の内容物を連続噴射することができるエアゾール装
置を得ることができる。
本発明のエアゾール容器用トリガーキャップ及びエアゾール装置によれば、トリガーを
介してトリガー付き噴霧部材を下降限まで手動で揺動変位させた後、カバー部材に形成し
た折り曲げ片を内方へ略90度折り曲げるだけで、迅速且つ確実にエアゾール容器中の内
容物を連続噴射することができる。
そこで、エアゾール容器を廃棄する際には、エアゾール容器内の残留内容物を完全にな
くすことができる。
介してトリガー付き噴霧部材を下降限まで手動で揺動変位させた後、カバー部材に形成し
た折り曲げ片を内方へ略90度折り曲げるだけで、迅速且つ確実にエアゾール容器中の内
容物を連続噴射することができる。
そこで、エアゾール容器を廃棄する際には、エアゾール容器内の残留内容物を完全にな
くすことができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係るエアゾール容器用トリガーキャッ
プ及びエアゾール装置を詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るエアゾール容器用トリガーキャップを備えたエアゾ
ール装置の部分断面図であり、図2は図1に示したエアゾール容器用トリガーキャップの
上面図及び正面図であり、図3及び図4は図1に示したエアゾール容器用トリガーキャッ
プの連続噴射状態を説明するための断面図及び上面図である。
プ及びエアゾール装置を詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るエアゾール容器用トリガーキャップを備えたエアゾ
ール装置の部分断面図であり、図2は図1に示したエアゾール容器用トリガーキャップの
上面図及び正面図であり、図3及び図4は図1に示したエアゾール容器用トリガーキャッ
プの連続噴射状態を説明するための断面図及び上面図である。
本第1実施形態に係るエアゾール容器用トリガーキャップ1は、図1乃至図3に示すよ
うに、ステム17の傾斜により内容物を噴射するチルトバルブを備えたエアゾール容器1
5のマウンテンカップ部16に冠着されるカバー部材2と、前記ステム17の上端に嵌合
させるステム嵌合筒11をトリガー本体12中央部から垂設し、且つ該トリガー本体12
前部から射出筒12aを前方に突設して、該射出筒12a下部からトリガー14を垂設す
ると共に、前記トリガー本体12後部を前記カバー部材2後部に揺動自在に連結させたト
リガー付き噴霧部材9と、を備える。
うに、ステム17の傾斜により内容物を噴射するチルトバルブを備えたエアゾール容器1
5のマウンテンカップ部16に冠着されるカバー部材2と、前記ステム17の上端に嵌合
させるステム嵌合筒11をトリガー本体12中央部から垂設し、且つ該トリガー本体12
前部から射出筒12aを前方に突設して、該射出筒12a下部からトリガー14を垂設す
ると共に、前記トリガー本体12後部を前記カバー部材2後部に揺動自在に連結させたト
リガー付き噴霧部材9と、を備える。
前記カバー部材2は、円環状の脚部周縁4がエアゾール容器15のマウンテンカップ部
16に冠着され、一体に固定されている。
前記トリガー付き噴霧部材9は、前記射出筒12aが前記カバー部材2前部に形成され
た開口部5より前方に突出すると共に、トリガー本体12後部に設けた支軸10が前記カ
バー部材2後部に回動自在に軸支されている。
又、トリガー本体12の射出筒12aと連通するステム嵌合筒11は、チルトバルブに
おけるステム17の上端に嵌合しており、射出筒12aの先端部には噴霧ノズル13が装
着されている。
16に冠着され、一体に固定されている。
前記トリガー付き噴霧部材9は、前記射出筒12aが前記カバー部材2前部に形成され
た開口部5より前方に突出すると共に、トリガー本体12後部に設けた支軸10が前記カ
バー部材2後部に回動自在に軸支されている。
又、トリガー本体12の射出筒12aと連通するステム嵌合筒11は、チルトバルブに
おけるステム17の上端に嵌合しており、射出筒12aの先端部には噴霧ノズル13が装
着されている。
更に、本第1実施形態のエアゾール容器用トリガーキャップ1は、前記カバー部材2前
部の一方の側壁部6に形成した切り込み8により、水平方向へ折り曲げ可能な折り曲げ片
7が設けられている。尚、該折り曲げ片7の基部には、折り曲げを容易とする薄肉ヒンジ
部7aが形成されている。
前記折り曲げ片7を形成する切り込み8は、トリガー付き噴霧部材9の下降限まで揺動
変位させられた際の射出筒12aの上面と略同等の位置に位置決めされている。
部の一方の側壁部6に形成した切り込み8により、水平方向へ折り曲げ可能な折り曲げ片
7が設けられている。尚、該折り曲げ片7の基部には、折り曲げを容易とする薄肉ヒンジ
部7aが形成されている。
前記折り曲げ片7を形成する切り込み8は、トリガー付き噴霧部材9の下降限まで揺動
変位させられた際の射出筒12aの上面と略同等の位置に位置決めされている。
次に、本第1実施形態のエアゾール容器用トリガーキャップ1の動作を説明する。
先ず、噴霧ノズル13から内容物を噴射させる際には、手動でトリガー14を後方へ引
き寄せる。トリガー14が後方へ引き寄せられると、図3に示すように、トリガー付き噴
霧部材9は支軸10を中心に回動させられ下方へ揺動するので、これと共にステム嵌合筒
11が容器軸線Cに対して傾き、チルトバルブのステム17を傾斜させる。
先ず、噴霧ノズル13から内容物を噴射させる際には、手動でトリガー14を後方へ引
き寄せる。トリガー14が後方へ引き寄せられると、図3に示すように、トリガー付き噴
霧部材9は支軸10を中心に回動させられ下方へ揺動するので、これと共にステム嵌合筒
11が容器軸線Cに対して傾き、チルトバルブのステム17を傾斜させる。
ステム17が傾斜するとチルトバルブが開くので、エアゾール容器15の内容物がステ
ム17からステム嵌合筒11及び射出筒12aを経て噴霧ノズル13から噴出する。
そして、トリガー14から手を離すと、チルトバルブに内装した図示しないバルブスプ
リングの付勢力により、ステム17及びトリガー付き噴霧部材9は、図1に示した初期位
置に復帰する。
ム17からステム嵌合筒11及び射出筒12aを経て噴霧ノズル13から噴出する。
そして、トリガー14から手を離すと、チルトバルブに内装した図示しないバルブスプ
リングの付勢力により、ステム17及びトリガー付き噴霧部材9は、図1に示した初期位
置に復帰する。
次に、エアゾール容器15中の内容物を連続噴射する場合には、トリガー14を介して
トリガー付き噴霧部材9を下降限まで手動で揺動変位させた後、図3及び図4に示したよ
うに、カバー部材2に形成した折り曲げ片7を水平方向内方へ略90度折り曲げる。
すると、前記トリガー付き噴霧部材9から手を離しても、折り曲げられた前記折り曲げ
片7の下方側端部が、傾斜した前記射出筒12aの上面に当接して該射出筒12aを押し
下げ位置に保持することができる。そこで、ステム17が傾斜された状態に維持されたチ
ルトバルブは、内容物を噴霧ノズル13から連続して噴射することができる。
トリガー付き噴霧部材9を下降限まで手動で揺動変位させた後、図3及び図4に示したよ
うに、カバー部材2に形成した折り曲げ片7を水平方向内方へ略90度折り曲げる。
すると、前記トリガー付き噴霧部材9から手を離しても、折り曲げられた前記折り曲げ
片7の下方側端部が、傾斜した前記射出筒12aの上面に当接して該射出筒12aを押し
下げ位置に保持することができる。そこで、ステム17が傾斜された状態に維持されたチ
ルトバルブは、内容物を噴霧ノズル13から連続して噴射することができる。
ここで、前記カバー部材2は、エアゾール容器15のマウンテンカップ部16に冠着さ
れて固定されており、エアゾール容器15から容易に脱落することがない。
又、前記折り曲げ片7は、トリガー付き噴霧部材9を初期位置に復帰させるバルブスプ
リングの付勢方向に対して折り曲げ方向が交差している。
そこで、折り曲げられた前記折り曲げ片7は、チルトバルブに内装した図示しないバル
ブスプリングの弾性付勢力による復帰力に抗して確実にトリガー付き噴霧部材9の射出筒
12aを押し下げ位置に保持することができ、不用意に押し戻されてしまうことがない。
れて固定されており、エアゾール容器15から容易に脱落することがない。
又、前記折り曲げ片7は、トリガー付き噴霧部材9を初期位置に復帰させるバルブスプ
リングの付勢方向に対して折り曲げ方向が交差している。
そこで、折り曲げられた前記折り曲げ片7は、チルトバルブに内装した図示しないバル
ブスプリングの弾性付勢力による復帰力に抗して確実にトリガー付き噴霧部材9の射出筒
12aを押し下げ位置に保持することができ、不用意に押し戻されてしまうことがない。
従って、本第1実施形態のエアゾール容器用トリガーキャップ1によれば、トリガー1
4を介してトリガー付き噴霧部材9を下降限まで手動で揺動変位させた後、カバー部材2
に形成した折り曲げ片7を内方へ略90度折り曲げるだけで、迅速且つ確実にエアゾール
容器15中の内容物を連続噴射することができる。尚、折り曲げられた前記折り曲げ片7
を手で元の位置まで戻せば、内容物の噴射を停止することも容易である。
4を介してトリガー付き噴霧部材9を下降限まで手動で揺動変位させた後、カバー部材2
に形成した折り曲げ片7を内方へ略90度折り曲げるだけで、迅速且つ確実にエアゾール
容器15中の内容物を連続噴射することができる。尚、折り曲げられた前記折り曲げ片7
を手で元の位置まで戻せば、内容物の噴射を停止することも容易である。
そこで、エアゾール容器15を廃棄する際には、エアゾール容器15内の残留内容物を
完全になくすことができる。
なお、本第1実施形態においては、折り曲げ片7を一方の側壁部6に形成したが、両側
壁部6,6にそれぞれ折り曲げ片7を設けても良い。
完全になくすことができる。
なお、本第1実施形態においては、折り曲げ片7を一方の側壁部6に形成したが、両側
壁部6,6にそれぞれ折り曲げ片7を設けても良い。
図5は本発明の第2実施形態に係るエアゾール容器用トリガーキャップを備えたエアゾ
ール装置の部分断面図であり、図6は図5に示したエアゾール容器用トリガーキャップの
上面図であり、図7及び図8は図5に示したエアゾール容器用トリガーキャップの連続噴
射状態を説明するための断面図及び上面図である。
尚、上記第1実施形態に係るエアゾール容器用トリガーキャップ1と略同様の構成部材
については、同符号を付して詳細な説明を省略する。
ール装置の部分断面図であり、図6は図5に示したエアゾール容器用トリガーキャップの
上面図であり、図7及び図8は図5に示したエアゾール容器用トリガーキャップの連続噴
射状態を説明するための断面図及び上面図である。
尚、上記第1実施形態に係るエアゾール容器用トリガーキャップ1と略同様の構成部材
については、同符号を付して詳細な説明を省略する。
本第2実施形態に係るエアゾール容器用トリガーキャップ21は、図5及び図6に示す
ように、エアゾール容器15のマウンテンカップ部16に冠着されるカバー部材22と、
該カバー部材22後部に揺動自在に連結させたトリガー付き噴霧部材9と、を備える。
そして、本第2実施形態のエアゾール容器用トリガーキャップ21は、前記カバー部材
22前部の上壁部23に形成した切り込み一対の切り込み19,19により、鉛直下へ折
り曲げ可能な折り曲げ片27が設けられている。尚、該折り曲げ片27の基部には、折り
曲げを容易とする薄肉ヒンジ部27aが形成されている。
ように、エアゾール容器15のマウンテンカップ部16に冠着されるカバー部材22と、
該カバー部材22後部に揺動自在に連結させたトリガー付き噴霧部材9と、を備える。
そして、本第2実施形態のエアゾール容器用トリガーキャップ21は、前記カバー部材
22前部の上壁部23に形成した切り込み一対の切り込み19,19により、鉛直下へ折
り曲げ可能な折り曲げ片27が設けられている。尚、該折り曲げ片27の基部には、折り
曲げを容易とする薄肉ヒンジ部27aが形成されている。
前記折り曲げ片27は、トリガー付き噴霧部材9の下降限まで揺動変位させられた際の
射出筒12aの上面と略同等の位置に、鉛直下へ略90度折り曲げられた際の揺動先端部
が位置するように長さが設定されている。
そこで、エアゾール容器15中の内容物を連続噴射する場合には、トリガー14を介し
てトリガー付き噴霧部材9を下降限まで手動で揺動変位させた後、図7及び図8に示した
ように、カバー部材22に形成した折り曲げ片27を鉛直下へ略90度折り曲げる。
射出筒12aの上面と略同等の位置に、鉛直下へ略90度折り曲げられた際の揺動先端部
が位置するように長さが設定されている。
そこで、エアゾール容器15中の内容物を連続噴射する場合には、トリガー14を介し
てトリガー付き噴霧部材9を下降限まで手動で揺動変位させた後、図7及び図8に示した
ように、カバー部材22に形成した折り曲げ片27を鉛直下へ略90度折り曲げる。
すると、前記トリガー付き噴霧部材9から手を離しても、折り曲げられた前記折り曲げ
片27の揺動先端部が、傾斜した前記射出筒12aの上面に当接して該射出筒12aを押
し下げ位置に保持することができる。そこで、ステム17が傾斜された状態に維持された
チルトバルブは、内容物を噴霧ノズル13から連続して噴射することができる。
尚、前記射出筒12aの上面には、折り曲げられた折り曲げ片27の不用意な戻りを防
止する為の係止突起20が突設されており、折り曲げ片27を容器軸線Cと略平行な状態
に係止する。
片27の揺動先端部が、傾斜した前記射出筒12aの上面に当接して該射出筒12aを押
し下げ位置に保持することができる。そこで、ステム17が傾斜された状態に維持された
チルトバルブは、内容物を噴霧ノズル13から連続して噴射することができる。
尚、前記射出筒12aの上面には、折り曲げられた折り曲げ片27の不用意な戻りを防
止する為の係止突起20が突設されており、折り曲げ片27を容器軸線Cと略平行な状態
に係止する。
従って、本第2実施形態のエアゾール容器用トリガーキャップ21によっても、トリガ
ー14を介してトリガー付き噴霧部材9を下降限まで手動で揺動変位させた後、カバー部
材22に形成した折り曲げ片27を鉛直下へ略90度折り曲げるだけで、迅速且つ確実に
エアゾール容器15中の内容物を連続噴射することができる。
ー14を介してトリガー付き噴霧部材9を下降限まで手動で揺動変位させた後、カバー部
材22に形成した折り曲げ片27を鉛直下へ略90度折り曲げるだけで、迅速且つ確実に
エアゾール容器15中の内容物を連続噴射することができる。
尚、本発明のエアゾール容器用トリガーキャップ及びエアゾール装置に係るエアゾール
容器、チルトバルブ、トリガー付き噴霧部材及び折り曲げ片等の構成は、上記各実施形態
の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは
勿論である。
容器、チルトバルブ、トリガー付き噴霧部材及び折り曲げ片等の構成は、上記各実施形態
の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは
勿論である。
1 エアゾール容器用トリガーキャップ
2 カバー部材
4 脚部周縁
5 開口部
6 側壁部
7 折り曲げ片
8 切り込み
9 トリガー付き噴霧部材
10 支軸
11 テム嵌合筒
12 トリガー本体
13 噴霧ノズル部
14 トリガー
15 エアゾール容器
16 マウンテンカップ部
17 ステム
C 容器軸線
2 カバー部材
4 脚部周縁
5 開口部
6 側壁部
7 折り曲げ片
8 切り込み
9 トリガー付き噴霧部材
10 支軸
11 テム嵌合筒
12 トリガー本体
13 噴霧ノズル部
14 トリガー
15 エアゾール容器
16 マウンテンカップ部
17 ステム
C 容器軸線
Claims (4)
- ステムの傾斜により内容物を噴射するチルトバルブを備えたエアゾール容器のマウンテ
ンカップ部に冠着されるカバー部材と、
前記ステムの上端に嵌合させるステム嵌合筒をトリガー本体中央部から垂設し、且つ該
トリガー本体前部から射出筒を前方に突設して、該射出筒下部からトリガーを垂設すると
共に、前記トリガー本体後部を前記カバー部材後部に揺動自在に連結させたトリガー付き
噴霧部材と、
前記カバー部材前部に形成した切り込みにより折り曲げ可能に形成され、折り曲げた時
前記トリガー付き噴霧部材の射出筒を押し下げてそれを押し下げ位置に保持する折り曲げ
片と、を備えたエアゾール容器用トリガーキャップ。 - 前記折り曲げ片が、前記カバー部材前部の側壁部に形成した切り込みにより水平方向へ
折り曲げ可能に形成されており、該折り曲げ片の下方側端部が前記トリガー付き噴霧部材
の射出筒を押し下げることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール容器用トリガーキャ
ップ。 - 前記折り曲げ片が、前記カバー部材前部の上壁部に形成した切り込みにより鉛直下へ折
り曲げ可能に形成されており、該折り曲げ片の揺動先端部が前記トリガー付き噴霧部材の
射出筒を押し下げることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール容器用トリガーキャッ
プ。 - 前記請求項1乃至3のいずれかに記載のエアゾール容器用トリガーキャップを備えたこ
とを特徴とするエアゾール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004160020A JP2005335787A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | エアゾール容器用トリガーキャップ及びエアゾール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004160020A JP2005335787A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | エアゾール容器用トリガーキャップ及びエアゾール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005335787A true JP2005335787A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35489783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004160020A Pending JP2005335787A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | エアゾール容器用トリガーキャップ及びエアゾール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005335787A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006347628A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-12-28 | Earth Chem Corp Ltd | エアゾール装置 |
-
2004
- 2004-05-28 JP JP2004160020A patent/JP2005335787A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006347628A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-12-28 | Earth Chem Corp Ltd | エアゾール装置 |
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