JP2007314198A - エアゾール容器用噴射ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な動作でもって内容物の不用意な噴出が回避でき、かつ、残留ガスを全て放出して安全な廃棄ができるエアゾール容器用噴射ノズルを提案する。
【解決手段】エアゾール容器1の首部に着脱自在に装着される肩カバー2と、エアゾール容器1のステム1aにつながる噴出筒3aを有し、上下に移動可能とするノズル本体3と、肩カバー2に対して揺動可能で、ノズル本体3の軸を介して連結され、かつ、その牽曳にて該噴出筒3aをステム1aとともに下方に押圧して内容物を噴出させる操作レバー4とを備えたエアゾール容器用噴射ノズルにおいて、前記肩カバー2に、該肩カバー2の外表面に沿う壁面を有し、その一端が肩カバー2に連結され、他端が自由端になる片持ち支持タイプの弾性舌片6を設け、前記弾性舌片6に、その反発力に抗する形状変形にて操作レバー4のレバー先端部に連係して該操作レバー4の初期姿勢及び牽曳姿勢の少なくとも2つの姿勢を保持する開口6a、6bを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアゾール容器用噴射ノズルに関し、内容物の不用意な噴出を確実に防止するとともに、容器内の残存ガスを全て放出して安全な廃棄を実現しようとするものである。
エアゾール容器は、容器内の内容物を使い切った後においてもその内部には内容物を噴出させる加圧ガスが残存しており、容器の廃棄に際しては、安全性の観点から容器の胴体に孔を開けて残留するガスを全て放出することが前提となっている。
ところで、かかる孔開け作業は手間がかかることから、残留ガスを放出することなしに廃棄される場合もあって、この点に関してはこれまでに様々な工夫を凝らしたものが提案されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
特開2002-80077号公報 特開2004-75161号公報
また、近年では、容器の使い勝手の改善を図るため、押しボタン式のエアゾール容器に替えて、操作レバーを牽曳することによって内容物を噴出させるトリガー式の噴射ノズルを備えた商品も開発されているところ、この種のエアゾール容器にあっては、操作レバーに不用意な外力が作用して内容物が噴出してしまうことも懸念され、その解決が望まれていた。
本発明の課題は、簡単な動作でもって内容物の不用意な噴出を回避するとともに、残留ガスの全てを放出できる新規なエアゾール容器用噴射ノズルを提案するところにある。
本発明は、エアゾール容器の首部に着脱自在に装着される肩カバーと、エアゾール容器のステムにつながる噴出筒を有し上下に移動可能とするノズル本体と、肩カバーに対して揺動可能で、ノズル本体の軸部を介して連結され、かつ、その牽曳にて該噴出筒をステムとともに下方に押し込んで内容物を噴出させる操作レバーとを備えたエアゾール容器用噴射ノズルであって、
前記肩カバーに、該肩カバーの外表面に沿う壁面を有し、その一端が肩カバーに連結され、他端が自由端になる片持ち支持タイプの弾性舌片を設け、
前記弾性舌片は、その反発力に抗する形状変形にて操作レバーのレバー先端部に連係して該操作レバーの初期姿勢及び牽曳姿勢の少なくとも2つの姿勢を保持する開口を有する、ことを特徴とするエアゾール容器用噴射ノズルである。
上記の構成になる噴射ノズルにおいて、前記操作レバーの初期姿勢とは、内容物の噴出を停止している姿勢であり、牽曳姿勢とは、容器内の残存ガスを排出するガス抜き姿勢をいうものとする。
操作レバーは、その背面に、初期姿勢において前記開口に係合する突部を設けることができる。
弾性舌片をその反発力に抗して形状変形させて操作レバーのレバー先端部を開口に連係させる簡単な動作でもって操作レバーそのものの姿勢を、初期姿勢あるいは牽曳姿勢に固定できるので、外力の付加による内容物の不用意な噴出が回避できるうえ、容器の廃棄に際しては残留ガスの全てを確実に放出することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従うエアゾール容器用噴射ノズルの実施の形態をその断面で示した図であり、図2、図3はその要部の外観斜視図である。
図における1はエアゾール容器である。このエアゾール容器1はステム1aを押圧することによりその先端部より内容物を噴出させる。また、2はエアゾール容器1の首部に着脱自在に装着される肩カバーである。
肩カバー2は、ステム1aを挿通する開口部gを有する隔壁2aを有し、該隔壁2aより下方に延びる外壁2bがエアゾール容器1の肩部を覆うようになっている。また、この肩カバー2は先端内面にエアゾール容器1の首部に係合させるための係合爪を備えた筒部2cを内壁より垂下させるとともに、隔壁2aの立ち上り部後部上面には後述の枢軸Sを受け入れる軸受け部2dが設けられている。
肩カバー2の筒部2cは組立て時の容易性及び廃棄時の分解容易性を考慮して縦方向に伸びるスリット等を形成し、弾性変形容易な構成とすることが可能であり、同様に筒部2cはその係合爪を間欠として係合力を調整することもできる。該筒部2cは、エアゾール容器1の首部に外側から装着する場合を例として示したが、係合爪を筒部2cの外面に形成し、首部の内側に係合させる構成としてもよい。
また、3はノズル本体である。このノズル本体3は肩カバー2に取り付けられた上部カバーkによって覆われた噴出筒3aを有する。噴出筒3aはL字状の形態をなし、その下端がエアゾール容器1のステム1aにつながっており、ステム1aから噴出された内容物は該噴出筒3aを通り抜け、その先端に配置されたチップ3bを経て外界へと排出される。
また、4は肩カバー2及び上部カバーkの内側に配置された操作レバーである。この操作レバー4は、隔壁2aの立ち上り部後部上面の軸受け部2dに配された枢軸Sを介して揺動可能に支持されている。
5はノズル本体3の噴出筒3a外面に形成された軸部である。この軸部5は操作レバー4と噴出筒3aとを相互につなぐものであり、操作レバー4を牽曳することにより軸部5を介して噴出筒3aが押し下げられ、これによりステム1aが下方へ押し込まれる。
6は肩カバー2にスリットtを形成することによって形作られた弾性舌片である(図2参照)。この弾性舌片6は肩カバー2の外表面に沿う壁面を有し、その一端(上端)は肩カバー2に一体連結(一体成形)され、他端(下端)は自由端の片持ち支持になっており、該弾性舌片6の壁面には、上下に沿い2つの開口6a、6bが設けられている。
弾性舌片6をその反発力に抗する図4に示すような引き上げにて形状変形させて操作レバー4のレバー先端部を凸部4aで開口6aに連係させると、操作レバー4を牽曳しようとしても操作レバー4の背部が開口6aの縁部に突き当たるため内容物は噴射されることがなく、一方、操作レバー4を牽曳した状態でレバー先端部を凸部4aで開口6bに連係させると操作レバー4は牽曳状態がそのまま維持されるため容器1内の加圧ガスは全て排出されることになる。
上記のように、本発明に従うエアゾール容器用噴射ノズルは、操作レバー4を弾性舌片6の所定位置に連係させるだけの簡単な動作で、内容物の不用意な噴出を防止できるとともに、廃棄時における残存ガスの完全な放出が可能となる。
操作レバー4を弾性舌片6に連係させるために、本実施の形態では弾性舌片6に開口6a、6bを設けて操作レバー4のレバー先端部の凸部4aに引っ掛ける場合について示したが、例えば、初期姿勢となる開口6aへの連係において、図5に示すように、操作レバー4の背面に突部4bを設けてこれを開口6aの下端に係合させることも可能であり、操作レバー4のレバー先端部を弾性舌片6の開口に確実に連係させることができるものであれば上記の例には限定されない。また、開口6a、6bについても切り欠きやその他の手段を適用することができ、図示のものには限定されない。
噴射ノズル自体は、合成樹脂を用いて射出成形法により所望の形状に形成することができる。操作レバー4は枢軸S、軸受け部2dにより肩カバー2に枢着する例について示したが、該操作レバー4はヒンジを介して肩カバー2に一体連結したものであってもよい。
内容物の不用意な噴出を回避でき、かつ、容器内の残存ガスを全て放出できるエアゾール容器用噴射ノズルが提供できる。
本発明に従う噴射ノズルの実施の形態を示した図である。 図1に示した噴射ノズルの肩カバーの外観斜視図である。 図1に示した噴射ノズルの操作レバー及び噴出筒の外観斜視図である。 操作レバーのロック状況を示した図である。 本発明に従う他の実施の形態につき、操作レバーのロック状況を示した図である。
符号の説明
1 エアゾール容器
1a ステム
2 肩カバー
2a 隔壁
2b 外壁
2c 筒部
2d 軸受け部
3 ノズル本体
3a 噴出筒
3b チップ
4 操作レバー
4a 凸部
4b 突部
5 軸部
6 弾性舌片
6a 開口
6b 開口
k 上部カバー
t スリット
S 枢軸

Claims (3)

  1. エアゾール容器の首部に着脱自在に装着される肩カバーと、エアゾール容器のステムにつながる噴出筒を有し上下に移動可能とするノズル本体と、肩カバーに対して揺動可能で、ノズル本体の軸部に連結され、かつ、その牽曳にて該噴出筒をステムとともに下方に押し込んで内容物を噴出させる操作レバーとを備えたエアゾール容器用噴射ノズルであって、
    前記肩カバーに、該肩カバーの外表面に沿う壁面を有し、その一端が肩カバーに連結され、他端が自由端になる片持ち支持の弾性舌片を設け、
    前記弾性舌片は、その反発力に抗する形状変形にて操作レバーのレバー先端部に連係して該操作レバーの初期姿勢及び牽曳姿勢の少なくとも2つの姿勢を保持する開口を有する、ことを特徴とするエアゾール容器用噴射ノズル。
  2. 前記操作レバーの初期姿勢が、内容物の噴出を停止している姿勢であり、牽曳姿勢は、容器内の残存ガスを排出するガス抜き姿勢である、請求項1に記載のエアゾール容器用噴射ノズル。
  3. 前記操作レバーは、その背面に、初期姿勢において前記開口に係合する突部を有する、請求項1又は2に記載のエアゾール容器用噴射ノズル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017039532A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 株式会社三谷バルブ トリガレバーロック機構ならびにこのトリガレバーロック機構を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品
CN111051215A (zh) * 2017-10-06 2020-04-21 大日本除虫菊株式会社 扳机型的气雾剂用喷射构件及气雾剂产品

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