JP2006151426A - エアゾール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガス抜きを行うための部材が紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができるエアゾール装置を提供する。
【解決手段】 内部にエアゾール内容物が充填されたエアゾール容器11と、エアゾール容器11の上端部に突設されたバルブステム12と、バルブステム12と接続するノズル13を有して該バルブステム12に装着された操作釦14と、操作釦14を覆うようにエアゾール容器11の上端部に嵌着するキャップ15と、を備え、操作釦14が所定の方向に移動され、それによりバルブステム12が開放されてノズル13から前記エアゾール内容物が噴射されるエアゾール装置100は、
前記所定の方向に移動された操作釦14をその位置に固定する固定部材16を有し、
固定部材16が、少なくとも該固定部材16が使用される前において、キャップ15に取着されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エアゾール容器内に入れられた殺虫剤、農薬、等の薬剤及びこれらの薬剤を噴射するためにエアゾール容器内に高圧で充填されたガスを含むエアゾール内容物を噴射するエアゾール装置に関し、特に、使用済みのエアゾール容器内に残留したガスを抜くガス抜き機構を備えたエアゾール装置に関する。
使用済みのエアゾール容器内には、殺虫剤、農薬、等の薬剤を噴射するためにエアゾール容器内に充填されたガスが残留していることが多く、その状態で焼却されると爆発する虞がある。
そのため、この残留ガスを外部空間に排出してからエアゾール容器を廃棄することが望ましく、エアゾール容器に嵌着させることによりエアゾール容器のバルブステムを開放状態に維持することができる種々のガス抜き用具が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に開示されたガス抜き用具200は、図21(A)、(B)に示されるように、筒状の外周壁201の内部に渡される中間壁202を有し、中間壁202には、その上面中央部にバルブ203を開放するための押し棒204が突設されており、また、複数の貫通孔205が上下方向に貫通して設けられている。また、外周壁201には上下反転した状態でエアゾール容器のマウンティングカップ206と係合する環状突起207が設けられている。
このガス抜き用具200は、販売時点で図21(A)に示される状態にマウンティングカップ206に取り付けられている。使用者は、使用開始の時にガス抜き用具200をマウンティングカップ206から抜き取って付属の押しボタン208をバルブ203に取り付けると共に、取り外したガス抜き用具200を別個に保管する。
そして、このガス抜き用具200によりエアゾール容器のガス抜きを行うに際しては、図21(B)に示されるように、通常の使用時においてバルブ203に取り付けられている押しボタン208を取り外し、ガス抜き用具200を反転してエアゾール容器に取り付ける。このとき、押し棒204がバルブ203を押圧した状態で環状突起207がマウンティングカップ206に係合し、バルブ203が開放状態で維持され、貫通孔205を介して残留ガスが外部空間に排出される。
特許文献2に開示されたガス抜き用具である操作釦300は、図22に示されるように、通常の使用時においてエアゾール容器301のステム302に嵌合する内容物放出用凹部303と、内容物放出用凹部303とは反対側の天面304にガス抜き用凹部305と、ガス抜き時にマウンテンキャップ306に係合するストッパ307と、を有している。
ガス抜き時には、通常の使用時に内容物放出用凹部303をステム302に嵌合させている操作釦300を上下反転し、ガス抜き用凹部305をステム302に嵌合させ、ストッパ307をマウンテンキャップ306に係合させる。これにより、ガス抜き用凹部305の底面がステム302を押圧した状態に保持し、ガス抜きが自動的に行われる。
特開2001−019066号公報(第4−5頁、第2図) 特開2004−123167号公報(第5−7頁、第1−2図)
しかしながら、上記特許文献1に開示されたガス抜き用具は、通常の使用時にバルブに取り付けられる押しボタンとは別に設けられており、使用者は、通常の使用時にこのガス抜き用具を別個に保管しておく必要がある。このため、ガス抜きを行うまでのにガス抜き用具を紛失する可能性があった。
また、上記特許文献1及び2に開示されたガス抜き用具は、エアゾール容器に取り付ける際に、通常の使用時に用いるバルブもしくはステムに取り付けられている押しボタンもしくは操作釦を取り外す必要があり、その取り付けが面倒であった。
さらに、上記特許文献1及び2に開示されたガス抜き用具は、通常の使用時とは異なる態様でエアゾール内容物を噴射する(例えば、通常の使用時とは異なる方向に噴射する)ので、使用者にエアゾール内容物が誤ってかかるなどの不測の事態が生じる虞があり、また、押しボタンや操作釦をバルブから取り外す際にも、エアゾール内容物が使用者に誤ってかかる虞があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガス抜きを行うための部材が紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができるエアゾール装置を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明に係るエアゾール装置は、下記(1)〜(6)を特徴としている。
(1) 内部にエアゾール内容物が充填されたエアゾール容器と、前記エアゾール容器の上端部に突設されたバルブステムと、前記バルブステムが接続するノズルを有して該バルブステムに装着された操作釦と、前記操作釦を覆うように前記エアゾール容器の上端部に嵌着するキャップと、を備え、前記操作釦が所定の方向に移動され、それにより前記バルブステムが開放されて前記ノズルから前記エアゾール内容物が噴射されるエアゾール装置であって、前記所定の方向に移動された前記操作釦をその位置に固定する固定部材を有し、前記固定部材が、少なくとも該固定部材が使用される前において、前記キャップに取着されていること。
(2) 上記(1)に記載のエアゾール装置において、前記バルブステムは傾倒することにより開放され、前記キャップが、前記ノズルに臨む位置に設けられ該キャップの内部と外部とを連通する貫通孔と、前記固定部材が挿通され且つ挿通された該固定部材を係止する係止孔と、を有しており、前記係止孔に係止された前記固定部材が、前記バルブステムを傾倒させる方向に移動した前記操作釦に当接し、該操作釦をその位置に固定すること。
(3) 上記(2)に記載のエアゾール装置において、前記固定部材が前記係止孔に挿通されるに伴って、該固定部材が前記操作釦に当接して前記バルブステムを傾倒させる方向に該操作釦を移動させること。
(4) 上記(2)に記載のエアゾール装置において、前記固定部材は、前記係止孔内で回転可能に軸支され、回転方向に前記操作釦と重畳する凸部を有しており、該固定部材が回動されるに伴って、前記凸部が前記操作釦に当接して前記バルブステムを傾倒させる方向に該操作釦を移動させること。
(5) 上記(1)に記載のエアゾール装置において、前記バルブステムは前記エアゾール容器側に押し下げられることにより開放され、前記キャップが、前記ノズルに臨む位置に設けられ該キャップの内部と外部とを連通する貫通孔と、前記固定部材が挿通され且つ挿通された該固定部材を係止する係止孔と、を有しており、前記係止孔に係止された前記固定部材が、前記バルブステムを前記エアゾール容器側に押し下げる方向に移動した前記操作釦に当接し、該操作釦をその位置に固定すること。
(6) 上記(5)に記載のエアゾール装置において、前記固定部材が前記係止孔に挿通されるに伴って、該固定部材が前記操作釦に当接して前記バルブステムを前記エアゾール容器側に押し下げる方向に該操作釦を移動させること。
本発明のエアゾール装置によれば、バルブステムを開放して操作釦のノズルからエアゾール内容物が噴射される方向に移動された該操作釦をその位置に固定する固定部材を用い、ノズルから連続的にエアゾール内容物を噴射してガス抜きを行う。即ち、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。そして、固定部材は、少なくとも該固定部材が使用される前において、キャップに取着されているため紛失することがない。
以下、本発明に係る複数の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明に係るエアゾール装置の第1実施形態を示す外観斜視図、図2は図1に示すエアゾール装置のガス抜き時の状態を示し、キャップの一部を破断した正面図、図3は図2におけるIII-III矢視断面図である。
図1および図2に示すように、本発明の第1実施形態であるエアゾール装置10は、内部にエアゾール内容物が充填されたエアゾール容器11と、エアゾール容器11の上端部に突設されたバルブステム12と、バルブステム12と接続するノズル13を有してバルブステム12に装着された操作釦14と、操作釦14を覆うようにエアゾール容器11の上端部に嵌着するキャップ15と、を備えており、操作釦14が所定の方向に移動され、それによりバルブステム12が開放されてノズル13からエアゾール内容物が噴射されるエアゾール装置である。
そして、エアゾール装置10は、所定の方向に移動された操作釦14をその位置に固定する固定部材である折り取り片16を有しており、折取り片16は、該折り取り片16が使用される以前(ガス抜き以前)の通常の使用時において、キャップ15に一体的に取着されている。
エアゾール容器11は、軸方向の両端部を封止された略円筒形状の、例えば金属製の缶であって、その内部には殺虫剤、農薬、等の薬剤及びこれらの薬剤を噴射するためガスが高圧で充填されている。エアゾール容器11の上端部は、その周縁に設けられた加締固定部25によって加締め固定されたマウンテンキャップ24により封止されており、このマウンテンキャップ24の中央部にバルブステム12が設けられている。
バルブステム12は、マウンテンキャップ24の中央部からエアゾール容器11の軸線に沿って(換言すれば、エアゾール容器11の軸線上に)突設されており、傾倒されることにより開放されて、エアゾール容器11の内部に充填されたエアゾール内容物を噴出するようになっている。
操作釦14は、略円柱形状に形成されており、その外周面にエアゾール内容物を噴射するノズル13が設けられており、また、内部にはノズル13とバルブステム12とを連通するための流路が設けられている。前記流路の一端は略円柱形状の操作釦14の軸方向の下端面に開口しており、該開口にバルブステム12の上端部が挿嵌されて操作釦14はバルブステム12に装着されている。
キャップ15は、合成樹脂製であって、略円形状の天板17と、天板17の周縁から立設された略円筒形状の側板18と、を有している。そして、側板18の軸方向の下端縁には、エアゾール容器11の加締固定部25に外嵌し、該加締固定部25に係止されるフック部26が設けられている。
フック部26が加締固定部25に係止されてキャップ15がエアゾール容器11の上端部に嵌着した状態において、側板18のノズル13に臨む位置には、キャップ15の内部と外部とを連通するように側板18を貫通する貫通孔19が設けられている。そして、貫通孔19の内側には、複数の接続部材20を介して該貫通孔19を画成している側板18の縁部に接続され、該貫通孔19を塞ぐように設けられた折り取り片16が、キャップ15と一体に形成されている。この折り取り片16は、例えば、貫通孔19に連続して設けられている指入れ孔21に指を挿入して手前側に引っ張ることにより接続部材20が切断されて、キャップ15から分離される。
また、キャップ15の側板18には、折り取り片16を挿通可能な一対のスリット22,23が側板18を貫通して設けられている。図3に示すように、一対のスリット22,23は操作釦14を挟んでほぼ対称な位置に設けられているが、スリット22および23を結ぶ仮想領域が操作釦14の中心部を外れて該操作釦14の外周縁部と交差するように、一方のスリットが、操作釦14を挟んで他方のスリットと対称な位置から円周方向に若干位置ズレして設けられている。
折り取り片16は、スリット22,23に挿通され、該スリット22,23間に架け渡されるに十分な長さを持って形成されている。即ち、キャップ15は、その直径(天板17の直径)よりも軸方向長さ(側板18の幅)を大きく形成されており、そして、貫通孔19および該貫通孔19を塞ぐ折り取り片16は、前記軸方向に沿って前記直径よりも大きい寸法の長さをもって、且つ、円周方向に所定の幅をもって形成されている。
次に、図2および図3を参照して、エアゾール装置10のガス抜きについて説明する。
キャップ15から折り取り片16が分離され、分離された折り取り片16は、キャップ15の一方のスリット23からキャップ15の内部に挿入され、キャップ15の内部を通過して他方のスリット22からキャップ15の外部に突出され、一対のスリット22,23間に横架される。
スリット22および23を結ぶ仮想領域が操作釦14の中心部を外れて該操作釦14の外周縁部と交差するように、一方のスリット23が、操作釦14を挟んで他方のスリット22と対称な位置から円周方向に若干位置ズレして設けられているので、折り取り片16が一方のスリット23から他方のスリット22に向けてキャップ15の内部に挿入されるに伴って、折り取り片16は、その先端部において操作釦14の外周縁部に当接して操作釦14の外周面を押圧しながら摺動し、バルブステム12傾倒させる方向に操作釦14を移動させる。
本実施形態においては、スリット22は、貫通孔19に臨むノズル13を正面に見て操作釦14の左側面側にあたる側板18の部分において、操作釦14を左側面から見た際に該操作釦14の中心と重なる位置に設けられており、スリット23は、貫通孔19に臨むノズル13を正面に見て操作釦14の右側面側にあたる側板18の部分において、操作釦14を右側面から見た際に該操作釦14の中心から該操作釦14の背面側にオフセットされた位置に設けられているので、折り取り片16は、その先端部において操作釦14の背面側の外周縁部に当接して操作釦14の背面側の外周面を押圧しながら摺動し、バルブステム12がキャップ15の貫通孔19側に傾倒するように操作釦14をキャップ15の貫通孔19に接近する方向に移動させる。
折り取り片16は、スリット22,23間に横架された際には、該スリット22,23への挿入方向以外の方向への移動を規制されており(即ち、一対のスリット22,23により係止されており)、貫通孔19に接近する方向に移動された操作釦14をその位置に固定する。これにより、バルブステム12は傾倒した状態(開放状態)に維持され、バルブステム12を介してノズル13からエアゾール内容物が連続的に噴射される。ノズル13から噴射されるエアゾール内容物の噴射方向前方には貫通孔19が設けられているため、ノズル13から噴射されたエアゾール内容部は、キャップ15の内部に充満せずに貫通孔19を通じてキャップ15の外部に放出される。
以上、説明したように、本実施形態のエアゾール装置10によれば、ガス抜き時にキャップ15に一体的に取着されている折り取り片16を分離して、この折り取り片16をキャップ15のスリット(係止孔)22,23に挿通するだけで、バルブステム12を傾倒させる方向に操作釦14を移動させて該操作釦14を固定し、連続的にエアゾール内容物をノズル13から噴射させてガス抜きを行うことができる。これにより、固定部材である折り取り片16を紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第2実施形態について図4を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置10と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図4は本発明に係るエアゾール装置の第2実施形態を示す一部破断外観斜視図である。
図4に示すように、第2実施形態のエアゾール装置30は、操作釦14を覆うようにエアゾール容器11の上端部に嵌着するドーム形状のキャップ31を備えている。キャップ31には、通常の使用時にキャップ31をエアゾール容器11から取り外すことなく操作釦14を操作可能とするための開口部32と、ノズル13から噴射されるエアゾール内容物の噴射方向前方に設けられた貫通孔33とが設けられている。
キャップ31の内側面の開口部32の近傍には、キャップ31を補強するためのリブ34が設けられており、このリブ34は、例えば開口部32に指を挿入して押圧することにより、キャップ31から分離可能にキャップ31と一体に形成されている。
操作釦14の外周を取り囲んでいるキャップ31の略円筒状の側板部分には一対のスリット35,36が設けられている。この一対のスリット35,36は、上述したエアゾール装置10の一対のスリット22,23と同様に、スリット35および36を結ぶ仮想領域が操作釦14の中心部を外れて該操作釦14の外周縁部と交差するように、一方のスリット36が、操作釦14を挟んで他方のスリット35と対称な位置から円周方向に若干位置ズレして設けられている。
リブ34は、一対のスリット35,36に挿通されて該スリット35,36間に架け渡されるに十分な長さを持って形成されている。
エアゾール装置30のガス抜きを行うに際しては、リブ34が一方のスリット36から他方のスリット35に向けてキャップ31の内部に挿入される。キャップ31の内部に挿入されるに伴って、リブ34は、その先端部において操作釦14の外周縁部に当接して操作釦14の外周面を押圧しながら摺動し、バルブステム12を傾倒させる方向に操作釦14を移動させる。
リブ34は、スリット35,36間に横架された際には、該スリット35,36への挿入方向以外の方向への移動を規制されており(即ち、一対のスリット35,36により係止されており)、貫通孔33に接近する方向に移動された操作釦14をその位置に固定する。これにより、バルブステム12は傾倒した状態(開放状態)に維持され、バルブステム12を介してノズル13からエアゾール内容物が連続的に噴射される。ノズル13から噴射されるエアゾール内容物の噴射方向前方に貫通孔33が設けられているため、ノズル13から噴射されたエアゾール内容部は、キャップ31の内部に充満せずに貫通孔33を通じてキャップ31の外部に放出される。
以上、説明したように、本実施形態のエアゾール装置30によれば、ガス抜き時に、キャップ31に一体的に取着されているリブ34を分離して、このリブ34をキャップ31のスリット(係止孔)35,36に挿通するだけで、バルブステム12を傾倒させる方向に操作釦14を移動させて該操作釦14をその位置に固定し、連続的にエアゾール内容物をノズル13から噴射させてガス抜きを行うことができる。これにより、固定部材であるリブ34を紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第3実施形態について図5を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図5は本発明に係るエアゾール装置の第3実施形態を示す一部破断外観斜視図である。
図5に示すように、第3実施形態のエアゾール装置40は、上述のエアゾール装置30においてキャプ31の内側面に設けられた固定部材であるリブ34に代えて、キャップ41の下端縁に、固定部材としての折り取り片42を、該キャップ41から分離可能にキャップ41と一体に形成したものである。その他の構成および作用・効果は上述したエアゾール装置30と同様であるので、説明を省略する。
(第4実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第4実施形態について図6を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30,40)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図6は本発明に係るエアゾール装置の第4実施形態を示す一部破断外観斜視図である。
図6に示すように、第4実施形態のエアゾール装置50は、操作釦14を覆うようにエアゾール容器11(図1、2参照。)の上端部に嵌着するキャップ51を備えている。キャップ51の側板18には、キャップ51がエアゾール容器11(図1、2参照。)の上端部に嵌着した状態で軸方向に操作釦14と略同一の高さ位置に、該側板18を円周方向に略矩形状に切り欠いて形成されたスリット53が設けられている。
スリット53には、固定部材である略円板状の回転板52が挿通され、この回転板52は、スリット53内において該スリット53を画成している側板18の縁部から軸方向に沿って突設された枢支軸54により回転可能の軸支されており、一部をキャップ51の外部に露出させた状態で該キャップ51に一体に組み付けられている。
回転板52の外周面には、回転方向に操作釦14と重畳する凸部55が設けられている。即ち、回転板52の回転軸である枢支軸54から凸部55までの距離は、枢支軸54から操作釦14までの距離よりも大きく設定されている。
エアゾール装置50のガス抜きを行うに際しては、回転板52が回動される。回転板52の回動に伴って、凸部55が操作釦14に当接してバルブステム12を傾倒させる方向に操作釦14を移動させる。このとき、回転板52の外周縁部に突設されたロック片56がスリット53を通過してスリット53を画成している側板18の縁部内側面に係止されるために、回転板52は凸部55が操作釦14から離れる方向への回動を規制されている。これにより、バルブステム12は傾倒した状態(開放状態)に維持され、バルブステム12を介してノズル13からエアゾール内容物が連続的に噴射され、ノズル13から噴射されるエアゾール内容物の噴射方向前方に設けられた貫通孔19を通じてキャップ51の外部に放出される。
以上、説明したように、本実施形態のエアゾール装置50によれば、ガス抜き時に、キャップ51に一体に組み付けられている回転板52を回動させるだけで、バルブステム12を傾倒させる方向に操作釦14を移動させて該操作釦14を固定し、連続的にエアゾール内容物をノズル13から噴射させてガス抜きを行うことができる。これにより、固定部材である回転板52を紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。
(第5実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第5実施形態について図7を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30,40,50)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図7は本発明に係るエアゾール装置の第5実施形態を示す一部破断外観斜視図である。
図7に示すように、第5実施形態のエアゾール装置60は、操作釦14を覆うようにエアゾール容器11(図1、2参照。)の上端部に嵌着するキャップ61を備えている。キャップ61の側板18には、キャップ61がエアゾール容器11(図1、2参照。)の上端部に嵌着した状態で軸方向に操作釦14と略同一の高さ位置に、該側板18を円周方向に略矩形状に切り欠いて形成されたスリット63が設けられている。
スリット63には、固定部材である略円板状の回転板52が挿通され、この回転板52は、スリット63を通じて一部をキャップ61の外部に露出させた状態で、スリット63内で片持ち状にキャップ61により支持されている。回転板52には、該回転板52を回転可能に軸支する枢支軸66を有する軸部材64が取り付けられている。軸部材64の枢支軸66の一方の端部には、キャップ61がエアゾール容器11に嵌着した際に、エアゾール容器11のマウンテンキャップ24に外嵌する略円環状の取着部65が設けられており、該取着部65がマウンテンキャップ24に外嵌することにより軸部材64が固定され、回転板52を回動操作した際に、該回転板52がキャップ61の内部に没入することが防止される。尚、取着部65は、円周方向に一箇所(図7において符号67で示される箇所)を不連続とされることにより拡径可能とされており、異なる径のマウンテンキャップに外嵌することができるようになっている。
エアゾール装置60のガス抜きは上述したエアゾール装置50と同様であり、また、その作用・効果もエアゾール装置50と同様であるので、説明を省略する。
(第6実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第6実施形態について図8および図9を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30,40,50,60)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図8は本発明に係るエアゾール装置の第6実施形態を示す外観斜視図、図9は図8に示すエアゾール装置のガス抜き時の状態を示し、キャップの一部を破断した側面図である。
図8に示すように、第6実施形態のエアゾール装置70は、操作釦14を覆うようにエアゾール容器11の上端部に嵌着するキャップ71を備えている。キャップ71の側板18には、後述する固定部材である押圧片72を着脱可能に保持するホルダ74および押圧片72を挿通されるスリット75が設けられている。
押圧片72は棒状部材であり、長手方向の中央部には両側面から突出して形成された一対の返し部73が設けられている。返し部73は、押圧片72の先端に向けて先細るように傾斜する傾斜面を有している。ホルダ74は、その内側に押圧片72を軸方向に沿って挿通可能とするように枠状に形成されており、ホルダ74に挿通された押圧片72は、返し部73がホルダ74の縁部に係合して該ホルダ74に保持され、キャップ71に取着されている。
スリット75は、キャップ71がエアゾール容器11の上端部に嵌着した状態で軸方向に操作釦14と略同一の高さ位置に設けられており、本実施形態においては、操作釦14を挟んで貫通孔19とは反対側に設けられている。
エアゾール装置70のガス抜きを行うに際しては、図9に示すように、ホルダ74から引き抜かれた押圧片72がスリット75からキャップ71の内部に挿入される。押圧片72が挿入されるに伴って、押圧片72は、その先端において操作釦14に当接し、バルブステム12を傾倒させる方向に操作釦14を移動させる。このとき、返し部73がスリット75を通過して該スリット75を画成している側板18の縁部内側面に係止され、押圧片72は挿入方向とは反対方向の移動を規制されている。これにより、バルブステム12は傾倒した状態(開放状態)に維持され、バルブステム12を介してノズル13からエアゾール内容物が連続的に噴射され、ノズル13から噴射されるエアゾール内容物の噴射方向前方に設けられた貫通孔19を通じてキャップ71の外部に放出される。
本実施形態のエアゾール装置70によれば、ガス抜き時に、キャップ71に取着されている押圧片72を取り外し、該押圧片72をスリット(係止孔)75を通じてキャップ71の内部に挿入するだけで、バルブステム12を傾倒させる方向に操作釦14を移動させて該操作釦14を固定し、連続的にエアゾール内容物をノズル13から噴射させてガス抜きを行うことができる。これにより、固定部材である押圧片72を紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。
(第7実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第7実施形態について図10および図11を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30,40,50,60,70)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図10は本発明に係るエアゾール装置の第7実施形態を示す外観斜視図、図11は図10に示すエアゾール装置におけるガス抜き時の縦断面図である。
本発明の第1実施形態であるエアゾール装置80は、エアゾール容器11と、エアゾール容器11の上端部に突設されたバルブステム82と、バルブステム82と接続するノズル13を有してバルブステム82に装着された操作釦14と、操作釦14を覆うようにエアゾール容器11の上端部に嵌着するキャップ81と、を備えており、操作釦14が所定の方向に移動され、それによりバルブステム82が開放されてノズル13から前記エアゾール内容物が噴射されるエアゾール装置である。
そして、エアゾール装置80は、所定の方向に移動された操作釦14をその位置に固定する固定部材である折り取り片16を有しており、折取り片16は、該折り取り片16が使用される以前(ガス抜き以前)の通常の使用時において、キャップ81に一体的に取着されている。
バルブステム82は、マウンテンキャップ24の中央部からエアゾール容器11の軸線に沿って突設されており、エアゾール容器11側に押し下げられることにより開放されて、エアゾール容器11の内部に充填されたエアゾール内容物を噴出するようになっている。
そして、キャップ81の側板18には、操作釦14を挟んで対称で、且つ、キャップ81がエアゾール容器11の上端部に嵌着した状態で軸方向に操作釦14と略同一の高さ位置に、キャップ81から分離された折り取り片16を挿通可能な一対のスリット83,84が設けられている。
折り取り片16は、一対のスリット83,84に挿通されて該スリット83,84間に架け渡されるに十分な長さを持って形成されている。
エアゾール装置80のガス抜きを行うに際しては、バルブステム82を押し下げる方向に操作釦14が移動された状態で、図11に示すように、折り取り片16が一対のスリット83,84に挿通されて該一対のスリット83,84間に横架される。このとき、折り取り片16の中央部は操作釦14の軸方向の上端部に当接し、また、折り取り片16は、軸方向上方への移動を規制されるように、その両端部をスリット83,84により係止されている。これにより、バルブステム82は押し下げられた状態(開放状態)に維持され、バルブステム82を介してノズル13からエアゾール内容物が連続的に噴射され、ノズル13から噴射されるエアゾール内容物の噴射方向前方に設けられた貫通孔19を通じてキャップ81の外部に放出される。
本実施形態のエアゾール装置80によれば、ガス抜き時にキャップ81に一体的に取着されている折り取り片16を分離して、キャップ81のスリット(係止孔)83,84に挿通するだけで、バルブステム82を押し下げる方向に移動された操作釦14をその位置に固定し、連続的にエアゾール内容物をノズル13から噴射させてガス抜きを行うことができる。これにより、固定部材である折り取り片16を紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。
(第8実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第8実施形態について図12を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30,40,50,60,70,80)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図12は本発明に係るエアゾール装置の第8実施形態を示す一部破断外観斜視図である。
図12に示すように、第8実施形態のエアゾール装置90は、操作釦14を覆うようにエアゾール容器11の上端部に嵌着するドーム形状のキャップ91を備えている。キャップ91には、通常の使用時にキャップ91をエアゾール容器11から取り外すことなく操作釦14を操作可能とするための開口部32と、ノズル13から噴射されるエアゾール内容物の噴射方向前方に設けられた貫通孔33とが設けられている。
操作釦14の外周を取り囲んでいるキャップ91の略円筒状の側板部分には、操作釦14を挟んで対称で、且つ、キャップ91がエアゾール容器11の上端部に嵌着された状態で軸方向に操作釦14と略同一の高さ位置に、キャップ91から分離されたリブ34を挿通可能な一対のスリット95,96が設けられている。
エアゾール装置90のガス抜きを行うに際しては、バルブステム82を押し下げる方向に操作釦14が移動された状態で、リブ34が一対のスリット95,96に挿通されて該一対のスリット95,96間に横架される。このとき、リブ34の中央部は操作釦14の軸方向の上端部に当接し、また、リブ34は、軸方向上方への移動を規制されるように、その両端部をスリット95,96により係止されている。これにより、バルブステム82は押し下げられた状態(開放状態)に維持され、バルブステム82を介してノズル13からエアゾール内容物が連続的に噴射され、ノズル13から噴射されるエアゾール内容物の噴射方向前方に設けられた貫通孔33を通じてキャップ91の外部に放出される。
本実施形態のエアゾール装置90によれば、ガス抜き時にキャップ91に一体的に取着されているリブ34を分離して、該リブ34をキャップ91のスリット(係止孔)95,96に挿通するだけで、バルブステム82を押し下げる方向に移動された操作釦14をその位置に固定し、連続的にエアゾール内容物をノズル13から噴射させてガス抜きを行うことができる。これにより、固定部材であるリブ34を紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。
(第9実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第9実施形態について図13を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30,40,50,60,70,80,90)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図13は本発明に係るエアゾール装置の第9実施形態を示す一部破断外観斜視図である。
図13に示すように、第9実施形態のエアゾール装置100は、上述のエアゾール装置90においてキャプ91の内側面に設けられた固定部材であるリブ34に代えて、キャップ101の下端縁に、固定部材としての折り取り片102を、該キャップ101から分離可能にキャップ101と一体に形成したものである。その他の構成および作用・効果は上述したエアゾール装置90と同様であるので、説明を省略する。
(第10実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第10実施形態について図14および図15を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30,40,50,60,70,80,90,100)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図14は本発明に係るエアゾール装置の第10実施形態を示し、キャップの一部を破断して示す外観斜視図、図15は図14に示すエアゾール装置におけるガス抜き時の縦断面図である。
図14に示すように、第10実施形態のエアゾール装置110は、固定部材である押下用部材112を備えており、この押下用部材112は、キャップ111の天板17の裏面に、例えば両面テープ、接続部材(第1実施形態のエアゾール装置10において折り取り片16をキャップ15に接続している接続部材20参照)等により着脱可能に取着されている。
押下用部材112は、断面視コ字形状に形成された部材であって、操作釦14を押圧するための略矩形板状の押圧部113と、押圧部113の長手方向の両端から立設され、エアゾール容器11のマウンテンキャップ24に係合する係止爪を先端部に設けられた一組の固定部114と、を有している。固定部114は、先端部から平行に伸びる複数のスリットにより複数の舌片に分割されており、各舌片は、マウンテンキャップ24の円柱状の外形に沿うように弾性変形可能となっている。尚、固定部114の少なくとも先端部を、マウンテンキャップ24の円柱状の外形に沿うように円弧状に湾曲して形成してもよい。押下用部材112は、固定部114の前記係止爪をマウンテンキャップ24に係合させて、エアゾール容器11の上端部に固定される。
エアゾール装置110のガス抜きを行うに際しては、図15に示すように、キャップ111がエアゾール容器11から取り外された状態で、押圧部113を操作釦14の上端部に当接させてバルブステム82を押し下げる方向に操作釦14を移動させながら、固定部114の前記係止爪をマウンテンキャップ24に係合させ、押下用部材112をエアゾール容器11の上端部に単独で固定する。これにより、バルブステム82は押し下げられた状態(開放状態)に維持され、バルブステム82を介してノズル13からエアゾール内容物が連続的に噴射される。
本実施形態のエアゾール装置110によれば、ガス抜き時にキャップ111に一体的に取着されている押下用部材112を分離し、固定部114の前記係止爪をマウンテンキャップ24に係合させて押下用部材112をエアゾール容器11の上端部に固定するだけで、バルブステム82を押し下げる方向に操作釦14を移動させ且つ該操作釦14をその位置に固定し、連続的にエアゾール内容物をノズル13から噴射させてガス抜きを行うことができる。これにより、固定部材である押下用部材112を紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。
(第11実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第11実施形態について図16および図17を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30,40,50,60,70,80,90,100,110)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図16は本発明に係るエアゾール装置の第10実施形態を示し、キャップの一部を破断して示す外観斜視図、図17は図16に示すエアゾール装置におけるガス抜き時の縦断面図である。
図16に示すように、第10実施形態のエアゾール装置110は、固定部材である押下用部材122を備えており、この押下用部材122は、キャップ121の天板17の裏面に、例えば両面テープ、接続部材(第1実施形態のエアゾール装置10において折り取り片16をキャップ15に接続している接続部材20参照)等により着脱可能に取着されている。
押下用部材122は、円周方向に一箇所を不連続とされた略円環状のリング124と、所定量伸張可能な布やゴム等の帯状の弾性部材によって形成されてリング124の互いに対向する円弧部分に架け渡され、操作釦14を押圧するための押圧部123と、を有している。
リング124は、円周方向に一箇所を不連続とされることにより拡径可能とされており、エアゾール容器11のマウンテンキャップ24の外周面に嵌着する。
エアゾール装置120のガス抜きを行うに際しては、図17に示すように、キャップ121がエアゾール容器11から取り外された状態で、押圧部123を操作釦14の上端部に当接させてバルブステム82を押し下げる方向に操作釦14を移動させながら、リング124をマウンテンキャップ24の外周面に嵌着させ、押下用部材122をエアゾール容器11の上端部に単独で固定する。これにより、バルブステム82は押し下げられた状態(開放状態)に維持され、バルブステム82を介してノズル13からエアゾール内容物が連続的に噴射される。
本実施形態のエアゾール装置120によれば、ガス抜き時にキャップ121に一体的に取着されている押下用部材122を分離して、リング124をエアゾール容器11のマウンテンキャップ24の外周面に嵌着させて押下用部材122をエアゾール容器11の上端部に固定するだけで、バルブステム82を押し下げる方向に操作釦14を移動させ且つ該操作釦14をその位置に固定し、連続的にエアゾール内容物をノズル13から噴射させてガス抜きを行うことができる。これにより、固定部材である押下用部材122を紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。
(第12実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第12実施形態について図18および図19を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30,40,50,60,70,80,90,100,110,120)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図18は本発明に係るエアゾール装置の第12実施形態を示す外観斜視図、図19は図18に示すエアゾール装置のガス抜き時の状態を示し、キャップの一部を破断した側面図である。
図18に示すように、第12実施形態のエアゾール装置130は、操作釦14を覆うようにエアゾール容器11の上端部に嵌着するキャップ131を備えている。キャップ131の側板18には押圧片72を着脱可能に保持するホルダ74が設けられており、天板17には押圧片72を挿通されるスリット135が設けられている。
スリット135は、キャップ131がエアゾール容器11の上端部に嵌着した状態で軸方向に操作釦14と整列する位置に設けられている。
エアゾール装置130のガス抜きを行うに際しては、図19に示すように、ホルダ74から引き抜かれた押圧片72がスリット135からキャップ131の内部に挿入される。押圧片72が挿入されるに伴って、押圧片72は、その先端において操作釦14の上端面に当接し、バルブステム82を押し下げる方向に操作釦14を移動させる。このとき、返し部73がスリット135を通過して該スリット135を画成している天板17の縁部内側面に係止され、押圧片72は挿入方向とは反対方向の移動を規制されている。これにより、バルブステム82は押し下げられた状態(開放状態)に維持され、バルブステム82を介してノズル13からエアゾール内容物が連続的に噴射され、ノズル13から噴射されるエアゾール内容物の噴射方向前方に設けられた貫通孔19を通じてキャップ131の外部に放出される。
本実施形態のエアゾール装置130によれば、ガス抜き時に、キャップ131に取着されている押圧片72を取り外し、該押圧片72をスリット(係止孔)135を通じてキャップ131の内部に挿入するだけで、バルブステム82を押し下げる方向に操作釦14を移動させて該操作釦14を固定し、連続的にエアゾール内容物をノズル13から噴射させてガス抜きを行うことができる。これにより、固定部材である押圧片72を紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。
(第13実施形態)
次に、本発明に係るエアゾール装置の第13実施形態について図20を参照して説明する。尚、既に説明したエアゾール装置(10,30,40,50,60,70,80,90,100,110,120,130)と重複する構成要素等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図20は本発明に係るエアゾール装置の第13実施形態を示す縦断面図である。
図20に示されるように、本発明に係る第13実施形態であるエアゾール装置140はエアゾール容器11と、エアゾール容器11の上端部に突設されたバルブステム141と、バルブステム141と接続するノズル143を有してバルブステム141に装着された操作釦142と、操作釦142を覆うようにエアゾール容器11の上端部に嵌着するキャップ144と、を備えており、操作釦142が所定の方向に移動され、それによりバルブステム141が開放されてノズル143から前記エアゾール内容物が噴射されるエアゾール装置である。
そして、エアゾール装置140は、所定の方向に移動された操作釦142をその位置に固定する固定部材である折り取り片145を有しており、折り取り片145は、該折り取り片145が使用される以前(ガス抜き以前)の通常の使用時において、キャップ144に一体的に取着されている。
バルブステム141は、マウンテンキャップ24の中央部からエアゾール容器11の軸線に沿って(換言すれば、エアゾール容器11の軸線上に)突設されており、傾倒され若しくは押し下げられることにより開放されて、エアゾール容器11の内部に充填されたエアゾール内容物を噴出するようになっている。
操作釦142は、バルブステム141の突出方向(即ち、エアゾール容器11の軸方向)と略直角に交差するように伸びるノズル143と、ノズル143とバルブステム141とを接続するようにノズル143の基端部とバルブステム141とを連通するための流路146と、ノズル143の下方に設けられ操作釦142の操作に用いられるトリガー147と、バルブステム141を挟んでトリガー147とは反対側に設けられる軸部148を有する取付板149とを備えて一体に形成されている。流路146の一方の端部には、バルブステム141に上方から外嵌する(即ち、上方から係合する)ステム嵌合孔150が設けられており、ステム嵌合孔150にバルブステム141の上端部が挿嵌されて操作釦142はバルブステム141に装着されている。
キャップ144は、例えば合成樹脂製であって、エアゾール容器11の上端部に設けられたマウンテンキャップ24に嵌着する基部151と、エアゾール容器11のバルブステム141を挟んで互いに対向するように基部151から立設された2つの側板152と、2つの側板152の上縁部を互いに連結するように2つの側板152の上縁部間に架設された天板153と、を備え、さらに、天板153の後端部に折り取り片145を一体に形成されている。
折り取り片145は、略角柱状の部材であり、基端部に長手方向と直交する方向に突設された摘み部155を有しており、全体として略L字形状に形成されている。そして、折り取り片145の先端部は天板153の後端部に接続されており、該接続部分には略V字形状の溝が刻設されるなどして薄肉に形成されており、折り取り片145は天板153から折り取るように分離可能とされている。
操作釦142の軸部148は、取付板149の後端部(バルブステム141から最も離間した位置)に設けられており、該取付板149の後端部を挟んで互いに対向するようにキャップ144に設けられた一対の保持リブ154により回動自在に保持されており、これにより、操作釦142は、この軸部148を揺動軸として、キャップ144に揺動自在に支持されている。
エアゾール内容物を噴射する際には、トリガー147を操作して操作釦142を所定の方向(図中矢印A方向)に揺動させる。これにより、操作釦142のステム嵌合孔150に挿嵌されているバルブステム141は、該操作釦142によりエアゾール容器11側に付勢されて傾倒しながら押し下げられ、エアゾール容器11内のエアゾール内容物がノズル143から噴射される。
エアゾール装置140のガス抜きを行うに際しては、折り取り片145をキャップ144から分離して、その先端部を操作釦142の上側面と、該操作釦142の上側面に相対するキャップ144の天板153の内側面との間に挿入する。折り取り片145の先端部は、操作釦142の上側面と天板153の内側面との隙間よりも僅かに厚く形成されており、その厚みは典型的には略4mmである。また、折り取り片145の先端部の幅は略7mmに形成されている。折り取り片145の先端部が挿入されるに伴って、操作釦142は、バルブステム141を付勢してエアゾール容器11側に傾倒させ且つ押し下げながら図中矢印A方向に揺動する。この状態で、折り取り片145は操作釦142の上側面と天板153の内側面とにより狭持されて固定されているので、操作釦142は図中矢印A方向とは反対方向の揺動を規制されている。これにより、バルブステム141は開放された状態に維持され、バルブステム141を介してノズル143からエアゾール内容物が連続的に噴射される。尚、折り取り片145の先端部の表面に凹凸を形成するなどして滑り止めの処理を施すことが好ましい。
本実施形態のエアゾール装置140によれば、ガス抜き時に、キャップ144に一体的に取着されている折り取り片145を分離し、操作釦142の上側面と天板153の内側面との隙間に挿入するだけで、バルブステム141を傾倒させ且つ押し下げる方向に操作釦142を移動させて該操作釦142を固定し、連続的にエアゾール内容物をノズル143から噴射させてガス抜きを行うことができる。これにより、固定部材である折り取り片145を紛失することがなく、通常の使用時と同様の態様でエアゾール内容物を噴射して容易に且つ安全にガス抜きを行うことができる。
以上、本発明に係るエアゾール装置の第1〜13実施形態を説明したが、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形,改良,等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係るエアゾール装置の第1実施形態を示す外観斜視図である。 図1に示すエアゾール装置のガス抜き時の状態を示し、キャップの一部を破断した正面図である。 図2におけるIII-III矢視断面図である。 本発明に係るエアゾール装置の第2実施形態を示す一部破断外観斜視図である。 本発明に係るエアゾール装置の第3実施形態を示す一部破断外観斜視図である。 本発明に係るエアゾール装置の第4実施形態を示す一部破断外観斜視図である。 本発明に係るエアゾール装置の第5実施形態を示す一部破断外観斜視図である。 本発明に係るエアゾール装置の第6実施形態を示す外観斜視図である。 図8に示すエアゾール装置のガス抜き時の状態を示し、キャップの一部を破断した側面図である。 本発明に係るエアゾール装置の第7実施形態を示す外観斜視図である。 図10に示すエアゾール装置におけるガス抜き時の縦断面図である。 本発明に係るエアゾール装置の第8実施形態を示す一部破断外観斜視図である。 本発明に係るエアゾール装置の第9実施形態を示す一部破断外観斜視図である。 本発明に係るエアゾール装置の第10実施形態を示し、キャップの一部を破断して示す外観斜視図である。 図14に示すエアゾール装置におけるガス抜き時の縦断面図である。 本発明に係るエアゾール装置の第10実施形態を示し、キャップの一部を破断して示す外観斜視図である。 図16に示すエアゾール装置におけるガス抜き時の縦断面図である。 本発明に係るエアゾール装置の第12実施形態を示す外観斜視図である。 図18に示すエアゾール装置のガス抜き時の状態を示し、キャップの一部を破断した側面図である。 本発明に係るエアゾール装置の第13実施形態を示す縦断面図である。 (A),(B)はそれぞれ、従来のエアゾール容器のガス抜き用具を説明するための断面図である。 従来のエアゾール容器のガス抜き用具を説明するための断面図である。
符号の説明
10 エアゾール装置
11 エアゾール容器
12 バルブステム
13 ノズル
14 操作釦
15 キャップ
16 折り取り片(固定部材)

Claims (6)

  1. 内部にエアゾール内容物が充填されたエアゾール容器と、前記エアゾール容器の上端部に突設されたバルブステムと、前記バルブステムと接続するノズルを有して該バルブステムに装着された操作釦と、前記操作釦を覆うように前記エアゾール容器の上端部に嵌着するキャップと、を備え、
    前記操作釦が所定の方向に移動され、それにより前記バルブステムが開放されて前記ノズルから前記エアゾール内容物が噴射されるエアゾール装置であって、
    前記所定の方向に移動された前記操作釦をその位置に固定する固定部材を有し、
    前記固定部材が、少なくとも該固定部材が使用される前において、前記キャップに取着されていることを特徴とするエアゾール装置。
  2. 前記バルブステムは傾倒することにより開放され、
    前記キャップが、前記ノズルに臨む位置に設けられ該キャップの内部と外部とを連通する貫通孔と、前記固定部材が挿通され且つ挿通された該固定部材を係止する係止孔と、を有しており、
    前記係止孔に係止された前記固定部材が、前記バルブステムを傾倒させる方向に移動された前記操作釦に当接して該操作釦をその位置に固定することを特徴とする請求項1に記載のエアゾール装置。
  3. 前記固定部材が前記係止孔に挿通されるに伴って、該固定部材が前記操作釦に当接して前記バルブステムを傾倒させる方向に該操作釦を移動させることを特徴とする請求項2に記載のエアゾール装置。
  4. 前記固定部材は、前記係止孔内で回転可能に軸支され、回転方向に前記操作釦と重畳する凸部を有しており、
    該固定部材が回動されるに伴って、前記凸部が前記操作釦に当接して前記バルブステムを傾倒させる方向に該操作釦を移動させることを特徴とする請求項2に記載のエアゾール装置。
  5. 前記バルブステムは前記エアゾール容器側に押し下げられることにより開放され、
    前記キャップが、前記ノズルに臨む位置に設けられ該キャップの内部と外部とを連通する貫通孔と、前記固定部材が挿通され且つ挿通された該固定部材を係止する係止孔と、を有しており、
    前記係止孔に係止された前記固定部材が、前記バルブステムを前記エアゾール容器側に押し下げる方向に移動された前記操作釦に当接して該操作釦をその位置に固定することを特徴とする請求項1に記載のエアゾール装置。
  6. 前記固定部材が前記係止孔に挿通されるに伴って、該固定部材が前記操作釦に当接して前記バルブステムを前記エアゾール容器側に押し下げる方向に該操作釦を移動させることを特徴とする請求項5に記載のエアゾール装置。
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