JP2005335639A - 車両ドア電装品の分散制御ハーネス及びその配索構造 - Google Patents

車両ドア電装品の分散制御ハーネス及びその配索構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ドアに装着する電装品に分散制御システムを採用し、ドアへの配索が容易で、現状のドアインナパネル及びトリムを改造することなく配索することができ、しかも、電装品とハーネスのコネクタ接続作業が非常に簡単になる車両ドア分散制御ハーネス及びその配索構造を提供する。
【解決手段】 ドア1に装着された複数の電装品7〜10と接続され、各電装品を駆動制御する電子部品が内蔵されたコネクタ25〜28が接続されたバスハーネス21を用いた車両ドア電装品の分散制御ハーネスであって、バスハーネス21は、フラット状に成形され、電子部品内蔵コネクタ25〜28が電装品7〜10と接続されたコネクタ11〜14と嵌合接続される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばリアドアなどの車両ドアに装着された複数の電装品をデータ通信によって制御する電子部品内蔵コネクタを有する車両ドア電装品の分散制御ハーネス及びその配索構造に関する。
自動車のドアには電装品としてモータやリレー等による多数のアクチュエータが装着されており、それらの電装品をデータ通信により独立して分散制御する制御システムが開発されている。この制御システムでは、個々のアクチュエータと接続されるコネクタに通信回路が内蔵されて通信データを車体側の制御装置と駆動回路間で授受できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。ここで用いられる通信バスとしてのハーネスは、電源ラインとアースライン、及び制御信号ラインからなり、通常の絶縁被覆された電線が用いられている。
このようなアクチュエータの分散制御システムは、未だすべての車載電装品の制御に用いられているわけではなく、特に開閉を要するリアドアの複数の電装品への配線は通常の電線を束ねたワイヤハーネスが用いられているのが現状である。
また、リアドアに装着されるワイパーモータやドアロックアクチュエータ、Eラッチといった電装品への駆動電源の供給や制御信号の伝達にあたっては、通常のワイヤハーネスを分岐又は延長して個々の電装品へ接続する方法がとられている。具体的には、例えば図4に示すように、リアドア1のドアインナパネル2の配索孔2cを挿通してドアインナパネル2にワイヤハーネス50が配索され、ワイヤハーネス50から分岐された複数の支線51〜54に接続された雌コネクタ61〜64にアクチュエータ81〜84側の雄コネクタ71〜74が嵌合接続され、アクチュエータ81〜84が夫々駆動制御されるようになっている。
さらに、これらのハーネスのリアドアへの配索構造として、ドアアウタパネルとドアインナパネルとからなり閉断面を形成するリアドアパネルのドアインナパネルに開断面の凹部を形成し、この凹部にワイヤハーネスを配策する構造や(例えば、特許文献2参照)、リアドアの内部空間にワイヤハーネスを配策する構造(例えば、特許文献3参照)等の構造が提案されている。
特開2003−134720号公報(2頁、図2) 実開昭61−090616号公報(5−6頁、第2図) 特開2002−096697号公報(3頁、図1)
しかしながら、近年、リアドアに装着される電装品の数が増大し、従来のような通常のワイヤハーネスでの配線では、ワイヤハーネス自体の外径が大きくなり、ドアインナパネルの配索穴に挿通することが困難になっている。また、コストの点で予めドアインナパネル側にワイヤハーネス配索用の溝や経路空隙を設けることができないため、ドアインナパネルとトリムとの間の限られた空隙にワイヤハーネスを配線することが困難になっている。
また、従来のような電装品個々への接続は、狭い空間で固定支持されていないコネクタ同士を嵌合することになるので、接続が非常にやり難く手間がかかるという欠点がある。
さらに、細線化を図るために多重伝送システムを採用するにしても、従来型の電線ではバスハーネス自体が配索時の張力や配索後の外力に耐えるのに十分な強度を有さず、これに加えて、インナパネルに生じたバリや鋭利なエッジによってワイヤハーネスが損傷する危険があるため、何らかの保護対策を施す必要があり、コストや手間がかかるという問題がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ドアに装着する電装品に分散制御システムを採用し、ドアへの配索が容易で、現状のドアインナパネル及びトリムを改造することなく配索することができ、しかも、電装品とハーネスのコネクタ接続作業が非常に簡単になる車両ドア分散制御ハーネス及びその配索構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にかかる車両ドア電装品の分散制御ハーネスは、ドアに装着された複数の電装品と接続され、各電装品を駆動制御する電子部品が内蔵された電子部品内蔵コネクタが接続されたバスハーネスを用いた車両ドア電装品の分散制御ハーネスであって、前記バスハーネスはフラット状に成形され、前記電子部品内蔵コネクタが前記電装品と接続されたコネクタと嵌合されることを特徴としている。
このようなバスハーネスを採用することによって、ドアインナパネル上を容易に配線できる平たい帯状の配線体とすることができ、従来のドアインナパネルとトリムとの間の空隙でも十分に配線可能なバスハーネスを得ることができる。これに加えて、電子部品内蔵コネクタがバスハーネス側に固定されているので、アクチュエータ側のコネクタを電子部品内蔵コネクタに片手でも容易に嵌合することができる。
また、本発明の請求項2に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスは、請求項1に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスにおいて、前記電子部品内蔵コネクタが前記車両ドア電装品近傍の車体に固定できるように前記バスハーネスに接続されていることを特徴としている。
このようなコネクタの配置と固定構造によって、アクチュエータ側のコネクタを電子部品内蔵コネクタに片手でも容易に嵌合することができ、コネクタ嵌合の作業性が従来に比べて良くなる。
また、本発明の請求項3に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスは、請求項1又は請求項2に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスにおいて、前記フラット状のバスハーネスがフレキシブルフラットケーブルであることを特徴としている。
バスハーネスに外力や張力に対して非常に強いフレキシブルフラットケーブルを用いることで、バスハーネスをドアインナパネルの形状に沿って配索しやすくすることに加えて、バスハーネスへの特別な保護対策を施す必要がなくなる。
また、本発明の請求項4に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスの配索構造は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の分散制御ハーネスが前記車両ドア電装品装着部のドアインナパネル及びトリムで形成される空隙に配索されていることを特徴としている。
分散制御ハーネスがこのように配索できることによって、ドアインナパネル側にハーネス配索用の溝や経路空隙を予め設けておく必要がなくなり、ドアへ装着する電装品が増加しても既製のドアインナパネル構造を利用可能となり、コスト的に有利である。
また、本発明の請求項5に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスの配索構造は、請求項4に記載の分散制御ハーネスの配索構造において、前記バスハーネスが前記ドアインナパネルの前記車両ドア電装品取り付け開口部の一側縁部に沿って配索されていることを特徴としている。
このような分散制御ハーネスによって、ドアインナパネルとトリムとの間の空隙に配索が可能であり、バスハーネス側の電子部品内蔵コネクタに電装品側のコネクタが嵌合しやすい配置とすることができる。
請求項1に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスによると、リアドア等多数の電装品が装着されたドアであっても車体側の改造を必要とせず、配索容易で配索作業やコネクタ嵌合作業中の外力や引っかかりに対して特別な保護対策を必要とせず、コネクタ嵌合作業のやり易い分散制御ハーネスとその配索構造を提供することができる。
また、請求項2に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスによると、電子部品内蔵コネクタが電装品近傍の車体に固定できるように接続されていることで、コネクタの嵌合作業が従来に比べて良くなり、アクチュエータ側のコネクタを電子部品内蔵コネクタに片手でも容易に嵌合することができるようになる。
また、請求項3に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスによると、バスハーネスがフレキシブルフラットケーブルであることで、バスハーネスをドアインナパネルの形状に沿って配索しやすくすることに加えて、外力や張力に対して非常に強いフレキシブルフラットケーブルを用いるので、バスハーネスへの特別な保護対策を施す必要がなくなり、作業性の向上、コストの低減等が図られる。
また、請求項4に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスの配索構造によると、分散制御ハーネスが電装品装着部のドアインナパネル及びトリムで形成される空隙に配索できることによって、予めドアインナパネル側にハーネス配索用の溝や経路空隙を設ける必要がない。すなわち、ドアへ装着する電装品が増加しても既製のドアインナパネル構造を利用することができるのでコスト的に有利である。
また、請求項5に記載の車両ドア電装品の分散制御背がハーネスの配索構造によると、バスハーネスによって、ドアインナパネルとトリムとの間の空隙に配索が可能であり、バスハーネス側の電子部品内蔵コネクタを電装品側のコネクタが嵌合しやすい配置とすることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、リアドア内に装着する電装品の分散制御ハーネスをドアインナパネルに配索した状態の一部上面図を示し、リアドア1のドアインナパネル2の上面2aには、車幅方向に沿って複数例えば、4個の開口部3,4,5,6等が設けられており、これらの開口部3〜6には夫々電装品としてのアクチュエータ、例えばワイパーモータ7、ドアロックアクチュエータ8、Eラッチ9、クローザモータ10等が装着されている。これらのアクチュエータ7〜10の各リード線には夫々コネクタ11〜14が設けられている。
幹線としてのバスハーネス21は、ドアインナパネル2の上面2aのリヤウィンド側の縁部2bと開口部3〜6の一側縁部との間に長手方向(車幅方向)に沿って配策されており、左右両端がリアパネル2の左右両側部に設けられた配索孔2c,2dから挿通されて左右のドアピラー1c,1d内を通して車体側に設けられた電子制御装置(ECU)(図示せず)に接続されている。
このバスハーネス21は、帯状をなす平たい1本のハーネスで内部に3本の導電帯が平行に設けられて絶縁体で被覆された分散制御ハーネスとされている。より具体的には、厚さ0.15mm、幅2.5mmのフラット銅導体3芯をポリエチレンテレフタレートフィルムで絶縁したフレキシブルフラットケーブル(FFC)で、図3に示すように電源ライン22、アースライン23、及び制御信号ライン24の3芯とされている。このバスハーネス21には各開口部3〜6の位置に各アクチュエータ7〜10を制御するための電子部品内蔵コネクタ25〜28が設けられており、電源ライン22、アースライン23、及び制御信号ライン24に接続固定されている。これらの電子部品内蔵コネクタ25〜28は、ドアインナパネル2の上面2aに接着シートやクランプにより固定されている。
そして、これら電子部品内蔵コネクタ25〜28に対応するアクチュエータ7〜10のコネクタ11〜14が嵌合接続されている。この場合、電子部品内蔵コネクタ25〜28は、アクチュエータ7〜10側のコネクタ11〜14に対して待ち受け状態となっているので、開口部3〜6から引き出したコネクタ11〜14を片手でも簡単に嵌合することができる。また、ドアインナパネル2の上面2aの縁部2e側にはウェザストリップ15,16が設けられている。
図2は、図1のドアインナパネル上に既製のトリム17を被せた状態での図1における矢印II−IIに沿う断面図を示し、バスハーネス21に接続された電子部品内蔵コネクタ25が、既製のトリム17とドアインナパネル2の上面2aとの空隙に収容できるようになっている。実際には、トリム17とドアインナパネル2の上面2aとの空隙の高さhは、約15mm程度であるので、この空間に収納できるように電子部品内蔵コネクタ25〜28の高さが設計されている。
なお、最近のリアドア配索ハーネスではハーネス径が18mm程度にもなってしまうことがあるので、このような空隙では従来形のハーネスを配線することは困難である。しかしながら、本実施形態のような分散制御ハーネスによると、このようにトリムとドアインナパネルとの限られた空隙を予め検討して配索経路を見つけ出す手間も必要なくなり、また、従来のようにハーネス径に合わせて特別にドアインナパネルやトリムを加工する必要もなく、簡単かつ容易な配索構造を提供することができる。
また、本実施形態では、バスハーネス21としてフレキシブルフラットケーブル(FFC)を用いているが、配線材として、ドアインナパネルとトリムとの限られた空隙に収納できるフラット状の樹脂押出し被覆されたフラットケーブルやリボン電線等を用いても良い。しかしながら、本実施形態のバスハーネス21のように極端に芯数の少ない分散制御ハーネスの場合は、ハーネスの配索、固定作業や、コネクタ嵌合作業時に引張りや引っ掛けといった外力に非常に弱く、プロテクタや保護チューブ等の特別の保護対策が必要となるために比較的外力に強い被覆を持つフレキシブルフラットケーブルを使用することが望ましい。
続いて、電子部品内蔵コネクタ25の構造について説明する。図3は、図1に示す電子回路内蔵コネクタ25の分解斜視図である。電子部品内蔵コネクタ25は、下ケース31と上ケース32からなるケース30内にフレキシブルプリント配線板(FPC)(以下「プリント配線板」という)35、ヒートシンク36、雌端子37等を有している。ケース30は、下ケース31の一側側壁の上端と上ケース32の対応する側壁の下端とが薄肉部33により連設されてヒンジ部(以下「ヒンジ部33」という)とされ、当該ヒンジ部33により開閉可能とされている。なお、図3において上ケース32は、下ケース31からヒンジ部33で切り離して描いてある。下ケース31の底部は開口されてヒートシンク36が四隅をねじで固定されている。
下ケース31、上ケース32は、長手方向両側に突縁部31a,32aが対向して形成されており、着脱自在に嵌合することでこれらの間にバスハーネス21を導入する隙間となる導入部が形成される。また、下ケース31のヒンジ部33が設けられている側壁と反対側の側壁の略中央が切り欠かれて開口部31cとされており、その下縁部に僅かに斜め下方に外方に突出する保護フランジ31bが設けられている。上ケース32の対応する側壁には保護フランジ31bと対応して保護フランジ32bが設けられている。このケース30は、例えば、絶縁性を有するポリエチレン等の樹脂部材により形成されている。
プリント配線板35は、制御すべきアクチュエータに応じた電気回路パターンが形成され、パワーIC41、制御用IC42、その他の電子部品43等が実装されている。プリント配線板35は、下面35aと上面35bとがヒンジ部33側の側部35cを複数回折り返されて重ねられる形状とされ、バスハーネス21に沿う両側が電線接続部35dとされ、開口部31cと対応する側部が端子接続部35eとされている。電線接続部35dにはバスハーネス21の電源ライン22、アースライン23、制御信号ライン24と対応して電源ライン、アースライン、制御信号ラインが設けられ、端子接続部35eには、制御すべきアクチュエータに対応した接続回路パターン(何れも図示せず)が形成されている。
このプリント配線板35は、図に示すようにバスハーネス21に載置され、両側の電線接続部35dの電源ライン、アースライン及び制御信号ラインが夫々バスハーネス21の対応する電源ライン22、アースライン23及び制御信号ライン24に夫々ピアッシング接続部45により電気的に接続されかつ固定される。接続端子部35eにはピアッシング接続部46によりアクチュエータ7側のコネクタ11の雄端子と嵌合する雌端子37が接続されている。このようにピアッシング接続によれば、従来の圧接接続のように接続部が大きくならずコネクタ自体を薄型化できる利点がある。
接続端子部35eは、下ケース31の開口部31cから導出されて保護フランジ31bに載置されている。バスハーネス21は、プリント配線板35の下面35aと対応する部位をヒートシンク36に載置されて接着固定され、プリント配線板35の上面35bが上ケース32の裏面に接着固定されている。また、バスハーネス21は、接続端子部35dの外側部が逆U字形状に折り曲げられて余長部分とされ、上ケース32を閉じて図示しない係止部により固定したときに上下の突縁部31a,32aに狭持固定され、雌端子37が上下の保護フランジ31b,32bに狭持された後、雌端子カバー38が外嵌装着される。
このようにして、電子部品内蔵コネクタ25が構成されている。これにより、内蔵する電子回路が保護される。そして、雌端子37と雌端子カバー38とにより雌コネクタが構成され、アクチュエータ7のコネクタ11が嵌合接続される。他の電子部品内蔵のコネクタ26〜28についても同様である。
なお、本実施形態では、バスハーネス21をドアインナパネル2の上面2aに車幅方向全長に亘って沿う1本の長いハーネスを使用して各アクチュエータ7〜10の接続位置に対応する電子回路内蔵コネクタ25〜28を接続するようにしたが、これに限るものではなく、アクチュエータ7〜10に接続する電子回路内蔵コネクタ25〜28の区間毎の長さとして、これらの電子回路内蔵コネクタ25〜28により中継するようにしても良い。
また、上述の実施形態では本発明を車両のリアドアに適用した場合について説明したが、これに限るものではなく、車両のサイドドア等、他のドアに適用しても良いことは言うまでもない。
本発明による分散制御ハーネス及びその配索構造を自動車リアドアに用いた実施態様に基づいて説明したが、本発明の利用分野は必ずしもこれに限定されず、鉄道車両やコピー機等の事務機、ビルや家屋の分散制御用配線等に広く利用することが可能である。
本発明に係る車両ドア電装品の分散制御ハーネスをリアドアのインナパネルに配索した状態の一部上面図である。 図1における矢印II−II方向断面図である。 図1に示す電子部品内蔵コネクタの一例を示す分解斜視図である。 従来のリアドアハーネスの配索接続模擬図である。
符号の説明
1 リアドア
1c,1d ドアピラー
2 ドアインナパネル
2a 上面
2b 縁部
2c,2d 配索孔
2e 縁部
3〜6 開口部
7 ワイパーモータ(アクチュエータ)
8 ドアロックアクチュエータ
9 Eラッチ(アクチュエータ)
10 クローザモータ(アクチュエータ)
11〜14 コネクタ
15,16 ウェザストリップ
17 トリム
21 バスハーネス(分散制御ハーネス)
22 電源ライン
23 アースライン
24 制御信号ライン
25〜28 電子回路内蔵コネクタ(コネクタ)
30 ケース
31 下ケース
31a 突縁部
31b 保護フランジ
31c 開口部
32 上ケース
32a 突縁部
32b 保護フランジ
33 ヒンジ部(薄肉部)
35 フレキシブルプリント配線板(プリント配線板)
35a 下面
35b 上面
35c 側部
35d 電線接続部
35e 端子接続部
36 ヒートシンク
37 雌端子
41 パワーIC
42 制御用IC
43 電子部品
45,46 ピアッシング接続部
50 ワイヤハーネス
51〜54 支線
61〜64 雌コネクタ
71〜74 雄コネクタ
81〜84 アクチュエータ

Claims (5)

  1. ドアに装着された複数の電装品と接続され、各電装品を駆動制御する電子部品が内蔵された電子部品内蔵コネクタが接続されたバスハーネスを用いた車両ドア電装品の分散制御ハーネスであって、
    前記バスハーネスはフラット状に成形され、前記電子部品内蔵コネクタが前記電装品と接続されたコネクタと嵌合されることを特徴とする車両ドア電装品の分散制御ハーネス。
  2. 前記電子部品内蔵コネクタが前記車両ドア電装品近傍の車体に固定できるように前記バスハーネスに接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネス。
  3. 前記フラット状のバスハーネスがフレキシブルフラットケーブルであることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネス。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の分散制御ハーネスが前記車両ドア電装品装着部のドアインナパネル及びトリムで形成される空隙に配索されていることを特徴とする車両ドア電装品の分散制御ハーネスの配索構造。
  5. 前記バスハーネスが前記ドアインナパネルの前記車両ドア電装品取り付け開口部の一側縁部に沿って配索されていることを特徴とする、請求項4に記載の車両ドア電装品の分散制御ハーネスの配索構造。
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