JP3647678B2 - フラット回路体取付構造 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車ドア等においてパワーウインド機構など各種電装品用のフラット回路体取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車ドアに装備される各種電装品にスイッチオン/オフ信号や動作信号を出入力する電気回路を形成するハーネス類は、普通インナパネルとドアトリムとの間のパネル間隙に引き回して配索される。近年、それまでの電線・ケーブルやワイヤハーネスによるハーネス類に代わって、薄くかつ軽量で、弾力性や可撓性に富むためにパネル間隙への引き回し配索作業性に優れたフラット回路体であるフレキシブルプリント回路体(以下、FPC回路体という)が注目されている。このFPC回路体の成形材料にはたとえばポリエチレンテレフタレート(PET)が用いられている。
【0003】
かかるFPC回路体を用いた自動車ドアへの配索は、たとえばFPC回路体の一端側を電装品のスイッチユニットに接続し、他端側をインナパネル側のワイヤハーネスまたは電子制御装置(ECU)であるドアコントロールユニットといった他の回路に接続するようになっている。
【0004】
図4は、FPC回路体の配索作業例を概略的に示している。ドアトリム1の内側(車内側)に乗員が各種電装品をスイッチオン/オフ操作するためのスイッチユニット2が取り付けられる。このスイッチユニット2のスイッチ回路基板部(プリント配線基板:PCB)にFPC回路体3のリード配線部の一端側が接続される。一方、ウインドガラス6など装備したドアパネル5側のインナパネル7にドアコントロールユニット8が取り付けられ、このドアコントロールユニット8に電気コネクタ4を介してFPC回路体3のリード配線部の他端側が接続される。
【0005】
かくして実装後は、電気コネクタ4を介してスイッチユニット2からスイッチオン/オフ信号がドアコントロールユニット8に入力され、ドアコントロールユニット8からは各種電装品に動作信号などの制御信号を出力するようになっている。
【0006】
その他、フラット回路体を用いた従来の配索作業例として、特開平8−198036号公報に記載の自動車用側部車体配線構造がある。この場合、フラット回路体をドアパネルの下部表面に配索し、スイッチユニットに接続されたフラット回路体のリード配線部を下方へ引き出すようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記図4に示す従来のFPC回路体3の配索作業にあっては、作業者が電気コネクタ4をドアコントロールユニット8に挿入して接続後、ドアトリム1,インナパネル6およびアウタパネル9などからなるドアパネルを組み立てる際、FPC回路体3の長さに余裕をもたせた部分の余長部3aを咬み込んでしまうおそれがあり、その咬み込みによってFPC回路体3が変形したり、ときには断線に及ぶ不都合がある。これは上記公報に記載されたフラット回路体の配索作業例にあっても同じことがいえる。
【0008】
したがって、本発明の目的は、ドア周辺に装備される各種電装品用の電気回路を形成するFPC等のフラット回路体の配索作業にあって、ドアトリムおよびインナ/アウタパネルなどからなるドアパネル組立時にそれらパネル間にフラット回路体が咬み込まれることにより、回路体が変形や断線する不都合を回避できるようにしたフラット回路体取付構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかる請求項1に記載のフラット回路体取付構造は、成形パネルからボデーパネル間に余長をもって配策される車両部位において、フラット回路体の一端側を接続するフラット回路体取付構造であって、成形パネルの背面に可撓性を有する弾性保護体をこの長手方向の一端側で固定しかつ他端側を自由端にして取り付け、その弾性保護体に前記フラット回路体を支持させるようにしたものである。
【0010】
以上の構成から、回路の一端側を回路ユニットに接続したフラット回路体をほぼ全長にわたって細長い板状の弾性保護体で支持しており、弾性保護体を撓ませながらフラット回路体を引っ張って電気コネクタをボディーパネル側の他の回路であるコントロールユニットなどに接続後、成形パネル組立に際して、弾性保護体が撓んだ状態から元の形状に復元するに伴い、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体の余長部が成形パネル組立後のパネル間に咬み込まれるのを防ぐことができる。
【0011】
上記目的を達成するために、本発明にかかる請求項2に記載のフラット回路体取付構造は、成形パネル内装材からボデーパネル間に余長をもって配策される車両部位において、フラット回路体の一端側をドアトリムに設けた電装品操作用の回路ユニットに接続するとともにフラット回路体の他端側を電気コネクタを介してボディーパネル側の他の回路に接続する取付構造で、成形パネルの背面に可撓性を有する弾性保護体をこの長手方向の一端側で固定しかつ他端側を自由端にして取り付け、その弾性保護体に前記フラット回路体を支持させるようにしたものである。
【0012】
以上の構成から、回路の一端側をスイッチユニットに接続したフラット回路体をほぼ全長にわたって細長い板状の弾性保護体で支持しており、弾性保護体を撓ませながらフラット回路体を引っ張って電気コネクタをボディーパネル側の他の回路であるコントロールユニットなどに接続後、ドアトリムおよびインナ/アウタパネルなどからなる成形パネル組立に際して、弾性保護体が撓んだ状態から元の形状に復元するに伴い、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体の余長部が成形パネル組立後のパネル間に咬み込まれるのを防ぐことができる。
【0013】
また、請求項3に記載のフラット回路体取付構造は、細長く板状に樹脂成形された弾性保護体の長手方向の両端でフラット回路体の一端側と他端側を支持して構成したものである。
【0014】
以上の構成から、弾性保護体を撓み易い細長い板状に樹脂成形することで、その長手方向の一端側を固定端とし、他端側を自由端にしておけば、それに支持されたフラット回路体を配索中に引っ張っても、引っ張られた状態からフラット回路体が弾性保護体の撓みによる戻りに伴って強制的に元の姿勢に制御される。フラット回路体のそうした姿勢制御によって、ドアパネル組立時にパネル間にフラット回路体が挟み込まれるのを防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるフラット回路体取付構造の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、従来例の図4で示された部材に共通するものには同一符号を付してある。
【0016】
図1(a),(b)は、自動車ドアに組み付けられる本例のフラット回路体取付構造を示す斜視図と部分拡大斜視図である。この構造に使用される本発明でいうフラット回路体であるFPC(フレキシブルプリント回路)回路体10の回路本体部11は、スイッチユニット2のスイッチ回路基板部と、ここから電気コネクタ4まで引き出されるリード配線部とが一体にパターン形成されてなっている。そうした回路本体部11の回路の一端側がスイッチユニット2に接続され、回路の他端側が電気コネクタ4に接続される。回路本体部11は所要の長さを有する帯状に成形され、その適所に係止孔12が設けられている。
【0017】
かかるFPC回路体10はドアトリム1の背面側に引き出され、インナパネル7との間の空隙部において本発明の要旨部材である軟質樹脂製の弾性保護体20による介助を受けて支持され、この場合図でいう上下方向へ立ち上げた形に配索される。
【0018】
弾性保護体20は、適度に撓み易いように本体21が上下方向へ細長く成形されている。本体21の下端側と上端側にはそれぞれ水平方向へ両側にT字形に張り出してブラケット部22,23が設けられている。下端側のブラケット部22の中央部に凸形状の回路体係止ピン24が一体に突設され、両端に2つの結合孔25を設けている。回路体係止ピン24は、FPC回路体10の回路本体部11に貫通して設けた係止孔12に嵌合させることにより、回路本体部11を弾性保護体20の本体21に固定するためのものである。2つの係合孔25はドアトリム1の背面にブラケット26を介して突設した保護体固定ピン27に嵌合させることにより、弾性保護体20の本体21の下端部をドアトリム1の背面に固定するためのものである。
【0019】
また、弾性保護体20のブラケット部23を有する上端側は自由端となっており、図1(b)に示すように、そのブラケット部23の両端に係止孔28と挟持突起29からなる挟持固定部が設けられ、FPC回路体10の回路本体部11の他端側である上端部を厚さ方向から挟持して支持可能となっている。
【0020】
以上の構成から、弾性保護体20に支持させた状態でFPC回路体10が次のように配索される。
【0021】
ドア周辺に装備される各種電装品を乗員がスイッチオン/オフ操作するためのスイッチユニット2がドアトリム1の内側位置に組み込まれるが、FPC回路体10としてはそのスイッチユニット2に一端側を接続したセット状態で準備される。FPC回路体10の回路本体部11のほぼ全長部分と、この他端側に設けた電気コネクタ4はドアトリム1の背面側に引き出される。そうした状態で電気コネクタ4を介してドアパネル5側のインナパネル7に配置した他の回路に、この場合ドアコントロールユニット8との接続に備える。
【0022】
図2に示すように、ドアトリム1の背面側でインナパネル7との間のパネル間隙において、弾性保護体20の本体21がその下端側ブラケット部22の係止孔25をドアトリム1の背面の係止突起27に嵌合させることにより固定される。また、図1(a)で示されたように、その下端側ブラケット部22の回路体固定ピン24を回路本体部11の係止孔12に嵌合させて、この回路本体部11の一端側下端部を支持する。さらに、弾性保護体20の本体21の上端側においては、ブラケット部23に設けた係止孔28および挟持突起29からなる挟持固定部に回路本体部11の他端側上端部を厚さ方向から挟持して支持する。回路本体部11の他端側の電気コネクタ4だけはインナパネル7側のドアコントロールユニット8との接続に備えて自由状態となっている。
【0023】
次に、図2中の仮想線で示すように、電気コネクタ4をドアコントロールユニット8に接続するに臨んで、作業者が弾性保護体20ごとFPC回路体10を引っ張ったとすると、その引張力で弾性保護体20が弓なりに撓み、引張力が直接FPC回路体10に働かないように保護する。この撓んだ状態で電気コネクタ4をドアコントロールユニット8に挿入して接続する。
【0024】
接続後、図4で示されたようにドアトリム1やインナ/アウタパネル7,9などからなるドアパネル5が組み立てられる。このパネル組立時、撓んだ状態の弾性保護体20の本体21は弾力性でもって元の形状に戻ろうとし、その復元動作にFPC回路体10が強制的に追従して図2中の実線図示のように立ち上がった元の姿勢に制御される。
【0025】
そうした弾性保護体20の介助でFPC回路体10が姿勢制御されることにより、ドアパネル組立後、回路本体部11の長さ寸法に余裕をもたせた図4中の符号3aで示す余長部がパネル間に咬み込まれることなく、回路本体部11の変形や断線を避けることができる。
【0026】
なお、本例のFPC回路体10にあっては繰り返すが、スイッチユニット2のスイッチ回路基板部と、このスイッチ回路基板部から電気コネクタ4まで引き出されるリード配線部とを一体に本体回路部11にパターン形成してなっているものである。それに対して、従来のフラット回路体であるFPC回路体の場合、スイッチ回路基板部とリード配線部とを別々に設けて双方をコネクタ結合などしているため、前述のように作業者による引張力が働いた場合にそのコネクタ結合部が損傷を受けたり、断線に至るといった危惧があった。その点、本例の本体回路部11はスイッチ回路基板部とリード配線部を一体にパターン形成し、簡潔な回路体としてそのほぼ全長にわたって弾性保護体20で支持しているから、パネル組立時の咬み込みから保護し易くなると同時に、上記損傷や断線などを有効に防止できる利点がある。
【0027】
また、本例のFPC回路体10を自動車ドアに配索する作業例が説明されたが、自動車ドアに限定されることなく、フラット回路体として配索されるいかなる部位にも適用可能である。さらに、スイッチユニット2から引き出されたFPC回路体10の場合が示されたが、かかるユニット以外のフラットワイヤハーネスから分岐するような部分にも適用可能である。
【0028】
さらにまた、本発明の実施の形態においては、ドアトリムからインナパネルとの間にフラット回路体を配索するものについて説明したが、上述した各実施の形態に限らず、自動車のインストルメントパネル等の成形パネルに標準で装着される標準電気機器と、車両本体側に配置されるコントロールユニット等の電気機器(他の電気機器)とをW/H用コネクタを介して電気的に接続する標準回路が形成されたフラット回路体を配索するものにも適用される。
【0029】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、回路の一端側をスイッチユニットに接続したフラット回路体をほぼ全長にわたって細長い板状の弾性保護体で支持しており、弾性保護体を撓ませながらフラット回路体を引っ張って電気コネクタをボディーパネル側の他の回路であるドアコントロールユニットなどに接続後、成形パネル組立に際して、弾性保護体が撓んだ状態から元の形状に復元するに伴い、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体の余長部が成形パネル組立後のパネル間に咬み込まれるのを防ぐことができる。
【0030】
請求項2に記載の発明によれば、ドアを対象にした場合には、回路の一端側を回路ユニットに接続したフラット回路体をほぼ全長にわたって細長い板状の弾性保護体で支持しており、弾性保護体を撓ませながらフラット回路体を引っ張って電気コネクタをボディーパネル側の他の回路であるコントロールユニットなどに接続後、成形パネル組立に際して、弾性保護体が撓んだ状態から元の形状に復元するに伴い、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体の余長部が成形パネル組立後のパネル間に咬み込まれるのを防ぐことができる。
【0031】
請求項3に記載の発明によれば、弾性保護体を撓み易い細長い板状に樹脂成形することで、その長手方向の一端側を固定端とし、他端側を自由端にしておけば、それに支持されたフラット回路体を配索中に引っ張っても、引っ張られた状態からフラット回路体が弾性保護体の撓みによる戻りに伴って強制的に元の姿勢に復帰する。フラット回路体のそうした姿勢制御によって、成形パネル組立時にパネル間にフラット回路体が挟み込まれるのを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(a),(b)は、自動車ドアに組み付けられるフラット回路体取付構造の実施の形態を示す斜視図と部分拡大斜視図である。
【図2】本構造に使用される弾性保護体を伴ったFPC回路体をドアトリム背面側に配索する態様を示す部分断面による側面図である。
【図3】ドアパネル組立後に弾性保護体によってFPC回路体が元の復帰姿勢に戻ることで咬み込みから保護される態様を示す部分断面による側面図である。
【図4】従来例のフラット回路体取付構造を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム
2 スイッチユニット
2a 下ケース
4 電気コネクタ
5 ドアパネル
7 インナパネル
8 ドアコントロールユニット
9 アウタパネル
10 FPC回路体(フラット回路体)
11 回路本体部
12 係止孔
20 弾性保護体
21 本体
22,23 フランジ部
24 回路体係止ピン
25 係止孔
27 保護体固定ピン
28 係止孔
29 挟持突起
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車ドア等においてパワーウインド機構など各種電装品用のフラット回路体取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車ドアに装備される各種電装品にスイッチオン/オフ信号や動作信号を出入力する電気回路を形成するハーネス類は、普通インナパネルとドアトリムとの間のパネル間隙に引き回して配索される。近年、それまでの電線・ケーブルやワイヤハーネスによるハーネス類に代わって、薄くかつ軽量で、弾力性や可撓性に富むためにパネル間隙への引き回し配索作業性に優れたフラット回路体であるフレキシブルプリント回路体(以下、FPC回路体という)が注目されている。このFPC回路体の成形材料にはたとえばポリエチレンテレフタレート(PET)が用いられている。
【0003】
かかるFPC回路体を用いた自動車ドアへの配索は、たとえばFPC回路体の一端側を電装品のスイッチユニットに接続し、他端側をインナパネル側のワイヤハーネスまたは電子制御装置(ECU)であるドアコントロールユニットといった他の回路に接続するようになっている。
【0004】
図4は、FPC回路体の配索作業例を概略的に示している。ドアトリム1の内側(車内側)に乗員が各種電装品をスイッチオン/オフ操作するためのスイッチユニット2が取り付けられる。このスイッチユニット2のスイッチ回路基板部(プリント配線基板:PCB)にFPC回路体3のリード配線部の一端側が接続される。一方、ウインドガラス6など装備したドアパネル5側のインナパネル7にドアコントロールユニット8が取り付けられ、このドアコントロールユニット8に電気コネクタ4を介してFPC回路体3のリード配線部の他端側が接続される。
【0005】
かくして実装後は、電気コネクタ4を介してスイッチユニット2からスイッチオン/オフ信号がドアコントロールユニット8に入力され、ドアコントロールユニット8からは各種電装品に動作信号などの制御信号を出力するようになっている。
【0006】
その他、フラット回路体を用いた従来の配索作業例として、特開平8−198036号公報に記載の自動車用側部車体配線構造がある。この場合、フラット回路体をドアパネルの下部表面に配索し、スイッチユニットに接続されたフラット回路体のリード配線部を下方へ引き出すようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記図4に示す従来のFPC回路体3の配索作業にあっては、作業者が電気コネクタ4をドアコントロールユニット8に挿入して接続後、ドアトリム1,インナパネル6およびアウタパネル9などからなるドアパネルを組み立てる際、FPC回路体3の長さに余裕をもたせた部分の余長部3aを咬み込んでしまうおそれがあり、その咬み込みによってFPC回路体3が変形したり、ときには断線に及ぶ不都合がある。これは上記公報に記載されたフラット回路体の配索作業例にあっても同じことがいえる。
【0008】
したがって、本発明の目的は、ドア周辺に装備される各種電装品用の電気回路を形成するFPC等のフラット回路体の配索作業にあって、ドアトリムおよびインナ/アウタパネルなどからなるドアパネル組立時にそれらパネル間にフラット回路体が咬み込まれることにより、回路体が変形や断線する不都合を回避できるようにしたフラット回路体取付構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかる請求項1に記載のフラット回路体取付構造は、成形パネルからボデーパネル間に余長をもって配策される車両部位において、フラット回路体の一端側を接続するフラット回路体取付構造であって、成形パネルの背面に可撓性を有する弾性保護体をこの長手方向の一端側で固定しかつ他端側を自由端にして取り付け、その弾性保護体に前記フラット回路体を支持させるようにしたものである。
【0010】
以上の構成から、回路の一端側を回路ユニットに接続したフラット回路体をほぼ全長にわたって細長い板状の弾性保護体で支持しており、弾性保護体を撓ませながらフラット回路体を引っ張って電気コネクタをボディーパネル側の他の回路であるコントロールユニットなどに接続後、成形パネル組立に際して、弾性保護体が撓んだ状態から元の形状に復元するに伴い、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体の余長部が成形パネル組立後のパネル間に咬み込まれるのを防ぐことができる。
【0011】
上記目的を達成するために、本発明にかかる請求項2に記載のフラット回路体取付構造は、成形パネル内装材からボデーパネル間に余長をもって配策される車両部位において、フラット回路体の一端側をドアトリムに設けた電装品操作用の回路ユニットに接続するとともにフラット回路体の他端側を電気コネクタを介してボディーパネル側の他の回路に接続する取付構造で、成形パネルの背面に可撓性を有する弾性保護体をこの長手方向の一端側で固定しかつ他端側を自由端にして取り付け、その弾性保護体に前記フラット回路体を支持させるようにしたものである。
【0012】
以上の構成から、回路の一端側をスイッチユニットに接続したフラット回路体をほぼ全長にわたって細長い板状の弾性保護体で支持しており、弾性保護体を撓ませながらフラット回路体を引っ張って電気コネクタをボディーパネル側の他の回路であるコントロールユニットなどに接続後、ドアトリムおよびインナ/アウタパネルなどからなる成形パネル組立に際して、弾性保護体が撓んだ状態から元の形状に復元するに伴い、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体の余長部が成形パネル組立後のパネル間に咬み込まれるのを防ぐことができる。
【0013】
また、請求項3に記載のフラット回路体取付構造は、細長く板状に樹脂成形された弾性保護体の長手方向の両端でフラット回路体の一端側と他端側を支持して構成したものである。
【0014】
以上の構成から、弾性保護体を撓み易い細長い板状に樹脂成形することで、その長手方向の一端側を固定端とし、他端側を自由端にしておけば、それに支持されたフラット回路体を配索中に引っ張っても、引っ張られた状態からフラット回路体が弾性保護体の撓みによる戻りに伴って強制的に元の姿勢に制御される。フラット回路体のそうした姿勢制御によって、ドアパネル組立時にパネル間にフラット回路体が挟み込まれるのを防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるフラット回路体取付構造の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、従来例の図4で示された部材に共通するものには同一符号を付してある。
【0016】
図1(a),(b)は、自動車ドアに組み付けられる本例のフラット回路体取付構造を示す斜視図と部分拡大斜視図である。この構造に使用される本発明でいうフラット回路体であるFPC(フレキシブルプリント回路)回路体10の回路本体部11は、スイッチユニット2のスイッチ回路基板部と、ここから電気コネクタ4まで引き出されるリード配線部とが一体にパターン形成されてなっている。そうした回路本体部11の回路の一端側がスイッチユニット2に接続され、回路の他端側が電気コネクタ4に接続される。回路本体部11は所要の長さを有する帯状に成形され、その適所に係止孔12が設けられている。
【0017】
かかるFPC回路体10はドアトリム1の背面側に引き出され、インナパネル7との間の空隙部において本発明の要旨部材である軟質樹脂製の弾性保護体20による介助を受けて支持され、この場合図でいう上下方向へ立ち上げた形に配索される。
【0018】
弾性保護体20は、適度に撓み易いように本体21が上下方向へ細長く成形されている。本体21の下端側と上端側にはそれぞれ水平方向へ両側にT字形に張り出してブラケット部22,23が設けられている。下端側のブラケット部22の中央部に凸形状の回路体係止ピン24が一体に突設され、両端に2つの結合孔25を設けている。回路体係止ピン24は、FPC回路体10の回路本体部11に貫通して設けた係止孔12に嵌合させることにより、回路本体部11を弾性保護体20の本体21に固定するためのものである。2つの係合孔25はドアトリム1の背面にブラケット26を介して突設した保護体固定ピン27に嵌合させることにより、弾性保護体20の本体21の下端部をドアトリム1の背面に固定するためのものである。
【0019】
また、弾性保護体20のブラケット部23を有する上端側は自由端となっており、図1(b)に示すように、そのブラケット部23の両端に係止孔28と挟持突起29からなる挟持固定部が設けられ、FPC回路体10の回路本体部11の他端側である上端部を厚さ方向から挟持して支持可能となっている。
【0020】
以上の構成から、弾性保護体20に支持させた状態でFPC回路体10が次のように配索される。
【0021】
ドア周辺に装備される各種電装品を乗員がスイッチオン/オフ操作するためのスイッチユニット2がドアトリム1の内側位置に組み込まれるが、FPC回路体10としてはそのスイッチユニット2に一端側を接続したセット状態で準備される。FPC回路体10の回路本体部11のほぼ全長部分と、この他端側に設けた電気コネクタ4はドアトリム1の背面側に引き出される。そうした状態で電気コネクタ4を介してドアパネル5側のインナパネル7に配置した他の回路に、この場合ドアコントロールユニット8との接続に備える。
【0022】
図2に示すように、ドアトリム1の背面側でインナパネル7との間のパネル間隙において、弾性保護体20の本体21がその下端側ブラケット部22の係止孔25をドアトリム1の背面の係止突起27に嵌合させることにより固定される。また、図1(a)で示されたように、その下端側ブラケット部22の回路体固定ピン24を回路本体部11の係止孔12に嵌合させて、この回路本体部11の一端側下端部を支持する。さらに、弾性保護体20の本体21の上端側においては、ブラケット部23に設けた係止孔28および挟持突起29からなる挟持固定部に回路本体部11の他端側上端部を厚さ方向から挟持して支持する。回路本体部11の他端側の電気コネクタ4だけはインナパネル7側のドアコントロールユニット8との接続に備えて自由状態となっている。
【0023】
次に、図2中の仮想線で示すように、電気コネクタ4をドアコントロールユニット8に接続するに臨んで、作業者が弾性保護体20ごとFPC回路体10を引っ張ったとすると、その引張力で弾性保護体20が弓なりに撓み、引張力が直接FPC回路体10に働かないように保護する。この撓んだ状態で電気コネクタ4をドアコントロールユニット8に挿入して接続する。
【0024】
接続後、図4で示されたようにドアトリム1やインナ/アウタパネル7,9などからなるドアパネル5が組み立てられる。このパネル組立時、撓んだ状態の弾性保護体20の本体21は弾力性でもって元の形状に戻ろうとし、その復元動作にFPC回路体10が強制的に追従して図2中の実線図示のように立ち上がった元の姿勢に制御される。
【0025】
そうした弾性保護体20の介助でFPC回路体10が姿勢制御されることにより、ドアパネル組立後、回路本体部11の長さ寸法に余裕をもたせた図4中の符号3aで示す余長部がパネル間に咬み込まれることなく、回路本体部11の変形や断線を避けることができる。
【0026】
なお、本例のFPC回路体10にあっては繰り返すが、スイッチユニット2のスイッチ回路基板部と、このスイッチ回路基板部から電気コネクタ4まで引き出されるリード配線部とを一体に本体回路部11にパターン形成してなっているものである。それに対して、従来のフラット回路体であるFPC回路体の場合、スイッチ回路基板部とリード配線部とを別々に設けて双方をコネクタ結合などしているため、前述のように作業者による引張力が働いた場合にそのコネクタ結合部が損傷を受けたり、断線に至るといった危惧があった。その点、本例の本体回路部11はスイッチ回路基板部とリード配線部を一体にパターン形成し、簡潔な回路体としてそのほぼ全長にわたって弾性保護体20で支持しているから、パネル組立時の咬み込みから保護し易くなると同時に、上記損傷や断線などを有効に防止できる利点がある。
【0027】
また、本例のFPC回路体10を自動車ドアに配索する作業例が説明されたが、自動車ドアに限定されることなく、フラット回路体として配索されるいかなる部位にも適用可能である。さらに、スイッチユニット2から引き出されたFPC回路体10の場合が示されたが、かかるユニット以外のフラットワイヤハーネスから分岐するような部分にも適用可能である。
【0028】
さらにまた、本発明の実施の形態においては、ドアトリムからインナパネルとの間にフラット回路体を配索するものについて説明したが、上述した各実施の形態に限らず、自動車のインストルメントパネル等の成形パネルに標準で装着される標準電気機器と、車両本体側に配置されるコントロールユニット等の電気機器(他の電気機器)とをW/H用コネクタを介して電気的に接続する標準回路が形成されたフラット回路体を配索するものにも適用される。
【0029】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、回路の一端側をスイッチユニットに接続したフラット回路体をほぼ全長にわたって細長い板状の弾性保護体で支持しており、弾性保護体を撓ませながらフラット回路体を引っ張って電気コネクタをボディーパネル側の他の回路であるドアコントロールユニットなどに接続後、成形パネル組立に際して、弾性保護体が撓んだ状態から元の形状に復元するに伴い、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体の余長部が成形パネル組立後のパネル間に咬み込まれるのを防ぐことができる。
【0030】
請求項2に記載の発明によれば、ドアを対象にした場合には、回路の一端側を回路ユニットに接続したフラット回路体をほぼ全長にわたって細長い板状の弾性保護体で支持しており、弾性保護体を撓ませながらフラット回路体を引っ張って電気コネクタをボディーパネル側の他の回路であるコントロールユニットなどに接続後、成形パネル組立に際して、弾性保護体が撓んだ状態から元の形状に復元するに伴い、フラット回路体も元の姿勢に強制的に復帰するので、フラット回路体の余長部が成形パネル組立後のパネル間に咬み込まれるのを防ぐことができる。
【0031】
請求項3に記載の発明によれば、弾性保護体を撓み易い細長い板状に樹脂成形することで、その長手方向の一端側を固定端とし、他端側を自由端にしておけば、それに支持されたフラット回路体を配索中に引っ張っても、引っ張られた状態からフラット回路体が弾性保護体の撓みによる戻りに伴って強制的に元の姿勢に復帰する。フラット回路体のそうした姿勢制御によって、成形パネル組立時にパネル間にフラット回路体が挟み込まれるのを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(a),(b)は、自動車ドアに組み付けられるフラット回路体取付構造の実施の形態を示す斜視図と部分拡大斜視図である。
【図2】本構造に使用される弾性保護体を伴ったFPC回路体をドアトリム背面側に配索する態様を示す部分断面による側面図である。
【図3】ドアパネル組立後に弾性保護体によってFPC回路体が元の復帰姿勢に戻ることで咬み込みから保護される態様を示す部分断面による側面図である。
【図4】従来例のフラット回路体取付構造を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム
2 スイッチユニット
2a 下ケース
4 電気コネクタ
5 ドアパネル
7 インナパネル
8 ドアコントロールユニット
9 アウタパネル
10 FPC回路体(フラット回路体)
11 回路本体部
12 係止孔
20 弾性保護体
21 本体
22,23 フランジ部
24 回路体係止ピン
25 係止孔
27 保護体固定ピン
28 係止孔
29 挟持突起
Claims (3)
- 成形パネルからボデーパネル間に余長をもって配策される車両部位において、
フラット回路体の一端側を接続するフラット回路体取付構造であって、
前記成形パネルの背面に可撓性を有する弾性保護体をこの長手方向の一端側で固定しかつ他端側を自由端にして取り付け、その弾性保護体に前記フラット回路体を支持させてなることを特徴とするフラット回路体取付構造。 - 成形パネル内装材からボデーパネル間に余長をもって配策される車両部位において、
フラット回路体の一端側をドアトリムに設けた電装品操作用の回路ユニットに接続するとともにフラット回路体の他端側を電気コネクタを介してボディーパネル側の他の回路に接続する取付構造であって、
前記成形パネルの背面に可撓性を有する弾性保護体をこの長手方向の一端側で固定しかつ他端側を自由端にして取り付け、その弾性保護体に前記フラット回路体を支持させてなることを特徴とするフラット回路体取付構造。 - 細長く板状に樹脂成形された前記弾性保護体の長手方向の両端で前記フラット回路体の一端側と他端側を支持してなることを特徴とする請求項1に記載のフラット回路体取付構造。
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