JP2000173686A - フラットハーネス用電気接続箱 - Google Patents
フラットハーネス用電気接続箱Info
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- JP2000173686A JP2000173686A JP10342744A JP34274498A JP2000173686A JP 2000173686 A JP2000173686 A JP 2000173686A JP 10342744 A JP10342744 A JP 10342744A JP 34274498 A JP34274498 A JP 34274498A JP 2000173686 A JP2000173686 A JP 2000173686A
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Abstract
ス内の電線数が増加することを防止することができるフ
ラットハーネス用電気接続箱を提供する。 【解決手段】 フラットハーネス用電気接続箱には、ト
ップ部3及びボトム部4からハウジングが構成されてい
る。トップ部3とボトム部4とは相互に嵌合する形状を
有している。そして、ボトム部4の内側には、後述のフ
ラットハーネス5を圧接し後述のスリット1aを貫通す
るのに十分な長さを有する複数個の圧接部2a及びこの
圧接部2aを連結するジャンパ部2bから構成される圧
接バスバ2が配設されている。また、圧接部2aの尖端
部が貫通するスリット1aが穿設され外部の多重通信装
置と多重通信を行う通信回路用実装部品1bが実装され
た通信回路基板1が設けられている。
Description
の電線等の接続に使用されるフラットハーネス用電気接
続箱に関し、特に、信号線の省線化を図ったフラットハ
ーネス用電気接続箱に関する。
れるフラットハーネスは、電線を扁平に構成しかつ複数
の配線を整然と配列させることができる。このため、近
時の電子機器、OA機器及びコンピューター機器の普及
に伴う配線数の増大に対応して、効率的配線及び省スペ
ース化を図るために広く用いられてきている。
本の平行な電線により構成されているので、その両端末
において電線が配列順序どおりに1対1に対応するよう
になっている。従って、端子配列が同一のコネクタをフ
ラットハーネスの両端末に接続する場合等には、フラッ
トハーネスの電線は、平行な配列を維持したまま、コネ
クタの端子に接続されることになる。即ち、フラットハ
ーネスは多線ケーブルで導体(電線)が平面的に配列さ
れている。そして、フラットハーネスの両端末にコネク
タを使用して接続する場合、配列位置が両端末で一義的
に決まっているため、接続すべき各端末及び相手方との
間でその位置を確認する必要がないため、誤配線が生じ
にくく、容易に接続できる。
用される機器によっては、例えば、自動車等のようにフ
ラットハーネスを狭い場所に配線する必要がある場合が
ある。このような場合には、コネクタの省スペース化を
図る必要がある。
り不必要になった電線を切り取って配列変更するフラッ
トハーネスの配線方法が提案されている(特開平10−
136530号公報)。
一方の端末側のコネクタの極数をそのコネクタに接続さ
れる電線の数まで減少させることができる。
続箱が使用される。
従来の配線方法では、所期の目的は達成できたものの、
補機数の増加に伴うフラットハーネスの幅方向の寸法が
拡がることを防止することはできない。図6は従来の電
気接続箱及びそれに接続される補機を示す模式図であ
る。
機32の接続を行う場合、電気接続箱31と5個の補機
32とがフラットハーネス33により接続される。な
お、電気接続箱31と各補機32とは、フラットハーネ
ス33内の2本の電線33aにより接続される。また、
電気接続箱31には、電源線等の電線34aを有するフ
ラットハーネス34が接続される。
6は電線35aを有するフラットハーネス35に接続さ
れており、その中の1本は電源線となっている。この電
源線はヒューズ39を介して電源40に接続されてい
る。そして、フラットハーネス34とフラットハーネス
35とが、夫々の電源線が整合するように中継用コネク
タ38を介して接続される。
には、5個の補機32が接続される場合、少なくとも6
個以上の回路が必要である。そして、補機数が増加する
と、N個の補機に対して少なくとも(N+1)個の回路
が必要となる。従って、補機数の増加に伴って回路数が
増加し、これに伴ってフラットハーネスの幅寸法の増加
が招かれる。
動車用ドアに組み込む場合、フラットハーネスをドアか
らボディ側に引き回してボディ側のフラットハーネスと
接続する。従って、ドアとボディとの間の貫通孔の大き
さをフラットハーネスの幅方向の寸法より大きくする必
要がある。このため、ドアに実装される補機数が増加す
れば、貫通孔を貫通するフラットハーネスの幅寸法は増
加するので、貫通孔の大きさをより大きくする必要があ
る。
損なわれてしまうため、貫通孔の大きさには制約があ
る。このため、電気接続箱内の回路数の増加を招くドア
側に配置される補機数にも制約が生じてしまう。
のであって、接続される補機数を増加してもフラットハ
ーネス内の電線数が増加することを防止することができ
るフラットハーネス用電気接続箱を提供することを目的
とする。
ーネス用電気接続箱は、外部の多重通信装置と多重通信
を行う電子部品が実装された通信回路基板と、前記多重
通信装置に接続されたフラットハーネスと前記電子部品
とを接続する接続手段と、を有することを特徴とする。
ーネスに接続された外部の多重通信装置と多重通信を行
う。従って、従来の電気接続箱を使用した場合より電線
数を低減することができると共に、接続される補機数が
増加しても多重通信装置との間の電線を増加させる必要
がない。
フラットハーネスを前記通信回路基板と挟み込んで圧接
し前記電子部品に接続された圧接部材を有することでき
る。
フラットハーネスと前記通信回路基板との間に挟み込ま
れて前記フラットハーネスを圧接し前記電子部品に接続
された圧接部材を有してもよい。
ットハーネス用電気接続箱について、添付の図面を参照
して具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
係るフラットハーネス用電気接続箱を示す模式的分解断
面図である。
ボトム部4からハウジングが構成されている。トップ部
3とボトム部4とは相互に嵌合する形状を有している。
そして、ボトム部4の内側には、フラットハーネス5を
圧接し後述のスリット1aを貫通するのに十分な長さを
有する複数個の圧接部2a及びこの圧接部2aを連結す
るジャンパ部2bから構成される圧接バスバ2が配設さ
れている。また、圧接部2aの尖端部が貫通するスリッ
ト1aが穿設され外部の多重通信装置と多重通信を行う
通信回路用実装部品1bが実装された通信回路基板1が
設けられている。なお、通信回路基板1の材料は特に限
定されるものではない。
るフラットハーネス用電気接続箱を示す模式的断面図で
ある。本実施例の電気接続箱を使用する際には、圧接バ
スバ2を予めボトム部4内に配置し、圧接部2aにフラ
ットハーネス5を圧接しておく。そして、通信回路基板
1をそのスリット1aに圧接部2aの尖端部が貫通する
ように圧接バスバ2に取り付け、半田6等の導電性材料
により電気的かつ機械的な接続を行う。そして、トップ
部3とボトム部4とを嵌合させて取り付ける。
続箱及びそれに接続される補機を示す模式図である。
の補機22の接続を行う場合、通信回路基板1と5個の
補機22とが夫々5本の電源線23a及びアース線23
bを有するフラットハーネス23により接続される。ま
た、通信回路基板1には、通信線24a、電源線24b
及びアース線24cを有するフラットハーネス24が接
続される。
6は多重伝送装置27に接続されており、多重伝送装置
27には、通信線25a、電源線25b及びアース線2
5cを有するフラットハーネス25が接続される。アー
ス線25cは接地されており、電源線25bはヒューズ
29を介して電源30に接続されている。そして、フラ
ットハーネス24とフラットハーネス25とが、夫々の
通信線、電源線及びアース線が整合するように中継用コ
ネクタ28を介して接続される。
力信号回路26に入力された信号が通信線25a及び2
4aを介して電気接続箱21に多重伝送され、この信号
に基づいて各補機22が動作する。
トハーネスの端部に接続される補機数が増加しても電気
接続箱21と多重伝送装置27との間の信号線の本数を
増加させる必要がない。従って、従来のフラットハーネ
スで構成されるフラットハーネスを使用する場合と比し
て、電気接続箱21と多重伝送装置27との間の電線の
本数を低減しドアボディ間の貫通孔を小さくすることが
できる。これにより、ドアの強度を保持することが可能
である。
する。本実施例においては、通信回路基板がトップ部及
びボトム部から構成されるハウジングの外部に設けられ
る。図4は本発明の第2の実施例に係るフラットハーネ
ス用電気接続箱を示す模式的分解断面図である。なお、
図4に示す第2の実施例において図1に示す第1の実施
例と同一の構成要素には、同一の符号を付してその詳細
な説明は省略する。
ド用孔14aが穿設されている。また、圧接バスバ12
には、リード用孔14aから外部に突出するリード部1
2cが設けられている。更に、通信回路基板11には、
リード部12cが貫通するスリット11aが穿設されて
いる。
るフラットハーネス用電気接続箱を示す模式的断面図で
ある。本実施例の電気接続箱を使用する際には、圧接バ
スバ12を予めボトム部14内にリード部12cがリー
ド用孔14aを貫通するように配置し、圧接部12aに
フラットハーネス5を圧接しておく。そして、通信回路
基板11をそのスリット11aにリード部12cが貫通
するように圧接バスバ12に取り付け、半田6等の導電
性材料により電気的かつ機械的な接続を行う。そして、
トップ部3とボトム部14とを嵌合させて取り付ける。
ても、第1の実施例と同様に使用される。従って、電気
接続箱と多重伝送装置との間の省線化が可能である。
付けられるものに限定されるものではない。例えば、イ
ンパネの周辺等のように配線スペースが十分に確保でき
ない場所での布設にも省線化による効果が得られる。
フラットハーネスに接続された外部の多重通信装置と多
重通信を行う電子部品を設けているので、従来の電気接
続箱を使用した場合より電線数を低減することができる
と共に、接続される補機数が増加しても多重通信装置と
の間の電線を増加させる必要がない。従って、ドアとボ
ディとの間の貫通孔を大きくする必要がなくドアに十分
な強度を確保することができる。更に、多重通信装置と
の接続に使用される中継用コネクタの少極化及び小型化
を図ることができる。
用電気接続箱を示す模式的分解断面図である。
ハーネス用電気接続箱を示す模式的断面図である。
れに接続される補機を示す模式図である。
用電気接続箱を示す模式的分解断面図である。
ハーネス用電気接続箱を示す模式的断面図である。
示す模式図である。
ーネス 6;半田 12c;リード部 14a;リード用孔 21、31;電気接続箱 22、32;補機 24a、25a;通信線 23a、24b、25b;電源線 23b、24c、25c;アース線 26、36;信号入力回路 27;多重伝送装置 28、38;中継用コネクタ 29、39;ヒューズ 30、40;電源 33a、34a、35a;電線
Claims (3)
- 【請求項1】 外部の多重通信装置と多重通信を行う電
子部品が実装された通信回路基板と、前記多重通信装置
に接続されたフラットハーネスと前記電子部品とを接続
する接続手段と、を有することを特徴とするフラットハ
ーネス用電気接続箱。 - 【請求項2】 前記接続手段は、導電性を有し前記フラ
ットハーネスを前記通信回路基板と挟み込んで圧接し前
記電子部品に接続された圧接部材を有することを特徴と
する請求項1に記載のフラットハーネス用電気接続箱。 - 【請求項3】 前記接続手段は、導電性を有し前記フラ
ットハーネスと前記通信回路基板との間に挟み込まれて
前記フラットハーネスを圧接し前記電子部品に接続され
た圧接部材を有することを特徴とする請求項1に記載の
フラットハーネス用電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10342744A JP2000173686A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | フラットハーネス用電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10342744A JP2000173686A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | フラットハーネス用電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000173686A true JP2000173686A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18356165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10342744A Pending JP2000173686A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | フラットハーネス用電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000173686A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005335639A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 車両ドア電装品の分散制御ハーネス及びその配索構造 |
JP2006004852A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電子部品内蔵コネクタ |
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DE102014011703A1 (de) * | 2014-08-07 | 2016-02-11 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Hallstadt | Elektronische Baueinheit, insbesondere kapazitiver Näherungssensor |
-
1998
- 1998-12-02 JP JP10342744A patent/JP2000173686A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9543674B2 (en) | 2014-08-07 | 2017-01-10 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Hallstadt | Electronic unit, in particular capacitive proximity sensor |
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A521 | Written amendment |
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