JP2001210413A - 車両用ワイヤハーネスの配索構造 - Google Patents

車両用ワイヤハーネスの配索構造

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JP2001210413A JP2000016094A JP2000016094A JP2001210413A JP 2001210413 A JP2001210413 A JP 2001210413A JP 2000016094 A JP2000016094 A JP 2000016094A JP 2000016094 A JP2000016094 A JP 2000016094A JP 2001210413 A JP2001210413 A JP 2001210413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車種毎の共有化や配索の自動化を容易とする
と共に、導通チェックの簡略化、精度アップを図ること
ができる良好な車両用ワイヤハーネスの配索構造を提供
する。 【解決手段】 車両用ワイヤハーネス3は、各補機に接
続されるシステム毎に予め形成した複数のサブワイヤハ
ーネス3a,3b,3cを組み合わせて構成される。各サブワイ
ヤハーネス3a,3b,3cの複数の電線4は、個々のサブワイ
ヤハーネス毎に対応するそれぞれの層間接続用絶縁プレ
ート7a,7b,7c上に並設される。上下に積み重ねられた複
数の層間接続用絶縁プレート7a,7b,7cに複数の貫通接続
導体8を適宜貫通させて異なる層間接続用絶縁プレート
7a,7b,7c間の所定の電線4同士を短絡することにより、
車両用ワイヤハーネス3は所望のハーネス回路を形成し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ワイヤハーネ
スの配索構造に関し、特に、各システム毎に予め形成し
たフラット回路体から成る複数のサブワイヤハーネスを
組み合わせて構成された車両用ワイヤハーネスの配索構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の電装品やエンジン制御
装置等の各補機は、車両用ワイヤハーネスにより電気的
に接続されている。従来の車両用ワイヤハーネスは、コ
ネクタを接続した多数の電線を束ねた集束型のワイヤハ
ーネスを用いており、各補機へ接続する枝線ハーネスは
幹線より必要な電線を各分岐点で分岐させていた。
【0003】ところが、このような車両用ワイヤハーネ
スは、装備品や仕様が異なる車種毎に専用設計する必要
があり、共有化を図ることが困難であった。又、前記車
両用ワイヤハーネスを構成するそれぞれの電線の配索経
路は一様でなく、ハーネスの配索経路が複雑な為、自動
機を用いての配索の自動化が難しい。
【0004】更に、前記車両用ワイヤハーネスは、回路
構成にしたがって複数の電線を束ねると共に、所定の電
線にコネクタを接続したり、所定のハーネス回路を構成
するために枝線ハーネスを幹線より複雑に分岐して形成
されている。そして、このように形成された車両用ワイ
ヤハーネスは、後の導通検査工程において電気的な導通
チェックが行なわれるが、複雑な分岐や多数のコネクタ
を有するので、導通チェックの簡略化、精度アップが困
難である。また、万が一、導通不良があった場合には不
良個所の特定に時間がかかり、ハーネス製造の効率アッ
プが容易でない。
【0005】そこで、可撓性プリント回路板を積層して
用いることにより、分岐回路の配線を簡素化して作業性
の向上を図った配線構造が、特開平8−78070号公
報等に開示されている。この配線構造は、図11に示し
たように、例えば自動車のインストルメントパネル廻り
に配索する回路を機能別、すなわち照明用電源回路用
(1)、イグニション電源回路用(2)、アース回路用
(3)の3枚の可撓性プリント回路に区分して複数の機
能別可撓性プリント回路板51,52,53を形成して
おり、これらの機能別可撓性プリント回路板51,5
2,53を相互に積層して、それぞれの回路導体55,
56,57の接続部55al ,56al ,57al と、
スイッチ58の接続端子部59a,59b,59cとを
接続するようにしている。
【0006】即ち、回路構成に応じて適宜可撓性プリン
ト回路板51,52,53を重ね合わせることができ、
電線の集束と同様に可撓性プリント回路板51,52,
53を積層して配索することが可能となる。したがっ
て、可撓性プリント回路板の特徴を生かして分岐回路の
配線が簡素化されると共に、インストルメントパネル内
に収納、装着が容易となり、ハーネスの配索作業性が向
上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−78070号公報等に開示されている配線構造
の場合も、ワイヤハーネスの回路構成を車種毎に専用設
計する必要があり、ハーネスの共有化を図ることができ
ない。また、この配索構造では、使用される配索材が可
撓性プリント回路板(FPC)に限られてしまい、電
線、リボン線及び可撓性フラットケーブル(FFC)等
の他の配索材を用いることができず、車両全体のワイヤ
ハーネスを構成した場合には配索経路に応じた最適な配
索材の使い分けができず、コストアップを招く虞があっ
た。
【0008】更に、この配索構造においても、ハーネス
形成後に電気的な導通チェックを行なう場合は、導通チ
ェックの簡略化、精度アップが困難であり、万が一、導
通不良があった場合には不良個所の特定に時間がかか
り、ハーネス製造の効率アップが容易でない。従って、
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、車種毎
の共有化や配索の自動化を容易とすると共に、導通チェ
ックの簡略化、精度アップを図ることができる良好な車
両用ワイヤハーネスの配索構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、各
システム毎に予め形成したフラット回路体から成る複数
のサブワイヤハーネスを組み合わせて構成された車両用
ワイヤハーネスの配索構造であって、前記各フラット回
路体の複数の導体を階層化した後、積層した各層間の所
定の導体同士を貫通接続導体で短絡させることにより、
所望のハーネス回路を形成したことを特徴とする車両用
ワイヤハーネスの配索構造により達成される。
【0010】尚、本発明におけるシステム毎のサブワイ
ヤハーネスとは、メータパネル、エアコン、コンビネー
ションスイッチ等の各補機毎に接続されるサブワイヤハ
ーネスや、メータエリア、センタクラスタ、ドア等のエ
リア毎に補機をサブモジュール化したサブモジュール毎
に接続されるサブワイヤハーネスを含むものである。
【0011】上記構成によれば、装備品や仕様が異なる
車種毎に車両用ワイヤハーネスを用いる場合、ハーネス
製造時に、車種毎に異なるシステム部分のサブワイヤハ
ーネスだけを変更すれば良く、全車種共通のシステム部
分におけるサブワイヤハーネスは共有化できる。そこ
で、車両用ワイヤハーネスの回路構成全体を車種毎に専
用設計する必要がない。
【0012】又、各サブワイヤハーネスは、導体が平行
に配設される複数の被覆電線やエナメル線、リボン電
線、FPC又はFFC等のフラット回路体から成り、車
両用ワイヤハーネスを一様な直線状ハーネスの組み合わ
せで構成することができる。そこで、このような直線状
ハーネスを配索する自動機の構成はシンプルに成り、自
動機による配索の自動化率を高めることができる。
【0013】更に、各サブワイヤハーネスは、補機毎又
はサブモジュール毎に予め形成したフラット回路体から
成るので、これらサブワイヤハーネスを組み合わせて車
両用ワイヤハーネスを構成する前に、予めサブワイヤハ
ーネス毎の導通チェックを行なうことができる。そこ
で、導通不良のサブワイヤハーネスが積層され、所定の
導体同士を貫通接続導体で短絡させることによって、導
通不良の車両用ワイヤハーネスが構成されてしまう虞が
ない。そして、導通チェックの済んだ良好なサブワイヤ
ハーネスを積層し、所定の導体同士を貫通接続導体で短
絡させることによって構成した車両用ワイヤハーネス
は、最終的な導通チェックにより、万が一導通不良とな
った場合でも、導通不良の原因が前記貫通接続導体によ
る短絡の不良であることは明らかである。従って、不良
個所の特定に時間がかからず、導通チェックの簡略化、
精度アップを図ることができ、ハーネス製造の効率アッ
プが容易である。
【0014】尚、好ましくは前記各フラット回路体の複
数の導体が、個々のサブワイヤハーネス毎に対応するそ
れぞれの層間接続用絶縁プレート上に並設されると共
に、上下に積み重ねられた複数の前記層間接続用絶縁プ
レートに前記貫通接続導体を貫通させて異なる層間接続
用絶縁プレート間の所定の導体同士を短絡する。この場
合、複数の層間接続用絶縁プレート上に各フラット回路
体の複数の導体を並設することで、車両用ワイヤハーネ
スを構成する複数のサブワイヤハーネスを容易に階層化
することができ、これら層間接続用絶縁プレートを積層
することで、所定の導体同士を上下に確実に配置させる
ことができる。そこで、貫通接続導体を上下に積み重ね
られた複数の前記層間接続用絶縁プレートに貫通させる
だけで、異なる層間接続用絶縁プレート間の所定の導体
同士を簡単且つ確実に短絡することができる。
【0015】又、好ましくは積み重ねられた複数の前記
層間接続用絶縁プレート及びこれら層間接続用絶縁プレ
ートに貫通された前記貫通接続導体をハウジング内に収
容し、該ハウジングに前記貫通接続導体の端部がコネク
タ端子として機能するコネクタ部を形成する。この場
合、ハウジングに複数の層間接続用絶縁プレートを収容
することでこれら層間接続用絶縁プレートを積層状態に
保持することができる。また、貫通接続導体の端部がコ
ネクタ端子として機能するコネクタ部がハウジングに形
成されているため、該コネクタ部に接続された電源ハー
ネスを介して所定のサブワイヤハーネスに電源を供給し
たり、幹線としてのサブワイヤハーネスから更に枝線ハ
ーネスをとることが容易となる。
【0016】又、好ましくは少なくとも壁面で仕切られ
て空間を形成する長尺状の車体構造材に沿って前記複数
のサブワイヤハーネスを配索すると共に、前記ハウジン
グを前記車体構造材に固定する。この場合、壁面で仕切
られた車体構造材の空間内に、前記複数のサブワイヤハ
ーネスを配索すると共に前記ハウジングを固定すること
により、車体構造材の壁面で前記車両用ワイヤハーネス
を保護することができる。そこで、車両用ワイヤハーネ
スを保護する保護部材を不要にすることができ、部品点
数を削減することができる。また、保護部材の取付け作
業も不要にすることができ、車両用ワイヤハーネスの配
索作業を簡単に行なうことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る車両用ワイヤハーネスの配索構造を
詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る車両
用ワイヤハーネスの配索構造を示す要部分解斜視図、図
2は図1に示した複数の層間接続用絶縁プレートを収容
する分岐ボックスの分解斜視図、図3は本実施形態にお
ける中間接続端子とこれに接続される貫通接続導体の拡
大斜視図、図4は本実施形態における貫通接続導体の短
絡動作を説明する要部断面図、図5は図1に示した車両
用ワイヤハーネスの分岐用絶縁プレートの分解斜視図、
図6は図5に示した分岐用絶縁プレートの変形例を示す
全体斜視図、図7乃至図9は本実施形態における車両用
ワイヤハーネスをリインフォースに配索した状態を示す
全体斜視図、要部拡大分解図及び要部断面図である。
【0018】本実施形態の車両用ワイヤハーネス3は、
例えばエアコン、メータパネル、コンビネーションスイ
ッチなどの各補機に接続されるシステム毎に予め形成し
た複数のサブワイヤハーネス3a,3b,3cを組み合
わせて構成されたインストルメントパネル用ワイヤハー
ネスであり、図7に示したように、長尺状の車体構造材
であるリインフォース30に沿って配索される。
【0019】これらサブワイヤハーネス3a,3b,3
cは、図1に示したように、それぞれ複数の電線4を平
行に配設して形成した幹線としてのフラット回路体から
成り、各サブワイヤハーネス3a,3b,3cの複数の
導体である電線4が、長手方向における適宜位置(本実
施形態では二カ所)において、個々のサブワイヤハーネ
ス毎に対応するそれぞれの層間接続用絶縁プレート7
a,7b,7c上に並設されている。
【0020】そして、上下に積み重ねられた複数の前記
層間接続用絶縁プレート7a,7b,7cに複数の貫通
接続導体8を適宜貫通させて異なる層間接続用絶縁プレ
ート7a,7b,7c間の所定の電線4同士を短絡する
ことにより、車両用ワイヤハーネス3は所望のハーネス
回路を形成している。又、積み重ねられた複数の前記層
間接続用絶縁プレート7a,7b,7c及びこれら層間
接続用絶縁プレート7a,7b,7cに貫通された前記
貫通接続導体8は、図2に示すように、絶縁材料から成
るハウジング本体18と底板23とで構成されたハウジ
ング9内に収容されている。前記ハウジング本体18に
は、前記貫通接続導体8の端部がコネクタ端子として機
能するコネクタ部19が形成されており、ハウジング9
は所謂分岐ボックスを構成している。
【0021】合成樹脂等の絶縁材料から成る前記層間接
続用絶縁プレート7aは、図3に示したように、所定の
サブワイヤハーネス3aを構成する電線4が通される互
いに平行な複数の電線セット溝14が上面に形成されて
おり、各電線セット溝14間には絶縁突状17が突設さ
れている。前記絶縁突状17の側壁には、前記電線セッ
ト溝14と連通して電線セット溝14の一部を構成する
係合凹部14aが長手方向に所定間隔で形成されてお
り、この係合凹部14aの底には前記貫通接続導体8を
挿通する貫通孔15が形成されている。
【0022】そして、前記各電線セット溝14内には、
各電線セット溝14に通される電線4に電気的に接続さ
れる電線導通部16aと、所定の前記貫通接続導体8が
貫通接続される貫通接続導体接続部16bとを備えた中
間接続端子16が、該貫通接続導体接続部16bを前記
係合凹部14aに係合させるようにして任意の位置にセ
ットされる。
【0023】前記中間接続端子16は、図3に示すよう
に、前記電線セット溝14の溝幅に対応する横幅を持つ
所定長さの底板部16cの一端側の両側辺に、電線導通
部16aと電線把持部16dがそれぞれ対向するように
立ち上がって形成されており、対向する電線導通部16
a同士及び電線把持部16d同士の間に電線4を挿入す
るようになっている。また、底板部16cの他端側の一
側辺には、貫通接続導体8が貫通接続される筒状の前記
貫通接続導体接続部16bが延設されている。
【0024】前記電線導通部16aの内面側には、図4
(b)に示すように、挿入された電線4に圧接接続して
電気的接続を行なう圧接片16eが形成されている。ま
た、電線把持部16dは、内側に折り曲げられて挿入し
た電線4を圧着保持するようになっている。前記貫通接
続導体接続部16bは、前記底板部16cの他端側の一
側辺に延設されることにより、これに挿通される貫通接
続導体8と前記電線導通部16a同士及び電線把持部1
6d同士の間に挿入された電線4と干渉しないように構
成されている。
【0025】そして、この貫通接続導体接続部16b
は、前記中間接続端子16を電線セット溝14にセット
した時、図4(a)に示すように、絶縁突状17の側壁
に形成されている係合凹部14aに係合するようになっ
ており、該貫通接続導体接続部16bの筒孔16fと係
合凹部14aの底に形成されている貫通孔15とが一致
するようになっている。
【0026】また、貫通接続導体接続部16bには、こ
の貫通接続導体接続部16bを係合凹部14aに係合さ
せた時に、係合凹部14aの壁面に弾性的に当接して貫
通接続導体接続部16bを支える弾性片16gが設けら
れている。なお、本実施形態の中間接続端子16では、
図3に示したように、貫通接続導体接続部16bが底板
部16cの左側辺に延設されているが、図示しないが、
底板部16cの右側辺或いは左右両側辺に延設されたも
のも用いることもできる。
【0027】そして、上記層間接続用絶縁プレート7a
と同様に、前記層間接続用絶縁プレート7b,7cにお
ける電線セット溝14の所定の位置に中間接続端子16
をセットすると共に、所定のサブワイヤハーネス3b,
3cの電線4を各電線セット溝14に通した後、これら
層間接続用絶縁プレート7a,7b,7cを上下に積み
重ねる。
【0028】前記ハウジング9のハウジング本体18に
は、図2に示したように、前記貫通接続導体8の端部が
コネクタ端子として機能するコネクタ部19が形成され
ており、複数の前記貫通接続導体8の端部が各コネクタ
部19に端子群として支持されている。そして、各コネ
クタ部19に支持された各貫通接続導体8を各層間接続
用絶縁プレート7a,7b,7cの対応する各貫通孔1
5に通すと、図4(c)に示すように、前記貫通接続導
体8が貫通した貫通孔15に存在する貫通接続導体接続
部16bに貫通接続導体8が嵌挿され、バネ接点16h
と電気的に接続される。そこで、貫通接続導体8を介し
て異なる層間接続用絶縁プレート7a,7b間の所定の
電線4,4同士を短絡して電気的に接続することがで
き、各層間接続用絶縁プレート7a,7b,7cに通さ
れたサブワイヤハーネス3a,3b,3c上で立体的な
ハーネス回路が構成される。
【0029】即ち、複数の前記層間接続用絶縁プレート
7a,7b,7c上にフラット回路体としての複数の電
線4を並設することで、車両用ワイヤハーネス3を構成
する複数のサブワイヤハーネス3a,3b,3cを容易
に階層化することができ、これら層間接続用絶縁プレー
ト7a,7b,7cを積層することで、所定の電線4,
4同士を上下に確実に配置させることができる。そこ
で、貫通接続導体8を上下に積み重ねられた複数の前記
層間接続用絶縁プレート7a,7b,7cに貫通させる
だけで、異なる層間接続用絶縁プレート7a,7b間の
所定の電線4,4同士を簡単且つ確実に短絡することが
できる。
【0030】また、積み重ねられた複数の前記層間接続
用絶縁プレート7a,7b,7c及びこれら層間接続用
絶縁プレート7a,7b,7cに貫通された前記貫通接
続導体8がハウジング9内に収容されるので、該ハウジ
ング9はこれら層間接続用絶縁プレート7a,7b,7
cを積層状態に保持することができる。また、貫通接続
導体8の端部がコネクタ端子として機能するコネクタ部
19が前記ハウジング9に形成されているため、該コネ
クタ部19に接続された図示しない電源ハーネスを介し
て所定のサブワイヤハーネス3a,3b,3cに電源を
供給したり、幹線としてのサブワイヤハーネス3a,3
b,3cから更に枝線ハーネス5をとることが容易とな
る。
【0031】更に、本実施形態における各サブワイヤハ
ーネス3a,3b,3cの長手方向における中間位置に
は、図1に示したように、必要に応じて分岐用絶縁プレ
ート20が配設され、幹線から枝線ハーネス5をとる為
の分岐部とされる。前記分岐用絶縁プレート20は、図
5に示したように、絶縁基板22と、該絶縁基板22を
覆う蓋体21とから成る。
【0032】そこで、例えば前記絶縁基板22上にサブ
ワイヤハーネス3aを並べると共に、これと交差するよ
うに枝線ハーネス5を適宜並べ、それぞれの電線4,4
が交差する部分の心線を適宜溶接等により電気的に接続
する。そして、これら電線4,4の交差する部分を覆う
ように蓋体21を被せ、係止爪21aを絶縁基板22の
周縁に係合させることで、分岐部の絶縁性を確保する。
この様な分岐用絶縁プレート20によれば、上述の如く
複数の電線4を平行に配設して形成した幹線としてのフ
ラット回路体であるサブワイヤハーネス3a,から枝線
ハーネス5を容易に分岐させることができ、確実な絶縁
も行なえる。
【0033】図6は他の実施形態に基づく分岐用絶縁プ
レート36の斜視図であり、上面には互いに交差し、電
線4よりも深い複数の溝37,38が格子状に形成され
ている。そこで、例えばサブワイヤハーネス3cと交差
するように枝線ハーネス5を適宜並べ、それぞれの電線
4,4が交差する部分を圧接端子35により電気的に接
続する。そして、これらサブワイヤハーネス3cの電線
4及び枝線ハーネス5の電線4をそれぞれ溝37,38
内に配索することで、分岐部が分岐用絶縁プレート36
により確実に保持される。
【0034】次に、図7乃至図9を参照して、リインフ
ォース30に沿って本実施形態の車両用ワイヤハーネス
3を配索した状態を説明する。図7に示したリインフォ
ース30は、図示しない自動車用のインストルメントパ
ネルの内側に配置され、かつ車体の左右のサイドパネル
間に架け渡されることで車体の強度、剛性を高める構造
材である。このリインフォース30は、例えば、帯状壁
部31および該帯状壁部31の両側縁(図中において上
下端縁)に対して垂直に延びる一対のフランジ32,3
2を有する断面H字型に形成されたマグネシウム合金等
の金属材料から成る。
【0035】そして、本実施形態における車両用ワイヤ
ハーネス3は、サブワイヤハーネス3a,3b,3cが
壁部である帯状壁部31と一対のフランジ32,32と
で仕切られたリインフォース30の空間内に配索される
と共に、一対のハウジング9,9も該空間内に固定され
ている。勿論、前記サブワイヤハーネス3a,3cの中
間位置に配設された前記分岐用絶縁プレート20,36
も、リインフォース30の空間内に固定される。尚、サ
ブワイヤハーネス3a,3b,3cから分岐したの枝線
ハーネス5にはコネクタ11が接続され、前記車両用ワ
イヤハーネス3の両端には電気接続箱38が接続されて
いる。
【0036】例えば、前記分岐用絶縁プレート36は、
図8及び図9示したように、一対の固定部材40,40
によって、前記サブワイヤハーネス3a,3b,3cと
共にリインフォース30の空間内に固定されている。前
記固定部材40は、分岐用絶縁プレート36を板厚方向
に挟持する一対の弾性挟持片41,41と、リインフォ
ース30のフランジ32に穿設された複数の係合孔33
の何れかに選択的に係止される一対の係止アーム42,
42とを有する。
【0037】そこで、前記車両用ワイヤハーネス3は、
リインフォース30の空間内に配索されることにより、
該リインフォース30の壁面で保護されており、該車両
用ワイヤハーネス3を保護するプロテクタ等の保護部材
を不要にすることができ、部品点数を削減することがで
きる。また、保護部材の取付け作業も不要にすることが
でき、車両用ワイヤハーネス3の配索作業を簡単に行な
うことができる。
【0038】即ち、本実施形態の車両用ワイヤハーネス
3の配索構造によれば、該車両用ワイヤハーネス3が、
各システム毎に予め形成した複数の電線4を平行に配設
して形成したサブワイヤハーネス3a,3b,3cを組
み合わせて構成されており、これら各サブワイヤハーネ
ス3a,3b,3cの複数の電線4を階層化した後、積
層化した各層間の所定の電線4,4同士を貫通接続導体
8で短絡することにより、所望のハーネス回路を形成し
ている。
【0039】そこで、装備品や仕様が異なる車種毎に前
記車両用ワイヤハーネス3を用いる場合、ハーネス製造
時に、例えば車種毎に異なるシステム部分のサブワイヤ
ハーネス3aだけを変更すれば良く、全車種共通のシス
テム部分におけるサブワイヤハーネス3b,3cは共有
化できる。そこで、車両用ワイヤハーネス3の回路構成
全体を車種毎に専用設計する必要がない。
【0040】又、各サブワイヤハーネス3a,3b,3
cは、電線4を平行に配設したフラット回路体から成る
ので、前記車両用ワイヤハーネス3を一様な直線状ハー
ネスの組み合わせで構成することができる。そこで、こ
のような直線状ハーネスを配索する自動機の構成はシン
プルに成り、自動機による配索の自動化率を高めること
ができる。
【0041】更に、各サブワイヤハーネス3a,3b,
3cは、エアコン、メータパネル、コンビネーションス
イッチなどの各補機毎に電線4を平行に配設して予め形
成したフラット回路体から成るので、これらサブワイヤ
ハーネス3a,3b,3cを組み合わせて車両用ワイヤ
ハーネス3を構成する前に、予めサブワイヤハーネス3
a,3b,3c毎の導通チェックを行なうことができ
る。
【0042】そこで、導通不良のサブワイヤハーネス3
a,3b,3cが積層され、所定の電線4,4同士を貫
通接続導体8で短絡させることによって、導通不良の車
両用ワイヤハーネス3が構成されてしまう虞がない。そ
して、導通チェックの済んだ良好なサブワイヤハーネス
3a,3b,3cを積層し、所定の電線4,4同士を貫
通接続導体8で短絡させることによって構成した車両用
ワイヤハーネス3は、最終的な導通チェックにより、万
が一導通不良となった場合でも、導通不良の原因が前記
貫通接続導体8による短絡の不良であることは明らかで
ある。従って、不良個所の特定に時間がかからず、導通
チェックの簡略化、精度アップを図ることができ、ハー
ネス製造の効率アップが容易である。
【0043】尚、本発明の車両用ワイヤハーネスの配索
構造におけるフラット回路体、貫通接続導体、層間接続
用絶縁プレート、ハウジング等の構成は、上記各実施形
態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基
づいて種々の形態を採りうることは云うまでもない。例
えば、上記実施形態においては、フラット回路体として
電線4を平行に配設したものを用いたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、リボン電線、FPC又はF
FC等の他のフラット回路体を用いることもできる。
又、フラット回路体の形態に応じて、貫通接続導体の形
状も適宜変更される。
【0044】また、車両用ワイヤハーネスの分岐方法も
上記実施形態における分岐用絶縁プレート20,36を
用いた構成に限定されるものではなく、種々の分岐形態
を採ることができる。例えば、一部のサブワイヤハーネ
スの一端にコネクタを接続し、途中から直角に折り曲げ
ることで、車両用ワイヤハーネスの分岐として成立させ
ることもできる。
【0045】更に、上記実施形態においては、車両用ワ
イヤハーネス3をリインフォース30の空間内に配索す
る構造としたが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、図10に示したように、固定部材45を用
いて各サブワイヤハーネス3a,3b,3c,3d,3
eから成る車両用ワイヤハーネスを車体パネル49に配
索することもできる。
【0046】前記固定部材45は、各サブワイヤハーネ
ス3a,3b,3c,3d,3eを収容可能な空間を画
成する断面略櫛状のフランジと、車体パネル49の取付
孔49aに係止されるアンカー部48とを有する。そし
て、各フランジの先端部には、各サブワイヤハーネス3
a,3b,3d,3e及び前記分岐用絶縁プレート36
の脱落を防止する係止爪46,47が突設されている。
【0047】
【発明の効果】上述したように、本発明の車両用ワイヤ
ハーネスの配索構造によれば、装備品や仕様が異なる車
種毎に車両用ワイヤハーネスを用いる場合、ハーネス製
造時に、車種毎に異なるシステム部分のサブワイヤハー
ネスだけを変更すれば良く、全車種共通のシステム部分
におけるサブワイヤハーネスは共有化できる。そこで、
車両用ワイヤハーネスの回路構成全体を車種毎に専用設
計する必要がない。
【0048】又、各サブワイヤハーネスは、導体が平行
に配設される複数の被覆電線やエナメル線、リボン電
線、FPC又はFFC等のフラット回路体から成り、車
両用ワイヤハーネスを一様な直線状ハーネスの組み合わ
せで構成することができる。そこで、このような直線状
ハーネスを配索する自動機の構成はシンプルに成り、自
動機による配索の自動化率を高めることができる。
【0049】更に、各サブワイヤハーネスは、補機毎又
はサブモジュール毎に予め形成したフラット回路体から
成るので、これらサブワイヤハーネスを組み合わせて車
両用ワイヤハーネスを構成する前に、予めサブワイヤハ
ーネス毎の導通チェックを行なうことができる。そこ
で、導通不良のサブワイヤハーネスが積層され、所定の
導体同士を貫通接続導体で短絡させることによって、導
通不良の車両用ワイヤハーネスが構成されてしまう虞が
ない。
【0050】そして、導通チェックの済んだ良好なサブ
ワイヤハーネスを積層し、所定の導体同士を貫通接続導
体で短絡させることによって構成した車両用ワイヤハー
ネスは、最終的な導通チェックにより、万が一導通不良
となった場合でも、導通不良の原因が前記貫通接続導体
による短絡の不良であることは明らかである。従って、
不良個所の特定に時間がかからず、導通チェックの簡略
化、精度アップを図ることができ、ハーネス製造の効率
アップが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用ワイヤハーネ
スの配索構造を示す要部分解斜視図である。
【図2】図1に示した複数の層間接続用絶縁プレートを
収容する分岐ボックスの分解斜視図である。
【図3】本実施形態における中間接続端子とこれに接続
される貫通接続導体の拡大斜視図である。
【図4】本実施形態における貫通接続導体の短絡動作を
説明する要部断面図である。
【図5】図1に示した車両用ワイヤハーネスの分岐用絶
縁プレートの分解斜視図である。
【図6】図5に示した分岐用絶縁プレートの変形例を示
す全体斜視図である。
【図7】本実施形態における車両用ワイヤハーネスをリ
インフォースに配索した状態を示す全体斜視図である。
【図8】図7の要部拡大分解図である。
【図9】図7の要部断面図である。
【図10】他の実施形態における車両用ワイヤハーネス
を車体パネルに配索した状態を示す横断面図である。
【図11】従来の車両用ワイヤハーネスの配索構造を示
す要部分解斜視図である。
【符号の説明】
3 車両用ワイヤハーネス 4 電線 5 枝線ハーネス 7a 層間接続用絶縁プレート 7b 層間接続用絶縁プレート 7c 層間接続用絶縁プレート 8 貫通接続導体 9 ハウジング 19 コネクタ部 30 リインフォース(車体構造材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E352 AA09 BB05 BB15 FF01 GG12 GG15 5E077 BB05 BB11 BB13 DD11 DD20 EE02 FF01 FF24 GG13 GG22 HH01 JJ20 JJ27 5G309 AA01 LA23 5G363 AA16 BA02 BB04 DA13 DC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各システム毎に予め形成したフラット回
    路体から成る複数のサブワイヤハーネスを組み合わせて
    構成された車両用ワイヤハーネスの配索構造であって、 前記各フラット回路体の複数の導体を階層化した後、積
    層した各層間の所定の導体同士を貫通接続導体で短絡さ
    せることにより、所望のハーネス回路を形成したことを
    特徴とする車両用ワイヤハーネスの配索構造。
  2. 【請求項2】 前記各フラット回路体の複数の導体が、
    個々のサブワイヤハーネス毎に対応するそれぞれの層間
    接続用絶縁プレート上に並設されると共に、上下に積み
    重ねられた複数の前記層間接続用絶縁プレートに前記貫
    通接続導体を貫通させて異なる層間接続用絶縁プレート
    間の所定の導体同士を短絡したことを特徴とする請求項
    1に記載の車両用ワイヤハーネスの配索構造。
  3. 【請求項3】 積み重ねられた複数の前記層間接続用絶
    縁プレート及びこれら層間接続用絶縁プレートに貫通さ
    れた前記貫通接続導体をハウジング内に収容し、該ハウ
    ジングに前記貫通接続導体の端部がコネクタ端子として
    機能するコネクタ部を形成したことを特徴とする請求項
    2に記載の車両用ワイヤハーネスの配索構造。
  4. 【請求項4】 少なくとも壁面で仕切られて空間を形成
    する長尺状の車体構造材に沿って前記複数のサブワイヤ
    ハーネスを配索すると共に、前記ハウジングを前記車体
    構造材に固定したことを特徴とする請求項3に記載の車
    両用ワイヤハーネスの配索構造。
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