JP2005332298A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 並行処理を高速に行うことができ、処理済データを効率的に格納できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】 逐次処理可能なデータを分割し、分割データに所定の処理を行い、処理済データを格納する情報処理装置であって、分割データ毎の処理時間が近似するように、逐次処理可能なデータを分割する分割機能42,44と、分割データを並行処理可能な処理機能45と、処理機能により並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納する格納機能46とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体に係り、特に逐次処理可能なデータを分割し、分割データに所定の処理を行い、処理済データを格納する情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび記録媒体に関する。
画像データを扱う情報処理の分野では、画像データに対して色変換処理、変倍処理、フィルタ処理、画像編集処理、γ変換処理、階調処理、圧縮・伸張処理などの画像処理を高速に行うため、画像データを複数の領域に分割し、複数の画像処理部で並行処理することが知られている(例えば、特許文献1又は2参照)。
特開2001−160904号公報 特開2002−262236号公報
ところで、画像処理の負荷は画像データの特徴(例えばカラー、モノクロ、文字、非文字等)に応じて大きく異なる。つまり、画像データを同じ大きさの領域に分割したとしても、画像処理の負荷が各領域毎に異なる場合があった。その結果、画像データを複数の領域に分割し、複数の画像処理部で並行処理する場合、各画像処理部での処理時間にバラツキが発生する為、全体の処理時間は最も負荷の重い画像処理部の処理時間に影響されるという問題があった。
また、画像処理後の画像データは同一のメモリ空間の連続したアドレスに格納することが望ましい。しかしながら、画像データは、例えば圧縮・伸張処理などのように、画像処理の前後でデータ量が変化する場合もある。通常、画像処理後の画像データのデータ量は予測できないため、複数の画像処理部で並行処理する場合、画像処理後の画像データを格納する各領域毎のメモリ空間を予め大きめに割り当てておかなければならず、メモリを効率的に利用できないという問題があった。
なお、画像処理後の画像データを異なるメモリ空間に格納する場合、各領域毎のメモリ空間を予め大きめに割り当てておく必要は無いが、複数のメモリが必要となり、コスト面で問題があった。特に、情報処理装置の一例としての画像処理装置では、限られたメモリ空間内で高速に画像処理を行う必要があるため、上記問題の解消が望まれていた。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、並行処理を高速に行うことができ、処理済データを効率的に格納できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、逐次処理可能なデータを分割し、分割データに所定の処理を行い、処理済データを格納する情報処理装置であって、前記分割データ毎の処理時間が近似するように、前記逐次処理可能なデータを分割する分割機能と、前記分割データを並行処理可能な処理機能と、前記処理機能により並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納する格納機能とを有することを特徴とする。
前記分割機能は、前記逐次処理可能なデータの特徴量をカウントし、前記分割データ毎のカウント値が所定値となるように前記逐次処理可能なデータを分割するようにしてもよい。
前記逐次処理可能なデータは画像データであり、前記分割機能は画像データの特徴量として黒ドット数をカウントし、前記分割データ毎の黒ドット数のカウント値が所定値となるように前記逐次処理可能なデータを分割するようにしてもよい。
前記逐次処理可能なデータは画像データであり、前記分割機能は画像データの特徴量としてドット変化数をカウントし、前記分割データ毎のドット変化数のカウント値が所定値となるように前記逐次処理可能なデータを分割するようにしてもよい。
前記逐次処理可能なデータは画像データであり、前記分割機能は画像データの特徴量として像域分離ビットの変化数をカウントし、前記分割データ毎の像域分離ビットの変化数のカウント値が所定値となるように前記逐次処理可能なデータを分割するようにしてもよい。
前記逐次処理可能なデータは画像データであり、前記分割機能は画像データの特徴量として非文字ビット数をカウントし、前記分割データ毎の非文字ビット数のカウント値が所定値となるように前記逐次処理可能なデータを分割するようにしてもよい。
前記逐次処理可能なデータが画像データであり、前記所定の処理の負荷が軽い場合、前記分割機能は前記画像データをページ単位に分割し、前記処理機能はページ単位に分割された画像データを並行処理することなく順次処理するようにしてもよい。
前記逐次処理可能なデータが画像データであり、前記所定の処理の負荷が重い場合、前記分割機能は前記画像データをページ単位よりも小さい領域単位に分割し、前記処理機能は領域単位に分割された画像データを並行処理するようにしてもよい。
前記逐次処理可能なデータが画像データであり、前記分割機能は前記画像データの特徴量およびライン数をカウントし、前記画像データのライン数が設定値に達する毎に前記画像データの特徴量のカウント値が所定値に達しているか否かを判定して、前記画像データの特徴量のカウント値が所定値に達しているときに前記画像データを分割するようにしてもよい。
前記分割機能は、画像データの画像サイズに応じて前記設定値を変更するようにしてもよい。
前記格納機能は、前記処理機能により並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の先頭アドレスからアドレスの増加方向と最終アドレスからアドレスの減少方向とに交互に格納するようにしてもよい。
前記格納機能は、前記処理機能を実現する処理部の数に応じて、前記同一のメモリ空間内を複数のメモリ空間に分割し、分割したメモリ空間を各処理部に割り当て、前記各処理部により並行処理された処理済データを各処理部に割り当てられた分割したメモリ空間に格納するようにしてもよい。
前記格納機能は、前記同一のメモリ空間内を複数のメモリ空間に分割し、分割した各メモリ空間の先頭アドレスからアドレスの増加方向と最終アドレスからアドレスの減少方向とに、前記処理機能により並行処理された処理済データを順次格納するようにしてもよい。 前記格納機能は、前記処理機能を実現する処理部の数に応じて、前記同一のメモリ空間内を複数のメモリ空間に分割するようにしてもよい。
所定の処理を行う前の逐次処理可能なデータと所定の処理を行った後の処理済データとを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納するようにしてもよい。
前記処理済データのデータ量は、所定の処理を行う前の分割データのデータ量と異なっていてもよい。
前記所定の処理は、圧縮又は伸張処理であってもよい。
画像形成に係る処理を行う画像処理装置であってもよい。
また、本発明は、逐次処理可能なデータを分割し、分割データに所定の処理を行い、処理済データを格納する情報処理方法であって、前記分割データ毎の処理時間が近似するように、前記逐次処理可能なデータを分割する分割段階と、前記分割データを並行処理する処理段階と、前記並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納する格納段階とを有することを特徴とする。
また、本発明は、逐次処理可能なデータを分割し、分割データに所定の処理を行い、処理済データを格納するコンピュータに、前記分割データ毎の処理時間が近似するように、前記逐次処理可能なデータを分割する分割機能と、前記分割データを並行処理可能な処理機能と、前記処理機能により並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納する格納機能とを実現させる為の情報処理プログラムであることを特徴とする。
また、本発明は、逐次処理可能なデータを分割し、分割データに所定の処理を行い、処理済データを格納するコンピュータに、前記分割データ毎の処理時間が近似するように、前記逐次処理可能なデータを分割する分割機能と、前記分割データを並行処理可能な処理機能と、前記処理機能により並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納する格納機能とを実現させる為の情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
本発明は、分割データ毎の処理時間が近似するように逐次処理可能なデータを分割できるので、分割データ毎の処理時間にバラツキが生じず、全体の処理時間を大幅に短縮できる。また、本発明は並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納できるので、同一のメモリ空間を効率的に利用可能である。
本発明によれば、並行処理を高速に行うことができ、処理済データを効率的に格納できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体を提供できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。図1は、本発明による情報処理装置の一実施例のハードウェア構成図である。情報処理装置1は、コントローラ1と,操作パネル2と,スキャナユニット3と,プロッタユニット4と,ADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)5とを含むように構成される。
コントローラ1は、CPU10と,システムメモリ11と,NB(ノースブリッジ)12と,SB(サウスブリッジ)13と,ローカルメモリ14と,HDD等のストレージデバイス15と,ASIC16と,外部I/F17とを含む。
操作パネル2は、ユーザからの入力操作を受け付けると共に、ユーザに向けた表示を行う操作部である。スキャナユニット3は、ADF5にセットされた原稿の読み取りをCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)で行い、シェーディング補正後の画像データをRGBフォーマットにてコントローラ1の例えばローカルメモリ14に送信する。プロッタユニット4は、コントローラ1から指示された給紙口から転写紙を給紙し、CMYKフォーマットにて受信した画像データを転写紙に印刷する。
コントローラ1のCPU10は、情報処理装置の全体制御を行うものである。システムメモリ11は、主にCPU10が用いるメモリである。NB12はブリッジである。SB13は、図示しないROMや周辺デバイス等とを接続するためのブリッジである。ローカルメモリ14は、主にASIC16が用いるメモリである。
ストレージデバイス15は、画像データ,文書データ,プログラム,フォントデータ等を格納する。ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。また、外部I/F17はPC等の外部機器と接続するインターフェースである。
情報処理装置は、図2の各種処理を行う。図2は、本発明による情報処理装置が行う処理を表した模式図である。コントローラ1は、画像処理21,画像フォーマット変換処理22,ストレージデバイス制御処理23,レンダリング処理24,外部接続処理25,セキュリティ処理26,操作部接続処理27,メモリ制御処理28を行う。スキャナユニット3は、CCD29で読み取った画像データにシェーディング処理30を行う。プロッタユニット4は、変調処理31,画像形成処理32を行う。画像処理21は、RGB処理およびCMYK処理を含む。
図3は、本発明による情報処理装置の各種機能を説明する為の模式図である。コピー機能の実行は、次のように行われる。まず、スキャナユニット3にて読み取られたRGBフォーマットの画像データは、ローカルメモリ14に格納される。ローカルメモリ14に格納されたRGBフォーマットの画像データは、画像処理21のRGB処理(例えば色変換処理,変倍処理,フィルタ処理,画像編集処理,γ変換処理,圧縮・伸張処理など)が行われたあと、CMYK処理にてRGBフォーマットの画像データからCMYKフォーマットの画像データに変換される。CMYKフォーマットに変換された画像データをプロッタユニット4に送信することで、コピー機能は実現される。
また、スキャナ機能(例えばScan To Email等)の実行は次のように行われる。スキャナユニット3にて読み取られたRGBフォーマットの画像データは、ローカルメモリ14に格納される。ローカルメモリ14に格納されたRGBフォーマットの画像データは、画像処理21のRGB処理(例えば色変換処理,変倍処理,フィルタ処理,画像編集処理,γ変換処理,圧縮・伸張処理など)が行われたあと、画像フォーマット変換処理22にて他の画像フォーマット(例えば、JPEG,TIFF,PDF等)に変換される。画像フォーマット変換処理22にて他の画像フォーマットに変換された画像データを外部接続処理25にて外部機器に送信することで、スキャナ機能は実現される。
また、スキャナユニット3にて読み取られたRGBフォーマットの画像データは、ストレージデバイス15に格納しておくことができる。したがって、原稿の読み取りを再び行うことなく、画像データの再送信や再印刷が可能である。さらに、スキャナユニット3にて読み取られたRGBフォーマットの画像データは、ほとんど処理が行われていない状態でローカルメモリ14に格納されるため、再送信や再印刷を行う度に、画像処理21や画像フォーマット変換処理22などが可能となる。
本発明による情報処理装置は、画像データをバンド単位に分割し、分割した画像データをバンド単位で並行処理している。以下の説明では、画像データをバンド単位に分割して並行処理することを画像データのバンド処理と言う。ここでは、1頁分の画像データをバンド単位の画像データ(以下、バンドデータと言う)に分割して複数個の圧縮器で並行処理する例を説明する。
図4は、画像データのバンド処理を説明する為の模式図である。図4のコントローラ1は、メモリ41,画像データ制御部42,バッファ44,画像データ圧縮部45,メモリ46を含むように構成される。メモリ41,バッファ44及びメモリ46は、1つのDIMM(Dual Inline Memory Module:メモリモジュール)であってもよいし、別々のDIMMであってもよい。メモリ41,バッファ44及びメモリ46は、例えばローカルメモリ14に相当する。画像データ制御部42及び画像データ圧縮部45は、例えば画像処理21により実現される。なお、画像データ圧縮部45は4つの圧縮器を含む。画像データ圧縮部45は、ASIC16のハードウェア要素の一つであってもよい。以下、図4に表したコントローラ1の処理を説明していく。
(画像データのバンド処理)
図5は、画像データのバンド処理を表す一例のフローチャートである。ステップS1では、スキャナユニット3より画像データの送信が開始され、メモリ41を介して画像データ制御部42に画像データが送信される。
メモリ41からの画像データを受信すると、画像データ制御部42はステップS2に進み、圧縮処理の負荷に影響する画像データ情報(画像データの特徴量)のカウントをカウンタ43で開始する。ステップS3に進み、画像データ制御部42は画像データ情報をカウンタ43でカウントしつつ、受信した画像データを1つのバンドデータとしてバッファ44に格納していく。
ステップS4に進み、画像データ制御部42は画像データ情報のカウント値が所定値nとなったか否かを判定する。画像データ情報のカウント値が所定値nとなったと判定すると(S4においてYES)、画像データ制御部42はステップS5に進み、画像データ圧縮部45に対して割り込みを入力する。
ステップS5に続いてステップS7に進み、画像データ制御部42は画像データ情報のカウント値をリセットすると共に、次のバンド単位に切り替るための切替処理を行う。ステップS8に進み、画像データ制御部42からの割り込みに基づき、カウンタ43が今回リセットされるまでにバッファ44に格納された画像データを1つのバンドデータとして扱い、割り当てられた1つの圧縮器で圧縮処理を開始してステップS2に戻る。
一方、画像データ情報のカウント値が所定値nとなっていないと判定すると(S4においてNO)、画像データ制御部42はステップS6に進み、スキャナユニット3からの画像データの送信が終了したか否かを判定する。スキャナユニット3からの画像データの送信が終了したと判定すると(S6においてYES)、画像データ制御部42はステップS9に進み、以降のバンド単位および圧縮器の切替を行わず、順次、各バンドデータを所定の圧縮器にて圧縮処理を完了させる。なお、スキャナユニット3からの画像データの送信が終了していないと判定すると(S6においてNO)、画像データ制御部42はステップS4に戻る。
即ち、図5のフローチャートによれば、画像データ制御部42は圧縮処理の負荷に影響する画像データ情報が同じとなるようなバンド単位で1頁分の画像データを分割することで、画像データ圧縮部45の各圧縮器で行う圧縮処理時間が同程度となるように制御している。したがって、複数の圧縮器を効率的に使用することができ、全体の処理速度を向上できる。
図6は、画像データのバンド処理の一例のイメージ図である。図6(a)は、スキャナユニット3より送信される1頁〜N頁までの画像データを表している。図6では、各頁分の画像データを4つのバンドデータに分割している。例えば1頁分の画像データは、4つのバンドデータ1頁−1〜1頁−4に分割されている。なお、バンドデータ1頁−1〜1頁−4のデータ量は、圧縮処理の負荷に応じて異なる。
分割された4つのバンドデータは、バンドデータ毎にそれぞれ割り当てられた4つの圧縮器で圧縮処理される。図6(b)〜図6(e)は、分割された4つのバンドデータとそのバンドデータにそれぞれ割り当てられた4つの圧縮器との関係を表している。圧縮処理が終了したバンド圧縮データはメモリ46に格納され、図6(f)のような1頁分の構造化データに組み合わされる。構造化データは、ヘッダ情報と、バンド圧縮データとで構成されている。
次に、画像データ制御部42のカウンタ43でカウントされる画像データ情報の一例について図7〜図10を参照しつつ説明していく。図7は、黒ドット数を表した模式図である。黒ドット数を利用する場合、カウンタ43は画像に含まれる黒色の1画素ドットの数を黒ドット数としてカウントする。
図8は、ドット変化数を表した模式図である。ドット変化数を利用する場合、カウンタ43は画像に含まれる黒色の1画素ドットから白色の1画素ドットに変化する変化点または白色の1画素ドットから黒色の1画素ドットに変化する変化点をドット変化数としてカウントする。
図9は、像域分離ビットの変化数を表した模式図である。ここで、像域分離ビットとは1画素ドットに与えられる白/黒/カラー情報以外の情報であって、その1画素ドットが画像の文字部を構成するか、それ以外の非文字部を構成するかの情報である。非文字部とは、文字以外の写真、図形等を構成する1画素ドットである。なお、余白は文字部と判断される。像域分離ビットの変化数を利用する場合、カウンタ43は文字部または非文字部を表す像域分離ビットの変化点を像域分離ビットの変化数としてカウントする。
図10は、像域分離ビットの非文字ビット数を表した模式図である。像域分離ビットの非文字ビット数を利用する場合、カウンタ43は非文字部を表す像域分離ビットの数を像域分離ビットの非文字ビット数としてカウントする。
次に、ユーザが選択可能な画像モードに応じてバンド単位および圧縮器の数を変更する処理について説明する。図11は、ユーザが選択可能な画像モードに応じてバンド単位および圧縮器の数を変更する処理の一例のフローチャートである。
まず、ユーザは画像データの圧縮処理を開始する前に、操作パネル2から画像モードを選択しておく。ユーザが選択可能な画像モードには、例えばカラー読取モード,モノクロ読取モード、写真読取モード,文字読取モード等がある。モノクロ読取モード及び文字読取モードは、負荷の軽い画像モードの一例である。また、カラー読取モード及び写真読取モードは負荷の重い画像モードの一例である。
ステップS11では、スキャナユニット3より画像データの送信が開始され、メモリ41を介して画像データ制御部42に画像データが送信される。ステップS12に進み、画像データ制御部42は選択されている画像モードが、負荷の重いカラー読取モード又は写真読取モードであるか否かを判定する。
選択されている画像モードが、カラー読取モード又は写真読取モードであると判定すれば(S12においてYES)、画像データ制御部42はステップS13に進み、1頁分の画像データを更にバンドデータに分割して複数の圧縮器で並行して圧縮処理を行う。
選択されている画像モードが、カラー読取モード又は写真読取モードでないと判定すれば(S12においてNO)、画像データ制御部42はステップS14に進み、1頁分の画像データをバンドデータとして1つの圧縮器で圧縮処理を行う。
図11のフローチャートによれば、負荷の重い画像モードが選択されたときに情報処理装置が備えている圧縮器を多く占有することにより、圧縮処理の速度を向上させることができ、情報処理装置を直に操作するユーザのジョブ処理を優先することで、ユーザの使い勝手が良くなる。即ち、よりリアルタイムな操作性が実現可能である。また、負荷の軽い画像モードが選択されたときに使用する圧縮器の数を減らすことにより、マルチ動作用に圧縮器を確保しておくことができるため、マルチ動作優先モードとして使用でき、マルチ動作を頻繁に行うユーザの使い勝手が良くなる。
図12は、画像データのバンド処理を表す他の一例のフローチャートである。ステップS21では、スキャナユニット3より画像データの送信が開始され、メモリ41を介して画像データ制御部42に画像データが送信される。
メモリ41からの画像データを受信すると、画像データ制御部42はステップS22に進み、画像データ情報および画像のラインのカウントをカウンタ43で開始する。ステップS23に進み、画像データ制御部42は画像データ情報および画像のラインをカウンタ43でカウントしつつ、受信した画像データを1つのバンドデータとしてバッファ44に格納していく。
ステップS24に進み、画像データ制御部42はラインのカウント値が設定値mになるまで待ち、ラインのカウント値が設定値mとなるとステップS25に進む。ステップS25では、画像データ制御部42が、ラインのカウント値をリセットする。ステップS26に進み、画像データ制御部42は画像データ情報のカウント値が所定値nを越えているか否かを判定する。画像データ情報のカウント値が所定値nを越えていると判定すると(S26においてYES)、画像データ制御部42はステップS27に進み、画像データ圧縮部45に対して割り込みを入力する。
ステップS28に進み、画像データ制御部42は画像データ情報のカウント値をリセットすると共に、次のバンド単位に切り替るための切替処理を行う。そして、ステップS29に進み、画像データ制御部42からの割り込みに基づき、画像データ情報のカウント値が今回リセットされるまでにバッファ44に格納された画像データを1つのバンドデータとして扱い、割り当てられた1つの圧縮器で圧縮処理を開始したあと、ステップS23に戻る。
一方、画像データ情報のカウント値が所定値nを越えていないと判定すると(S26においてNO)、画像データ制御部42はステップS30に進み、スキャナユニット3からの画像データの送信が終了したか否かを判定する。スキャナユニット3からの画像データの送信が終了したと判定すると(S30においてYES)、画像データ制御部42はステップS31に進み、以降のバンド単位および圧縮器の切替を行わず、順次、各バンドデータを所定の圧縮器にて圧縮処理を完了させる。なお、スキャナユニット3からの画像データの送信が終了していないと判定すると(S30においてNO)、画像データ制御部42はステップS24に戻る。
即ち、図12のフローチャートによれば、画像のライン数が設定値mとなる度に、画像データ情報のカウント値が所定値nを越えているか否かを判定し、画像データ情報のカウント値が所定値nを越えていれば、それまでにバッファ44に格納されたライン数m×整数倍の画像データをバンドデータとして扱っている。したがって、バンドデータのライン数が設定値mの整数倍となり、ソフトウェアによる制御を単純化できる。
なお、画像データ制御部42のカウンタ43でカウントされる画像データ情報は前述した黒ドット数,ドット変化数,像域分離ビットの変化数,像域分離ビットの非文字ビット数を利用できる。
図12のフローチャートでは、ラインのカウント値の設定値mが予め設定されている例を表しているが、図13のフローチャートのように自動変更するようにしてもよい。図13は、画像データのバンド処理を表す他の一例のフローチャートである。
ステップS41に進み、画像データ制御部42はスキャナユニット3により読み取りを行う原稿の用紙サイズ(例えば、A3,A4縦,A4横など)を検知する。ステップS42に進み、画像データ制御部42は画像データ情報のカウント値を検出する間隔となるラインのカウント値の設定値mを用紙サイズに基づいて決定する。
以降のステップS43〜S53の処理は、図12のステップS21〜S31の処理と同様であるため、説明を省略する。図13のフローチャートによれば、どのような用紙サイズの原稿であっても、ラインのカウント値が設定値mに達するまでにバッファ44に格納される画素ドット数が同程度となるように調節できるので、圧縮器をより安定的且つ効率的に並行処理させることが可能となる。
(画像データのバンド処理におけるメモリ空間制御)
例えば画像データに対して圧縮処理を行う場合、圧縮処理前後のデータ量は異なることが多い。従来、複数個の圧縮器でバンドデータを並行処理する場合、バンド圧縮データを格納するためのメモリ空間は圧縮器毎に異なるDIMMに確保されていた。この場合、複数個のDIMMを用意しておく必要があり、コスト上の問題があった。一方、バンド圧縮データを格納するためのメモリ空間を1つのDIMMに確保する場合、最もデータ量が大きいバンド圧縮データを予測し、そのバンド圧縮データが格納できるだけのメモリ空間をバンドデータ毎に割り当てておく必要があり、使用されない無駄なメモリ空間が多数発生するという問題があった。
そこで、本発明の情報処理装置では、バンド圧縮データを1つのDIMMに確保されているメモリ空間に格納する場合に、以下のようにバンド圧縮データを格納するためのメモリ空間を制御している。ここでは、画像データ圧縮部45の複数個の圧縮器で並行処理されたバンド圧縮データをメモリ46に格納する例を説明する。
図14は、画像データのバンド処理におけるメモリ空間制御の一例を表した模式図である。図14では、奇数番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間の先頭アドレスからアドレスをインクリメント(増加)しながら格納し、偶数番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間の最終アドレスからアドレスをデクリメント(減少)しながら格納している。
この場合、1番目のバンド圧縮データは3番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、メモリ46のメモリ空間に格納される。即ち、3番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、1番目のバンド圧縮データの終了アドレスが分かるため、1番目のバンド圧縮データの終了アドレスの次のアドレスからインクリメントしながら3番目のバンド圧縮データを格納できる。
同様に、2番目のバンド圧縮データは4番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、メモリ46のメモリ空間に格納される。即ち、4番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、2番目のバンド圧縮データの終了アドレスが分かるため、2番目のバンド圧縮データの終了アドレスの次のアドレスからデクリメントしながら4番目のバンド圧縮データを格納できる。図14のメモリ空間制御によれば、バンド圧縮データを連続して格納できる為、使用されない無駄なメモリ空間の発生を抑制することができる。
図15は、画像データのバンド処理におけるメモリ空間制御の他の一例を表した模式図である。図15では、メモリ46のメモリ空間を圧縮器の個数(4つ)に分割し、分割したメモリ空間を各圧縮器に割り当てる。各圧縮器は、割り当てられたメモリ空間の先頭アドレスからアドレスをインクリメント(増加)しながら格納している。
この場合、1番目のバンド圧縮データは5番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、メモリ46のメモリ空間に格納される。即ち、5番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、1番目のバンド圧縮データの終了アドレスが分かるため、1番目のバンド圧縮データの終了アドレスの次のアドレスからインクリメントしながら5番目のバンド圧縮データを格納できる。
同様に、2〜4番目のバンド圧縮データは6〜8番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、メモリ46のメモリ空間に格納される。即ち、6〜8番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、2〜4番目のバンド圧縮データの終了アドレスが分かるため、2〜4番目のバンド圧縮データの終了アドレスの次のアドレスからインクリメントしながら6〜8番目のバンド圧縮データを格納できる。図15のメモリ空間制御によれば、バンド圧縮データを連続して格納できる為、使用されない無駄なメモリ空間の発生を抑制することができる。
図16は、画像データのバンド処理におけるメモリ空間制御の他の一例を表した模式図である。図16では、メモリ46のメモリ空間に中間開始アドレスを設け、n番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間の先頭アドレスからアドレスをインクリメントしながら格納し、n+1番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間の最終アドレスからアドレスをデクリメントしながら格納し、n+2番目のバンド圧縮データを中間開始アドレスからアドレスをインクリメントしながら格納し、n+3番目のバンド圧縮データを中間開始アドレスからアドレスをデクリメントしながら格納している。
この場合、1又は3番目のバンド圧縮データは5又は7番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、メモリ46のメモリ空間に格納される。すなわち、5又は7番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、1又は3番目のバンド圧縮データの終了アドレスが分かるため、1又は3番目のバンド圧縮データの終了アドレスの次のアドレスからインクリメントしながら5又は7番目のバンド圧縮データを格納できる。
同様に、2又は4番目のバンド圧縮データは6又は8番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、メモリ46のメモリ空間に格納される。即ち、6又は8番目のバンド圧縮データをメモリ46のメモリ空間に格納し始める前に、2又は4番目のバンド圧縮データの終了アドレスが分かる為、2又は4番目のバンド圧縮データの終了アドレスの次のアドレスからデクリメントしながら6又は8番目のバンド圧縮データを格納できる。
次に、使用する圧縮器の数に応じて中間開始アドレス数を自動変更する処理について説明する。図17は、使用する圧縮器の数に応じて中間開始アドレス数を自動変更する処理の一例のフローチャートである。
ステップS61に進み、スキャナユニット3より画像データの送信が開始され、メモリ41を介して画像データ制御部42に画像データが送信される。ステップS61に続いてステップS62に進み、画像データ制御部42は選択されている画像モードにより、使用する圧縮器の数nを決定する。ステップS63に進み、中間開始アドレス数がn−1に決定される。なお、中間開始アドレスの位置はメモリ46のメモリ空間が均等となるようにアサインされる。図18は、n−1個の中間開始アドレス数がアサインされたメモリ空間を表した模式図である。
さらに、使用する圧縮器の数に応じて中間開始アドレス数を自動変更する処理について説明する。図19は、使用する圧縮器の数に応じて中間開始アドレス数を自動変更する処理の他の一例のフローチャートである。
ステップS71に進み、スキャナユニット3より画像データの送信が開始され、メモリ41を介して画像データ制御部42に画像データが送信される。ステップS71に続いてステップS72に進み、画像データ制御部42は選択されている画像モードにより、使用する圧縮器の数nを決定する。ステップS73に進み、中間開始アドレス数xが以下のように算出される。
圧縮器の数nが奇数の場合、中間開始アドレス数xは、以下の式(1)により算出される。また、圧縮器の数nが偶数の場合、中間開始アドレス数xは以下の式(2)により算出される。
x=(n−1)/2・・・・・(1)
x=(n−2)/2・・・・・(2)
n=3,4,5,・・・・
なお、中間開始アドレスの位置は、メモリ46のメモリ空間が均等となるようにアサインされる。図20は、x個の中間開始アドレス数がアサインされたメモリ空間を表した模式図である。図21は、圧縮器の数nと中間開始アドレス数xとの関係を表した模式図である。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求のの範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本発明による情報処理装置の一実施例のハードウェア構成図である。 本発明による情報処理装置が行う処理を表した模式図である。 本発明による情報処理装置の各種機能を説明する為の模式図である。 画像データのバンド処理を説明する為の模式図である。 画像データのバンド処理を表す一例のフローチャートである。 画像データのバンド処理の一例のイメージ図である。 黒ドット数を表した模式図である。 ドット変化数を表した模式図である。 像域分離ビットの変化数を表した模式図である。 像域分離ビットの非文字ビット数を表した模式図である。 ユーザが選択可能な画像モードに応じてバンド単位および圧縮器の数を変更する処理の一例のフローチャートである。 画像データのバンド処理を表す他の一例のフローチャートである。 画像データのバンド処理を表す他の一例のフローチャートである。 画像データのバンド処理におけるメモリ空間制御の一例を表した模式図である。 画像データのバンド処理におけるメモリ空間制御の他の一例を表した模式図である。 画像データのバンド処理におけるメモリ空間制御の他の一例を表した模式図である。 使用する圧縮器の数に応じて中間開始アドレス数を自動変更する処理の一例のフローチャートである。 n−1個の中間開始アドレス数がアサインされたメモリ空間を表した模式図である。 使用する圧縮器の数に応じて中間開始アドレス数を自動変更する処理の他の一例のフローチャートである。 x個の中間開始アドレス数がアサインされたメモリ空間を表した模式図である。 圧縮器の数nと中間開始アドレス数xとの関係を表した模式図である。
符号の説明
1 コントローラ
2 操作パネル
3 スキャナユニット
4 プロッタユニット
5 ADF(自動原稿送り装置)
10 CPU
11 システムメモリ
12 NB(ノースブリッジ)
13 SB(サウスブリッジ)
14 ローカルメモリ
15 ストレージデバイス
16 ASIC
17 外部I/F
41,46 メモリ
42 画像データ制御部
43 カウンタ
44 バッファ
45 画像データ圧縮部

Claims (21)

  1. 逐次処理可能なデータを分割し、分割データに所定の処理を行い、処理済データを格納する情報処理装置であって、
    前記分割データ毎の処理時間が近似するように、前記逐次処理可能なデータを分割する分割機能と、
    前記分割データを並行処理可能な処理機能と、
    前記処理機能により並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納する格納機能と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記分割機能は、前記逐次処理可能なデータの特徴量をカウントし、前記分割データ毎のカウント値が所定値となるように前記逐次処理可能なデータを分割することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記逐次処理可能なデータは画像データであり、前記分割機能は画像データの特徴量として黒ドット数をカウントし、前記分割データ毎の黒ドット数のカウント値が所定値となるように前記逐次処理可能なデータを分割することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記逐次処理可能なデータは画像データであり、前記分割機能は画像データの特徴量としてドット変化数をカウントし、前記分割データ毎のドット変化数のカウント値が所定値となるように前記逐次処理可能なデータを分割することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記逐次処理可能なデータは画像データであり、前記分割機能は画像データの特徴量として像域分離ビットの変化数をカウントし、前記分割データ毎の像域分離ビットの変化数のカウント値が所定値となるように前記逐次処理可能なデータを分割することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記逐次処理可能なデータは画像データであり、前記分割機能は画像データの特徴量として非文字ビット数をカウントし、前記分割データ毎の非文字ビット数のカウント値が所定値となるように前記逐次処理可能なデータを分割することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  7. 前記逐次処理可能なデータが画像データであり、前記所定の処理の負荷が軽い場合、前記分割機能は前記画像データをページ単位に分割し、前記処理機能はページ単位に分割された画像データを並行処理することなく順次処理することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  8. 前記逐次処理可能なデータが画像データであり、前記所定の処理の負荷が重い場合、前記分割機能は前記画像データをページ単位よりも小さい領域単位に分割し、前記処理機能は領域単位に分割された画像データを並行処理することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  9. 前記逐次処理可能なデータが画像データであり、前記分割機能は前記画像データの特徴量およびライン数をカウントし、前記画像データのライン数が設定値に達する毎に前記画像データの特徴量のカウント値が所定値に達しているか否かを判定して、前記画像データの特徴量のカウント値が所定値に達しているときに前記画像データを分割することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  10. 前記分割機能は、画像データの画像サイズに応じて前記設定値を変更することを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 前記格納機能は、前記処理機能により並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の先頭アドレスからアドレスの増加方向と最終アドレスからアドレスの減少方向とに交互に格納することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  12. 前記格納機能は、前記処理機能を実現する処理部の数に応じて、前記同一のメモリ空間内を複数のメモリ空間に分割し、分割したメモリ空間を各処理部に割り当て、前記各処理部により並行処理された処理済データを各処理部に割り当てられた分割したメモリ空間に格納することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  13. 前記格納機能は、前記同一のメモリ空間内を複数のメモリ空間に分割し、分割した各メモリ空間の先頭アドレスからアドレスの増加方向と最終アドレスからアドレスの減少方向とに、前記処理機能により並行処理された処理済データを順次格納することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  14. 前記格納機能は、前記処理機能を実現する処理部の数に応じて、前記同一のメモリ空間内を複数のメモリ空間に分割することを特徴とする請求項13記載の情報処理装置。
  15. 所定の処理を行う前の逐次処理可能なデータと所定の処理を行った後の処理済データとを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納することを特徴とする請求項1乃至14何れか一項記載の情報処理装置。
  16. 前記処理済データのデータ量は、所定の処理を行う前の分割データのデータ量と異なっていることを特徴とする請求項1乃至15何れか一項記載の情報処理装置。
  17. 前記所定の処理は、圧縮又は伸張処理であることを特徴とする請求項1乃至16何れか一項記載の情報処理装置。
  18. 画像形成に係る処理を行う画像処理装置であることを特徴とする請求項1乃至17何れか一項記載の情報処理装置。
  19. 逐次処理可能なデータを分割し、分割データに所定の処理を行い、処理済データを格納する情報処理方法であって、
    前記分割データ毎の処理時間が近似するように、前記逐次処理可能なデータを分割する分割段階と、
    前記分割データを並行処理する処理段階と、
    前記並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納する格納段階と
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  20. 逐次処理可能なデータを分割し、分割データに所定の処理を行い、処理済データを格納するコンピュータに、
    前記分割データ毎の処理時間が近似するように、前記逐次処理可能なデータを分割する分割機能と、
    前記分割データを並行処理可能な処理機能と、
    前記処理機能により並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納する格納機能と
    を実現させる為の情報処理プログラム。
  21. 逐次処理可能なデータを分割し、分割データに所定の処理を行い、処理済データを格納するコンピュータに、
    前記分割データ毎の処理時間が近似するように、前記逐次処理可能なデータを分割する分割機能と、
    前記分割データを並行処理可能な処理機能と、
    前記処理機能により並行処理された処理済データを同一のメモリ空間内の異なるアドレスに格納する格納機能と
    を実現させる為の情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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