JP2001134389A - 画像形成システム、情報処理装置、画像形成方法および記憶媒体 - Google Patents

画像形成システム、情報処理装置、画像形成方法および記憶媒体

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JP2001134389A
JP2001134389A JP31296099A JP31296099A JP2001134389A JP 2001134389 A JP2001134389 A JP 2001134389A JP 31296099 A JP31296099 A JP 31296099A JP 31296099 A JP31296099 A JP 31296099A JP 2001134389 A JP2001134389 A JP 2001134389A
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rasterization
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JP31296099A
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Hiroyuki Takahashi
弘行 高橋
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量のジョブをさらに速く処理して高い生産
性を発揮することができる画像形成システムを提供す
る。 【解決手段】 ドキュメントサーバ102のジョブ制御
では、ジョブを入力してスプールし、ジョブの処理順序
を決定する(ステップS2201,2202)。次い
で、決定されたジョブの処理が高速処理であるか否かを
判定し、決定されたジョブの処理が高速処理であるとき
には、ジョブをページ単位で分割する(ステップS22
03,S2204)。続いてRIP1203a,120
3bの両方がアイドル状態にあると判定されると(ステ
ップS2205,S2206)、両方のRIP1203
a,1203bにそれぞれページ単位で分割されたジョ
ブを与え、各RIP1203a,1203bによりそれ
ぞれに与えられたページ単位で分割されたジョブのラス
タライズ処理を同時に行う(ステップS2209)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークにク
ライアントとともに接続されたサーバと、ネットワーク
およびサーバの内のいずれか一方に接続された画像形成
装置とを含む画像形成システム、画像形成装置にジョブ
を供給するための情報処理装置、画像形成方法および記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ上で作成したデータ
または外部から取り込まれたデータのプリント出力を得
る場合、ユーザはコンピュータ上から所望のプリンタを
選択し、LANなどのネットワークや専用インターフェ
イスを経由して所望のジョブを選択したプリンタに転送
してプリント出力させる方式が用いられている。
【0003】近年、プリント・オン・デマンドといわれ
る軽印刷の市場においては、コンピュータから画像形成
装置に大量のジョブを転送してプリント出力する機会が
増加しており、大量のジョブをいかに安く、いかに効率
よくプリントするかが求められている。
【0004】しかしながら、1つのジョブを1つの画像
形成装置でプリントするのでは効率が悪いため、大量の
ジョブを扱えるサーバとそれにつながる複数台の画像形
成装置が必須となる。そこで、大量のジョブを扱うこと
を可能にするために、サーバ−クライアント方式と呼ば
れ、クライアントユーザのジョブがドキュメントサーバ
を経由してプリンタに送られる方式が採用されている。
【0005】このサーバ−クライアント方式による画像
形成システムについて図29を参照しながら説明する。
図29は従来のサーバ−クライアント方式による画像形
成システムの構成を示す模式図である。
【0006】サーバ−クライアント方式による画像形成
システムは、図29に示すように、ドキュメントサーバ
102、複数のクライアント103a,103b,10
3c、電子文書管理装置を構成するためのコンピュータ
108、複数のMFP(MultiFunction Peripheral:マ
ルチファンクション周辺機器)105a,105b,1
05c,105d、スキャナ106bおよびプリンタ1
07を備え、これら機器はネットワーク101に接続さ
れている。
【0007】ドキュメントサーバ102には、原稿上の
画像を読み取るためのスキャナ106aが所定のインタ
フェース例えばSCSI、USBを介して接続されてい
る。クライアント103a,103b,103cはドキ
ュメントサーバ102にネットワーク101を介してジ
ョブを送信することが可能なコンピュータである。MF
P105a〜105dはモノクロでスキャン、プリント
または低解像度や2値の簡易的なカラースキャン、カラ
ープリントなどを行う複合機である。コンピュータ10
8には、高解像度、高階調のフルカラーでスキャンまた
は、プリントなどが可能な複合機からなるMFP104
が所定のインタフェースを介して接続されている。
【0008】ここで、クライアント103a〜103c
上では、いわゆるDTP(Desk TopPublishing)を実行す
るアプリケーションソフトウェアを動作させ、各種文書
/図形が作成/編集される。クライアント103a〜1
03cは作成された文書/図形をページ記述言語(Page
Description Language)に変換し、このページ記述言語
で記述されたデータいわゆるPDLデータは、ネットワ
ーク101を介してドキュメントサーバ102に送られ
て一旦保持された後に、指定されたMFP105a〜1
05d、MFP104またはプリンタ107に送られて
プリントアウトされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】大量のプリントを行う
場合には、プリントパフォーマンスが重要な要素の1つ
となるが、上述のサーバ−クライアント方式では、その
プリントパフォーマンスをさらに高めることに制限があ
り、大量のジョブをより速く処理する高い生産性を求め
ることは困難である。
【0010】本発明の目的は、大量のジョブをさらに速
く処理して高い生産性を発揮することができる画像形成
システム、情報処理装置、画像形成方法および記憶媒体
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ネットワークにクライアントとともに接続されたサーバ
と、前記ネットワークおよび前記サーバの内のいずれか
一方に接続された1つ以上の画像形成装置とを含む画像
形成システムにおいて、前記サーバは、前記画像形成装
置に対するジョブを入力するジョブ入力手段と、前記入
力されたジョブのラスタライズ処理を実行する複数のラ
スタライズ処理手段と、前記複数のラスタライズ処理手
段にそれぞれ異なるラスタライズ処理対象データを与え
るジョブ制御手段とを有することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成システムにおいて、前記複数のラスタライズ処理
手段は、それぞれに対応して与えられたラスタライズ処
理対象データのラスタライズ処理を同時に行うことを特
徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の画像形成システムにおいて、前記サーバは、前記
入力されたジョブに対する処理順位を設定する処理順位
設定手段と、前記設定された処理順位に応じて前記複数
のラスタライズ処理手段の中で前記ジョブに対して使用
するラスタライズ処理手段の数を決定する決定手段とを
有し、前記ジョブ制御手段は、前記決定された数のラス
タライズ処理手段を用いて前記入力されたジョブに対す
るラスタライズ処理を行うように制御することを特徴と
する。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の画像形成システムにおいて、前記サーバは、前記
複数のラスタライズ処理手段に対して、前記入力された
ジョブの終了時間が最短になる条件を満足するラスタラ
イズ処理手段の使用数を算出する算出手段を有し、前記
ジョブ制御手段は、前記算出された使用数のラスタライ
ズ処理手段を用いて前記入力されたジョブに対するラス
タライズ処理を行うように制御することを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像形成システムにおいて、前記サーバは、前記算出され
た使用数のラスタライズ処理手段を用いた場合に前記入
力されたジョブの終了時間を最短にする条件を満足する
ように前記入力されたジョブを重み付け分割する重み付
け分割手段を有し、前記ジョブ制御手段は、前記重み付
け分割されたジョブのラスタライズ処理対象データをそ
れぞれ前記算出された使用数のラスタライズ処理手段に
与えることを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいずれか1つに記載の画像形成システムにおいて、前
記1つ以上の画像形成装置は複数の画像形成装置からな
り、前記サーバは、前記複数のラスタライズ処理手段の
ラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像データを
前記複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置にそ
れぞれ出力するように制御する出力制御手段を有するこ
とを特徴とする。
【0017】請求項7記載の発明は、ネットワークにク
ライアントとともに接続されたサーバと、前記ネットワ
ークおよび前記サーバの内のいずれか一方に接続された
1つ以上の画像形成装置とを含む画像形成システムにお
いて、前記サーバは、前記画像形成装置に対するジョブ
を入力するジョブ入力手段と、前記入力されたジョブを
複数のジョブに分割するジョブ分割手段と、前記分割さ
れたジョブのラスタライズ処理を実行するための複数の
ラスタライズ処理手段と、前記複数のラスタライズ処理
手段にそれぞれ対応する分割されたジョブを与えるジョ
ブ制御手段とを有することを特徴とする。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項7記載の画
像形成システムにおいて、前記複数のラスタライズ処理
手段は、それぞれに対応して与えられた分割されたジョ
ブのラスタライズ処理を同時に行うことを特徴とする。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項7または8
記載の画像形成システムにおいて、前記サーバは、前記
入力されたジョブに対する処理順位を設定する処理順位
設定手段と、前記設定された処理順位に応じて前記複数
のラスタライズ処理手段の中で前記ジョブに対して使用
するラスタライズ処理手段の数を決定する決定手段とを
有し、前記ジョブ制御手段は、前記決定された数のラス
タライズ処理手段を用いてそれぞれに対応して与えられ
た分割されたジョブのラスタライズ処理を行うように制
御することを特徴とする。
【0020】請求項10記載の発明は、請求項7または
8記載の画像形成システムにおいて、前記サーバは、前
記複数のラスタライズ処理手段に対して、前記入力され
たジョブの終了時間が最短になる条件を満足するラスタ
ライズ処理手段の使用数を算出する算出手段を有し、前
記ジョブ制御手段は、前記算出された使用数のラスタラ
イズ処理手段を用いて前記決定された数のラスタライズ
処理手段を用いてそれぞれに対応して与えられた分割さ
れたジョブのラスタライズ処理を行うように制御するこ
とを特徴とする。
【0021】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の画像形成システムにおいて、前記ジョブ分割手段は、
前記算出された使用数のラスタライズ処理手段を用いた
場合に該算出された使用数のラスタライズ処理手段が同
時に処理を終了するように前記入力されたジョブに対し
て重み付け分割し、前記ジョブ制御手段は、前記算出さ
れた使用数のラスタライズ処理手段のそれぞれに対応す
る重み付け分割されたジョブを与えることを特徴とす
る。
【0022】請求項12記載の発明は、請求項7ないし
11のいずれか1つに記載の画像形成システムにおい
て、前記入力されたジョブは、ページ単位で管理された
ジョブからなり、前記ジョブ分割手段は、前記入力され
たジョブをページ単位で分割することを特徴とする。
【0023】請求項13記載の発明は、請求項7ないし
12のいずれか1つに記載の画像形成システムにおい
て、前記1つ以上の画像形成装置は複数の画像形成装置
からなり、前記サーバは、前記複数のラスタライズ処理
手段のラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像デ
ータを前記複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装
置にそれぞれ出力するように制御する出力制御手段を有
することを特徴とする。
【0024】請求項14記載の発明は、1つ以上の画像
形成装置にジョブを供給するための情報処理装置におい
て、前記ジョブを入力するジョブ入力手段と、前記入力
されたジョブのラスタライズ処理を実行する複数のラス
タライズ処理手段と、前記複数のラスタライズ処理手段
にそれぞれ異なるラスタライズ処理対象データを与える
ジョブ制御手段とを有することを特徴とする。
【0025】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の情報処理装置において、前記複数のラスタライズ処理
手段は、それぞれに対応して与えられたラスタライズ処
理対象データのラスタライズ処理を同時に行うことを特
徴とする。
【0026】請求項16記載の発明は、請求項14また
は15記載の情報処理装置において、前記入力されたジ
ョブに対する処理順位を設定する処理順位設定手段と、
前記設定された処理順位に応じて前記複数のラスタライ
ズ処理手段の中で前記ジョブに対して使用するラスタラ
イズ処理手段の数を決定する決定手段とを有し、前記ジ
ョブ制御手段は、前記決定された数のラスタライズ処理
手段を用いて前記入力されたジョブに対するラスタライ
ズ処理を行うように制御することを特徴とする。
【0027】請求項17記載の発明は、請求項14また
は15記載の情報処理装置において、前記複数のラスタ
ライズ処理手段に対して、前記入力されたジョブの終了
時間が最短になる条件を満足するラスタライズ処理手段
の使用数を算出する算出手段を有し、前記ジョブ制御手
段は、前記算出された使用数のラスタライズ処理手段を
用いて前記入力されたジョブに対するラスタライズ処理
を行うように制御することを特徴とする。
【0028】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の情報処理装置において、前記算出された使用数のラス
タライズ処理手段を用いた場合に前記入力されたジョブ
の終了時間を最短にする条件を満足するように前記入力
されたジョブを重み付け分割する重み付け分割手段を有
し、前記ジョブ制御手段は、前記重み付け分割されたジ
ョブのラスタライズ処理対象データをそれぞれ前記算出
された使用数のラスタライズ処理手段に与えることを特
徴とする。
【0029】請求項19記載の発明は、14ないし18
のいずれか1つに記載の情報処理装置において、前記1
つ以上の画像形成装置は複数の画像形成装置からなり、
前記複数のラスタライズ処理手段のラスタライズ処理に
よりそれぞれ得られた画像データを前記複数の画像形成
装置の中の異なる画像形成装置にそれぞれ出力するよう
に制御する出力制御手段を有することを特徴とする請求
項。
【0030】請求項20記載の発明は、1つ以上の画像
形成装置にジョブを供給するための情報処理装置におい
て、前記ジョブを入力するジョブ入力手段と、前記入力
されたジョブを複数のジョブに分割するジョブ分割手段
と、前記分割されたジョブのラスタライズ処理を実行す
るための複数のラスタライズ処理手段と、前記複数のラ
スタライズ処理手段にそれぞれ対応する分割されたジョ
ブを与えるジョブ制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0031】請求項21記載の発明は、請求項20記載
の情報処理装置において、前記複数のラスタライズ処理
手段は、それぞれに対応して与えられた分割されたジョ
ブのラスタライズ処理を同時に行うことを特徴とする。
【0032】請求項22記載の発明は、請求項20また
は21記載の情報処理装置において、前記入力されたジ
ョブに対する処理順位を設定する処理順位設定手段と、
前記設定された処理順位に応じて前記複数のラスタライ
ズ処理手段の中で前記ジョブに対して使用するラスタラ
イズ処理手段の数を決定する決定手段とを有し、前記ジ
ョブ制御手段は、前記決定された数のラスタライズ処理
手段を用いてそれぞれに対応して与えられた分割された
ジョブのラスタライズ処理を行うように制御することを
特徴とする。
【0033】請求項23記載の発明は、請求項20また
は21記載の情報処理装置において、前記複数のラスタ
ライズ処理手段に対して、前記入力されたジョブの終了
時間が最短になる条件を満足するラスタライズ処理手段
の使用数を算出する算出手段を有し、前記ジョブ制御手
段は、前記算出された使用数のラスタライズ処理手段を
用いて前記決定された数のラスタライズ処理手段を用い
てそれぞれに対応して与えられた分割されたジョブのラ
スタライズ処理を行うように制御することを特徴とす
る。
【0034】請求項24記載の発明は、請求項23記載
の情報処理装置において、前記ジョブ分割手段は、前記
算出された使用数のラスタライズ処理手段を用いた場合
に該算出された使用数のラスタライズ処理手段が同時に
処理を終了するように前記入力されたジョブに対して重
み付け分割し、前記ジョブ制御手段は、前記算出された
使用数のラスタライズ処理手段のそれぞれに対応する重
み付け分割されたジョブを与えることを特徴とする。
【0035】請求項25記載の発明は、請求項20ない
し24のいずれか1つに記載の情報処理装置において、
前記入力されたジョブは、ページ単位で管理されたジョ
ブからなり、前記ジョブ分割手段は、前記入力されたジ
ョブをページ単位で分割することを特徴とする。
【0036】請求項26記載の発明は、請求項20ない
し25のいずれか1つに記載の情報処理装置において、
前記1つ以上の画像形成装置は複数の画像形成装置から
なり、前記サーバは、前記複数のラスタライズ処理手段
のラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像データ
を前記複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置に
それぞれ出力するように制御する出力制御手段を有する
ことを特徴とする。
【0037】請求項27記載の発明は、情報処理装置よ
り1つ以上の画像形成装置にジョブを供給し、前記1つ
以上の画像形成装置により前記供給されたジョブの画像
形成を行う画像形成方法において、前記情報処理装置に
前記ジョブを入力する工程と、ラスタライズ処理を実行
するための複数のラスタライズ処理手段にそれぞれ異な
るラスタライズ処理対象データを与える工程とを有する
ことを特徴とする。
【0038】請求項28記載の発明は、請求項27記載
の画像形成方法において、前記複数のラスタライズ処理
手段は、それぞれ対応して与えられたラスタライズ処理
対象データのラスタライズ処理を同時に行うことを特徴
とする。
【0039】請求項29記載の発明は、請求項27また
は28記載の画像形成方法において、前記入力されたジ
ョブに対する処理順位を設定する工程と、前記設定され
た処理順位に応じて前記複数のラスタライズ処理手段の
中で前記ジョブに対して使用するラスタライズ処理手段
の数を決定する工程とを有し、前記決定された数のラス
タライズ処理手段を用いて前記入力されたジョブに対す
るラスタライズ処理を行うことを特徴とする。
【0040】請求項30記載の発明は、請求項27また
は28記載の画像形成方法において、前記複数のラスタ
ライズ処理手段に対して、前記入力されたジョブの終了
時間が最短になる条件を満足するラスタライズ処理手段
の使用数を算出する工程を有し、前記算出された使用数
のラスタライズ処理手段を用いて前記入力されたジョブ
に対するラスタライズ処理を行うことを特徴とする。
【0041】請求項31記載の発明は、請求項30記載
の画像形成方法において、前記算出された使用数のラス
タライズ処理手段を用いた場合に前記入力されたジョブ
の終了時間を最短にする条件を満足するように前記入力
されたジョブを重み付け分割する工程を有し、前記重み
付け分割されたジョブのラスタライズ処理対象データを
それぞれ前記算出された使用数のラスタライズ処理手段
に与えることを特徴とする。
【0042】請求項32記載の発明は、請求項27ない
し31のいずれか1つに記載の画像形成方法において、
前記1つ以上の画像形成装置は複数の画像形成装置から
なり、前記複数のラスタライズ処理手段のラスタライズ
処理によりそれぞれ得られた画像データを前記複数の画
像形成装置の中の異なる画像形成装置にそれぞれ出力す
る工程を有することを特徴とする。
【0043】請求項33記載の発明は、情報処理装置よ
り1つ以上の画像形成装置にジョブを供給し、前記1つ
以上の画像形成装置により前記供給されたジョブの画像
形成を行う画像形成方法において、前記情報処理装置に
前記ジョブを入力する工程と、前記入力されたジョブを
複数のジョブに分割する工程と、ラスタライズ処理を実
行するための複数のラスタライズ処理手段のそれぞれに
対応する分割されたジョブを与える工程とを有すること
を特徴とする。
【0044】請求項34記載の発明は、請求項33記載
の画像形成方法において、前記複数のラスタライズ処理
手段は、それぞれ対応して与えられた分割されたジョブ
のラスタライズ処理を同時に行うことを特徴とする。
【0045】請求項35記載の発明は、請求項33また
は34記載の画像形成方法において、前記入力されたジ
ョブに対する処理順位を設定する工程と、前記設定され
た処理順位に応じて前記複数のラスタライズ処理手段の
中で前記複数の分割されたジョブに対して使用するラス
タライズ処理手段の数を決定する工程とを有し、前記決
定された数のラスタライズ処理手段を用いて前記分割さ
れたジョブのそれぞれに対するラスタライズ処理を行う
ように制御することを特徴とする。
【0046】請求項36記載の発明は、請求項33また
は34記載の画像形成方法において、前記複数のラスタ
ライズ処理手段に対して、前記入力されたジョブの終了
時間が最短になる条件を満足するラスタライズ処理手段
の使用数を算出する工程を有し、前記算出された使用数
のラスタライズ処理手段を用いてそれぞれに対応して与
えられた分割されたジョブのラスタライズ処理を行うこ
とを特徴とする。
【0047】請求項37記載の発明は、請求項36記載
の画像形成方法において、前記算出された使用数のラス
タライズ処理手段を用いた場合に該算出された使用数の
ラスタライズ処理手段が同時に処理を終了するように前
記入力されたジョブに対して重み付け分割し、前記算出
された使用数のラスタライズ処理手段のそれぞれに対応
する重み付け分割されたジョブを与えることを特徴とす
る。
【0048】請求項38記載の発明は、請求項33ない
し37のいずれか1つに記載の画像形成方法において、
前記入力されたジョブは、ページ単位で管理されたジョ
ブからなり、前記入力されたジョブをページ単位で分割
することを特徴とする。
【0049】請求項39記載の発明は、請求項33ない
し38のいずれか1つに記載の画像形成方法において、
前記1つ以上の画像形成装置は複数の画像形成装置から
なり、前記複数のラスタライズ処理手段のラスタライズ
処理によりそれぞれ得られた画像データを前記複数の画
像形成装置の中の異なる画像形成装置にそれぞれ出力す
るように制御する工程を有することを特徴とする。
【0050】請求項40記載の発明は、1つ以上の画像
形成装置にジョブを供給する制御を行うためのプログラ
ムを情報処理装置により読出し可能に格納した記憶媒体
において、前記プログラムは、前記ジョブを入力するた
めのジョブ入力モジュールと、前記入力されたジョブの
ラスタライズ処理を実行する複数のラスタライズ処理モ
ジュールと、前記複数のラスタライズ処理モジュールに
それぞれ異なるラスタライズ処理対象データを与えるジ
ョブ制御モジュールとを有することを特徴とする。
【0051】請求項41記載の発明は、請求項40記載
の記憶媒体において、前記複数のラスタライズ処理モジ
ュールは、それぞれに対応して与えられたラスタライズ
処理対象データのラスタライズ処理を同時に行うことを
特徴とする。
【0052】請求項42記載の発明は、請求項40また
は41記載の記憶媒体において、前記プログラムは、前
記入力されたジョブに対する処理順位を設定する処理順
位設定モジュールと、前記設定された処理順位に応じて
前記複数のラスタライズ処理モジュールの中で前記ジョ
ブに対して使用するラスタライズ処理モジュールの数を
決定する決定モジュールとを有し、前記ジョブ制御モジ
ュールは、前記決定された数のラスタライズ処理手段を
用いて前記入力されたジョブに対するラスタライズ処理
を行うように制御することを特徴とする。
【0053】請求項43記載の発明は、請求項40また
は41記載の記憶媒体において、前記プログラムは、前
記複数のラスタライズ処理モジュールに対して、前記入
力されたジョブの終了時間が最短になる条件を満足する
ラスタライズ処理モジュールの使用数を算出する算出モ
ジュールを有し、前記ジョブ制御モジュールは、前記算
出された使用数のラスタライズ処理モジュールを用いて
前記入力されたジョブに対するラスタライズ処理を行う
ように制御することを特徴とする。
【0054】請求項44記載の発明は、請求項43記載
の記憶媒体において、前記プログラムは、前記算出され
た使用数のラスタライズ処理モジュールを用いた場合に
前記入力されたジョブの終了時間を最短にする条件を満
足するように前記入力されたジョブを重み付け分割する
重み付け分割モジュールを有し、前記ジョブ制御モジュ
ールは、前記重み付け分割されたジョブのラスタライズ
処理対象データをそれぞれ前記算出された使用数のラス
タライズ処理モジュールに与えることを特徴とする。
【0055】請求項45記載の発明は、請求項40ない
し44のいずれか1つに記載の記憶媒体において、前記
1つ以上の画像形成装置は複数の画像形成装置からな
り、前記プログラムは、前記複数のラスタライズ処理モ
ジュールのラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画
像データを前記複数の画像形成装置の中の異なる画像形
成装置にそれぞれ出力するように制御する出力制御モジ
ュールを有することを特徴とする。
【0056】請求項46記載の発明は、1つ以上の画像
形成装置にジョブを供給する制御を行うためのプログラ
ムを情報処理装置により読出し可能に格納した記憶媒体
において、前記プログラムは、前記ジョブを入力するた
めのジョブ入力モジュールと、前記入力されたジョブを
複数のジョブに分割するジョブ分割モジュールと、前記
分割されたジョブのラスタライズ処理を実行するための
複数のラスタライズ処理モジュールと、前記複数のラス
タライズ処理モジュールのそれぞれに対応する分割され
たジョブを与えるジョブ制御モジュールとを有すること
を特徴とする。
【0057】請求項47記載の記憶媒体においては、請
求項46記載の記憶媒体において、前記複数のラスタラ
イズ処理モジュールは、それぞれに対応して与えられた
分割されたジョブのラスタライズ処理を同時に行うこと
を特徴とする。
【0058】請求項48記載の発明は、請求項46また
は47記載の記憶媒体において、前記プログラムは、前
記入力されたジョブに対する処理順位を設定する処理順
位設定モジュールと、前記設定された処理順位に応じて
前記複数のラスタライズ処理モジュールの中で前記ジョ
ブに対して使用するラスタライズ処理モジュールの数を
決定する決定モジュールとを有し、前記ジョブ制御モジ
ュールは、前記決定された数のラスタライズ処理モジュ
ールを用いてそれぞれに対応して与えられた分割された
ジョブのラスタライズ処理を行うように制御することを
特徴とする。
【0059】請求項49記載の発明は、請求項46また
は47記載の記憶媒体において、前記プログラムは、前
記複数のラスタライズ処理手段に対して、前記入力され
たジョブの終了時間が最短になる条件を満足するラスタ
ライズ処理手段の使用数を算出する算出モジュールを有
し、前記ジョブ制御モジュールは、前記算出された使用
数のラスタライズ処理モジュールを用いてそれぞれに対
応して与えられた分割されたジョブのラスタライズ処理
を行うように制御することを特徴とする。
【0060】請求項50記載の発明は、請求項49記載
の記憶媒体において、前記ジョブ分割モジュールは、前
記算出された使用数のラスタライズ処理モジュールを用
いた場合に該算出された使用数のラスタライズ処理モジ
ュールが同時に処理を終了するように前記入力されたジ
ョブに対して重み付け分割し、前記ジョブ制御モジュー
ルは、前記算出された使用数のラスタライズ処理モジュ
ールのそれぞれに対応する重み付け分割されたジョブを
与えることを特徴とする。
【0061】請求項51記載の発明は、請求項46ない
し50のいずれか1つに記載の記憶媒体において、前記
入力されたジョブは、ページ単位で管理されたジョブか
らなり、前記ジョブ分割モジュールは、前記入力された
ジョブをページ単位で分割することを特徴とする。
【0062】請求項52記載の発明は、請求項46ない
し51のいずれか1つに記載の記憶媒体において、前記
1つ以上の画像形成装置は複数の画像形成装置からな
り、前記プログラムは、前記複数のラスタライズ処理手
段のラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像デー
タを前記複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置
にそれぞれ出力するように制御する出力制御モジュール
を有することを特徴とする。
【0063】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0064】(実施の第1形態)図1は本発明の画像形
成システムの実施の第1形態の構成を示す模式図であ
る。
【0065】画像形成システムは、図1に示すように、
パブリックネットワーク101a、プライベートネット
ワーク101bの2つのネットワークを有する。パブリ
ックネットワーク101aには、ドキュメントサーバ1
02、複数のクライアント103a,103b,103
cおよび原稿上の画像を読み取るためのスキャナ106
bが接続されている。プライベートネットワーク101
bには、複数のMFP105a,105b,105c,
105dおよびプリンタ107がドキュメントサーバ1
02とともに接続されている。なお、プライベートネッ
トワーク101bには、上記機器の他にスキャナ、ファ
クシミリ装置などが接続されるが、本図では省略する。
【0066】ドキュメントサーバ102には、CPUな
どの各種チップ、回路を搭載するマザーボード110が
組み込まれている。マザーボード110には、パブリッ
クネットワーク101aと接続するためのネットワーク
インタフェースカード(NIC;Network Interface Ca
rd)111およびプライベートネットワーク101bと
接続するためのネットワークインタフェースカード(N
IC)112が設けられているとともに、原稿上の画像
を読み取るためのスキャナ106aを接続するためのS
CSIインタフェースカード114およびMFP104
とケーブル109を介して接続するための専用インタフ
ェースカード(専用I/F)113が設けられている。
こられインタフェースは、PCIバスを介してマザーボ
ードに接続されている。
【0067】クライアント103a,103b,103
cはドキュメントサーバ102にパブリックネットワー
ク101aを介してジョブを送信することが可能なコン
ピュータである。なお、実際には、さらに多数のクライ
アントが接続されているが、これらのクライアントは図
示せず、省略している。また、以降の説明において、ク
ライントを総称して指す場合には、単にクライアント1
03と表記するものとする。
【0068】プライベートネットワーク101bに接続
されるMFP105a〜105dは、モノクロでスキャ
ン、プリントまたは低解像度や二値の簡易的なカラース
キャン、カラープリントなどを行う複合機である。以降
の説明において、MFP105a〜105dを総称して
指す場合には、単にMFP105と表記するものとす
る。MFP104は、高解像度、高階調のフルカラーで
スキャンまたはプリントなどが可能な複合機であり、プ
ライベートネットワーク101bに接続してデータの送
受を行うことが可能であるが、処理すべきデータ量が膨
大となるため、ここでは、独立したインターフェイスで
複数ビットを同時に送受できるものとし、ドキュメント
サーバ102と専用インタフェースカード(専用I/
F)113を介して接続されている。
【0069】ここで、クライアント103上では、いわ
ゆるDTP(Desk Top Publishing)を実行するアプリケ
ーションソフトウェアを動作させ、各種文書/図形が作
成/編集される。クライアント103は作成された文書
/図形をページ記述言語(Page Description Language)
に変換し、このページ記述言語は、ドキュメントサーバ
102を経由してMFP104、MFP105またはプ
リンタ107に送られてプリントアウトされる。
【0070】MFP104,105は、それぞれドキュ
メントサーバ102とプライベートネットワーク101
bまたはケーブル109を介して情報交換可能な通信手
段を有し、MFP104,105の情報や状態をドキュ
メントサーバ102あるいはそれを経由してクライアン
ト103側に逐次知らせるように構成されている。さら
に、ドキュメントサーバ102(またはクライアント1
03)は、その情報を受けて動作するユーティリティソ
フトウェアを持ち、MFP104,105はドキュメン
トサーバ102(またはクライアント103)により管理
される。
【0071】次に、図2ないし図13を用いてMFP1
04,105の構成について説明する。図2は図1の画
像形成システムのMFP104,105の構成を示すブ
ロック図、図3は図2のスキャナ部の構成を示す模式
図、図4は図2のスキャナIP部の構成を示すブロック
図、図5は図2のFAX部の構成を示すブロック図、図
6は図2のNIC部の構成を示すブロック図、図7は図
2のコア部の構成を示すブロック図、図8は図2のプリ
ンタIP部の構成を示すブロック図、図9は図2のPW
M部の構成を示すブロック図、図10は図9のPWM部
内で発生される信号波形を示す図、図11は図2のプリ
ンタ部(MFP104のプリンタ部)の構成を模式的に
示す図、図12は図2のプリンタ部(MFP105のプ
リンタ部)の構成を模式的に示す図、図13は図2のフ
ィニッシャ部の構成を模式的に示す図である。但し、M
FP104とMFP105の差はフルカラーとモノクロ
の差であり、色処理以外の部分ではフルカラー機器がモ
ノクロ機器の構成を包含することが多いため、ここでは
フルカラー機器に絞って説明し、必要に応じて、随時モ
ノクロ機器の説明を加えることとする。
【0072】MFP104,105は、図2に示すよう
に、画像読み取りを行うスキャナ部201と、その画像
データを画像処理するスキャナIP部202と、ファク
シミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受
信を行うFAX部203と、ネットワークを利用して画
像データや装置情報をやりとりするNIC(Network Int
erface Card:ネットワークインターフェイスカード)部
204と、ドキュメントサーバ102との情報交換を専
用インタフェースカード113を介して行う専用I/F
部205(MFP104用)205と、MFP104,
105の使い方に応じて画像信号を一時保存したり、経
路を決定するコア部206とを有する。
【0073】コア部206から出力された画像データ
は、プリンタIP部207およびPWM部208を経由
して、画像形成を行うプリンタ部209に送られる。プ
リンタ部209でプリントアウトされたシートはフィニ
ッシャ部210へ送り込まれ、フィニッシャ部210に
おいては、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が
行われる。
【0074】次に、図3を用いてスキャナ部201の構
成を説明する。スキャナ部201は、図3に示すよう
に、原稿台ガラス301を有し、この原稿台ガラス30
1には、読み取られるべき原稿302が置かれる。原稿
302は照明ランプ303により照明され、この照明に
よる原稿302からの反射光は、ミラー304,30
5,306を経てレンズ307に導かれてCCD308
上に結像される。ミラー304、照明ランプ303は第
1ミラーユニット310に搭載され、この第1ミラーユ
ニット310は速度Vで図中の矢印が示す方向に移動可
能に構成されている。ミラー305,306は第2ミラ
ーユニット311に搭載され、第2ミラーユニット31
1は速度1/2Vで図中の矢印が示す方向に移動可能に
構成されている。この第1および第2ミラーユニット3
10,320の移動により原稿302の全面が走査され
る。第1ミラーユニット310および第2ミラーユニッ
ト311はモータ309により駆動される。
【0075】次に、図4を用いてスキャナIP部202
の構成について説明する。
【0076】まず、MFP104のスキャナIP部20
2の構成について説明すると、図4(a)に示すよう
に、CCD308に入力された光学的信号は、光電変換
により電気信号に変換される。このCCD308はRG
B3ラインのカラーセンサであり、RGBそれぞれの画
像信号としてA/D変換部401に入力される。ここで
ゲイン調整、オフセット調整をされた後、A/D変換部
401で、各色信号毎に8bitのデジタル画像信号R0,
G0,B0に変換される。その後、シェーディング補正部
402で各色毎に、基準白色板の読み取り信号を用い
た、公知のシェーディング補正が施される。さらに、C
CD308の各色ラインセンサが相互に所定の距離を隔
てて配置されているため、ライン補間部(ラインディレ
イ調整回路)403において、副走査方向の空間的ずれ
が補正される。
【0077】次いで、ライン補間部403の出力は入力
マスキング部404に入力され、入力マスキング部40
4は、CCD308のR,G,Bフィルタの分光特性で
決まる読取色空間を、NTSCの標準色空間に変換する
回路であり、CCD308の感度特性/照明ランプのス
ペクトル特性などの諸特性を考慮した装置固有の定数を
用いた3×3のマトリックス演算を行い、入力された
(R0,G0,B0)信号を標準的な(R,G,B)信号
に変換する。
【0078】入力マスキング部404からの出力はLO
G変換部(輝度/濃度変換部)405に入力され、LO
G変換部405は、ルックアップテーブル(LUT)R
AMにより構成され、LOG変換部405においては、
RGBの輝度信号がC1,M1,Y1の濃度信号になるよ
うに変換される。C1,M1,Y1の濃度信号は、コア部
206へ送出される。
【0079】MFP105の場合、図4(b)に示すよ
うに、単色の1ラインCCD308が用いられる。CC
D308からの単色出力は、A/D変換部401による
A/D変換およびシェーディング補正部402によるシ
ェーディング補正が施された後にコア部206に送られ
る。
【0080】次に、図5を用いてFAX部203につい
て説明する。まず、受信時には、電話回線から到来した
データをNCU部501で受け取り電圧の変換を行い、
モデム部502内の復調部504でA/D変換および復
調処理を行った後に、伸張部506でラスタデータに展
開する。一般に、FAXでの圧縮伸張にはランレングス
法などが用いられる。ラスタデータに変換された画像
は、メモリ部507に一時保管され、画像データに転送
エラーがないことを確認後、コア部206へ送られる。
【0081】送信時には、コア部206より送出された
ラスタイメージの画像信号を入力し、この画像信号に対
して圧縮部505でランレングス法などの圧縮を施し、
モデム部502内の変調部503でD/A変換および変
調処理を行った後に、NCU部501を介して電話回線
へ送出される。
【0082】次に、図6を用いてNIC部204につい
て説明する。NIC部204は、ネットワーク(プライ
ベートネットワーク101b)に対してのインタフェー
ス機能を有する。このNIC部204は、例えば10Base
-T/100Base-TXなどのEthernetケーブルなどを利用して
外部からの情報を入手したり、外部へ情報を流す役割を
果たす。
【0083】外部より情報を入手する場合は、まず、外
部からの信号をトランス部601で電圧変換し、LAN
コントローラ602に送る。LANコントローラ602
は、その内部に第1バッファメモリ(図示せず)を有
し、その情報が必要な情報か否かを判断した上で、第2
バッファメモリ(図示せず)に送った後に、コア部20
6に信号を送る。
【0084】これに対し、外部に情報を提供する場合に
は、コア部206より送られてきたデータは、LANコ
ントローラ602で必要な情報を付加して、トランス部
601を経由して上記ネットワーク上に送出する。
【0085】また、専用I/F部205は、フルカラー
MFP104とのインタフェースである。また、このイ
ンタフェースはCMYKそれぞれ多値ビット(4色×8
bitの画像データ)をパラレルに送出可能な通信線から
なる。ここで、Ethernetケーブルを利用して上記データ
を送信する場合を想定すると、MFP104に見合った
スピードで出力できない点と、ネットワークに接続され
た他のデバイスのパフォーマンスも犠牲になる点などが
考えらえるから、このような専用のパラレルインターフ
ェイスを用いる。
【0086】次に、図7を用いてコア部206について
説明すると、コア部206のバスセレクタ611は、M
FP104,105の利用における、いわば交通整理の
役割を担う。すなわち、複写機能、ネットワークスキャ
ン、ネットワークプリント、ファクシミリ送信/受信、
またはディスプレイ表示などMFP104,105にお
ける各種機能に応じてバスの切り替えを行うものであ
る。
【0087】以下に各機能を実行するためのバス切り替
えパターンを示す。 (1)複写機能:スキャナ部201→コア部206→プ
リンタ部209 (2)ネットワークスキャン:スキャナ部201→コア
部206→NIC部204 (3)ネットワークプリント:NIC部204→コア部
206→プリンタ部209 (4)ファクシミリ送信機能:スキャナ部201→コア
部206→FAX部203 (5)ファクシミリ受信機能:FAX部203→コア部
206→プリンタ部209 バスセレクタ611から出力された画像データは、圧縮
部612、ハードディスク(HDD)などの大容量メモ
リからなるメモリ部613および伸張部614を介して
プリンタ部209へ送られる。圧縮部612で用いられ
る圧縮方式は、JPEG,JBIG,ZIPなど一般的なものを用
いればよい。圧縮された画像データは、ジョブ毎に管理
され、ファイル名、作成者、作成日時、ファイルサイズ
などの付加データとともに格納される。
【0088】ここで、ジョブの番号とパスワードを設け
て、それらを画像データに関連付けて格納すれば、パー
ソナルボックス機能をサポートすることができる。これ
は、データの一時保存や特定の人にしかプリントアウト
(メモリ部613からの読み出し)ができないようにする
ための機能である。記憶されているジョブのプリントア
ウトの指示が行われた場合には、パスワードによる認証
を行った後にメモリ部613より読み出し、画像伸張を
行ってラスタイメージに戻してプリンタIP部207に
送られる。
【0089】次に、図8を用いてプリンタIP部207
について説明する。
【0090】まず、MFP104のプリンタIP部20
7について説明すると、図8(a)に示すように、プリ
ンタIP部207は、出力マスキング部(出力マスキン
グ/UCR回路部)701を有し、出力マスキング部7
01は、マトリクス演算を用いて、C1,M1,Y1,K1
信号を画像形成装置のトナー色であるY,M,C,K信
号に変換する。具体的には、CCD308で読み込まれ
たRGB信号に基づいたM1,C1,Y1,K1信号をトナ
ーの分光分布特性に基づいたC,M,Y,K信号に補正
して出力する。
【0091】C,M,Y,K信号は、ガンマ変換部70
2に入力される。ガンマ変換部702においては、入力
されたC,M,Y,K信号がトナーの色味諸特性を考慮
したルックアップテーブル(LUT)RAMを使って画
像出力のためのC,M,Y,Kデータに変換されて空間
フィルタ部703に入力される。空間フィルタ部703
では、入力されたデータに対してシャープネスまたはス
ムージングを施し、これにより得られた画像信号はPW
M部208へ送られる。
【0092】MFP105の場合においては、図8
(b)に示すように、ガンマ変換部702で、コア部2
06からの信号に対してガンマ変換処理が施され、続い
て空間フィルタ部703で、入力されたデータに対して
シャープネスまたはスムージングが施され、そして二値
化回路704で二値化処理が施される。これにより得ら
れた画像信号がPWM部208へ送られる。
【0093】次に、図9および図10を用いてPWM部
208について説明する。プリンタIP部207から出
力されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の4色に色分解された画像デー
タ(MFP105の場合は、単色となる)はそれぞれのP
WM部208を通ってそれぞれ画像形成される。PWM
部208は、三角波発生部801と、入力されるデジタ
ル画像信号をアナログ信号に変換するD/A変換部80
2とを有する。三角波発生部801からの信号801a
(図10に示す)およびD/A変換部802からの信号
802a(図10に示す)は、コンパレータ803で大
小比較されて、図10に示す信号803aとなってレー
ザ駆動部804に送出され、CMYKそれぞれが、対応
する半導体レーザ805からレーザビームに変換されて
照射される。
【0094】このレーザビームはポリゴンミラー913
でそれぞれのレーザビームを走査してそれぞれの感光ド
ラム917,921,925,929に照射される。
【0095】次に、図11を用いてMFP104のプリ
ンタ部209の構成について説明する。
【0096】MFP104のプリンタ部209は、図1
1に示すように、4つの半導体レーザ805(図9に示
す)より発光された4本のレーザビームを受けるポリゴ
ンミラー913を有し、このポリゴンミラー913によ
り各半導体レーザ805からのレーザビームの内の1本
はミラー914,915,916を経て感光ドラム91
7上を走査し、次の1本はミラー918,919,92
0を経て感光ドラム921上を走査し、さらに次の1本
はミラー922,923,924を経て感光ドラム92
5上を走査し、さらに次の1本はミラー926,92
7,928を経て感光ドラム929上を走査する。
【0097】感光ドラム917には現像器930からイ
エロー(Y)のトナーが供給され、レーザビームの走査
によって感光ドラム917上に形成された静電潜像が現
像されてイエローのトナー像が形成される。同様に、感
光ドラム921には現像器931からマゼンタ(M)の
トナーが供給され、感光ドラム921上に形成された静
電潜像が現像されてマゼンタのトナー像が形成される。
感光ドラム925には現像器932からシアン(C)の
トナーが供給され、感光ドラム925上に形成された静
電潜像が現像されてシアンのトナー像が形成される。感
光ドラム929には現像器933からブラック(K)の
トナーが供給され、感光ドラム929上に形成された静
電潜像が現像されてブラックのトナー像が形成される。
【0098】以上4色(Y,M,C,K)のトナー像が
シートに転写され、フルカラーの出力画像を得ることが
できる。
【0099】シートは、シートカセット934,935
および手差しトレイ936のいずれかより給紙され、レ
ジストローラ937を経て転写ベルト938上に吸着さ
れて搬送される。給紙のタイミングと同期が取られて各
感光ドラム917,921,925,929に形成され
た各色の静電潜像が現像され、シートの搬送に合せて各
色のトナー像がシートに転写される。各色のトナー像が
転写されたシートは、転写ベルト938から分離されて
搬送ベルト939により搬送され、定着器940に導か
れる。定着器940においては、トナー像が熱圧されて
シートに定着される。定着器940を抜けたシートは、
フラッパ950により一旦下方向へ導かれてシートの後
端がフラッパ950を抜けた後に、スイッチバックされ
て排出される。これによりシートはフェイスダウン状態
で排出され、先頭ページから順にプリントしたときに正
しいページ順となる。
【0100】なお、4つの感光ドラム917,921、
925,929は、距離dをおいて等間隔に配置されて
おり、搬送ベルト939により、シートは一定速度vで
搬送されており、このタイミングと同期が取られて4つ
の半導体レーザ805は、駆動される。
【0101】次に、図12を用いてMFP105のプリ
ンタ部209の構成について説明する。
【0102】モノクロのMFP105のプリンタ部20
9は、レーザビームを走査するポリゴンミラー1013
を有し、ポリゴンミラー1013によりレーザビーム
は、ミラー1014,1015,1016を経て感光ド
ラム1017上を走査する。感光ドラム1030には現
像器1030から黒色のトナーが供給され、レーザビー
ムの走査によって感光ドラム1017上に形成された静
電潜像が現像されてトナー像が形成される。このトナー
像はシートに転写され、出力画像を得ることができる。
【0103】シートは、シートカセット1034,10
35および手差しトレイ1036のいずれかより給紙さ
れ、レジストローラ1037を経て転写ベルト1038
上に吸着されて搬送される。給紙のタイミングと同期が
とられて感光ドラム1017にはトナー像が現像され、
シートの搬送に合せてトナー像がシートに転写される。
トナー像が転写されたシートは、転写ベルト1038か
ら分離されて定着器1040に導かれる。定着器104
0においては、トナー像が熱圧されてシートに定着され
る。定着器1040を抜けたシートはフラッパ1050
により一旦下方向へ導かれてシートの後端がフラッパ1
050を抜けた後、スイッチバックされて排出される。
これによりシートは、フェイスダウン状態で排出され、
先頭頁から順にプリントしたときに正しいページ順とな
る。
【0104】次に、図13を用いてフィニッシャ部21
0の構成について説明する。
【0105】プリンタ部209から排出されたシート
は、フィニッシャ部210に入る。フィニッシャ部21
0には、サンプルトレイ1101およびスタックトレイ
1102があり、ジョブの種類や排出されるシートの枚
数に応じて切り替えて排出される。
【0106】ソート方式には2通りあり、具体的には、
複数のビンを有して各ビンに振り分けるビンソート方式
と、後述の電子ソート機能とビン(またはトレイ)を奥手
前方向にシフトしてジョブ毎に出力シートを振り分ける
シフトソート方式とがある。これらの方式により、ソー
ティングが実現される。電子ソート機能は、コレートと
呼ばれ、バッファメモリを利用してバッファリングした
ページ順と排出順を変更する機能であり、この機能は、
前述のコア部206で説明した大容量メモリを持ってい
れば実現することができる。次にグループ機能は、ソー
ティングがジョブ毎に振り分けるのに対し、ページ毎に
仕分けする機能である。
【0107】さらに、スタックトレイ1102に排出す
る場合には、シートが排出される前のシートをジョブ毎
に蓄えておき、排出する直前にステープラ1105にて
バインドすることも可能である。また、上記2つのトレ
イに至るまでに、紙をZ字状に折るためのZ折り機11
04、ファイル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパ
ンチャー1106があり、ジョブの種類に応じてそれぞ
れの処理を行うことができる。
【0108】さらに、サドルステッチャ1107は、シ
ートの中央部分を2ヶ所バインドした後に、シートの中
央部分をローラに噛ませることによりシートを半折り
し、週刊誌やパンフレットのようなブックレットを作成
する処理を行う。サドルステッチャ1107で製本され
たシートは、ブックレットトレイ1108に排出され
る。
【0109】さらに、図示されていないが、製本のため
のグルー(糊付け)によるバインドや、あるいはバインド
後にバインド側と反対側の端面を揃えるためのトリム
(裁断)などを加えることも可能である。
【0110】また、インサータ1103は、トレイ11
10にセットされたシートをプリンタ部209を通さず
にトレイ1101,1102,1108のいずれかに送
るためのものである。これによってフィニッシャ部21
0に送り込まれるシートとシートの間にインサータ11
03にセットされたシートをインサート(中差し)する
ことができる。インサータ1103のトレイ1110に
はユーザによりフェイスアップの状態でセットされるも
のとし、ピックアップローラ1111により最上部のシ
ートから順に給送する。従って、インサータ1103か
らのシートはそのままトレイ1101、1102へ搬送
することによりフェイスダウン状態で排出される。サド
ルステッチャ1107へ送るときには、一度パンチャ1
106側へ送り込んだ後スイッチバックさせて送り込む
ことによりフェースの向きを合わせる。
【0111】次に、図14を用いてドキュメントサーバ
102について説明する。図14は図1の画像形成シス
テムのドキュメントサーバの構成を示すブロック図であ
る。
【0112】ドキュメントサーバ102は、外部装置例
えばクライアント113、スキャナ106aからのジョ
ブをNIC111、SCSI114を介して入力する入
力デバイス制御部1201と、入力ジョブ制御部120
2とを有する。入力デバイス制御部1201に入力され
たジョブは、ドキュメントサーバ102に様々なクライ
アントアプリケーションと連結することにおいてその役
割を果たす。入力されるジョブとしては、PDL(Page
Description Language;ページ記述言語)データとJ
CL(Job Control Language)データを受け付ける。そ
れはプリンタ部209とドキュメントサーバに関する状
態情報で様々なクライアントに対応し、このモジュール
の出力は、適切なPDLとJCLの構成要素すべてを結
合する役割を有する。
【0113】入力ジョブ制御部1202はジョブが要求
されたリストを管理し、サーバに提出される個々のジョ
ブにアクセスするために、ジョブリストを作成する。ま
た、このモジュールには、ジョブのルートを決めるジョ
ブルーティング、分割してRIP(Rasterize Image Pr
ocessing)するか否かを決定するジョブスプリット、そ
してジョブの順序を決めるジョブスケジューリングの3
つの機能がある。
【0114】入力デバイス制御部1201に入力された
ジョブは、入力制御部1202を介して複数のラスタラ
イズ処理部(RIP)1203a,1203bに与えら
れる。本実施の形態では、2つのRIPを設けている
が、必要に応じてさらに増すことも可能であり、その数
は2以上であればよい。ここでは、RIP1203a,
1203bを総称してRIP1203と表記する。RI
P1203は様々なジョブのPDLをラスタライズ処理
して適切なサイズと解像度のビットマップを作成する。
ラスタライズ処理に関しては、PostScript(Adobe社の商
標登録)をはじめ、 PCL、TIFF、JPEG、PDFなど様々なフ
ォーマットのラスタライズ処理が可能である。
【0115】RIP1203の出力は、データ変換部1
204に入力される。データ変換部1204は、ラスタ
ライズ処理によって作り出されるビットマップイメージ
を圧縮したり、フォーマット変換を施す役割を果たし、
それぞれのプリンタにマッチした最適な画像イメージタ
イプを選び出す。例えば、ジョブをページ単位で扱いた
い場合には、TIFFやJPEGなどをRIP1203でラスタ
ライズした後のビットマップデータにPDFヘッダを付け
て、PDFデータとして編集するなどの処理を行う。
【0116】データ変換部1204の出力は、出力ジョ
ブ制御部1205に入力される。出力ジョブ制御部12
05は、ジョブのページイメージを取って、それらがコ
マンド設定に基づいてどう扱われるのかを管理する。ペ
ージはプリンタに出力されたり、ハードディスク(HD
D)1207にセーブされる。印刷後のジョブをハード
ディスク1207に残すか否かは選択可能であり、セー
ブされた場合には、再呼び出しすることもできる。さら
に、このモジュールはハードディスク1207とRAM
1208との相互作用を管理する。
【0117】出力ジョブ制御部の出力は、出力デバイス
制御部1206に入力され、出力デバイス制御部120
6は、どのデバイスに出力するか、またどのデバイスを
クラスタリング(複数台接続して一斉にプリントするこ
と)するかなどの制御を司り、選択されたデバイスのイ
ンターフェイスカード112または113に送られる。
また、このモジュールはデバイス104,105の状態
監視と装置状況をドキュメントサーバ102に伝える役
割も果たしている。
【0118】次に、図15および図16を用いてPDL
データについて説明する。図15はPDLによる文字情
報、図形情報、ラスタ画像データの記述例をそれぞれ示
す図、図16は図15の各情報を展開した様子を示す図
である。
【0119】Adobe社のPostScript(登録商標)言語に
代表されるPDLは、以下の3要素に分類される。 (a)文字コードによる画像記述 (b)図形コードによる画像記述 (c)ラスタ画像データによる画像記述 すなわち、PDLは、上記の要素を組み合わせで構成さ
れた画像を記述する言語であり、それで記述されたデー
タをPDLデータと呼ぶ。
【0120】例えば図15(a)は、文字情報R130
1を記述した例を示す。L1311は、文字の色を指定
する記述であり、カッコの中は順にシアン(Cyan)、マ
ゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)、ブラック(B
lack)の濃度を表わしている。この濃度の最小値は0.
0であり、最大値は1.0である。L1312は、文字
を黒にすることを指定する。また、L1312は変数St
ring1に文字列"IC"を代入している。さらに、L131
3では、第1、第2パラメータが、文字列をレイアウト
する用紙上の開始位置座標のx座標とy座標を示し、第3
パラメータが文字の大きさ、第4パラメータが文字の間
隔を示しており、第5パラメータがレイアウトすべき文
字列を示している。要するに、L1313は座標(0.
0,0.0)のところから、大きさ0.3、間隔0.1
で文字列"IC"をレイアウトするという指示となる。
【0121】次に、図15(b)に示す図形情報R13
02を記述した例では、L1321は、L1311と同
様、線の色を指定しており、ここでは、シアンが指定さ
れている。次に、L1322は、線を引くことを指定す
るためのものであり、第1、2パラメータが線の始端座
標、第3、4パラメータが終端座標のそれぞれ、x,y座
標である。第5パラメータは線の太さを示す。
【0122】さらに、図15(c)に示すラスタ画像情
報を記述した例においては、L1331で、ラスタ画像
を変数image1に代入している。ここで、第1パラメータ
はラスタ画像の画像タイプ、および色成分数を表わし、
第2パラメータは1色成分あたりのビット数を表わし、
第3、第4パラメータは、ラスタ画像のx方向、y方向の
画像サイズを表わす。第5パラメータ以降が、ラスタ画
像データである。ラスタ画像データの個数は、1画素を
構成する色成分数、及び、x方向、y方向の画像サイズの
積となる。L1331では、CMYK画像は4つの色成
分(Cyan、Magenta、Yellow、Black)から構成されるた
め、ラスタ画像データの個数は100(=4×5×5)
個となる。次に、L1332は、座標(0.0,0.
5)のところから、0.5×0.5の大きさにimage1を
レイアウトすることを示している。
【0123】上記記述を解釈し、ラスタ画像データに展
開した様子を図16に示す。ここで、R1301,R1
302,R1303はそれぞれのPDLデータを展開し
たものである。これらのラスタ画像データは、実際には
CMYK色成分毎にRAM1208(またはハードディ
スク1207)に展開されており、例えばR1301の
部分は、各CMYKのRAM1208に、C=0,M=
0,Y=0,K=255が書かれており、R1302の
部分は、それぞれ、C=255,M=0,Y=0,K=0
が書き込まれる。
【0124】ドキュメントサーバ102内では、クライ
アント103(またはドキュメントサーバ自身)から送ら
れてきたPDLデータは、PDLデータのままか、上記
のようにラスタ画像に展開された形で、RAM1208
(またはハードディスク1207)に書き込まれ、必要に
応じて保存されている。
【0125】次に、図17を用いてパブリックネットワ
ーク101aについて説明する。図17は図1の画像形
成システムにおけるパブリックネットワークの構成を模
式的に示す図である。
【0126】パブリックネットワーク101aは、図1
7に示すように、ルータと呼ばれるネットワークを相互
に接続する装置により接続され、LAN(Local Area N
etwork)と呼ばれるさらなるネットワークを構成する。
また、LAN1406は、内部のルータ1401から専
用回線1408を通して、他のLAN1407内部のル
ータ1405に接続され、これらのネットワーク網は幾
重にも張り巡らされて、広大な接続形態を構築してい
る。
【0127】次に、図18を用いてパブリックネットワ
ーク101aの中を流れるデータについて説明する。図
18は図1の画像形成システムにおけるパブリックネッ
トワーク中のデータの流れを模式的に示す図である。
【0128】送信元のデバイスA1420aには、送信
すべきデータ1421が保持され、そのデータ1421
は画像データ、PDLデータ、プログラムなどのデータ
であって、その種類は問われない。デバイスA1420
aがデータ1421をパブリックネットワーク101a
を介して受信先のデバイスB1420bに転送する場
合、データ1421を細分化する。例えば、イメージ的
には、図18に示すように,データ1421をデータ1
422に細分割する。この分割されたデータ1421の
データ1423,1424,1426などに対して、ヘ
ッダ1425と呼ばれる送り先アドレス(TCP/IP
プロトコルを利用した場合には、送り先のIPアドレ
ス)などを付加し、パケット1427として順次ネット
ワーク101a上に送り出す。デバイスB1420bの
アドレスとパケット1430のヘッダ1431が一致す
ると、データ1432は分離され、デバイスA1420
aにあったデータの状態に再生される。
【0129】次に、図19を用いてスキャナドライバに
ついて説明する。図19は図1の画像形成システムにお
けるドキュメントサーバ上でスキャン動作を指示するた
めのスキャナドライバのGUI画面の一例を示す図であ
る。
【0130】ドキュメントサーバ102においては、ス
キャナ106aに対してスキャン動作をスキャナドライ
バのGUI(Graphic User Interface)を用いて指示す
る。このGUIを用いて指示することによってユーザは
所望の設定パラメータを指示して、所望の画像イメージ
をデータ化することが可能となる。
【0131】このスキャナドライバにおいては、メイン
ウィンドウ1501の中に、設定項目としてターゲット
となる送信元を選択するソースデバイス選択カラム15
02が表示される。一般的には、これは前述のスキャナ
106aのようなものであるが、ハードディスク120
7、デジタルカメラのような画像取込み可能なものであ
ればよい。また、選択されたソースデバイスに関する詳
細設定を行うためのプロパティキー1503が表示さ
れ、このキー1503をクリックすると別画面が表示さ
れ、この別画面にてそのデバイス固有の設定情報を入力
し、特殊な画像処理(例えば、文字モード/写真モード)
を選択すれば、それに適合した処理モードで画像入力が
可能となる。さらに、メインウィンドウ1501には、
イメージサイズを決める選択するイメージサイズカラム
1504、解像度を入力するカラム1505、カラーモ
ードを選択するカラム1506が表示される。また、画
像エリアのサイズを決めるためのカラム1507〜15
09が表示され、各カラム1507〜1509にはそれ
ぞれ単位と縦横の長さを入力する。
【0132】上述した各項目に対して所望の数値を選択
して入力するなどにより、所望の指定を行った後、プリ
スキャンキー1512を押すと、ドキュメントサーバ1
02より、ソースデバイス選択カラム1502で選択さ
れたデバイスに対して指示がなされ、画像入力を開始す
る。ここでは、プリスキャンであるため、実際の解像度
より粗い画像読取りが行われ、得られた画像はプレビュ
ー画像としてメインウィンドウ1501の画像表示ウィ
ンドウ1511に表示される。この表示に際しては、先
ほどの画像エリアの単位1507に従ってスケール15
10が表示される。
【0133】ここで、ユーザがプレビュー画像を見てO
Kと判断した場合には、スキャンキー1513がクリッ
クされ、これにより設定された解像度での画像読取が開
始される。プレビュー画像がNGの場合には、再度プリ
スキャンを行って確かめ、キャンセルの場合には、キャ
ンセルキー1514をクリックする。
【0134】次に、図20を用いてドキュメントサーバ
102(または103)からプリンタドライバにより画
像データをプリンタに送信する工程について説明する。
図20は図1の画像形成システムにおけるドキュメント
サーバ(またはクライアント)上で稼動するプリンタド
ライバのGUIによる画面の一例を示す図である。
【0135】プリント動作の指示は、プリンタドライバ
のGUIを用いて行われる。ユーザがこのGUIを用い
て所望の設定パラメータを指示することにより、所望の
画像イメージをプリンタなどの送信先に送ることが可能
となる。ここで、プリント動作の指示時には、プリンタ
ドライバのメインウィンドウ1601が表示され、この
ウィンドウ1601には、設定項目としてターゲットと
なる出力先を選択する送信先選択カラム1602が表示
される。一般的には、ここで選択される出力先として
は、前述のMFP104,105またはプリンタ107
である。また、ジョブの中から出力ページを選択するペ
ージ設定カラム1603が表示され、このカラム160
3において、ドキュメントサーバ102(または103)
上で動作するアプリケーションソフトで作成された画像
イメージのどのページを出力するかを決定する。また、
部数を指定する部数設定カラム1604を用いて出力部
数を指定することができる。さらに、送信先選択カラム
1602において選択された送信先デバイスに関する詳
細設定を行うためのプロパティキー1607が表示さ
れ、このキー1607をクリックすると別画面が表示さ
れ、この別画面においてそのデバイス固有の設定情報を
入力し、特殊な画像処理、例えばプリンタIP部207
内のガンマ変換部702や空間フィルタ部703のパラ
メータを変更することにより、より細かい色再現やシャ
ープネス調整を行うことが可能となる。所望の設定が済
めば、OKキー1605により印刷を開始する。取り消
す場合には、キャンセルキー1606により印刷を取り
やめる。
【0136】次に、図21を用いてジョブサブミッタに
ついて説明する。図21はクライアント上のファイルを
ドキュメントサーバに投げ込むツールであるジョブサブ
ミッタの画面の一例を示す図である。
【0137】このジョブサブミッタの利用方法は前述の
プリンタドライバと同様だが、これはクライアント10
3上のファイルをドキュメントサーバ102に投げ込む
ツールである。プリンタドライバがクライアント103
上のアプリケーションでデータを立ち上げて、そのデー
タをPS(またはPCL)などのフォーマットに変換して
ドキュメントサーバ102に投げ込むのに対して、ジョ
ブサブミッタは、様々なフォーマットのデータを直接ド
キュメントサーバ102に送付するためのものである。
【0138】このジョブサブミッタのメインウィンドウ
1701においては、設定項目としてターゲットとなる
出力先を選択する送信先選択カラム1702が表示され
る。一般的には、この出力先としては、前述のMFP1
04,105またはプリンタ107である。また、ジョ
ブの中から出力ページを選択するページ設定カラム17
05が表示され、このカラム1705においてドキュメ
ントサーバ102(または103)内にある任意のファイ
ルを選択することにより、ドキュメントサーバ102に
投げ込むことが可能となる。さらに、詳細設定を行うた
めのプロパティキー1704が表示されており、このキ
ー1704をクリックすると次項のジョブチケットメニ
ューが現れる。所望の設定が済めば、OKキー1710
によりジョブがドキュメントサーバ102に送信され、
取り消す場合には、キャンセルキー1711により取り
やめることができる。
【0139】次に、図22を用いてジョブチケットにつ
いて説明する。図22は図21のジョブサブミッタの下
位階層にあるジョブチケットの画面の一例を示す図であ
る。
【0140】図20に示すプリンタドライバまたは図2
1に示すジョブサブミッタのプロパティキー1607ま
たは1704をクリックすると、図22に示すジョブチ
ケット設定画面が現れる。ジョブチケットは、MFP1
04,105またはプリンタ107などがそれぞれ固有
に有する機能をユーザが自由に選択する設定画面であ
り、ターゲットとなる出力先1702に応じて別々の設
定項目1802が表示される。その際にユーザは任意の
設定項目1803を選択することができる。
【0141】例えば、Duplexの設定カラムには、ONと
OFFが用意されており、ONにすれば両面印刷にてプ
リントされ、OFFにすれば片面印刷にてプリントされ
る。但し、両面機能を有しないプリンタが選択された場
合には、この項目そのものが表示されない仕組みになっ
ている。また、デフォルトの設定項目には頻度の高いも
のが予め設定されており、Duplexでは片面プリントの使
用頻度が高いため、OFFがデフォルトに選ばれてい
る。また、ここで設定される項目は、フィニッシング機
能だけでなく、画像処理のパラメータやコピー部数、紙
サイズといったプリンタの基本機能も選択変更可能とな
っている。そして所望の設定が済めば、OKキー180
4によりジョブサブミッタの画面に戻り、取り消す場合
には、キャンセルキー1805により取りやめる。
【0142】次に、デバイスステータスについて説明す
る。
【0143】MFP104,105またはプリンタ10
7内のネットワークインタフェース部分には、MIB
(Management Information Base)と呼ばれる標準化さ
れたデータベースが構築されており、SNMP(Simple
Network Management Protocol)というネットワーク管
理プロトコルを介してネットワーク上のコンピュータと
通信し、MFP104,105をはじめとして、ネット
ワーク上につながれたデバイスの状態をドキュメントサ
ーバ102(または103)と必要な情報の交換が可能で
ある。例えば、MFP104,105の装備情報として
どんな機能を有するフィニッシャ210が接続されてい
るかを検知したり、ステータス情報として現在エラーや
ジャムが起きていないか、プリント中かアイドル中かな
ど検知したり、MFP104,105の装備情報、装置
の状態、ネットワークの設定、ジョブの経緯、使用状況
の管理、制御などあらゆる静的情報を入手することが可
能となる。
【0144】図23はデバイスステータスを表すユーテ
ィリティのGUI画面の一例を示す図である。例えば、
MFP105aのタブ1902が選択された場合には、
MFP105aのデバイスの装備情報がグラフィック1
903で表され、その装置状態を示す情報1904,1
905が表示される。この情報1904,1905によ
り装置の状態が判断できる。また、詳細表示キー190
7により装備情報などの詳細も知ることが可能である。
【0145】次に、図24を用いてジョブステータスに
ついて説明する。図24はジョブステータスの画面の一
例を示す図である。
【0146】ジョブステータス画面2001は、3つの
ステータスで表されており、これらステータスとして
は、ドキュメントサーバ102内にあるジョブの状態を
知るジョブステータス2002、プリンタに渡されたジ
ョブの状況を知らせるプリントステータス2003、そ
して、終了したジョブの履歴を知らせるフィニッシュド
ジョブ2004がある。
【0147】ジョブステータス2002は、Waiting(R
IP前)または、Ripping(RIP中)で表現され、RIP
後は、次のプリントステータスに渡される。プリントス
テータス2003は、正常状態ではWaiting(Print待機
中)またはPrinting(Print中)で表現され、エラーやジャ
ムが生じた場合には、その旨表示されユーザに知らせる
プリント後は、次のフィニッシュドジョブに渡される。
フィニッシュドジョブ2004は、ジョブの履歴を見る
ことができ、正常終了の場合にはPrinted、途中キャン
セル時にはCanceledが示される。
【0148】次に、図25を用いてジョブマージツール
についてを説明する。図25はジョブマージツールの画
面例を示す図である。
【0149】ジョブマージツールの画面においては、Im
port/Openキー2104が表示され、このキー2104
で第1のファイルをドキュメントサーバ102(または1
03)内またはネットワークに接続されたデバイスやフ
ロッピーディスクなどから読み出す。これがChapter-1
であり、これはダイアログ2012として表示される。
次に再びImport/Openキー2104を押して、第2のフ
ァイルを読み出す。これが第1のファイルChapter-1に
付加される第2のファイルChapter-2であり、これはダ
イアログ2103として表示される。同様にして、いく
つものファイルを順次付加して、Chapter-3,-4,-5…
として付加していくことができる。
【0150】Deleteキー2105は、ChapterやPageを
削除する場合に用いられ、Editキー2106は、ヘッ
ダ、フッタ、リナンバリングなどをつけたい場合に用い
られる。さらに、Printキー2107はマージしたジョ
ブをプリントする際にクリックし、クリックすると図2
0に示すプリントドライバが起動し、プリントすること
が可能になる。
【0151】次に、ジョブ制御の手順について図26を
参照しながら説明する。図26は図1の画像形成システ
ムのドキュメントサーバによるジョブ制御の手順を示す
フローチャートである。
【0152】ジョブ制御では、図26に示すように、ま
ずステップS2201において例えばクライアント10
3からのジョブを入力してスプールし、続くステップS
2202でジョブの処理順序を決定する。この処理順序
は、例えばジョブチケット内のプライオリティレベルな
どに基づき決定される。ここで、オペレータが予めプラ
イオリティHighを高速処理と決めておけば、このパライ
オリティの入力により自動的に高速処理への移行が可能
になる。また、これに代えて、全てを手作業で入力して
優先順位を決定することも可能である。この場合には、
オペレータにジョブの優先順位の決定を促すウィンドウ
をポップアップする構成を採用すればよい。
【0153】次いで、ステップS2203に進み、決定
されたジョブの処理が高速処理であるか否かを判定す
る。ここで、決定されたジョブの処理が高速処理である
ときには、ステップS2204に進み、ジョブをページ
単位で分割し、続くステップS2205で、2つのRI
P1203a,1203b(図14に示す)の内の一方
のRIP1203aがアイドル状態(空き状態)にある
か否かを判定し、RIP1203aがアイドル状態にあ
るときには、ステップS2206でRIP1203bが
アイドル状態にあるか否かを判定する。そして、RIP
1203bがアイドル状態にあると、RIP1203
a,1203bの両方がアイドル状態にあると判断し、
ステップS2209で、両方のRIP1203a,12
03bにそれぞれページ単位で分割されたジョブを与
え、各RIP1203a,1203bによりそれぞれに
与えられたページ単位で分割されたジョブのラスタライ
ズ処理を同時に行う。これに対し、RIP1203a,
1203bのいずれかがアイドル状態でなければ、同時
処理ができないため、再度上記ステップS2202に戻
り、ジョブの処理順序を決定する。
【0154】上記ステップS2203において高速処理
でないすなわち通常処理であると判定されると、2つの
RIP1203a,1203bの内アイドル状態にある
1つのRIPを検索するために、まずステップS220
7で、RIP1203aがアイドル状態にあるか否かを
判定し、RIP1203aがアイドル状態にあるときに
は、ステップS2210に進み、RIP1203aにジ
ョブを与え、RIP1203aのみでジョブのラスタラ
イズ処理を実行する。すなわち、通常の処理が実行され
る。RIP1203aがアイドル状態にないときには、
ステップS2208に進み、RIP1203bがアイド
ル状態にあるか否かを判定し、RIP1203bがアイ
ドル状態にあるときには、ステップS2211に進み、
RIP1203bにジョブを与え、RIP1203bの
みでジョブのラスタライズ処理を実行する。すなわち、
通常の処理が行われる。RIP1203bがアイドル状
態にないときには、上記ステップS2207に戻り、2
つのRIP1203a,1203bのいずれかがアイド
ル状態なるのを待つ。
【0155】なお、ジョブの混み状況に合わせて高速処
理の待ち行列で待つか、RIP1203a,1203b
のいずれかで通常処理されるのを待つかを自動的に判別
してラスタライズ処理を実行するようにしてもよい。
【0156】ラスタライズ処理後は、ステップS221
2に進み、ジョブ制御部1205により、ジョブのペー
ジイメージを取ってそれらがコマンド設定に基づいてど
う扱われるのかを管理するなどの処理を行う。続くステ
ップS2213では、出力デバイス制御部1206によ
り、RIP処理されたジョブの出力先デバイスを決定し
て該ジョブを出力先デバイスに出力する。これにより出
力されたジョブは決定された出力先デバイスにおいてプ
リント出力される。そして、本処理は終了する。
【0157】次に、クラスタリングプリントについて説
明する。クラスタリングプリントとは、1つのコントロ
ーラから複数台接続されたプリンタに一斉にプリントす
る方法であり、例えば、図1のドキュメントサーバ10
2から4台の白黒MFP105a〜105dに、または
カラーMFP104と白黒MFP105とに一斉にプリ
ントするような動作である。
【0158】上記のようにカラー/白黒が混在するジョ
ブを分割し、それぞれカラー/白黒ラスタライズ処理が
行われたジョブは、それぞれカラーMFP104と白黒
MFP105へと出力デバイス制御部1206(図14
に示す)により行き先が決められ、それぞれのプリンタ
にジョブが送られて出力される。
【0159】このクラスタリングプリントは、白黒同士
のクラスタ、カラー同士のクラスタ、カラー/白黒のク
ラスタプリンタまたはそれぞれ複数台ずつある場合でも
かまわない。
【0160】次に、ジョブスプリットについて説明す
る。クラスタリングプリントを行う場合には、下記の3
種類のデータ分割転送方法がある。 (a)ジョブ分割:ジョブ1をMFP105aへ、ジョ
ブ2をMFP105bへといったように常にジョブがそ
れぞれのプリンタに対して均等になるように、かつ比較
的Waitingジョブが少なくなるように空いているプリン
タを見つけて転送していく、いわば負荷分散(ロードバ
ランシング)を行う方法。 (b)部数分割:1つのジョブの部数をクラスタリング
されたプリンタで均等分割する方法。(ただし、端数が
出た場合には、いずれかのプリンタに端数を割り当て
る。) (c)ページ分割:1つのジョブのページをクラスタリ
ングされたプリンタで均等分割する方法。(ただし、端
数が出た場合には、いずれかのプリンタに端数を割り当
てる。) このように、複数のラスタライズ処理手段(RIP)を
有し、各RIPを用いてそれぞれ異なるラスタライズ処
理を行うことにより、入力されるジョブに対してMFP
104,105を含むプリンタのアイドル時間が少なく
なるようにジョブを効率よくハンドルすることができ、
トータルとしてより速い出力を得ることができる。すな
わち、大量のジョブをさらに速く処理して高い生産性を
発揮することができる。
【0161】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図27を参照しながら説明する。図2
7は本発明の画像形成システムの実施の第2形態におけ
るドキュメントサーバによるジョブ制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【0162】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、3つ以上のRIP(ラスタライズ処理手段)を設
けている点で異なる。
【0163】具体的には、図27に示すように、まずス
テップS2301においてジョブを入力してスプール
し、続くステップS2302で、ジョブの処理順序を決
定する。このジョブ処理順序を決定する際には、ジョブ
処理順序に応じて使用するRIPの数を決定し、決定し
た数のRIPを用いてラスタライズ処理を行うように制
御する。この制御は以下の手順により実行される。
【0164】処理順序が決定されると、ステップS23
03に進み、決定されたRIPの数が3つでかつ3つ以
上のRIPがアイドル状態にあるか否かを判定し、決定
されたRIPの数が3つ以上でかつ3つ以上のRIPが
アイドル状態にあれば、決定した数のRIPを用いてラ
スタライズ処理を行うことが可能であると判断してステ
ップS2306に進み、3つのRIPを用いて入力され
たジョブのラスタライズ処理を同時に行う。ここでは、
使用するRIPの数に応じてジョブが分割されて対応す
るRIPにそれぞれ与えられることになる。すなわち、
ジョブが3つに分割されて対応するRIPにそれぞれ与
えられることになる。
【0165】決定されたRIPの数が3つでかつ3つ以
上のRIPがアイドル状態にないときには、ステップS
2304に進み、決定されたRIPの数が2つでかつ2
つ以上のRIPがアイドル状態にあるか否かを判定す
る。決定されたRIPの数が2つでかつ2つ以上のRI
Pがアイドル状態にあるときには、決定した数のRIP
を用いてラスタライズ処理を行うことが可能であると判
断してステップS2307に進み、2つのRIPを用い
て入力されたジョブのラスタライズ処理を同時に行う。
ここでは、ジョブが2つに分割されて対応するRIPに
それぞれ与えられることになる。
【0166】決定されたRIPの数が2つでかつ2つ以
上のRIPがアイドル状態にないときには、ステップS
2305に進み、決定されたRIPの数が1つでかつ1
つ以上のRIPがアイドル状態にあるか否かを判定す
る。決定されたRIPの数が1つでかつ1つ以上のRI
Pがアイドル状態にあるときには、決定した数すなわち
1つのRIPを用いてラスタライズ処理を行うことが可
能であると判断してステップS2308に進み、1つの
RIPを用いて入力されたジョブのラスタライズ処理を
行う。ここでは、ジョブは分割されずに1つのRIPに
与えられることになる。決定されたRIPの数が1つで
かつ1つ以上のRIPがアイドル状態にないときには、
RIPの状態が各条件(ステップS2303,S230
4,S2305)を満足する状態にないと判断して上記
ステップS2302に戻り、ジョブの処理順序を再度決
定するとともに、その処理順序に応じて使用するRIP
の数を再度決定する。
【0167】ラスタライズ処理後は、ステップS230
9に進み、ジョブ制御部(図14に示す1205に同
じ)により、ジョブのページイメージを取ってそれらが
コマンド設定に基づいてどう扱われるのかを管理するな
どの処理を行う。続くステップS2310では、出力デ
バイス制御部(図14に示す1206に同じ)により、
RIP処理されたジョブの出力先デバイスを決定して該
ジョブを出力先デバイスに出力する。これにより出力さ
れたジョブは決定された出力先デバイスにおいてプリン
ト出力される。そして、本処理は終了する。
【0168】なお、本実施の形態では、RIPの状態が
各条件(ステップS2303,S2304,S230
5)を満足する状態にないときには、ジョブの処理順序
およびその処理順序に応じたRIPの使用数を再度決定
するようにしているが、プライオリティレベルHigh/No
rmal/Lowに合わせて使用するRIPの数を3つ以上、
2つ、1つと決定し、この決定値を保持してRIPの空
き状態が処理順序に応じたRIPの使用数を満足する状
態になるまで自動的に待つように構成することも可能で
ある。
【0169】また、4つ以上のRIPがある場合でも、
図27と同じように場合分けし、適した個数のRIPを
利用して同時処理するように制御することが可能である
ことはいうまでもない。
【0170】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図28を参照しながら説明する。図2
8は本発明の画像形成システムの実施の第3形態におけ
るドキュメントサーバによるジョブ制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【0171】上述の実施の第2形態において3つのRI
Pが設けられ、プライオリティレベルHighのジョブに対
して3つのRIPを使用すると指定され、その内の1つ
のRIP(a)に大きなジョブが既に入っている場合を
想定すると、このRIP(a)の空きを待つことに多大
な時間が掛ることを予想することは可能である。このよ
うな場合には、他のRIP(b),RIP(c)がアイ
ドルならば、プライオリティレベルHighであっても他の
2つのRIP(b),(c)を用いてラスタライズ処理
した方が、3つのRIPによる同時処理の待ち行列に入
るより、出力を速く行うことが可能な場合があり、この
ような場合には、2つのRIPの同時処理に入るように
制御してもよい。
【0172】そこで、本実施の形態では、複数のRIP
の中でジョブに対して使用するRIPの数として、入力
されたジョブの終了時間を最短にする条件を満足するR
IPの数を算出する。
【0173】具体的には、図28に示すように、まずス
テップS2401においてジョブを入力してスプール
し、続くステップS2402で、ジョブの処理順序を決
定する。そして、ステップS2403に進み、3つ以上
のRIPの中でジョブに対して使用するRIPの数を3
つとした場合、使用するRIPの数を2つとした場合、
使用するRIPの数を1つとした場合のそれぞれにおけ
る入力されたジョブの終了時間を各RIPの状態を考慮
して見積もり、この見積もった時間の内の最短時間を示
すRIPの数を最終的に使用するRIPの数として決定
する。
【0174】次いで、この決定した数のRIPを使用し
てラスタライズ処理を同時に実行するように制御する。
この制御は、以下の手順により実行される。
【0175】RIPの使用数が決定されると、ステップ
S2404に進み、決定されたRIPの数が3つでかつ
3つ以上のRIPがアイドル状態にあるか否かを判定
し、決定されたRIPの数が3つでかつ3つ以上のRI
Pがアイドル状態にあれば、決定した数のRIPを用い
てラスタライズ処理を行うことが可能であると判断して
ステップS2407に進み、3つのRIPを用いて入力
されたジョブのラスタライズ処理を同時に行う。ここで
は、算出されたRIPの使用数に応じてジョブをジョブ
の終了時間を最短にするように重み付け分割し、使用す
る各RIPのそれぞれに対応するジョブを与えるように
制御する。具体的には、ジョブをページ単位で分割して
3つのRIPでラスタライズ処理を同時に行うことがジ
ョブの終了時間を最短にすると見積もられ、1つのRI
P(a)に大きなジョブが既に入っており、他のRIP
(b),RIP(c)がアイドルである場合には、RI
P(a)に与えるページ量が他のRIP(b),RIP
(c)に与えるページ量より減らすようにジョブを分割
する。例えば、1つのRIP(a)が200ページのジ
ョブを処理中であり、1000ページのジョブをRIP
(a),(b),(c)の3つで同時処理する場合が最
速であるときには、RIP(a)に与えるページ量を2
00ページ分とし、他のRIP(b),RIP(c)に
与えるページ量を400ページ分とするように1000
ページのジョブを重み付け分割する。これにより、各R
IPの処理終了時間を同じにすることが可能になる。
【0176】決定されたRIPの数が3つでかつ3つ以
上のRIPがアイドル状態にないときには、ステップS
2405に進み、決定されたRIPの数が2つでかつ2
つ以上のRIPがアイドル状態にあるか否かを判定す
る。決定されたRIPの数が2つでかつ2つ以上のRI
Pがアイドル状態にあるときには、決定した数のRIP
を用いてラスタライズ処理を行うことが可能であると判
断してステップS2408に進み、2つのRIPを用い
て入力されたジョブのラスタライズ処理を同時に行う。
ここでは、3つのRIPを使用する場合と同様に、ジョ
ブを分割して対応するRIPにそれぞれ与えられること
になる。
【0177】決定されたRIPの数が2つでかつ2つ以
上のRIPがアイドル状態にないときには、ステップS
2406に進み、決定されたRIPの数が1つでかつ1
つ以上のRIPがアイドル状態にあるか否かを判定す
る。決定されたRIPの数が1つでかつ1つ以上のRI
Pがアイドル状態にあるときには、決定した数すなわち
1つのRIPを用いてラスタライズ処理を行うことが可
能であると判断してステップS2409に進み、1つの
RIPを用いて入力されたジョブのラスタライズ処理を
行う。ここでは、ジョブは分割されずに1つのRIPに
与えられることになる。決定されたRIPの数が1つで
かつ1つ以上のRIPがアイドル状態にないときには、
RIPの状態が各条件(ステップS2404,S240
5,S2406)を満足する状態にないと判断して上記
ステップS2402に戻り、対応する個数のRIPが空
くのを待ち、ラスタライズ処理を実行するように制御す
る。
【0178】ラスタライズ処理後は、ステップS241
0に進み、ジョブ制御部(図14に示す1205に同
じ)により、ジョブのページイメージを取ってそれらが
コマンド設定に基づいてどう扱われるのかを管理するな
どの処理を行う。続くステップS2411では、出力デ
バイス制御部(図14に示す1206に同じ)により、
RIP処理されたジョブの出力先デバイスを決定して該
ジョブを出力先デバイスに出力する。これにより出力さ
れたジョブは決定された出力先デバイスにおいてプリン
ト出力される。(ステップS2407,S2408,S
2409)。そして、本処理を終了する。
【0179】なお、上述の説明においては、ジョブをペ
ージ単位で分割する場合のジョブの重み付け分割の例を
示したが、さらに、異なるスピードのプリンタを同時に
扱う場合を考慮し、そのスピードを加味して重み付け分
割処理を行えば、トータルとしての終了時間をより短く
して出力をすることが可能になる。
【0180】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
システムによれば、サーバに画像形成装置に対するジョ
ブを入力するジョブ入力手段と、入力されたジョブのラ
スタライズ処理を実行するための複数のラスタライズ処
理手段と、複数のラスタライズ処理手段にそれぞれ異な
るラスタライズ処理対象データを与えるジョブ制御手段
とを有するから、大量のジョブをさらに速く処理して高
い生産性を発揮することができる。
【0181】また、サーバは、入力されたジョブに対す
る処理順位を設定する処理順位設定手段と、設定された
処理順位に応じて複数のラスタライズ処理手段の中でジ
ョブに対して使用するラスタライズ処理手段の数を決定
する決定手段とを有し、ジョブ制御手段は、決定された
数のラスタライズ処理手段を用いて入力されたジョブに
対するラスタライズ処理を行うように制御することによ
り、処理順位に応じたジョブのラスタライズ処理を効率
良く実行することができる。
【0182】さらに、サーバは、複数のラスタライズ処
理手段に対して、入力されたジョブの終了時間が最短に
なる条件を満足するラスタライズ処理手段の使用数を算
出する算出手段を有し、ジョブ制御手段は、算出された
使用数のラスタライズ処理手段を用いて入力されたジョ
ブに対するラスタライズ処理を行うように制御すること
により、さらに高速にジョブを処理することができる。
【0183】さらに、サーバは、算出された使用数のラ
スタライズ処理手段を用いた場合に入力されたジョブの
終了時間を最短にする条件を満足するように入力された
ジョブを重み付け分割する重み付け分割手段を有し、ジ
ョブ制御手段は、重み付け分割されたジョブのラスタラ
イズ処理対象データをそれぞれ算出された使用数のラス
タライズ処理手段に与えることにより、生産性をさらに
高めることができる。
【0184】さらに、サーバは、複数のラスタライズ処
理手段のラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像
データを複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置
にそれぞれ出力するように制御する出力制御手段を有す
ることにより、例えばカラー/白黒が混在するようなジ
ョブに対して、カラー、白黒のそれぞれに分割すること
ができ、カラー、白黒のそれぞれのラスタライズ処理の
結果を対応する画像形成装置に供給することができる。
【0185】また、本発明の画像形成システムによれ
ば、サーバは、画像形成装置に対するジョブを入力する
ジョブ入力手段と、入力されたジョブを複数のジョブに
分割するジョブ分割手段と、分割されたジョブのラスタ
ライズ処理を実行するための複数のラスタライズ処理手
段と、複数のラスタライズ処理手段にそれぞれ対応する
分割されたジョブを与えるジョブ制御手段とを有するか
ら、大量のジョブをさらに速く処理して高い生産性を発
揮することができる。
【0186】また、サーバは、入力されたジョブに対す
る処理順位を設定する処理順位設定手段と、設定された
処理順位に応じて複数のラスタライズ処理手段の中でジ
ョブに対して使用するラスタライズ処理手段の数を決定
する決定手段とを有し、ジョブ制御手段は、決定された
数のラスタライズ処理手段を用いてそれぞれに対応して
与えられた分割されたジョブのラスタライズ処理を行う
ように制御することにより、処理順位に応じたジョブの
ラスタライズ処理を効率良く実行することができる。
【0187】さらに、サーバは、複数のラスタライズ処
理手段に対して、入力されたジョブの終了時間が最短に
なる条件を満足するラスタライズ処理手段の使用数を算
出する算出手段を有し、ジョブ制御手段は、算出された
使用数のラスタライズ処理手段を用いて決定された数の
ラスタライズ処理手段を用いてそれぞれに対応して与え
られた分割されたジョブのラスタライズ処理を行うよう
に制御することにより、さらに高速にジョブを処理する
ことができる。
【0188】さらに、ジョブ分割手段は、算出された使
用数のラスタライズ処理手段を用いた場合に該算出され
た使用数のラスタライズ処理手段が同時に処理を終了す
るように入力されたジョブに対して重み付け分割し、ジ
ョブ制御手段は、算出された使用数のラスタライズ処理
手段のそれぞれに対応する重み付け分割されたジョブを
与えることにより、より効率よくラスタライズ処理を実
行することができる。
【0189】さらに、入力されたジョブは、ページ単位
で管理されたジョブからなり、ジョブ分割手段は、入力
されたジョブをページ単位で分割するように構成するこ
とができる。
【0190】さらに、サーバは、複数のラスタライズ処
理手段のラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像
データを複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置
にそれぞれ出力するように制御する出力制御手段を有す
ることにより、例えばカラー/白黒が混在するようなジ
ョブに対して、カラー、白黒のそれぞれに分割すること
ができ、カラー、白黒のそれぞれのラスタライズ処理の
結果を対応する画像形成装置に供給することができる。
【0191】本発明の情報処理装置によれば、ジョブを
入力するジョブ入力手段と、入力されたジョブのラスタ
ライズ処理を実行するための複数のラスタライズ処理手
段と、複数のラスタライズ処理手段にそれぞれ異なるラ
スタライズ処理対象データを与えるジョブ制御手段とを
有するから、大量のジョブをさらに速く処理して高い生
産性を発揮することができる。
【0192】また、入力されたジョブに対する処理順位
を設定する処理順位設定手段と、設定された処理順位に
応じて複数のラスタライズ処理手段の中でジョブに対し
て使用するラスタライズ処理手段の数を決定する決定手
段とを有し、ジョブ制御手段は、決定された数のラスタ
ライズ処理手段を用いて入力されたジョブに対するラス
タライズ処理を行うように制御することにより、処理順
位に応じたジョブのラスタライズ処理を効率良く実行す
ることができる。
【0193】さらに、複数のラスタライズ処理手段に対
して、入力されたジョブの終了時間が最短になる条件を
満足するラスタライズ処理手段の使用数を算出する算出
手段を有し、ジョブ制御手段は、算出された使用数のラ
スタライズ処理手段を用いて入力されたジョブに対する
ラスタライズ処理を行うように制御することにより、さ
らに高速にジョブを処理することができる。
【0194】さらに、算出された使用数のラスタライズ
処理手段を用いた場合に入力されたジョブの終了時間を
最短にする条件を満足するように入力されたジョブを重
み付け分割する重み付け分割手段を有し、ジョブ制御手
段は、重み付け分割されたジョブのラスタライズ処理対
象データをそれぞれ算出された使用数のラスタライズ処
理手段に与えることにより、生産性をさらに高めること
ができる。
【0195】さらに、複数のラスタライズ処理手段のラ
スタライズ処理によりそれぞれ得られた画像データを複
数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置にそれぞれ
出力するように制御する出力制御手段を有することによ
り、例えばカラー/白黒が混在するようなジョブに対し
て、カラー、白黒のそれぞれに分割することができ、カ
ラー、白黒のそれぞれのラスタライズ処理の結果を対応
する画像形成装置に供給することができる。
【0196】また、本発明の情報処理装置によれば、ジ
ョブを入力するジョブ入力手段と、入力されたジョブを
複数のジョブに分割するジョブ分割手段と、分割された
ジョブのラスタライズ処理を実行するための複数のラス
タライズ処理手段と、複数のラスタライズ処理手段にそ
れぞれ対応する分割されたジョブを与えるジョブ制御手
段とを有するから、大量のジョブをさらに速く処理して
高い生産性を発揮することができる。
【0197】また、入力されたジョブに対する処理順位
を設定する処理順位設定手段と、設定された処理順位に
応じて複数のラスタライズ処理手段の中でジョブに対し
て使用するラスタライズ処理手段の数を決定する決定手
段とを有し、ジョブ制御手段は、決定された数のラスタ
ライズ処理手段を用いてそれぞれに対応して与えられた
分割されたジョブのラスタライズ処理を行うように制御
することにより、処理順位に応じたジョブのラスタライ
ズ処理を効率良く実行することができる。
【0198】さらに、複数のラスタライズ処理手段に対
して、入力されたジョブの終了時間が最短になる条件を
満足するラスタライズ処理手段の使用数を算出する算出
手段を有し、ジョブ制御手段は、算出された使用数のラ
スタライズ処理手段を用いて決定された数のラスタライ
ズ処理手段を用いてそれぞれに対応して与えられた分割
されたジョブのラスタライズ処理を行うように制御する
ことにより、さらに高速にジョブを処理することができ
る。
【0199】さらに、ジョブ分割手段は、算出された使
用数のラスタライズ処理手段を用いた場合に該算出され
た使用数のラスタライズ処理手段が同時に処理を終了す
るように入力されたジョブに対して重み付け分割し、ジ
ョブ制御手段は、算出された使用数のラスタライズ処理
手段のそれぞれに対応する重み付け分割されたジョブを
与えることにより、より効率よくラスタライズ処理を実
行することができる。
【0200】さらに、入力されたジョブは、ページ単位
で管理されたジョブからなり、ジョブ分割手段は、入力
されたジョブをページ単位で分割するように構成するこ
とができる。
【0201】さらに、複数のラスタライズ処理手段のラ
スタライズ処理によりそれぞれ得られた画像データを複
数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置にそれぞれ
出力するように制御する出力制御手段を有することによ
り、例えばカラー/白黒が混在するようなジョブに対し
て、カラー、白黒のそれぞれに分割することができ、カ
ラー、白黒のそれぞれのラスタライズ処理の結果を対応
する画像形成装置に供給することができる。
【0202】本発明の画像形成方法によれば、情報処理
装置にジョブを入力する工程と、ラスタライズ処理を実
行するための複数のラスタライズ処理手段にそれぞれ異
なるラスタライズ処理対象データを与える工程とを有す
るから、大量のジョブをさらに速く処理して高い生産性
を発揮することができる。
【0203】また、入力されたジョブに対する処理順位
を設定する工程と、設定された処理順位に応じて複数の
ラスタライズ処理手段の中でジョブに対して使用するラ
スタライズ処理手段の数を決定する工程とを有し、決定
された数のラスタライズ処理手段を用いて入力されたジ
ョブに対するラスタライズ処理を行うことにより、処理
順位に応じたジョブのラスタライズ処理を効率良く実行
することができる。
【0204】さらに、複数のラスタライズ処理手段に対
して、入力されたジョブの終了時間が最短になる条件を
満足するラスタライズ処理手段の使用数を算出する工程
を有し、算出された使用数のラスタライズ処理手段を用
いて入力されたジョブに対するラスタライズ処理を行う
ことにより、さらに高速にジョブを処理することができ
る。
【0205】さらに、算出された使用数のラスタライズ
処理手段を用いた場合に入力されたジョブの終了時間を
最短にする条件を満足するように入力されたジョブを重
み付け分割する工程を有し、重み付け分割されたジョブ
のラスタライズ処理対象データをそれぞれ算出された使
用数のラスタライズ処理手段に与えることにより、より
効率よくラスタライズ処理を実行することができる。
【0206】さらに、1つ以上の画像形成装置は複数の
画像形成装置からなり、複数のラスタライズ処理手段の
ラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像データを
複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置にそれぞ
れ出力する工程を有することにより、例えばカラー/白
黒が混在するようなジョブに対して、カラー、白黒のそ
れぞれに分割することができ、カラー、白黒のそれぞれ
のラスタライズ処理の結果を対応する画像形成装置に供
給することができる。
【0207】また、本発明の画像形成方法によれば、情
報処理装置にジョブを入力する工程と、入力されたジョ
ブを複数のジョブに分割する工程と、ラスタライズ処理
を実行するための複数のラスタライズ処理手段のそれぞ
れに対応する分割されたジョブを与える工程とを有する
から、大量のジョブをさらに速く処理して高い生産性を
発揮することができる。
【0208】また、入力されたジョブに対する処理順位
を設定する工程と、設定された処理順位に応じて複数の
ラスタライズ処理手段の中で複数の分割されたジョブに
対して使用するラスタライズ処理手段の数を決定する工
程とを有し、決定された数のラスタライズ処理手段を用
いて分割されたジョブのそれぞれに対するラスタライズ
処理を行うように制御することにより、処理順位に応じ
たジョブのラスタライズ処理を効率良く実行することが
できる。
【0209】さらに、複数のラスタライズ処理手段に対
して、入力されたジョブの終了時間が最短になる条件を
満足するラスタライズ処理手段の使用数を算出する工程
を有し、算出された使用数のラスタライズ処理手段を用
いてそれぞれに対応して与えられた分割されたジョブの
ラスタライズ処理を行うことにより、さらに高速にジョ
ブを処理することができる。
【0210】さらに、算出された使用数のラスタライズ
処理手段を用いた場合に該算出された使用数のラスタラ
イズ処理手段が同時に処理を終了するように入力された
ジョブに対して重み付け分割し、算出された使用数のラ
スタライズ処理手段のそれぞれに対応する重み付け分割
されたジョブを与えることにより、より効率よくラスタ
ライズ処理を実行することができる。
【0211】さらに、入力されたジョブは、ページ単位
で管理されたジョブからなり、力されたジョブをページ
単位で分割するようにすることができる。
【0212】さらに、1つ以上の画像形成装置は複数の
画像形成装置からなり、複数のラスタライズ処理手段の
ラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像データを
複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置にそれぞ
れ出力するように制御する工程を有することにより、例
えばカラー/白黒が混在するようなジョブに対して、カ
ラー、白黒のそれぞれに分割することができ、カラー、
白黒のそれぞれのラスタライズ処理の結果を対応する画
像形成装置に供給することができる。
【0213】本発明の記憶媒体によれば、プログラム
は、画像形成装置に対するジョブを入力するためのジョ
ブ入力モジュールと、入力されたジョブのラスタライズ
処理を実行する複数のラスタライズ処理モジュールと、
複数のラスタライズ処理モジュールにそれぞれ異なるラ
スタライズ処理対象データを与えるジョブ制御モジュー
ルとを有するから、大量のジョブをさらに速く処理して
高い生産性を発揮することができる。
【0214】また、プログラムは、入力されたジョブに
対する処理順位を設定する処理順位設定モジュールと、
設定された処理順位に応じて複数のラスタライズ処理モ
ジュールの中でジョブに対して使用するラスタライズ処
理モジュールの数を決定する決定モジュールとを有し、
ジョブ制御モジュールは、決定された数のラスタライズ
処理手段を用いて前記入力されたジョブに対するラスタ
ライズ処理を行うように制御することにより、処理順位
に応じたジョブのラスタライズ処理を効率良く実行する
ことができる。
【0215】さらに、プログラムは、複数のラスタライ
ズ処理モジュールに対して、入力されたジョブの終了時
間が最短になる条件を満足するラスタライズ処理モジュ
ールの使用数を算出する算出モジュールを有し、ジョブ
制御モジュールは、算出された使用数のラスタライズ処
理モジュールを用いて入力されたジョブに対するラスタ
ライズ処理を行うように制御することにより、さらに高
速にジョブを処理することができる。
【0216】さらに、プログラムは、算出された使用数
のラスタライズ処理モジュールを用いた場合に入力され
たジョブの終了時間を最短にする条件を満足するように
入力されたジョブを重み付け分割する重み付け分割モジ
ュールを有し、ジョブ制御モジュールは、重み付け分割
されたジョブのラスタライズ処理対象データをそれぞれ
算出された使用数のラスタライズ処理モジュールに与え
ることにより、より効率よくラスタライズ処理を実行す
ることができる。
【0217】さらに、1つ以上の画像形成装置は複数の
画像形成装置からなり、プログラムは、複数のラスタラ
イズ処理モジュールのラスタライズ処理によりそれぞれ
得られた画像データを複数の画像形成装置の中の異なる
画像形成装置にそれぞれ出力するように制御する出力制
御モジュールを有することにより、例えばカラー/白黒
が混在するようなジョブに対して、カラー、白黒のそれ
ぞれに分割することができ、カラー、白黒のそれぞれの
ラスタライズ処理の結果を対応する画像形成装置に供給
することができる。
【0218】また、本発明の記憶媒体によれば、プログ
ラムは、ジョブを入力するためのジョブ入力モジュール
と、入力されたジョブを複数のジョブに分割するジョブ
分割モジュールと、分割されたジョブのラスタライズ処
理を実行するための複数のラスタライズ処理モジュール
と、複数のラスタライズ処理モジュールのそれぞれに対
応する分割されたジョブを与えるジョブ制御モジュール
とを有するから、大量のジョブをさらに速く処理して高
い生産性を発揮することができる。
【0219】また、プログラムは、入力されたジョブに
対する処理順位を設定する処理順位設定モジュールと、
設定された処理順位に応じて複数のラスタライズ処理モ
ジュールの中でジョブに対して使用するラスタライズ処
理モジュールの数を決定する決定モジュールとを有し、
ジョブ制御モジュールは、決定された数のラスタライズ
処理モジュールを用いてそれぞれに対応して与えられた
分割されたジョブのラスタライズ処理を行うように制御
することにより、処理順位に応じたジョブのラスタライ
ズ処理を効率良く実行することができる。
【0220】さらに、プログラムは、複数のラスタライ
ズ処理手段に対して、入力されたジョブの終了時間が最
短になる条件を満足するラスタライズ処理手段の使用数
を算出する算出モジュールを有し、ジョブ制御モジュー
ルは、算出された使用数のラスタライズ処理モジュール
を用いてそれぞれに対応して与えられた分割されたジョ
ブのラスタライズ処理を行うように制御することによ
り、さらに高速にジョブを処理することができる。
【0221】さらに、ジョブ分割モジュールは、算出さ
れた使用数のラスタライズ処理モジュールを用いた場合
に該算出された使用数のラスタライズ処理モジュールが
同時に処理を終了するように前記入力されたジョブに対
して重み付け分割し、ジョブ制御モジュールは、算出さ
れた使用数のラスタライズ処理モジュールのそれぞれに
対応する重み付け分割されたジョブを与えることによ
り、より効率よくラスタライズ処理を実行することがで
きる。
【0222】さらに、入力されたジョブは、ページ単位
で管理されたジョブからなり、ジョブ分割モジュール
は、入力されたジョブをページ単位で分割するように構
成することができる。
【0223】さらに、1つ以上の画像形成装置は複数の
画像形成装置からなり、プログラムは、複数のラスタラ
イズ処理手段のラスタライズ処理によりそれぞれ得られ
た画像データを前記複数の画像形成装置の中の異なる画
像形成装置にそれぞれ出力するように制御する出力制御
モジュールを有することにより、例えばカラー/白黒が
混在するようなジョブに対して、カラー、白黒のそれぞ
れに分割することができ、カラー、白黒のそれぞれのラ
スタライズ処理の結果を対応する画像形成装置に供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成システムの実施の第1形態の
構成を示す模式図である。
【図2】図1の画像形成システムのMFP104,10
5の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のスキャナ部の構成を示す模式図である。
【図4】図2のスキャナIP部の構成を示すブロック図
である。
【図5】図2のFAX部の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】図2のNIC部の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】図2のコア部の構成を示すブロック図である。
【図8】図2のプリンタIP部の構成を示すブロック図
である。
【図9】図2のPWM部の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】図9のPWM部内で発生される信号波形を示
す図である。
【図11】図2のプリンタ部(MFP104のプリンタ
部)の構成を模式的に示す図である。
【図12】図2のプリンタ部(MFP105のプリンタ
部)の構成を模式的に示す図である。
【図13】図2のフィニッシャ部の構成を模式的に示す
図である。
【図14】図1の画像形成システムのドキュメントサー
バの構成を示すブロック図である。
【図15】PDLによる文字情報、図形情報、ラスタ画
像データの記述例をそれぞれ示す図である。
【図16】図15の各情報を展開した様子を示す図であ
る。
【図17】図1の画像形成システムにおけるパブリック
ネットワークの構成を模式的に示す図である。
【図18】図1の画像形成システムにおけるパブリック
ネットワーク中のデータの流れを模式的に示す図であ
る。
【図19】図1の画像形成システムにおけるドキュメン
トサーバ上でスキャン動作を指示するためのスキャナド
ライバのGUI画面の一例を示す図である。
【図20】図1の画像形成システムにおけるドキュメン
トサーバ(またはクライアント)上で稼動するプリンタ
ドライバのGUI画面の一例を示す図である。
【図21】クライアント上のファイルをドキュメントサ
ーバに投げ込むツールであるジョブサブミッタの画面の
一例を示す図である。
【図22】図21のジョブサブミッタの下位階層にある
ジョブチケットの画面の一例を示す図である。
【図23】デバイスステータスを表すユーティリティの
GUI画面の一例を示す図である。
【図24】ジョブステータスの画面の一例を示す図であ
る。
【図25】ジョブマージツールの画面例を示す図であ
る。
【図26】図1の画像形成システムのドキュメントサー
バによるジョブ制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図27】本発明の画像形成システムの実施の第2形態
におけるドキュメントサーバによるジョブ制御の手順を
示すフローチャートである。
【図28】本発明の画像形成システムの実施の第3形態
におけるドキュメントサーバによるジョブ制御の手順を
示すフローチャートである。
【図29】従来のサーバ−クライアント方式による画像
形成システムの構成を示す模式図である。
【符号の説明】
101a パブリックネットワーク 101b プライベートネットワーク 102 ドキュメントサーバ 103a,103b,103c クライアント 106a,106b スキャナ 104,105a,105b,105c,105d M
FP 107 プリンタ 110 マザーボード 111,112 NIC 113 専用I/F 114 SCSI 1201 入力デバイス制御部 1202 入力ジョブ制御部 1203a,1203b RIP(ラスタライズ処理手
段) 1204 データ変換部 1205 出力ジョブ制御部 1206 出力デバイス制御部 1207 ハードディスク 1208 RAM

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークにクライアントとともに接
    続されたサーバと、前記ネットワークおよび前記サーバ
    の内のいずれか一方に接続された1つ以上の画像形成装
    置とを含む画像形成システムにおいて、前記サーバは、
    前記画像形成装置に対するジョブを入力するジョブ入力
    手段と、前記入力されたジョブのラスタライズ処理を実
    行する複数のラスタライズ処理手段と、前記複数のラス
    タライズ処理手段にそれぞれ異なるラスタライズ処理対
    象データを与えるジョブ制御手段とを有することを特徴
    とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記複数のラスタライズ処理手段は、そ
    れぞれに対応して与えられたラスタライズ処理対象デー
    タのラスタライズ処理を同時に行うことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記入力されたジョブに
    対する処理順位を設定する処理順位設定手段と、前記設
    定された処理順位に応じて前記複数のラスタライズ処理
    手段の中で前記ジョブに対して使用するラスタライズ処
    理手段の数を決定する決定手段とを有し、前記ジョブ制
    御手段は、前記決定された数のラスタライズ処理手段を
    用いて前記入力されたジョブに対するラスタライズ処理
    を行うように制御することを特徴とする請求項1または
    2記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、前記複数のラスタライズ
    処理手段に対して、前記入力されたジョブの終了時間が
    最短になる条件を満足するラスタライズ処理手段の使用
    数を算出する算出手段を有し、前記ジョブ制御手段は、
    前記算出された使用数のラスタライズ処理手段を用いて
    前記入力されたジョブに対するラスタライズ処理を行う
    ように制御することを特徴とする請求項1または2記載
    の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバは、前記算出された使用数の
    ラスタライズ処理手段を用いた場合に前記入力されたジ
    ョブの終了時間を最短にする条件を満足するように前記
    入力されたジョブを重み付け分割する重み付け分割手段
    を有し、前記ジョブ制御手段は、前記重み付け分割され
    たジョブのラスタライズ処理対象データをそれぞれ前記
    算出された使用数のラスタライズ処理手段に与えること
    を特徴とする請求項4記載の画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記1つ以上の画像形成装置は複数の画
    像形成装置からなり、前記サーバは、前記複数のラスタ
    ライズ処理手段のラスタライズ処理によりそれぞれ得ら
    れた画像データを前記複数の画像形成装置の中の異なる
    画像形成装置にそれぞれ出力するように制御する出力制
    御手段を有することを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれか1つに記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークにクライアントとともに接
    続されたサーバと、前記ネットワークおよび前記サーバ
    の内のいずれか一方に接続された1つ以上の画像形成装
    置とを含む画像形成システムにおいて、前記サーバは、
    前記画像形成装置に対するジョブを入力するジョブ入力
    手段と、前記入力されたジョブを複数のジョブに分割す
    るジョブ分割手段と、前記分割されたジョブのラスタラ
    イズ処理を実行するための複数のラスタライズ処理手段
    と、前記複数のラスタライズ処理手段にそれぞれ対応す
    る分割されたジョブを与えるジョブ制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  8. 【請求項8】 前記複数のラスタライズ処理手段は、そ
    れぞれに対応して与えられた分割されたジョブのラスタ
    ライズ処理を同時に行うことを特徴とする請求項7記載
    の画像形成システム。
  9. 【請求項9】 前記サーバは、前記入力されたジョブに
    対する処理順位を設定する処理順位設定手段と、前記設
    定された処理順位に応じて前記複数のラスタライズ処理
    手段の中で前記ジョブに対して使用するラスタライズ処
    理手段の数を決定する決定手段とを有し、前記ジョブ制
    御手段は、前記決定された数のラスタライズ処理手段を
    用いてそれぞれに対応して与えられた分割されたジョブ
    のラスタライズ処理を行うように制御することを特徴と
    する請求項7または8記載の画像形成システム。
  10. 【請求項10】 前記サーバは、前記複数のラスタライ
    ズ処理手段に対して、前記入力されたジョブの終了時間
    が最短になる条件を満足するラスタライズ処理手段の使
    用数を算出する算出手段を有し、前記ジョブ制御手段
    は、前記算出された使用数のラスタライズ処理手段を用
    いて前記決定された数のラスタライズ処理手段を用いて
    それぞれに対応して与えられた分割されたジョブのラス
    タライズ処理を行うように制御することを特徴とする請
    求項7または8記載の画像形成システム。
  11. 【請求項11】 前記ジョブ分割手段は、前記算出され
    た使用数のラスタライズ処理手段を用いた場合に該算出
    された使用数のラスタライズ処理手段が同時に処理を終
    了するように前記入力されたジョブに対して重み付け分
    割し、前記ジョブ制御手段は、前記算出された使用数の
    ラスタライズ処理手段のそれぞれに対応する重み付け分
    割されたジョブを与えることを特徴とする請求項10記
    載の画像形成システム。
  12. 【請求項12】 前記入力されたジョブは、ページ単位
    で管理されたジョブからなり、前記ジョブ分割手段は、
    前記入力されたジョブをページ単位で分割することを特
    徴とする請求項7ないし11のいずれか1つに記載の画
    像形成システム。
  13. 【請求項13】 前記1つ以上の画像形成装置は複数の
    画像形成装置からなり、前記サーバは、前記複数のラス
    タライズ処理手段のラスタライズ処理によりそれぞれ得
    られた画像データを前記複数の画像形成装置の中の異な
    る画像形成装置にそれぞれ出力するように制御する出力
    制御手段を有することを特徴とする請求項7ないし12
    のいずれか1つに記載の画像形成システム。
  14. 【請求項14】 1つ以上の画像形成装置にジョブを供
    給するための情報処理装置において、前記ジョブを入力
    するジョブ入力手段と、前記入力されたジョブのラスタ
    ライズ処理を実行する複数のラスタライズ処理手段と、
    前記複数のラスタライズ処理手段にそれぞれ異なるラス
    タライズ処理対象データを与えるジョブ制御手段とを有
    することを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記複数のラスタライズ処理手段は、
    それぞれに対応して与えられたラスタライズ処理対象デ
    ータのラスタライズ処理を同時に行うことを特徴とする
    請求項14記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記入力されたジョブに対する処理順
    位を設定する処理順位設定手段と、前記設定された処理
    順位に応じて前記複数のラスタライズ処理手段の中で前
    記ジョブに対して使用するラスタライズ処理手段の数を
    決定する決定手段とを有し、前記ジョブ制御手段は、前
    記決定された数のラスタライズ処理手段を用いて前記入
    力されたジョブに対するラスタライズ処理を行うように
    制御することを特徴とする請求項14または15記載の
    情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記複数のラスタライズ処理手段に対
    して、前記入力されたジョブの終了時間が最短になる条
    件を満足するラスタライズ処理手段の使用数を算出する
    算出手段を有し、前記ジョブ制御手段は、前記算出され
    た使用数のラスタライズ処理手段を用いて前記入力され
    たジョブに対するラスタライズ処理を行うように制御す
    ることを特徴とする請求項14または15記載の情報処
    理装置。
  18. 【請求項18】 前記算出された使用数のラスタライズ
    処理手段を用いた場合に前記入力されたジョブの終了時
    間を最短にする条件を満足するように前記入力されたジ
    ョブを重み付け分割する重み付け分割手段を有し、前記
    ジョブ制御手段は、前記重み付け分割されたジョブのラ
    スタライズ処理対象データをそれぞれ前記算出された使
    用数のラスタライズ処理手段に与えることを特徴とする
    請求項17記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 前記1つ以上の画像形成装置は複数の
    画像形成装置からなり、前記複数のラスタライズ処理手
    段のラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像デー
    タを前記複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置
    にそれぞれ出力するように制御する出力制御手段を有す
    ることを特徴とする請求項14ないし18のいずれか1
    つに記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 1つ以上の画像形成装置にジョブを供
    給するための情報処理装置において、前記ジョブを入力
    するジョブ入力手段と、前記入力されたジョブを複数の
    ジョブに分割するジョブ分割手段と、前記分割されたジ
    ョブのラスタライズ処理を実行するための複数のラスタ
    ライズ処理手段と、前記複数のラスタライズ処理手段に
    それぞれ対応する分割されたジョブを与えるジョブ制御
    手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記複数のラスタライズ処理手段は、
    それぞれに対応して与えられた分割されたジョブのラス
    タライズ処理を同時に行うことを特徴とする請求項20
    記載の情報処理装置。
  22. 【請求項22】 前記入力されたジョブに対する処理順
    位を設定する処理順位設定手段と、前記設定された処理
    順位に応じて前記複数のラスタライズ処理手段の中で前
    記ジョブに対して使用するラスタライズ処理手段の数を
    決定する決定手段とを有し、前記ジョブ制御手段は、前
    記決定された数のラスタライズ処理手段を用いてそれぞ
    れに対応して与えられた分割されたジョブのラスタライ
    ズ処理を行うように制御することを特徴とする請求項2
    0または21記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記複数のラスタライズ処理手段に対
    して、前記入力されたジョブの終了時間が最短になる条
    件を満足するラスタライズ処理手段の使用数を算出する
    算出手段を有し、前記ジョブ制御手段は、前記算出され
    た使用数のラスタライズ処理手段を用いて前記決定され
    た数のラスタライズ処理手段を用いてそれぞれに対応し
    て与えられた分割されたジョブのラスタライズ処理を行
    うように制御することを特徴とする請求項20または2
    1記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記ジョブ分割手段は、前記算出され
    た使用数のラスタライズ処理手段を用いた場合に該算出
    された使用数のラスタライズ処理手段が同時に処理を終
    了するように前記入力されたジョブに対して重み付け分
    割し、前記ジョブ制御手段は、前記算出された使用数の
    ラスタライズ処理手段のそれぞれに対応する重み付け分
    割されたジョブを与えることを特徴とする請求項23記
    載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記入力されたジョブは、ページ単位
    で管理されたジョブからなり、前記ジョブ分割手段は、
    前記入力されたジョブをページ単位で分割することを特
    徴とする請求項20ないし24のいずれか1つに記載の
    情報処理装置。
  26. 【請求項26】 前記1つ以上の画像形成装置は複数の
    画像形成装置からなり、前記サーバは、前記複数のラス
    タライズ処理手段のラスタライズ処理によりそれぞれ得
    られた画像データを前記複数の画像形成装置の中の異な
    る画像形成装置にそれぞれ出力するように制御する出力
    制御手段を有することを特徴とする請求項20ないし2
    5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  27. 【請求項27】 情報処理装置により1つ以上の画像形
    成装置にジョブを供給し、前記1つ以上の画像形成装置
    により前記供給されたジョブの画像形成を行う画像形成
    方法において、前記情報処理装置に前記ジョブを入力す
    る工程と、ラスタライズ処理を実行するための複数のラ
    スタライズ処理手段にそれぞれ異なるラスタライズ処理
    対象データを与える工程とを有することを特徴とする画
    像形成方法。
  28. 【請求項28】 前記複数のラスタライズ処理手段は、
    それぞれ対応して与えられたラスタライズ処理対象デー
    タのラスタライズ処理を同時に行うことを特徴とする請
    求項27記載の画像形成方法。
  29. 【請求項29】 前記入力されたジョブに対する処理順
    位を設定する工程と、前記設定された処理順位に応じて
    前記複数のラスタライズ処理手段の中で前記ジョブに対
    して使用するラスタライズ処理手段の数を決定する工程
    とを有し、前記決定された数のラスタライズ処理手段を
    用いて前記入力されたジョブに対するラスタライズ処理
    を行うことを特徴とする請求項27または28記載の画
    像形成方法。
  30. 【請求項30】 前記複数のラスタライズ処理手段に対
    して、前記入力されたジョブの終了時間が最短になる条
    件を満足するラスタライズ処理手段の使用数を算出する
    工程を有し、前記算出された使用数のラスタライズ処理
    手段を用いて前記入力されたジョブに対するラスタライ
    ズ処理を行うことを特徴とする請求項27または28記
    載の画像形成方法。
  31. 【請求項31】 前記算出された使用数のラスタライズ
    処理手段を用いた場合に前記入力されたジョブの終了時
    間を最短にする条件を満足するように前記入力されたジ
    ョブを重み付け分割する工程を有し、前記重み付け分割
    されたジョブのラスタライズ処理対象データをそれぞれ
    前記算出された使用数のラスタライズ処理手段に与える
    ことを特徴とする請求項30記載の画像形成方法。
  32. 【請求項32】 前記1つ以上の画像形成装置は複数の
    画像形成装置からなり、前記複数のラスタライズ処理手
    段のラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像デー
    タを前記複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置
    にそれぞれ出力する工程を有することを特徴とする請求
    項27ないし31のいずれか1つに記載の画像形成方
    法。
  33. 【請求項33】 情報処理装置により1つ以上の画像形
    成装置にジョブを供給し、前記1つ以上の画像形成装置
    により前記供給されたジョブの画像形成を行う画像形成
    方法において、前記情報処理装置に前記ジョブを入力す
    る工程と、前記入力されたジョブを複数のジョブに分割
    する工程と、ラスタライズ処理を実行するための複数の
    ラスタライズ処理手段のそれぞれに対応する分割された
    ジョブを与える工程とを有することを特徴とする画像形
    成方法。
  34. 【請求項34】 前記複数のラスタライズ処理手段は、
    それぞれ対応して与えられた分割されたジョブのラスタ
    ライズ処理を同時に行うことを特徴とする請求項33記
    載の画像形成方法。
  35. 【請求項35】 前記入力されたジョブに対する処理順
    位を設定する工程と、前記設定された処理順位に応じて
    前記複数のラスタライズ処理手段の中で前記複数の分割
    されたジョブに対して使用するラスタライズ処理手段の
    数を決定する工程とを有し、前記決定された数のラスタ
    ライズ処理手段を用いて前記分割されたジョブのそれぞ
    れに対するラスタライズ処理を行うように制御すること
    を特徴とする請求項33または34記載の画像形成方
    法。
  36. 【請求項36】 前記複数のラスタライズ処理手段に対
    して、前記入力されたジョブの終了時間が最短になる条
    件を満足するラスタライズ処理手段の使用数を算出する
    工程を有し、前記算出された使用数のラスタライズ処理
    手段を用いてそれぞれに対応して与えられた分割された
    ジョブのラスタライズ処理を行うことを特徴とする請求
    項33または34記載の画像形成方法。
  37. 【請求項37】 前記算出された使用数のラスタライズ
    処理手段を用いた場合に該算出された使用数のラスタラ
    イズ処理手段が同時に処理を終了するように前記入力さ
    れたジョブに対して重み付け分割し、前記算出された使
    用数のラスタライズ処理手段のそれぞれに対応する重み
    付け分割されたジョブを与えることを特徴とする請求項
    36記載の画像形成方法。
  38. 【請求項38】 前記入力されたジョブは、ページ単位
    で管理されたジョブからなり、前記入力されたジョブを
    ページ単位で分割することを特徴とする請求項33ない
    し37のいずれか1つに記載の画像形成方法。
  39. 【請求項39】 前記1つ以上の画像形成装置は複数の
    画像形成装置からなり、前記複数のラスタライズ処理手
    段のラスタライズ処理によりそれぞれ得られた画像デー
    タを前記複数の画像形成装置の中の異なる画像形成装置
    にそれぞれ出力するように制御する工程を有することを
    特徴とする請求項33ないし38のいずれか1つに記載
    の画像形成方法。
  40. 【請求項40】 1つ以上の画像形成装置にジョブを供
    給する制御を行うためのプログラムを情報処理装置によ
    り読出し可能に格納した記憶媒体において、前記プログ
    ラムは、前記ジョブを入力するためのジョブ入力モジュ
    ールと、前記入力されたジョブのラスタライズ処理を実
    行する複数のラスタライズ処理モジュールと、前記複数
    のラスタライズ処理モジュールにそれぞれ異なるラスタ
    ライズ処理対象データを与えるジョブ制御モジュールと
    を有することを特徴とする記憶媒体。
  41. 【請求項41】 前記複数のラスタライズ処理モジュー
    ルは、それぞれに対応して与えられたラスタライズ処理
    対象データのラスタライズ処理を同時に行うことを特徴
    とする請求項40記載の記憶媒体。
  42. 【請求項42】 前記プログラムは、前記入力されたジ
    ョブに対する処理順位を設定する処理順位設定モジュー
    ルと、前記設定された処理順位に応じて前記複数のラス
    タライズ処理モジュールの中で前記ジョブに対して使用
    するラスタライズ処理モジュールの数を決定する決定モ
    ジュールとを有し、前記ジョブ制御モジュールは、前記
    決定された数のラスタライズ処理手段を用いて前記入力
    されたジョブに対するラスタライズ処理を行うように制
    御することを特徴とする請求項40または41記載の記
    憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記プログラムは、前記複数のラスタ
    ライズ処理モジュールに対して、前記入力されたジョブ
    の終了時間が最短になる条件を満足するラスタライズ処
    理モジュールの使用数を算出する算出モジュールを有
    し、前記ジョブ制御モジュールは、前記算出された使用
    数のラスタライズ処理モジュールを用いて前記入力され
    たジョブに対するラスタライズ処理を行うように制御す
    ることを特徴とする請求項40または41記載の記憶媒
    体。
  44. 【請求項44】 前記プログラムは、前記算出された使
    用数のラスタライズ処理モジュールを用いた場合に前記
    入力されたジョブの終了時間を最短にする条件を満足す
    るように前記入力されたジョブを重み付け分割する重み
    付け分割モジュールを有し、前記ジョブ制御モジュール
    は、前記重み付け分割されたジョブのラスタライズ処理
    対象データをそれぞれ前記算出された使用数のラスタラ
    イズ処理モジュールに与えることを特徴とする請求項4
    3記載の記憶媒体。
  45. 【請求項45】 前記1つ以上の画像形成装置は複数の
    画像形成装置からなり、前記プログラムは、前記複数の
    ラスタライズ処理モジュールのラスタライズ処理により
    それぞれ得られた画像データを前記複数の画像形成装置
    の中の異なる画像形成装置にそれぞれ出力するように制
    御する出力制御モジュールを有することを特徴とする請
    求項40ないし44のいずれか1つに記載の記憶媒体。
  46. 【請求項46】 1つ以上の画像形成装置にジョブを供
    給する制御を行うためのプログラムを情報処理装置によ
    り読出し可能に格納した記憶媒体において、前記プログ
    ラムは、前記ジョブを入力するためのジョブ入力モジュ
    ールと、前記入力されたジョブを複数のジョブに分割す
    るジョブ分割モジュールと、前記分割されたジョブのラ
    スタライズ処理を実行するための複数のラスタライズ処
    理モジュールと、前記複数のラスタライズ処理モジュー
    ルのそれぞれに対応する分割されたジョブを与えるジョ
    ブ制御モジュールとを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  47. 【請求項47】 前記複数のラスタライズ処理モジュー
    ルは、それぞれに対応して与えられた分割されたジョブ
    のラスタライズ処理を同時に行うことを特徴とする請求
    項46記載の記憶媒体。
  48. 【請求項48】 前記プログラムは、前記入力されたジ
    ョブに対する処理順位を設定する処理順位設定モジュー
    ルと、前記設定された処理順位に応じて前記複数のラス
    タライズ処理モジュールの中で前記ジョブに対して使用
    するラスタライズ処理モジュールの数を決定する決定モ
    ジュールとを有し、前記ジョブ制御モジュールは、前記
    決定された数のラスタライズ処理モジュールを用いてそ
    れぞれに対応して与えられた分割されたジョブのラスタ
    ライズ処理を行うように制御することを特徴とする請求
    項46または47記載の記憶媒体。
  49. 【請求項49】 前記プログラムは、前記複数のラスタ
    ライズ処理手段に対して、前記入力されたジョブの終了
    時間が最短になる条件を満足するラスタライズ処理手段
    の使用数を算出する算出モジュールを有し、前記ジョブ
    制御モジュールは、前記算出された使用数のラスタライ
    ズ処理モジュールを用いてそれぞれに対応して与えられ
    た分割されたジョブのラスタライズ処理を行うように制
    御することを特徴とする請求項46または47記載の記
    憶媒体。
  50. 【請求項50】 前記ジョブ分割モジュールは、前記算
    出された使用数のラスタライズ処理モジュールを用いた
    場合に該算出された使用数のラスタライズ処理モジュー
    ルが同時に処理を終了するように前記入力されたジョブ
    に対して重み付け分割し、前記ジョブ制御モジュール
    は、前記算出された使用数のラスタライズ処理モジュー
    ルのそれぞれに対応する重み付け分割されたジョブを与
    えることを特徴とする請求項49記載の記憶媒体。
  51. 【請求項51】 前記入力されたジョブは、ページ単位
    で管理されたジョブからなり、前記ジョブ分割モジュー
    ルは、前記入力されたジョブをページ単位で分割するこ
    とを特徴とする請求項46ないし50のいずれか1つに
    記載の記憶媒体。
  52. 【請求項52】 前記1つ以上の画像形成装置は複数の
    画像形成装置からなり、前記プログラムは、前記複数の
    ラスタライズ処理手段のラスタライズ処理によりそれぞ
    れ得られた画像データを前記複数の画像形成装置の中の
    異なる画像形成装置にそれぞれ出力するように制御する
    出力制御モジュールを有することを特徴とする請求項4
    6ないし51のいずれか1つに記載の記憶媒体。
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