JP2005329132A - 入浴用リフト - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽内に機器類が設置されていないことと入浴者の姿勢が前向きの入浴移送が行われないこと及び移動方向の変換がなく停止を伴わない連続した入浴移送が可能な肢体自由者のための入浴用リフトを提案する。
【解決手段】モータ駆動部を備えた本体にアームを回転自在に枢止支しこのアームに分離式車イスのシート部分を吊持する傾斜バーを取付けしたもので、上記アーム内にはその基端軸と自由端軸に固設される同一歯数のスプロケット及び両スプロケット間に巻装したチェーン等が収納される。
【選択図】図1

Description

この発明は、自力では入浴出来ないお年寄りや肢体不自由者に供する入浴用リフトに関する。
入浴用リフトは、従来からさまざまなタイプのものが開発され製品化されているが、浴槽内に支柱等の機器類が常設されているものは、衛生面や故障頻度の点から見て好ましいものと言えない。又、入浴時における入浴者の移動姿勢が前向き即ち入浴者の足先から浴槽に向かって移送するタイプのものは、入浴者に少なからず恐怖感を与える。
斯る事情を考慮して開発された周知の入浴用リフトとして、特開2003−19180号広報には、設置部5と移送部10と中間部7から構成される入浴用リフト14の装着部12に分離式車イス13の戴部15を装着して、該戴部を入浴者ごと昇降および横移動させて入浴移送を行わんとした技術内容が開示さている。この入浴リフトは確かに上記した不具合を解消しているけれども、入浴者には横移動と昇降の異方向の移送が要求されることと、移送方向の転換時は完全停止した後に起動することが要求されるため、スタートと停止時の衝撃緩衝装置を必要とし、且つ移送時間は必然的に長くならざるを得ない。更に、横移動用と昇降用の2つの駆動装置を要し経済性の面でも芳しいものと言えない。
特開2003−19180号広報
本発明は上述した点に鑑み、
(1)浴槽内に機器類が設置されていない。
(2)前向きでない入浴移送。
(3)移動方向の変換がなく停止を伴わない連続移送。
を実現した入浴用リフトを提供せんとしたものである。
本発明の請求項1記載の入浴用リフトは、基端側111の軸112と自由端側113の軸114に固設した同一歯数のスプロケット又はタイミングプーリに、チェーン又はタイミングベルト117を巻装したアーム110を本体100に収納したモータ駆動源101によって回転自在に枢支すると共に、上記自由端側の軸端に取付けられる傾斜バー120は、上記本体100上を跨ぐ状態にて剛結した入浴リフトであって、この傾斜バー120を介して分離式車イス130に乗った入浴者をシート部分131ごと横向きに吊持して、浴槽B内へ連続移送させる事を特徴とする。
請求項2記載の入浴用リフトは、傾斜バー120の傾斜角を分離式車イス130の背もたれ133の傾斜角と同一角度に作製したことを特徴とする。
上記、請求項1記載の入浴用リフトによると、浴槽内に機器類の設置が一切無く、しかも横向きで連続した入浴移送が行われるため、衛生面・故障件数の面で有利であるばかりか、恐怖感の無い快適入浴が期待出来ると同時に、移送時間が短縮されるにも拘わらず、滑らかな安定した入浴移送が得られる等多くの利点を有する。更に移送のための駆動源は、当然のことならがら単一で済むため経済性の面でもメリットがある。
請求項2記載の入浴リフトによると、分離式車イス130の背もたれ133の角度を入浴に適した姿勢に傾斜させることが出来る。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。図中100は、浴槽Bに近接した位置に設置され、少なくとも電動油圧モータ又はインバータ制御の可変速モータ等のモータ駆動源101を収納した本体で、側面視では図3のように半円を更に半分にした形状を呈している。110は2枚合わせしたアームで、このアームはその基端側111で上記モータ駆動源101の出力軸102とキー止め103されると共に回転自在に枢支されている。又、アーム110内には、基端側111の軸112と自由端側113の軸114に各々同一歯数のスプロケット又はタイミングプーリ115および116を固設した上、両スプロケット又はタイミングプーリ間にチェーンまたはタイミングベルト117が巻装されている。上記アーム110における自由端側113の軸114は、前記モータ駆動源101の出力軸102と反対方向に伸びてアーム110から突出し、その軸端は傾斜バー120と剛結している。この傾斜バー120は、本体100上を跨ぐ状態にて配設され、その後端垂直片121には、シート部分131と台車部分132とが分離可能な周知の分離式車イス130におけるシート部分131の背面フレームを保持装着する任意適当な把持具122が配置されている。又、上記本体100の下部フレーム105の側面には分離式車イス130の台車部分132を係止する任意適当な係止具104が設置されている。更に、上記傾斜バー120の傾斜角は、シート部分131の背もたれ133の傾斜角と同一に設計されている。尚、上記アーム110内に収納されるスプロットとチェーン又はタイミングプーリとタイミングベルトの組合せ手法は、産業用ロボットのアーム等で広く実用化されている技術で、アーム自体は回転しても自由端側の出力軸は停止状態を保持するものである。
次に、上記のように構成された入浴用リフトを使用して、入浴から出浴に至るまでの動作および使用状態について説明する。先ず、入浴者を分離式車イス130に乗せて、脱衣所等から浴室内に搬送し、シャワー等による洗体を行った後、背もたれ133をチルトさせ、入浴用リフトに向け後向きにアプローチする。車イス130が本体100の手前約50cm前後に達すると、図示しないガイド部材に規制されて車イス130は、所定の進路を進むことになる。そして車イス130が本体100の側面に更に接近したならばゆっくりと押し込んで、両者をドッキングさせる。即ち、台車部分132を本体100の係止具104によって自動的に係止すると同時に、シート部分131を傾斜バー120の把持具122によって、自動的に把持するものである。尚、こうしたドッキング時において、分離式車イス130は、その台車部分132とシート部分131とが離脱可能な状態になるよう予め設計されているものである。
次いで、リモコンスイッチSWによってモータ駆動源101を駆動すれば、アーム110の回転動により、入浴者はシート部分131ごと傾斜バー120に吊持されて横移動と昇降移動の複合軌跡を描きながら滑らかに連続移送される。そして、入浴者が浴槽B内の所定位置に達した時、アーム110の回動を停止して入浴が開始される。勿論、移送中の傾斜バー120に対しては、軸114からの回転力を受けないので、入浴者の姿勢は何等変化せず快適な入浴が期待できる。尚、入浴の深さ調整は、アームの回転角をコントロールすることで、移送速度やスロースタート、スローストップ等の制御は、可変速モータを採用することで任意に設定することが可能である。そして、入浴後の出浴は、上記と逆の操作によって行えば良い。
以上、本発明は、前述した(1)(2)(3)の用件を満たすばかりでなく、傾斜バー120が、本体100を跨いで配設されているため、リフト全体の左右方向の寸法“×”が短少化され、浴室スペースを有効活用することが出来、更に単一の駆動源にて移送を行うため経済的で入浴効率が良い。
本発明に係る入浴リフトの側面図で分離式車イスがドッキングした時の状態を示す。 本発明に係る入浴リフトの平面図である。 本発明に係る入浴リフトの側面図である。 本発明に係る入浴リフトの横断平面図である。
符号の説明
100 本体
101 モータ駆動源
102 出力軸
103 キー止め
104 係止具
110 アーム
111 基端側
112,114 軸
113 自由端側
115,116 スプロケット又はタイミングプーリ
117 チェーン又はタイミングベルト
120 傾斜バー
121 垂直片
122 把持具
130 分離式車イス
131 シート部分
132 台車部分
133 背もたれ
B 浴槽

Claims (2)

  1. 基端側111の軸112と自由端側113の軸114に固設した同一歯数のスプロケット又はタイミングプーリ115,116に、チェーン又はタイミングベルト117を巻装したアーム110を、本体100に収納したモータ駆動源101によって回転自在に枢支すると共に、上記自由端側の軸端に取付けられる傾斜バー120は、上記本体100上を跨ぐ状態にて剛結した入浴リフトであって、この傾斜バー120を介して分離式車イス130に乗った入浴者を、シート部分131ごと横向きに吊持して浴槽B内へ連続移送させる事を特徴とした入浴用リフト。
  2. 傾斜バー120の傾斜角を分離式車イス130の背もたれ133の傾斜角と同一角度に作製した事を特徴とした入浴用リフト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009006093A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Hisato Aramaki 浴槽付置型入浴介護補助装置

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