JP3160122U - 移動型電動介護リフト - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストにて製造することができ、また座位から起立、起立から座位への動作をスムーズに行なうことができるようにして、この間の動作に要する時間を短縮できるようにする移動型電動介護リフトを提供する。【解決手段】基台2の前方側上面に垂直に立設した支持フレーム5に、スライドガイド19、19、スライダー20、20並びに連結板22、22を介してリフトバー支持板21を昇降自在に取り付ける。支持フレーム5に垂直に配設した螺軸23の回転によりリフトバー支持板21を昇降させる。螺軸23の回転は可逆転モータ25の駆動により行なう。リフトバー支持板21に一対のリフトバー6、6の基端部を固着し、該リフトバー6、6を支持フレーム5と直交させて後方側に張り出させる。リフトバー6、6の夫々に脇受けパッド7、7を移動自在に設け、リフトバー6、6の昇降につれて該脇受けパッド7、7が支持フレーム5と接離する方向に移動するようにする。【選択図】図4
Description
本考案は移動型電動介護リフトに関し、更に詳細には自力で立つことができない被介護者のベッドからポータブルトイレや車椅子への移乗介助に用いると共に立ち上がり訓練による身体機能の回復にも役立てることができるようになした移動型電動介護リフトに係わる。
自力で立つことができない被介護者をベッドからポータブルトイレや車椅子へ移乗させるとき、介護者は被介護者を抱き抱えながら身体を移動させなければならず、相当に体力を消耗する。殊に被介護者が介護者よりも大柄な体格である場合には、介護者の負担は甚大になり、体格が違い過ぎる場合にはもう一人別の介護者を要することになる。また一方、被介護者にとっても介護者が力まかせに移乗させようとすると大きな不安を覚えることになる。
このようなことから、自力で立つことができない被介護者をベッドからポータブルトイレや車椅子へ移乗させるとき、座位から起立、起立から座位への動作を機械的に介助する装置があれば介護者と被介護者双方の負担を軽減することができて便利である。
そして、このような要望に応えるべく、従来においても例えば特許文献1に示された介護支援機が案出されている。該介護支援機は、基台と、胸部を把持する把持器と、座板と、昇降手段としてのリフトシリンダと、可動部の動作を制御するマイクロコンピュータを内蔵したコントロール部とを主要構成要素とし、仰臥位状態の被介護者の上半身を起こし、座位から起立状態を経て、再び座位状態で車椅子、便座等へ移乗、移動させるものである。
しかし、斯かる介護支援機は、構成部品の数が多く、もって高価であると共に、座位から起立状態を経て、再び座位状態で車椅子、便座等へ移乗、移動させる際の方向転換等の機械的な動きも複雑である。そしてまた、動きが複雑であることから、その間余分な時間がかかり、胸部を把持状態の被介護者への負担が大きい。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、構成を単純化して部品点数を極力少なくし、もって製造コストを下げることができ、且つまた、座位から起立、起立から座位への動作をスムーズに行なうことができるようにして、この間の動作に要する時間を短縮し、もって被介護者の負担を軽減することができるようになし、加えて立ち上がり訓練による身体機能の回復にも役立てることができるようになした移動型電動介護リフトを提供しようとするものである。
而して、本考案の要旨とするところは、下面にキャスターを備えた基台の前方側上面に垂直に支持フレームを立設し、該支持フレームに、垂直方向移動ガイド部材及び連結板を介してリフトバー支持板を昇降自在に取り付け、前記支持フレームに垂直に配設し、可逆転モータをもって回転駆動せしめられる螺軸の回転により前記リフトバー支持板を昇降せしめるべくなし、更に前記リフトバー支持板の左右両端位置に所定の間隔で一対のリフトバーの基端部を固着し、該一対のリフトバーを前記支持フレームと直交させて後方側に張り出させ、更に前記一対のリフトバーの夫々に脇受けパッドを移動自在に設け、前記一対のリフトバーの昇降につれて該脇受けパッドが前記支持フレームと接離する方向に移動するようになしたことを特徴とする移動型電動介護リフトにある。
また、上記構成において、基台に足載せ台を設けるようにしてもよい。
また、上記構成において、垂直方向移動ガイド部材を、支持フレームに垂直に固着したスライドガイドと、該スライドガイドに摺動自在に取着されたスライダーからなる垂直方向移動ガイド部材としてもよい。
また、上記構成において、螺軸に螺合する雌ネジを設けたブロックをリフトバー支持板に固着し、支持フレームに垂直に固着した可逆転モータの回転軸と螺軸の上端部に夫々プーリを固着すると共に、これらプーリ間にベルトを掛け回し、可逆転モータの回転軸の回転を螺軸に伝達し、該螺軸の回転によりリフトバー支持板を昇降せしめるべくなしてもよい。
また、上記構成において、脇受けパッドの中心部に貫設した、一対のリフトバーの夫々に摺動自在に外嵌するパイプの支持フレーム側の端部に、緊張ベルトの一方側端部の止着体を取着すると共に、該止着体と反対側の端部に緊張ワイヤの一方側端部の止着体を取着し、緊張ベルトを、その一方側端部を前記パイプに取着した止着体に接続すると共に、他方側端部を、リフトバー支持板に回転自在に軸承するプーリに掛け回した後、支持フレームにおける下端側に取着した止着体に接続し、前記緊張ワイヤを、その一方側端部を前記パイプに取着した止着体に接続すると共に、他方側端部を、一対のリフトバーの後方側端部に回転自在に軸承するプーリと、リフトバー支持板を貫通する穴を通り、該リフトバー支持板の支持フレーム側の面に回転自在に軸承するプーリに掛け回した後、支持フレームにおける上端側に取着した止着体に接続し、もって一対のリフトバーの昇降につれて脇受けパッドが支持フレームと接離する方向に移動するようになしてもよい。
また、上記構成において、一対のリフトバーの夫々の脇受けパッドの前部間に胸当てパッドを配設すると共に、該胸当てパッドと対向するよう背当てベルトを配設し、更に脇受けパッドの前部外方に、該脇受けパッドと一体となって移動する把持バーを配設するようになしてもよい。
本考案は上記の如き構成であり、構成が単純で部品点数が少ないから、従来装置に比して製造コストを大幅に引き下げることができるものである。且つまた、座位から起立、起立から座位への動作をスムーズに行なうことができるようにして、この間の動作に要する時間を従来装置に比して大幅に短縮したから、被介護者の負担を軽減することができるものである。加えて立ち上がり訓練による身体機能の回復にも役立てることができるものである。
以下、本考案を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図中、1は移動型電動介護リフトである。また、該移動型電動介護リフト1は、以下の基台、支持フレーム、前記支持フレームに沿って昇降する一対のリフトバー、前記リフトバーに、該リフトバーの昇降につれてその軸方向に沿って移動するよう設けた脇受けパッド、前記リフトバーの昇降機構とを主要構成要素とするものである。
2はパイプからなる、後方側を開放した平面コ字形の基台であり、下面には四隅にキャスター3、3を備えている。該基台2は、キャスター3、3により床面上を自由に移動することができ、また角度の変更も自在である。また、本実施形態では、該基台2に足載せ台4を設けている。これにより、図4の仮想線で示した如く、被介護者をリフトバーにより補助して立ち上がらせた状態において所望の場所まで移動させることができる。尚、該足載せ台4は、ポータブルトイレ(図示せず。)のセットに邪魔にならないように、後方側の中央部4Aを窪ませている。
5はパイプからなる、前記基台2の前方側上面に垂直に立設した支持フレームである。また、該支持フレーム5は、平行して立ち上がった縦フレーム5A、5Aと、該縦フレーム5A、5A間に平行に架設した複数の横フレーム5B、5Bとからなる。
6、6は前記支持フレーム5と直交して後方側に張り出し、支持フレーム5に沿って所定のストロークで昇降する一対のリフトバーである。該一対のリフトバー6、6は後記リフトバー支持板の左右両端位置に所定の間隔で平行に固着する。
7、7は前記一対のリフトバー6、6の夫々に、該リフトバー6、6の昇降につれてその軸方向に沿って移動するよう設けた脇受けパッドである。また、該脇受けパッド7、7は、前記一対のリフトバー6、6によって支持され、体重がかかった状態において被介護者の脇が痛みを覚えない程度の弾力性を有する部材、例えばスポンジ等をもって形成される。
また、該脇受けパッド7、7は、その中心部に貫設した、前記一対のリフトバー6、6の夫々に摺動自在に外嵌するパイプ8、8を介して前記一対のリフトバー6、6に、その軸方向に沿って移動するよう設けている。
また、該パイプ8、8は、その前記支持フレーム5側の端部に、後記緊張ベルトの一方側端部の止着体9を取着すると共に、該止着体9と反対側の端部に後記緊張ワイヤの一方側端部の止着体10を取着している。
11は緊張ベルト、12は緊張ワイヤであり、共働して、前記一対のリフトバー6、6の昇降につれて前記脇受けパッド7、7を該一対のリフトバー6、6の軸方向に移動させるためのものである。
また、前記緊張ベルト11は、一方側端部を前記パイプ8、8に取着した止着体9に接続すると共に、他方側端部を、後記リフトバー支持板に回転自在に軸承するプーリ13に掛け回した後、前記支持フレーム5における下端側の横フレーム5Bに取着した止着体14に接続している。
また、前記緊張ワイヤ12は、一方側端部を前記パイプ8、8に取着した止着体10に接続すると共に、他方側端部を、前記一対のリフトバー6、6の後方側端部に回転自在に軸承するプーリ15と、後記リフトバー支持板を貫通する穴を通り、該リフトバー支持板の前記支持フレーム側の面に回転自在に軸承するプーリ16に掛け回した後、前記支持フレーム5における上端側の横フレーム5Aに取着した止着体17に接続している。
18は前記一対のリフトバー6、6の昇降機構であり、以下の部材をもって構成されている。19、19は前記支持フレーム5における縦フレーム5A、5Aの夫々に、それに沿って垂直に固着したスライドガイドである。20、20は該スライドガイド19、19に摺動自在に取着されたスライダーである。
21はリフトバー支持板であり、前記一対のリフトバー6、6の夫々の基端部を固着し、該一対のリフトバー6、6を前記支持フレーム5と直交して後方に張り出させるものである。また、該リフトバー支持板21は、連結板22、22をもってその左右両端部を前記スライダー20、20に連結している。更にまた、該リフトバー支持板21は、上部中央に前記プーリ13を軸承すると共に、下部の左右両端部近傍の背面側に夫々前記プーリ16、16を軸承している。尚、21a、21aは前記緊張ワイヤ12、12の通る貫通穴である。また、該リフトバー支持板21は、その上部中央に、後記螺軸を螺合する雌ネジ(図示せず。)を設けたブロック21Aを固着している。
23は前記支持フレーム5における横フレーム5B、5Bの中央部に垂直に配設し、該横フレーム5B、5Bに取着した軸受24、24をもって回転自在に支承された螺軸である。また、該螺軸23は、前記リフトバー支持板21に固着したブロック21Aの雌ネジに螺合し、それ自身の正逆回転を通して該リフトバー支持板21を昇降させるものである。
25は前記螺軸23の回転駆動源となる、前記支持フレーム5における上部側の横フレーム5Bに垂直に固着した可逆転モータであり、図示しないバッテリーを電源とするものである。また、該可逆転モータ25の回転軸にプーリ26を固着する一方、前記螺軸23の上端部にプーリ27を固着し、更にこれらプーリ26、27間にベルト28を掛け回して、該可逆転モータ25の回転軸の回転を前記螺軸23に伝達している。
29、29は前記螺軸23の上下端部近傍に設けたストッパーであり、前記リフトバー支持板21のそれ以上の昇降を規制するためのものである。
30、30は前記リフトバー支持板21の昇降位置を検知するセンサであり、フォトセンサを用いている。また、該フォトセンサ30、30は、前記支持フレーム5における縦フレーム5Aの上下に配設した本体部30a、30aと、前記連結板21に固着した作用片30bとからなるものである。
31は前記支持フレーム5に設けた、コンピュータを内蔵したコントロール部であり、前記可逆転モータ25の作動を制御するものである。
32は前記一対のリフトバー6、6の夫々の脇受けパッド7、7の前部間に配設した胸当てパッド、33は前記胸当てパッド32と対向するよう配設した背当てベルトである。また、34、34は前記脇受けパッド7、7の前部外方に配設した、該脇受けパッド7、7と一体となって移動する把持バーである。これらにより、座位から起立、起立から座位への動作を行うとき、胸当てパッド32と背当てベルト33によって被介護者の上半身の前後を挟み込むようにしてサポートし、筋力の衰えた被介護者をして安全に且つ楽に動作を行わせることができるものである。また、この動作中において被介護者は把持バー34、34を握ることにより、身体のバランスをとり易く且つまた安定感を得ることができる。また、その他図中35はベッド、Mは被介護者を示す。
次に、上記本実施形態の作用について説明する。
被介護者Mをベッド35からポータブルトイレや車椅子(図示せず。)へ移乗させるときには、先ず図4の仮想線で示す如く、介護者は被介護者Mをベッド35に座らせる。また、足は足載せ台4に載せる。そして、被介護者Mの両腕を上げさせ、その両脇を脇受けパッド7、7に掛けさせる。また、被介護者Mの胸部が胸当てパッド32に接触した状態において背当てベルト33により被介護者Mを挟み込むようにする。そして、被介護者Mに把持バー34、34を握らせる。次に、この状態においてスイッチ(図示せず。)を操作し、可逆転モータ25を作動させる。これによりプーリ26、27とベルト28を介して螺軸23が回転し、リフトバー支持板21が上昇する。尚、このときの上昇速度は、被介護者Mの状態に合わせて加減する。そして、該リフトバー支持板21が上昇し始めると、被介護者Mは一対のリフトバー6、6の支えによって次第に立ち上がり、またその脇の位置も次第に支持フレーム5に近づく方向にずれることになる。このため、緊張ベルト11と緊張ワイヤ12が共働し、前後方向の両側から引っ張るようにして安定した状態で徐々に脇受けパッド7、7を支持フレーム5に向けて移動させる。被介護者Mが完全に立ち上がった状態になったら可逆転モータ25が作動を停止し、リフトバー支持板21をそのままの位置に保持する。次に、介護者はこの状態において所定の位置まで移動型電動介護リフト1を移動させる。そして、その位置に到達したら、被介護者Mを立たせたまま、その背部側からポータブルトイレ或いは車椅子を近づける。そして、この状態において可逆転モータ25を前記と逆方向に回転させる。これにより前記と逆の手順によってリフトバー支持板21が降下し、被介護者Mはポータブルトイレ或いは車椅子に腰掛けた状態となるものである。
被介護者Mをベッド35からポータブルトイレや車椅子(図示せず。)へ移乗させるときには、先ず図4の仮想線で示す如く、介護者は被介護者Mをベッド35に座らせる。また、足は足載せ台4に載せる。そして、被介護者Mの両腕を上げさせ、その両脇を脇受けパッド7、7に掛けさせる。また、被介護者Mの胸部が胸当てパッド32に接触した状態において背当てベルト33により被介護者Mを挟み込むようにする。そして、被介護者Mに把持バー34、34を握らせる。次に、この状態においてスイッチ(図示せず。)を操作し、可逆転モータ25を作動させる。これによりプーリ26、27とベルト28を介して螺軸23が回転し、リフトバー支持板21が上昇する。尚、このときの上昇速度は、被介護者Mの状態に合わせて加減する。そして、該リフトバー支持板21が上昇し始めると、被介護者Mは一対のリフトバー6、6の支えによって次第に立ち上がり、またその脇の位置も次第に支持フレーム5に近づく方向にずれることになる。このため、緊張ベルト11と緊張ワイヤ12が共働し、前後方向の両側から引っ張るようにして安定した状態で徐々に脇受けパッド7、7を支持フレーム5に向けて移動させる。被介護者Mが完全に立ち上がった状態になったら可逆転モータ25が作動を停止し、リフトバー支持板21をそのままの位置に保持する。次に、介護者はこの状態において所定の位置まで移動型電動介護リフト1を移動させる。そして、その位置に到達したら、被介護者Mを立たせたまま、その背部側からポータブルトイレ或いは車椅子を近づける。そして、この状態において可逆転モータ25を前記と逆方向に回転させる。これにより前記と逆の手順によってリフトバー支持板21が降下し、被介護者Mはポータブルトイレ或いは車椅子に腰掛けた状態となるものである。
また、本実施形態によれば、上記の如く被介護者Mのベッド35からポータブルトイレや車椅子への移乗介助に用いることの他に、立ち上がり訓練による身体機能の回復にも用いることができるものである。
1 移動型電動介護リフト
2 基台
4 足載せ台
5 支持フレーム
6、6 一対のリフトバー
7、7 脇受けパッド
8、8 パイプ
9 緊張ベルトの一端止着体
10 緊張ワイヤの一端止着体
11 緊張ベルト
12 緊張ワイヤ
13 プーリ
14 緊張ベルトの他端止着体
15、16 プーリ
17 緊張ワイヤの他端止着体
18 一対のリフトバーの昇降機構
19、19 スライドガイド
20、20 スライダー
21 リフトバー支持板
21A 雌ネジを設けたブロック
22、22 連結板
23 螺軸
25 可逆転モータ
26、27 プーリ
28 ベルト
32 胸当てパッド
33 背当てベルト
34、34 把持バー
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17 緊張ワイヤの他端止着体
18 一対のリフトバーの昇降機構
19、19 スライドガイド
20、20 スライダー
21 リフトバー支持板
21A 雌ネジを設けたブロック
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25 可逆転モータ
26、27 プーリ
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32 胸当てパッド
33 背当てベルト
34、34 把持バー
Claims (6)
- 下面にキャスターを備えた基台の前方側上面に垂直に支持フレームを立設し、該支持フレームに、垂直方向移動ガイド部材及び連結板を介してリフトバー支持板を昇降自在に取り付け、前記支持フレームに垂直に配設し、可逆転モータをもって回転駆動せしめられる螺軸の回転により前記リフトバー支持板を昇降せしめるべくなし、更に前記リフトバー支持板の左右両端位置に所定の間隔で一対のリフトバーの基端部を固着し、該一対のリフトバーを前記支持フレームと直交させて後方側に張り出させ、更に前記一対のリフトバーの夫々に脇受けパッドを移動自在に設け、前記一対のリフトバーの昇降につれて該脇受けパッドが前記支持フレームと接離する方向に移動するようになしたことを特徴とする移動型電動介護リフト。
- 基台に足載せ台を設けてなる請求項1記載の移動型電動介護リフト。
- 垂直方向移動ガイド部材が、支持フレームに垂直に固着したスライドガイドと、該スライドガイドに摺動自在に取着されたスライダーとからなる垂直方向移動ガイド部材である請求項1又は2記載の移動型電動介護リフト。
- 螺軸に螺合する雌ネジを設けたブロックをリフトバー支持板に固着し、支持フレームに垂直に固着した可逆転モータの回転軸と螺軸の上端部に夫々プーリを固着すると共に、これらプーリ間にベルトを掛け回し、可逆転モータの回転軸の回転を螺軸に伝達し、該螺軸の回転によりリフトバー支持板を昇降せしめるべくなした請求項1、2又は3記載の移動型電動介護リフト。
- 脇受けパッドの中心部に貫設した、一対のリフトバーの夫々に摺動自在に外嵌するパイプの支持フレーム側の端部に、緊張ベルトの一方側端部の止着体を取着すると共に、該止着体と反対側の端部に緊張ワイヤの一方側端部の止着体を取着し、緊張ベルトを、その一方側端部を前記パイプに取着した止着体に接続すると共に、他方側端部を、リフトバー支持板に回転自在に軸承するプーリに掛け回した後、支持フレームにおける下端側に取着した止着体に接続し、前記緊張ワイヤを、その一方側端部を前記パイプに取着した止着体に接続すると共に、他方側端部を、一対のリフトバーの後方側端部に回転自在に軸承するプーリと、リフトバー支持板を貫通する穴を通り、該リフトバー支持板の支持フレーム側の面に回転自在に軸承するプーリに掛け回した後、支持フレームにおける上端側に取着した止着体に接続し、もって一対のリフトバー6、6の昇降につれて脇受けパッドが支持フレームと接離する方向に移動するようになした請求項1、2、3又は4記載の移動型電動介護リフト。
- 一対のリフトバーの夫々の脇受けパッドの前部間に胸当てパッドを配設すると共に、該胸当てパッドと対向するよう背当てベルトを配設し、更に脇受けパッドの前部外方に、該脇受けパッドと一体となって移動する把持バーを配設してなる請求項1、2、3、4又は5記載の移動型電動介護リフト。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016010488A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 株式会社ミツバ | 離着座補助装置 |
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2010
- 2010-04-02 JP JP2010002227U patent/JP3160122U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016010488A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 株式会社ミツバ | 離着座補助装置 |
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