JP2005327303A - 車載器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 限定された時間内で処理を完結させなければならないETC等の特定アプリケーションの信頼性を低下させることなく、多様なアプリケーションに対処可能な車載器を提供する。
【解決手段】 車載機は、予め設定された周波数帯B1〜B7を切替パタンに従って順次サーチすることにより、路上機がアプリケーションの提供に使用している周波数帯を特定する。但し、切替パタンはETC周波数帯の出現頻度が高くなるように設定されている。具体的には、2個の単位ユニットで、ETC周波数帯B5,B7の測定を行う毎に、1個の単位ユニットで、その他の周波数帯Fed1〜Fed5(B1〜B4,B6)のいずれかの測定を順番に実行する。つまり、路上機が提供するアプリケーションがETCアプリケーションである場合、車載器は、3単位ユニット以内に使用周波数帯が特定され、ETCアプリケーションを開始できる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、路車間通信に使用されている二つの方式(パッシブ,アクティブ)や路車間通信を介した種々のアプリケーションに対応可能な車載器に関する。
従来より、車両に搭載された車載器、及び車両の走行路近傍に設置された路上機との間で双方向通信を行うことにより、有料道路における料金自動収受(ETC)等を実現するための通信方式として、DSRC(Dedicated Short Range Communication) が知られている。この通信方式には二つの方式、即ち、車載器から路上機への上り信号の送信を、路上機から車載器への下り信号に続けて送信されてくる搬送波を変調して返送することにより行うパッシブ方式(ヨーロッパ,中国,東南アジアで採用)と、上り信号の送信を、下り信号とは異なる周波数帯を用いて車載器が自律的に行うアクティブ方式(日本で採用)とが存在している。
そして、図9に斜線にて示すように、アクティブ方式には、5795MHz,5805MHz,5835MHz,5845MHzを中心周波数とする帯域幅が5MHzの四つの周波数帯Fad1,Fad2,Fau1,Fau2が、路上器から車載器への下り信号用(Fad1,Fad2)、及び車載器から路上機への上り信号用(Fau1,Fau2)に、それぞれ二つずつ割り当てられ、一方、パッシブ方式には、5797.5MHz,5802.5MHz,5807.5MHz,5812.5MHzを中心周波数とする帯域幅が5MHzの四つの周波数帯Fp1〜Fp4が、いずれも双方向の通信用に割り当てられている。
ところで、近年では5.8GHz帯の通信周波数帯域でETCに使用されていない周波数帯域を用いて、DSRC通信を利用した新規なアプリケーションを提供することが考えられている。この場合、図9に示すように、既存のETCのアクティブ方式とは異なった周波数帯、5775MHz,5780MHz,5785MHz,5790MHz,5800MHz,5815MHz,5820MHz,5825MHz,5830MHz,5840MHzをそれぞれ中心周波数とする帯域幅が5MHzの10個の周波数帯Fed1〜Fed5(路上器から車載器への下り信号用),Feu1〜Feu5(車載器から路上機への上り信号用)を用いることが予定されている。
従って、今後、車載器は、既存のETCだけでなく、これら新規のアプリケーションにも対応できるように構成することが要求される。つまり、車載器は、アクティブ方式とパッシブ方式とを識別する機能だけでなく、受信した電波の周波数帯に基づいて実行するアプリケーションを選択する機能が必要となる。
特に、ETCでは、システムの信頼性を確保するため、通信に失敗したときに通信のリトライが可能となるようにシステムを設計することで、通信に失敗したまま車両が通信エリアを通過してしまう確率が十分に小さくなる(例えば100万台に1台以下)ようにしている。
具体的には、車両が設定車両速度(想定最高速度)で通信エリアを通過する時間を、使用周波数帯が特定されてからETC処理(認証やカードへの書込など)が完了するまでに要する時間の3倍程度に設定し、充分な余裕時間を確保している。
しかし、ETCアプリケーションと新規のアプリケーションとのいずれにも対応可能な車載器では、ETCアプリケーションのみを実行するものと比較して、余分に5つもの周波数帯を探索しなければならず、使用周波数帯の特定に時間がかかり、その結果、通信リトライ用の余裕時間が削られてしまい、通信の信頼性を低下させてしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するために、限定された時間内で処理を完結させなければならないETC等の特定アプリケーションの信頼性を低下させることなく、多様なアプリケーションに対処可能な車載器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための発明である請求項1記載の車載器では、車両の走行経路の近傍に設置された路上機との通信のために車両に搭載され、前記路上機から受信した信号の周波数帯を識別する周波数識別手段では、電界強度測定手段が、設定された周波数帯の電界強度を測定し、この電界強度測定手段にて測定対象となる周波数帯を、周波数切替手段が、予め設定された切替パタンに従って順次切り替える。
但し、その切替パタンは、限定された時間内に処理を完結させなければならない特定アプリケーション用に割り当てられた周波数帯の出現頻度が高くなるよう設定されている。
このように、本発明の車載器によれば、特定アプリケーション用の周波数帯の検知機会を多くして、該周波数帯を優先的に調べているため、路上機から特定アプリケーションが提供されている時には、これを速やかに検知して速やかに処理を開始することが可能となる。その結果、通信リトライ用の余裕時間を十分に確保でき、特定アプリケーションの信頼性を低下させることなく、多様なアプリケーションにも対処することができる。
なお、請求項2記載のように、周波数切替手段は、設定された単位ユニット時間毎に測定対象となる周波数帯を切り替えると共に、速度取得手段にて取得される走行速度が早いほど、単位ユニット時間が短くなるよう該単位ユニット時間を変化させるように構成してもよい。
即ち、走行速度が早いほど、車両が通信エリアを通過するのに要する時間が短くなるが、このように単位ユニット時間を調整することにより、使用周波数の特定に要する時間を短縮すれば、処理に割り当てる時間を確保することができる。
また、請求項3記載のように、記憶手段に、予め区分けされた各区域内に設置された路上機が路車間通信に使用する周波数帯についての情報を含む路上機情報を記憶させ、この記憶手段に記憶された路上機情報に基づき、切替パタン設定手段が、位置取得手段にて取得した現在位置から、周波数識別手段にて探索対象となる周波数帯を絞り込んで、切替パタンを設定するように構成してもよい。
この場合、路上機が使用していない周波数帯を無駄に測定することがなく、使用周波数の特定に無駄な時間をかけてしまうことを確実に防止でき、処理時間も十分に確保できるため、特定アプリケーションを実行する際の信頼性を一層向上させることができる。
なお、特定アプリケーションは、比較的早い速度で通信エリアを通過する車両に対して処理を行うものであればよく、例えば請求項4記載のように、ETCに関する処理であってもよいし、請求項5記載のように、電子ナンバープレートに関する処理であってもよい。
また、請求項12乃至請求項16のいずれかに記載の発明を、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の発明と組み合わせてもよいことは言うまでもない。
以下に本発明の参考例及び実施形態を図面と共に説明する。
[参考例]
図1は、アクティブ方式の路車間通信によりETCアプリケーションの提供を行う路上機、パッシブ方式の路車間通信によりETCアプリケーションの提供を行う路上機が混在する参考例の路車間通信システムにおいて、いずれの路上機とも通信可能な車載器の構成を表すブロック図である。
なお、アクティブ方式の路車間通信、及びパッシブ方式の路車間通信では、いずれも図10に示す周知の通信フレームが使用されるものとする。
即ち、アクティブ方式の路車間通信では、3台の車載器との同時通信が可能なように3個のメッセージデータスロット(MDS)を備え、そのMDSの前に、路上機が車載器に対してMDSの割当状態を通知するためのフレームコントロールメッセージチャネル(FCM)、MDSの後に、車載器が路上機に対して存在を知らせるためのアクティベーションスロット(ACTS)とからなる通信フレームが用いられている(図10(a)参照)。なお、FCM,MDS,ACTSがそれぞれ本発明における下り制御用スロット,データ用スロット,上り制御用スロットに相当する。
また、パッシブ方式の路車間通信では、路上機が車載器に所望のデータを送信させるためのポーリング信号、問合信号を送信した後、引き続き予め設定された期間だけ無変調の搬送波を送信し、この搬送波をポーリング信号や問合信号に対応した応答信号にて変調して返送する方法が用いられている(図10(b)参照)。
但し、従来技術の欄にて説明したように(図9参照)、アクティブ方式において、路上機から車載器への下り信号用のダウンリンクでは二つの周波数帯Fad1,Fad2、車載器から路上機への上り信号用のアップリンクでは二つの周波数帯Fau1,Fau2がそれぞれ使用され、一対の周波数帯Fad1とFau1(二つを総称する場合はFa1)、又はFad2とFau2(同じくFa2)のいずれかを用いて双方向の通信を行うようにされている。また、パッシブ方式では四つの周波数帯Fp1〜Fp4が使用され、いずれか一つの周波数帯を用いて双方向の通信を行うようにされている。
以下では、他の周波数帯との重なりのない周波数帯Fp4を、パッシブ専用周波数帯とよび、周波数帯Fad1〜Fad2(即ちFp1〜Fp3が含まれる)を、共用周波数帯とよぶ。
図1に示すように、本参考例の車載器10は、アンテナ11にて受信された受信信号から、指定された特定周波数帯の信号成分を抽出し、その受信レベル(電界強度)を測定する電界強度検出部12と、アンテナ11を介してアクティブ方式にて路上機との通信を行うアクティブ通信部13と、アンテナ11を介してパッシブ方式にて路上機との通信を行うパッシブ通信部14と、周知のマイクロコンピュータを中心に構成され、上記各部12〜14を制御し、路上機との通信により得られたデータの処理等を実行するデータ処理部15とを備えている。なお、データ処理部15には、図示しないが、料金精算のためにICカードリーダライタ等を備えた課金処理装置が接続される。
ここでデータ処理部15が実行するメイン処理を、図2に示すフローチャートに沿って説明する。
本処理が起動すると、まず電界強度検出部12に測定指令を出力し、周波数帯Fad1の下限周波数から周波数帯Fp4の上限周波数までをスキャンさせ(S110)、測定した電界強度が予め設定された下限値以上であるか否かを監視する(S120)。
電界強度が下限値より小さければ、S110に戻って測定を繰り返し、電界強度が下限値以上であれば、当該車載器10を搭載した車両が路上機の通信エリアに進入したものとして、その時の周波数を検出周波数として記憶し(S130)、その検出周波数がパッシブ専用周波数帯Fp4に属しているか否かを判断する(S140)。
検出周波数がパッシブ専用周波数帯Fp4に属していなければ、検出周波数が属する周波数帯を、アクティブ方式のダウンリンク用周波数帯Fad1,Fad2の中から特定し、その特定された周波数帯Fadi(i=1又は2)、及びこれと対になるアップリング用の周波数帯Fauiを用いて通信を行うようアクティブ通信部13を設定し、これを起動することにより(S150)、アクティブ方式による路車間通信を開始させる。
その後、アクティブ通信部13による通信が終了したか否かを判断し(S160)、通信が終了すると、その終了が、信号は受信するが内容を解析できない解析不能によるものか否かを判断する(S170)。
そして、通信終了が解析不能によるものでなければ、そのままS110に戻り、一方、解析不能によるものであれば、先のS130にて記憶された検出周波数が属する周波数帯を、パッシブ方式用の周波数帯Fp1〜Fp4の中から特定し、その特定された周波数帯を用いて通信を行うようパッシブ通信部14を設定し、これを起動することにより(S180)、パッシブ方式による路車間通信を開始させる。
その後、パッシブ通信部14による通信が終了したか否かを判断し(S190)、通信が終了するとS110に戻る。
一方、S140にて、検出周波数がパッシブ専用周波数帯に属していると判断された場合には、S180に移行し、以下、先に説明した通りパッシブ通信部14を設定,起動し、パッシブ方式による路車間通信を開始させる。但し、この場合、通信には周波数帯Fp4が使用されることになる。
つまり、本処理では、電界強度が下限値以上となる検出周波数が、パッシブ専用周波数帯に属する場合には、直ちにパッシブ方式による路車間通信を行い、それ以外の共用周波数帯に属する場合には、最初、アクティブ方式による路車間通信を試み、受信信号を解析できず通信に失敗した場合には、パッシブ方式に切り替えて路車間通信を行うようにされている。
ここで、アクティブ通信部13の動作を、図3に示すフローチャートに沿って説明する。
図示の如く、アクティブ通信部13が起動すると、まず、アンテナ11を介して何等かの信号を受信したか否かを判断し(S210)、信号を受信していれば、その信号はFCMであるか否かを判断する(S220)。
そして、受信した信号がFCMである場合には、その内容を解析し、自車両に対してMDSが割り当てられているか否かを判断し(S230)、割り当てられていなければ、ACTSの送信タイミングを待って(S240)、自車両(車載器10)の存在を路上機に知らせるための応答データの送信(S250)を行った後、S210に戻る。この応答データには、少なくとも当該車載器10或いは当該車載器10を搭載した車両を特定するための識別番号(以下「車両ID」という)が含まれている。
一方、FCMの内容を解析した結果、自車両に対してMDSが割り当てられていれば(S230−YES)、その割り当てられたMDSのタイミングまで待機し(S260)、そのタイミングで下り信号を受信したか否か、また受信した下り信号の内容であるMDSコマンドが正常なものであるか否かを判断する(S270)。
そして、下り信号を受信できないか、又は受信したとしてもMDSコマンドに異常がある場合には、そのままS210に戻り、一方、下り信号を受信し、且つMDSコマンドが正常であった場合には、そのMDSコマンドに対する応答データを送信する(S280)。
この応答データの送信により、予め設定された手順に従った一連の通信が完了したか否かを判断し(S300)、通信が完了したのであれば、データ処理部15を構成するメモリの所定エリアに、通信が正常に終了したことを示す通信結果を記憶(S310)した後、アクティブ通信部13の動作を停止し、未だ通信が完了していないのであれば、そのままS210に戻る。
先のS220にて、受信した信号がFCMではない場合には、アクティブ方式のフォーマットに従って解析可能な信号であるか否かを判断し(S320)、解析不能であれば、通信終了の終了理由として解析不能通知を出力(S330)した後、アクティブ通信部13の動作を停止する。この場合、先に説明したメイン処理のS180にて肯定判定されるため、引き続きパッシブ方式での路車間通信が試みられることになる。
また、受信した信号がFCMではないが、アクティブ方式のフォーマットによって解析可能な信号である場合(S320−NO)、或いは信号を受信できない場合(S210−NO)には、アクティブ通信部13を起動後、或いは最後にFCMを受信後に、予め設定されたロック時間以上経過したか否かを判断し(S340)、ロック時間をまだ経過していなければ、そのままS210に戻り、一方、ロック時間以上経過していれば、アクティブ通信部13の動作を停止する。この場合、メイン処理のS180にて否定判定されるため、パッシブ方式での路車間通信が試みられることなく、直ちに周波数スキャン(S110)に戻ることになる。
次に、パッシブ通信部14の動作を、図4に示すフローチャートに沿って説明する。
図示の如く、パッシブ通信部14が起動されると、まず、アンテナ11を介して何等かの信号を受信したか否かを判断し(S410)、信号を受信していれば、それがポーリング信号や問合信号といった正常なものであるか否かを判断する(S420)。
受信した信号が正常なものでなければ、そのままS410に戻り、一方、受信した信号が正常なものであれば、これに続けて送信されてくる搬送波を予め用意されている応答信号にて変調し、アンテナ11を介して返送する(S430)。
この応答信号の送信により、予め設定された手順に従った一連の通信が完了したか否かを判断し(S440)、通信が完了したのであれば、通信結果をメモリの所定エリアに記憶(S450)した後、パッシブ通信部14の動作を停止し、未だ通信が完了していないのであれば、そのままS410に戻る。
一方、信号を受信できない場合(S410−NO)には、パッシブ通信部14を起動後、或いは最後にポーリング信号又は問合信号を受信した後に、予め設定されたロック時間以上経過したか否かを判断し(S460)、ロック時間をまだ経過していなければ、そのままS410に戻り、一方、ロック時間以上経過していれば、パッシブ通信部14の動作を停止する。
なお、S430及び先のS250,S280における応答信号/応答データは、データ処理部15にて別途実行される路車間通信を利用したアプリケーションプログラムによって適宜設定される。
以上説明したように、本参考例の車載器10においては、アクティブ方式による路車間通信が可能なアクティブ通信部13、及びパッシブ方式による路車間通信が可能なパッシブ通信部14を備え、路上機の通信エリアに進入した時には、両通信部13,14を順次切り替えるサーチ動作を行い、通信可能となる方を用いて、路上機との路車間通信を行うようにされている。
従って、本参考例の車載器10によれば、路上機がアクティブ方式,パッシブ方式のいずれで路車間通信を行うものであっても、これと確実に通信を行うことができる。
しかも、本参考例では、路上機が路車間通信に使用する周波数帯が、パッシブ専用周波数帯である場合には、サーチ動作を行うことなく、直ちにパッシブ方式による路車間通信を開始させているので、通信開始までに要する平均時間を短縮することができる。
[実施形態]
次に、本発明の実施形態について説明する。
図5は、ETCアプリケーションをアクティブ方式或いはパッシブ方式にて提供する路上機、及びETC以外のアプリケーションをアクティブ方式にて提供する路上機が混在する路車間通信システムにおいて、いずれの路上機とも通信可能な車載器の構成を表すブロック図である。
なお、アクティブ方式及びパッシブ方式の路車間通信では、アプリケーションの種類によらず、第1実施形態にて説明したものと同様の通信フレーム(図10参照)が用いられている。
但し、アクティブ方式の路車間通信によりETCアプリケーションを提供するの路上機は、図9に示すように、ダウンリンク用及びアップリンク用の一対の周波数帯Fad1とFau1(二つを総称する場合はFa1)、又はFad2とFau2(同じくFa2)のいずれかを用いて双方向の通信を行い、また、パッシブ方式の路車間通信によりETCアプリケーションを提供する路上機は、双方向に使用する四つの周波数帯Fp1〜Fp4のいずれかを用いて双方向の通信を行う。
また、アクティブ方式の路車間通信にETC以外のアプリケーションを提供する路上機は、ダウンリンク用及びアップリンク用の一対の周波数帯Fedj,Feuj(j=1〜5)のいずれかを用いて双方向の通信を行うようにされている。
なお、ETC以外のアプリケーションを提供する路上機は、駐車場や公共施設の出入り口付近や、駐車場における車両の駐車位置付近、あるいは駐車場内の走行路付近など、車両が完全に停車しているか、極めて低速での移動が強要される場所に設置され、入退場管理や顧客サービスを提供するものとする。
図5に示すように、本実施形態の車載器40は、参考例の車載器10と同様に、アンテナ41,電界強度検出部42,アクティブ通信部43,パッシブ通信部44,データ処理部45を備え、更に、後述する周波数割当情報、及び路上機情報を格納するメモリ46を備えている。
このうち、アクティブ通信部43は、ETCアプリケーション用、ETC以外のアプリケーション用に関わらず、アクティブ方式用の各一対の周波数帯Fa1,Fa2,Fe1〜Fe5のいずれかを用いて路上機との通信を行うように構成されている。
パッシブ通信部44は、パッシブ方式用の周波数帯Fp1〜Fp4のいずれか一つを使用し、アンテナ41を介してパッシブ方式にて路上機との通信を行うと共に、通信フレームの受信の有無については、同時に二つの周波数帯について判定できるように構成されている。但し、本実施形態では、パッシブ方式用の4つの周波数帯Fp1〜Fp4のうち、3つの周波数帯Fp1〜Fp3のみを使用するものとする。
電界強度検出部42は、図9に示すように、アクティブ方式の通信に使用する周波数帯Fed1〜Fed4,Fad1,Fed5,Fad2とそれぞれ一致するように設定された周波数帯B1〜B7のいずれかについて、その電界強度を測定するように構成されている。従って、周波数帯B5の電界強度を測定した場合、周波数帯Fad1,Fp1が関係し、周波数帯B6の電界強度を測定した場合、周波数帯Fp1,Fp2が関係し、周波数帯B7の電界強度を測定した場合、周波数帯Fad2,Fp2,Fp3が関係することになる。
つまり、本実施形態では、周波数帯B5,B7の電界強度を測定することにより、ETCアプリケーション用の全ての周波数帯Fad1,Fad2,Fp1〜Fp3の使用状態を検知することが可能となる。以下では、この周波数帯B5,B7を、ETC周波数帯ともよぶ。
メモリ46に記憶された周波数割当情報とは、アクティブ通信部43,パッシブ通信部44が路上機との通信に使用する各周波数帯毎に、通信方式(アクティブ方式/パッシブ方式)、アプリケーションの種類(ETC/その他)、変調方式(ASK/PSK/QPSK)を対応づけて示したものである。また、路上機情報とは、予め区分けされた区域毎に、その区域に含まれる路上機がどの周波数帯を使用してアプリケーションの提供を行うかを示したものである。なお、区域は、例えば、各路上機毎に一つの区域を設定したり、高速道路など、車両の進入が制限される領域を一つの区域として設定することができる。
データ処理部45は、周知のマイクロコンピュータを中心に構成され、ナビゲーション装置等から車両の現在位置を表す位置情報、また、車速センサの出力信号を処理するECUから車両の走行速度を表す速度情報を入力すると共に、メモリ46に記憶された周波数割当情報や路上機情報に基づいて、上記各部42,43,44を制御し、路上機との通信により得られたデータの処理等を実行する。
ここで、データ処理部45が実行するメイン処理を、図6に示すフローチャートに沿って説明する。
本処理が起動すると、まず電界強度検出部12を用いて路上機がサービスの提供に使用している周波数帯を特定するための周波数スキャンを実行し(S1010)、周波数スキャンにて周波数が特定されると、メモリ46に記憶された周波数割当情報に基づき、アクティブ通信部13及びパッシブ通信部14の変調方式を、特定された周波数帯に対応するものに設定すると共に、それがETCアプリケーションを提供するために設けられたETC周波数帯B5,B7のいずれかであるか否かを判断する(S1020)。
特定された周波数がETC周波数帯であれば、アクティブ通信部13及びパッシブ通信部14の出力から、どちらの通信部13,14が通信フレームを解析できたかにより、通信に使用されている方式がアクティブ方式であるか否かを判断する(S1030)。そして、通信に使用されている方式がアクティブ方式であれば、アクティブ通信部13を使用したアクティブ方式でのETC処理を実行して(S1040)、S1010に戻り、一方、通信に使用されている方式がパッシブ方式であれば、パッシブ通信部14を使用したパッシブ方式でのETC処理を実行して(S1050)、S1010に戻る。
先のS1020にて、周波数スキャンによって特定された周波数帯が、ETC周波数帯のものではなと判定された場合には、アクティブ通信部13を介して受信したフレームのヘッダ部分にあるアプリケーションIDを抽出し、このアプリケーションIDに基づいて、路上機が提供しているアプリケーションが当該車載器にて処理可能なものであるか否かを判断し(S1060)、処理可能なものでなければ、そのままS1010に戻り、一方、処理可能なものであれば、アプリケーションIDに対応したアプリケーション処理を実行し(S1070)、S1010に戻る。
次に、S1010にて実行する周波数スキャンの詳細を、図7に示すフローチャートに沿って説明する。
本処理が起動すると、まず、外部のナビゲーション装置等から、車両の現在位置を表す位置情報を取得し(S1110)、その位置情報に基づいて、対応する区域の路上機情報をメモリから読み出し、その路上機情報に従って、切替パタン及び切替パタンの1周期を構成する単位ユニットの総数(以下「ユニット数」という)Umax を設定する(S1120)。
ここで、図8(a)は、路上機情報から全ての周波数帯について測定が必要であると判定された場合に設定される切替パタンを示したものであり、ユニット数Umax は15である。具体的には、2個の単位ユニットで、ETC周波数帯B5,B7の測定を行う毎に、1個の単位ユニットで、その他の周波数帯Fed1〜Fed5のいずれかの測定を順番に実行する。つまり、路上機が提供するアプリケーションがETCアプリケーションである場合、車載器40は、3単位ユニット以内に使用周波数帯が特定され、ETCアプリケーションを開始できるようにされている。
また、図8(b)は、路上機情報からETCアプリケーション以外のアプリケーションが提供されることのない区域にいると判定された場合に設定される切替パタンを示したものであり、ユニット数Umax は2である。具体的には、周波数帯Fed1〜Fed5を測定する必要がないため、ETC周波数帯B5,B7の測定のみを繰り返し実行することになる。
そして、ユニット数をカウントするためのカウンタのカウント値iを1に初期化し(S1130)、車速センサからの信号を処理するECU等から、車両の走行速度を表す速度情報を取得する(S1140)。この速度情報に従って、単位ユニットを、図8(c)に示すように、走行速度が早いほど単位ユニット時間が短くなるように設定し(S1150)、この単位ユニット時間を測定するためのタイマーをスタートさせる(S1160)。
次にカウント値iに基づいて、切替パタン中のi番目の単位ユニットに対応する周波数帯の電界強度を測定し(S1170)、その電界強度が予め設定された下限値以上であるか否かを判断する(S1180)。そして、電界強度が下限値より小さければ、先のS1160にてスタートさせたタイマーが、タイムアウトしたか否かを判断し(S1190)、タイムアウトしていなければS1170に戻って、電界強度の測定を繰り返す。一方、タイマーがタイムアウトしている場合には、先のS1110にて取得した位置情報の地点から所定距離以上移動したか否かを判断し(S1200)、所定距離以上移動していれば、S1110に戻って位置情報の取得と切替パタンの再設定とを行って、電界強度の測定を繰り返す。
また、所定距離以上移動していない場合には、カウンタのカウント値iをインクリメントし(S1210)、カウント値iが切替パタンのユニット数Umax より大きいか否かを判断し(S1220)、ユニット数Umax より大きければカウンタのカウント値iを1に初期化(S1230)した後にS1140に戻り、一方、ユニット数Umax 以下であれまそのまま何もしないでS1140に戻る。
先のS1180にて、測定により得られた電界強度が予め設定された下限値以上であれば、i番目のユニットに対応する周波数帯の中心周波数を、検出周波数として記憶し(S1240)、本処理を終了する。
ところで、単位ユニット時間は、次のようにして設定される。即ち、車両の走行速度をV[m/s]、路上機の通信エリアの大きさをs[m]とすると、車両が通信エリアを通過する所要時間tpは、(1)式にて表わすことができる。
tp=s/V[s] (1)
通常、この所要時間tp内にリトライを含めてアプリケーションの提供に必要な一連の通信が3回程度可能なように全データ量が設定される。例えば、s=5[m]の場合、V=10[m/s](=36[km/h])とすると、tp=500[ms]であり、アプリケーション提供のために使用可能な時間は、約170[ms](=tp/3)となり、またV=30[m/s](=108[km/h])とすると、tp=167[ms]であり、アプリケーション提供のために使用可能な時間は約50[ms]となる。
そして、切替パタンの1周期は上述したように最大15個の単位ユニットからなり、この切替パタンの1周期がアプリケーション提供のために使用可能な時間50〜170[ms]に対して十分に小さくなるように、単位ユニット時間を決定する。例えば、切替パタンの1周期を1[ms]とすれば、単位ユニット時間は1/15[ms]程度となる。
なお、ETC以外のアプリケーションでは、停車中或いは極低速での通信が前提となっているため、アプリケーション提供のために使用可能な時間は秒単位で確保されるため、上述のようにETCアプリケーションを中心に切替パタンや単位ユニット時間を設定したとしても、十分な処理時間を確保することができる。
本実施形態において、S1170が電界強度測定手段、S1210〜S1230が周波数切替手段、S1110が位置取得手段、S1140が速度取得手段、メモリ46が記憶手段、S1120が切替パタン設定手段に相当する。
以上説明したように、本実施形態の車載器では、予め設定された周波数帯B1〜B7を切替パタンに従って順次サーチすることにより、路上機がアプリケーションの提供に使用している周波数帯を特定するようにされており、しかも、切替パタンはETC周波数帯の出現頻度が高くなるように設定されている。
従って、本実施形態の車載器によれば、多くの周波数帯を使用して多様なアプリケーションに対処できるだけでなく、路上機からETCアプリケーションが提供されている時には、これを速やかに検知して速やかにETCアプリケーションを開始することが可能となる。その結果、車両が比較的高速で走行している時に実行され、処理に許容される時間が短いるETCアプリケーションであっても、通信リトライ用の余裕時間、ひいては通信の信頼性を十分に確保することができる。
また、本実施形態の車載器では、車両の位置を表す位置情報に基づいて、区域を特定し、その特定された区域内の路上機が使用する周波数帯のみを用いて切替パタンを設定すると共に、車両の走行速度を表す速度情報に基づいて、各周波数帯を測定する1回当たりの測定時間である単位ユニット時間を、走行速度が早いほど短くなるように変化させている。
従って、本実施形態の車載器によれば、路上機がアプリケーションの提供に使用している周波数帯を無駄なく特定することができ、また、高速な走行時であっても、アプリケーションの実行のための処理時間を十分に確保することができる。
なお、本実施形態において、電界強度検出部12は、設定された周波数帯B1〜B7の中からいずれか一つの周波数帯の電界強度を測定するように構成されているが、複数の周波数帯の電界強度を同時に測定できるように構成してもよい。
また、本実施形態では、位置情報に応じて切替パタンを変更したり、速度情報に応じて単位ユニット時間を変更するようにされているが、切替パタンや単位ユニット時間は、いずれか一方或いは両方が固定であってもよい。
更に、本実施形態では、切替パタンのなかでの出現頻度が多くなる特定アプリケーションとしてETCアプリケーションを用いているが、これ以外に、走行中の車両から車両情報を読み取る電子ナンバープレートに関するアプリケーションを特定アプリケーションとして用いてもよい。
なお、路上機が提供するETC以外のアプリケーションとして、例えばデパートの駐車場に路上機を設置し、そのデパートのWEBページを車両にダウンロードして、デパートのセール情報や催し物情報などを顧客に知らせたり、更に、その情報をPDAや携帯電話のような電子機器に記憶させることにより売場でのサービス提供に利用してもよい。
また、コンビニエンスストアの駐車場に路上機を設置し、車両から降りることなく種々の金銭支払いをできるようにしたり、音楽配信やゲーム配信を車両内で受けることができるようにしてもよい。また、単純な伝言板のような使い方をしてもよい。
また、駐車場出口に路上機を設置し、出口付近を走行する車両に駐車場からの車両の退出を知らせる等してもよい。また、道路付近に設置された路上機により、様々な場所にてリアルタイムな交通情報や、現在位置を知るための情報(例えば交差点名など)を提供するようにしてもよい。
また更に、バスやタクシー或いは運送トラック等の運行管理システムに適用し、各車両の運行状況や配車状況の把握や、各車両への事故情報等の伝達などを、各車両に搭載された車載器と路上機との通信により行うように構成してもよい。
参考例の路車間通信システムにおける車載器の概略構成を表すブロック図である。 データ処理部が実行するメイン処理の内容を表すフローチャートである。 アクティブ通信部の動作内容を表すフローチャートである。 パッシブ通信部の動作内容を表すフローチャートである。 実施形態の路車間通信システムにおける車載器の概略構成を表すブロック図である。 データ処理部が実行するメイン処理の内容を表すフローチャートである。 メイン処理の中で実行される周波数スキャンの詳細を表すフローチャートである。 電界強度測定時の測定周波数帯の切替パタンを表す説明図である。 DSRCにて通信に使用される周波数帯の分布を表す説明図である。 従来のパッシブ方式及びアクティブ方式における通信フレームの構成を表す説明図である。
符号の説明
10,40…車載器、11,41…アンテナ、12,42…電界強度検出部、13,43…アクティブ通信部、14,44…パッシブ通信部、15,45…データ処理部、46…メモリ。

Claims (5)

  1. 車両の走行経路の近傍に設置された路上機との通信のために車両に搭載され、前記路上機から受信した信号の周波数帯を識別する周波数識別手段を備えた路車間通信用の車載器において、
    前記周波数識別手段は、
    設定された周波数帯の電界強度を測定する電界強度測定手段と、
    該電界強度測定手段での測定対象となる周波数帯を予め設定された切替パタンに従って順次切り替える周波数切替手段と、
    を備え、前記切替パタンは、限定された時間内に処理を完結させなければならない特定アプリケーション用に割り当てられた周波数帯の出現頻度が高くなるよう設定されていることを特徴とする車載器。
  2. 車両の走行速度を取得する速度取得手段を設け、
    前記周波数切替手段は、
    設定された単位ユニット時間毎に測定対象となる周波数帯を切り替えると共に、前記速度取得手段にて取得される走行速度が早いほど、前記単位ユニット時間が短くなるよう該単位ユニット時間を変化させることを特徴とする請求項1記載の車載器。
  3. 車両の現在位置を取得する位置取得手段と、
    予め区分けされた区域毎に、各区域内に設置された路上機が使用する周波数帯に関する情報を少なくとも含む路上機情報を記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶された路上機情報に基づき、前記位置取得手段にて取得した現在位置から、前記周波数識別手段での探索対象となる周波数帯を絞り込んで、前記切替パタンを設定する切替パタン設定手段と、
    を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車載器。
  4. 前記特定アプリケーションは、自動料金収受システム(ETC)に関する処理であることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載の車載器。
  5. 前記特定アプリケーションは、電子ナンバープレートに関する処理であることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載の車載器。
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