JP2005326821A - 電子写真感光体の塗工方法及び塗工装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 前記塗工液を、塗工桶内に密封するとともに、前記塗工桶内で循環させ、塗工後に、前記円筒状基体の上端を支持していた前記基体支持具と下端を支持していた前記基体支持具とを入れ替える間に、前記基体支持具を、基体支持具洗浄装置によって洗浄し、前記支持具洗浄装置内の洗浄液を、洗浄タンクとの間で0.1〜10L/分で循環させることを特徴とする電子写真感光体の塗工方法である。該方法に用いられる電子写真感光体の塗工装置である。
【選択図】 図1
Description
塗工方法、及び塗工装置に関する。
そのため、塗工開始時には前記基体支持具が前記塗工液の塗工を受けるため、連続して塗工を行う場合、前記基体支持具には、必然的に液カスが付着することとなる。
<1> 円筒状基体の上端及び下端をそれぞれ基体支持具で支持し、塗工液を備えた塗工桶と前記円筒状基体とを相対移動させることにより、前記円筒状基体に前記塗工液を塗工する方法において、
前記塗工液を、塗工中はシール部材と前記円筒状基体とによって、塗工待機中は前記シール部材と前記基体支持具とによって前記塗工桶内に密封するとともに、前記塗工桶内で循環させ、
塗工後に、前記円筒状基体の上端を支持していた前記基体支持具を、前記円筒状基体から外し、基体支持具移載機構により前記円筒状基体の下端を支持するように下方に移載させ、前記円筒状基体の下端を支持していた前記塗工桶を具備した前記基体支持具を、前記塗工桶とともに上方に移載させる間に、前記基体支持具を、基体支持具洗浄装置によって洗浄し、
前記支持具洗浄装置内の洗浄液を0.1〜10L/分で循環させることを特徴とする電子写真感光体の塗工方法である。該<1>に記載の電子写真感光体の塗工方法においては、
前記支持具洗浄装置内の洗浄液を0.1〜10L/分で循環させるため、単に洗浄液中に浸漬するよりも高い洗浄効果が得られ、かつ前記液カスが再び前記基体支持具に付着することが防止される。
<2> 洗浄タンク内の洗浄液を、塗工1時間あたり3回以上置き換える前記<1>に記載の電子写真感光体の塗工方法である。該<2>に記載の電子写真感光体の塗工方法においては、前記支持具洗浄装置内の前記洗浄液を、塗工1時間あたり3回以上置き換えるため、塗工効率を低下させることなく、前記洗浄液が交換される。
<3> 基体支持具洗浄装置内に洗浄部材を備え、該洗浄部材を基体支持具に接触させて該基体支持具を洗浄する前記<1>から<2>のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法である。該<3>に記載の電子写真感光体の塗工方法においては、前記洗浄部材を前記基体支持具に接触させて洗浄するため、前記基体支持具が効率よく洗浄される。
<4> 基体支持具洗浄装置内の洗浄液の液面高さを常に一定にして前記基体支持具を洗浄する前記<1>から<3>のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法である。該<4>に記載の電子写真感光体の塗工方法においては、前記基体支持具洗浄装置内の前記洗浄液の液面高さを常に一定にして前記基体支持具を洗浄するため、洗浄能力が一定に維持される。
<5> 塗工液の溶媒と同種の溶媒を用いて基体支持具を洗浄する前記<1>から<4>のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法である。該<5>に記載の電子写真感光体の塗工方法においては、前記塗工液の溶媒と同種の溶媒を用いて前記基体支持具を洗浄するため、前記基体支持具に付着した前記塗工液中の樹脂成分が溶解され、効率よく洗浄が行われる。
<7> 基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具を揺動させて、前記基体支持具を洗浄する前記<1>から<6>のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法である。該<7>に記載の電子写真感光体の塗工方法においては、基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具を揺動させて、前記基体支持具を洗浄するため、前記基体支持具表面に付着した成分が剥離され、効率よく洗浄が行われる。
<8> 基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具を回転させて、前記基体支持具を洗浄する前記<1>から<7>のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法である。該<8>に記載の電子写真感光体の塗工方法においては、基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具を回転させて、前記基体支持具を洗浄するため、前記基体支持具表面に付着した成分が剥離され、効率よく洗浄が行われる。
<9> 基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具を収容した基体支持具洗浄装置を揺動させて、前記基体支持具を洗浄する前記<1>から<8>のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法である。該<9>に記載の電子写真感光体の塗工方法においては、基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具洗浄装置を揺動させて、前記基体支持具を洗浄するため、前記基体支持具表面に付着した成分が剥離され、効率よく洗浄が行われる。
<10> 基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具を収容した基体支持具洗浄装置を回転させて、前記基体支持具を洗浄する請求項1から8のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法である。該<10>に記載の電子写真感光体の塗工方法においては、基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具洗浄装置を回転させて、前記基体支持具を洗浄するため、前記基体支持具表面に付着した成分が剥離され、効率よく洗浄が行われる。
前記円筒状基体の上端を支持していた前記基体支持具を、前記円筒状基体から外してから基体支持具移載機構により前記円筒状基体の下端を支持するように下方に移載させ、前記塗工桶を具備して前記円筒状基体の下端を支持していた前記基体支持具を、前記塗工桶とともに上方に移載させて前記基体支持具の上下を入れ替える間に、前記基体支持具を洗浄する基体支持具洗浄装置と、
前記基体支持具を洗浄する洗浄液を循環させる洗浄用タンクとが設けられていることを特徴とする電子写真感光体の塗工装置である。該<11>に記載の電子写真感光体の塗工装置においては、前記基体支持具を洗浄する前記洗浄液を、前記基体支持具洗浄装置において循環させるための前記洗浄タンクが設けられているため、蒸発した洗浄液を補うことができ、前記基体支持具洗浄装置の洗浄槽内の液量を常に一定に保つことができる。
<12> 基体支持具洗浄装置の内部に、洗浄液面高さ調整用のオーバーフロー壁が設けられている前記<11>に記載の電子写真感光体の塗工装置である。該<12>に記載の電子写真感光体の塗工装置においては、前記基体支持具洗浄装置の内部に、前記洗浄液面高さ調整用の前記オーバーフロー壁が設けられているため、前記洗浄液を循環させた場合に、液面を常に一定に保つことができる。
<13> 基体支持具が、該基体支持具を移動するための基体支持具移載機に設けられた位置決めピン、及び、前記基体支持具移載機に設けられた基体支持具把持機構により把持されている前記<11>から<12>のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工装置である。該<13>に記載の電子写真感光体の塗工装置においては、前記基体支持具が、該基体支持具を移動するための前記基体支持具移載機に設けられた前記位置決めピン、及び、前記基体支持具移載機に設けられた前記基体支持具把持機構により把持されているため、前記基体支持具が洗浄中に傾くことなく固定され、洗浄時の揺れが抑制され、前記基体支持具が均一に洗浄される。
<14> 基体支持具の上部及び下部が段付構造であり、該段付構造の段付細部に凹状の溝を有し、前記基体支持具把持機構が、前記溝に入る凸部を有する前記<11>から<13>のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工装置である。該<14>に記載の電子写真感光体の塗工装置においては、前記基体支持具の上部及び下部が段付構造であり、該段付構造の段付細部に凹状の溝を有し、前記基体支持具把持機構が、前記溝に入る凸部を有するため、前記基体支持具の洗浄中の位置ズレが防止され、前記基体支持具がより確実に固定され、均一かつ良好に洗浄される。
図1は本発明による塗工装置全体を示す概略図である。塗工装置は基台1、及び基台1上に筒状空間Aを形成する壁部材2から構成される。塗工液はタンク3からポンプ4により筒状空間Aの上部に配置される塗工桶5に送られる。
前記塗工液17の循環量としては、0.01〜1L/分が好ましく、0.1〜0.5L/分がより好ましい。
オーバーフロー壁25から溢れ出た洗浄液33を回収し、基体支持具洗浄装置16へ新たな洗浄液を送るように、基体支持具洗浄装置16は、洗浄液供給配管31及び洗浄液回収配管32を介して洗浄液タンク30と接続されている。これにより、洗浄液33を循環させて洗浄作用を向上させる構造となっている。
前記揺動の速度としては、20mm/秒以上が好ましい。また、前記揺動の距離としては、基体支持具9の長さと略同じ距離以上であることが好ましい。
前記回転の速度としては、10rpm以上が好ましく、60rpm以上がより好ましい。また、前記回転の方向としては、同一方向へ連続的に回転させてもよいが、180度毎に反転させることが好ましい。
位置決めピン41の径としては、基体支持具9の位置決め穴の径よりも0.1〜0.5mm小さいことが好ましく、位置決めピン41の長さとしては、基体支持具9の全長の1/5以上が好ましい。
基体支持具9の凹部幅としては、基体支持具把持機構40の凸部幅より0.1〜0.5mm小さいことが好ましい。
続いて、基体支持具移載機10で把持されている上方の基体支持具9を下降させ、基体支持具洗浄機構16で洗浄を行う。洗浄された基体支持具9は、次の塗工において次に供給される円筒状基体8の下方を保持するように基体支持具載置台11に移載される。一方下方の基体支持具9は、塗工桶5とともに上方に移動し、次の塗工において、次に供給される円筒状基体8の上方を保持する。このようにして、基体支持具9の上下が入れ替わる。
さらに、必要に応じて導電性支持体9の表面には、画質に影響のない範囲で各種の処理を行うことができる。例えば、導電性支持体9の表面に酸化処理、薬品処理、着色処理等を行うことができる。
1.下引き層塗布液の形成
以下の材料を分散して下引き層塗布液を調合した。
・メラミン樹脂 5質量部
・酸化チタン 20質量部
・シクロヘキサノン 35質量部
・メチルエチルケトン 35質量部
・構造式1に示す電荷発生剤 1質量部
・ポリビニルブチラール 0.5質量部
・シクロヘキサノン 40質量部
・メチルエチルケトン 60質量部
電荷発生剤とポリビニルブチラールとをボールミル分散後、シクロヘキサノンとメチルエチルケトンを加えて電荷発生層塗布液とした。
・構造式2に示す電荷輸送剤 4質量部
・ポリカーボネート 6質量部
・シクロヘキサノン 45質量部
・テトラヒドロフラン 45質量部
・シリコンオイル 0.001質量部
を溶解して電荷輸送層塗布液を調合した。
・構造式2に示す電荷輸送剤 2質量部
・アルミナ 2質量部
・ポリカーボネート 2質量部
・シクロヘキサノン 20質量部
・テトラヒドロフラン 65質量部
電荷輸送剤とアルミナとポリカーボネートとをボールミル分散後、シクロヘキサノンとテトラヒドロフランを加えて保護層塗布液とした。
外径30mm、長さ340mmのアルミニウム製の円筒状基体に、上で調合した下引き層(UL)塗布液を塗布し、110℃で15分間乾燥して、厚さ5μmの下引き層を形成した。
次にこの上に電荷発生層(CGL)、電荷輸送層(CTL)、保護層を塗布・乾燥し、積層感光体試料を作製した。なお、電荷発生層は乾燥膜厚0.2μm、電荷輸送層は23μm、保護層は5μmになるような条件で形成した。なお、前記下引き層、前記電荷発生層、前記電荷輸送層は浸漬塗工方式で塗工し、前記保護層を本発明の電子写真感光体の塗工方法(リング塗工方式)で塗工した。
本発明のリング塗工装置(図1)を用い、前記塗工桶内の前記塗工液量を0.035Lとし、前記塗工液を0.01L/minで循環させて連続塗工を行い、電子写真感光体(積層感光体試料)を作製した。
また、前記支持具洗浄装置内の洗浄液は1L/分で循環させ、前記洗浄液タンク内の洗浄液を、塗工1時間あたり20回置き換えて前記基体支持具の洗浄を行った。
塗工後の電子写真感光体の外観を目視にて観察し、液カスの付着の有無を確認し、0.2mm以上の液カスが1個以上みられたものを、不良として判定した。
この結果、連続塗工開始後、30本目に不良がみられた。
実施例1の塗工装置において、基体支持具洗浄装置の洗浄槽内に洗浄部材としてブラシ(材質:PP(ポリプロピレン)、線径:0.2mm)を設けた以外は、実施例1と同様にして連続塗工を行い、塗工後の電子写真感光体外観を観察した。
この結果、連続塗工開始後、87本目に不良が見られた。
実施例2の塗工装置において、前記基体支持具洗浄装置の前記洗浄槽内に前記オーバーフロー壁を設け、前記洗浄槽内の洗浄液の液面を一定とした以外は、実施例2と同様に連続塗工を行い、塗工後の電子写真感光体外観を観察した。
この結果、連続塗工開始後、89本目に不良が見られた。
実施例3の塗工装置において、洗浄中に前記基体支持具を揺動速度100mm/sにて100mmの距離を5往復揺動させた以外は、実施例3と同様に連続塗工を行い、塗工後の電子写真感光体外観を観察した。
この結果、連続塗工開始後、102本目に不良が見られた。
実施例4の塗工装置において、洗浄中に前記基体支持具を180度ずつ反転するように回転させた以外は、実施例3と同様に連続塗工を行い、塗工後の電子写真感光体外観を観察した。
この結果、連続塗工開始後200本目でも不良はみられなかった。
実施例1の塗工装置において、前記支持具洗浄装置内の洗浄液を0.01L/分で循環させた以外は、実施例1と同様にして連続塗工を行い、塗工後の電子写真感光体外観を観察した。
この結果、連続塗工開始後、8本目に不良が見られた。
従来の塗工装置(図4)を用い、前記塗工槽内の前記塗工液量を0.035Lとし、前記塗工液を0.01L/minで循環させて連続塗工を行い、電子写真感光体(積層感光体試料)を作製した。
また、前記支持具洗浄装置内の洗浄液は循環させずに前記基体支持具の洗浄を行った。
塗工後の電子写真感光体の外観を目視にて観察し、液カスの付着の有無を確認し、0.2mm以上の液カスが1個以上みられたものを、不良として判定した。
この結果、連続塗工開始後、5本目に不良がみられた。
8 円筒状基体
9 基体支持具
9a 段付き細部
9b 段付き太部
10 基体支持具移載機
16 基体支持具洗浄装置
17 塗工液(塗布液)
18 シール部材
19 塗工液オーバーフロー壁
25 洗浄液オーバーフロー壁
33 洗浄液
40 基体支持具把持機構
40′ 基体支持具把持機構
41 位置決めピン
42 凸状の段
43 凹状の溝
Claims (14)
- 円筒状基体の上端及び下端をそれぞれ基体支持具で支持し、塗工液を備えた塗工桶と前記円筒状基体とを相対移動させることにより、前記円筒状基体に前記塗工液を塗工する方法において、
前記塗工液を、塗工中はシール部材と前記円筒状基体とによって、塗工待機中は前記シール部材と前記基体支持具とによって前記塗工桶内に密封するとともに、前記塗工桶内で循環させ、
塗工後に、前記円筒状基体の上端を支持していた前記基体支持具を、前記円筒状基体から外し、基体支持具移載機構により前記円筒状基体の下端を支持するように下方に移載させ、前記円筒状基体の下端を支持していた前記塗工桶を具備した前記基体支持具を、前記塗工桶とともに上方に移載させる間に、前記基体支持具を、基体支持具洗浄装置によって洗浄し、
前記支持具洗浄装置内の洗浄液を、洗浄タンクとの間で0.1〜10L/分循環させることを特徴とする電子写真感光体の塗工方法。 - 洗浄タンク内の洗浄液を、塗工1時間あたり3回以上置き換える請求項1に記載の電子写真感光体の塗工方法。
- 基体支持具洗浄装置内に洗浄部材を備え、該洗浄部材を基体支持具に接触させて該基体支持具を洗浄する請求項1から2のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法。
- 基体支持具洗浄装置内の洗浄液の液面高さを常に一定にして前記基体支持具を洗浄する請求項1から3のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法。
- 塗工液の溶媒と同種の溶媒を用いて基体支持具を洗浄する請求項1から4のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法。
- 基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具に20〜100kHzの超音波を照射する請求項1から5のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法。
- 基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具を揺動させて、前記基体支持具を洗浄する請求項1から6のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法。
- 基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具を回転させて、前記基体支持具を洗浄する請求項1から7のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法。
- 基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具を収容した基体支持具洗浄装置を揺動させて、前記基体支持具を洗浄する請求項1から8のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法。
- 基体支持具の洗浄中に、前記基体支持具を収容した基体支持具洗浄装置を回転させて、前記基体支持具を洗浄する請求項1から8のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工方法。
- 円筒状基体の上端及び下端をそれぞれ基体支持具で支持し、塗工液を備えた塗工桶と前記円筒状基体とを相対移動させることにより、前記円筒状基体に前記塗工液を塗工する電子写真感光体の塗工装置において、
前記円筒状基体の上端を支持していた前記基体支持具を、前記円筒状基体から外してから基体支持具移載機構により前記円筒状基体の下端を支持するように下方に移載させ、前記塗工桶を具備して前記円筒状基体の下端を支持していた前記基体支持具を、前記塗工桶とともに上方に移載させて前記基体支持具の上下を入れ替える間に、前記基体支持具を洗浄する基体支持具洗浄装置と、
前記基体支持具を洗浄する洗浄液を循環させる洗浄用タンクと
が設けられていることを特徴とする電子写真感光体の塗工装置。 - 基体支持具洗浄装置の内部に、洗浄液面高さ調整用のオーバーフロー壁が設けられている請求項11に記載の電子写真感光体の塗工装置。
- 基体支持具が、該基体支持具を移動するための基体支持具移載機に設けられた位置決めピン、及び、前記基体支持具移載機に設けられた基体支持具把持機構により把持されている請求項11から12のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工装置。
- 基体支持具の上部及び下部が段付構造であり、該段付構造の段付細部に凹状の溝を有し、前記基体支持具把持機構が、前記溝に入る凸部を有する請求項11から13のいずれかに記載の電子写真感光体の塗工装置。
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2005
- 2005-03-08 JP JP2005064514A patent/JP2005326821A/ja active Pending
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