JP2005324798A - 自動2輪車の排気管配設構造 - Google Patents

自動2輪車の排気管配設構造 Download PDF

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Abstract

【目的】水冷4サイクル式エンジンにおいて排気管を有利に配設する。
【構成】水冷4サイクルエンジンと、このエンジンの排気通路から延出する排気管23と、ヘッドパイプからエンジン前方を車体中心に沿って斜め下方へ延出するダウンチューブ5と、このダウンチューブ5に左右一対で支持されるラジエタ22とを備え、このラジエタ22の送水ホース33をエンジンのクランクケース29側方に配置されるウォーターポンプ49へ向かって延ばすとともに、エンジンの排気管23を、ラジエタ22の下方かつダウンチューブ5の後方を通って送水ホース33の外側を迂回させて車体後方へ延ばした。このため、送水ホース33の配置空間を確保しつつ、送水ホース33の保護が可能になり、水冷式4サイクルエンジン2の排気管配設構造に好適となる。
【選択図】図5

Description

この発明は自動2輪車の排気管配設構造に関する。
従来、2サイクルエンジンのオフロード車において、排気管はシリンダ前面の低い位置から出て車体側方へ回り、さらに車体後方へ向かって取り回される構成が一般的であった(一例として、特許文献1参照)。
特開平3−125681号公報
水冷式エンジンの場合は、左右一対のラジエタをダウンチューブに支持させる構成が一般的であり、ラジエタの下方には送水ホースがウォーターポンプまで延びる。送水ホースは可撓性ホースにより構成されるので、何らかの保護が必要である。
2サイクルエンジンの排気管はシリンダ前面の低い位置から側方に取廻されるので、送水ホースとのレイアウトは問題とならないが、4サイクルエンジンの場合、排気管が2サイクルエンジンよりも高い位置から取り回される関係で、送水ホースと排気管のレイアウトを工夫する必要があった。
本願は送水ホースの配置空間を確保しつつ、送水ホースの保護が可能な4サイクルエンジンの排気管配設構造に関する。
上記課題を解決するため本願発明に係る自動2輪車の排気管配設構造は、4サイクルエンジンと、ヘッドパイプから前記エンジン前方を車体中心にそって斜め下方へ延出するダウンチューブと、前記ダウンチューブに左右一対で支持されるラジエタと、を備える自動2輪車の排気管配設構造において、
前記ラジエタの送水ホースは前記エンジンのクランクケース側方に配置されるウォーターポンプに向かって延び、
前記エンジンの排気管は、前記ラジエタの下方かつ前記ダウンチューブの後方を通って前記送水ホース外側を迂回して車体後方に延びることを特徴とする。
本願発明によれば、ラジエタの送水ホースをエンジンのクランクケース側方に配置されるウォーターポンプに向かって延ばし、エンジンの排気管をラジエタの下方かつダウンチューブの後方を通って送水ホース外側を迂回させて車体後方へ延ばしたので、送水ホースの配置空間を確保しつつ、送水ホースの保護が可能になり、水冷式4サイクルエンジンの排気管配設構造に好適となる。
以下、図面に基づいて実施例を説明する。図1は本実施例に係るオフロード型自動2輪車の要部側面図、図2はエンジン上方の部品配置を車体側面側から示す図、図3は同様部における部品の一部に関するレイアウトを車体上方から示す図、図4はピボットプレート上部の一部部品のレイアウトを車体側面から示す図、図5は車体フレームの後方から一部部品のレイアウトを示す図、図6は車体前方から一部部品のレイアウトを示す図、図7は車体フレームの要部側面図、図8はその前半部側平面図、図9はその後方視図、図10は図7R>7の10−10線断面図である。
まず、図1において、車体フレーム1はクレドール型をなして水冷4サイクル式エンジン2を支持し、ヘッドパイプ3からエンジン2の上方を通って後方へ延びる左右一対のメインフレーム4と、ヘッドパイプ3からエンジン2の前方を車体中心に沿って斜め下方へ延出するダウンチューブ5と、左右の各メインフレーム4の後端部と結合してエンジン2の後方を上下方向へ配設される左右一対のピボットプレート6と、エンジン2の下方を通ってダウンチューブ5及びピボットプレート6の各下端部を連結する左右一対の下部フレーム7とを備える。また、ピボットプレート6の上端部からは左右一対をなすシートレール8が後方へ延出し、その後端部とピボットプレート6の中間部とを斜めのリヤパイプ9で連結されている。
ヘッドパイプ3には、バーハンドル10によって操向される左右一対のフロントフォーク11がトップブリッジ12及びボトムブリッジ13を介して回動自在に支持されている。符号14は前輪である。
左右のピボットプレート6の中間部間にはピボット軸15によりリヤスイングアーム16の前端が揺動自在に支持され、リヤスイングアーム16の後端部には後輪17が支持されている。また、リヤスイングアーム16の前部に設けられたリンク18とピボットプレート6の上端部に設けられた後述する後部クロス部材間にリヤクッション19が取付けられ、後輪サスペンションを構成している。
図中の符号20は、左右のメインフレーム4間に支持される燃料タンク、21は左右のシートレール8上に支持されるシート、22はラジエタ、23は排気管、24は気化器、25はエアクリーナ、26はマフラーである。
図2に示すように、このエンジン2は水冷4サイクル式であり、シリンダヘッド27は略直立して設けられ、シリンダヘッドカバー28は側面視略三角形をなしてその後部側はメインフレーム4の内側へ入り込んでいる。シリンダヘッド27の前部中央には排気通路35が設けられ、ここに排気管23が接続している。
ラジエタ22は左右一対でダウンチューブ5の両側へ支持され(図5参照)、その上部タンク30とシリンダヘッドカバー28の間に復水側ホース31が配管される。また下部タンク32からは送水側ホース33が延出しクランクケース29側と接続している。
また、シリンダヘッド27の背面側に設けられている吸気口には気化器24が接続され、この気化器24の吸気上流側はコンチューブ36を介してエアクリーナ25へ接続している。コンチューブ36はメインフレーム4のピボットプレート6の上部であるメインフレーム4の後端部との結合部近傍部分を側面視で横切るように配設されている。
コンチューブ36は中間部で前後に分割されて前部36aと後部36bをなし、後部36bはエアクリーナ25の前面へ一体に取付けられている。前部36aと後部36bは分割位置37にて着脱自在に接続できる。分割位置37はピボットプレート6の後縁部より後方へ位置しているので、ピボットプレート6に遮られることなく、前部36a及び後部36bの組付が容易になり、メンテナンス性が向上する。
燃料タンク20は前端部をブラケット40によりメインフレーム4の上部に位置するボス58へボルト等で取付けることにより支持され、後端部は左右のピボットプレート6の上端部間に設けられた後述する後部クロス部材43上に支持される。燃料タンク20の後端下部には下方へ突出する落とし込み部41を設け、その下部に燃料コック42を設けてある。
落とし込み部41は4サイクルエンジン2の上方へ突出するシリンダヘッド27及びシリンダヘッドカバー28の後方かつ後部クロス部材43の前方に形成される落とし込み用の空間57a内へ突出して配置され、その車体前後方向ではシリンダヘッドカバー28と重なる高さであり、かつ側面視では気化器24の上部と重なる位置になっている。
図4に明らかなように、落とし込み部41の下方に設けられる燃料コック42の位置はその下端が側面視でメインフレーム4の下縁よりも多少下方へ出るように配置され、かつ落とし込み部41はメインフレーム4と重なる位置になっている。また図3に明らかなように、落とし込み部41は気化器24と車幅方向へ併設されている。
エンジン2の支持は、図1に示すように、上部がメインフレーム4、前側がダウンチューブ下部、下側が下部フレーム7の中間部、後部がクランクケース29をピボット軸15によりピボットプレート6へそれぞれ支持される。このうち上部は図2及び図4に示すようにシリンダヘッド27の後部に設けられた支持部38でハンガブラケット39を介してメインフレーム4の下面へ支持される。
次に、ダウンチューブ5近傍における部品のレイアウトにつき説明する。図5はラジエタ22のレイアウト等についてダウンチューブ5及びその近傍部品を車体前方側から示す図であり、ラジエタ22は左右に対で設けられ、それぞれの上部タンク30は復水ホース31で連結され、ジョイント管31aでシリンダヘッドカバー28側のウォータージャケット出口へ接続されている。
また、各下部タンク32から出た送水側ホース33は車体中央側へ延び、ダウンチューブ5のテーパー状部62b後方を左右方向へ横切るジョイントホース34へ接続し、このジョイントホース34の車体右側部分に設けられたジョイント部34aでクランクケースの右側に設けられているウォーターポンプ49へ接続している。なお、排気管23もテーパー状部62bの後方を通って斜め下がりに車体右側へ出てから、右側のラジエタ22の下方を通って後方へ延びている。
次に、後部クロス部材43の下方に形成されている空間56における部品のレイアウトにつき説明する。図6はこの部分を車体後方から示す図であり、この空間内には後部クロス部材43の近傍下方かつ車体左側へ寄った位置に気化器24が配設され、その右側に落とし込み部41及びその底部下方に設けられた燃料コック42が位置し、燃料コック42から下方へ延出する燃料チューブ42aは気化器24のフロート室24aへ接続されている。燃料コック42の高さはフロート室24aよりも若干高い程度である。
また、これらの後方かつ車体中心の近傍にリヤクッション19が位置し、リヤクッション19に並設されたそのリザーブタンク19aの前方へ重なるように燃料コック42が位置している。さらに燃料コック42及びリザーブタンク19aの各下方を通って排気管23が配設されている。排気管23の前部はシリンダヘッド27の前部から斜め右側で出てから再び車体内側へ曲がり直して(図5参照)、その後右側のピボットプレート6の内側かつ前記したように燃料コック42及びリザーブタンク19aの各下方を通り、その後やや車体右側かつ上方へ曲がりながら後方へ延びている。なお、気化器24へ接続するコンチューブ(本図では省略)と排気管23はそれぞれリヤクッション19の左右両側へ分かれて配設される。
次に、図7乃至図10により車体フレーム1の構造を詳述する。メインフレーム4はアルミ合金等を角形縦長断面をなすように押し出して形成される部材であり、その前端部はヘッドパイプ3へ溶接され、かつ後端部はピボットプレート6の上部と溶接されている。
ダウンチューブ5はアルミ合金等の角形パイプからなり、その下部の後面側をスウェージング加工によりテーパー状に形成したものであり、その後面上部と左右のメインフレーム4の各中間部下面とを側面視略水平で、平面視前方へ凸のアーチ状をなすテンションパイプ50で連結補強してある。
テンションパイプ50の前端部はガセット51でダウンチューブ5と結合され、テンションパイプ50の後端部とメインフレーム4の溶接部にはハンガブラケット39の取付ステー52が設けられている。ダウンチューブ5の下部はジョイント部材53を介して左右へ分かれるアルミ合金等の角形パイプからなる下部フレーム7の前端部が溶接されている(図8、図9参照)。
図10はダウンチューブ5の横断面であり、4面のうち前面60の内面中央には長さ方向へ連続するリブ61が一体に形成されている。後面62は下半部側が後述するテーパー状部62bをなし、下方へ向かって次第に細くなっている。但し、上半部側の後面上部62aはストレート部になっている。また、左右の側面63の各外表面には右L字状をなすラジエタ取付部64が溶接され、ここにウエルドナット65が設けられ、左右のラジエタ22をボルト止めするようになっている。
図7に明らかなように、テーパー状部62bは後面62にのみ設けられ、その後方かつシリンダヘッド27及びシリンダヘッドカバー28の前部との間に空間57b(図2参照)を拡大形成している。なお、他の部分である後面上部62a、前面60及び左右の側面63はテーパー状でなく、全てストレートな面になっている。すなわち、テーパー状部62bの存在により側面視にてダウンチューブ5は非対称に形成されている。
このような形状にダウンチューブ5を成形するには、予めリブ61等を一体に形成するような所定断面の角断面パイプとして押し出し成形し、これを直交4方向からのみ圧縮するスエージング加工を施すことにより、特定の面のみを必要長さだけテーパー状に形成することができる。このようなスエージング加工は公知であり、かつこのようにすることにより、一断面内で一部を任意に偏肉させることができ、本実施例のリブ61も容易に形成できる。
ピボットプレート6はアルミ合金等を鋳造又は鍛造等により製造した板状部材であり、その上端部はメインフレーム4の後端部よりも上方へ突出する上方延出部54をなし、この部分は左右それぞれが内側へ傾斜している(図8,図9参照)。左右の上方延出部54における内側対向面には凹部が形成され、ここに後部クロス部材43の両端が嵌合されて溶接されている。また、左右のピボットプレート6の中間部下方側位置にピボット受け部55が設けられ、ここにピボット軸15の両端が支持される。
後部クロス部材43はアルミ合金等を鋳造や鍛造等により得られた中空の部材であり、この上面44は燃料タンク20の後端部45を乗せて支持する支持部をなしている。また、中央部には後方へ二股状に突出するクッションブラケット46が一体に形成され、ここにリヤクッション19の上端47が回動自在に支持されている。このクッションブラケット46は、若干車体中心Cよりオフセットされているが、このオフセットが最小となる位置に設けられる。また、クッションブラケット46の上部にはシートレール8を取付けるための取付穴46a(図4)が形成されている。
後部クロス部材43の下方かつ左右のピボットプレート6及び下方のピボット軸15で挟まれた空間56(図6)は極めて大きな連続する空間をなし、ここに図6で前記したようにリヤクッション19及び排気管23、コンチューブ36が配設されている。また、後部クロス部材43より前方の空間もテンションパイプ50より上方かつヘッドパイプ3より後方に連続する大きな燃料タンク収容空間57(図8)として形成され、その一部でエンジン2のシリンダヘッドカバー28より後方側がシリンダ後方の空間57aをなしている(図3)。
なお、図8及び図9における符号58はヘッドパイプ3と一体に形成されたブラケット40の取付ボスであり、59はヘッドパイプ3の後部を後方へ張り出して一体に形成したクロス部であり、左右のメインフレーム4の接合部を確保している。また、図7中の符号53aはジョイント部材53に設けられたエンジン支持用のステー、同じく7aは下部フレーム7に設けられたエンジン支持用のステーである。
以上の構造により、図2及び図4に示すように、燃料タンク20の後方下部に下方へ突出する落とし込み部41を設けたのでこの部分を容量部として利用でき、燃料タンク20の容量増大が可能となる。また燃料タンク20を大容量にしても上方へ寸法拡大しないで済むので、それだけライディングポジションやシート21を車体前方へ設定できるとともに、燃料タンク20内の燃料残量変化や車体姿勢の変化による燃料の移動による重心の変動を小さくできる。
しかも、図3及び図6に示すように、落とし込み部41を気化器24と車幅方向へ併設することにより、気化器24側方の空間57aを有効に活用できる。またこの空間57aはシリンダヘッド27、シリンダヘッドカバー28の後方及び後部クロス部材43の前方に形成されるので、4サイクルエンジンでシリンダヘッド27、シリンダヘッドカバー28の位置が高くなり勝ちであるが、その後方に形成される空間57aを有効に活用でき、4サイクルエンジンに好適な配置となる。
さらに、燃料コック42を落とし込み部41の下方へ設けることにより、燃料コック42も気化器24の側方へ併設されることになり、燃料コック42も気化器24側方の空間57aを有効に活用してそのレイアウトの自由度を大きくできるとともに、フロート室24aに近接するような低い位置に設けることができので、燃料コック42から気化器24へ接続する燃料チューブ42aを可及的に短くして配管を容易にできる。さらに燃料コック42が最も低い位置に存在するので、残燃料の少ないときでも油面変動による空気の吸い込みを生じにくくなる。
そのうえ、図6に明らかなように、燃料コック42の下方に排気管23の空間を配管部としたので、排気管23をこの空間及びリザーブタンク19aの下方へ配管するすることにより、排気管23の配管を容易とし、スペース効率よく容易にレイアウトできる。
しかも、図4に明らかなように、燃料コック42の下部がメインフレーム4の下縁近傍に位置するので、メインフレーム4が縦長断面のものであっても燃料コック42を手の届きやすい位置に配設でき、本実施例では気化器24の配設されている車体左側と反対側になる車体右側より容易に操作でき、気化器24等の存在に邪魔されずにメンテナンスできるので、メンテナンス性に優れたものになる。
次に、本実施例の作用を説明する。図1〜6に示すように、水冷4サイクルエンジン2と、このエンジン2の排気通路から延出する排気管23と、ヘッドパイプ3からエンジン前方を車体中心に沿って斜め下方へ延出するダウンチューブ5と、このダウンチューブ5に左右一対で支持されるラジエタ22とを備え、このラジエタ22の送水ホース33をエンジンのクランクケース29側方に配置されるウォーターポンプ49へ向かって延ばすとともに、エンジンの排気管23を、ラジエタ22の下方かつダウンチューブ5の後方を通って送水ホース33の外側を迂回させて車体後方へ延ばしたので、送水ホース33の配置空間を確保しつつ、送水ホース33の保護が可能になり、水冷式4サイクルエンジン2の排気管配設構造に好適となる。
また、排気管23が、送水ホース33を迂回してから車体内側に曲がり直し、ピボットプレート6の内側を通り、その後上方に曲がりながら後方へ延びているので、排気管23の配管を容易とし、スペース効率よく容易にレイアウトできる。
さらに、ダウンチューブ5がその下部後面側においてテーパー状に形成されるテーパー状部62bを備え、排気管23がテーパー状部62bの後方を通っているので、テーパー状部62bを利用して排気管23をスペース効率よく配設できる。
また、送水ホース33をテーパー状部62bの後方を左右に横切るジョイントホース34へ接続し、このジョイントホース34をウォーターポンプ49へ接続させることにより、テーパー状部62bを利用したジョイントホース34の効率的な配設が可能になる。
本実施例に係るオフロード型自動2輪車の要部側面図 エンジン上方における一部の部品配置を車体側面側から示す図 同様部品における一部部品の平面レイアウトを示す図 ピボットプレート上部における一部部品のレイアウトを車体側面から示す図 ダウンチューブ回りの部品配置を示す図 後部クロス部材下方の空間における部品配置を示す図 車体フレーム要部の側面図 その前半部側を上方から示す図 その後方視図 図7の10−10線断面図
符号の説明
1:車体フレーム、2:エンジン、3:ヘッドパイプ、4:メインフレーム、5:ダウンチューブ、6:ピボットプレート、7:下部フレーム、19:リヤクッション、20:燃料タンク、23:排気管、24:気化器、25:エアクリーナ、27:シリンダヘッド、36:コンチューブ、41:落とし込み部、42:燃料コック、43:後部クロス部材、44:上面、54:上方延出部、57:燃料タンク収容空間、57a:気化器と落とし込み部を収容する空間


Claims (4)

  1. 4サイクルエンジンと、このエンジンの排気通路から延出する排気管と、ヘッドパイプから前記エンジン前方を車体中心に沿って斜め下方へ延出するダウンチューブと、前記ダウンチューブに左右一対で支持されるラジエタと、を備える自動2輪車において、
    前記ラジエタの送水ホースは、前記エンジンのクランクケース側方に配置されるウォーターポンプに向かって延び、
    前記エンジンの排気管は、前記ラジエタの下方かつ前記ダウンチューブの後方を通って前記送水ホース外側を迂回させて車体後方に延びることを特徴とする自動2輪車の排気管配設構造。
  2. 前記排気管は、前記送水ホースを迂回してから車体内側に曲がり直し、ピボットプレート内側を通り、その後上方に曲がりながら後方へ延びていることを特徴とする請求項1に記載の自動2輪車の排気管配設構造。
  3. 前記ダウンチューブは下部後面側においてテーパー状に形成されるテーパー状部を備え、前記排気管は前記テーパー状部の後方を通っていることを特徴とする請求項1に記載の自動2輪車の排気管取配設構造。
  4. 前記送水ホースは前記テーパー状部の後方を左右に横切るジョイントホースに接続され、このジョイントホースは前記ウォーターポンプへ接続されていることを特徴とする請求項3に記載の自動2輪車の排気管配設構造。
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