JP2005324785A - シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置 - Google Patents

シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置 Download PDF

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Abstract

【課題】改良された高さ調節機構を提供する。
【解決手段】ウェブガイドを支持するキャリア460が取付けバーにスライド可能に取り付けられている。キャリア460は、取付けバーが入れられた開口部を有する上壁と下壁を有し、キャリア460にはロックレバー490が揺動可能に取り付けられ、ロックレバー490は、ロックレバー490の、取付けバーが入れられた開口部の縁のロック縁部484が取付けバーのロック部416に係合するようにばねによって付勢されている。キャリア460の上壁と下壁の間には、摩擦係合部材480が、摩擦力を伴ってスライドするように取付けバーに取り付けられており、キャリア460を上方にスライドさせると、摩擦係合部材480がロックレバー490の上面に当接して、ロックレバー490の、取付けバーとの係合が外れる。
【選択図】図4C

Description

本発明は、概して、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節機構に関する。
3点式のシートベルトシステム562の肩ベルト560は、通常、図21に示されているように、ウェブガイド500によって乗物の乗員の肩の高さ、またはほぼその高さに支持されている。シートベルトシステム562は、肩ベルト560に動作可能に連結されたシートベルトリトラクタ561と、バックル568内にロックできるタング566を有する腰ベルト564も含んでいる。腰ベルト564およびバックル568は床またはシートフレームに固定されている。幾つかの乗物では、ウェブガイド500は乗物シートの一体部分であり、一方、他の乗物では、ウェブガイド500は、概して参照番号570によって示されている、乗物の複数のピラーのうちの1本に取り付けられている。ウェブガイド500は、通常、肩ベルト560が上をスライドする支持面、すなわち、長穴を形成するように構成され、ウェブガイド500は、ウェブガイド500をシートまたはピラー570に取り付ける手段を含んでいる。ウェブガイド500は装飾カバー572を含んでいてもよい。簡素なウェブガイドが特許文献1に示されている。ウェブガイド500は、高さ調節装置または調整可能な反転ループと呼ばれる、鉛直方向に調節可能な機構574上に取り付けられているのが一般的である。この種の機構が特許文献2,3に開示されている。
たいていの高さ調節機構において、ウェブガイドはキャリアに取り付けられている。キャリアは、乗物の乗員によって所望の位置に手動で移動させることができる。キャリアはレールまたはトラック上をスライドすることが多く、また、キャリアは、乗員によって選択された所望の鉛直方向位置にキャリアをロックすることができるロック機構を含んでいる。肩ベルトは、新しい位置において、乗員の体の、より快適な位置を横切る。
米国特許第5601311号明細書 米国特許第5050907号明細書 米国特許第5230534号明細書
従来の高さ調節機構は、複雑で高価な部品であり、多くの機械処理工程を用いて作られることが多いレールを有している。キャリアとロック機構も複雑な機構である。
本発明は、請求項1に記載された改良された高さ調節装置を提供する。
図1および2は、本発明を組み込んだ高さ調節装置400の正面および背後から見た図である。高さ調節装置400は、取付けバー402とキャリア組立体450を含んでおり、取付け器具を含んでいてもよい。取付けバー402は、さび止め剤で被覆され熱処理されたスチール製であるのが好ましい。取付けバー402はピラーまたは乗物シートのフレームのような支持面に取り付けられるようになっている。
取付けバー402の端部404が取付け開口部406を含み、端部408が取付け開口部410を含んでいる。ねじ付きボルト407が開口部406,410内に入れられており、高さ調節装置400の背面を、スペーサ407aによって、隣接する取付け面から間隔をおいて配置することができる。座金407bを各スペーサ407aと取付け面の間に配置することができる。
取付けバー402は、その4つの面のどれであってもよい少なくとも1つの係合面、すなわちロック面を含んでいる。第1のロック面、すなわち一次ロック面が右側の側面414によって形成されている。側面414は、鉛直方向に間隔をおかれた複数の歯、溝、すなわち窪み418のような一群のロック部416を含むのが好ましい。これらの歯、すなわち窪み418は任意であるが、用いることによって、高さ調節装置400の荷重耐性が高くなる。歯、すなわち窪み418は、例えば歯間ピッチが約1〜1.5mmと、間隔をおいて密に配置されている。複数の歯、すなわち窪み418を用いることの利点は、安定したロック位置の数が従来技術の場合よりもずっと多くなることである。好ましい実施形態における反対側の側面414aは滑らかであるが複数の第2の歯(図示せず)を含んでいてもよい。各窪み418、すなわち歯の、互いに隣接する面の間の開先角度は約120°である。開先角度は約90°〜120°の範囲内であってよい。
取付けバー402の断面形状は楕円形または矩形であるのが好ましく、断面形状が楕円形の取付けバー402が図1および2に示されている。
キャリア組立体450は、キャリア460と、ロックレバー490と、レバーキャップ600と、中空のねじ付き固定具510と、コイルばね530と、作動レバー700を含んでいる。ウェブガイド550がねじ付き固定具510にねじ付きボルト(不図示)によって固定されている。
キャリア460は、熱処理された(スチールのような)金属をスタンピング加工することによって作製するのが好ましく、上壁462と、底壁464と、中央壁とも称する前壁466を含んでいる。キャリア460の詳細が図3A〜3Dに示されている。前壁466は、ねじ付き固定具510が固定される開口部468(図3B参照)を含んでおり、ねじ付き固定具510はキャリアから外側に延びている。キャリア460は概ねU字形である。頂部、すなわち上壁462および底部、すなわち底壁464は、互いに揃えられた開口部470をそれぞれ含んでいる。取付けバー402は、頂部、すなわち上壁462と底部、すなわち底壁464の開口部470の両方を通ってスライドすることができる。各開口部470は、取付けバー402の、対応する4つの側面をぴったりと囲む形状になっている。キャリア460と取付けバー402はそれぞれ金属から作られている。がたつきを無くすために、各ブッシュ471を、それらに対応する開口部470内に挿入することができる。中空のブッシュ471は、キャリア460を取付けバー402から離しており、ポリマー材料または適切な金属から作ることができる。ブッシュ471は、キャリア460をポリマー材料で被覆することによって無くすことができる。
ねじ付き固定具510はキャリア460の開口部468内に入れられている。ねじ付き固定具510は、通常、スエージ加工されるがまたは他の方法でキャリア460の前壁466に永久的に連結されている。ねじ付き固定具510は、中空のねじ付き穴514を形成する円筒形ボディ512を含んでいる。ねじ付き固定具510は、キャリア460の前壁466の背面466aに隣接して位置する背面フランジ516を含んでいる。ウェブガイド550用のねじ付きボルト(不図示)が、ねじ付き穴514内に入れられている。図1のウェブガイド550は、このねじ付き固定具510が通って延びる開口部552を含んでいる。ウェブガイド550は、肩ベルト560が通ってスライドする狭い長穴554も含んでいる。
キャリア460の頂部、すなわち上壁462および底部、すなわち底壁464に関しては、少なくとも底部、すなわち底壁464は、コイルばね530の一端を支持する支柱465として用いられている突起、すなわちつめを含んでいる。キャリア460は、180度回転させた配置で取付けバー402に取り付けることができる。この回転によって、頂部、すなわち上壁462および底部、すなわち底壁464として示した部分の位置が入れ替わる。キャリア460を、回転させたこの配置で使用できるようにするために、キャリア460の様々な部分が鏡像対称性を有している。頂部、すなわち上壁462も追加の突起、つめ、すなわち支柱465を含んでいてもよい。支柱465は、キャリア460の底部、すなわち底壁464および/または頂部、すなわち上壁462に円筒状の窪みを形成することによっても得ることができるばね保持部を構成している。円筒形のコイルばね530(図1)はこの窪み内に入れられる。
キャリア460は側部、すなわち側壁472も含んでいる。図1、2、および3Aにおいて、側部、すなわち側壁472は前壁466から後方に一体に延びており、上壁462、底壁464、および前壁466に概ね直角な方向に向けられている。頂部、すなわち上壁462および底部、すなわち底壁464は、前壁466から延びており、前壁466に対して概ね直角な方向に向けられている。図2、3A、および3Bにおいて、側部、すなわち側壁472の高さhは、頂部、すなわち上壁462および底部、すなわち底壁464のそれぞれの内面の間の全距離にわたってはいない。キャリア460の側部、すなわち側壁472と、頂部、すなわち上壁462および底部、すなわち底壁464は協働して、それらの間に少なくとも1つのピボット長穴474を形成している。対称性が得られるように、キャリア460は2つのそのようなピボット長穴474を含んでいるが、図示の実施形態では下方のものだけが使用されている。
キャリア組立体450はロックレバー490も含んでいる。やはり熱処理されたスチールから作られているロックレバー490は、一体構造であるのが好ましいベース部492とレバー、レバー部、すなわち作動アーム494を含んでいる。レバー、すなわち作動アーム494はベース部492に対して約15°上向きに屈曲させられている。この屈曲部が参照番号496によって示されている。ロックレバー490は、取付けバー402が通って延びている開口部590も含んでいる。ロックレバー490の、開口部590を囲んでいる材料は、直角形状の角部、すなわちロック縁部592を、概ね開口部590とロックレバー490の頂面の交差部に形成するように形作られている。他の鋭い角部、すなわちロック縁部594が、反対側の、開口部590の側面とロックレバー490の、隣接する底面との、下側の交差部に形成されている。
図4は、ロック縁部592が取付けバー402の歯、すなわち窪み418の1つに係合してロックされた配置にあるロックレバー490を示している。(ロックレバー490の)作動レバー部、レバー部、すなわち作動アーム494は付勢ばね、すなわちコイルばね530によってロック位置に付勢されている。このロック位置において、鋭い角部、すなわちロック縁部594も、取付けバー402の反対側の側面414aに接触するように付勢されている。ロック縁部594は、荷重が加えられた時に、側面414aに当接し、追加の荷重支持耐性を生じさせる。ロックレバー490の硬度は取付けバー402の硬度以上である。側面414aは、複数の歯、すなわち窪み418のような別個のどのようなロック部も含んでいないのが好ましいが、(一部が想像線で示されている)418aのような他の一群の歯、すなわち窪みを側面414aに形成することもできる。
図4Aおよび4Bは、ロック位置および回転させられた解除位置にあるロックレバー490を示している。ロック位置では、キャリア460の下向きの運動が、主として、ロックされた角部、すなわちロック縁部592と、角部、すなわちロック縁部592が係合している特定の歯、すなわち窪み418の間の係合のために阻止されている。ロックレバー490がほんのわずかに下向きに回転させられると、ロック角部、すなわちロック縁部592および594が取付けバー402から外れる。この動作によって、キャリア460(およびウェブガイド550、およびウェブガイド550と一緒に移動可能な肩ベルト560)は、上向きまたは下向きに新たなロック位置に移動できるようになり、それによって、肩ベルト560を、乗員の体をより快適な位置で横切るようにすることが可能になる。
高さ調節装置400の動作可能領域に亘って延びている隣接する複数のロック部分、すなわち窪み418を有することによる本発明の利点は、ユーザが、キャリア460を上下に移動させるときに、ロック縁部592を確実に歯、すなわち窪み418内に位置させることができることである。このことは、対応するロック機構をロック部分間で配置し直すことができる、従来技術の幾つかの高さ調節装置には当てはまらない。複数の隣接するロック部分、すなわち窪み418を利用することの利点は、推進力がウェブガイド550、したがってキャリア460にかけられたときに、キャリア460が、従来技術において発生するように、ロック部分間で急速に加速されることが、隣接する歯、すなわち窪み418によって許されなくなることである。
ロックレバー490のベース部492は下方の(ピボット)空間、すなわちピボット長穴474内に挿入されている。ベース部492の厚さt(図4参照)は、ロックレバー490をキャリア460に容易に組み付けることができるようにし、かつベース部492が空間によってピボット運動できるようにするために下方の空間、すなわちピボット長穴474の高さh1よりも小さい。
キャリア組立体450はロックレバー490とコイルばね530を含んでいる。キャリア組立体450はレバーキャップ600(図1および2参照)をさらに含んでいる。レバーキャップ600はロックレバー490の末端491に固定(または成形)されている。コイルばね530はレバーキャップ600上に支持されている。レバーキャップ600は、ロックレバー490上に成形されたプラスチック製のインサート成形部品であるのが好ましい。レバーキャップ600は別個に形成しロックレバー490に取り付けることもできる。レバーキャップ600は、ロックレバー490の末端491が入れられた窪み602を含んでいてよい。
レバーキャップ600は、コイルばね530の端部と協働してコイルばね530をロックレバー490に対して適切に位置させ、かつコイルばね530をロックレバー490に保持する1つまたは2つ以上のばねロック部604を含んでいる。レバーキャップ600は、柱のような2つのばねロック部604を含んでおり、それによって、レバーキャップ600をロックレバー490に対して180°回転させてもコイルばね530を適切に位置させることができる。ばねロック部604は円筒状の窪みであってもよい。
レバーキャップ600は円柱状の突起、すなわちピン610を含んでいる。レバーキャップ600をロックレバー490上に配置すると、ピン610は前方に延びる。図3Cにおいて、ピン610はキャリア460の前壁466の前面を越えて延びている。
高さ調節装置400は、ロックされると、ロックレバー490が、ロック縁部592を取付けバー402から外すように手動で移動させられないかぎり下方に移動できない。しかし、高さ調節装置400は、ロックレバー490が手動で押し下げられなくても上方には移動可能である。ウェブガイド550は、手動で把んで上方に押すことができ、ロックレバー490はこの上向きの力によって側面414に対して移動させられる。このような移動は円滑である場合もあり、側面414が滑らかであったとしてもロックレバー490が跳ね始めて可聴音を発生する場合もある。高さ調節装置400は、側面414が複数の歯、すなわちロック部416を含む場合でも上方に移動させることができる。ロックレバー490は歯、すなわち窪み418上で確実に跳ね、より大きな音を発生する。
このような可聴音は、以下の実施形態によって無くなり、または少なくとも大きく軽減される。図4Cは他のキャリア組立体450aを示している。キャリア組立体450aは、キャリア組立体450において示した部材を含んでおり、さらに、摩擦連結部材480を含んでいる。摩擦連結部材480は、ショアA35からショアA85程度の範囲の硬度を有するゴムまたはゴムに似た材料から作られている。ポリエチレン、ニトリル、ブチルラテックス、純ゴム、スチレン−ブタジエン、ネオプレン、エピクロロヒドリン、EPDM、サントプレン、ハイトレル、ビニル、ビトンゴムなどの材料を使用することができる。
摩擦連結部材480は、取付けバー402の外形に概ね一致する開口部481を含んでいる。開口部481は、取付けバー402の形状に極めて類似した互いに平行な2つの側面487と湾曲した2つの端部488を含んでいる。開口部481の端部488は、取付けバー402が湾曲している場合でも、直線状であってもよい。開口部481は取付けバー402よりも全体的にわずかに大きい。摩擦連結部材480の内壁は、全ての側において取付けバー402からほぼ同じ距離離れているものとして示しているが、これは本発明の要件ではない。開口部481の平坦な側面487は、取付けバー402の平坦な側面からわずかに間隔をおくことができ、一方、取付けバー402とそれに対応する、開口部481の端面、すなわち端部488の端部間隔はより大きくすることができる。このような間隔は、取付けバー402の平坦な面と開口部481の平坦な側面487の間において0.1mm、取付けバー402の端面と開口部481の端面、すなわち端部488の間において0.2mmとすることができる。
摩擦連結部材480の長さは、摩擦連結部材480の上面499が頂部、すなわち上壁462の下面に接触するかまたはブッシュ471の下面に接触している時、摩擦連結部材480の下面483がロックレバー490の上面からわずかに間隔をおいて配置される(間隔484参照)ような長さである。
ロックレバー490が手動で押し下げられ、キャリア組立体450aが下方に移動させられると、キャリア460と摩擦連結部材480は、図4Cに示されている配置になる。摩擦連結部材480が、キャリア460が下方に移動させられるにつれて、摩擦連結部材480と取付けバー402の間に生じるわずかな大きさの摩擦によって相対的に上方に偏らされるため、(キャリア460の)頂部、すなわち上壁462の下面と(摩擦連結部材480の)上面499は互いに突き当たる。キャリア組立体450aがロック位置にある状態で、ウェブガイド550を手動で把んで上方に押し、キャリア組立体450aを取付けバー402上の新しい、より高い配置に配置し直すことができる。ウェブガイド550はキャリア組立体450aに直接連結されている。取付けバー402に対するキャリア組立体450aの、上方への任意の移動(矢印485参照)によって、摩擦が生じさせられ、摩擦連結部材480は、図4Dに示されているように、キャリア460および取付けバー402に対して下方に変位する。
摩擦連結部材480のこの相対的な下方への移動によって、間隔484がゼロへと狭くなり、ロックレバー490が押されてそのロック状態から外され始める。同時に、摩擦連結部材480は、摩擦連結部材480に対するロックレバー490の反力によって矢印486の方向へわずかに回転させられる。取付けバー402に対する摩擦連結部材480のこの移動によって、摩擦連結部材480と取付けバー402の間の摩擦力が増大させられ、それによって、摩擦連結部材480が、少なくとも一時的に、取付けバー402に強く連結される傾向が生じさせられる。その後、キャリア460の、約1mm以下の範囲で起こる上方へのさらなる動きによって、ロックレバー490は、コイルばね530の付勢力に抗してそのロック解除位置へと強く動かされる。この状態において、ロックレバー490のロック縁部592は側面414から離され、歯、すなわちロック部416が使用されている場合には歯、すなわちロック部416からも離される。キャリア組立体450aの、上方へのさらなる動きは、側面414に対するロックレバー490、すなわちロック縁部592の物理的な作用、跳ね動き(skipping)、すなわち歯に沿って動く動作(ratcheting)無しに行われる。このような移動では、雑音および磨耗が、前の実施形態において発生するのに比べて軽減される。
一実施形態において、両側面487および両端部488は互いに平行であり、摩擦連結部材480の上面468および下面483に概ね90°の角度で交差している。この摩擦連結部材480が回転すると、開口部481の内面の、対向する両角部が取付けバー402の、対応する両端部、すなわち両側面414および414aに係合する。図4Cは、開口部481の右上部および左下部が、小さな面取り部489(約1°から3°)を含んでいる、本発明の他の実施形態を示している。この摩擦連結部材480が回転させられると、面取り部489によって形成されたより大きな面積の部分が取付けバー402の側面414および414aに係合する。この実施形態によって、摩擦連結部材480が磨耗することがある場合に、摩擦連結部材480の摩擦発生能力がより良好に調節されると考えられる。
図1および2において、高さ調節装置400は作動レバー700をさらに含んでいる。作動レバー700は、ねじ付き固定具510の外径に近い大きさの開口部710を含み、それによって、作動レバー700はねじ付き固定具510の外面上を回転できるようになっている。作動レバー700は平坦なプラスチック製成形部品であってよい。図6において、作動レバー700は、環状のロック座金712または同様の固定具を用いてねじ付き固定具510に取り付けられている。
作動レバー700は、円柱状の棒、すなわちピン610の直径よりわずかに大きい高さhgを有する受入れ溝720をさらに含んでいる。受入れ溝720は半径方向に延びている。図7および7Aにおいて、ピン610は受入れ溝720内に入れられている。作動レバー700が回転することによって(図7の矢印713参照)、受入れ溝720が下方に移動させられ、ピン610およびロックレバー490が押し下げられる。付勢ばね、すなわちコイルばね530はこの動作によって圧縮される。作動レバー700が放されると、作動レバー700は付勢ばね、すなわちコイルばね530によって作動レバー700の非作動位置に戻され、キャリア460は取付けバー402に再びロックされる。ロックレバー490の回転によって、開口部590の向きが変えられ、ロックレバー490の開口部590の壁が取付けバー402の側面414および414aから離れるように移動させられる。この位置において、角部、すなわちロック縁部592は歯、すなわち窪み418から離れるように移動させられ、角部、すなわちロック縁部594も取付けバー402の側面414aから移動させられている。この位置は、高さ調節装置400の解除位置、すなわちロック解除位置に対応している。
ロックレバー490がこの向きになった状態で、キャリア460は、取付けバー402上を上下に、シートベルトの装着者がより快適に感じると考えられる新たな位置へ移動させることができる。上述のように、ベース部492の厚さは隙間、すなわちピボット長穴474の高さh1より小さい。作動レバー700がコイルばね530の付勢力に抗して下方に移動すると、ロックレバー490は屈曲部496を中心として回転するように見えるが、さらに、側部、すなわち側壁472に対して横方向に(図3Bの参照番号731参照)、開口部、すなわちピボット長穴474内にさらにスライドして入り込む。ベース部492の厚さtが開口部、すなわちピボット長穴474の大きさに近づくほど、ロックレバー490の動きは、スライドする傾向が小さくなって揺動運動、すなわち回転運動により近づく。
図8は、キャリア460の底部、すなわち底壁464が、壁、すなわち止め部として働く上向き延長部464aを含んできることを除いて図3Bとほぼ同一である。ロックレバー490の、開口部、すなわちピボット長穴474を通る上述の横方向の動きがこの壁、すなわち止め部によって阻止される。この構成では、ロックレバー490の動きは概ね完全な回転運動となり、ロックレバー490を移動させるのに必要な労力が軽減され、ロックレバー490のロック縁部592の過度の磨耗が防止される。
図9は本発明の他の実施形態を示している。コイルばね530は、概して参照番号730によって示されている板ばねと置き換えられている。板ばね730は、ロックレバー490の下に配置され、ロックレバー490を図9の時計回りに付勢する1つまたは2つ以上のばね金属板部を含んでいる。図9では、事前に形成された単一の板部732が、下部のブッシュ471が使用される場合にはその上に(あるいはキャリア460の底部、すなわち底壁464の上面上に)、かつロックレバー490の表面の下に位置している。板部732は、取付けバー402が入れられた開口部を含んでおり、あるいは、板部732は、間隔をおいて配置された2つの脚部に分岐させられ、取付けバー402は両脚部の間に位置させられていてもよい。板部732は、ロックレバー490の下面にわたって、均等な付勢力を生じる。ロックレバー490のベース部492は板部732によって上方に、概ね側部、すなわち側壁472の下面734に向かって付勢されている。上方へのこの付勢によって、ロックレバー490が押し下げられた時の横方向の動きと逆方向の摩擦力の発生が促進されてロックレバー490の横方向の動きが制限される。
ばね鋼から形成された板ばね730は、下方の隙間、すなわちピボット長穴474内に入れられたポケット部736を含んでいてよい。板ばね730は、図9において側部、すなわち側壁472の内面に隣接して配置された延長フランジ738、すなわち壁を含んでいてもよい。ロックレバー490のベース部492はこのポケット部736内に入れられている。延長フランジ738を有する板ばね730のこの構成によって、ロックレバー490が押し下げられた時のロックレバー490の横方向の移動も防がれる。図9Bは、板ばね730aがロックレバーの周りに、成形され形成されているのを示している。
図10および11は、本発明の他の実施形態の詳細を示している。高さ調節装置400aは、図1および2に示されている他の部品の大部分を含んでいる。高さ調節装置400aと高さ調節装置400の1つの違いは、キャリア460aに対するロックレバー490の配置である。図10と図11の両方において、キャリア460aは、隙間、すなわちピボット長穴474によって分離された上部472aと下部472bを含む修正された側部、すなわち側壁472を含んでいる。ロックレバー490のベース部492は隙間、すなわちピボット長穴474内に入れられている。隙間、すなわちピボット長穴474は、キャリア460の底部、すなわち底壁464に隣接して配置されているのとは対照的に、側部、すなわち側壁472の概ね中央に位置している。ロックレバー490のベース部492と作動部、作動レバー部、すなわち作動アーム494の間の屈曲角度は、前の実施形態において使用されている約15°と同じ角度であってよい。末端491およびレバーキャップ600は、底部、すなわち底壁464から前の実施形態より離れて配置されているので、レバーキャップ600とキャリア460aの底部、すなわち底壁464はより大きなコイルばね530によって相互に連結されている。高さ調節装置400aは、受入れ溝720を有する作動レバー700をさらに含んでいる。作動レバー700上の受入れ溝720の相対的な位置は、レバーキャップ600およびそれに結合されたピン610の新しい位置に合わせて変更されている。
図6において、他の取付けバー402aが湾曲させられている。取付けバー402aは凸形状であり、より詳細には、取付けバー402aは、半径が約19cmの円に沿って位置している。キャリア460は、従来技術とは異なり、湾曲した取付けバー402aを通ることができる。キャリア460の頂部、すなわち上壁462および底部、すなわち底壁464の開口部470の大きさも、ブッシュ471の開口部の大きさも、湾曲した取付けバー402aに合わせて大きくする必要がある場合がある。
図12および13は、本発明を組み込んだ高さ調節装置100の他の実施形態を示している。図12の高さ調節装置100は、取付けバー102と(より詳細に図12aに示されている)キャリア120を含んでいる。キャリア120は、キャリアボディ130、ロックレバー170、および付勢ばね190(図14参照)を含んでいる。取付けバー102は熱処理されたスチール製であるのが好ましい。取付けバー102は乗物または乗物シートの部分のような支持面または支持構造部に取り付けられるようになっている。取付けバー102の端部104が取付け開口部106を含み、端部108が取付け開口部110を含んでいる。各ねじ付きボルト107(図14参照)が取付け開口部106,110内に入れられており、高さ調節装置100の背面を、隣接する取付け面から容易に間隔をおいて配置するのにスペーサ107aを用いることができる。取付けバー102は、その前面114、側面109、または背面とすることができる少なくとも1つの係合面、すなわちロック面を含んでいる。第1のロック面が前側面、すなわち前面114によって形成されている。前面114は、鉛直方向に間隔をおかれた歯、溝、すなわち窪み118のような一群の任意のロック部116を含んでいよい。満足のいく試験結果がロック部116を用いることなく得られた。図14および15はこれらの窪み118、溝をより詳細に示している。図12の取付けバー102は、概して(頂部を切った三角形を含む)三角形の断面を有しているが、これは本発明の要件ではない。三角形の断面を用いることによって、適当なコストで引っ張り強さが強くなる。
図13において、他の高さ調節装置200が、そのキャリア220の側面を中心としてピボット運動し、キャリア220の反対側に向かって外側に延びているロックレバー270を有している。この高さ調節装置200は、取付けバー202と、キャリア120と実質的に同一のキャリア220を含んでいる。取付けバー202は、取付け開口部206,210を含んでいる。キャリア220は、キャリアボディ230、ロックレバー270、および付勢ばね290を含んでいる。取付けバー202の断面形状は細長く、より具体的には楕円形である。取付けバー202は、取付けバー202の1つの側面202aまたは202b、あるいは他の側面に配置された溝、長穴、すなわち窪み218のような複数のロック部216を含んでいる。
図12において、キャリア120は、取付けバー102に沿って移動させられるようになっており、上壁(上部)132と底壁134と中央壁、すなわち前壁136を有する概ねU字形の断面を有している。頂部壁、すなわち上壁132と底壁134の各々は開口部138をそれぞれ含んでいる。開口部138は取付けバー102の断面形状とぴったり合っている。
図12において、各開口部138は取付けバー102の断面形状と一致している。開口部138は三角形である。図13のキャリア220の、対比される開口部238は楕円形または細長い形状である。図14は、他の取付け開口部140を含む中央壁、すなわち前壁136を示している。ナット142が取付け開口部140内に入れられ、スエージ加工や溶接やその他の許容可能なプロセスによるなどして中央壁、すなわち前壁136に固定されている。ナット142は、ねじ山146を有する中央穴144を含んでいる。ウェブガイド固定具147が中央穴144にねじ合わされウェブガイド500を適切な位置に保持している。
図15および15aは120のようなキャリアをより詳細に示している。キャリア120は、キャリアボディ130と、ロックレバー170と、ばね190を含んでいる。キャリアボディ130は、金属をスタンピング加工することによって作ることができ、したがって、キャリアボディ130の両側面、すなわち両縁部131はキャリアボディ130の面133a,133bにほぼ直角であり、(図15aに示されているように)比較的鋭い角部135aおよび135bを形成している。キャリア120は、性能仕様に応じて熱処理されていてもされていなくてもよいスチールから作ることができ、滑り摩擦および静止摩擦を低減するために、ナイロンのようなプラスチック製の被覆材料137で任意に覆うことができる。被覆厚さを比較的薄くすることができるので、プラスチック製の被覆材料137は、キャリア120の形状に従い、比較的鋭い角部137a,137bを形成している。
キャリア120はばね保持部150、すなわちばね固定部も含んでいる。図14において、このばね保持部150は、キャリア120のスチールボディの周りに被覆成形することができる、プラスチック製の被覆材料137の一体部分である小さい突起、すなわちピン151によって形成されている。この保持部、すなわちばね保持部150は(図15aに示されているように)小さい窪みであってもよい。キャリア120は、(プラスチック製の被覆材料137によって形成され)キャリア120の底壁134に配置された第2のばね保持部150aを含むことができる。この第2のばね保持部150aを有することによってキャリア120がある程度対称的になり、キャリア120を右側または左側の配置で使用するのが可能になり、それによって、必要な部品数が減り全体のコストが安くなる。2、3の変更を行うことによって同じキャリア120を図13の実施形態に使用することができ、高さ調節装置を作るのに必要な部品および工具の量が少なくなる。
通常、熱処理されたスチールであるロックレバー170はベース部172と作動アーム174を含んでいる。ロックレバー170は、湾曲したソケット176を作動アーム174と反対側の端部の所に含んでいる。湾曲したソケット176の内面、すなわち係合面175が示されている。ソケット176が設けられた端部は、角部137a,137bの周りのような、頂部、すなわち上壁132の係合部の周りに移動可能に支持され、より具体的には、被覆材料137の、角部137a,137bを形成する後部の周りに支持されている。ベース部172は、取付けバー102の断面形状に形状が類似しているが、キャリア130と取付けバー102の間の、妨げられることのないスライド運動を可能にするように取付けバー102よりわずかに大きい、角部の鋭い開口部178を含んでいる。
図14、15、および15aは、ロック動作モードにあるロックレバー170を示している。ロックレバー170の、開口部178の近くの、直角に形成された角部、すなわちロック縁部180が取付けバー102の前面102aに係合している。取付けバー102が溝、すなわち窪み118のようなロック部116を含んでいる場合、ロック縁部180は、二者択一のロック係合状態の時に溝、すなわち窪み118の1つに入れられている。溝、すなわち窪み118は、取付けバー102の両側に配置することができる。歯(溝、くぼみ118)の開先角度は約90°である。この位置において、ロックレバー170は、上壁132の、被覆された端部の角部137aおよび137bの周りを移動して、付勢ばね190によって発生する付勢力によってこのロック配置に維持されている。図14および15において、付勢ばね190の下端部は突起、すなわちばね保持部150の周りに配置され、付勢ばね190の上端部は、小さい円形の窪みの形態の他のばね保持部182内に配置されている。このばね保持部182は、キャリア120の金属コア材料の、スタンピング加工された突起(不図示)であってもよい。
キャリア120とロックレバー170と取付けバー102の間の相対的な間隔に応じて、ロックレバー170を取付けバー102の背面102bにロックすることもできる。この追加のロックは図15aに、より明らかに示されている。開口部178の周りの、下方のロック縁部180aを取付けバー102の、溝、すなわち窪み118のような116と同様の追加のロック構造部を含むことができる後部、すなわち背面102bに押し付けることができる。
図14または15において、下向きの力Fまたは少なくとも力の下向き成分が肩ベルト560を介してウェブガイド500へ、さらにキャリア120へ加えられた場合、ロック縁部180(およびおそらくはロック縁部180a)と取付けバー102の前壁とがロックを生じるように相互に作用するため、キャリア120が下方に移動することはない。力Fが強くなると、ロックレバー170は自身のエネルギーを増す動作を起こし、ロック縁部180はより強い力で取付けバー102の係合面に押し付けられる。
キャリア120を取付けバー102上で鉛直方向に配置し直すのが望ましい場合、乗員は、底壁134またはナット142の下面またはウェブガイド500を親指で、他の指を作動アーム174の頂面に載せて把み、ロックレバー170を、開口部178の壁184が今や取付けバー102の壁、すなわち前面102aおよび背面102bに平行になっている図16に示されている位置にすることができる。キャリア120は、上方または下方に新たな所望の位置に移動させることができる。キャリア120(ウェブガイド500および肩ベルト560)が配置し直されると、乗員はロックレバー170を放し、ロックレバー170はそのロック配置に戻る。
図14、15、および15aにおいて、ロックレバー170の、湾曲した端部、すなわちソケット176は、被覆材料137の角部137a,137bをぴったりと囲んでいる。この構造では、ロックレバー170のこの端部は、角部137a,137bの周りをピボット運動しようとする。一般に、ロックレバー170の、そのロック位置から解除位置へ、また解除位置からロック位置へ移動する際の動きはかなり複雑であり、ロックレバー170の開口部178と取付けバー102の断面の間の相対的な間隔、端部、すなわちソケット176の狭角Aおよびキャリア120の頂部、すなわち上壁132の、角部137aから角部137bまでの高さ、付勢ばね190がロックレバー170およびキャリア120に取り付けられている角度、下面、すなわち係合面175と角部137a,137bの間の間隔、頂部、すなわち上壁132の、係合面、接触面、支持面、または拘束面として働く下面133の形状と表面状態、アーム174の動作角度(departure angle)B(公称10〜15°)のような多くの因子に依存する。ロック位置において、ロックレバー170は付勢ばね190によって上向きに押され、その結果、係合面175の一部が角部137bに接触する。付勢ばね190は、さらに、ロック縁部180を1つの窪み118(歯、溝など)に押し込み、または少なくとも前面102aに押し付ける。作動アーム174が押し下げられると、ロックレバー170は、取付けバー102の中心線302と作動アーム174の軸線304に直角で両者の交点を通る軸線300を中心としてピボット運動するように見える。作動アーム174がキャリア120の頂部、すなわち上壁132の方へ移動するにつれて、端部、すなわちソケット176は、矢印179によって示されているように半径方向外側にスライドするが下面133に接触したままである。軸線、すなわち中心線302と軸線304の交点は、ロックレバー170が押し下げられるにつれて移動する。ロックレバー170が十分に移動すると、ロック縁部180および180aは取付けバー102から離れ、それによって、キャリア120は新たな位置に移動させることができるようになる。
図12に示されているキャリア120に関しては、キャリア120の頂部、すなわち上壁132と底部、すなわち底壁134の両方が、本発明の最初の実施形態と一緒に使用されることのなかった両延長突起250を含んでいる。しかし、部品数を減らし、図12と13の両実施形態に使用できるキャリアを使用することを1つの目標とする場合、これらの延長突起250をキャリア120に形成するのが有用である。これらの延長突起250は、成形部に用いた被覆材料137を用いて作るのが最も有望である。これらの各延長突起250はカップ状の窪みのようなばね保持部252を含んでいる。以下の説明から分かるように、窪み、すなわちばね保持部252には付勢ばね290の端部が入れられる。
図13、17、および18において、キャリア220は、キャリア120と同一またはほぼ同一であってよいキャリアボディ230を含んでいる。1つの例外は取付けバー202の形状に応じている。この構成では、取付けバー202は細長く、そのため、キャリア220の頂部、すなわち上壁132および底部、すなわち底壁134の開口部238も同様に細長い形状である。取付けバー202は、前の実施形態の部分であるロック部116および窪み118に類似した、鉛直方向に間隔をおいて配置された複数の窪み218のような複数のロック部216を含んでいる。ロックバー、すなわち取付けバー102をこの第2の実施形態に使用することもできるが、この場合、ロック部216がロックバー、すなわち取付けバー102の側面109(図12)に形成される。
細長い断面形状の取付けバー202を使用することによって、キャリア220の頂部、すなわち上壁132および底部、すなわち底壁134の開口部238は、取付けバー202の断面形状より少し大きいが、細長い形になっている。図17において、ロックレバー270はキャリア220の、被覆された頂部、すなわち上壁132の遠隔側部232に連結されている。キャリアボディ230は、鋭い形状の角部に配置でき、潤滑性を与える働きをするプラスチック製の被覆材料137で覆われている。遠隔側部232の所の被覆材料137は、ロックレバー270の湾曲した端部、すなわちソケット276の内面275に接触する半径方向突起である。
ロックレバー270は、ベース部、すなわち中央部272と、作動アーム274と、作動アーム274と反対側の、湾曲した端部、すなわちソケット276を含んでいる。湾曲したソケット276の内面275は、半径方向に湾曲した部分、すなわち遠隔側部232の周りに移動可能に支持されている。作動アーム274は、付勢ばね290の他端が入れられた窪みのようなばね保持部282を含んでいる。窪みまたは突起をばね保持部として使用することができる。作動レバー、すなわちロックレバー270は、形状が取付けバー202の断面形状に類似しているが、解除位置においてキャリア220と取付けバー202が、妨げられることなくスライド運動するのが容易になるように、非ロック方向に取付けバー220よりわずかに大きくなっている開口部278も含んでいる。ロック方向において、ロックレバー270の形状は、所定のロック角度を実現できるようにするのに十分な余裕を有している。図17では、ロックレバー270の頂部の角のロック縁部280が取付けバー202の側面202aにロックされている。取付けバー202がロック構造部、すなわちロック部216を含んでいる場合、ロックレバー270のこのロック縁部280、すなわち角部は、窪み218の1つ内に安定したロック点を得る。端部、すなわちソケット276は、図17に示されているようにキャリア220の近くに位置していても、図16に示されている隙間と同様の、より大きな隙間を形成するように間隔を置いて位置していてもよい。
図19aおよび19bは、取付けバー202、およびロックレバー270の開口部278の他の形状を示している。取付けバー202の側面202aおよび202bは平坦である。開口部278の側面278a,278bも平坦である。この構成はしっかりしたロックを確立する助けになる。平坦な側面202a,202bは寸法d1を有するように示されており、一方、開口部278の、側面202a,202b対応するロック面、すなわち側面278a,278b(ロック縁部280,280aについても同様)は寸法d2を有している。d2をd1より大きくした場合に、より確実なロックを確立できると考えられる。d4は、ロック角度を実現できる程度にd3よりも大きくなければならない。図19cは、ロックレバー170の、凸状に湾曲したロック縁部180が係合する凹状の係合面、すなわち前面102aを有する取付けバー102を示している。
キャリア220とロックレバー270と取付けバー202の間の相対的な間隔に応じて、ロックレバー270は取付けバー202の、反対側の側面220bにロックするようにすることもできる。開口部278の周りの、下方のロック縁部280aは、取付けバー202のこの側面202bに押し付けられるようにすることができる。
キャリア220を図示の位置から外すために、ロックレバー270が下向きに移動させられ、それによって、角部、すなわちロック縁部280および280aと取付けバー202の、対応する側面202a,202bの間の間隔が大きくなり、それによって、キャリア220を新たな所望の位置に配置し直すことができる。
図20は、本発明の他の実施形態の、背後からの斜視図である。ロックレバー270は、キャリア220の頂部、すなわち上壁132から取り除かれ、キャリアの底部、すなわち底壁134の周りに配置されており、より小形の構成になっている。ロックレバー270はほぼキャリア220内に位置している。
調節可能なウェブガイドの、前方からの斜視図である。 図1に示されている装置の、背後からの斜視図である。 キャリア組立体の図である。 キャリア組立体の図である。 キャリア組立体の図である。 キャリア組立体の図である。 本発明の背面図である。 ロック位置にある高さ調節装置を示す図である。 ロック解除状態にある高さ調節装置を示す図である。 ロック位置にある高さ調節装置の他の実施形態の拡大図である。 ロック解除状態にある、図4Cの高さ調節装置を示す図である。 摩擦連結部材の断面図である。 摩擦連結部材の右上角部の拡大図であり、取付けバーも示している。 ロックレバーの、上方からの平面図である。 ロックレバーの断面図である。 高さ調節装置の側面図である。 本発明の正面図である。 図7の高さ調節装置の、背後からの斜視図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態の背面図である。 図10において用いられているキャリアおよびロックレバーをさらに詳細に示す図である。 本発明の他の実施形態の斜視図である。 図12のキャリアの斜視図である。 本発明の他の実施形態の斜視図である。 図12の14−14断面に沿った断面図である。 キャリアの斜視図である。 他のキャリアを示す図である。 非ロック位置にあるロックレバーを示す断面図である。 高さ調節装置の正面図である。 解除位置にある、図13の装置を示す図である。 図17の18−18切断線に沿った断面図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態の、背後から見た斜視図である。 3点式シートベルトシステム、およびウェブガイド用の従来の高さ調節装置を示す図である。
符号の説明
100,200,400,400a 高さ調節装置
102,202,402,402a 取付けバー
102b,466a 背面
104,108,404,408,488 端部
106,110,140,206,210,406,410 取付け開口部
107,407 ねじ付きボルト
107a,407a スペーサ
109,202a,202b,278a,278b,414,414a,482 側面
102a,114 前面
118,218,418 窪み
120,220,460,460a キャリア
130,230 キャリアボディ
131 縁部
132,462 上壁
133,483 下面
133a,133b 面
134,464 底壁
135a,135b,137a,137b 角部
136,466 前壁
137 被覆材料
138,178,238,278,468,470,552,590 開口部
142 ナット
144 中央穴
146 ねじ山
147 ウェブガイド固定部
150,150a,182,252,282 ばね保持部
151 ピン
170,270,490 ロックレバー
172,492 ベース部
174,274,494 作動アーム
175 係合面
176,276 ソケット
180,180a,280a,592,594 ロック縁部
184 壁
190,290 付勢ばね
216,416 ロック部
232 遠隔側部
250 延長突起
272 中央部
275 内面
300,304 軸線
302 中心線
450,450a キャリア組立体
464a 上向き延長部
465 支柱
407b 座金
471 ブッシュ
472 側壁
472a 上部
472b 下部
474 ピボット長穴
480 摩擦係合部材
484 間隔
489 面取り部
491 末端
496 屈曲部
499 上面
500,550 ウェブガイド
510 ねじ付き固定具
512 円筒形ボディ
514 ねじ付き穴
516 背面フランジ
530 コイルばね
554 長穴
560 肩ベルト
561 シートベルトリトラクタ
562 シートベルトシステム
564 腰ベルト
566 タング
598 バックル
570 ピラー
572 装飾カバー
574 機構
600 レバーキャップ
604 ばねロック部
610 ピン
700 作動レバー
710 開口部
712 ロック座金
720 受入れ溝
730,730a 板ばね
732 板部
734 下面
736 ポケット部
738 延長フランジ

Claims (10)

  1. 乗物またはシートの一部に取り付けられるようになっており、少なくとも1つの側壁を有する取付けバー(102,202,402)と、
    前記取付けバーにスライド可能に取り付けられ、前記取付けバーに沿って様々な位置に移動可能であり、断面が概ねU字形であり、上壁、底壁、および前壁を有するキャリア(120、220、460、460a)であって、前記上壁と前記底壁は、前記取付けバーが通って延びる第1の開口部をそれぞれが有する、キャリアと、
    ロック位置から解除位置に移動可能であり、前記キャリアの一部と協働するベース部を有し、ばねによって荷重をかけられたロックレバー(170,270,490)であって、該ロックレバー(170,270,490)は、作動アームにわたるロック開口部を備える作動アームを有し、前記ロック開口部は、前記取付けバーが入れられるように構成され、前記ロックレバーは、該ロックレバーの、前記ロック開口部の所の角部に形成された第1のロック縁部を有し、該ロック縁部は、前記ロックレバーが前記ロック位置にある時に前記取付けバーと係合することができ、前記ロックレバー(170,270,490)は、付勢ばね(530;730)によって前記ロック位置に付勢され、前記第1のロック縁部は、前記ロックレバーが前記解除位置になった時に前記取付けバーから外される、ロックレバー(170、270、490)と、
    前記キャリアを前記取付けバーおよび前記ロックレバーに作用するようにリンクさせる摩擦連結部材(480)であって、前記キャリアが前記取付けバーに対して移動させられた時に、前記ロックレバーを前記解除位置に移動させるために手動で介入することなく、前記ロックレバーを前記解除位置に自動的に移動させ、それによって、実質的に音を発生することなく前記ロックレバーを前記取付けバーから外すように構成された摩擦連結部材(480)と、
    を有する、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置。
  2. 前記摩擦連結部材(480)は、前記取付けバーの周りに支持された中空の部材であり、前記キャリアと一緒に前記取付けバーに対して第1の方向に移動可能であり、前記摩擦連結部材(480)は、前記キャリアが逆方向に移動した時に前記ロックレバーへと移動可能である、請求項1に記載の、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置。
  3. 前記ロックレバー(170,270,490)は前記ベース部の端部と前記作動アームとを含んでおり、前記ベース部の端部は平坦であるかまたは湾曲している、請求項2に記載の、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置。
  4. 前記摩擦連結部材(480)は、ポリエチレン、ニトリル、ブチルラテックス、純ゴム、スチレン−ブタジエン、ネオプレン、エピクロロヒドリン、EPDM、サントプレン、ハイトレル、ビニル、およびビトンゴムを含む一群の材料から選択された材料を含む、請求項1に記載の、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置。
  5. 前記摩擦連結部材(480)は、約35から85の範囲のショアA硬度を有する、請求項1に記載の、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置。
  6. 前記キャリア(460)は側壁(472)を含み、該側壁の一部は前記キャリアの前記底壁(464)から離れてピボット長穴(474)が形成されており、前記ロックレバーの前記ベース部の、平坦な端部が前記ピボット長穴に入れられている、請求項1に記載の、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置。
  7. 前記底壁(464)は、前記ピボット長穴(474)に隣接して位置し、前記ロックレバーが前記ピボット長穴へとスライドするのを阻止する機械的止め部として働く延長部(464a)を含む、請求項6に記載の、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置。
  8. 前記付勢ばね(530)は、前記キャリアの前記底壁と前記ロックレバーの前記作動アームの間に位置している、請求項1に記載の、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置。
  9. 前記付勢ばねはコイルばね(530)または板ばね(730)である、請求項8に記載の、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置。
  10. 前記キャリア(460)は側壁(472)を含み、該側壁の一部は前記キャリアの前記底壁(464)から離れてピボット長穴(474)が形成されており、前記ロックレバーの前記ベース部の、平坦な端部が、前記ピボット長穴内に動作可能に入れられており、前記付勢ばねは、前記ロックレバーの下面を動作可能に付勢する板ばね(730)であり、該板ばねは、前記ピボット長穴を動作可能に閉鎖する延長部(736)を含む、請求項1に記載の、シートベルトシステムのウェブガイド用の高さ調節装置。

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