JP3907658B2 - シートベルト用高さ調節器 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、シートベルトシステムの(ウェブガイドとも呼ばれる)D形リング用の高さ調節機構(高さ調節器)に関する。
3点式シートベルトシステム562の肩ベルト560は、図21に概して示しているように、ウェブガイド、すなわちD形リング550によって、通常、乗員の肩の高さ、またはほぼその高さの所に支持されている。このシートベルトシステムは、バックル568内にロック可能なタング566を備える肩ベルト560および腰ベルト564に作用するように連結されているシートベルト巻き取り装置561も有している。腰ベルトとバックルは、床またはシートのフレームに適切に固定されている。幾つかの乗物において、ウェブガイドは、乗物のシートの一体部分であり、一方、他の乗物では、乗物の、概して符号570によって示す(B、C、またはDピラーのような)複数のピラーのうちの1つに取り付けられている。ウェブガイド、すなわちD形リング550は、通常、肩ベルトがスライドする支持面、すなわちスロット554を形成するように構成されており、ウェブガイドは、D形リングをシートまたはピラーに取り付ける手段を有している。D形リングは、装飾用カバー572も有していてよい。簡素なウェブガイドが特許文献1に開示されている。ウェブガイドを、高さ調節器、すなわち調節可能な反転ループ574と通常呼ばれている、鉛直方向に調節可能な機構上に取り付けるのが現在では普通である。特許文献2と特許文献3が、この種類の調節可能な機構の例である。
米国特許第5601311号明細書 米国特許第5050907号明細書 米国特許第5230534号明細書
ほとんどの高さ調節機構において、D形リングは、キャリアに取り付けられている。このキャリアは、乗物の乗員が手動で所望の位置に移動させることができる。キャリアは、レール、すなわち経路上をスライドするものが多く、キャリアは、乗員が選択した所望の鉛直方向位置にキャリアをロックするロック機構または止め機構を有している。既存の多くの高さ調節機構を調べると、レールが複雑で高価な部品であることが多く、多くの機械処理を使用して作られていることが分かる。同様に、キャリアとロック機構も、比較的複雑な機構である。
従来技術では解決されていないこれらの問題が、請求項1に示すような本発明によって解消される。
図1と2は、本発明を組み込んだ高さ調節器400の前方から見た図と後方から見た図である。高さ調節器400は、取り付けバー402とキャリアアセンブリ450を有しており、取り付け用機械部品を含んでいてもよい。取り付けバー402は、熱処理され、防錆剤で被覆された鋼製であるのが好ましい。この取り付けバーは、支持用ピラーなどの乗物の一部分や乗物の座席のフレームのような支持面に取り付けられるようになっている。
取り付けバー402の一端部404には取り付け用開口406が形成されており、端部408には取り付け用開口410が形成されている。ねじ付きのボルト407が、両開口406,410に入れられており、高さ調節器400の背面に、それに隣接する取り付け面から容易に間隔をとるためにスペーサ407aを使用することができる。ワッシャ407bを、各スペーサ407aと取り付け面との間に配置することができる。
取り付けバー402は、取り付けバー402の4つの側面のいずれかとすることができる少なくとも1つの係合面、すなわちロック面を有している。本実施形態では、第1の、すなわち1次のロック面が、右の側面414に形成されている。好ましい実施形態において、側面414は、垂直な複数の歯418、溝、または刻みのようなロック用構造416を有している。これらの歯は、任意であるが、使用した場合には、高さ調節器の許容荷重が大きくなる。使用する場合、歯418は、間隔が近くなっており、例えば、歯間ピッチが約1〜1.5mmである。複数の歯を使用する1つの利点は、安定してロックできる位置の数が、従来技術におけるよりも多くなることである。好ましい実施形態において、反対側の側面414aは滑らかであるが、複数の第2の歯(不図示)を含んでいてもよい。各歯418の、互いに隣接する面の間の開先角度は約120度である。この開先角度は約90〜120度の範囲であってよい。
好ましい実施形態において、取り付けバーの断面形状は楕円形か長方形である。断面が楕円形の取り付けバーが図1と2に示されている。
キャリアセンブリ450は、キャリア460、ロックレバー490、レバーキャップ600、中空でねじ付きの締結部510、コイルばね530、および作動用レバー700を有している。D形リング550は、ねじ付きボルト(不図示)によって締結部510に固定されている。
キャリア460は、熱処理された金属(鋼など)から型打ちによって作られているのが好ましく、上部壁462、下部壁464、および、中央壁とも呼ぶ前部壁466を有している。キャリア460の詳細は、図3A〜3Dにも示されている。前部壁466は、図3Bに示すように、ねじ付きの締結部510が内部に固定されている開口468を有している。締結部510は、キャリアから外側に延びている。キャリア460は概ねU字形である。上部壁と下部壁の各々は、互いに揃えられた開口470を有している。取り付けバー402は、上部壁と下部壁の両方の開口470を通ってこれらの開口にスライド可能に入れられている。各開口470は、取り付けバー402の、それに対応する4つの側部をぴったりと囲むように構成されている。キャリア460と取り付けバー402の各々は金属で作られている。がたつきや騒音の可能性を回避するために、複数のブッシュ471を、それらに対応する開口470内に挿入することができる。キャリア460は、中空のブッシュ471によって取り付けバー402から隔離されており、ブッシュ471は高分子材料や適切な材料で作ることができる。キャリア460を高分子材料によって覆うことにより、別個のブッシュ471を不要とすることができる。
締結部510はキャリア460の開口470内に入れられている。締結部510は、通常、スエージ加工され、または他の方法でキャリア460の前部壁に連結される。前述のいずれの図においても、締結部510は、中空のねじ付きの穴514を形成する円筒体512を有している。締結部510は、キャリア460の前部壁466の背面466aに隣接して位置している後部フランジ516を有している。D形リング550用、すなわちウェブガイド用のねじ付きボルト(不図示)が穴514内に入れられる。D形リング550(図5参照)は、このねじ付きの締結部が通って延びる開口552を有している。このD形リングは、肩ベルトが通ってスライドする狭いスロット554も有している。
キャリアの上部壁462と下部壁464を少し説明する。少なくとも下部壁464は、コイルばね530の一端を受け止める柱として使用される突起、すなわち止め部465を有している。キャリア460は、180度回転させた配置で取り付けバー402に取り付けることもできる。この回転によって、上部壁と下部壁として示す両部分の位置が入れ替わる。キャリア460を、この回転させた配置で使用できるようにするために、キャリアの様々な部分が鏡面対称性を有しており、例えば、上部壁462も、追加の突起、止め部465、すなわち柱を含んでいてよい。柱、すなわち止め部465はばね保持部を形成しており、このばね保持部は、キャリア460の下部壁および/または上部壁の、円筒形の凹部によっても実現可能である。円筒形のコイルばね530(図1)はこの凹部に入れられる。
キャリア460は側部壁472も有している。図1、2、および3Aに示すように、側部壁472は、前部壁466から後方に延びており、上部壁462、下部壁464、および前部壁466に概ね直角な方向を向いている。上部壁462と下部壁464の各々は、前部壁466から一体に延びており、前部壁466に対して概ね直角な方向を向いている。図2において(図3Aと3Bでも)、側部壁472の高さhは、上部壁462と下部壁464の各内面の間の全距離には渡っていない。キャリアの側部壁472と上部壁および下部壁とは、少なくとも1つのスロット、すなわち隙間(ピボットスロット)474を協働して形成している。対称となるように、キャリア460は、そのような2つのスロット、すなわち隙間474を有しているが、示している実施形態では、下側のものだけが使用される。
キャリアセンブリ450はロックレバー490を有している。同様に、熱処理された鋼から作られたロックレバーは、基部492と、一体の構造であるのが好ましいレバー494、レバー部分、または作動用アームを有している。レバー494は、基部492に対して、約15度の角度で、上方に曲げられている。屈曲部が符号496によって示されている。様々な図において、ロックレバー490は、取り付けバー402が通って延びている開口590を有している。ロックレバー490の、開口590を囲んでいる材料は、直角に形成され、概ね、開口590とロックレバー490の上面との交差部分に位置している角、すなわちロック縁592を形成する形状になっている。同様に、他の鋭い角、すなわちロック縁594が、開口590の側部とロックレバーの、この側部に隣接する下面との、下側の交差部分に、ロック縁592に対向して形成されている。
図4は、ロック縁592が、取り付けバー402の歯418の1つと係合してロックされた状態にあるロックレバー490を示している。(ロックレバー490の、)作動用のレバー494が、付勢用のコイルばね530によってこのロック位置に付勢されている。このロック位置において、鋭い角、すなわちロック縁594も、取り付けバー402の、角、すなわちロック縁594に対向する側面414aに接するように付勢されている。荷重が加えられると、ロック縁594は、側面414aに接触し、付加的に荷重支持能力を高める。ロックレバーの硬さは、取り付けバー402の硬さと等しいか、取り付けバー402より硬い。好ましい実施形態において、側面414aは、複数の歯418のような別個のロック部を何ら有していないが、(一部が破線で示されている)418aのような、他の1群の歯を側面414aに形成することもできる。図4Aと4Bは、それぞれ、ロック位置と、回転させられた自由位置にあるロックレバー490を示している。ロック位置において、キャリア460の下方への運動が、主として、ロックされた角、すなわちロック縁492と、角、すなわちロック縁492が係合している特定の歯418との間の係合によって阻止されている。ロックレバー490が、下方に非常にわずかに回転させられると、ロック用の角、すなわちロック縁592と594は、取り付けバー402から外れる。この動作によって、キャリア460(およびウェブガイドと、ウェブガイドと共に移動可能な肩ベルト)は上方または下方に、新たなロック位置へと移動させることができるようになり、これによって、肩ベルトを乗員の身体に、より快適な配置で交差させることができるようになる。
高さ調節器400の動作領域にわたって近接して複数のロック部、すなわち歯418を有していることに起因する、本発明の1つの利点は、ユーザーが、キャリア460を上下に移動させる時に、ロック縁592を歯418間に確実に位置させることができることである。相応のロック機構を2つのロック部の間で移動させることができる、従来技術の幾つかの高さ調節器の場合には、このような利点が得られない。近接する複数のロック部、すなわち歯418を用いる利点は、衝撃力がウェブガイド、すなわちD形リング550に、したがってキャリア460に加わったときに、連続した歯418によって、従来技術において発生していたように、キャリアが2つのロック部の間で急激に加速されることがないようになることである。
ロックレバーの基部492は、下側の(ピボット用の)隙間474内に挿入されている。図4において、基部492の厚さtは、ロックレバー490をキャリア460に容易に組み付けることができ、基部492がピボット運動する隙間を確保できるように、下側の隙間474の高さh1よりも薄い。
キャリアセンブリ450は、ロックレバー490とコイルばね530を有している。キャリアセンブリ450は、レバーキャップ600(例えば図1と2参照)を有している。レバーキャップ600は、ロックレバー490の末端491に固定され、または成形されている。コイルばね530は、レバーキャップ600上に受け止められている。レバーキャップ600は、ロックレバー490上のプラスチック部品挿入物であるのが好ましい。しかし、レバーキャップ600は、別個に形成して、ロックレバー490に取り付けることもできる。レバーキャップ600は、ロックレバーの末端491が入れられる凹部602を含んでいてもよい。
レバーキャップ600は、コイルばね530の端部と協働して、コイルばね530をロックレバー490に対して適切に位置させ、ばねをレバーに対して保持する1つまたは2つ以上のばね位置保持部604を有している。レバーキャップ600は、そのような2つのばね位置保持部604であるポストを有しており、それによって、レバーキャップ600を、ロックレバーに対して180度回転させ、それでもコイルばね530をレバーキャップ600によって位置保持できるようになっている。ばね位置保持部604は、円筒形の凹部とすることもできる。
レバーキャップ600は、円柱状の凸部、すなわちピン610を有している。ロックレバー490上にレバーキャップ600が設けられている状態で、ピン610は前方に延びている。図3Cにおいて、ピン610は、キャリア460の前部壁466の前面を越えて延びている。
図1と2において、高さ調節器400は作動用レバー700を有している。この作動用レバーは、締結部510の外径に近い寸法にされた開口710を有しており、それによって、作動用レバー700は締結部510の外面上で回転できるようになっている。作動用レバー700は、平坦なプラスチック製成形部品であってよい。図6において、作動用レバー700は、環状のロックワッシャ712または同様の留め具によって締結部510に固定されている。
作動用レバー700は、円柱状のポスト、すなわちピン610の直径よりもわずかに大きい高さhgを有する受け入れ用の溝720を有している。図示のように、溝720は半径方向に延びている。図7と7Aにおいて、ピン610は溝720内に入れられている。作動用レバー700の回転によって(図7の矢印712を参照)、溝720は下方に移動させられ、それによって、ピン610とロックレバー490は下方に押される。前述のように、この動作によって、付勢用のコイルばね510も圧縮される。作動用レバーが離されると、作動用レバー700は付勢用のコイルばね530によって非作動位置まで戻され、キャリアは取り付けバーに再びロックされる。ロックレバー490の下方移動、すなわち回転によって、開口590の向きが、ロックレバーの開口590の両壁が取り付けバー402の両側面414と414aから離れるように変えられる。この位置では、角、すなわちロック縁592は歯418から離れており、角、すなわちロック縁594も取り付けバー402の側面414aから離れている。この位置は、高さ調節器400の自由位置、すなわちロック解除位置に相当している。
ロックレバー490がこの向きにある状態で、キャリア460は、取り付けバー402上を上方および外側に、シートベルトの装着者がより快適になると予測される新たな位置に移動させることができる。
前述のように、基部492の厚さは、隙間474の高さh1よりも薄い。したがって、作動用レバー700が、コイルばね530の付勢力に抗して下向きに動くと、ロックレバーは、屈曲部496を中心に回転するように見えるが、また、開口474内にさらに入り込むように、側部壁472に対して横方向(図3Bの符号730参照)にスライドもする。基部492の厚さtが開口、すなわち隙間474の寸法に近づくほど、ロックレバーの動きは、スライドする傾向が減って、揺動運動、すなわち回転運動により近づく。
図8は、キャリアの下部壁464が、壁、すなわちストッパとして働く上向きの延長部464aを有していることを除いて、図3Bと実質的に同一である。ロックレバー490の、開口、すなわち隙間474を通る、前述の横方向の動きが、この壁、すなわちストッパによって阻止される。この構成では、ロックレバー490の動きは、概ね完全な回転運動であり、レバーを動かすのに必要な力がより少なくて済み、ロックレバー490のロック縁592が過度に摩耗するのが防止される。
図9は、本発明の、他の実施形態を示している。この実施形態では、コイルばね530が板ばね730に置き換えられている。板ばね730は、同様に図9の時計方向への付勢を行うために、1つまたは2つ以上のばね金属薄片をロックレバーの下に有している。図9では、事前に形成された単一の薄片732が、上側および下側の両ブッシュ590を使用する場合は、これらと、(またはキャリアの下部壁464の上面上と)、ロックレバー490の表面下との間に位置している。薄片732は、取り付けバー402が入れられる開口を有しており、すなわち、間隔をおかれた2つの脚部に分岐し、取り付けバー402はこの両脚部間に配置されている。この薄片によって、ロックレバー490の下面全体に、均衡のとれた付勢力が加えられている。薄片732を押し付けることによって、ロックレバー490の基部492が、概して側部壁472の下面734に向けて、上向きに付勢されている。この上向きの付勢は、レバーが押し下げられた時の横方向の動きの抵抗となる摩擦力の発生を助長してロックレバー490の、横方向の動きを制限する働きをする。
板ばね730はばね鋼で形成されており、下側の隙間474内に入れられるポケット状部736を有していてよい。板ばね730は、図9において側部壁472の内面に隣接して配置されている延長されているフランジ、すなわち壁738を含んでいてよい。ロックレバーの基部はこのポケット状部736に入れられている。板ばね730とフランジの構成によって、ロックレバーが押し下げられた時の、ロックレバーの横方向の動きが阻止される。図9Bでは、板ばね730aがロックレバーの周囲にぴったり嵌められている。
図10と11は、図1と2に示す前のものとほとんど同じ部品を有している高さ調節器400aを示している。高さ調節器400aと高さ調節器400との主な違いは、キャリア460aに対するロックレバー490の配置である。図11と12の両方において、キャリア460aは、隙間474によって分離された上部472aと下部472bを有する修正された側部壁472を有している。前の実施形態のように、ロックレバー490の基部492は隙間474内に入れられている。この実施形態において、隙間474は、キャリアの下部壁464に隣接して配置されているのとは対照的に、側部472の概ね中央に位置している。この実施形態では、ロックレバーの基部492と環状の部分、すなわちレバー494との間の屈曲角度は、前述の実施形態において用いられていたのと同じ角度、すなわち、約15度とすることができる。末端491とレバーキャップ600が、前述の実施形態よりも、下部壁464から大きく離れた位置に配置されているので、レバーキャップ600と、キャリア460aの下部壁464は、より大きいコイルばね530によって相互に連結されている。高さ調節器400aは、溝720を備える作動用レバー700を有している。溝720の、作動用レバー490に対する位置は、レバーキャップ600と、それに関連するピン610の、新たな位置に合うように変更されている。
図6において、符号402aは、湾曲している他の取り付けバーを示している。図示のように、取り付けバー402aは凸状の形状であり、より具体的には、取り付けバー402aは、約a9cmの半径を有する円に沿って延びている。キャリア460は、湾曲した取り付けバーに沿って移動可能であり、これは従来技術とは異なっている。キャリア460の上部壁と下部壁の両開口の大きさも、両ブッシュの両開口の大きさも、湾曲した取り付けバーに合うように大きくしてもよい。
図12と13は、本発明を組み込んだ高さ調節器の、他の実施形態を示している。図12の高さ調節器100は、取り付けバー102と(図12aにさらに詳細に示されている)キャリア120を有している。キャリア120は、キャリアボディ130、ロックレバー170、および付勢用のばね190(図14参照)を有している。好ましい実施形態において、取り付けバーは熱処理された鋼である。この取り付けバーは、乗物の一部や乗物の座席のような支持面または支持構造に取り付けられるようになっている。例として、取り付けバー102の端部104が取り付け用開口106を有し、端部108が取り付け用開口110を有している。各ボルト107(図14参照)が、各取り付け用開口106,110に入れられており、高さ調節器100の背面に、それに隣接する取り付け面から容易に間隔をとれるようにスペーサ107aを使用することができる。取り付けバー102は、その前面、両側面、または背面であってよい少なくとも1つの係合面、すなわちロック面を有している。この実施形態では、第1のロック面が、前部、すなわち前面114によって形成されている。前面は、垂直方向の複数の歯、溝、すなわち刻み118のような任意の一群のロック構造116を有していてもよい。ロック構造116を使用しなくても、満足できる試験結果が得られている。図14と15は、これらの刻み118、すなわち溝をより詳細に示している。図12の取り付けバー102は、本発明を限定することのない、概ね三角形(切頭三角形を含む)の断面を有している。三角形の断面を使用することによって、妥当なコストで引っ張り強さを強くすることができる。
図13は他の高さ調節器200を示している。この実施形態では、ロックレバー270が、そのキャリア220の側面を中心としてピボット運動するように配置されており、キャリアの反対側に向かって外側に延びている。この高さ調節器200は、取り付けバー202と、キャリア120と実質的に同一のキャリア220を有している。取り付けバーは、取り付け用開口206,210を有している。キャリア220は、キャリアボディ230、ロックレバー270、およびばね290を有している。取り付けバー202の断面形状は、細長く、より具体的には楕円形である。取り付けバー202は、取り付けバー202の一方または他方の側面220aまたは220b上に位置する溝、スロット、または刻み218のような複数のロック構造216を有している。
図12において、キャリア120は、取り付けバー102に沿って移動させられるようになっており、上部壁132、下部壁134、および中央壁136を備える概ねU字形の断面を有している。上部壁132と下部壁134の各々は開口138を有している。開口138は、取り付けバー102の断面形状にぴったりと合っている。
図12において、両開口138の各々は、取り付けバーの断面に合っている。この実施形態では、この開口は三角形である。図13のキャリアの、対比される両開口238は、楕円形/細長い形状である。図14は、中央壁136を示しており、取り付け用の他の開口140を有している。ナット142が開口140内に入れられており、スエージ加工、溶接、または許容される他の処理によるなどして、中央壁136に固定されている。ナット142は、複数のねじ山146が形成された中央穴144を有している。D形リングの留め具147が、D形リング(ウェブガイド)500を所定の位置に保持するために中央穴144内のねじ山を用いて取り付けられている。
図14と15は、120のようなキャリアの詳細を示している。キャリア120は、キャリアボディ130、ロックレバー170、およびばね190を有している。キャリアボディは、例えば、金属製の型打ち製品とすることができ、その結果、キャリアボディの両側部、すなわち両縁131は、図15に示しているように、キャリアボディ130の両面133a,bに対して概ね直角であり、比較的鋭い複数の角135a,135bを形成している。キャリアは、前の全ての実施形態におけるように、性能仕様に応じて熱処理をされていてもされていなくてもよい鋼で作ることができ、すべり摩擦と静止摩擦を低減するために、ナイロンのようなプラスチックの被覆材料137によって任意に被覆することができる。被覆は、比較的薄くし、すなわち、被覆材料が、キャリアの形状に沿い、比較的鋭い角137a,bを形成する輪郭を有するように塗布することができる。
キャリアは、ばね保持部150、すなわちばね固定部を有している。図14では、このばね保持部は、キャリア120の鋼製のボディの周囲に成形することができる、プラスチックの被覆材料137の一体部分である小さな突起、すなわちピン151によって形成されている。あるいは、このばね保持部150は、(図15に示しているように)小さい凹部とすることもできる。キャリア120は、(プラスチック被覆材料によって形成され)キャリア130の下部壁上に位置している第2のばね保持部150aを有することができる。この第2のばね保持部を設けることよって、ある程度の対称性がキャリアに与えられ、キャリアを、右側または左側に取り付けるのに使用できるようになり、それによって、必要な部品数が減り、全体のコストが減る。2、3の変更によって、同一のキャリアを図13の実施形態に使用することができ、それによって、部品数と、高さ調節器を作るのに必要な工具が減る。
(通常、熱処理された鋼である)ロックレバー170は基部172と作動用アーム174を有している。ロックレバー170は、作動用アーム174の反対側の端部176に、湾曲したソケットを有している。湾曲したソケットの内面、すなわち係合面175が示されている。ソケットとなっている端部176は、上部壁132の、角137a,bのような係合部の周りに、動くように受け止められ、より具体的には、被覆材料137の、角137a,bを形成している後部の周りに、動くように受け止められている。基部172は、取り付けバー102の断面形状と同様の形状だが、キャリアと取り付けバーとの間のスライドを許容するように、わずかに大きく、角が鋭い開口178を有している。
図14、15、および15aは、ロック動作モードにあるレバーを示している。ロックレバーの、開口178の近傍の、直角に形成された角、すなわちロック縁180が、取り付けバー102の前面102aに係合している。しかし、取り付けバー102が、溝すなわち刻み118のようなロック構造116を有している場合は、ロックするように係合した状態の代わりに、ロック縁180は、溝、すなわち刻み118の1つに入れられている。他の実施形態では、溝は、取り付けバーの、対向する両側面上に配置することができる。歯(溝、刻み)118の開先角度は約90°である。この位置では、レバー170は、上部壁132の、被覆された端部の角137a,137bの周りを動き、ばね190によって加えられている付勢力により、このロックする向きに維持されている。図14と15において、(コイル)ばね190の下端は、突起、すなわちばね保持部150の周りに配置されており、ばねの上端は、小さい円形の凹部の形態の、他のばね保持部182内に配置されている。このばね保持部は、代わりに、キャリアの金属製芯材の、型打ちされた凸部(不図示)とすることもできる。
キャリア120、ロックレバー170と取り付けバー102との間の相対的な隙間に応じて、ロックレバー170を、取り付けバーの背面102bとも係合させてロックしてもよい。追加のこのロックは、図15aにおいてより明瞭である。例えば、開口178の周りの、下側のロック縁180aを取り付けバーの背面に押し付けることができ、または、背面102bは、溝、すなわち刻み118のような、116と同様の追加のロック構造を含むことができる。
図14または15に示した位置において、下向きの力(矢印F参照)、または少なくとも下向きの力成分が肩ベルトを介してウェブガイド、さらにキャリア120に入力された場合、キャリアは、ロック縁180(およびおそらくはロック縁180a)と、取り付けバーの前面壁との間の、ロックする相互作用のために、下方に移動することはない。力Fが大きくなると、ロック用バー、すなわちロックレバー170は、自身で力を増す動作をし、ロック縁180は、取り付けバーの係合面に、より大きな力で押し付けられる。
(D形リングを含む)キャリア120を、取り付けバー102上で鉛直方向に再配置することが望まれる場合、乗員は、下部壁132(または、ナット140またはD形リングの下面)を親指で、他の指を作動用アーム174の上面に置いてつかみ、ロックレバー170を、開口178の両壁184が今や取り付けバーの両壁102aと平行になっている、図16に示す位置にする(両ロック縁は、取り付けバーから離れている)。この位置において、キャリア120は、所望の新たな位置へと上方または下方に移動させることができる。キャリア(D形リングと肩ベルト)が再配置されると、乗員はロックレバー170を離し、ロックレバー170は、取り付けバー102と共にロックする向きに戻る。
図15の実施形態では、ロックレバー170の、湾曲した端部176は、被覆材料137の角137a,bをぴったりと囲んでいる。この構成では、レバーのこの端部は、両角の周りにピボット運動させるのに役立たさることができる。しかし、一般に、ロックレバーがロック位置と自由位置との間で動く際の、ロックレバーの動きはかなり複雑で、ロックレバーの開口178と取り付けバーの断面との間の相対的な隙間、端部176の開先角度Aおよびキャリアの上部壁の高さ(角137aから角137bまで)、ばね190がレバーとキャリアに取り付けられている角度、底面、すなわち係合面175と角137a,bとの間の隙間、(係合面、接触面、支持面、またはブロック面として働く)上部壁の下面133の形状と表面の状態、作動用アーム174の離脱角B(通常10〜15°)などのような多くの因子に依存している。
図15aでは、底面、すなわち係合面175は、角137aに対してゆったりした隙間(隙間177参照)を有している。ロック位置において、レバー170は、面177が面133cに接触するように、ばね190によって上向きに押されている。ロック縁180もばねによって、刻み(歯、溝など)118の1つに入れられ、または少なくとも側面、すなわち前面102aに当接させられている。作動用アーム174が押し下げられると、ロックレバー170は、取り付けバーの中心線302と作動用アーム174の軸線304との交点に直角な軸線300を中心にピボット運動するように見える。作動用アーム174がキャリアの上部壁に向かって動くと、端部176は、矢印179によって示すように半径方向外側にスライドするが、面133cと接触した状態に保たれる。軸線302,304の交点は、レバーが押し下げられるにつれて移動する。レバーが十分に移動すると、ロック縁180,180aは、取り付けバー102から離れ、キャリアを新たな位置に移動できるようになる。
図12に示すキャリア120を再び参照する。キャリアの上部壁132と下部壁134の両方は、いずれも本発明の最初の実施形態では使用されていなかった、延長された各突起250を有している。しかし、部品数を減少させ、図12と13の両実施形態において使用可能なキャリアを使用することが1つの目的である場合、キャリアにこれらの突起250を設けるのが役に立つ。これらの突起は、一体成形によって、被覆材料137を使用して作られる可能性が最も高い。これらの突起の各々は、カップ状の凹部252のようなばね保持部を有している。以下で分かるように、両凹部252は、付勢用のばね290の端部を受け止めている。
図17および18と共に図13を再度参照する。キャリア220は、キャリア120と同一か実質的に同一のキャリアボディ130を有している。1つの例外は取り付けバー202の形状に依存している。この構成では、取り付けバーは細長く、そのため、キャリア220の上部壁132と下部壁134の両開口238も同様に細長い形状である。取り付けバー202は、前の実施形態の部材116,118と類似した、垂直方向の複数の刻み218のような複数のロック構造216を有している。
102のようなロック用の取り付けバーを、この第2の実施形態に使用することができるが、ロック構造216は、ロック用の取り付けバーの側面109(図12を参照)上に形成されることになる。
細長い取り付けバー202を使用するため、キャリア220の上部壁132と下部壁134の両開口238は細長いが、わずかに大きい。図17において、ロックレバー270は、キャリア230の被覆された上部壁132の、遠い方の側部232の周囲に連結されている。前のように、キャリアボディ130は、滑らかな被覆材料137によって覆われている。プラスチックの被覆材料137は、前の実施形態で使用した、鋭い形状の角を備えるように形成可能である。しかし、本実施形態では、遠い方の側部232の被覆材料は、ロックレバー270の、湾曲した端部276の下面、すなわち係合面275に接触する、半径方向の突出部である。
ロックレバー270は、基部、すなわち中央部272、作動用アーム274、および、作動用アーム274の反対側の、湾曲した端部276、すなわちソケットも有している。湾曲したソケット、すなわち端部276の内面、すなわち係合面275は、半径方向に湾曲した部分、すなわち側部232の周りに、動くことができるように受け止められている。作動用アーム274は、ばね290の他端を受け止める凹部282のようなばね保持構造を有している。凹部か突起をばね保持部として使用することができる。作動用のロックレバー270は、取り付けバーの断面形状と同様の形状であるが、自由位置においてキャリア220と取り付けバー202との間で、妨げられないスライド運動が容易に行われるように、非ロック方向にわずかに大きい開口278を有している。ロック方向については、ロックレバー270の形状は、所定のロック角度を達成できる十分な隙間を有している。図17において、ロックレバー270の上部の角のロック縁280は、取り付けバー202の側面202aと係合してロックされている。取り付けバー202がロック構造を有している場合、ロックレバー270のこのロック縁280、すなわち角は、刻み218の1つ内の、安定したロック点に到達する。端部276は、キャリアに対して、図17に示しているように、わずかな隙間を有するようにでき、または、図15aに示しているのと同様に、ゆったりした隙間を有するようにできる。
図19aと19bは、取り付けバー202と、ロックレバー270の開口278の、他の形状を示している。この実施形態において、取り付けバー202の側面202a,202bは平坦である。開口の側面278a,bは平坦である。この構成は、しっかりとしたロックを実現するのに役立つ。表面が平坦な側面202a,bは寸法d1を有し、一方、開口278のロック用の側面278a,bは(ロック縁280a,bも)寸法d2を有している。d2がd1よりも長いときに、よりしっかりしたロックが行われると考えられる。また、d4は、ロック角度を達成できる程度に、d3よりも長くなければならない。図19cは、凸状に湾曲しているロック縁180が係合する、凸状の係合面を有している他の取り付けバー102を示している。
キャリア220およびロックレバー270と、取り付けバー202との隙間に応じて、ロックレバー270は、取り付けバーの反対側の側面202bにロックするように係合させることができる。開口278の周囲の、下側のロック縁280aが、取り付けバー202のこの側面202bに押し当てられるようにすることができる。
キャリア220を図示の位置から解放するために、レバーは下方に動かされ、それによって、角、すなわちロック縁280、280aと、それに対応する、取り付けバー202の両側面との間の隙間が大きくなり、その結果、キャリアを所望の新たな位置に再配置することができるようになる。
図20は、本発明の他の実施形態の後方からの斜視図である。この実施形態では、ロックレバー270は、キャリア220の上部壁132から取り除かれ、キャリアの下部壁134の周りに配置され、小型の構成を実現している。ロックレバーは、概ね、キャリア220の範囲内に位置している。
本発明を用いた調節可能なウェブガイド、すなわちD形リングの前方からの斜視図である。 図1に示す装置の後方からの斜視図である。 キャリアセンブリの図である。 キャリアセンブリの図である。 キャリアセンブリの図である。 キャリアセンブリの図である。 本発明の背面からの平面図である。 ロック位置にある高さ調節器を示す図である。 非ロック状態にある高さ調節器を示す図である。 ロックレバーの上方からの平面図である。 ロックレバーの断面図である。 高さ調節器の側方からの平面図である。 本発明の前方からの平面図である。 図7の装置の後方からの斜視図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態の背面図である。 図10において使用されているキャリアとロックレバーをより詳細に示す図である。 本発明の第1の実施形態の斜視図である。 図1のキャリアの斜視図である。 本発明の第2の実施形態の斜視図である。 図12の14−14線に沿った断面図である。 キャリアを分離して示す図である。 他のキャリアを示す図である。 非ロック位置にあるレバーの断面図である。 高さ調節器の前方からの平面図である。 自由位置にある、図13の装置を示す図である。 図17の18−18線に沿った断面図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 他の実施形態の背面からの斜視図である。 3点式シートベルトシステムと、ウェブガイド(すなわちD形リング)用の、従来技術の高さ調節器を示す図である。

Claims (10)

  1. 取り付けバー(102,202,402)と、
    前記取り付けバーにスライド可能に取り付けられ、前記取り付けバーに沿ってさまざまな位置に移動可能なキャリア(120、220、460、460a)であって、該キャリアは、断面が概ねU字形であり、上部壁(132)および下部壁(134)と、中央壁、すなわち前部壁(136)とを有し、前記上部壁および前記下部壁は、前記取り付けバーが通って延びている開口(138)をそれぞれ有している、キャリアと、
    ロック位置から自由位置に移動可能であり、前記キャリアの一部と協働する端部を有し、ばねによって力をかけられたロックレバー(170、270、490)と、
    を有し、
    前記ロックレバーは、前記取り付けバーが入るように構成された開口を有する作動用アーム(174)を有し、前記ロックレバーは、該ロックレバーの、ロック用の前記開口の所の角に形成されたロック縁(592)を有し、該ロック縁は、前記ロックレバーが前記ロック位置になった時に前記取り付けバーと係合可能であり、
    前記ロックレバーは、前記キャリアの前記下部壁と、前記ロックレバーの前記作動用アーム(174)との間に配置された付勢ばね(190,730)によってロック位置に付勢されており、前記ロックレバーが自由位置になった時に、前記ロック縁(592)は前記取り付けバーとの係合を解除される、
    シートベルト用高さ調節器(100,200,400)。
  2. 前記キャリア(460)は側部壁(472)を有しており、該側部壁の一部が、前記キャリアの前記下部壁(464)から離れてピボットスロット(474)を形成しており、前記ロックレバーの、平らな端部が、前記ピボットスロット内に動作可能に入れられている、請求項1に記載のシートベルト用高さ調節器。
  3. 前記下部壁(464)は、前記ピボットスロット(474)に隣接して配置され、機械的なストッパとして機能する延長部(464a)を有している、請求項2に記載のシートベルト用高さ調節器。
  4. 前記キャリア(460)は側部壁(472)を有しており、該側部壁の一部が、前記キャリアの前記下部壁(464)から離れてピボットスロット(474)を形成しており、前記ロックレバーの前記端部は平らであり、前記ピボットスロット内に入れられており、前記付勢ばねは、前記ロックレバーの下面に作用して付勢する板ばね(730)であり、該板ばねは、前記ピボットスロットを閉じる延長部(736)を有している、請求項1に記載のシートベルト用高さ調節器。
  5. 前記キャリア(460)は側部壁(472)を有しており、該側部壁は、分岐してピボットスロット(474)を形成しており、前記ロックレバーの基部の、平らな前記端部は前記ピボットスロット内に、ピボット運動するように入れられている、請求項1に記載のシートベルト用高さ調節器。
  6. 前記取り付けバー(102.202,402)は少なくとも1つの係合面を有しており、該少なくとも1つの係合面は、滑らかで概ね連続して設けられている複数のロック歯(418)のうちの1つである、請求項1に記載のシートベルト用高さ調節器。
  7. 前記ロックレバーの前記ロック縁(592)は、前記係合面と係合し、また係合から外れるように移動可能である、請求項1に記載のシートベルト用高さ調節器。
  8. 前記取り付けバー(102,202,402)は、前記取り付けバーの一側面に沿った第1の係合面と、前記取り付けバーの、前記第1の係合面とは反対側の第2の側面に沿った第2の係合面を有しており、前記ロックレバーは係合用の第1の縁と係合用の第2の縁を有している、請求項1に記載のシートベルト用高さ調節器。
  9. 係合用の前記第1および第2の縁は、前記ロックレバーを通って延びている開口の、互いに対向する両角に形成されており、前記取り付けバー(102,202,402)は前記ロックレバーの前記開口を通って延びている、請求項に記載のシートベルト用高さ調節器。
  10. 前記取り付けバー(102,202,402)は、湾曲した形状を有している、請求項1に記載のシートベルト用高さ調節器。

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