JP2021041902A - アンカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1部材の当接部が第2部材に乗り上げるための荷重を低下させる。【解決手段】アンカ装置10では、取付ピン12がプレート本体22に対し移動されて、スプリングプレート40の分割板56Bが取付ピン12の大径部18に乗り上げる際に、大径部18外周面の分割板56Bの分割孔56A側端部への当接位置が分割孔56Aとは反対側かつ車両上側に変位される。このため、分割板56Bが大径部18に乗り上げる際における取付ピン12の移動ストロークS1を長くでき、分割板56Bが大径部18に乗り上げるための荷重を低下できる。【選択図】図6

Description

本発明は、車体側とウェビング側とを連結するアンカ装置に関する。
下記特許文献1に記載のアンカ装置では、スタッドがアンカプレートの第2開口に貫通されてアンカプレートに対し移動されることで、スタッドがアンカプレートに保持される。
ここで、このアンカ装置では、スタッドがアンカプレートに対し移動される際に、アンカプレートの係止片がスタッドに乗り上げる。
特開2018−144541号公報
本発明は、上記事実を考慮し、第1部材の当接部が第2部材に乗り上げるための荷重を低下させることができるアンカ装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様のアンカ装置は、車体側及びウェビング側の一方に連結される第1部材と、車体側及びウェビング側の他方に連結され、前記第1部材に貫通されて前記第1部材に対し移動されることで前記第1部材に保持される第2部材と、前記第1部材に設けられ、前記第2部材が前記第1部材に対し移動される際に前記第2部材の当接位置が前記第2部材の移動幅方向かつ前記第2部材の移動方向とは反対方向に変位されて前記第2部材に乗り上げる当接部と、を備える。
本発明の第2態様のアンカ装置は、本発明の第1態様のアンカ装置において、前記当接部が前記第2部材の移動幅方向両側に設けられる。
本発明の第3態様のアンカ装置は、本発明の第1態様又は第2態様のアンカ装置において、前記第2部材が前記第1部材に保持された際に前記第2部材の移動幅方向側に前記当接部が配置される。
本発明の第1態様のアンカ装置では、車体側及びウェビング側の一方に第1部材が連結されると共に、車体側及びウェビング側の他方に第2部材が連結されており、第2部材が第1部材に貫通されて第1部材に対し移動されることで、第2部材が第1部材に保持される。
ここで、第1部材に当接部が設けられており、第2部材が第1部材に対し移動される際に、第2部材の当接部への当接位置が第2部材の移動幅方向かつ第2部材の移動方向とは反対方向に変位されて、当接部が第2部材に乗り上げる。このため、当接部が第2部材に乗り上げる際における第2部材の第1部材に対する移動ストロークを長くでき、当接部が第2部材に乗り上げるための荷重を低下させることができる。
本発明の第2態様のアンカ装置では、当接部が第2部材の移動幅方向両側に設けられる。このため、第2部材が第1部材に対し移動される際に、一対の当接部が第2部材の移動幅方向への相対変位を抑制できる。
本発明の第3態様のアンカ装置では、第2部材が第1部材に保持された際に、第2部材の移動幅方向側に当接部が配置される。このため、第2部材が第1部材に保持されるための第2部材の第1部材に対する移動ストロークを短くできる。
本発明の実施形態に係るアンカ装置の分解斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態に係るアンカ装置のプレートを示す図であり、(A)は、正面側からの斜視図であり、(B)は、背面側からの斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態に係るアンカ装置において取付ピンがプレート本体の挿入位置に配置される際を示す図であり、(A)は、正面図であり、(B)は、(A)の3B−3B線に沿った断面図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態に係るアンカ装置において取付ピンがプレート本体の半保持位置に配置される際を示す図であり、(A)は、正面図であり、(B)は、(A)の4B−4B線に沿った断面図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態に係るアンカ装置において取付ピンがプレート本体の保持位置に配置される際を示す図であり、(A)は、正面図であり、(B)は、(A)の5B−5B線に沿った断面図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態に係るアンカ装置において取付ピンがプレート本体の半保持位置を移動される際を示す図であり、(A)は、正面図であり、(B)は、(A)の6B−6B線に沿った断面図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態の変形例に係るアンカ装置において取付ピンがプレート本体の半保持位置を移動される際を示す図であり、(A)は、正面図であり、(B)は、(A)の7B−7B線に沿った断面図である。 (A)及び(B)は、比較例に係るアンカ装置において取付ピンがプレート本体の半保持位置を移動される際を示す図であり、(A)は、正面図であり、(B)は、(A)の8B−8B線に沿った断面図である。 本発明の実施形態に係るアンカ装置(E1)、本発明の実施形態の変形例に係るアンカ装置(E2)、及び、比較例に係るアンカ装置(C)において、取付ピンのプレートに対する移動ストローク(横軸)と取付ピンのプレートに対する移動荷重(縦軸)との関係を示すグラフである。
図1には、本発明の実施形態に係るアンカ装置10が分解斜視図にて示されている。さらに、図5(A)には、アンカ装置10が正面図にて示されており、図5(B)には、アンカ装置10が図5(A)の5B−5B線に沿った断面図にて示されている。また、図面では、アンカ装置10が適用された車両の前側が矢印FRにて示され、車幅方向外側が矢印OUTにて示され、上側が矢印UPにて示されている。
図1、図5の(A)及び(B)に示すように、アンカ装置10は、第2部材としての取付ピン(アンカピン)12を備えている。取付ピン12は、例えば、全体的に鉄等の金属により形成され、フロントシートのシートクッション(図示省略)における車幅方向外側の車両下側部分に配置されている。
取付ピン12の車幅方向外側部分は、基部としてのベース部14、軸部としての小径部16及び頭部としての大径部18を備えている。ベース部14は、円板形状(又は円柱形状)とされ、ベース部14の中心軸線方向は、車幅方向に沿っている。取付ピン12のベース部14より車幅方向内側部分は、フロントシートのシートクッションを構成するフレーム等の車体10Aに固定(連結)されており、ベース部14は、車体10Aに一体にされている。
小径部16は、ベース部14の車幅方向外側に設けられている。小径部16は、円柱形状とされ、小径部16の外径寸法は、ベース部14の外径寸法よりも小さくされている。小径部16の中心軸線方向は、車幅方向に沿っており、小径部16は、ベース部14に対して同軸上に配置されている。小径部16の車幅方向内側端は、ベース部14の車幅方向外側端に繋がっており、小径部16は、ベース部14に一体にされている。
大径部18は、小径部16の車幅方向外側に設けられている。大径部18は、円柱形状(又は円板形状)とされ、大径部18の外径寸法は、小径部16の外径寸法よりも大きくされている。大径部18の中心軸線方向は、車幅方向に沿っており、大径部18は、小径部16に対して同軸上に配置されると共に、外周面が車幅方向(軸方向)において凸状に湾曲されている。大径部18の車幅方向内側端は、小径部16の車幅方向外側端に繋がっており、大径部18は、小径部16に一体にされている。
図1、図2の(A)及び(B)、図5の(A)及び(B)に示すように、アンカ装置10は、第1部材としてのプレート20(アンカプレート)を備えている。プレート20は、プレート本体22を備えている。プレート本体22は、全体として鉄等の金属によって略矩形板状に形成されており、プレート本体22の厚さ寸法(車幅方向寸法)は、取付ピン12の小径部16の軸方向寸法よりも小さくされている。本実施形態では、プレート本体22の幅方向が車両前後方向に沿い、プレート本体22の長手方向が車両上下方向に沿っている。
プレート本体22には、連結部としてのウェビング挿通部26、及び貫通孔としての連通孔24が形成されており、連通孔24は、挿入部としてのピン挿入部28、及び保持部としてのピン係止部30によって構成されている。
ウェビング挿通部26は、プレート本体22の車両上側部分に配置されており、ウェビング挿通部26は、車両前後方向(プレート本体22の幅方向)に長い長孔とされ、プレート本体22の厚さ方向に貫通されている。
ウェビング挿通部26の内側には、長尺帯状のウェビング32の長手方向先端部が通されており、ウェビング32は、本アンカ装置10と共にシートベルト装置を構成する。ウェビング32の長手方向先端部は、ウェビング挿通部26の車両上側からウェビング挿通部26の内側を通されて車両上側に折返されている。この折返し部分よりもウェビング32の長手方向先端側部分は、折返し部分よりもウェビング32の長手方向基端側部分に対してウェビング32の厚さ方向に重ねられ、縫合等によって折返し部分よりもウェビング32の長手方向基端側部分に固定されている。これにより、ウェビング32の長手方向先端部は、プレート20に係止(連結)されている。
また、シートベルト装置は、バックル(図示省略)を備えており、バックルは、フロントシートの車幅方向内側に設けられている。乗員がフロントシートの着座位置に着座した状態で、ウェビング巻取装置のスプールから引出されたウェビング32が乗員の身体に掛回され、この状態で、ウェビング32に設けられたタング(図示省略)がバックルに係合される。これにより、乗員の身体へのウェビング32の装着状態になり、ウェビング32によって乗員の身体が拘束可能にされる。
ピン挿入部28は、プレート本体22におけるウェビング挿通部26の車両下側に貫通形成されている。ピン挿入部28は、ウェビング挿通部26に繋がっており、ウェビング挿通部26は、連通孔24に連通されている。ピン挿入部28の内周形状は、取付ピン12の大径部18の外周形状より大きくされている。このため、取付ピン12の大径部18を、プレート本体22の車幅方向内側からピン挿入部28に挿入でき、取付ピン12の小径部16を、ピン挿入部28の内側(挿入位置)に配置できる(図3の(A)及び(B)参照)。
ピン挿入部28と共に連通孔24を構成するピン係止部30は、プレート本体22におけるピン挿入部28の車両下側に貫通形成されている。また、ピン係止部30は、車両上下方向に延伸されて、ピン挿入部28に繋がっていると共に、車両下側端部が正面視半円状にされている。ピン係止部30の車両前後方向寸法(幅寸法)は、取付ピン12の小径部16の外径寸法よりも僅かに大きくされていると共に、取付ピン12のベース部14及び大径部18の各々の外径寸法よりも小さくされている。また、ピン係止部30の車両下側部分の内径は、取付ピン12の小径部16の外径より僅かに大きくされている。
このため、取付ピン12の小径部16がピン挿入部28の内側に配置された状態で、プレート本体22が車両上側に移動(スライド)されることで、小径部16がピン係止部30に移動(スライド)可能にされており、小径部16は、ピン係止部30の車両下側部分に嵌合されて、保持位置(嵌合位置)に配置されている。これにより、取付ピン12のベース部14の車幅方向外側面がピン係止部30の側方でプレート本体22の車幅方向内側面に対向され、取付ピン12の大径部18の車幅方向内側面がピン係止部30の側方でプレート本体22の車幅方向外側面に対向されている。さらに、プレート本体22の車両上側への移動が取付ピン12によって制限される。
なお、本実施形態では、取付ピン12がプレート本体22のピン挿入部28に挿入された挿入位置から保持位置に達するまでを(挿入位置及び保持位置を含まず)、取付ピン12のプレート本体22への半保持位置(半嵌合位置)とされている(図4の(A)及び(B)参照)。
プレート本体22には、制限部を構成する狭窄部34が設けられており、狭窄部34は、一対の突出部36を備えている。一対の突出部36は、ウェビング挿通部26とピン挿入部28との間において連通孔24の周縁部の両側(プレート本体22の幅方向両側)から互いに接近する方向に延出されている。また、一対の突出部36は、互いの先端の間隔寸法が取付ピン12の小径部16の外径寸法よりも小さくされている。
このため、連通孔24は、一対の突出部36によりウェビング挿通部26とピン挿入部28との連通幅が狭められている。これにより、プレート本体22では、ウェビング32がピン挿入部28に入込むのが抑制されると共に、取付ピン12がウェビング挿通部26に入込むのが制限され、ウェビング32と取付ピン12とが接触するのが抑制されている。
プレート本体22の車両下側端部の車両前後方向両側部には、取付孔22Aが貫通形成されている。
プレート本体22の車幅方向外側には、保持手段を構成する付勢部材(付勢手段)としてのスプリングプレート40が設けられている。スプリングプレート40は、金属製で略矩形枠板状にされており、スプリングプレート40の車両前後方向寸法は、プレート本体22の車両前後方向寸法に比し僅かに小さくされている。
スプリングプレート40の車両下側部の車両前後方向両側部には、脚部42が形成されており、脚部42の車両下側部分には、固定孔46が貫通形成されている。固定孔46及びプレート本体22の取付孔22Aには、リベット48が挿入されており、リベット48によってスプリングプレート40がプレート本体22に固定されている。脚部42の車両上側部分には、弾性部としての起立部42Aが形成されており、起立部42Aは、車両上側へ向かうに従い車幅方向外側へ向かう方向に傾斜されている。
スプリングプレート40の車両下側部分内には、断面略L字形板状の付勢部50が一体形成されており、付勢部50の車両下側部分は、スプリングプレート40の車両下側部の車両前後方向中央部から車幅方向外側に延出されている。付勢部50の車両上側部分は、車両上側に延出されており、付勢部50の車両上側端部は、車両前後方向両側に拡大されると共に、車両上下方向において車幅方向内側に凸状に湾曲されている。
付勢部50の車両上側端部は、取付ピン12の大径部18の車幅方向外側面によって車幅方向外側に押圧されており、付勢部50は、特に車両下側部分が弾性変形されて、車幅方向外側に弾性傾動されている。このため、付勢部50の付勢力によって付勢部50の車両上側端部とプレート本体22との間に大径部18が挟持されており、プレート本体22の車幅方向外側面が大径部18の車幅方向内側面に圧接されて、プレート本体22の車幅方向への移動が制限されている。
スプリングプレート40の起立部42Aより車両上側部分は、傾動部位としての本体部52にされており、本体部52は、脚部42の車両下側部分に対し車幅方向外側に配置されている。
本体部52の車両上側部分内には、傾動部としての略矩形板状の傾動片54が一体形成されており、傾動片54は、本体部52の車両上側部の車両前後方向中央部から車両下側に延出されている。傾動片54の車両下側端部(先端部)には、当接部位としてのピン制限部56が形成されており、ピン制限部56は、車両下側へ向かうに従い車幅方向内側へ向かう方向に延出されている。
ピン制限部56の車両前後方向中央部には、三角形状の分割孔56Aが貫通形成されており、分割孔56Aの車両前後方向寸法は、ピン制限部56の延出方向(車両下側かつ車幅方向内側)に向かうに従い大きくされている。分割孔56Aは、ピン制限部56の延出方向に開放されており、分割孔56Aは、ピン制限部56を車両前側と車両後側との当接部としての分割板56Bに分割している。分割板56Bは、台形板状にされており、分割板56Bの分割孔56A側(ピン制限部56の車両前後方向内側)の端部は、ピン制限部56の延出方向へ向かうに従いピン制限部56の車両前後方向外側へ向かう方向に傾斜されている。
ピン制限部56(一対の分割板56B)の車両下側には、取付ピン12の大径部18が配置されており、ピン制限部56の車両下側への移動が大径部18によって制限されることで、プレート20(プレート本体22及びスプリングプレート40)の車両下側への移動が制限されて、プレート20に取付ピン12が保持されている。また、分割板56B間(分割孔56A)には、大径部18が侵入されており、分割板56Bの分割孔56A側(ピン制限部56の車両前後方向内側)には、大径部18が配置されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のアンカ装置10において、車体10Aの取付ピン12にプレート20(プレート本体22及びスプリングプレート40)が取付けられる際には、プレート本体22にウェビング32が連結されている(図2の(A)及び(B)参照)。
そして、プレート本体22のピン挿入部28に車幅方向内側から取付ピン12が貫通されて、取付ピン12の大径部18がプレート本体22の車幅方向外側かつスプリングプレート40傾動片54のピン制限部56の車両上側に配置されることで、取付ピン12の小径部16が、ピン挿入部28の内側に配置されて、プレート本体22の挿入位置に配置される(図3の(A)及び(B)参照)。
さらに、プレート20が車両上側に移動(スライド)されて、取付ピン12の大径部18がプレート本体22の車幅方向外側を車両下側に移動されることで、取付ピン12の小径部16が、プレート本体22のピン挿入部28の内側からピン係止部30の内側に移動されて、プレート本体22の半保持位置を移動される(図4の(A)及び(B)参照)。
この際には、スプリングプレート40の傾動片54のピン制限部56(一対の分割板56B)が取付ピン12の大径部18の外周面に車両下側から当接されることで、スプリングプレート40の特に起立部42Aが弾性変形されて、スプリングプレート40の本体部52(傾動片54を含む)が車幅方向外側に弾性傾動されると共に、傾動片54の特に車両上側部が弾性変形されて、傾動片54が車幅方向外側に弾性傾動されることにより、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げる(図6の(A)及び(B)参照)。そして、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げた後には、傾動片54の特に車両上側部が弾性復元されて、傾動片54の弾性傾動が解除されることで、スプリングプレート40の特に起立部42Aが更に弾性変形されて、スプリングプレート40の本体部52が車幅方向外側に更に弾性傾動される。さらに、スプリングプレート40の付勢部50の車両上側端部が取付ピン12の大径部18の外周面に車両下側から当接されて、付勢部50の特に車両下側部分が弾性変形されることで、付勢部50が車幅方向外側に弾性傾動されて、付勢部50の車両上側端部が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げる。
その後、プレート20が更に車両上側に移動されて、取付ピン12の大径部18がプレート本体22の車幅方向外側を更に車両下側に移動されることで、取付ピン12の小径部16が、プレート本体22のピン係止部30の車両下側部分に嵌合されて、プレート本体22の保持位置に配置される(図5の(A)及び(B)参照)。
この際には、スプリングプレート40の傾動片54のピン制限部56(一対の分割板56B)が取付ピン12の大径部18を車両上側に通過することで、スプリングプレート40の特に起立部42Aが弾性復元されて、スプリングプレート40の本体部52(傾動片54を含む)の弾性傾動が解除される。このため、ピン制限部56が大径部18の車両上側に配置されて、大径部18がピン制限部56の車両下側への移動を制限することで、プレート20の車両下側への移動が制限されて、取付ピン12にプレート20が取付けられる。
ところで、取付ピン12の小径部16がプレート本体22の半保持位置を車両下側に相対移動されて、スプリングプレート40の傾動片54のピン制限部56(一対の分割板56B)が取付ピン12の大径部18の車幅方向外側面に乗り上げる際には、分割板56Bの分割孔56A側(ピン制限部56の車両前後方向内側)の端部が車両上側部分から車両下側部分に向けて大径部18の外周面と当接される。
ここで、分割板56Bの分割孔56A側の端部が車両下側へ向かうに従い分割孔56Aとは反対側(ピン制限部56の車両前後方向外側)へ向かう方向に傾斜されている。このため、ピン制限部56が取付ピン12の大径部18の車幅方向外側面に乗り上げる際には、大径部18の外周面の分割板56Bの分割孔56A側の端部への当接位置が分割孔56Aとは反対側(取付ピン12の相対移動幅方向)かつ車両上側(取付ピン12の相対移動方向とは反対方向)に変位されることで、分割板56Bの大径部18の車幅方向外側面への乗り上げ位置が大径部18の車両前後方向中央に対し車両前後方向外側にずらされて大径部18の車幅方向外側面の車両下側端に対し車両上側にずらされる(図6の(A)及び(B)参照)。これにより、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げる際における取付ピン12のプレート20に対する車両上下方向における移動ストロークS1(図6(B)参照)を長くできて、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げるための最大荷重を低下させることができると共に、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げるための荷重の上昇率(取付ピン12のプレート20に対する移動ストロークに対し取付ピン12のプレート20に対する移動荷重が上昇する割合)を低下させることができる(図9のE1参照)。したがって、ピン制限部56を大径部18の車幅方向外側面に容易に乗り上げさせることができて、取付ピン12にプレート20を容易に取付けることができる。
さらに、分割板56Bが取付ピン12の車両前後方向(相対移動幅方向)両側に設けられている。このため、ピン制限部56が取付ピン12の大径部18の車幅方向外側面に乗り上げる際には、一対の分割板56Bが取付ピン12の車両前後方向への相対変位を抑制できて、取付ピン12に対するプレート20の車両前後方向への相対変位を抑制でき、ピン制限部56の大径部18の車幅方向外側面への乗り上げ動作を安定させることができて、取付ピン12へのプレート20の取付け動作を安定させることができる。
また、取付ピン12の小径部16がプレート本体22の保持位置に配置された際には、分割板56B間(分割孔56A)に取付ピン12の大径部18が侵入される(分割板56Bの分割孔56A側(取付ピン12の相対移動幅方向側)に大径部18が配置される)。このため、取付ピン12にプレート20を取付ける際における取付ピン12のプレート20に対する車両上下方向への移動ストロークS(小径部16のプレート本体22の挿入位置から保持位置への移動ストローク、図5(A)参照)を短くでき、プレート20を車両上下方向において小型化できて、アンカ装置10をプレート20を車両上下方向において小型化できる。しかも、取付ピン12のプレート20に対する車両上下方向への移動ストロークSを小さくするためにピン制限部56の車両下方に対する傾斜角度を大きくする必要をなくすことができ、ピン制限部56の車両下方に対する傾斜角度を大きくしてピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げるための荷重が大きくなることを制限できる。
(変形例)
図7(A)には、上記実施形態の変形例に係るアンカ装置70が正面図にて示されており、図7(B)には、アンカ装置70が図7(A)の7B−7B線に沿った断面図にて示されている。
本変形例に係るアンカ装置70は、上記実施形態に対し、以下の点で異なっている。
図7の(A)及び(B)に示すように、本変形例に係るアンカ装置70では、スプリングプレート40の傾動片54において、ピン制限部56の分割孔56Aが略半円状にされており、ピン制限部56における分割板56Bの分割孔56A側(ピン制限部56の車両前後方向内側)の端部は、分割孔56Aとは反対側(ピン制限部56の車両前後方向外側)に凹状に湾曲されている。
ここで、本変形例でも、上記実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
特に、取付ピン12の小径部16がプレート本体22の半保持位置を車両下側に相対移動されて、スプリングプレート40の傾動片54のピン制限部56が取付ピン12の大径部18の車幅方向外側面に乗り上げる際には、大径部18の外周面の分割板56Bの分割孔56A側の端部への当接位置が分割孔56Aとは反対側かつ車両上側に上記実施形態に対し僅かに短いが変位される。これにより、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げる際における取付ピン12のプレート20に対する車両上下方向における移動ストロークS2(図7(B)参照)を長くできて、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げるための最大荷重を低下させることができると共に、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げるための荷重の上昇率(取付ピン12のプレート20に対する移動ストロークに対し取付ピン12のプレート20に対する移動荷重が上昇する割合)を低下させることができる(図9のE2参照)。
また、取付ピン12の小径部16がプレート本体22の保持位置に配置された際には、分割板56B間(分割孔56A)に取付ピン12の大径部18が上記実施形態に対し長く侵入される。このため、取付ピン12にプレート20を取付ける際における取付ピン12のプレート20に対する車両上下方向への移動ストローク(小径部16のプレート本体22の挿入位置から保持位置への移動ストローク)を短くできる。
(比較例)
図8(A)には、比較例に係るアンカ装置100が正面図にて示されており、図8(B)には、アンカ装置100が図8(A)の8B−8B線に沿った断面図にて示されている。
本比較例に係るアンカ装置100は、上記実施形態及び変形例に対し、以下の点で異なっている。
図8の(A)及び(B)に示すように、本比較例に係るアンカ装置100では、スプリングプレート40の傾動片54において、ピン制限部56に分割孔56Aが設けられずに、ピン制限部56が一対の分割板56Bに分割されていない。
ここで、本比較例では、取付ピン12の小径部16がプレート本体22の半保持位置を車両下側に相対移動されて、スプリングプレート40の傾動片54のピン制限部56が取付ピン12の大径部18の車幅方向外側面に乗り上げる際に、大径部18の外周面のピン制限部56への当接位置が車両前後方向に変位されずに、ピン制限部56の大径部18の車幅方向外側面への乗り上げ位置が大径部18の車両前後方向中央の車両下側端にされる。これにより、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げる際における取付ピン12のプレート20に対する車両上下方向における移動ストロークS3(図8(B参照)を長くできずに、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げるための最大荷重を低下させることができないと共に、ピン制限部56が大径部18の車幅方向外側面に乗り上げるための荷重の上昇率(取付ピン12のプレート20に対する移動ストロークに対し取付ピン12のプレート20に対する移動荷重が上昇する割合)を低下させることができない(図9のC参照)。
なお、上記実施形態及び変形例では、スプリングプレート40の傾動片54のピン制限部56に分割板56Bが2個設けられる。しかしながら、スプリングプレート40の傾動片54のピン制限部56に分割板56Bが1個設けられてもよい。
さらに、上記実施形態及び変形例では、プレート20(プレート本体22)にウェビング32が連結されると共に、取付ピン12が車体10Aに連結される。しかしながら、取付ピン12にウェビング32が連結されると共に、プレート20(プレート本体22)が車体10Aに連結されてもよい。しかも、ウェビング32がタング及びバックルを介してプレート20(プレート本体22)又は取付ピン12に連結されてもよい。
また、上記実施形態及び変形例では、アンカ装置10、70が車両のフロントシート用のシートベルト装置に適用される。しかしながら、アンカ装置10、70は車両における如何なる座席のシートベルト装置(例えばリアシート用のシートベルト装置)に適用されてもよい。
10・・・アンカ装置、10A・・・車体(車体側)、12・・・取付ピン(第2部材)、20・・・プレート(第1部材)、32・・・ウェビング、56B・・・分割板(当接部)、70・・・アンカ装置

Claims (3)

  1. 車体側及びウェビング側の一方に連結される第1部材と、
    車体側及びウェビング側の他方に連結され、前記第1部材に貫通されて前記第1部材に対し移動されることで前記第1部材に保持される第2部材と、
    前記第1部材に設けられ、前記第2部材が前記第1部材に対し移動される際に前記第2部材の当接位置が前記第2部材の移動幅方向かつ前記第2部材の移動方向とは反対方向に変位されて前記第2部材に乗り上げる当接部と、
    を備えるアンカ装置。
  2. 前記当接部が前記第2部材の移動幅方向両側に設けられる請求項1に記載のアンカ装置。
  3. 前記第2部材が前記第1部材に保持された際に前記第2部材の移動幅方向側に前記当接部が配置される請求項1又は請求項2に記載のアンカ装置。
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