JP2005322466A - 揺動スイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
スイッチボディの内部に砂塵等が侵入するのを抑え、操作性の悪化やスイッチの動作不良等を防止して長期安定して使用できるようにする。
【課題】
【解決手段】 スイッチング機構A1および節度機構B1を内蔵するスイッチボディ23の上方に被着されたスイッチカバー32には、操作ノブ22の一部を外方に露呈し且つ該操作ノブ22の揺動を許容する開口部32aが設けられ、この開口部32aに連通した部位の前記スイッチボディ23に上下に貫通した透孔23cを設けることによって、上記開口部32aから入り込んだ砂塵等を外部に排出可能とした構成とする。
【選択図】 図1
【課題】
【解決手段】 スイッチング機構A1および節度機構B1を内蔵するスイッチボディ23の上方に被着されたスイッチカバー32には、操作ノブ22の一部を外方に露呈し且つ該操作ノブ22の揺動を許容する開口部32aが設けられ、この開口部32aに連通した部位の前記スイッチボディ23に上下に貫通した透孔23cを設けることによって、上記開口部32aから入り込んだ砂塵等を外部に排出可能とした構成とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車のウインドレギュレータースイッチなどに好適する防塵措置を施した揺動スイッチ装置に関する。
従来、自動車のパワーウインドシステムにおけるウインドレギュレータースイッチは、運転席側のドアに複数個設けられている。この種ウインドレギュレータースイッチは、操作ノブが節度機構を介して左右に揺動可能に支持され、且つ常に待機位置に復帰し保持されるとともに、該操作ノブの揺動に応じて可動接片が固定接点と接離するなど回路基板を具備してなるスイッチング機構を備えた、所謂揺動スイッチ装置を構成している(例えば、特許文献1参照)。
図3は、この種スイッチ装置の一例にあって要部の概略構成を示す断面図で、スイッチボディ1にはスイッチング機構Aを構成する左右に配置された固定接点2,3と、その上方に配置され上記固定接点2,3と接離する可動接片4を有し、さらには可動接片4を回動可能に支持するとともに、共通接点5としても機能する軸支部を備えている。
このようなスイッチボディ1に対し、上方を覆うようにスイッチカバー6が被着され、該カバー6の上記スイッチング機構Aに対応する上部には開口部6aが形成され、この開口部6aから外方に一部露呈した状態に操作ノブ7が装着されている。この操作ノブ7は、下面側を開放した矩形容器状をなし、その下面側に下方に延びた中空の筒部7aを、スイッチボディ1の内部に達する位置まで突設している。しかるに、操作ノブ7の両側部をスイッチボディ1側に設けられた軸8により回動可能に軸支されている。
このようなスイッチボディ1に対し、上方を覆うようにスイッチカバー6が被着され、該カバー6の上記スイッチング機構Aに対応する上部には開口部6aが形成され、この開口部6aから外方に一部露呈した状態に操作ノブ7が装着されている。この操作ノブ7は、下面側を開放した矩形容器状をなし、その下面側に下方に延びた中空の筒部7aを、スイッチボディ1の内部に達する位置まで突設している。しかるに、操作ノブ7の両側部をスイッチボディ1側に設けられた軸8により回動可能に軸支されている。
そして、上記筒部7aの中空内部には、圧縮コイルばね9により外方(下方)に付勢された状態のプッシャ10が設けられており、前記可動接片4の上面に弾力的に接触している。この可動接片4は、ほぼ中央部を凹部とし左右に山形状に曲成されてなるカム状面を形成していて、プッシャ10の左右への回動(所謂揺動)により、弾接する可動接片4を押圧して前記固定接点2,3と接離するスイッチング機構Aを構成するとともに、常には凹部の待機位置に自動的に回動復帰し、その位置に保持される構成となしている。このように、カム状面を有する可動接片4は、圧縮コイルばね9によりプッシャ10が弾接摺動して操作ノブ7を常時は中央の待機位置に保持するとともに、左右に所定角度揺動可能とする節度機構Bとしても機能するものである。
なお、前記操作ノブ7の一方(図示左方)には、操作用の指掛け部7bが円弧状に形成され、この指掛け部7bに対応するスイッチカバー6側の開口部6a縁部にも、上記円弧状に連なる窪み6bを形成していて、指掛け時の支障とならないようにして操作性を良好にしている。また、操作ノブ7の筒部7aの周囲は、スイッチボデイ1から上方に突設された筒状壁部1aに囲まれ、その開口端が操作ノブ7の上部内方に位置して水の浸入とか異物の混入などを防止するに有効としている。
特開2001−297648号公報 (図2,4参照)
しかるに、上記構成の揺動スイッチ装置では、スイッチカバー6の開口部6aによる操作ノブ7との隙間Sより塵埃や砂塵等が入り込み、これが破線矢印Dで示すように筒状壁部1aの上端開口よりスイッチボディ1内に侵入する。特に自動車のウインドレギュレータースイッチにあっては、ウインドの開閉や、ドアの開閉時に入り込み易く、しかもカバー6に形成した窪み6bには溜まり易くて、これがドア開閉の反動等による風圧変動や衝撃を受けて内方に落下し舞い上がるなどしてスイッチボディ1内に侵入する。
そして、侵入した砂塵が内部のスイッチング機構Aにまで達し、節度機構Bとしての可動接片4上に付着すると、これに摺接するプッシャ10との操作感が悪化するとともに、延いてはプッシャ10の滑りの一層悪化すると操作ノブ7の待機位置への回動復帰不良を招くおそれがあり、勿論固定接点2,3に付着した場合には導通不良を起こすおそれもある。しかも、侵入した砂塵が微量であっても排出されることなく蓄積されるため、やはりドア開閉等の衝撃で舞い上がるなどして上記不具合が懸念され、長期的に安定動作を得るべくスイッチ環境として好ましくない。
本発明は、上記問題点を解決するために、操作ノブの周囲の隙間からスイッチカバー内に侵入した砂塵等を外方に排出可能として、スイッチボディ内部への侵入を軽減し節度機構による操作感やスイッチ機能に支障がない安定動作が期待できる揺動スイッチ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の揺動スイッチ装置は、スイッチング機構を内蔵するスイッチボディと、このスイッチボディの上方に被着されたスイッチカバーと、このスイッチカバーに形成した開口部から外方に露呈して設けられた操作ノブと、この操作ノブを揺動可能に支持する節度機構と、前記操作ノブの揺動に応じ前記スイッチング機構が有する固定接点と接離する可動接片とを備えるとともに、前記スイッチカバーの開口部に連通した部位の前記スイッチボディに上下に貫通した透孔を設けたことを主たる特徴とするものである。
上記手段によれば、スイッチカバーの開口部から入り込んだ砂塵等は、一部は透孔から外部に直ちに排出されるので、量的に減少化でき蓄積される砂塵も軽減できる。このため、スイッチボディ内部に砂塵の侵入を抑えることができ、また蓄積した砂塵等が風圧変動や衝撃等を受けて舞い上がり内部たるスイッチング機構部に侵入するのを有効に抑えることができ、従来の如き操作感の悪化やスイッチの導通不良等の問題を解消し得て、長期安定した動作が期待できる揺動スイッチ装置を提供できる。
以下、本発明の一実施例をウインドレギュレータースイッチに適用してなる揺動スイッチ装置を示す図1,2を参照して説明する。
そのうち、図1は特に内部の構成を示す断面図で、図2の(a)は側面図,同図(b)は図(a)中に矢印E方向から見た矢視図にあって、このウインドレギュレータースイッチ21は図示しない自動車のドアに設けられ、1個の操作ノブ22の操作に応動する2組を一対としたスイッチング機構Aを有し、モータを通断電してウインドレギュレーター(いずれも図示せず)を介して所望のウインドの開閉動作を行なうようにしている。
そのうち、図1は特に内部の構成を示す断面図で、図2の(a)は側面図,同図(b)は図(a)中に矢印E方向から見た矢視図にあって、このウインドレギュレータースイッチ21は図示しない自動車のドアに設けられ、1個の操作ノブ22の操作に応動する2組を一対としたスイッチング機構Aを有し、モータを通断電してウインドレギュレーター(いずれも図示せず)を介して所望のウインドの開閉動作を行なうようにしている。
このウインドレギュレータースイッチ21は、概略構成としては回動可能に設けられた操作ノブ22と、この操作ノブ22を所定角度範囲内で揺動可能とし、且つ常にほぼ中央の待機位置に保持可能とする節度機構Bと、操作ノブ22の揺動に応答するスイッチング機構Aとを具備してなり、これら節度機構Bおよび前記スイッチング機構Aは後述するようにスイッチボディ23の内部に設けられている。なお、上記したように操作ノブ22に対し応動する一対のスイッチング機構Aを設けているが、ここでは以下主として図示する一方のスイッチング機構A1および節度機構B1の構成につき説明する。
前記スイッチボディ23は、ドア内側に突出して設けられ上面側に前記操作ノブ22が配設される。このスイッチボディ23内部には、上方を開放した矩形の空間スペースの下部に前記したスイッチング機構A1を構成するうちの固定接点24,25が左右に配置され、その上方にこれら固定接点24,25と接離する可動接片26を設け、さらには中央近傍において可動接片26を回動可能に支持するとともに、共通接点27としても機能する軸支部28を備えた構成としている。
従って、隣接する他方の図示しないスイッチング機構A2も、説明は省略するが上記と同様の接点機構をなし、適宜の仕切壁を介して並設されている。但し、上記スイッチング機構A1では、図1に示すように可動接片26は固定接点24側に接触した閉路構成であるのに対し、他方のスイッチング機構A2では固定接点25側に接触した状態にあり、これによりウインドレギュレータースイッチ21としては図示しないモータへの導通回路をオフ状態に維持する。なお、このようなスイッチング機構Aの上方は、ほぼ中央部に突設された筒状壁部23aの筒口23bを除き閉鎖された構成としている。
しかるに、上記可動接片26の具体構成は、上記軸支部28に揺動可能に懸架支持されるとともに、共通接点27と電気的に導通した状態にあって、その中央部分を凹部26aとして左右に山形状に展開した形状にて、その左右それぞれの端部が前記固定接点24,25と接離可能な対向配置とされている。この可動接片26の中央の凹部26aから左右にそれぞれ山形状に昇る傾斜面となる上面は、所謂カム状面となしていて後述する圧縮コイルばね29で付勢されたプッシャ30が弾接し、常時は該プッシャ30は中央の凹部26aに保持され、ウインドレギュレータースイッチ21としてはオフ状態に維持されるとともに、操作ノブ22の操作により左右に所定角度揺動可能とする節度機構B1を兼ねた構成としている。
このような、スイッチング機構A1を内蔵したスイッチボディ23の上部には、上記操作ノブ22が揺動操作可能に装着されている。この操作ノブ22は、下面側を開放した矩形容器状をなし、その下面側空間に下方に延びた中空の筒部22aを有し、該筒部22aをスイッチボディ23の筒状壁部23aの筒口23bから挿入するとともに、その途中部位を軸31により回動可能に軸支されてスイッチボディ23に組み込まれる。
しかして、上記筒部22aの中空内部には、前記した圧縮コイルばね29、および該ばね29により外方(下方)に突出するよう付勢された状態のプッシャ30が設けられている。従って、このプッシャ30が前記可動接片26の上面に弾接することにより、節度機構B1が構成されることは前記した通りであり、且つ左右に揺動して固定接点24または25と接離させたプッシャ30は、自由状態で常に凹部26aに自動的に回動復帰するとともに、その位置に保持される構成となし、以ってウインドレギュレータースイッチ21が構成される。
なお、操作ノブ22の外形部分の前方壁面(図示左方壁面)には、円弧状に凹んだ指掛け部22bが形成され、図1中の矢印C1方向への揺動操作時の指引っ掛け部として操作性を良くしている。この場合、同図中矢印C2方向への揺動操作は、該操作ノブ22の前端頭部を押圧操作して行なわれる。
そして、上記構成のスイッチボディ23の上方を覆うように、スイッチカバー32が被着固定されている。このスイッチカバー32には、操作ノブ22の上方頭部が露呈する開口部32aを形成しており、特に操作ノブ22の指掛け部22bに対峙する開口縁部には、該指掛け部22bの円弧状に連ねた窪み32bを形成していて、指掛け時の指の挿入の支障とならないようにしている。
そして、上記構成のスイッチボディ23の上方を覆うように、スイッチカバー32が被着固定されている。このスイッチカバー32には、操作ノブ22の上方頭部が露呈する開口部32aを形成しており、特に操作ノブ22の指掛け部22bに対峙する開口縁部には、該指掛け部22bの円弧状に連ねた窪み32bを形成していて、指掛け時の指の挿入の支障とならないようにしている。
この結果、揺動を許容する操作ノブ22の外周囲には、上記開口部32aのうち枠状の隙間Sが生じる。そして、この隙間Sのうち、本実施例では上記窪み32bの最低部位における隙間S部分の直下に位置するスイッチボディ23に、上下に貫通し上部ほど径大とする円形テーパ状の透孔23cを形成している。しかるに、このような透孔23cは、他方のスイッチング機構A2側にも同様に形成され、図2(b)に示すように2個並んで形成されている。勿論、上記以外に形成してあってもよいもので、少なくとも開口部32aと連通し、スイッチング機構A1(A2)とは隔離した位置のスイッチボディ23であればよい。
次に、上記構成の作用について説明する。
まず、図1に示すプッシャ30が可動接片26の凹部26aに弾接保持された待機状態では、ウインドレギュレータースイッチ21としてはオフ状態に維持され、すなわち図示しないモータ回路は開路している。しかるに、この状態から操作ノブ22の前面の指掛け部22bを利用して矢印C1方向に所定角度回動操作すると、軸31を軸心としてプッシャ30も可動接片26のカム状面を摺接しながら同方向に回動する。
まず、図1に示すプッシャ30が可動接片26の凹部26aに弾接保持された待機状態では、ウインドレギュレータースイッチ21としてはオフ状態に維持され、すなわち図示しないモータ回路は開路している。しかるに、この状態から操作ノブ22の前面の指掛け部22bを利用して矢印C1方向に所定角度回動操作すると、軸31を軸心としてプッシャ30も可動接片26のカム状面を摺接しながら同方向に回動する。
ところが、圧縮コイルばね29による弾発力(押圧力)を受けた可動接片26の左端部は、固定接点24と接触した状態のまま維持される。これに対し、他方の図示しないスイッチング機構A2側では上記相当の固定接点の接触が切り替わり、この結果、モータの正回転回路が閉路されて導通し、図示しないウインドレギュレーターを介して例えばウインドを開放すべく動作する。
しかるに、上記操作時に凹んだ指掛け部22aに指を掛けるとき、ウインドレギュレータースイッチ21の大半を覆ったスイッチカバー32において、上記指掛け部22aに連なる窪み32bを設けたので、指の挿入が支障なく容易に行なえる。
しかるに、上記操作時に凹んだ指掛け部22aに指を掛けるとき、ウインドレギュレータースイッチ21の大半を覆ったスイッチカバー32において、上記指掛け部22aに連なる窪み32bを設けたので、指の挿入が支障なく容易に行なえる。
そして、操作ノブ22への操作力を解除すれば、節度機構B1を兼ねた可動接片26の上面を摺接しながらプッシャ30は凹部26aに回動復帰し、再びオフ状態にてウインドの動作は停止される。これに対し、操作ノブ22を逆に矢印C2方向に回動操作した場合、すなわち操作ノブ22の前端頭部を押圧操作した場合には、同方向に回動するプッシャ30の押圧力を受けた可動接片26は図示固定接点25側と接触し、固定接点24側とは解離する。このとき、隣接する他方のスイッチング機構A2では、固定接点との接触状態は切り替わらず、そのまま維持されることによってモータの逆回転回路が閉路されて導通し、ウインドレギュレーターを介して例えばウインドを閉鎖すべく動作する。
ところで、操作ノブ22の回動を許容する開口部32aは、当然該操作ノブ22の外周囲に隙間Sを有しており、この隙間Sから塵埃や砂塵等が入り込む。特に、窪み32b内には砂塵等が溜まり易くて、且つその低部位の隙間Sからスイッチボディ23側に入り込み易く、さらには手指に付いた砂塵等も落下することも予測される。
しかるに、本実施例ではスイッチボディ23に上下に貫通した透孔23cを形成しているので、少なくとも一部の砂塵は、図中破線矢印Fで示すように直ちに外部下方に排出して量的に減少化され、且つ該スイッチボディ23上に蓄積増するのも軽減でき、このことはドアやウインドの開閉時における風圧変動や衝撃等により砂塵等が舞い上がり、筒状壁部23aの筒口23bより内部に侵入するのを抑えるに有効である。
しかるに、本実施例ではスイッチボディ23に上下に貫通した透孔23cを形成しているので、少なくとも一部の砂塵は、図中破線矢印Fで示すように直ちに外部下方に排出して量的に減少化され、且つ該スイッチボディ23上に蓄積増するのも軽減でき、このことはドアやウインドの開閉時における風圧変動や衝撃等により砂塵等が舞い上がり、筒状壁部23aの筒口23bより内部に侵入するのを抑えるに有効である。
しかも、上記透孔23cは窪み32bの最低部位における隙間S部分と対応する直下に設けているので、該窪み32bを経て入り込んだ砂塵の多くを該透孔23cから直ちに排出でき、効率よく減少化することができ、加えて透孔23cは上部ほど径大とするテーパ状としたので、砂塵等を集約し易くて場所的な制約から径大な貫通孔を設けられない場合でも効果的に排出できる。
斯くして、隙間Sから入り込んだ砂塵等は、筒状壁部23a上端の筒口23bより内部に侵入するのを効果的に軽減でき、内部のスイッチング機構Aや節度機構Bを構成する可動接片26や固定接点24,25の上面に付着するのを抑えて、例えばプッシャ30の滑りの悪化による操作ノブ22の待機位置への回動復帰不良とか、および同操作感の悪化を招くことなく、且つスイッチの導通不良などの不安定動作を生じることなく、ウインドレギュレータースイッチ21として長期安定した正常動作が得られる。
以上説明したように、本実施例によれば次の効果を有する。
スイッチカバー32の開口部32aと操作ノブ22との間の隙間Sから入り込んだ砂塵等は、矢印Fで示すように少なくとも一部は貫通した透孔23cより直ちに外部に排出される。従って、蓄積される砂塵等も減少し、それだけスイッチボディ23内部に侵入する現象を抑えるに有利である。特に、隙間Sの直下に位置して透孔23cを設けるとともに、その隙間Sのうち砂塵等が溜まり易い窪み32bの最低部位に対応する部位の直下に配設したので、該透孔23cから一層効率良く外部に排出でき、操作性のために形成した窪み32bに対し容易に対処できる。
スイッチカバー32の開口部32aと操作ノブ22との間の隙間Sから入り込んだ砂塵等は、矢印Fで示すように少なくとも一部は貫通した透孔23cより直ちに外部に排出される。従って、蓄積される砂塵等も減少し、それだけスイッチボディ23内部に侵入する現象を抑えるに有利である。特に、隙間Sの直下に位置して透孔23cを設けるとともに、その隙間Sのうち砂塵等が溜まり易い窪み32bの最低部位に対応する部位の直下に配設したので、該透孔23cから一層効率良く外部に排出でき、操作性のために形成した窪み32bに対し容易に対処できる。
加えて、透孔23cは上部ほど径大とするテーパ状としたので、砂塵等を集約した効率的な排出が可能で、場所的な制約から径大な貫通孔を設けられない場合でも、多くの砂塵を効果的に排出することができる。この結果、スイッチボディ23の内部に侵入する砂塵等を減少することができ、可動接片26の上面に付着することによるプッシャ30の滑りの悪化および操作感の悪化、延いては操作ノブ22の待機位置への回動復帰不良等の問題を解消でき、或いは固定接点24,25上面に付着によるスイッチの導通不良などを防止できて、砂塵等が侵入し易いウインドレギュレータースイッチ21に適用した場合にあっても、長期安定したスイッチング機構Aや節度機構Bを供することができる揺動スイッチ装置を提供できる。
なお、本発明は上記し図面に示した実施例に限らず、例えばウインドレギュレータースイッチに限らず揺動スイッチ装置として広く展開して使用でき、また可動接片は節度機構を兼ねた構成としたが専用の節度機構を別途設けた構成であってもよい。
その他、具体構成においてスイッチボデイに上下に貫通して設けた透孔は必ずテーパ状にする必要はなく、また円形孔に限らず長孔としてもよいなど、要はスイッチカバーの開口部に連通した部位のスイッチボディに適数個設ければよいなど、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施可能である。
その他、具体構成においてスイッチボデイに上下に貫通して設けた透孔は必ずテーパ状にする必要はなく、また円形孔に限らず長孔としてもよいなど、要はスイッチカバーの開口部に連通した部位のスイッチボディに適数個設ければよいなど、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施可能である。
図面中、21はウインドレギュレータースイッチ、22は操作ノブ、23はスイッチボディ、23cは透孔、24,25は固定接点、26は可動接片、27は共通接点、29は圧縮コイルばね、30はプッシャ、32はスイッチカバー、および32aは開口部を示す。
Claims (2)
- スイッチング機構を内蔵するスイッチボディと、このスイッチボディの上方に被着されたスイッチカバーと、このスイッチカバーに形成した開口部から外方に露呈して設けられた操作ノブと、この操作ノブを揺動可能に支持する節度機構と、前記操作ノブの揺動に応じ前記スイッチング機構が有する固定接点と接離する可動接片とを備えるとともに、前記スイッチカバーの開口部に連通した部位の前記スイッチボディに上下に貫通した透孔を設けたことを特徴とする揺動スイッチ装置。
- スイッチボディの透孔は、開口部内の操作ノブとの間の隙間の直下に位置して形成されていることを特徴とする請求項1記載の揺動スイッチ装置。
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