JP2007027059A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転操作部材を軸支する有底箱形部材を小型かつ十分な機械的強度に成形できて金型構造も複雑化せず、さらに該有底箱形部材の防水対策についても配慮して信頼性を高めた入力装置を提供すること。
【解決手段】 有底箱形の収納支持部8を有する合成樹脂製のホルダ7と、上端部を露出させた状態で収納支持部8内に収納された回転操作部材1と、回転操作部材1に一体化されて収納支持部8の側壁8cに回動可能に支持された回動軸2と、回転操作部材1の回転を検出する回転検出手段(コード板4およびフォトセンサ6)とを備えた入力装置において、収納支持部8の側壁8cの内側に回動軸2を保持する軸受部8eを突設すると共に、収納支持部8の底板部8bには軸受部8eの下方に型抜き孔8fを穿設し、この型抜き孔8fを水抜き用の孔として機能させた。
【選択図】 図6

Description

本発明は、有底箱形の保持部材に収納保持された回転操作部材の上端部を手指等で手動操作することにより、その回転量や回転方向が検出できるようになっている小型の入力装置に係り、特に車載用として好適な入力装置に関する。
従来より、有底箱形の保持部材によって円板状の回転操作部材を回動可能に収納保持し、該保持部材の開口端から上方へ露出する該回転操作部材の上端部を操作者が手指にて回転操作すると、内蔵されている光学式等のセンサによって回転量や回転方向が検出できるように構成された入力装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の入力装置を車載用等に適用する場合、良好な操作性を確保するために回転操作部材には相応の厚みや外径が必要となるが、取付スペースの制約が大きいため該回転操作部材を収納保持する保持部材には小型化が要望される。しかるに、この保持部材にはまた、操作力が付与される回転操作部材を安定的に軸支することのできる機械的強度も要望されるため、該保持部材は肉厚を抑えつつ所要の機械的強度が確保できるような設計になっていなければならない。
すなわち、図9の模式図(a)に示すように、回転操作部材20の回動軸21の両端部が回動可能に挿入されている保持部材22の側壁22aの肉厚を厚く設計した場合、回転操作部材20を軸支するうえで必要な機械的強度は確保できるものの、回転操作部材20を収納保持する保持部材22が大型化して入力装置全体のスペースファクタが悪化してしまう。これに対して、図9の模式図(b)に示すように、保持部材22の側壁22aの肉厚は薄くしておき、この側壁22aの内側に回動軸21を保持する軸受部22bを突設する設計にした場合には、保持部材22の小型化を図りつつ所要の機械的強度が確保できるため、車載用等に好適な入力装置が得られる。
特開2000−82363号公報(第3頁、図1)
前述したように、図9(b)に示す如き構成の入力装置は、回転操作部材20を回動可能に軸支する保持部材22の小型化を図りつつ所要の機械的強度を確保できるため車載用等に好適であるが、有底箱形の保持部材22の内部空間に軸受部22bが突設されているため、この保持部材22を合成樹脂で成形するためには複雑な構造の金型が必要となる。したがって、図9(b)に示す如き構成を採用した場合、金型費を含めた入力装置の製造コストが上昇してしまうという問題を生じる。また、かかる構成の入力装置では、防水対策について特に考慮されていないが、例えば車室内においては飲み物や雨水等が意図せずに保持部材22内へ入り込んで貯留してしまう可能性がある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、回転操作部材を軸支する有底箱形部材を小型かつ十分な機械的強度に成形できて金型構造も複雑化せず、さらに該有底箱形部材の防水対策についても配慮して信頼性を高めた入力装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明では、上方を開口端となし下方を底板部となした有底箱形の収納支持部を有する合成樹脂製のホルダと、上端部を露出させた状態で前記収納支持部内に収納されて該収納支持部に回動可能に軸支された回転操作部材と、この回転操作部材の回転を検出する回転検出手段とを備えた入力装置において、前記収納支持部の側壁の内側に前記回転操作部材の回動軸を保持する軸受部が突設されていると共に、前記収納支持部の底板部には前記軸受部の下方であって前記側壁に沿った位置に型抜き孔が穿設されている構成とした。
このように構成された入力装置は、ホルダの収納支持部内に側壁から軸受部が突出しているが、収納支持部の底板部には軸受部の下方に型抜き孔が穿設されており、この型抜き孔は軸受部の下部形状を規定する下型の抜き孔として形成できるので、有底箱形で軸受部を内設した収納支持部が金型構造を複雑化することなく容易に成形できる。したがって、回転操作部材を軸支する収納支持部の側壁の肉厚を薄くして小型化を図っても、軸受部によって所要の機械的強度を確保することが可能となり、かつ、こうして軸受部を内設しても型抜き孔があるため、製造コストが不所望に上昇する虞はない。また、この型抜き孔は水抜き用の孔として機能させることができるため、飲み物や雨水等が収納支持部内へ入り込んでも貯留する虞がなくなって高信頼性が維持しやすい。
上記の構成において、回転操作部材には収納支持部内で軸受部と対向する箇所であって回転操作部材の側面より内方にへこんだ位置に当接凹部が設けられており、この当接凹部内に軸受部の先端部を没入させていることが好ましく、これにより、軸受部が突設されている収納支持部内において、その側壁と回転操作部材との間に過大なクリアランスを確保する必要がなくなるため、小型化が一層促進しやすくなる。
また、上記の構成において、ホルダを動作可能(揺動可能および/または押下可能)に支持するケースと、ホルダの動作(揺動および/または押下)を検出する動作検出手段(揺動検出手段および/または押下検出手段)と、一方の面にケースと動作検出手段とが実装された配線基板とを備え、この配線基板の一部を切り欠いて逃げ部となし、この逃げ部内に型抜き孔を臨出させて一方の面よりも下方に位置させる構成にしてもよい。このような構成にすると、回転操作部材に対する回転操作だけでなく、他の操作(揺動操作および/または押下操作)を行えるという多機能な入力装置が得られる。また、この入力装置は、配線基板の逃げ部内に型抜き孔が臨出させてあるため、収納支持部内へ入り込んだ飲み物や雨水等が型抜き孔から排出されても配線基板上に飛散する虞がなくて高信頼性が維持しやすい。
本発明の入力装置は、ホルダの収納支持部の底板部に軸受部と高さ方向に対向する型抜き孔が穿設されており、この型抜き孔は軸受部の下部形状を規定する下型の抜き孔として形成できるので、有底箱形で軸受部を内設した収納支持部が金型構造を複雑化することなく容易に成形できる。したがって、この入力装置は、回転操作部材を軸支する収納支持部の側壁の肉厚を薄くして小型化を図っても軸受部によって所要の機械的強度を確保することが可能となり、かつ、こうして軸受部を内設しても型抜き孔があるため製造コストが不所望に上昇する虞はなく、しかも、飲み物や雨水等が収納支持部内へ入り込んでも型抜き孔から排出されるため高信頼性が維持しやすい等、顕著な効果を奏する。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本実施形態例に係る入力装置を表面側から見た分解斜視図、図2は該入力装置を背面側から見た分解斜視図、図3は該入力装置の外観を示す斜視図、図4は図3からケースを省略して示す斜視図、図5は図3の背面側から見た該入力装置の斜視図、図6は該入力装置における回転操作部材の軸支構造を示す断面図、図7は該入力装置における揺動軸部の係合構造を示す断面図、図8は該入力装置における揺動操作時の動作説明図である。
これらの図に示す入力装置は、円筒状の操作部1aを有する回転操作部材1と、この回転操作部材1の中央係合孔1bに挿通されて一体化された回動軸2と、この回動軸2の一端部(溝付き頭部2a)に係脱するクリック突起3aを設けた板ばね3と、回動軸2の他端部(小径部2b)に取り付けられたコード板4と、小基板5上に実装された回転検出用のフォトセンサ6と、上方を開口端8aとなし下方を底板部8bとなした有底箱形の収納支持部8や鍔状の操作片9や一対の揺動軸部10等を有するホルダ7と、このホルダ7を押下可能かつ揺動可能に支持するケース11と、両揺動軸部10の先端面に弾接する一対の板ばね12と、ホルダ7のシーソー駆動部7aによって駆動されるシーソー部材13と、弾性復帰手段である一対のコイルばね14および一対のプランジャ15と、配線基板16の一方の面に実装された押下検出用のフォトセンサ17および揺動検出用の一対のタクトスイッチ18とによって主に構成されている。
回転操作部材1はホルダ7の収納支持部8内に収納され、回動軸2が収納支持部8に軸支されているため、回転操作部材1の上端部が収納支持部8の開口端8aに露出して回転操作できるようになっている。ホルダ7の収納支持部8は、回転操作部材1の下端部に沿って湾曲している底板部8bの周縁に沿う4面に側壁8c,8dを立設し、かつ回動軸2の小径部2bが挿通される側壁8cの内側に機械的強度を高めるために軸受部8eを突設した形状に成形されており、軸受部8eを含む該側壁8cとこれに対向する別の側壁8cとによって回動軸2が回動可能に支持されている。また、収納支持部8の底板部8bには軸受部8eと高さ方向に対向する位置、すなわち軸受部8eの下方であって側壁8cの内側に沿った位置に型抜き孔8fが穿設されており、これら軸受部8eと型抜き孔8fは平面的にオーバーラップしている。ホルダ7の操作片9は収納支持部8の上端側と連続して開口端8aを包囲するように延設されており、この操作片9が押下操作されると収納支持部8および回転操作部材1が一体的に押下され、操作片9が揺動操作されると収納支持部8および回転操作部材1が一体的に揺動するようになっている。ホルダ7の両揺動軸部10は回動軸2の軸線方向と略平行な一対の側壁8dの外側に突設されており、一方の揺動軸部10の基端の下方にシーソー駆動部7aが突設されていると共に、他方の揺動軸部10の基端の下方に遮光片7bが突設されている。この揺動軸部10はDカット形状に加工された略円柱状に形成されており、揺動軸部10のプランジャ15に付勢される下面が略平坦面となっている。また、揺動軸部10の突出方向の先端面には、凹状の揺動中心部10aや環状溝10b等からなるカム溝が形成されている。このほか、ホルダ7には一対の側壁8cの外側に、板ばね3を取り付けるためのばね受け部7cと、小基板5を取り付けるためのスナップ爪7dが形成されている。
なお、入力装置の組立時に回転操作部材1を収納支持部8内に組み入れた後、回動軸2を一方の側壁8cの外側から挿通して小径部2bにコード板4を取り付ける。これにより、回転操作部材1と回動軸2とが一体化されると共に、コード板4が回動軸2の抜け止め部材として機能し、このコード板4の下端部はフォトセンサ6内を通過するように配置される。また、図6に示すように、収納支持部8の各側壁8cと回転操作部材1との間に両者の接触を回避するための微少クリアランスCが確保されているが、軸受部8eの突出量を寸法2Cよりも僅かに小さな値に設定しているため、回転操作部材1を収納支持部8内へ組み入れる作業は円滑に行える。しかも、回転操作部材1の一側部で軸受部8eと対向する箇所には、操作部1aの側面1dより内方にへこんだ位置に当接凹部1cが設けてあり、収納支持部8内で中央係合孔1bに回動軸2を挿通していくと、軸受部8eの先端部が当接凹部1c内へ没入して回転操作部材1が軸線方向にセンタリングされるようになっているので、回転操作部材1と各側壁8cとの間隔が同等になってクリアランスCを小さな値に設定しやすくなっている。
ケース11は収納支持部8の各側壁8dの外側に配置される一対の支持壁11aを橋絡した枠状に成形されており、このケース11は上部開口11bと下部開口11cとを有している。各支持壁11aには、揺動軸部10が配置される窓孔11dと、板ばね12の両端部が収納保持されるばね保持部11eと、コイルばね14およびプランジャ15が収納保持される円筒部11fとが形成されている。また、支持壁11aの上部には窓孔11dの一部を画成している半円形状の受け面11gが設けられており、この受け面11gは揺動軸部10が摺接するように該揺動軸部10の円筒面と略合致する形状に形成されている。また、図1と図2に示すように、ケース11の内壁部の複数箇所には、ホルダ7を位置決めして不所望方向への移動を規制するためのガイド溝11hが設けられている。このケース11にホルダ7を取り付ける際には、ガイド溝11hで位置合わせしながら上部開口11b側から収納支持部8を挿入していき、一対の揺動軸部10を対応する窓孔11d内にスナップインさせればよい。
板ばね12はケース11のばね保持部11eに収納保持される両端部の間に舌片状の中央弾接部12aを有し、この中央弾接部12aが揺動軸部10の先端面に弾接している。図7に示すように、中央弾接部12aには揺動軸部10側へ突出する係合突起12bが形成されており、通常はこの係合突起12bが凹状の揺動中心部10aと係合しているが、押下操作時に揺動軸部10が下降すると、係合突起12bが揺動中心部10aから離脱してクリック感が生起される。また、ケース11の一方の支持壁11aの内側にシーソー部材13が揺動可能に組み込まれており、その被押圧突起13aがホルダ7のシーソー駆動部7aに押し込まれると、シーソー部材13が揺動支点部13bを中心に回転するようになっている。
コイルばね14はケース11の円筒部11f内に圧縮状態で収納保持されており、このコイルばね14と揺動軸部10との間にプランジャ15が介在しているため、揺動軸部10の略平坦な下面にプランジャ15が常時弾接し、その付勢力によって揺動軸部10の上端側の円筒面がケース11の受け面11gに弾接している。すなわち、ホルダ7の両揺動軸部10は、プランジャ15と受け面11gとに挟み込まれて径方向に弾性支持されていると共に、その先端面に板ばね12の中央弾接部12aを弾接させているため軸線方向にも弾性支持されており、かかる支持構造によってホルダ7はケース11に押下可能かつ揺動可能に支持されている。なお、押下操作時には揺動軸部10が下降してプランジャ15が押し下げられ、揺動操作時にも揺動軸部10の略平坦な下面によってプランジャ15が若干押し下げられるので、これら押下操作や揺動操作はコイルばね14の弾性反発力に抗して行われる。
ホルダ7を押下可能かつ揺動可能に支持しているケース11は配線基板16上に実装されており、シーソー部材13が一対のタクトスイッチ18上に配置されると共に、ホルダ7の遮光片7bがフォトセンサ17上に配置されるようになっている。この配線基板16には切欠き状の逃げ部16aが形成されており、この逃げ部16a内に収納支持部8の底板部8bの一部が配置されることにより、底板部8bに穿設されている型抜き孔8fが逃げ部16a内に臨出し、配線基板16の一方の面の下方に位置するようになっている。
次に、以上の如く構成された入力装置の動作について説明すると、この入力装置は回転操作と押下操作と揺動操作とが選択的に行えるようになっている。すなわち、回転操作部材1に一体化された回動軸2が収納支持部8に軸支され、その小径部2bにコード板4が取り付けられているので、収納支持部8の開口端8aに露出している回転操作部材1の上端部を操作者の手指で回転操作すると、コード板4が一体的に回転してフォトセンサ6から回転情報(回転量や回転方向)を検出することができる。このとき、回動軸2は溝付き頭部2aを板ばね3のクリック突起3aに係脱させながら回転するので、操作者の手指に伝わるクリック感によって回転量を把握することが可能となる。
また、この入力装置は、ケース11がホルダ7を押下可能かつ揺動可能に支持しているので、例えば回転操作部材1あるいは操作片9をコイルばね14の弾性反発力に抗して操作者の手指で押し下げると、回転操作部材1とホルダ7が一体的に下降して遮光片7bがフォトセンサ17内の光路を遮り、これにより押下操作を検出することができる。このとき、揺動軸部10の先端面に弾接している板ばね12の係合突起12bがホルダ7の下降に伴って揺動中心部10aから離脱するので、操作者の手指には明瞭なクリック感が感得される。また、回転操作部材1あるいは操作片9をコイルばね14の弾性反発力に抗して操作者の手指で揺動操作した場合には、揺動中心部10aを支点として回転操作部材1とホルダ7が一体的に回転するため、図8(b)に示すように、ホルダ7のシーソー駆動部7aが一方の被押圧突起13aを押し込んでシーソー部材13を回転させ、それに伴って一方のタクトスイッチ18がシーソー部材13に押圧駆動されてクリック感を生起する。つまり、揺動方向に応じて異なるタクトスイッチ18が押圧駆動されるため、揺動操作を検出することができる。なお、押下操作力や揺動操作力が除去されると、コイルばね14の弾性反発力によってプランジャ15が揺動軸部10の下面を上方へ押し戻すため、回転操作部材1とホルダ7は初期状態に自動復帰する。
このように本実施形態例に係る入力装置は、ホルダ7の収納支持部8内に側壁8cから軸受部8eが突出しているが、収納支持部8の底板部8bには軸受部8eと高さ方向に対向する型抜き孔8fが穿設されており、この型抜き孔8fは軸受部8eの下部形状を規定する下型の抜き孔として形成できるので、有底箱形で軸受部8eを内設した収納支持部8が金型構造を複雑化することなく容易に成形できる。したがって、回転操作部材1を軸支する収納支持部8の側壁8c,8dの肉厚を薄くして小型化を図っても、軸受部8eによって所要の機械的強度を確保することが可能となり、かつ、こうして軸受部8eを内設しても型抜き孔8fがあるため製造コストが不所望に上昇する虞はない。また、この型抜き孔8fは水抜き用の孔として機能させることができるため、飲み物や雨水等が収納支持部8内へ入り込んでも貯留する虞がなくなって高信頼性が維持しやすい。しかも、この型抜き孔8fは配線基板16の逃げ部16a内に臨出させてあるため、収納支持部8内へ入り込んだ飲み物や雨水等が型抜き孔8fから排出されても配線基板16上に飛散する虞はない。
本発明の実施形態例に係る入力装置を表面側から見た分解斜視図である。 該入力装置を背面側から見た分解斜視図である。 該入力装置の外観を示す斜視図である。 図3からケースを省略して示す斜視図である。 図3の背面側から見た該入力装置の斜視図である。 該入力装置における回転操作部材の軸支構造を示す断面図である。 該入力装置における揺動軸部の係合構造を示す断面図である。 該入力装置における揺動操作時の動作説明図である。 従来技術の問題点を模式的にを示す説明図である。
符号の説明
1 回転操作部材
1c 当接凹部
2 回動軸
3 板ばね
4 コード板
6 フォトセンサ(回転検出用)
7 ホルダ
7a シーソー駆動部
7b 遮光片
8 収納支持部
8a 開口端
8b 底板部
8c,8d 側壁
8e 軸受部
8f 型抜き孔
9 操作片
10 揺動軸部
10a 揺動中心部
11 ケース
12 板ばね
12b 係合突起
13 シーソー部材
14 コイルばね
15 プランジャ
16 配線基板
16a 逃げ部
17 フォトセンサ(押下検出用)
18 タクトスイッチ(揺動検出用)

Claims (3)

  1. 上方を開口端となし下方を底板部となした有底箱形の収納支持部を有する合成樹脂製のホルダと、上端部を露出させた状態で前記収納支持部内に収納されて該収納支持部に回動可能に軸支された回転操作部材と、この回転操作部材の回転を検出する回転検出手段とを備えた入力装置であって、
    前記収納支持部の側壁の内側に前記回転操作部材の回動軸を保持する軸受部が突設されていると共に、前記収納支持部の底板部には前記軸受部の下方であって前記側壁に沿った位置に型抜き孔が穿設されていることを特徴とする入力装置。
  2. 請求項1の記載において、前記回転操作部材には前記収納支持部内で前記軸受部と対向する箇所であって前記回転操作部材の側面より内方にへこんだ位置に当接凹部が設けられており、この当接凹部内に前記軸受部の先端部を没入させていることを特徴とする入力装置。
  3. 請求項1または2の記載において、前記ホルダを動作可能に支持するケースと、前記ホルダの動作を検出する動作検出手段と、一方の面に前記ケースと前記動作検出手段とが実装された配線基板とを備え、前記配線基板の一部を切り欠いて逃げ部となし、この逃げ部内に前記型抜き孔を臨出させて前記一方の面よりも下方に位置させたことを特徴とする入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012533151A (ja) * 2009-07-09 2012-12-20 デースン エレクトリック シーオー エルティーディー ロータリースイッチ装置

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