JP2005320308A - 酵素処理分解物及びこれを配合した化粧料 - Google Patents

酵素処理分解物及びこれを配合した化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】アブラナ科ブラシカ属植物の抽出物と同等のすぐれた皮膚生理活性を具え、しかも皮膚刺激性及び保存安定性に於いて上記抽出物より改善されたアブラナ科ブラシカ属植物由来成分を提供すること、並びに当該成分を配合してなり、すぐれた美化粧と高い生体安全性を具え、しかも品質保持性の良好な化粧料を提供すること。
【解決手段】アブラナ科ブラシカ属植物の抽出物を蛋白分解酵素で処理して得られる酵素処理分解物、並びに該酵素処理分解物を配合してなる化粧料の使用。
【選択図】 なし

Description

本発明は、アブラナ科ブラシカ属の植物から得られ、すぐれた皮膚生理活性と改善された生体安全性及び保存安定性を有する新規な化粧料配合成分並びにかかる成分を配合してなる化粧料に関する。
アブラナ科ブラシカ属の植物の抽出物は、メラニン生成抑制作用、線維芽細胞賦活作用など皮膚を健全で若々しい状態に保持し或いは改善するために有効な種々の皮膚生理活性を具えており、化粧料用の配合原料として極めて有用性の高いものである。
このアブラナ科ブラシカ属植物の抽出物の有する生理活性とその皮膚に対する効果としては、例えば特開平8−325130号公報に、メラニン生成抑制作用及び抗炎症作用に基づく美白効果や美肌化効果が、特開2003−81848号公報に、スーパーオキサイドや過酸化水素などの活性酸素の消去作用に基づく皮膚老化防止効果が、又特開2003−238429号公報に、線維芽細胞賦活作用に基づく皮膚老化防止効果及び肌荒れの予防・改善効果がそれぞれ開示されており、さらに特開2003−342150号公報には、当該抽出物が線維芽細胞の産生する細胞外マトリックス成分のエラスチンに類似した作用を有し、同じく皮膚老化防止と肌荒れの予防・改善に有効であることが示されている。
特開平8−325130号 特開2003−81848号 特開2003−2338429号 特開2003−342150号
このように、アブラナ科ブラシカ属植物の抽出物は、化粧料配合成分として多様かつすぐれた生理活性を有し、利用価値の高いものであるが、他方アブラナ科ブラシカ属植物の抽出物には、一般に保存中に着色やオリが発生し易く、保存安定性が必ずしも十分ではないという難点があり、又該植物のうちでも、白芥、黄芥、黒芥子などの場合、就中それらの種子である白芥子、黄芥子、黒芥子などの場合にあっては、その抽出物が皮膚に対して多少の刺激性を示すという問題もあって、それらの難点を改善し或いは解消することが、アブラナ科ブラシカ属植物の抽出物を化粧料配合成分として使用し、或いはその適用範囲を拡大するに当たっての解決課題となっている。
本発明者らは、上記の如き従来技術の問題点に鑑み、アブラナ科ブラシカ属植物の抽出物の有するすぐれた皮膚生理活性を何ら損なうことなく、その保存安定性と生体安全性とを向上せしめるための方策につき鋭意研究、検討を重ねた結果、該抽出物を蛋白分解酵素で処理して得られる分解物が、長期に亘る保存中にも着色やオリを生ずることがなく、保存安定性にすぐれるばかりでなく、皮膚に対する刺激性も実質上まったく認められず高い生体安全性を示すことを見出し、本発明を完成した。
即ち本発明は、アブラナ科ブラシカ属(Brassica)の植物の抽出物を蛋白分解酵素で処理して得られる酵素処理分解物に関するものである。
本発明は又、アブラナ科ブラシカ属(Brassica)の植物の抽出物を蛋白分解酵素で処理して得られる酵素処理分解物を配合したことを特徴とする化粧料に関するものである。
ここで化粧料なる文言は、所謂化粧料のほかに医薬部外品をも含む広義で用いる。
本発明のアブラナ科ブラシカ属植物の抽出物の酵素処理分解物は、酵素処理を行っていない植物抽出物に比べて保存安定性及び皮膚刺激性の点で大きく改善されおり(後述の試験例1〜4参照)、しかもメラニン生成抑制作用などの皮膚生理活性に関しては、植物抽出物と同等の高い有効性を保持している(後述の試験例5及び6参照)。
従って、かかる酵素処理分解物を配合してなる本発明の化粧料は、該分解物の有する高い保存安定性の故に、長期保存中にも着色やオリの発生等の品質の低下を来すことがなく品質保持性にすぐれると共に、該分解物が実質的に皮膚刺激性を有さないことから、皮膚に適用した場合、紅斑等の発生の恐れがなく安全性に極めてすぐれている。又、酵素処理分解物は、メラニン生成抑制作用や線維芽細胞賦活作用等の生理活性に於いて、酵素処理前の植物抽出物と同等の高い有効性を具えており、従って本発明の化粧料によれば、メラニン色素の皮膚への沈着によるシミ、ソバカスの発生や線維芽細胞の活性低下による皮膚の老化、肌荒れ等が予防或いは改善がされ、皮膚にすぐれた美化粧効果が付与される。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の化粧料に配合される活性成分は、アブラナ科ブラシカ属の植物の抽出物をさらに蛋白分解酵素で処理して得られる酵素処理分解物である。
ここで、アブラナ科ブラシカ属の植物としては、例えば白芥(Brassica alba)、黄芥(Brassica juncea)、黒芥(Brassica nigra)、アブラナ(Brassica ropa)などを挙げることができる。それらブラシカ属植物のうちでも、得られる酵素処理分解物のメラニン生成抑制作用、線維芽細胞賦活作用等の皮膚生理活性の観点から、白芥(Brassica alba)、黄芥(Brassica juncea)或いは黒芥(Brassica nigra)、就中それらの種子である白芥子、黄芥子又は黒芥子が好ましく、特に白芥子を用いた場合、すぐれた皮膚生理活性と高い生体安全性及び保存安定性を有する酵素処理分解物が得られることから最も好ましい。
それらアブラナ科ブラシカ属の植物の抽出物の調製は、該植物の種子、葉、茎、根、全草など適宜の部分、好ましくは種子を、必要に応じて予め水洗、乾燥し、又細切もしくは粉砕した上、浸漬法、向流抽出法など常法に従って抽出溶媒と接触せしめることによって行うことができる。又、超臨界抽出法を用いてもよい。
抽出溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノールなどの低級アルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、1、3−ブチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチルなどのエステル類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類;エチルエーテル、イソプロピルエーテルなどのエーテル類;n−ヘキサン、トルエン、クロロホルムなどの炭化水素系溶媒などが挙げられ、それらは単独でもしくは二種以上混合して用いられる。
それら抽出溶媒のうちでも、得られる抽出物の皮膚生理活性の観点、さらには次工程の蛋白分解酵素処理への移行の容易さ及び該処理の効率等の観点から、水もしくは水と低級アルコール類或いは多価アルコール類などの親水性溶媒との混合溶媒の使用が好ましく、なかでも水の単独使用が最も好ましい。
水と親水性溶媒との混合溶媒を用いる場合、その混合比は、例えば水とエタノールとの混合溶媒であれば、容量比(以下同じ)で100:1〜1:1、水と1,3−ブチレングリコールとの混合溶媒であれば、100:1〜1:2、又水とグリセリンとの混合溶媒であれば、100:1〜1:4の範囲とするのがよい。
抽出に際して、抽出液のpHに特に限定はないが、一般には3.0〜9.0の範囲とすることが好ましく、かかる意味で、必要ならば前記の抽出溶媒に、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ性調整剤や、クエン酸、塩酸、リン酸、硫酸などの酸性調整剤等を添加し、目的とするpHとなるように調整してもよい。
抽出温度、抽出時間等の抽出条件は、用いる溶媒の種類やpH、或いは被抽出物の細切度、粒度等によっても異なるが、例えば水を抽出溶媒とする浸漬法の場合であれば、抽出温度は一般に1〜90℃、好ましくは20〜60℃の範囲であり、又抽出時間は、室温抽出の場合で一般に0.5〜72時間の範囲、特に1〜24時間の範囲である。
次に、ここに得られた抽出物溶液を1種又は2種以上の蛋白分解酵素で処理し、抽出物に酵素分解処理を施す。この場合、抽出物溶液の調製に、水或いは水と親水性溶媒との混合溶媒以外の溶媒を用いたときには、抽出物溶液から一旦抽出溶媒を除去し、ここに得られる抽出物を、水或いは水と親水性溶媒との混合溶媒に再溶解した上酵素分解処理に供するようにする。
蛋白分解酵素としては、例えばアクチナーゼなどのアクチナーゼ類、ペプシンなどのペプシン類、トリプシン、キモトリプシンなどのトリプシン類、パパイン、キモパパインなどのパパイン類、グリシルグリシンペプチダーゼ、カルボキシペプチダーゼ、アミノペプチダーゼなどのペプチダーゼ類、ブロメラインなどが挙げられ、それらはいずれか1種を単独で用いても或いは2種以上を組み合わせ用いてもよい。
それら酵素のうちでも、アクチナーゼなどのアクチナーゼ類、パパイン、キモパパインなどのパパイン類或いはブロメラインが特に好ましい。
蛋白分解酵素処理は、アブラナ科ブラシカ属植物の抽出物溶液に上記の酵素の1種又は2種以上を添加し、用いた酵素の至適pH及び至適温度付近の条件下で酵素反応を行わしめることによって実施される。2種以上の酵素を組み合わせ用いる場合は、用いる酵素の特性に応じて、2種以上の酵素を同時に作用させてもよく、又反応条件を変えもしくは変えずして順次作用させるようにしてもよい。
酵素の使用量は、植物抽出物溶液の固形分100重量部に対して、1種の酵素につき0.001〜50重量部の範囲とするのがよく、より好ましくは0.1〜10重量部の範囲である。又、酵素処理の時間は、用いる酵素の種類等によっても異なるが、一般には0.5〜24時間の範囲であり、好ましくは1〜6時間の範囲である。
なお、以上の蛋白分解酵素処理は、場合によってはその前工程である抽出処理の際それと同時に行ってもよい。
かくして蛋白分解酵素による処理を終わったならば、酵素処理液を例えば80℃以上に加熱する方法など適宜の方法を用いて酵素を失活せしめ、酵素処理分解物溶液を得る。
ここに得られる酵素処理分解物溶液は、一般にはpHを4〜8に調整した上、これをそのまま化粧料に配合するか、もしくは必要ならば減圧濃縮等により所定の濃度に調整した上化粧料に配合される。又場合によっては、スプレードライ法、凍結乾燥法など常法に従って粉末化してもよい。
本発明の酵素処理分解物を配合してなる化粧料としては、例えば乳液、クリーム、ローション、エッセンス、パック、洗顔料などの基礎化粧料、口紅、ファンデーション、リキッドファンデーション、メイクアッププレスパウダーなどのメイクアップ化粧料、洗顔料、ボディシャンプー、石けんなどの清浄用化粧料、さらには浴剤等が挙げられるが、勿論これらに限定されるものではない。
本発明の化粧料中に於ける酵素処理分解物の配合量は、固形分として、基礎化粧料の場合は、一般に0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜2重量%の範囲、メイクアップ化粧料の場合は、一般に0.001〜3重量%、好ましくは0.01〜1重量%の範囲、清浄用化粧料の場合は、一般に0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜2重量%の範囲、又浴剤の場合は、一般に0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜2重量%の範囲である。
本発明の化粧料には、上記の必須成分の他に、通常化粧料に用いられる配合成分、例えば油性成分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、色素、香料、抗酸化剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
ここで、油性成分としては、例えばオリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、植物由来スクワランなどの植物由来の油脂類;ミンク油、タートル油などの動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリンなどのロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワランなどの炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、cis−11−エイコセン酸などの脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2−エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)などの合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
界面活性剤としては,例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α−スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩などのアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級〜第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2−アルキル−1−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N−ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩などのカチオン界面活性剤;N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニオベタイン、N,N,N−トリアルキル−N−アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N−アシルアミドプロピル−N′,N′−ジメチル−N′−β−ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタインなどの両性界面活性剤等を使用することができる。
又、乳化剤乃至乳化助剤として、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジュアゼイロ(Zizyphus juazeiro:Rhamnaceae)抽出物等を配合することもできる。
保湿剤としては、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース等の糖類、乳酸菌醗酵米、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体など)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、海藻抽出物、ビャッキュウ抽出物、魚介類由来コラーゲン及びその誘導体、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻或いは紅藻由来成分、ビャッキュウ抽出物、ペクチン、ローカストビーンガム、アロエ多糖体等の多糖類、キサンタンガム、トラガントガム、グアーガム等のガム類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体、ポリグルタミン酸及びその誘導体、グルコシルトレハロースと加水分解水添デンプンを主体とする糖化合物等が挙げられる。
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、ジャマール(イミダゾデイニールウレア)、1,2−ペンタンジオール、各種精油類、樹皮乾留物等がある。
粉体成分としては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、6−又は12−ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類(米、麦、トウモロコシ、キビなど)のパウダー、豆類(大豆、小豆など)のパウダー等がある。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−ターシャリーブチル−4−メトキシベンゾイルメタン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等がある。
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ビタミンE及びその誘導体、イネ抽出物等がある。
さらに必要ならば、本発明で用いる酵素処理分解物の作用効果及び特長を損なわない範囲で、他の活性成分(美白剤、皮膚老化防止・美肌化剤等)を配合してもよく、かかるものとしては、例えば美白剤であれば、t−シクロアミノ酸誘導体、コウジ酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、ハイドロキノン誘導体、エラグ酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、ソウハクヒ抽出物、ユキノシタ抽出物、米糠抽出物、米糠抽出物加水分解物、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀類)、党参抽出物、パンダヌス・アマリリフォリウス(Pandanus amaryllifolius Roxb.)抽出物、アルカンジェリシア・フラバ(Arcangelicia flava Merrilli)抽出物、カミツレ抽出物(商品名:カモミラET)、コンブ等の海藻の抽出物、アマモ等の海草の抽出物、リノール酸及びその誘導体もしくは加工物(例えばリポソーム化リノール酸など)、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体等が、又皮膚老化防止・美肌化成分であれば、動物又は魚由来のコラーゲン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体、グリチルリチン酸及びその誘導体(ジカリウム塩等)、t−シクロアミノ酸誘導体、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、アラントイン、α−ヒドロキシ酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、ゲンチアナエキス、甘草エキス、ハトムギエキス、カミツレエキス、ニンジンエキス、アロエエキスなどの生薬抽出エキス、米糠抽出物加水分解物、米抽出物加水分解物、米醗酵エキス、アナアオサ抽出物、アマモ等の海草の抽出物、ソウハクヒエキス、ジュアゼイロ(Zizyphus juazeiro:Rhamnaceae)抽出物、紫蘭根抽出物、ムラサキシキブ抽出物、サンゴ草抽出物等が挙げられる。
上記のコウジ酸誘導体としては、例えばコウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチレートなどのコウジ酸エステル類、コウジ酸エーテル類、コウジ酸グルコシドなどのコウジ酸糖誘導体等が、アスコルビン酸誘導体としては、例えばL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルマグネシウムなどのアスコルビン酸エステル塩類、L−アスコルビン酸−2−グルコシド(2−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸)、L−アスコルビン酸−5−グルコシド(5−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸)などのアスコルビン酸糖誘導体、それらアスコルビン酸糖誘導体の6位アシル化物(アシル基は、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカノイル基など)、L−アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸テトララウリン酸エステルなどのL−アスコルビン酸テトラ脂肪酸エステル類、3−O−エチルアスコルビン酸、L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−O−パルミテートナトリウム等が、ハイドロキノン誘導体としては、アルブチン(ハイドロキノン−β−D−グルコピラノシド)、α−アルブチン(ハイドロキノン−α−D−グルコピラノシド)等が、レゾルシノール誘導体としては、例えば4−n−ブチルレゾルシノール、4−イソアミルレゾルシノール等が、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体としては、例えば2,5−ジアセトキシ安息香酸、2−アセトキシ−5−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−5−プロピオニルオキシ安息香酸等が、ニコチン酸誘導体としては、例えばニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等が、ビタミンE誘導体としては、例えばビタミンEニコチネート、ビタミンEリノレート等が、α−ヒドロキシ酸としては、例えば乳酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、α−ヒドロキシオクタン酸等がある。
次に、実施例、処方例(化粧料の実施例)及び試験例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下に於いて、部はすべて重量部を、また%はすべて重量%を意味する。
実施例1 酵素処理分解物溶液の調製(1)
白芥の種子(白芥子)の粉砕物50gに精製水1000gを混合し、40℃で1時間抽出を行った後ろ過し、淡黄色透明の白芥子抽出物溶液810g(固形分濃度0.98%)を得た。
次に、ここに得られた抽出物溶液500gに、アクチナーゼAS(科研ファルマ株式会社製)を0.05g添加し、40℃で2時間加水分解した。その後、85℃で1時間加熱して酵素を失活させた後ろ過し、淡黄色透明の白芥子抽出物酵素処理分解物溶液450g(固形分濃度0.96%)を得た。
実施例2.酵素処理分解物溶液の調製(2)
蛋白分解酵素としてアクチナーゼASに代えてブロメラインを用いるほかは実施例1と同様にして酵素処理分解物溶液420g(固形分濃度0.97%)を得た。
実施例3.酵素処理分解物溶液の調製(3)
蛋白分解酵素としてアクチナーゼASに代えてパパインを用いるほかは実施例1と同様にして酵素処理分解物溶液430g(固形分濃度0.96%)を得た。
実施例4.酵素処理分解物溶液の調製(4)
白芥の種子(白芥子)の粉砕物50gに30%1,3−ブチレングリコール水溶液1000gを混合し、40℃で1時間抽出を行った後ろ過し、淡黄色透明の白芥子抽出物溶液790g(固形分濃度0.94%)を得た。
次に、ここに得られた抽出物溶液500gに、アクチナーゼASを0.2g添加し、40℃で3時間加水分解した。その後、85℃で2時間加熱して酵素を失活させた後ろ過し、淡黄色透明の白芥子抽出物酵素処理分解物溶液420g(固形分濃度0.97%)を得た。
実施例5.酵素処理分解物溶液の調製(5)
白芥の種子(白芥子)の粉砕物50gに20%エタノール水溶液1000gを混合し、40℃で1時間抽出を行った後ろ過し、淡黄色透明の白芥子抽出物溶液850g(固形分濃度0.94%)を得た。
次に、ここに得られた抽出物溶液500gに、アクチナーゼASを0.5g添加し、40℃で3時間加水分解した。その後、85℃で2時間加熱して酵素を失活させた後ろ過し、淡黄色透明の白芥子抽出物酵素処理分解物溶液470g(固形分濃度1.04%)を得た。
実施例6.酵素処理分解物溶液の調製(6)
黄芥の種子(黄芥子)の粉砕物50gに精製水1000gを混合し、40℃で1時間抽出を行った後ろ過し、淡黄色透明の黄芥子抽出物溶液830g(固形分濃度0.96%)を得た。
次に、ここに得られた抽出物溶液500gに、アクチナーゼASを0.05g添加し、40℃で2時間加水分解した。その後、80℃で1時間加熱して酵素を失活させた後ろ過し、淡黄色透明の黄芥子抽出物酵素処理分解物溶液400g(固形分濃度0.95%)を得た。
実施例7.酵素処理分解物溶液の調製(7)
黒芥の種子(黒芥子)の粉砕物50gに精製水1000gを混合し、40℃で1時間抽出を行った後ろ過し、淡黄色透明の黒芥子抽出物溶液850g(固形分濃度0.96%)を得た。
次に、ここに得られた抽出物溶液500gに、アクチナーゼASを0.05g添加し、40℃で2時間加水分解した。その後、80℃で1時間加熱して酵素を失活させた後ろ過し、淡黄色透明の黒芥子抽出物酵素処理分解物溶液410g(固形分濃度0.94%)を得た。
実施例8.酵素処理分解物溶液の調製(8)
白芥の全草の細切乾燥物100gに精製水1000gを混合し、40℃で2時間抽出を行った後ろ過し、淡黄色透明の白芥抽出物溶液700g(固形分濃度1.51%)を得た。
次に、ここに得られた抽出物溶液500gに、アクチナーゼASを0.1g添加し、40℃で2時間加水分解した。その後、80℃で1時間加熱して酵素を失活させた後ろ過し、淡黄色透明の白芥抽出物酵素処理分解物溶液440g(固形分濃度1.52%)を得た。
実施例9.酵素処理分解物粉末の調製
実施例1と同様にして調製した白芥子抽出物の酵素処理分解物溶液500gを50gに濃縮した液を凍結乾燥した後粉砕し、黄褐色の白芥子抽出物酵素処理分解物粉末4.7gを得た。
処方例1.クリーム
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
ヘキサラン (注1) 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0
ブチルパラベン 0.1
(注1)株式会社テクノーブル製 トリオクタン酸グリセリル
[B成分]
実施例1の酵素処理分解物溶液 10.0
グリセリン 5.0
カルボキシメチルモノステアレート 0.1
モイストン・C (注2) 1.0
精製水 全量が100部となる量
(注2)株式会社テクノーブル製 NMF成分
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
処方例2.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
実施例1の酵素処理分解物溶液 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。こ
れを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
処方例3.乳液
処方例2のB成分中実施例1の酵素処理分解物溶液に代えて実施例2の酵素処理分解物溶液を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
処方例4.乳液
処方例2のB成分中実施例1の酵素処理分解物溶液に代えて実施例3の酵素処理分解物溶液を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
処方例5.乳液
処方例2のB成分中実施例1の酵素処理分解物溶液に代えて実施例6の酵素処理分解物溶液を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
処方例6.乳液
処方例2のB成分中実施例1の酵素処理分解物溶液に代えて実施例7の酵素処理分解物溶液を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
処方例7.乳液
処方例2のB成分中実施例1の酵素処理分解物溶液に代えて実施例8の酵素処理分解物溶液を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
処方例8.ローション
[成分] 部
実施例4の酵素処理分解物溶液 15.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
処方例9.化粧水
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
実施例5の酵素処理分解物溶液 15.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して化粧水を得た。
処方例10.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
実施例1の酵素処理分解物溶液 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
処方例11.乳液
処方例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム2.0部を用いるほかは処方例11と同様にして乳液を得た。
処方例12.乳液
処方例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム2.0部を用いるほかは処方例11と同様にして乳液を得た。
処方例13.乳液
処方例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは処方例11と同様にして乳液を得た。
処方例14.乳液
処方例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米糠抽出物加水分解物(株式会社テクノーブル製、商品名「グレイスノウ*雪*HP」、固形分濃度3.5%)5.0部を用いるほかは処方例11と同様にして乳液を得た。
処方例15.乳液
処方例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてγ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸1.0部を用いるほかは処方例11と同様にして乳液を得た。
処方例16.プレスドパウダー
[A成分] 部
ベンガラ 0.5
黄酸化鉄 1.5
黒酸化鉄 0.1
酸化チタン 10.0
ナイロンパウダー 4.0
セリサイト 全量が100部となる量
マイカ 23.0
タルク 25.0
実施例9の酵素処理分解物粉末 0.5
[B成分]
スクワラン 1.0
メチルポリシロキサン 4.0
プロピルパラベン 0.1
デヒドロ酢酸 0.1
流動パラフィン 2.0
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ混合攪拌し混合した後、200メッシュのタイラーメッシュの篩にかけ、得られた混合粉末を金型に打型してプレスドパウダーを得た。
処方例17.リキッドファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 2.4
モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0
セトステアリルアルコール 0.2
液状ラノリン 2.0
流動パラフィン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.5
プロピルパラベン 0.05
[B成分]
実施例1の酵素処理分解物溶液 10.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
ベントナイト 0.5
プロピレングリコール 4.0
トリエタノールアミン 1.1
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ加温した後混合攪拌した。これを再加温し、上記のC成分を添加して型に流し込み、室温になるまで攪拌してリキッドファンデーションを得た。
処方例18.リキッドファンデーション
処方例17のB成分中実施例1の酵素処理分解物溶液に代えて実施例6の酵素処理分解物溶液を用いるほかは処方例17と同様にしてリキッドファンデーションを得た。
処方例19.クリームファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
実施例2の酵素処理分解物溶液 5.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却してクリームファンデーションを得た。
処方例20.クリームファンデーション
処方例19のB成分中実施例2の酵素処理分解物溶液に代えて実施例7の酵素処理分解物溶液を用いるほかは処方例19と同様にしてクリームファンデーションを得た。
処方例21.ボディシャンプー
[A成分] 部
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
実施例2の酵素処理分解物溶液 10.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してボディシャンプーを得た。
処方例22.石けん
[A成分] 部
硬化ヒマシ油 26.0
ヤシ油 10.0
オリーブ油 4.0
[B成分]
水酸化ナトリウム 6.0
砂糖 10.0
グリセリン 5.0
実施例9の酵素処理分解物粉末 0.5
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
エタノール 20.0
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加えてケン化した。これを攪拌しながら50℃まで冷却し、C成分を加えた。これを型に流し込み冷却した後、室温下で数日間乾燥させ、充分に乾燥したものを型から取りだして石けんを得た。
試験例1.SIRC細胞を用いたニュートラルレッド取り込み試験
[試料]
(1) 実施例1で得られた酵素処理分解物溶液(本発明試料1)
(2) 実施例6で得られた酵素処理分解物溶液(本発明試料6)
(3) 実施例1の蛋白分解酵素処理前の抽出物溶液(比較試料1)
(4) 実施例6の蛋白分解酵素処理前の抽出物溶液(比較試料6)
(5) 精製水(対照)
(6)ラウリル硫酸ナトリウム(SDS)(陽性対照))
[試験方法]
ウサギ由来眼粘膜細胞(SIRC)を、96ウェルプレートに5×10個/穴播種し、10%牛胎児血清含有最小必須培地中、37℃、5%COの条件下で3日間プレ培養した後、培地を、試料を10%の濃度(溶液濃度として)で含む同様の培地と交換し、同条件で2日間培養した。対照については試料溶液の代わりに精製水を、又陽性対照についてはSDS100μg/mLを含む培地を用いて同様に培養した。
次に、SIRCを0.05%ニュートラルレッド含有最小必須培地中同条件で3日間培養した後、培地を抜き取り、細胞に取り込まれたニュートラルレッドをTritonX-100で抽出した。この抽出液について570nmに於ける吸光度を測定し、対照を100としたときのSIRCに於けるニュートラルレッドの取り込み率を求め、その値から各試料の刺激性を判定した。
[結果]
上記の試験で得られた各試料のニュートラルレッド(NR)取り込み率を図1に示した。なお、陽性対照のニュートラルレッド(NR)取り込み率は0(零)%であった。
図1に示す通り、本発明試料1及び6は、比較試料1及び6に比べ、ニュートラルレッド(NR)取り込み量が高かった。この結果から、酵素処理によってブラシカ属植物抽出物の細胞に対する刺激性が低下することが明らかになった。
試験例2.白色モルモットを用いた皮膚一次刺激性試験
[試料]
(1) 実施例1で得られた酵素処理分解物溶液(本発明試料1)
(2) 実施例6で得られた酵素処理分解物溶液(本発明試料6)
(3) 実施例1の蛋白分解酵素処理前の抽出物溶液(比較試料1)
(4) 実施例6の蛋白分解酵素処理前の抽出物溶液(比較試料6)
(5) 精製水(対照)
[試験方法]
雄性白色モルモット(Clean Kwl:Hartley、4週齢、体重250〜300g)3匹(GA、GB及びGC)を5日間予備飼育した後、一般状態及び皮膚に異常のないことを確認して試験に供した。
白色モルモットの背部の被毛を、電気バリカン及び電気シェーバーを用いて皮膚に損傷を与えないように刈毛及び剃毛し、1.5×1.5cmの試験部位を5ヶ所設定した。各試料をそれぞれ200μL宛パッチテスト絆(鳥居薬品製)に塗布したものを5ヶ所の試験部位のいずれかに貼付し、テーピングテープでその上を覆った。貼付開始から24時間後にパッチ絆を除去し、除去直後(貼付開始から24時間後)、除去24時間後(貼付開始から48時間後) 及び除去48時間後(貼付開始から72時間後)に、試料貼付部位の紅斑・痂皮形成及び浮腫形成の程度を観察し、下記のドレイズ(Draize)の判定基準に従って評価した。
(紅斑・浮腫形成)
スコア 皮膚の状態
0 : 紅斑なし
1 : 極く軽度の紅斑
2 : 明らかな紅斑
3 : 中程度から強い紅斑
4 : 深紅色の強い紅斑に軽い痂皮形成
(浮腫形成)
スコア 皮膚の状態
0 : 浮腫なし
1 : 極く軽度の浮腫
2 : 明らかな浮腫(周囲と明らかに区別可能)
3 : 中程度の浮腫(約1mmの膨隆)
4 : 強い浮腫(1mmを越える膨隆と貼付部周辺への広がり)
[結果]
上記の方法により求めた紅斑・痂皮形成及び浮腫形成の判定値を表1に示した。
Figure 2005320308
又、3匹のモルモットのそれぞれについて、各試験部位(試料貼付部位)に於ける貼付開始24時間後及び72時間後の紅斑・痂皮形成及び浮腫形成の判定値を合計し、合計値を4で割って得られた数値を一次刺激インデックス(P.I.I.)として表2に示した。
Figure 2005320308
さらに、表2に示した各試料のP.I.I.の平均値(3匹のモルモットの平均)から下記のドレイズ(Draize)の方法による刺激性物質の安全性評価区分に基づいて各試料の皮膚一次刺激性を評価した。
安全性評価区分 P.I.I.の平均値
非刺激性〜弱い刺激性 0〜2
中程度の刺激性 3〜5
強い刺激性 6〜8
以上の結果から、比較試料1及び6は若干の刺激性が認められたのに比べ、本発明試料1および6には全く刺激性が認められなかった。この結果から、酵素処理によってブラシカ属植物抽出物のモルモットの皮膚に対する刺激性が低下することが明らかになった。
試験例3.白色モルモットを用いた連続皮膚刺激性試験
[試料]
(1) 実施例1で得られた酵素処理分解物溶液(本発明試料1)
(2) 実施例1の蛋白分解酵素処理前の抽出物溶液(比較試料1)
(3) 精製水(対照)
[試験方法]
雄性白色モルモット(Clean Kwl:Hartley、4週齢、体重250〜300g)3匹(GA、GB及びGC)を5日間予備飼育した後、一般状態及び皮膚に異常のないことを確認して試験に供した。
白色モルモットの背部の被毛を、電気バリカン及び電気シェーバーを用いて皮膚に損傷を与えないように刈毛及び剃毛し、1.5×1.5cmの試験部位を5ヶ所設定した。
この試験部位に、各試料をそれぞれ0.1mL宛、1日1回、14日間連続して均一塗布した。この間、0、1、3、7、10及び14日目に試験部位の刈毛及び剃毛を行った。
試験部位の皮膚反応については、試料塗布期間中0、1、3、7、10及び14日目の刈毛及び剃毛直後と最終塗布の24時間後に観察し、試験例2と同様にドレイズ(Draize)の判定基準に従って紅斑・痂皮形成及び浮腫形成の程度を評価した。
[結果]
ドレイズ(Draize)の判定基準により求めた紅斑・痂皮形成及び浮腫形成の判定値を表3に、又各判定時に得られた判定値を用いて、試験例2と同様の方法により各判定時に於ける刺激性インデックス(P.I.I.)を求めた結果を表4にそれぞれ示した。
Figure 2005320308
Figure 2005320308
表3及び表4の結果と試験例2に述べた刺激性物質に関するドレイズ(Draize)の安全性評価区分とから、ブラシカ属植物抽出物の酵素処理によって、モルモットの皮膚に対する繰り返し適用時の刺激性も低下することが明らかとなった。
試験例4.保存安定性試験
[試料]
(1) 実施例1で得られた酵素処理分解物溶液(本発明試料1)
(2) 実施例6で得られた酵素処理分解物溶液(本発明試料6)
(3) 実施例1の蛋白分解酵素処理前の抽出物溶液(比較試料1)
(4) 実施例6の蛋白分解酵素処理前の抽出物溶液(比較試料6)
[試験方法]
各試料45mLをそれぞれ容量50mLの硝子製スクリュー管(透明硝子瓶)に入れ、プラスチック製の蓋で栓をして4℃、20℃及び40℃の条件下に6カ月間保管し、その間の色調変化、析出物の有無及び匂いの変化を、毎日1回目視又は官能検査により観察した。6カ月の試験期間内であっても、上記の観察項目のいずれかに変化が認められた試料については不安定であると判断し、それ以降の観察を中止した。なお、試験は各試料のそれぞれ3ロットについて行った。
[結果]
試験結果を表5及び表6に示す。
Figure 2005320308
Figure 2005320308
表5及び表6の結果から、比較試料1および6では1〜2ヶ月の間に色調変化、析出物発生及び匂いの変化等が認められたのに比べ、本発明試料1および6には6ヶ月経過後も全く変化は認められなかった。この結果から、酵素処理によってブラシカ属植物抽出物の保存安定性が著しく向上することが明らかになった。
試験例5.細胞内チロシナーゼ活性抑制作用
[試料]
試験例4に同じ。
[試験方法]
培養B16マウスメラノーマ細胞を、96ウェルマイクロプレートに8×10個/穴播種し、10%仔牛血清含有イーグル最小必須培地中、37℃、5.0%CO2の条件下に1日間プレ培養した後、10%仔牛血清含有イーグル最小必須培地で試料溶液を2.5又は5.0%の濃度(溶液として)となるように希釈した液に置換し、同条件で2日間培養した。
次に培養液を除去し、界面活性剤(Triton X-100)と5mML−ドーパ溶液を添加して37℃で反応を行った後、マイクロプレートリーダー(Model 450、バイオラッド社製)を用い、波長490nmでドーパ値を測定した。
試料無添加の場合(対照)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたドーパ値に対する各試料添加時のドーパ値の相対値を求め、チロシナーゼ活性率(%)とした。
なお、比較のため、試料溶液の代わりに、3mMのアルブチンを添加した場合(陽性対照)についても同様の試験を行った。
[結果]
上記の試験で得られた結果を表7に示した。
Figure 2005320308
表7の結果から、本発明試料1及び6は比較試料1および6に比べ、同等或いはそれ以上のチロシナーゼ活性抑制作用を示した。このことから、酵素処理を行ってもブラシカ属植物抽出物のチロシナーゼ活性抑制作用に変化はなく、高い有効性が保持されることが明らかとなった。
試験例6.線維芽細胞賦活試験
[試料]
試験例4に同じ。
[試験方法]
ヒト真皮由来線維芽細胞NB1RGB(Lot.031011(5))を、1.0%FCS含有イーグル最小必須培地を入れた96ウェルマイクロプレートに1×10個/穴播種し、37℃、5.0%CO2の条件下に1日間プレ培養した後、培地に各試料溶液を2.5%又は5.0%の濃度(溶液濃度として)となるように添加し、同条件でさらに3日間培養した。次に、培地を除去し、0.03%のMTTを添加して37℃に1時間保持した後、生成したホルマザンを酸性イソプロパノールで抽出し、マイクロプレートリーダー(Model 450、バイオラッド社製)を用いて波長570−630nmでMTT値を測定した。
なお、比較のため、試料無添加の場合(対照)についても同様の試験を実施した。
[結果]
結果を図2に示す。
図2に示すとおり、本発明試料1および6は比較試料1及び6に比べ、同等以上のヒト真皮線維芽細胞賦活効果を示した。このことから、酵素処理を行ってもブラシカ属植物抽出物の線維芽細胞賦活作用に変化がないだけではなく、むしろこれを高めることが明らかとなった。
図1は、試験例1の各試料のニュートラルレッド(NR)取り込み率を示すグラフである(縦軸:NR取り込み率(%))。 図2は、試験例6の各試料のMTT値を示すグラフである(縦軸:MTT値)
符号の説明
A 本発明試料1
B 本発明試料6
C 比較試料1
D 比較試料6

Claims (5)

  1. アブラナ科ブラシカ属(Brassica)の植物の抽出物を蛋白分解酵素で処理して得られる酵素処理分解物。
  2. アブラナ科ブラシカ属(Brassica)の植物が、白芥(Brassica alba)、黄芥(Brassica juncea)及び黒芥(Brassica nigra)から選ばれた1種又は2種以上である請求項1に記載の酵素処理分解物。
  3. アブラナ科ブラシカ属(Brassica)の植物が、白芥(Brassica alba)の種子(白芥子)、黄芥(Brassica juncea)の種子(黄芥子)及び黒芥(Brassica nigra)の種子(黒芥子)から選ばれた1種又は2種以上である請求項2に記載の酵素処理分解物。
  4. アブラナ科ブラシカ属(Brassica)の植物が、白芥(Brassica alba)の種子(白芥子)である請求項3に記載の酵素処理分解物。
  5. 請求項1乃至4に記載の酵素処理分解物を配合したことを特徴とする化粧料。
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