JP5020475B2 - 線維芽細胞賦活剤及びこれを含む皮膚外用剤 - Google Patents

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Description

本発明は、皮膚の老化防止や肌荒れの予防・改善に有効でかつ安全性の高い新規な線維芽細胞賦活剤、並びに該線維芽細胞賦活剤を含有する皮膚外用剤に関する。
皮膚の老化は、加齢に伴う細胞増殖・分化の不活性化、ホルモン分泌の低下などの内的要因と、日光(紫外線)暴露により誘発される活性酸素に基づく細胞・組織の損傷或いは炎症の発生などの外的要因が複雑に絡み合って生ずる現象である。
それらのうち内的要因に基づく皮膚の老化は、主として真皮の線維芽細胞の増殖能の低下や活性の低下が原因となって、該細胞の産生するコラーゲン、フィブロネクチン、ムコ多糖などの細胞外マトリックス成分の量が減少し、皮膚組織が柔軟性と弾力性を失うことによって生じ、形態的・生理的変化としては、シワ、たるみの発生や肌荒れなどとして現れる。
この細胞活性の低下に基づく皮膚の老化を予防或いは改善し、皮膚を若々しくハリのある状態に保持するため、従来より細胞賦活成分として、α−ヒドロキシカルボン酸類、ビタミン類、ホルモン類、胎盤エキスなどを皮膚外用剤中に配合することが提案されているが、いずれも有効性或いは安全性の点で必ずしも十分とは云えない面があり、より有用性の高い細胞賦活成分並びにこれを含む皮膚外用剤が求められている。
本発明者等は、上記の如き従来技術の問題点に鑑み、有効性にすぐれた細胞賦活成分を、安全性の観点から植物中に見出すべく鋭意研究、検討を行った結果、熱帯産の果実のうちでも特にその風味、食感が高く評価され三大美果と称されているマンゴスチン、マンゴー及びチェリモヤからそれぞれ得られるエキスが、いずれも線維芽細胞に対して強い賦活作用を示し、又食用果実由来の成分であることに基づく高い生体安全性とも相俟って、ここに有効性と安全性とを兼ね具えた新たな細胞賦活剤の提供が可能となること、又該賦活剤を皮膚外用剤の活性成分として用いることにより、皮膚の老化防止や肌荒れの予防・改善にすぐれた効果を示ししかも安全性の高い皮膚外用剤が提供されることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は第一にチェリモヤ(Annona
cherimola Mill.)の果実から水又は水と親水溶媒との混合溶媒を用いて抽出される果実の抽出物を有効成分とする線維芽細胞賦活剤に関するものである。
本発明は第二に、マンゴスチン(Carcinia
mangostana L. )、マンゴー(Mangifera indica L.)及びチェリモヤ(Annona cherimola Mill.)の3種の植物の果実から水又は水と親水溶媒との混合溶媒を用いて得られる果実の抽出物を有効成分とする線維芽細胞賦活剤に関するものである。
本発明は第三に、上記の線維芽細胞賦活剤を含有する皮膚外用剤に関するものである。

本発明で用いる上記3種の果実エキスの示す皮膚生理活性並びにそれに基づく皮膚外用剤への利用については、マンゴスチンに関しては、その果皮の水溶性抽出物が美白作用と抗炎症作用を持つことが特開平4−24004号公報に、果皮の有機溶媒抽出物が紫外線吸収能を有し、紫外線に基づく皮膚の紅斑やシワの発生の防止に有効であることが特開平9−87155号公報に、果皮又は果肉のエキスが表皮角質層のターンオーバーを促進して乾燥肌や肌荒れを防止或いは改善することが特開平1−175814号公報に、果皮に含まれるキサントン誘導体がテストステロン−5α−レダクターゼ阻害活性を有し、ニキビ等の治療に有効であることが特開2000−229857号公報に、マンゴズチンを包含するオトギリソウ属植物のエッセンスがストレスの影響を緩和する作用を有し、ストレスに起因するアトピー性皮膚炎や肌荒れの予防、症状改善に有効であることが特開2001−278770号公報に、果皮の抽出物がマトリックスメタロプロテアーゼ活性阻害作用を有し、皮脂の分泌抑制、ひいてはニキビ等の予防、改善に有効であることが特開2002−47125号公報及び同2003−201214号公報にそれぞれ開示され、又マンゴーに関しては、その種子の水性媒体抽出物及び種子核のエキスが、それぞれ抗酸化能及び抗菌・抗ニキビ活性を有し、化粧料配合原料として有用であることが特開平9−216836号公報及び同10−324610号公報に、さらにはマンゴー及びチェリモヤの水蒸気蒸留水が皮膚の保湿性を改善し肌荒れを防止する効果を有することが特開2001−220312号公報及び同2001−226249号公報に開示されているが、それら3種の果実のエキスが真皮の線維芽細胞に対して強い賦活作用を示し、かかる作用に基づいて、皮膚の老化や肌荒れの予防、症状改善に顕著な効果を奏することは従来全く知られておらず、当該事実は本発明を俟って初めて明らかとなったところである。
特開平4−24004号 特開平9−87155号 特開平10−175814号 特開2000−229857号 特開2001−278770号 特開2002−47125号 特開2003−201214号 特開平9−216836号 特開平10−324610号 特開2001−220312号 特開2000−226249号
マンゴスチン、マンゴー及びチェリモヤの果実から得られるエキスは、いずれも真皮の線維芽細胞に対して強い賦活作用を示すと共に、上記果実が食用に供されていることから生体安全性にもすぐれており、それらを各々単独でもしくは二種以上を組み合わせ用いた場合、高い有効性と安全性とを兼ね具えた線維芽細胞賦活剤が提供される。
又、本発明の上記線維芽細胞賦活剤を配合成分として用いることによって、皮膚の老化防止や肌荒れの予防・改善に有効でかつ安全性の高い皮膚外用剤が提供される。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の線維芽細胞賦活剤に於いて有効成分として用いるマンゴスチン、マンゴー或いはチェリモヤの果実のエキスとは、それら果実の果皮、果肉、種子など任意の部分の乾燥粉砕物、搾汁液、抽出物、さらには該搾汁液や抽出物溶液に凍結乾燥処理等を施して得られる乾燥物などを言い、エキスの性状やその採取部位などに特に制限はないが、それらのうちでも果肉の抽出物又は搾汁液(果汁)、もしくはそれらの乾燥物を用いた場合に特に顕著な細胞賦活効果を得ることが出来る。
又、抽出物を調製するに当たって、抽出前及び/又は抽出時に、果実に酵素分解処理や酸、アルカリによる加水分解処理を施すようにすると、果実に含まれる活性成分の抽出が容易となり、得られる抽出物の細胞賦活効果が一層良好となる利点がある。
従って、本発明に於いては、かかる分解処理を併用して得られる抽出物或いはその乾燥物、就中酵素分解処理を併用して得られる抽出物(以下、酵素分解抽出物と言うことがある)或いはその乾燥物を用いることが特に好ましい。又上述の通り、果実のうちでも特に果肉から得られるエキスが高い有効性を示すことから、果肉を抽出原料として調製される酵素分解抽出物を用いることが、本発明に於いては最も好ましい。
なお、上記の分解処理を併用して得られる抽出物は、上述の細胞賦活効果の向上のほかに、流動特性が改善されてろ過操作等が容易となるといった作業効率上の利点や、さらには長期保存中にもオリの発生のない保存安定性にすぐれたものとなるなどの利点をも有している。
本発明の果実の抽出物を調製する場合、抽出方法としては浸漬法、向流抽出法などが用いられる。又、場合によっては、超臨界抽出法を採用してもよい。
抽出溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノールなどの低級アルコール類、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノールなどの高級アルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチルなどのエステル類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類;エチルエーテル、イソプロピルエーテルなどのエーテル類;n−ヘキサン、トルエン、クロロホルムなどの炭化水素系溶媒などが挙げられ、それらは単独でもしくは二種以上混合して用いられる。
それら抽出溶媒のうちでも、得られる抽出物の細胞賦活効果の観点、さらには皮膚外用剤への幅広い適用が可能であるという点から、水、低級アルコール類及び多価アルコール類から選ばれた一種又は二種以上の混合溶媒、就中水単独もしくは水とエチルアルコール、グリセリン又は1,3−ブチレングリコールのいずれかとの混合溶媒を用いることが好ましい。
さらに、酵素分解処理を併用する場合の抽出溶媒としては、水の単独使用が最も好ましい。
混合溶媒を用いる場合の混合比は、例えば水とエチルアルコールとの混合溶媒であれば、容量比(以下同じ)で1:1〜25:1、水とグリセリンとの混合溶媒であれば1:1〜15:1、又水と1,3−ブチレングリコールとの混合溶媒であれば、1:1〜1:15の範囲とすることが好ましい。
又、本発明の抽出物を調製するに当たって、抽出液のpHは、前記の酸又はアルカリによる分解処理を抽出と同時に行う場合には、強酸性又は強アルカリ性領域であってもよいが、一般にはpH4〜9の範囲とすること、特に酵素分解処理を併用する場合にあっては酵素の至適pH付近に保持することが好ましく、かかる意味で、必要ならば上記の抽出溶媒に、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ性調整剤や、クエン酸、塩酸、リン酸、硫酸などの酸性調整剤等を配合して、所望のpHとなるようにpH調整を行う。
抽出温度、時間等の抽出条件は、用いる溶媒の種類、果実の抽出部位・細切度等によっても異なるが、例えば浸漬法の場合であれば、抽出温度は、一般に4〜90℃、好ましくは20〜80℃の範囲であり、又抽出時間は、40℃抽出の場合で30分〜3日間程度、特に1〜24時間程度が好適である。
なお、抽出に際して酵素や酸、アルカリによる分解処理を併用する場合の抽出温度は、酵素分解処理であれば用いる酵素の至適温度付近、又酸、アルカリによる加水分解処理であれば4〜40℃の範囲とすることが好ましい。
以上の抽出物の調製に当たって酵素分解処理を施す場合、酵素としては、蛋白分解酵素及び糖類分解酵素から選ばれた少なくとも1種の酵素が用いられる。
ここで蛋白分解酵素としては、例えばパパイン、キモパパインなどのパパイン類、アクチナーゼなどのアクチナーゼ類、ペプシンなどのペプシン類、ブロメラインなどが、又糖類分解酵素としては、ペクチンデポリメラーゼ、ペクチンエステラーゼなどのペクチナーゼ類、α−アミラーゼ、β−アミラーゼ、グルコアミラーゼなどのアミラーゼ類、セルラーゼ、ヘミセルラーゼなどのセルラーゼ類等が挙げられる。それらのうちでも、蛋白分解酵素としてはパパイン類が、又糖質分解酵素としてはペクチン類が特に好ましい。
上記酵素による分解処理は、果実抽出物溶液中の固形分に対して、一般に0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜1重量%の酵素を用い、好適には使用する酵素の至適pH及び至適温度付近で行われる。処理時間は、酵素分解処理を抽出と同時に行う時は抽出時間と同一であって差し支えないが、該処理を抽出に先立って行う場合には、1〜72 時間の範囲、特に2〜24時間の範囲とするのがよい。
酵素分解処理に代えて酸又はアルカリによる加水分解処理を行う場合、それらの処理は一般には抽出工程に先立って行われ、酸加水分解処理であれば、前述した酸性調整剤を用いてpHを1〜4に調整した水性媒体中、40〜150℃で1〜24時間、又アルカリ加水分解処理であれば、同じく前述したアルカリ性調整剤を用いてpHを8〜12に調整した水性媒体中、40〜100℃で1〜24時間、果実を分解処理した後、分解液のpHを、一般には4〜9の範囲に再調整した上、これを次の抽出工程に供し、前記した抽出条件に従って抽出物を調製する。
以上の如くして得られるマンゴスチン、マンゴー或いはチェリモヤの果実の抽出物溶液、酵素分解抽出物溶液、酸もしくはアルカリ加水分解抽出物溶液或いは搾汁液は、一般にはpHを4〜8に調整し、又必要ならば希釈或いは濃縮により適宜の濃度とした上、濾過により不溶物を除去し、線維芽細胞賦活剤として供される。又場合によっては、スプレードライ法、凍結乾燥法など常法に従って粉末化してもよい。
なお、上記の各抽出物溶液或いは搾汁液は、通常の濾過に加えて、さらに限外濾過に付することにより、その経時安定性を一層向上せしめることができる。
かくして得られる本発明のマンゴスチン、マンゴー及びチェリモヤの3種の果実のエキス(抽出物、酵素分解抽出物、酸もしくはアルカリ加水分解抽出物、搾汁液等)は、それらを各々単独で用いた場合にも実用上十分満足し得る線維芽賦活作用を示し、該細胞の賦活剤として有用なものであるが、さらにそれら3種の果実から選ばれた2種以上の果実のエキスを組み合わせ用いた場合、就中3種の果実のエキスを併用した場合に線維芽細胞賦活作用は特にすぐれたものとなることから、本発明に於いてはかかる3種の果実のエキスを組み合わせ用いてなる線維芽細胞賦活剤の使用が最も好ましい。
本発明の線維芽細胞賦活剤を含む皮膚外用剤としては、化粧料、医薬部外品、医薬等が挙げられ、又適用部位としては頭皮を含む皮膚全般が対象となり、特に制限はない。従って、その剤形としては、例えば乳液、クリーム、ローション、エッセンス、軟膏、パック、ハップ剤、皮膚清浄料(石けん類など)、洗顔料、ヘアートニック、シャンプー、リンス、トリートメント、各種メークアップ化粧料、浴剤など多様なものとすることできる。
本発明の皮膚外用剤中に於ける線維芽細胞賦活剤の配合量は、皮膚外用剤の用途、適用部位等によっても異なるが、前記3種の果実エキスを各々単独で用いる場合及びそれらの2種以上を組み合わせて用いる場合のいずれにあっても、固形分換算で一般に0.001〜5.0重量%、好ましくは0.01〜1.0重量%、特に好ましくは0.05〜0.5重量%の範囲とするのがよい。
本発明の皮膚外用剤には、必須成分の上記線維芽細胞賦活剤のほかに、通常皮膚外用剤に用いられる成分、例えば油性成分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
又、本発明の線維芽細胞賦活剤の有効性や特長を損なわない限り、他の生理活性成分を併せ配合することもできる。
ここで、油性成分としては、例えばオリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、植物由来スクワランなどの植物由来の油脂類;ミンク油、タートル油などの動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリンなどのロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワランなどの炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、cis‐11‐エイコセン酸などの脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2‐エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)などの合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
界面活性剤としては,例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪酸アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α‐スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩などのアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級〜第三級脂肪酸アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2‐アルキル‐1‐アルキル‐1‐ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N‐ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩などのカチオン界面活性剤;N,N‐ジメチル‐N‐アルキル‐N‐カルボキシメチルアンモニオベタイン、N,N,N‐トリアルキル‐N‐アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N‐アシルアミドプロピル‐N′,N′‐ジメチル‐N′‐β‐ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタインなどの両性界面活性剤等を使用することができる。
又、乳化剤乃至乳化助剤として、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジュアゼイロ(Zizyphus juazeiro:Rhamnaceae)抽出物等を配合することもできる。
保湿剤としては、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3‐ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース、マルトース等の糖類、乳酸菌醗酵米、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体など)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、加水分解シルク蛋白質、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、フィトステロール、大豆リン脂質、イソステアリン酸コレステリル、海藻抽出物、魚介類由来コラーゲン及びその誘導体、各種アミノ酸及びそれらの誘導体(例えばトリメチルグリシンなど)が挙げられる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻或いは紅藻由来成分、ビャッキュウ抽出物、ペクチン、ローカストビーンガム、アロエ多糖体等の多糖類、キサンタンガム、トラガントガム、グアーガム等のガム類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体、ポリグルタミン酸及びその誘導体等が挙げられる。
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、ジャーマル(イミダゾデイニールウレア)、1,2‐ペンタンジオール、各種精油類、樹皮乾留物等がある。
粉体成分としては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、6‐又は12‐ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類(米、麦、トウモロコシ、キビなど)のパウダー、豆類(大豆、小豆など)のパウダー等がある。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、サリチル酸アミル及びその誘導体、サリチル酸オクチル、サリチル酸ホモメンチル、パラメトキシ桂皮酸2‐エチルヘキシル、パラメトキシ桂皮酸オクチル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2,4‐ジヒドロキシベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノン、2‐ヒドロキシ‐4‐メトキシベンゾフェノン‐5‐スルホン酸塩、4‐ターシャリーブチル‐4‐メトキシベンゾイルメタン、2‐(2‐ヒドロキシ‐5‐メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等がある。
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ビタミンE及びその誘導体、ユビデカキノン(ユビキノン)、ルチン、ルチングルコシド、白芥子抽出物、イネ抽出物、ムラサキシキブ抽出物、シラカバ抽出物、ハマメリス抽出物、ウーロン茶抽出物等がある。
生理活性成分としては、例えば美白成分として、t‐シクロアミノ酸誘導体、コウジ酸及びその誘導体、ハイドロキノン誘導体、エラグ酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、胎盤抽出物、システイン、ソウハクヒ抽出物、ユキノシタ抽出物、米糠抽出物、米糠抽出物加水分解物、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀類)、白芥子加水分解抽出物、ムラサキシキブ抽出物、ハスの実発酵物、党参抽出物、パンダヌス・アマリリフォリウス(Pandanus amaryllifolius Roxb.)抽出物、アルカンジェリシア・フラバ(Arcangelicia flava Merrilli)抽出物、カミツレ抽出物(商品名:カモミラET)、ジンコウ抽出物、ハマメリス抽出物、イタドリ抽出物、サワヒヨドリ抽出物、甘草抽出物、フキタンポポ抽出物、アルテア抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ユキノシタ抽出物、ナツメ抽出物、シャクヤク抽出物、トウキ抽出物、モモ抽出物、緑藻類、紅藻類又は褐藻類の海藻の抽出物、アマモ等の海草の抽出物、リノール酸及びその誘導体もしくは加工物(例えばリポソーム化リノール酸など)、2,5‐ジヒドロキシ安息香酸誘導体等が、皮膚老化防止・美肌化成分として、動物又は魚由来のコラーゲン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、セラミドなどの細胞間脂質、胎盤抽出物、ニコチン酸及びその誘導体、グリチルリチン酸及びその誘導体(ジカリウム塩等)、t‐シクロアミノ酸誘導体、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、アラントイン、α‐ヒドロキシ酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ‐アミノ‐β‐ヒドロキシ酪酸、コエンザイムQ−10、α−リポ酸、ピコリン、ゲンチアナエキス、甘草エキス、ハトムギエキス、カミツレエキス、ニンジンエキス、アロエエキス、カッコンエキスなどの生薬抽出エキス、米抽出物加水分解物、米糠抽出物加水分解物、米醗酵エキス、緑藻類、紅藻類又は褐藻類の海藻の抽出物、アマモ等の海草の抽出物、ソウハクヒエキス、ジュアゼイロ(Zizyphus juazeiro)抽出物、ブナ抽出物、キダチアロエ抽出物、マンネンロウ抽出物、イチョウ抽出物、スギナ抽出物、ベニバナ抽出物、オタネニンジン抽出物、ニンジン抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、ハゴロモグサ抽出物、黒豆抽出物、タベブイア・インペチギノサ抽出物、酵母抽出物、卵殻膜抽出タンパク質、デオキシリボ核酸カリウム塩等が、又抗炎症剤として、グアイアズレンスルホン酸ナトリウム、グアイアズレンスルホン酸エチルなどのアズレン誘導体、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸ステアリルなどのグリチルリチン酸誘導体、アラントイン、カンゾウ抽出物、クジン抽出物、シャクヤク抽出物、ボタンピ抽出物、レンギョウ抽出物、リュウタン抽出物、トウキンセンカ抽出物、パセリ抽出物、オトギリソウ抽出物、ブクリョウタケ抽出物、カシア抽出物等がある。
上記のコウジ酸誘導体としては、例えばコウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチレートなどのコウジ酸エステル類、コウジ酸エーテル類、コウジ酸グルコシドなどのコウジ酸糖誘導体等が、アスコルビン酸誘導体としては、例えばL‐アスコルビン酸‐2‐リン酸エステルナトリウム、L‐アスコルビン酸‐2‐リン酸エステルマグネシウム、L‐アスコルビン酸‐2‐硫酸エステルナトリウム、L‐アスコルビン酸‐2‐硫酸エステルマグネシウムなどのアスコルビン酸エステル塩類、L‐アスコルビン酸‐2‐グルコシド(2‐O‐α‐D‐グルコピラノシル‐L‐アスコルビン酸)、L‐アスコルビン酸‐5‐グルコシド(5‐O‐α‐D‐グルコピラノシル‐L‐アスコルビン酸)などのアスコルビン酸糖誘導体、それらアスコルビン酸糖誘導体の6位アシル化物(アシル基は、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカノイル基など)、L‐アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、L‐アスコルビン酸テトララウリン酸エステルなどのL‐アスコルビン酸テトラ脂肪酸エステル類、3‐O‐エチルアスコルビン酸、L‐アスコルビン酸‐2‐リン酸‐6‐O‐パルミテートナトリウム等が、ハイドロキノン誘導体としては、アルブチン(ハイドロキノン‐β‐D‐グルコピラノシド)、α‐アルブチン(ハイドロキノン‐α‐D‐グルコピラノシド)等が、レゾルシノール誘導体としては、例えば4‐n‐ブチルレゾルシノール、4‐イソアミルレゾルシノール等が、2,5‐ジヒドロキシ安息香酸誘導体としては、例えば2,5‐ジアセトキシ安息香酸、2‐アセトキシ‐5‐ヒドロキシ安息香酸、2‐ヒドロキシ‐5‐プロピオニルオキシ安息香酸等が、ニコチン酸誘導体としては、例えばニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等が、ビタミンE誘導体としては、例えばビタミンEニコチネート、ビタミンEリノレート、ビタミンEリン酸エステルナトリウム塩等が、α‐ヒドロキシ酸としては、例えば乳酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、α‐ヒドロキシオクタン酸等がある。
次に、実施例、試験例及び処方例(皮膚外用剤の実施例)を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下に於いて、部はすべて重量部を、又%はすべて重量%を意味する。
実施例1.線維芽細胞賦活剤の調製(1)
マンゴスチンの果肉50部に精製水470部及びペクチナーゼ0.5部を混合し、40℃で3時間抽出並びに酵素分解処理を行った後、80℃で1時間酵素を失活させ、次いでろ過を行って、極微黄色透明のマンゴスチン酵素分解抽出物溶液(固形分濃度3.7%)からなる線維芽細胞賦活剤を得た。
実施例2.線維芽細胞賦活剤の調製(2)
マンゴーの果肉の搾汁液50部に精製水450部及びペクチナーゼ0.5部を混合し、40℃で3時間抽出並びに酵素分解処理を行った後、80℃で1時間酵素を失活させ、次いでろ過を行って、淡黄色透明のマンゴー酵素分解抽出物溶液(固形分濃度5.9%)からなる線維芽細胞賦活剤を得た。
実施例3.線維芽細胞賦活剤の調製(3)
チェリモヤの果実30部に精製水480部及びペクチナーゼ0.5部を混合し、40℃で3時間抽出並びに酵素分解処理を行った後、80℃で1時間酵素を失活させ、次いでろ過を行って、淡黄褐色透明のチェリモヤ酵素分解抽出物溶液(固形分濃度1.5%)からなる線維芽細胞賦活剤を得た。
実施例4.線維芽細胞賦活剤の調製(4)
マンゴスチンの果肉50部、マンゴーの果肉の搾汁液50部及びチェリモヤの果実30部の混合物に、精製水400部及びペクチナーゼ0.5部を混合し、40℃で3時間抽出並びに酵素分解処理を行った後、80℃で1時間酵素を失活させ、次いでろ過を行って、淡黄褐色透明のマンゴスチン/マンゴー/チェリモヤ酵素分解抽出物溶液(固形分濃度10.1%)からなる線維芽細胞賦活剤を得た。
実施例5.線維芽細胞賦活剤の調製(5)
マンゴスチンの果肉50部、マンゴーの果肉の搾汁液50部及びチェリモヤの果実30部の混合物に、精製水400部を加え、80℃で1時間抽出を行った後ろ過し、淡黄褐色透明のマンゴスチン/マンゴー/チェリモヤ抽出物溶液(固形分濃度9.9%)からなる線維芽細胞賦活剤を得た。
実施例6.線維芽細胞賦活剤の調製(6)
抽出媒体として精製水に代えて20%エタノール水溶液を用いるほかは実施例4と同様にして、淡黄褐色透明のマンゴスチン/マンゴー/チェリモヤ酵素分解抽出物溶液(固形分濃度9.2%)からなる線維芽細胞賦活剤を得た。
実施例7.線維芽細胞賦活剤の調製(7)
抽出媒体として精製水に代えて30%1,3−ブチレングリコール水溶液を用いるほかは実施例4と同様にして、淡黄褐色透明のマンゴスチン/マンゴー/チェリモヤ酵素分解抽出物溶液(固形分濃度8.5%)からなる線維芽細胞賦活剤を得た。
実施例8.線維芽細胞賦活剤の調製(8)
酵素としてペクチナーゼに代えてセルラーゼを用いるほかは実施例4と同様にして、淡黄褐色透明のマンゴスチン/マンゴー/チェリモヤ酵素分解抽出物溶液(固形分濃度9.7%)からなる線維芽細胞賦活剤を得た。
実施例9.線維芽細胞賦活剤の調製(9)
実施例1と同様にして調製したマンゴスチン酵素分解抽出物溶液)を凍結乾燥した後粉砕して、淡灰白色のマンゴスチン酵素分解抽出物粉末からなる線維芽細胞賦活剤を得た。
試験例1.線維芽細胞賦活作用
[試料]
(1)実施例1で得られたマンゴスチン酵素分解抽出物溶液
(2)実施例2で得られたマンゴー酵素分解抽出物溶液
(3)実施例3で得られたチェリモヤ酵素分解抽出物溶液
(4)実施例4で得られたマンゴスチン/マンゴー/チェリモヤ酵素分解抽出物溶液
(5)実施例5で得られたマンゴスチン/マンゴー/チェリモヤ抽出物溶液
ヒト真皮由来線維芽細胞NB1RGB(Lot.041125(4))を、0.5%NCS含有イーグル最少必須培地を入れた96穴マイクロプレートに1×10 個/穴播種し、37℃,5.0%COの条件下に1日間プレ培養した後、培地に試料溶液を1.25%又は2.5%の濃度(溶液として)となるように添加し、同条件でさらに3日間培養した。次に、培地を除去し、0.03%のMTTを添加して37℃に1時間保持した後、生成したホルマザンを酸性イソプロパノールで抽出し、マイクロプレートリーダー(Model 450、バイオラッド社製)を用いて波長570−630nmでMTT値を測定した。
試料無添加の場合(対照)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたMTT値に対する各試料添加時のMTT値の相対値を求め、線維芽細胞MTT活性率(%)とした。
[結果]
結果を表1に示す。
Figure 0005020475
表1に示す通り、マンゴスチン、マンゴー及びチェリモヤの果実の各抽出物並びにそれら3種の果実の混合抽出物は、線維芽細胞のMTT活性を亢進し、該細胞を賦活する作用を有する。
又、マンゴスチン、マンゴー及びチェリモヤの果実の混合抽出物、特に実施例4の混合抽出物は、それら各果実の単独の抽出物(実施例1〜3)と比較して、有意に高い該細胞賦活作用を示す。
試験例2.皮膚刺激性
実施例4で得られた3種の果実の混合酵素分解抽出物溶液を日局親水ワセリンに5%の濃度(溶液として)になるように練合したものを試料として用い、パッチテストにより上記抽出物溶液の皮膚刺激性を調べた。
[試験方法]
年齢20〜50歳の成人男子5名を被験者とし、各々の上腕部内側をエタノールで拭って皮脂を除去し、該部位に、フィンチャンバーのアルミ板に試料溶液及び対照として日局親水ワセリンをそれぞれ0.2g宛塗布したものを貼付した。24時間後にフィンチャンバーを除去し、皮膚刺激の程度をつぎに述べる方法並びに基準により判定した。
[判定]
パッチ除去後1時間後、24時間後及び48時間後に、貼付部位の紅斑及び浮腫の状況を、以下の「ドレイズ法による皮膚刺激性判定基準」に基づき目視判定し、被験者5名の平均値を求めた。
(紅斑)
スコア 皮膚の状態
0 : 紅斑なし
1 : 極く軽度の紅斑
2 : 明らかな紅斑
3 : 中程度から強い紅斑
4 : 深紅色の強い紅斑に軽い痂皮形成
(浮腫)
スコア 皮膚の状態
0 : 浮腫なし
1 : 極く軽度の浮腫
2 : 明らかな浮腫(周囲と明らかに区別可能)
3 : 中程度の浮腫(1mm以上の盛り上がり)
4 : 強い浮腫(さらに周囲にも広がり)
[結果]
結果を表2に示す。
Figure 0005020475
表2の結果から明らかな通り、本発明で用いるマンゴスチン、マンゴー及びチェリモヤの3種の果実の酵素分解抽出物溶液を含んでなる線維芽細胞賦活剤は皮膚刺激が殆どなく、安全性に極めてすぐれている。
処方例1.クリーム
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
ヘキサラン (注1) 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0
ブチルパラベン 0.1
(注1)株式会社テクノーブル製 トリオクタン酸グリセリル
[B成分]
実施例1の線維芽細胞賦活剤 5.0
グリセリン 5.0
カルボキシメチルモノステアレート 0.1
モイストン・C (注2) 1.0
精製水 全量が100部となる量
(注2)株式会社テクノーブル製 NMF成分
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
処方例2.クリーム
処方例1のB成分中、実施例1の線維芽細胞賦活剤に代えて実施例2の線維芽細胞賦活剤を用いるほかは処方例1と同様にしてクリームを得た。
処方例3.クリーム
処方例1のB成分中、実施例1の線維芽細胞賦活剤に代えて実施例3の線維芽細胞賦活剤を用いるほかは処方例1と同様にしてクリームを得た。
処方例4.クリーム
処方例1のB成分中、実施例1の線維芽細胞賦活剤に代えて実施例4の線維芽
処方例5.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
実施例2の線維芽細胞賦活剤 5.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。こ
れを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
処方例6.乳液
処方例5のB成分中実施例2の線維芽細胞賦活剤に代えて実施例3の線維芽細胞賦活剤を用いるほかは処方例5と同様にして乳液を得た。
処方例7.乳液
処方例5のB成分中実施例2の線維芽細胞賦活剤に代えて実施例4の線維芽細胞賦活剤を用いるほかは処方例5と同様にして乳液を得た。
処方例8.乳液
処方例5のB成分中実施例2の線維芽細胞賦活剤に代えて実施例5の線維芽細胞賦活剤を用いるほかは処方例5と同様にして乳液を得た。
処方例9.乳液
処方例5のB成分中実施例2の線維芽細胞賦活剤に代えて実施例6の線維芽細胞賦活剤を用いるほかは処方例5と同様にして乳液を得た。
処方例10.乳液
処方例5のB成分中実施例2の線維芽細胞賦活剤に代えて実施例7の線維芽細胞賦活剤を用いるほかは処方例5と同様にして乳液を得た。
処方例11.乳液
処方例5のB成分中実施例2の線維芽細胞賦活剤に代えて実施例8の線維芽細胞賦活剤を用いるほかは処方例5と同様にして乳液を得た。
処方例12.ローション
[成分] 部
実施例4の線維芽細胞賦活剤 5.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
処方例13.化粧水
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
実施例4の線維芽細胞賦活剤 5.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して化粧水を得た。
処方例14.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
実施例4の線維芽細胞賦活剤 5.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
処方例15.乳液
処方例14のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム2.0部を用いるほかは処方例14と同様にして乳液を得た。
処方例16.乳液
処方例14のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム2.0部を用いるほかは処方例14と同様にして乳液を得た。
処方例17.乳液
処方例14のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは処方例14と同様にして乳液を得た。
処方例18.乳液
処方例14のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米糠抽出物加水分解物(株式会社テクノーブル製、商品名「グレイスノウ*雪*HP」、固形分濃度3.5%)5.0部を用いるほかは処方例14と同様にして乳液を得た。
処方例19.乳液
処方例14のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてγ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸1.0部を用いるほかは処方例14と同様にして乳液を得た。
処方例20.プレスドパウダー
[A成分] 部
ベンガラ 0.5
黄酸化鉄 1.5
黒酸化鉄 0.1
酸化チタン 10.0
ナイロンパウダー 4.0
セリサイト 全量が100部となる量
マイカ 23.0
タルク 25.0
実施例9の線維芽細胞賦活剤(粉末) 0.1
[B成分]
スクワラン 1.0
メチルポリシロキサン 4.0
プロピルパラベン 0.1
デヒドロ酢酸 0.1
流動パラフィン 2.0
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ混合攪拌し混合した後、200メッシュのタイラーメッシュの篩にかけ、得られた混合粉末を金型に打型してプレスドパウダーを得た。
処方例21.リキッドファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 2.4
モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0
セトステアリルアルコール 0.2
液状ラノリン 2.0
流動パラフィン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.5
プロピルパラベン 0.05
[B成分]
実施例4の線維芽細胞賦活剤 5.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
ベントナイト 0.5
プロピレングリコール 4.0
トリエタノールアミン 1.1
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ加温した後混合攪拌した。これを再加温し、上記のC成分を添加して型に流し込み、室温になるまで攪拌してリキッドファンデーションを得た。
処方例22.クリームファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
実施例4の線維芽細胞賦活剤 5.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却してクリームファンデーションを得た。
処方例23.ボディシャンプー
[A成分] 部
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
実施例4の線維芽細胞賦活剤 5.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してボディシャンプーを得た。
処方例24.石けん
[A成分] 部
硬化ヒマシ油 26.0
ヤシ油 10.0
オリーブ油 4.0
[B成分]
水酸化ナトリウム 6.0
砂糖 10.0
グリセリン 5.0
実施例9の線維芽細胞賦活剤(粉末) 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
エタノール 20.0
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加えてケン化した。これを攪拌しながら50℃まで冷却し、C成分を加えた。これを型に流し込み冷却した後、室温下で数日間乾燥させ、充分に乾燥したものを型から取りだして石けんを得た。
試験例3.パネル試験
本発明の線維芽細胞賦活剤を含むクリームについて、パネルテストにより皮膚に対する効果を調べた。
[試料]
(1)処方例1のクリーム
(2)処方例2のクリーム
(3)処方例3のクリーム
(4)処方例4のクリーム
(5)処方例1のB成分中、実施例1の線維芽細胞賦活剤に代えて精製水を用いるほかは処方例1と同様にして得られたクリーム(対照)
[試験方法]
無作為に抽出した年齢18〜50歳の女性80名を被験者として20名ずつ4つのグループに分け、各グループに処方例1〜4のいずれかのクリームと対照のクリームを割り振り、それぞれ左右の頬部に、処方例又は対照のクリームを1日2回(朝、晩)、1ヵ月間塗布してもらった後、小ジワに対する改善効果及び肌のはり、艶に対する改善効果を、以下の評価基準に基づいて評価した。
[評価基準]
(小ジワに対する改善効果)
A:殆ど目立たなくなった
B:かなり目立たなくなった
C:わずかに目立たなくなった
D:変わらない
E:かえって増えた
(肌のはり、艶に対する改善効果)
A:明らかに改善された
B:かなり改善された
C:僅かに改善された
D:変わらない
E:かえって悪くなった
[結果]
結果を表3に示す。なお、表3のA〜Eの各評価欄の数字は、被験者20名中当該評価を行った被験者の割合(%)を示す。
Figure 0005020475
表3の結果から、本発明のマンゴスチン、マンゴー及び/又はチェリモヤの果実エキスを有効成分とする線維芽細胞賦活剤を配合したクリームが、すぐれた皮膚老化防止効果、肌荒れ改善効果を奏することが判る。

Claims (6)

  1. チェリモヤ(Annona cherimola
    Mill.)の果実から水又は水と親水溶媒との混合溶媒を用いて抽出される果実の抽出物を有効成分とする線維芽細胞賦活剤。
  2. マンゴスチン(Carcinia mangostana L. )、マンゴー(Mangifera indica L.)、及びチェリモヤ(Annona
    cherimola Mill.)の3種の植物の果実から水又は水と親水溶媒との混合溶媒を用いて得られる果実の抽出物を有効成分とする線維芽細胞賦活剤。
  3. 果実の抽出物が、その抽出前及び/又は抽出時に果実に加水分解処理を施して得られたものである請求項1又は2に記載の線維芽細胞賦活剤。
  4. 加水分解処理として酵素分解処理を用いる請求項に記載の線維芽細胞賦活剤。
  5. 果実抽出物が、果肉から得られたものである請求項1乃至4のいずれかに記載の線維芽細胞賦活剤。
  6. 請求項1乃至のいずれかの線維芽細胞賦活剤を含有する皮膚外用剤。
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