JP4573545B2 - 化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、すぐれた美白作用と皮膚老化防止作用とを併せ持ち、皮膚に対して総合的、多面的な美肌化効果を付与すると共に、生体安全性にもすぐれた化粧料に関する。
シワやたるみ或いはシミ、ソバカスの発生など皮膚の老化や不健全化の症状は、加齢に伴う細胞増殖・分化の不活性化、ホルモン分泌の低下などの内的要因と、日光(紫外線)暴露によって誘発される活性酸素に基づく細胞・組織の損傷、色素沈着の増加、さらには炎症発症などの外的要因が複雑に絡み合って生ずる現象である。
この皮膚の老化や不健全化を防止し或いは改善して、皮膚を健全かつ若々しい状態に保持するため、従来より種々の活性成分の使用が提案され、それら成分を配合した化粧料が上市されている。例えば、アスコルビン酸及びその誘導体、ハイドロキノン誘導体、レゾルシノール誘導体などの美白剤、α−ヒドロキシカルボン酸類、胎盤抽出物、ホルモン類などの細胞賦活成分、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの真皮マトリックス成分、ビタミンE類などの抗酸化剤、グリチルレチン酸などの抗炎症剤、各種紫外線防御剤等がそれである。
しかしながら、それら従来の成分は一般に、上述した皮膚の老化乃至不健全化要因の一つを予防し或いは改善し得るに過ぎないため、それら成分を配合した化粧料によっては、真に満足し得る老化防止効果、美肌化効果を得ることは困難である。また、成分によっては、有効性を高めるため配合量を増すと皮膚刺激の問題を生ずるなど安全性の面に於いても改善を要するものがある。
本発明者等は、上記の如き従来技術の問題点に鑑み、皮膚の老化や不健全化の諸要因に対して複合的に作用することにより、皮膚を真に健全で若々しい状態に保持し、改善し得る新たな活性成分を、しかも生体安全性の観点から天然物中に求めるべく鋭意研究・検討を重ねた結果、米に特定の処理を施して得られる成分が、メラニン生成抑制作用に基づく美白効果と線維芽細胞賦活作用に基づく皮膚老化防止効果とを併せ持っており、かかる成分を配合してなる化粧料は、皮膚に総合的、多面的な美肌化、健全化効果を付与し得ると共に、該成分が天然物由来であるが故に生体安全性にもすぐれたものとなることを見出し本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、予め蛋白分解酵素処理又は乳酸菌発酵処理による低蛋白化処理を施した米をpH2〜5の酸性媒体で抽出して得られる抽出物を配合したことを特徴とする美白化粧料である。又本発明は、上記の抽出物をさらに加水分解してなる分解物を配合した化粧料にも関する。
なお、本発明に於いて化粧料なる文言は、所謂化粧料のほかに医薬部外品までも含む広義で用いる。

本発明の化粧料に於いて活性成分として用いる低蛋白化処理米の酸性媒体抽出物或いはその加水分解物は、チロシナーゼ活性の抑制に基づくメラニン生成阻止作用とさらに真皮線維芽細胞に対する顕著な賦活作用とを併せ持っており、それら両作用の複合に基づく相乗的効果により、本発明の化粧料は、シワやタルミ或いはシミ、ソバカスなどの皮膚の老化や不健全化の症状の予防或いは改善に多面的かつすぐれた効果を発揮して、皮膚を真に健全で若々しい状態に維持し、改善する。
又、本発明化粧料の活性成分は米由来で、しかも米は予め低蛋白化処理が施されたものであるので、皮膚に対する刺激性やアレルギー性が殆ど全くなく、生体安全性に極めてすぐれている。さらに、予め低蛋白化処理が施された米を原料として得られる本発明の活性成分は、長期保存中にもオリの発生等がなく、保存安定性が良好であるとの特長も具えており、このため本発明の化粧料は品質保持性にもすぐれている。
米由来成分を配合してなる化粧料としては、特開平6−192061号公報に、米の水又は有機溶媒抽出物を含有する化粧料が、人の肌に対して保湿効果、美白効果、老化防止効果等を発揮することが開示されており、又上記の抽出は酸性条件下で行ってもよいことが示されているが、ここで用いる米は低蛋白化処理の施されていない普通米であって本発明とは出発原料を異にしており、後に試験例に示す通り、かかる普通米の使用によっては本発明と同様の効果は到底奏し得ないものである。
又、特開平9−87133号公報には、米を予め蛋白分解酵素で処理して得られる低アレルゲン米の抽出物の加水分解物を配合してなる老化防止化粧料が開示されている。しかしながら、この公知発明の場合は、低アレルゲン米の抽出をアルカリ条件下で行うことを特徴としている点で本発明と構成を異にしており、又その結果として、得られる効果は皮膚老化防止効果のみであって、美白作用と老化防止作用とに基づく相乗的な美肌化効果を発揮する本発明とは作用効果に於いても大きく相違している。
さらに、特開2000−3362号公報に、米抽出物の加水分解物を配合成分として含む皮膚外用剤が開示されており、その場合、米としては低蛋白化処理米が使用できること、又抽出に当たって酸でpH調整を行ってもよいことがそれぞれ示されている。しかしながらこの公知発明の場合、米抽出物の加水分解物は、海産顕花植物の抽出物及びアスコルビン酸又はその誘導体と組み合わせて化粧料に配合され、かかる併用系で用いて初めて光(紫外線)曝露に基づく皮膚のダメージの予防と回復、即ち光老化及び色素沈着の予防と改善が可能となるというものであって、本発明化粧料の活性成分たる低蛋白化処理米酸性抽出物或いはその加水分解物が単独で美白作用と老化防止作用に基づく相乗的効果を発揮するのとは相違しており、又本公知発明には、上記した通り米の抽出に当たって酸でpH調整を行ってよいことは示されているものの、実際に酸性媒体で抽出を行い、又ここに得られた抽出物に加水分解を施すようにした例は何も示されておらず、従って当然ながら、それら抽出物或いは分解物が奏する効果についても何らの開示も示唆もなされていない。
特開平6−192061号 特開平9−087133号 特開2002−3362号
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に於いて、活性成分の抽出、調製には、米に予め低蛋白化処理を施して得られる低蛋白化処理米(以下、低蛋白米という)を原料として用いる。米としては、例えば玄米、精白米、発芽米などが挙げられるが、勿論これらに限定されるわけではない。
ここで、低蛋白化処理としては、蛋白分解酵素処理、発酵処理、アルカリ加水分解処理など米に含まれる蛋白量を低減せしめ得る方法であればよく特に制限はないが、得られる低蛋白米の酸性媒体抽出物或いはその加水分解物の示す美白効果及び老化防止効果(以下、それらを一括して美肌化効果と言うことがある)の観点から、蛋白分解酵素処理か、もしくは発酵処理、就中乳酸菌発酵処理を用いる。
低蛋白化処理として蛋白分解酵素処理を用いる場合、酵素としては任意の蛋白分解酵素が使用できるが、なかでもアクチナーゼの使用が最も好ましい。蛋白分解酵素処理は、必要に応じて米を水洗した後、例えばこれを、使用する酵素の至適pH及び至適温度付近に調整した酵素溶液中に所定時間浸漬することによって行われる。
蛋白分解酵素の使用量及び酵素処理の時間は、酵素の種類等によっても異なるが、一般には米100重量部に対して、酵素を0.001〜1.0重量部、好ましくは 0.01〜0.1重量部用い、1〜72時間、特に6〜24時間酵素反応を行わしめるのがよい。かかる条件によって、例えば酵素としてアクチナーゼを用いた場合であれば、米に含まれる代表的な蛋白質でアレルギーの起因物質(アレルゲン)でもあるグロブリンの50%以上が分解された低蛋白米を得ることができる。
発酵処理により低蛋白米を調製する場合、発酵手段としては、乳酸菌発酵、酵母発酵、コウジ菌発酵などを用いることができるが、得られる低蛋白米の取り扱いのし易さ、さらにはこれを酸性抽出し、或いはさらに加水分解して得られる本発明の活性成分の美肌化効果の観点から、乳酸菌発酵を用いるのが最も好ましい。
乳酸菌発酵に用いる乳酸菌としては、例えばラクトバチルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバチルス ブレビス(L. brevis)、ラクトバチルス カゼイ(L. casei)、ラクトバチルス セロビオサス(L. cellobiosus)、ラクトバチルス バシノステルカス(L. vaccinostercus)、ストレプトコッカス フェーカリス(Streptococcus faecalis)、バチルス コアギュランス(Bacillus coagulans)等が挙げられるが、それら乳酸菌のうちでも、得られる低蛋白米の酸性媒体抽出物或いはその加水分解物の示す美肌化効果の点から、ラクトバチルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)の使用が特に好ましい。
乳酸菌による米の醗酵は、例えば以下のようにして行われる。
まず米に、洗米等適宜の手段を施して、乳酸菌醗酵の障害となる雑菌を除去する。この米を、その1〜5倍量の精製水に浸漬し、糖質1〜4重量%と乳酸菌10 〜10 個/ml、又必要ならば食塩3〜8重量%を添加して、嫌気性条件下、用いた乳酸菌の至適醗酵温度付近で1〜7日間醗酵を行わしめる。
糖質としては、グルコース、フルクトース、ガラクトース、シュークロース等が使用される。
この乳酸菌発酵によれば、米の蛋白質の40重量%以上を分解し、ペプチド化もしくは除去することができる。
又、アルカリ分解処理による低蛋白米の調製は、例えば米を、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウムなど適宜のアルカリ調整剤を用いてpHを8〜12に調整した水性媒体中に浸漬し、5〜80℃、好ましくは25〜50℃に、1〜24時間、特に3〜6時間保持することによって行うことができる。
アルカリ分解処理によれば、米に含まれる蛋白質の40重量%以上をペプチド化しもしくは分解除去することが容易である。
以上の如くして得られる低蛋白米は、濾取、遠心分離など適宜の手段によって処理液から分取した後、必要ならばこれを水洗及び/又は乾燥し、又場合によってはさらに粉末化した上、次の酸性媒体による抽出処理に付する。
抽出処理は、低蛋白米を、浸漬法、向流抽出法など常法に従って抽出溶媒と接触せしめることによって行うことができる。
ここで抽出溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノールなどの低級アルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、1、3−ブチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチルなどのエステル類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類;エチルエーテル、イソプロピルエーテルなどのエーテル類;n−ヘキサン、トルエン、クロロホルムなどの炭化水素系溶媒などが挙げられ、それらは単独でもしくは二種以上混合して用いられる。
それら抽出溶媒のうちでも、本発明の化粧料で活性成分として用いる酸性媒体抽出物或いはその加水分解物の収率の観点、さらには加水分解処理工程への移行の容易さの観点等から、本発明に於いては水か、もしくは水と水混和性有機溶媒、例えば低級アルコール類、多価アルコール類などとの混合溶媒の使用が好ましく、なかでも水の単独使用が最も好ましい。
混合溶媒を用いる場合、水と水混和性有機溶媒の混合比は、一般に100:1〜1:10の範囲、特に20:1〜1:1の範囲とすることが好ましい。
低蛋白米の抽出物の調製に際して、抽出液のpHは、6以下、特に2〜5に調整される。pHの調整に用いる酸としては、塩酸、硫酸、リン酸などの無機酸、酢酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸などの有機酸等があるが、それらのうちでも特に乳酸或いはクエン酸の使用が好ましい。
抽出温度、時間等の抽出条件は、用いる溶媒の種類や低蛋白米の性状等によっても異なるが、例えば水を抽出溶媒とする浸漬法の場合であれば、抽出温度は一般に5〜60℃、好ましくは20〜40℃の範囲であり、又抽出時間は、20℃の場合で2時間〜3日間、特に1〜2日間、40℃の場合で2時間〜2日間、特に6〜24時間の範囲とするのがよい。
かくして得られる抽出物溶液は、好適にはpHを通常の化粧料のpH領域である6〜8に調整した上、そのまま、もしくは希釈或いは濃縮により適宜の濃度に調整して化粧料中に配合される。必要ならば、スプレードライ法、凍結乾燥法など常法に従って粉末化して化粧料に配合してもよい。
本発明の化粧料の活性成分としては、上記の抽出物にさらに加水分解処理を施して得られる分解物を用いることも可能であり、又美肌化効果が一段とすぐれたものとなるという点から、本発明に於いてはかかる分解物を活性成分として用いることが特に好ましい。
加水分解処理としては、酵素による方法、酸もしくはアルカリを使用する方法など任意の方法を用いることができるが、工程管理の容易さ、さらには得られる分解物の美肌化効果、品質の均一性等の観点から酵素、特に蛋白分解酵素を用いる方法が最も好ましい。
酵素による加水分解の場合、用いる酵素としては、アクチナーゼ類、ペプシンなどのペプシン類、トリプシンなどのトリプシン類、パパイン、キモパパインなどのパパイン類、グリシルグリシンペプチダーゼ、カルボキシペプチダーゼ、アミノペプチダーゼなどのペプチダーゼ類及びブロメラインなどが挙げられ、これらはいずれか単独で、もしくは2種以上を組み合わせて用いられる。なかでも、アクチナーゼ或いはパパインが好適に用いられ、特にそれら両酵素を組み合わせ用いることが最も好ましい。
それら酵素による加水分解処理は、一般には水系にて、低蛋白米酸性抽出物100重量部(固形分として)に対して、酵素を0.001〜5.0重量部、好ましくは0.01〜0.5重量部用い、使用した酵素の至適pH及び至適温度付近の条件で6〜24時間酵素反応をさせることによって行われる。
酸加水分解の場合は、例えば酸として塩酸、硫酸などの無機酸、或いは乳酸、クエン酸などの有機酸を用い、抽出物溶液のpHを6以下、好ましくは3以下とした上、5〜80℃で1〜24時間加熱すればよい。又、アルカリ加水分解の場合は、苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダなどを用いて、抽出物溶液のpHを8〜12に調整し、5〜80℃で1〜24時間加熱処理を行うのが一般的である。
ここに得られる低蛋白米酸性媒体抽出物の加水分解物溶液は、酵素処理溶液であれば酵素失活処理を行った上、好適にはpHを通常の化粧料のpH領域である6〜8に調整し、そのままもしくは必要ならば希釈或いは濃縮により適宜の濃度として化粧料に配合される。又場合によっては、スプレードライ法、凍結乾燥法など常法に従って粉末化した上、化粧料に配合してもよい。
本発明の低蛋白米酸性媒体抽出物或いはその加水分解物を配合してなる化粧料としては、例えば乳液、クリーム、ローション、エッセンス、パック、洗顔料などの基礎化粧料、口紅、ファンデーション、リキッドファンデーション、メイクアッププレスパウダーなどのメイクアップ化粧料、洗顔料、ボディーシャンプー、石けんなどの清浄用化粧料、さらには浴剤等が挙げられるが、勿論これらに限定されるものではない。
本発明の化粧料中に於ける低蛋白米酸性媒体抽出物或いはその加水分解物の配合量は、抽出物或いは加水分解物の固形分として、基礎化粧料の場合は、一般に0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜1重量%の範囲、メイクアップ化粧料の場合は、一般に0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜0.5重量%の範囲、清浄用化粧料の場合は、一般に0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜0.5重量%の範囲、又浴剤の場合は、一般に0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜1重量%の範囲であるである。
本発明の化粧料には、上記の必須成分の他に、通常化粧料に用いられる配合成分、例えば油性成分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、色素、香料、抗酸化剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
ここで、油性成分としては、例えばオリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、植物由来スクワランなどの植物由来の油脂類;ミンク油、タートル油などの動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリンなどのロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワランなどの炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、cis−11−エイコセン酸などの脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2−エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)などの合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
界面活性剤としては,例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α−スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩などのアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級〜第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2−アルキル−1−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N−ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩などのカチオン界面活性剤;N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニオベタイン、N,N,N−トリアルキル−N−アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N−アシルアミドプロピル−N′,N′−ジメチル−N′−β−ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタインなどの両性界面活性剤等を使用することができる。
又、乳化剤乃至乳化助剤として、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジュアゼイロ(Zizyphus juazeiro:Rhamnaceae)抽出物等を配合することもできる。
保湿剤としては、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース等の糖類、乳酸菌醗酵米、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体など)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、海藻抽出物、ビャッキュウ抽出物、魚介類由来コラーゲン及びその誘導体、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻或いは紅藻由来成分、ビャッキュウ抽出物、ペクチン、ローカストビーンガム、アロエ多糖体等の多糖類、キサンタンガム、トラガントガム、グアーガム等のガム類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体、ポリグルタミン酸及びその誘導体等が挙げられる。
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、ジャマール(イミダゾデイニールウレア)、1,2−ペンタンジオール、各種精油類、樹皮乾留物等がある。
粉体成分としては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、6−又は12−ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類(米、麦、トウモロコシ、キビなど)のパウダー、豆類(大豆、小豆など)のパウダー等がある。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−ターシャリーブチル−4−メトキシベンゾイルメタン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等がある。
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ビタミンE及びその誘導体、イネ抽出物等がある。
さらに必要ならば、本発明で用いる低蛋白米酸性媒体抽出物或いはその加水分解物の作用効果、特長を損なわない範囲で、他の生理活性成分(美白剤、皮膚老化防止・美肌化剤等)を配合してもよく、かかるものとしては、例えば美白剤であれば、t−シクロアミノ酸誘導体、コウジ酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、ハイドロキノン誘導体、エラグ酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、ソウハクヒ抽出物、ユキノシタ抽出物、米糠抽出物、米糠抽出物加水分解物、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀類)、白芥子加水分解抽出物、パンダヌス・アマリリフォリウス(Pandanus amaryllifolius Roxb.)抽出物、アルカンジェリシア・フラバ(Arcangelicia flava Merrilli)抽出物、カミツレ抽出物(商品名:カモミラET)、コンブ等の海藻の抽出物、アマモ等の海草の抽出物、リノール酸及びその誘導体もしくは加工物(例えばリポソーム化リノール酸など)、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体等が、又皮膚老化防止・美肌化成分であれば、動物又は魚由来のコラーゲン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体、グリチルリチン酸及びその誘導体(ジカリウム塩等)、t−シクロアミノ酸誘導体、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、アラントイン、α−ヒドロキシ酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、コエンザイムQ−10、豆乳発酵エキス、ゲンチアナエキス、甘草エキス、ハトムギエキス、カミツレエキス、ニンジンエキス、アロエエキスなどの生薬抽出エキス、米糠抽出物加水分解物、米醗酵エキス、ミツイシコンブ抽出物、アナアオサ抽出物、アマモ等の海草の抽出物、ソウハクヒエキス、ジュアゼイロ(Rhamnaceae zizyphus joazeiro)抽出物、紫蘭根抽出物、ハクガイシ抽出物、ムラサキシキブ抽出物、サンゴ草抽出物等が挙げられる。
上記のコウジ酸誘導体としては、例えばコウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチレートなどのコウジ酸エステル類、コウジ酸エーテル類、コウジ酸グルコシドなどのコウジ酸糖誘導体等が、アスコルビン酸誘導体としては、例えばL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルマグネシウムなどのアスコルビン酸エステル塩類、L−アスコルビン酸−2−グルコシド(2−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸)、L−アスコルビン酸−5−グルコシド(5−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸)などのアスコルビン酸糖誘導体、それらアスコルビン酸糖誘導体の6位アシル化物(アシル基は、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカノイル基など)、L−アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸テトララウリン酸エステルなどのL−アスコルビン酸テトラ脂肪酸エステル類、3−O−エチルアスコルビン酸、L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−O−パルミテートナトリウム等が、ハイドロキノン誘導体としては、アルブチン(ハイドロキノン−β−D−グルコピラノシド)、α−アルブチン(ハイドロキノン−α−D−グルコピラノシド)等が、レゾルシノール誘導体としては、例えば4−n−ブチルレゾルシノール、4−イソアミルレゾルシノール等が、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体としては、例えば2,5−ジアセトキシ安息香酸、2−アセトキシ−5−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−5−プロピオニルオキシ安息香酸等が、ニコチン酸誘導体としては、例えばニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等が、ビタミンE誘導体としては、例えばビタミンEニコチネート、ビタミンEリノレート等が、α−ヒドロキシ酸としては、例えば乳酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、α−ヒドロキシオクタン酸等がある。
次に、製造例、実施例(化粧料の処方例)及び試験例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下に於いて、部はすべて重量部を、又%はすべて重量%を意味する。
製造例1.低蛋白米の調製(1)
精白米1Kgに水4Kgを加え、アルカリでpHを9.0に調整した。これに、蛋白分解酵素(アクチナーゼ)を0.01%加え、45℃で24時間処理した。加水分解処理後処理米を濾取、水洗し、乾燥して低蛋白米900g(水分率12%、蛋白質含量3.0%)を得た。
製造例2.低蛋白米の調製(2)
精白米1Kgを水洗し、乳酸菌(L.plantarum、10個/ml)を水に分散させた液4Kgと共に発酵タンクに入れ、静置培養にて37℃で3日間発酵を行った。発酵終了後醗酵米を濾取、水洗し、乾燥・粉砕して低蛋白米の粉末800g(水分率13%、蛋白質含量3.9%)を得た。
製造例3.低蛋白米酸性媒体抽出物溶液の調製(1)
製造例1で得た低蛋白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して抽出物溶液400gを得た(固形分濃度2.6%)。
製造例4.低蛋白米酸性媒体抽出物溶液の調製(2)
製造例1で得た低蛋白米に代えて製造例2で得た低蛋白米粉末を用いるほかは製造例3と同様にして抽出物溶液320gを得た(固形分濃度2.5%)。
製造例5.低蛋白米酸性媒体抽出物溶液の調製(3)
製造例1で得た低蛋白米100gに水350gと1,3−ブチレングリコール150gを加え、クエン酸でpHを2.5に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して抽出物溶液430gを得た(固形分濃度1.8%)。
製造例6.低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液の調製(1)
製造例1で得た低蛋白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して得られた抽出物溶液を水酸化ナトリウムでpH7付近に調整し、蛋白分解酵素(パパイン)0.1gを加えて40℃で3時間加水分解した。次いで、80℃まで加熱して酵素を失活させ、室温まで冷却後濾過して抽出物加水分解物溶液380gを得た(固形分濃度2.4%)。
製造例7.低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液の調製(2)
製造例1で得た低蛋白米に代えて製造例2で得た低蛋白米粉末を用いるほかは製造例6と同様にして抽出物加水分解物溶液360gを得た(固形分濃度2.3%)。
製造例8.低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液の調製(3)
製造例2で得た低蛋白米粉末100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して得られた抽出物溶液を水酸化ナトリウムでpH7付近に調整し、蛋白分解酵素(アクチナーゼ)0.1gを加えて40℃で3時間加水分解した。次いで、80℃まで加熱して酵素を失活させ、室温まで冷却後濾過して抽出物加水分解物溶液375gを得た(固形分濃度2.3%)。
製造例9.低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液の調製(4)
蛋白分解酵素として、パパイン0.1gに代えてパパイン0.05gとアクチナーゼ0.05gを組み合わせ用いるほかは製造例6と同様にして抽出物加水分解物溶液380gを得た(固形分濃度2.3%)。
製造例10.低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液の調製(5)
製造例1で得た低蛋白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して得られた抽出物溶液を水酸化ナトリウムでpH12付近に調整し、40℃で3時間加水分解した。加水分解液を塩酸でpH7に調整し、室温まで冷却後濾過して、抽出物加水分解物溶液370gを得た(固形分濃度2.3%)。
製造例11.低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液の調製(6)
製造例1で得た低蛋白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して得られた抽出物溶液を乳酸でpH2付近に調整し、40℃で3時間加水分解した。加水分解液を水酸化ナトリウムでpH7に調整し、室温まで冷却後濾過して、抽出物加水分解物溶液380gを得た(固形分濃度2.2%)。
製造例12.低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物粉末の調製
製造例6で得た抽出物加水分解物溶液300gを凍結乾燥し、抽出物加水分解物の乾燥粉末7.0gを得た。
比較製造例1.精白米酸性媒体抽出物溶液の調製
精白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して抽出物溶液420gを得た(固形分濃度1.8%)。
比較製造例2.精白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液の調製
精白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して得られた抽出物溶液を水酸化ナトリウムでpH7付近に調整し、蛋白分解酵素(パパイン)0.1gを加えて40℃で3時間加水分解した。次いで、80℃まで加熱して酵素を失活させ、室温まで冷却後濾過して抽出物加水分解物溶液390gを得た(固形分濃度1.7%)。
実施例1.クリーム
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
ヘキサラン (注1) 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0
ブチルパラベン 0.1
(注1)株式会社テクノーブル製 トリオクタン酸グリセリル
[B成分]
製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液 10.0
グリセリン 5.0
カルボキシメチルモノステアレート 0.1
モイストン・C (注2) 1.0
精製水 全量が100部となる量
(注2)株式会社テクノーブル製 NMF成分
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
実施例2.クリーム
実施例1のB成分中製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液に代えて製造例6の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液を用いるほかは実施例1と同様にしてクリームを得た。
実施例3.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。こ
れを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例4.乳液
実施例3のB成分中製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液に代えて製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例5.乳液
実施例3のB成分中製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液に代えて製造例4の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例6.乳液
実施例3のB成分中製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液に代えて製造例8の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例7.乳液
実施例3のB成分中製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液に代えて製造例10の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例8.乳液
実施例3のB成分中製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液に代えて製造例11の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例9.ローション
[成分] 部
製造例9の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 10.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
実施例10.化粧水
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例4の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液 10.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して化粧水を得た。
実施例11.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例6の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例12.乳液
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム2.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例13.乳液
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム2.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例14.乳液
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例15.乳液
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米糠抽出物加水分解物(株式会社テクノーブル製、商品名「グレイスノウ*雪*HP」、固形分濃度3.5%)5.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例16.乳液
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて白芥子抽出物(株式会社テクノーブル製、商品名「シナブランカ−WH」、固形分濃度1.0%)5.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例17.乳液
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてγ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸1.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例18.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例6の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
コエンザイムQ−10 0.1
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例19.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例6の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
豆乳乳酸菌発酵エキス 1.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例20.プレストパウダー
[A成分] 部
ベンガラ 0.5
黄酸化鉄 1.5
黒酸化鉄 0.1
酸化チタン 10.0
ナイロンパウダー 4.0
セリサイト 全量が100部となる量
マイカ 23.0
タルク 25.0
製造例12の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物粉末 2.0
[B成分]
スクワラン 1.0
メチルポリシロキサン 4.0
プロピルパラベン 0.1
デヒドロ酢酸 0.1
流動パラフィン 2.0
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ混合攪拌し混合した後、200メッシュのタイラーメッシュの篩にかけ、得られた混合粉末を金型に打型してプレストパウダーを得た。
実施例21.リクイドファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 2.4
モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0
セトステアリルアルコール 0.2
液状ラノリン 2.0
流動パラフィン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.5
プロピルパラベン 0.05
[B成分]
製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 5.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
ベントナイト 0.5
プロピレングリコール 4.0
トリエタノールアミン 1.1
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ加温した後混合攪拌した。これを再加温し、上記のC成分を添加して型に流し込み、室温になるまで攪拌してリキッドファンデーションを得た。
実施例22.クリームファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例8の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 5.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却してクリームファンデーションを得た。
実施例23.ボディシャンプー
[A成分] 部
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例5の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液 10.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してボディシャンプーを得た。
実施例24.石けん
[A成分] 部
硬化ヒマシ油 26.0
ヤシ油 10.0
オリーブ油 4.0
[B成分]
水酸化ナトリウム 6.0
砂糖 10.0
グリセリン 5.0
製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 5.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
エタノール 20.0
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加えてケン化した。これを攪拌しながら50℃まで冷却し、C成分を加えた。これを型に流し込み冷却した後、室温下で数日間乾燥させ、充分に乾燥したものを型から取りだして石けんを得た。
比較例.クリーム
実施例1のB成分中、製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液に代えて精製水を用いるほかは実施例1と同様にしてクリームを得た。
試験例1.細胞内チロシナーゼ活性抑制作用
[試料]
(1)製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液(本発明例)
(2)製造例6の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液(本発明例)
(3)製造例4の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液(本発明例)
(4)製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液(本発明例)
(5)比較製造例1の精白米酸性媒体抽出物溶液(比較例)
(6)比較製造例2の精白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液(比較例)
[試験方法]
培養B16マウスメラノーマ細胞を、96穴マイクロプレートに8×10個/穴播種し、10%仔牛血清(FBS)含有イーグル最少必須培地(MEM)中、37℃、5%CO2の条件下に1日間プレ培養した後、10%FBS含有イーグルMEMで試料溶液を2.5又は5.0%の濃度(溶液として)となるように希釈した液に置換し、同条件で2日間培養した。
次に培養液を除去し、界面活性剤(Triton X-100)と5mML−ドーパ溶液を添加して37℃で反応を行った後、マイクロプレートリーダー(Model 450、バイオラッド社製)を用い、波長490nmでドーパ値を測定した。
試料無添加の場合(対照)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたドーパ値に対する各試料添加時のドーパ値の相対値を求め、チロシナーゼ活性率(%)とした。
なお、比較のため、試料溶液の代わりに、3mMのアルブチンを添加した場合(陽性対照)についても同様の試験を行った。
[結果]
上記の試験で得られた結果を表1に示した。
Figure 0004573545
表1に示す通り、低蛋白米の酸性媒体抽出物溶液と酸性媒体抽出物加水分解物溶液には、B16メラノーマ細胞の細胞内チロシナーゼ活性に対する顕著な抑制効果が認められたが、精白米の酸性媒体抽出物溶液と酸性媒体抽出物加水分解物溶液にはこの効果は認められなかった。
又、酸性媒体抽出物溶液と酸性媒体抽出物加水分解物溶液との比較では、後者の方がより強いチロシナーゼ活性抑制効果を示した。
なお、本試験に於いて陽性対照として用いたアルブチンも顕著にチロシナーゼ活性を阻害したことから、試験系が正常であったことが確認された。
試験例2.線維芽細胞賦活試験
[試料]
試験例1に同じ。
[試験方法]
ヒト真皮由来線維芽細胞NB1RGB(000824)を、0.5%FCS含有最少必須培地を入れた96穴マイクロプレートに1×10 個/穴播種し、37℃で1日間プレ培養した後、培地に試料溶液を2.5%又は5.0%の濃度となるように添加し、37℃でさらに6日間培養した。次に、培地を除去し界面活性剤(TRITON X-100)を添加した細胞処理液に、0.2%のMTTを添加して37℃に保持した後、マイクロプレートリーダー(Model 1450、バイオラッド社製)を用い、波長370−630nmでMTT値を測定した。
試料無添加の場合(対照)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたMTT値に対する各試料添加時のMTT値の相対値を求め、線維芽細胞MTT活性率(%)とした。
なお比較のため、試料溶液の代わりにグルコースを50mM添加した場合(陽性対照)についても、同様の試験を行った。
[結果]
結果を表2に示す。
Figure 0004573545
表2に示す通り、本発明の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液と低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液は線維芽細胞に対してすぐれた賦活作用を示す。
一方、比較例として用いた精白米酸性抽出物溶液と精白米酸性抽出物加水分解物溶液にも線維芽細胞賦活作用が認められたが、前記試験例1に示した通り、それら比較例の場合はチロシナーゼ活性抑制効果を有しておらず、従って本発明と同様の複合作用に基づく美肌化効果は期待できないものである。
試験例3.皮膚一次刺激性試験
モルモットを用いて、本発明の低蛋白米酸性媒体抽出物及びその加水分解物の皮膚一次刺激性を調べた。
[試験方法]
Hartley系モルモット(雄、4週齢)3匹(GA、GB及びGC)を用い、その背部をバリカン及び電気シェーバーで除毛した後、除毛部に、パッチテスト用絆創膏の布地部(直径25mm)に製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液、製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液又は対照として精製水0.5mLを湿潤させたものを貼付した。貼付開始から24時間後に絆創膏を除去し、除去直後(貼付開始から24時間後)、除去24時間後(貼付開始から48時間後) 及び除去48時間後(貼付開始から72時間後)に、絆創膏貼付部位の紅斑、痂皮及び浮腫形成の程度を観察し、下記のドレイズ(Draize)の判定基準に従って評価した。
(紅斑)
スコア 皮膚の状態
0 : 紅斑なし
1 : 極く軽度の紅斑
2 : 明らかな紅斑
3 : 中程度から強い紅斑
4 : 深紅色の強い紅斑に軽い痂皮形成
(浮腫)
スコア 皮膚の状態
0 : 浮腫なし
1 : 極く軽度の浮腫
2 : 明らかな浮腫(周囲と明らかに区別可能)
3 : 中程度の浮腫(1mm以上の盛り上がり)
4 : 強い浮腫(さらに周囲にも広がり)
[結果]
結果を表3に示す。
Figure 0004573545
表3の結果から明らかな通り、本発明で化粧料配合成分として用いる低蛋白米酸性媒体抽出物及びその加水分解物は皮膚に対する一次刺激性がなく、生体安全性に極めてすぐれている。
試験例4.モニターテスト
実施例1及び2のクリームと比較例のクリームについて、モニターテストにより皮膚に対する効果を調べた。
[試験方法]
無作為に抽出した年齢18〜50歳の女性40名を被験者として20名ずつ2つのグループ(A、B)に分け、各グループに、実施例1又は2と比較例のクリームの2種の組み合わせのいずれかを割り振り、それぞれ左右の頬部に、実施例又は比較例のクリームを1日2回(朝、晩)、1ヵ月間塗布してもらった後、シミ、ソバカスに対する改善効果、小ジワに対する改善効果及び肌のはり、艶に対する改善効果を、以下の評価基準に基づいて評価した。
[評価基準]
(シミ、ソバカスに対する改善効果)
A:非常に改善された
B:かなり改善された
C:僅かに改善された
D:変わらない
E:かえって目立つようになった
(小ジワに対する改善効果)
A:殆ど目立たなくなった
B:かなり目立たなくなった
C:わずかに目立たなくなった
D:変わらない
E:かえって増えた
(肌のはり、艶に対する改善効果)
A:明らかに改善された
B:かなり改善された
C:僅かに改善された
D:変わらない
E:かえって悪くなった
[結果]
結果を表4に示す。なお、表4のA〜Eの各評価欄の数字は、被験者20名中当該評価を行った被験者の数を示す。
Figure 0004573545
表4に示す通り、低蛋白米酸性媒体抽出物或いはその加水分解物を活性成分として配合してなる本発明の化粧料は、それら成分の有するメラニン生成抑制作用と線維芽細胞賦活作用の複合に基づく相乗的効果により、皮膚の老化或いは不健全化の典型的な症状であるシミ、ソバカスやシワ、たるみ等のいずれに対してもすぐれた改善作用を示し、美白或いは老化防止のいずれか一方の作用効果しか有さない配合成分では実現困難な総合的な美肌化効果を皮膚に付与する。

Claims (3)

  1. 予め蛋白分解酵素処理又は乳酸菌発酵処理による低蛋白化処理を施した米をpH2〜5の酸性媒体で抽出して得られる抽出物を配合したことを特徴とする美白化粧料。
  2. 抽出物を加水分解してなる分解物を配合したことを特徴とする請求項1に記載の美白化粧料。
  3. 抽出物の加水分解を蛋白分解酵素によって行う請求項2に記載の美白化粧料。
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