JP2005126394A - スーパーオキシドディスムターゼ活性亢進剤及びこれを含む化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラン科シラン属植物の抽出物を有効成分とするSOD活性亢進剤、並びにラン科シラン属植物の抽出物を有効成分とするSOD活性亢進剤を含有する皮膚外用剤。
【選択図】 なし
Description
この紫外線や大気汚染物質による皮膚や毛髪の酸化ダメージを防ぐため、従来より化粧料や皮膚外用剤中にブチルヒドロキシトルエンやビタミンEなどの抗酸化剤を配合することが行われている。
しかして、それら抗酸化剤による方法の場合、紫外線などによる皮膚や毛髪の酸化ダメージを効果的に防ぐためには、該ダメージを受ける際に抗酸化剤が皮膚や毛髪の表面に留まっていることが重要であるが、抗酸化剤は塗布後皮膚や毛髪によって経時的に吸収や代謝を受けてその有効性が損なわれるという問題があるため、この方法によっては十分満足し得る効果を得ることは困難である。又、安全性の観点から、化粧料中への配合量、従って酸化防止効果に一定の制限があるという問題もある。
本発明は第二に、ラン科シラン属(Brassica)植物の抽出物を有効成分とするSOD活性亢進剤を含有する化粧料に関するものである。
なお、本発明に於いて、化粧料なる文言は、所謂化粧料のほかに医薬部外品をも含む広義で用いる。
かかるSOD活性亢進剤を含有してなる本発明の化粧料は、これを皮膚や毛髪に適用したとき、皮膚や毛髪を酸化反応のダメージから持続的かつ有効に保護して、皮膚を健常で若々しい状態に保持或いは改善し、また毛髪のツヤ、しっとり感、くし通り等を向上させる効果を奏する。又、本発明の化粧料は安全性が高く、長期間の使用によっても皮膚や毛髪に悪影響を及ぼす恐れがない。
本発明の皮膚・毛髪保護剤の調製に用いるラン科シラン属の植物としては、例えばシラン[Bletilla striata(THUNB.)REICHB.fil]、シロバナシラン(Blettila striata var.alba)、オウカビャッキュウ(Bletilla ochracea Schltr.)、アオバナシラン(Blettilla striata var.coerulea)などがあり、本発明に於いては、それらシラン属植物の全草又は根(球根)、就中根(球根)が抽出原料として好適に用いられる。
又、それらシラン属植物のうちでも、抽出物のSOD活性亢進作用の観点からシランの使用が好ましく、特にシランの球根、即ち漢方生薬の白及(ビャッキュウ)の使用が最も好ましい。
それら抽出溶媒のうちでも、得られる抽出物のSOD活性亢進効果の観点、さらには化粧料への幅広い適用が可能であるという点から、水、低級アルコール類及び多価アルコール類から選ばれた一種の単独溶媒又は二種以上の混合溶媒の使用が好ましく、なかでも水の単独使用が最も好ましい。
又、本発明のSOD活性亢進剤の有効性や特長を損なわない限り、通常用いられる抗酸化剤を併せ配合することもできる。
又、乳化剤乃至乳化助剤として、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジュアゼイロ(Zizyphus juazeiro:Rhamnaceae)抽出物等を配合することもできる。
白及の細切物100gに精製水900gを混合し、80℃で3時間抽出を行った後ろ過し、淡黄色透明の抽出物溶液520gを得た(固形分濃度2.5%)。
白及の細切物100gに精製水とエタノールの9:1(重量比)混液900gを混合し、60℃で6時間抽出を行った後ろ過し、淡黄色透明の白及抽出物溶液550gを得た(固形分濃度1.9%)。
白及の細切物100gに精製水と1,3−ブチレングリコールの8:2(重量比)混液900gを混合し、80℃で3時間抽出を行った後ろ過し、淡黄色透明の白及抽出物溶液460gを得た(固形分濃度2.0%)。
白及に代えて、シロバナシランの球根を用いるほかは実施例1と同様にして、淡黄色透明のシロバナシランの球根の抽出物溶液500gを得た(固形分濃度2.3%)。
白及に代えて、シランの全草を用いるほかは実施例1と同様にして、淡黄色透明の抽出物溶液520gを得た(固形分濃度2.0%)。
実施例1と同様にして調製した白及抽出物溶液500gを凍結乾燥した後粉砕し、黄褐色の白及抽出物粉末12.0gを得た。
実施例1で得られた抽出物溶液(SOD活性亢進剤)について、細胞内SODに対する亢進作用を調べた。
[試験方法]
(イ)培養細胞からのSOD活性測定用試験液の調製
正常ヒト皮膚由来線維芽細胞(NB1RGB:Lot.030828(9))を、10%NCS含有イーグルMEMに懸濁して培養フラスコに8×105個ずつ播種し、37℃で1日培養した後、これに実施例1の抽出物溶液を、5.0又は10.0%の濃度(溶液として。以下同じ)となるように添加し、3日間培養した。次に、培地を、実施例1の抽出物溶液を5.0又は10.0%の濃度で含む新鮮な10%NCS含有イーグルMEMと交換し、3日間培養した。培養細胞をPBS(-)で洗浄した後、トリプシンで遠沈管に回収し、遠心分離(800rpm、5分)して上清を除き、再びPBS(-)で洗浄した後さらに遠心分離(800rpm、5分)して上清を除いた。
ここに得られたペレットを、1mMフェニルメタンスルフォニルフルオリド(PMSF)/1%トライトン(Triton)-X混合液500μLに懸濁し、遠心分離(800rpm、5分)後上清を分取した。
分取した液のタンパク量を測定し、タンパク量が同じになるように希釈してSOD活性測定用試験液とした。
又、コントロールとして、実施例1の抽出物溶液に代えて精製水を添加するほかは上記と同様にして、同じくSOD活性測定用試験液を調製した。
(ロ)キサンチン−キサンチンオキシダーゼ反応系に於けるスーパーオキサイドアニオン量の測定
1Mトリス−塩酸緩衝液0.15mL、1mMエチレンジアミンテトラアセテート・二ナトリウム塩溶液0.30mL、1mMキサンチン溶液0.30mL、0.75mM ニトロブチル・テトラゾリウム(NBT)溶液0.20mL、上記で調製したSOD活性測定用試験液0.1mL及び精製水2.00mLを混合し、37℃でインキュベートした。これに1Unit/mLキサンチンオキシダーゼ溶液(溶媒:1Mトリス−塩酸緩衝液)0.05mLを添加し、添加直後からの560nmに於ける吸光度を20秒毎に180秒後まで測定し、ここに得られた吸光度を反応液中のスーパーオキサイドアニオン量の指標とした。又、試験系のコントロールとして、SOD活性測定用試験液に代えて細胞溶解用に使用した1mMPMSF/1%Triton-X混合液を添加した場合及びSODを3.5U/mLの濃度となるように添加した場合についても同様の試験を実施した。
なお、本試験の第一段階の反応であるキサンチンとキサンチンオキシダーゼとの反応が生じているかどうかを確認するため、上記と同様の操作を行った反応液について290nmに於ける吸光度を測定した結果、尿酸の生成が確認された。
従って、本試験系でキサンチン−キサンチンオキシダーゼの反応が阻害されていることはなかった。
反応液の560nmに於ける吸光度(スーパーオキサイドアニオン量)の経時変化を図1に示す。
図1に示す通り、白及の抽出物を添加した培地中で培養した細胞から得られる細胞内タンパク溶液は、コントロールの細胞のタンパク溶液よりもスーパーオキサイドアニオンの生成をより強く抑制しており、又該抑制の度合は白及の用量に依存して強まることから、本発明のラン科シラン属植物の抽出物が細胞内のSOD活性を亢進する作用を有することが明らかである。
[試料]
(1)実施例1の抽出物溶液(SOD活性亢進剤)を日局親水ワセリンに5%の濃度となるように練合したもの(本発明試料)
(2)日局親水ワセリン(対照)
年齢20〜50歳の成人男子5名を被験者とし、各々の上腕部内側をエタノールで拭って皮脂を除去し、該部位に、フィンチャンバーのアルミ板に本発明試料及び対照の日局親水ワセリンをそれぞれ0.2g宛塗布したものを貼付した。24時間後にフィンチャンバーを除去し、皮膚刺激の程度をつぎに述べる方法並びに基準により判定した。
[判定]
パッチ除去後1時間後、24時間後及び48時間後に、貼付部位の紅斑及び浮腫の状況を、以下の「ドレイズ法による皮膚刺激性判定基準」に基づき目視判定し、被験者5名の平均値を求めた。
(紅斑)
スコア 皮膚の状態
0 : 紅斑なし
1 : 極軽度の紅斑
2 : 明らかな紅斑
3 : 中程度から強い紅斑
4 : 深紅色の強い紅斑に軽い痂皮形成
(浮腫)
スコア 皮膚の状態
0 : 浮腫なし
1 : 極軽度の浮腫
2 : 明らかな浮腫(周囲と明らかに区別可能)
3 : 中程度の浮腫(1mm以上の盛り上がり)
4 : 強い浮腫(さらに周囲にも広がり)
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
ヘキサラン (注1) 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0
ブチルパラベン 0.1
(注1)株式会社テクノーブル製 トリオクタン酸グリセリル
[B成分]
実施例1のSOD活性亢進剤 10.0
グリセリン 5.0
メチルパラベン 0.1
モイストン・C (注2) 1.0
精製水 全量が100部となる量
(注2)株式会社テクノーブル製 NMF成分
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
処方例1のB成分中実施例1のSOD活性亢進剤に代えて実施例2のSOD活性亢進剤を用いるほかは処方例1と同様にしてクリームを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
実施例1のSOD活性亢進剤 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。こ
れを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
[成分] 部
実施例3のSOD活性亢進剤 10.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
実施例4のSOD活性亢進剤 10.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して化粧水を得た。
処方例3のB成分中、実施例1のSOD活性亢進剤に代えて実施例2のSOD活性亢進剤を用いるほかは処方例3と同様にして乳液を得た。
処方例3のB成分中、実施例1のSOD活性亢進剤に代えて実施例3のSOD活性亢進剤を用いるほかは処方例3と同様にして乳液を得た。
処方例3のB成分中、実施例1のSOD活性亢進剤に代えて実施例5のSOD活性亢進剤を用いるほかは処方例3と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
実施例1のSOD活性亢進剤 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
処方例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム2.0部を用いるほかは処方例9と同様にして乳液を得た。
処方例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム2.0部を用いるほかは処方例9と同様にして乳液を得た。
処方例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは処方例9と同様にして乳液を得た。
処方例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米糠抽出物加水分解物(株式会社テクノーブル製、商品名「グレイスノウ*雪*HP」、固形分濃度3.5%)5.0部を用いるほかは処方例9と同様にして乳液を得た。
処方例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて白芥子(Brassica Alba)種子抽出物(株式会社テクノーブル製、商品名「シナブランカ−WH」、固形分濃度1.0%)5.0部を用いるほかは処方例9と同様にして乳液を得た。
処方例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてγ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸1.0部を用いるほかは処方例9と同様にして乳液を得た。
処方例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米抽出物加水分解物(株式会社テクノーブル製、商品名「オリゼノーブル」、固形分濃度1.5%)5.0部を用いるほかは処方例9と同様にして乳液を得た。
[成分] 部
実施例1のSOD活性亢進剤 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
アルギン酸ナトリウム 0.1
水酸化カリウム 適量
香料 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
[A成分] 部
ベンガラ 0.5
黄酸化鉄 1.5
黒酸化鉄 0.1
酸化チタン 10.0
6−ナイロンパウダー 4.0
セリサイト 全量が100部となる量
マイカ 23.0
タルク 25.0
実施例6のSOD活性亢進剤 0.1
[B成分]
スクワラン 1.0
メチルポリシロキサン 4.0
プロピルパラベン 0.1
デヒドロ酢酸 0.1
流動パラフィン 2.0
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ混合攪拌し混合した後、200メッシュのタイラーメッシュの篩にかけ、得られた混合粉末を金型に打型してプレストパウダーを得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.4
モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0
セトステアリルアルコール 0.2
液状ラノリン 2.0
流動パラフィン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.5
プロピルパラベン 0.05
[B成分]
実施例2のSOD活性亢進剤 5.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
ベントナイト 0.5
プロピレングリコール 4.0
トリエタノールアミン 1.1
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ加温した後混合攪拌した。これを再加温し、上記のC成分を添加して型に流し込み、室温になるまで攪拌してリキッドファンデーションを得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
実施例1のSOD活性亢進剤 5.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却してクリームファンデーションを得た。
[A成分] 部
エタノール 60.0
l−メントール 0.5
香料 0.1
メチルパラベン 0.1
[B成分]
グリセリン 2.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
実施例3のSOD活性亢進剤 10.0
精製水 全量が100部となる量
上記のA成分とB成分をそれぞれ常温で溶解した後、A成分にB成分を攪拌しながら加え溶解させてヘアートニックを得た。
[成分] 部
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 6.0
ポリビニルピロリドン 4.0
グリセリン 1.0
エチルパラベン 0.1
実施例2のSOD活性亢進剤 5.0
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を80℃に加温した後混合攪拌してヘアートリートメントを得た。
本品はヘアーパックとしても好適なものであった。
[A成分] 部
N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 10.0
ポリオキシエチレン(3)アルキルエーテル硫酸ナトリウム 20.0
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 10.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
クエン酸 0.1
実施例2のSOD活性亢進剤 5.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してヘアーシャンプーを得た。
[A成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.2
ステアリルアルコール 1.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
実施例2のSOD活性亢進剤 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してヘアーリンスを得た。
[A成分] 部
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
実施例2のSOD活性亢進剤 10.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してボディシャンプーを得た。
[A成分] 部
硬化ヒマシ油 26.0
ヤシ油 10.0
オリーブ油 4.0
[B成分]
水酸化ナトリウム 6.0
砂糖 10.0
グリセリン 5.0
実施例6のSOD活性亢進剤 0.5
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
エタノール 20.0
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加えてケン化した。これを攪拌しながら50℃まで冷却し、C成分を加えた。これを型に流し込み冷却した後、室温下で数日間乾燥させ、充分に乾燥したものを型から取りだして石けんを得た。
B 細胞培養用の培地に精製水を添加した場合(コントロール))
C 細胞培養用の培地に実施例1の抽出物溶液を5.0%の濃度となるように添加した場合
D 細胞培養用の培地に実施例1の抽出物溶液を10.0%の濃度となるように添加した場合
Eキサンチン−キサンチンオキシダーゼ反応系にSOD3.5U/mLを添加した場合
Claims (4)
- ラン科シラン属(Bletilla)植物の抽出物を有効成分とするスーパーオキシドディスムターゼ活性亢進剤。
- 有効成分としてラン科シラン属植物の根(球根)の抽出物を用いる請求項1に記載のスーパーオキシドディスムターゼ活性亢進剤。
- ラン科シラン属植物がシラン(Bletilla striata(THUNB.) REICHB.fil.)である請求項1又は2に記載のスーパーオキシドディスムターゼ活性亢進剤
- 請求項1のスーパーオキシドディスムターゼ活性亢進剤を含有する化粧料。
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- 2003-10-27 JP JP2003366273A patent/JP2005126394A/ja active Pending
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