JP2005320108A - 給紙装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複写機、プリンタ等の給紙装置において、フリクションパッド分離方式における先端折れの発生を抑える。
【解決手段】 用紙を積載する給紙トレイと、用紙を給送する給紙コロと、給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後に、フリクションパッド受台を用紙の方向へ移動する手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 用紙を積載する給紙トレイと、用紙を給送する給紙コロと、給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後に、フリクションパッド受台を用紙の方向へ移動する手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、給紙装置に関し、特に、転写紙をフリクションパッド分離方式にて分離する給紙装置に関する。
現在、複写機等の画像形成装置に装備される給紙装置において、給紙部の分離方式としてフリクションパッド分離が知られているが、この分離方式は用紙の先端折れが発生しやすい機構として知られている。先端折れはフリクションパッド受台の角度が立ち過ぎて発生したり、フリクションパッド分離部に進入しようとする用紙先端とフリクションパッド受台との隙間に用紙先端が入り込み、フリクションパッド受台に引っかかって発生したりするケースがある。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、フリクションパッド分離方式における先端折れの発生を抑えることを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、用紙を積載する給紙トレイと、用紙を給送する給紙コロ及び給紙コロと接するフリクションパッド受台から成り給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部と、を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後に、フリクションパッド受台を用紙の方向へ移動するように構成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、用紙を積載する給紙トレイと、給紙トレイ内において用紙後端を支持する用紙支持ガイド部材と、用紙を給送する給紙コロと、給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後に用紙支持ガイド部材がフリクションパッド分離部方向へ移動するように構成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、用紙を積載する給紙トレイと、給紙トレイ内において用紙を積載する底板と、用紙を給送する給紙コロと、給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後に底板がフリクションパッド分離部方向へ移動することを特徴とする。
請求項2の発明は、用紙を積載する給紙トレイと、給紙トレイ内において用紙後端を支持する用紙支持ガイド部材と、用紙を給送する給紙コロと、給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後に用紙支持ガイド部材がフリクションパッド分離部方向へ移動するように構成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、用紙を積載する給紙トレイと、給紙トレイ内において用紙を積載する底板と、用紙を給送する給紙コロと、給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後に底板がフリクションパッド分離部方向へ移動することを特徴とする。
本発明によれば、用紙を積載する給紙トレイと、用紙を給送する給紙コロと、給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後にフリクションパッド受台が用紙の方向へ移動することにより、給紙トレイを装置本体にセットしたとき、フリクションパッド分離部に進入しようとする用紙先端とフリクションパッド受台の隙間に用紙先端が入り込み、フリクションパッド受台に引っかかって発生していた先端折れを、受台が用紙側へ動くことにより用紙との隙間を無くし、先端折れを抑えることができる。
また、用紙支持ガイド部材がフリクションパッド分離部方向に動く手段によっても、用紙をフリクションパッド分離部側へ押出して隙間をなくし、用紙先端折れを防止できる。
さらに、底板がフリクションパッド分離部方向へ動く手段によっても、用紙をフリクションパッド分離部側へ押出して隙間をなくし、用紙先端折れを防止できる。
また、用紙支持ガイド部材がフリクションパッド分離部方向に動く手段によっても、用紙をフリクションパッド分離部側へ押出して隙間をなくし、用紙先端折れを防止できる。
さらに、底板がフリクションパッド分離部方向へ動く手段によっても、用紙をフリクションパッド分離部側へ押出して隙間をなくし、用紙先端折れを防止できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は従来のフリクションパッド分離部の概略図である。フリクションパッド1aを上面に備えたフリクションパッド受台1は、分離スプリング2により給紙コロ3に当接される。フリクションパッド受台1は給紙トレイ4に設置されており、給紙トレイ4には底板5を介して用紙6が積載される。用紙6の後端はエンドフェンス7によって規制される。給紙トレイのセット方向は図1において左右方向になる。
図2は従来のフリクションパッド分離部を搭載した給紙トレイを装置本体にセットした直後の概略図である。用紙はエンドフェンス7により後端を規制されているので同じサイズの用紙であれば用紙セット位置はほぼ同じになるが、用紙の大きさのばらつきや給紙トレイに余裕を持って用紙をセットできるように、用紙は給紙トレイ内で左右方向に若干のガタを持っている。このガタを持った状態で給紙トレイをセットする(図で右方向から左方向へ)と、用紙がエンドフェンスへ押しやられ、用紙先端(右端)とフリクションパッド受台1との間に隙間8ができる。図2はこの状態を示している。この状態で用紙を給紙し始めると、用紙先端がその隙間に落ち込み、フリクションパッド受台1に引っかかり、先端がめくれて用紙先端折れが発生しやすい。
図1は従来のフリクションパッド分離部の概略図である。フリクションパッド1aを上面に備えたフリクションパッド受台1は、分離スプリング2により給紙コロ3に当接される。フリクションパッド受台1は給紙トレイ4に設置されており、給紙トレイ4には底板5を介して用紙6が積載される。用紙6の後端はエンドフェンス7によって規制される。給紙トレイのセット方向は図1において左右方向になる。
図2は従来のフリクションパッド分離部を搭載した給紙トレイを装置本体にセットした直後の概略図である。用紙はエンドフェンス7により後端を規制されているので同じサイズの用紙であれば用紙セット位置はほぼ同じになるが、用紙の大きさのばらつきや給紙トレイに余裕を持って用紙をセットできるように、用紙は給紙トレイ内で左右方向に若干のガタを持っている。このガタを持った状態で給紙トレイをセットする(図で右方向から左方向へ)と、用紙がエンドフェンスへ押しやられ、用紙先端(右端)とフリクションパッド受台1との間に隙間8ができる。図2はこの状態を示している。この状態で用紙を給紙し始めると、用紙先端がその隙間に落ち込み、フリクションパッド受台1に引っかかり、先端がめくれて用紙先端折れが発生しやすい。
図3は本発明の一実施例としての給紙装置のフリクションパッド分離部の概略図である。フリクションパッド受台1は給紙トレイを装置本体にセット直後にフリクションパッド受台を用紙の方向へ移動する。例えば、給紙トレイの装置本体にセット時に、フリクションパッド受台1が納まったフリクションパッド分離部ユニット9を用紙方向へ動かす構成にする。フリクションパッド分離部ユニット9は、給紙トレイに設けた支持凹所4a内に配置されており、このユニット9を図面右上方に支持した状態から、図示のように用紙側へ変位した位置の間に進退可能に構成する。そして、給紙トレイセットにより受台1を用紙方向へ移動させるように構成する。受台1は、自重、バネ力(スポンジの如き弾性体)、或いはアクチュエータ等によって、給紙トレイセット直後に隙間を埋めるように用紙側へ変位するように構成する。
或いは、受台1の上部張出し部1bの一端を用紙方向へ向けて進退可能に構成し、自重、或いは内蔵したバネの力により隙間を埋める方向へ突出させるように構成してもよい。
これにより、給紙トレイセット直後にできる隙間を、フリクションパッド受台を用紙に近づけることにより隙間をなくし、隙間に用紙先端が入り込むことを防止し、先端折れを抑えることができる。
或いは、受台1の上部張出し部1bの一端を用紙方向へ向けて進退可能に構成し、自重、或いは内蔵したバネの力により隙間を埋める方向へ突出させるように構成してもよい。
これにより、給紙トレイセット直後にできる隙間を、フリクションパッド受台を用紙に近づけることにより隙間をなくし、隙間に用紙先端が入り込むことを防止し、先端折れを抑えることができる。
図4は本発明の一実施例としての給紙装置のフリクションパッド分離部の概略図である。給紙トレイを装置本体にセット直後にエンドフェンス7(用紙支持ガイド部材)がフリクションパッド分離部方向(図面右方)へ移動することとする。例えば用紙搬送方向と給紙トレイセット方向が同じである装置(主にプリンター)ではエンドフェンス7が移動する。給紙トレイを装置本体にセットすると、用紙はその慣性運動によりエンドフェンス側へ押しやられ、用紙先端とフリクションパッド分離部との間に隙間を生む。そこで給紙トレイセット直後にエンドフェンスをフリクションパッド分離部側へ移動させることにより給紙トレイセット直後の初期状態で空いている隙間を、エンドフェンス7が用紙をフリクションパッド分離部側に押しやり隙間を無くす。これにより、用紙先端とフリクションパッド受台の隙間に用紙先端が入り込み、フリクションパッド受台に引っかかって発生していた先端折れを、その隙間を無くすことにより発生を抑えることができる。
図5は本発明の一実施例としての給紙装置のフリクションパッド部1の概略図である。給紙トレイを装置本体にセット直後に底板5がフリクションパッド分離部方向へ移動することとする。これにより底板が用紙をフリクションパッド分離部方向へ押し出すので隙間がなくなり、フリクションパッド分離部に進入しようとする用紙先端とフリクションパッド受台の隙間に用紙先端が入り込み、フリクションパッド受台に引っかかって発生していた先端折れを、その隙間を無くすことにより抑えることができる。
図5は本発明の一実施例としての給紙装置のフリクションパッド部1の概略図である。給紙トレイを装置本体にセット直後に底板5がフリクションパッド分離部方向へ移動することとする。これにより底板が用紙をフリクションパッド分離部方向へ押し出すので隙間がなくなり、フリクションパッド分離部に進入しようとする用紙先端とフリクションパッド受台の隙間に用紙先端が入り込み、フリクションパッド受台に引っかかって発生していた先端折れを、その隙間を無くすことにより抑えることができる。
1 フリクションパッド受台
2 分離スプリング
3 給紙コロ
4 給紙トレイ
5 底板
6 用紙
7 エンドフェンス
8 隙間
9 フリクションパッド分離部ユニット
2 分離スプリング
3 給紙コロ
4 給紙トレイ
5 底板
6 用紙
7 エンドフェンス
8 隙間
9 フリクションパッド分離部ユニット
Claims (3)
- 用紙を積載する給紙トレイと、用紙を給送する給紙コロ及び給紙コロと接するフリクションパッド受台から成り給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部と、を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後に、フリクションパッド受台を用紙の方向へ移動するように構成したことを特徴とする給紙装置。
- 用紙を積載する給紙トレイと、給紙トレイ内において用紙後端を支持する用紙支持ガイド部材と、用紙を給送する給紙コロと、給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後に用紙支持ガイド部材がフリクションパッド分離部方向へ移動するように構成したことを特徴とする給紙装置。
- 用紙を積載する給紙トレイと、給紙トレイ内において用紙を積載する底板と、用紙を給送する給紙コロと、給送された用紙を分離するフリクションパッド分離部を備えた給紙装置において、給紙トレイを装置本体にセット直後に底板がフリクションパッド分離部方向へ移動することを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004138992A JP2005320108A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004138992A JP2005320108A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005320108A true JP2005320108A (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=35467661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004138992A Pending JP2005320108A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005320108A (ja) |
-
2004
- 2004-05-07 JP JP2004138992A patent/JP2005320108A/ja active Pending
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