JP2009220973A - 給紙カセットの接地構造及びこれを有する画像形成装置 - Google Patents

給紙カセットの接地構造及びこれを有する画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】給紙カセット内に収容されたシートに生じた静電気を確実に除去できるようにした給紙カセットの接地構造を提供する。
【解決手段】給紙カセット3が給紙カセット装着部15に収容される際に、給紙カセット装着部15側に取り付けられた第2導電部のコイルバネ18が弾性変形して給紙カセット3の円滑な移動を許容し、給紙カセット3が給紙カセット装着部15の所定収容位置に収容されると、コイルバネ18が給紙カセット3の外表面側に露出する第1導電部の導線17に弾性接触する。この際、給紙カセット3及び導線は、コイルバネ18の円筒状の外側面に当接する。したがって、コイルバネ18が給紙カセット3及び導線17との接触で損傷することがなく、コイルバネ18が導線17に確実に接触し、シートに帯電した静電気が導線17及びコイルバネ18を介して接地される。
【選択図】図8

Description

この発明は、画像形成装置の装置本体に着脱可能に収容される給紙カセット内のシート(コピー用紙、プラスチックフィルム等のシート状の記録媒体)の静電気を除電するための除電構造、及びその給紙カセットの除電構造を有する画像形成装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、及びこれらの複合機等)に関するものである。
従来から、図12に示すように、複写機,プリンタ等の画像形成装置100は、多数枚の印刷用のシート101を積載した給紙カセット102が装置本体103の給紙カセット装着部104に出し入れ可能な状態で収容され、その給紙カセット102内のシート101が一枚ずつピックアップローラ105によってシート搬送路106に送り出され、シート搬送路106に送り出されたシート101が画像形成位置P1まで搬送されて、そのシート101の表面に画像形成部107及び転写部108によってトナー画像が転写されるようになっている。そして、トナー画像が転写されたシート101は、定着部110を通過した後、排紙トレイ111上に排出されるようになっている。
この図12に示す画像形成装置100において、給紙カセット102内には、シート101を支持する押上板112が揺動できるように取り付けられており、その押上板112が押上用ばね113で給紙カセット102の底板114から持ち上げられ(揺動させられ)、最も上に位置するシート101の先端側をピックアップローラ105へ押し付けるようになっている。
このような画像形成装置100の給紙カセット102は、積載された複数枚のシート101に静電気が蓄積すると、シート101同士が静電気の作用でくっつき、複数枚のシート101が同時にピックアップローラ105でシート搬送路106に送り出され、ジャム(紙詰まり)や印刷不良という不具合を生じ易くなる。
図13は、このような不具合の発生を防止するために案出された給紙カセット102の接地構造を示すものである。なお、この図13に示す給紙カセット102の接地構造は、給紙カセット102が給紙カセット装着部104の所定収容位置に収容された状態において機能するようになっている。
この図13に示す給紙カセット102の接地構造は、押上板112を金属板で形成し、その押上板112の揺動軸115,115を給紙カセット102の側壁116,117の貫通穴118から給紙カセット102の外表面側に露出させ、その露出した押上板112の揺動軸115の先端を給紙カセット装着部104に取り付けた金属製の板ばね120に接触させ、板ばね120と装置本体103の接地部121とを導線122で接続し、押上板112上のシートに生じた静電気を押上板112,板ばね120及び導線122を介して装置本体103の接地部121へ導くようになっている(特許文献1参照)。
特開平6−32474号公報
しかしながら、図13に示すような給紙カセット102の接地構造の場合、給紙カセット102を給紙カセット装着部104に押し込む際に、給紙カセット102と給紙カセット装着部104との間の隙間に起因して、給紙カセット102が斜めに傾いた状態で押し込まれ、給紙カセット102の側壁116が片持ち梁状の板ばね120の先端に強く押し当てられ、板ばね120が変形し、板ばね120と揺動軸115との接触状態が不安定になり、給紙カセット102内に収容されたシート101の静電気を十分に除去できないという不具合を生じる虞があった(図12参照)。
そこで、本発明は、給紙カセット内に収容されたシートに生じた静電気を確実に除去できるようにした給紙カセットの接地構造を提供すること、及びその給紙カセットの接地構造を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、装置本体の給紙カセット装着部に出し入れできるように収容され、画像形成部に供給するための印刷用のシートを積載する給紙カセットと、前記シートに蓄積された静電気を装置本体側の接地部に導くアース手段と、を備えた給紙カセットの接地構造に関するものである。この発明において、前記アース手段は、(1)前記給紙カセットに取り付けられて、前記シートに接触する導電性部材と、(2)前記導電性部材から延びて前記給紙カセットの外表面側に露出する導電性を有する第1導電部と、(3)前記給紙カセット装着部に取り付けられ、前記給紙カセット装着部の所定収容位置に収容された前記給紙カセットの前記外表面側に露出する前記第1導電部に接触し、前記第1導電部と前記接地部とを接続する導電性を有する第2導電部と、を備えている。そして、前記第2導電部のうちの前記第1導電部に接触する部分がコイルバネで構成されている。このコイルバネは、(1)その中心線が、前記給紙カセットの前記外表面に対向する仮想平面内で、且つ、前記給紙カセットの収容方向に対してほぼ直交するように配置され、(2)前記中心線に沿った方向の両端部が前記給紙カセット装着部に取り付けられ、(3)前記両端部を除いた円筒状の外側面が前記第1導電部に接触することを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記導電性部材に特徴を有するものである。すなわち、本発明において、前記導電性部材は、前記シートの下面に接触し、且つ、給紙カセット内で前記シートを支持する押上板の少なくとも一部であるシート支持部であることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記第1導電部に特徴を有するものである。すなわち、本発明において、前記第1導電部は、前記押上板を前記給紙カセットの底板から持ち上げる方向へ付勢する押上用ばねであることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記コイルバネが圧縮コイルバネであり、前記圧縮コイルバネの両端部が他部よりも小径の円筒形状を呈している。そして、前記圧縮コイルバネの前記両端部が前記給紙カセット装着部のコイルバネ取付部に形成されたバネ保持突起にそれぞれ嵌合されることにより、前記圧縮コイルバネの両端部が前記給紙カセット装着部に保持されるようになっていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記コイルバネが引っ張りコイルバネであり、前記引っ張りコイルバネの両端部のフックが前記給紙カセット装着部のコイルバネ取付部に配置されたばね止め金具に引っ掛けられることにより、前記引っ張りコイルバネが前記給紙カセット装着部に取り付けられることを特徴としている。
請求項6の発明は、前記請求項1乃至5のいずれかの発明に係る給紙カセットの接地構造を有し、前記給紙カセットから送り出されたシートの表面に画像形成部によって画像が印刷されることを特徴とする画像形成装置に関するものである。
本発明は、給紙カセットが給紙カセット装着部に収容される際に、コイルバネが弾性変形して給紙カセットの円滑な移動を許容し、給紙カセットが給紙カセット装着部の所定収容位置に収容されると、給紙カセット装着部に取り付けられた第2導電部のコイルバネが給紙カセットの外表面側に露出する第1導電部に弾性接触する。この際、給紙カセット及び第1導電部は、コイルバネの円筒状の外側面に当接する。したがって、本発明によれば、給紙カセットを給紙カセット装着部に出し入れする際に、コイルバネが給紙カセット及び第1導電部との接触で損傷することがなく、コイルバネが第1導電部に確実に接触し、シートに帯電した静電気を導電性部材,第1導電部,及びコイルバネ(第2導電部)を介して装置本体の接地部に確実に逃がすことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
(画像形成装置の概略構成)
図1は、本発明の給紙カセットの接地構造を備えた画像形成装置1を示す模式的構造図である。
この図1に示すように、画像形成装置1は、給紙部2(第1の給紙部としての給紙カセット3、第2の給紙部としての手差し給紙トレイ4)からシート搬送路5へ送り出されたシート(コピー用紙、プラスチックフィルム等)6の先端をレジストローラ7で一旦停止させ、レジストローラ7が所定のタイミングでシート6を転写位置Pに向けて送り出すようになっている。そして、この図1に示す画像形成装置1は、画像形成部8と転写部10との間のシート搬送路5を移動するシート6の表面に、画像形成部8で形成されたトナー画像を転写部10によって転写位置Pで転写するようになっている。また、この図1に示す画像形成装置1は、トナー画像が転写されたシート6を定着部11に送り込み、シート6を加熱ローラ11aと加圧ローラ11bのニップNで加熱・加圧し、トナーを溶融させてシート6に定着させるようになっている。そして、この図1に示す画像形成装置1は、定着部11によってトナー画像が定着されたシート6を排紙ローラ12によって排紙トレイ13上に排出するようになっている。
なお、画像形成装置1としては、図1に示す電子写真方式の画像形成装置に限られず、図1の画像形成部8,転写部10及び定着部11をインクジェット方式の画像形成部に置き換え、インクジェット方式の画像形成装置としてもよい。また、本実施形態の給紙カセットの接地構造を備えた画像形成装置1は、モノクロ印刷方式とカラー印刷方式のいずれのものにも適用できる。また、画像形成装置1は、図1に示すものに限定されるものではなく、給紙カセット3を図1の上下方向に複数配置したものでもよく、昇降式の大容量給紙カセットを併せて使用するものでもよい。
(給紙カセットの接地構造の第1形態)
以下、給紙カセット3の接地構造の詳細を図1乃至図6に基づき詳述する。なお、図2は、シート6が積載されていない給紙カセット3の外観斜視図である。また、図3は、装置本体14の給紙カセット装着部15の一部を抜き出して示す斜視図であり、押上用ばね16から延ばした導線(押上用ばね16の線材)17と装置本体14側に取り付けたコイルバネ18との接触状態を併せて示す斜視図である。図4は、コイルバネ18の取付状態を示す図であって、給紙カセット装着部15の一部を抜き出して示す斜視図である。また、図5は、給紙カセット装着部15に形成されたコイルバネ取付部20の外観斜視図である。また、図6は、コイルバネ18の外観斜視図である。
図1及び図3に示すように、装置本体14の下部には、画像形成装置1の前面側に開口するように、給紙カセット装着部15が形成されている。そして、この給紙カセット装着部15には、画像形成装置1の前面側から給紙カセット3が出し入れされる。
図1乃至図3に示すように、給紙カセット3は、給紙カセット装着部15の所定収容位置に収容されるようになっている。この給紙カセット3は、絶縁性のプラスチックで形成されており、前壁19aと、この前壁19aに直交する一対の側壁23,24と、これら一対の側壁23,24が直交する後壁19bと、これら前壁19a,側壁23,24及び後壁19bの下端を塞ぐ底板25と、を有している。そして、この給紙カセット3は、上方に向かって開口し、平面視が略矩形形状の輪郭の枠体であり、平面視が矩形形状の内部空間を有し、その内部空間に複数枚(例えば、100枚、250枚、或いは500枚)のシートを重ねて収容できるようになっている。
そして、この給紙カセット3の内部には、押上板21が揺動できるように取り付けられている。押上板21は、その一端側が支持軸22,22を介して給紙カセット3の側壁23,24に揺動自在に支持され、その他端側が一対の押上用ばね16,16によって底板25から持ち上げられることにより、積載されたシート6の先端側(給紙方向先端側)をピックアップローラ26に押し付けるようになっている。また、押上板21は、少なくともシート6の下面に接触し且つ一対の押上用ばね16,16の一方と接触する部分(シート支持部27)が導電性部材で形成されており(例えば、圧延鋼板,アルミ板等の金属板を折り曲げて形成されており)、導電性を有する押上用ばね16と電気的に接続されるようになっている。
図1乃至図3において、押上用ばね16は、ピアノ線等の導電性部材で形成された圧縮コイルバネであり、押上板21の他端側を給紙カセット3の底板25から均等に持ち上げることができるように、給紙カセット3の底板25に設置された図示しない一対のばね受け部にそれぞれ収容され、底板25上をずれ動かないようになっている。この一対の押上用ばね16,16のうちの一方は、その押上用ばね16を構成する第1導電部としての導線(押上用ばね16を構成する線材であって、押上用ばね16と一体の線材)17が押上用ばね16の下端から底板25の表面に沿って側壁24近傍まで延び、さらにその導線17が側壁24の内面に沿って立ち上げられた後、その導線17がさらに折り曲げられて第1導電部取付部分28まで案内された後、その導線17のフック部171が第1導電部取付部分28に係合され、そのフック部171の一部が第1導電部取付部分28から給紙カセット3の側壁24の外表面24a側に露出するようになっている。
図2に示すように、第1導電部取付部分28は、給紙カセット3の側壁24に形成されており、側壁24の外表面24aの一部を矩形状に凹ませて形成した導線収容凹部30と、この導線収容凹部30(側壁24)を表裏に貫通し且つ側壁24の上面に開口する一対の導線挿入溝31,31とで構成されている。
ここで、図2及び図3に示すように、第1導電部取付部分28に係合される導線17のフック部171は、(1)側壁24の内表面24bに沿って立ち上がる第1係合部17aと、(2)この第1係合部17aから折り曲げられて側壁24の内表面24b側から外表面24a側へ向かって延び、一方の導線挿入溝31に係合される第2係合部17bと、(3)この第2係合部17bの外表面24a側から折り曲げられて、一方の導線挿入溝31から他方の導線挿入溝31まで導線収容凹部30の底面33に沿って延びる第3係合部(接点部)17cと、(4)この第3係合部17cの他方の導線挿入溝31側から折り曲げられて側壁24の外表面24a側から内表面24b側へ向かって延び、他方の導線挿入溝31に係合される第4係合部17dと、(5)この第4係合部17dの内表面24b側から折り曲げられて側壁24の内表面24bに沿って下降するように延びる第5係合部17eと、によって構成されている。
このように構成された導線17のフック部171は、第1係合部17a,第3係合部17c及び第5係合部17eで側壁27を挟み込むように、第2係合部17bと第4係合部17dをそれぞれ導線挿入溝31,31の上部開口端側から溝端側(下端側)まで挿入することにより、第1導電部取付部分28に簡単に係合する(引っ掛ける)ことができる。しかも、導線17のフック部171は、第1導電部取付部分28に係合された後、導線17と一体の押上用ばね16が押上板21によって給紙カセット3の底板25側へ向けて押さえ込まれることになるため、第1導電部取付部分28に固定されることになる。
なお、第1導電部取付部分28の導線収容凹部30の深さ(凹み量)は、押上用ばね16の導線17(第3係合部17c)の直径と同寸法か又は押上用ばね16の導線17(第3係合部17c)の直径よりも大きな寸法にすることが好ましい。このようにすると、第1導電部取付部分28に取り付けられた押上用ばね16の導線17(第3係合部17c)が給紙カセット3の側壁24の外表面24aよりも出っ張るようなことがなく、給紙カセット3を給紙カセット装着部15へ出し入れする際に、押上用ばね16の導線17(第3係合部17c)が給紙カセット装着部15側と擦れ合って損傷するようなことがない。
ここで、給紙カセット3の出し入れの方向を基準線方向とすると、基準線方向に対する導線17の第3係合部17cの傾き角αは、後に詳述する第2導電部32のコイルバネ18のピッチ角βと同方向の傾き角であって且つピッチ角βよりも大きくなるように形成されている(図7(a)参照)。このようにすることにより、給紙カセット3を給紙カセット装着部15の所定位置に収容した場合に、押上用ばね16の導線17(第3係合部17c)が第2導電部32のコイルバネ18に確実に接触することになる。なお、給紙カセット3を給紙カセット装着部15の所定収容位置に収容した場合に、押上用ばね16の導線17(第3係合部17c)が後に詳述する第2導電部32のコイルバネ18に確実に接触するようになっていればよい。したがって、例えば、導線17(第3係合部17c)の基準線方向に対する傾き角αは、導線17(第3係合部17c)の直径が第2導電部32のコイルバネ18の隣り合う線材間の隙間よりも大きい場合において、第2導電部32のコイルバネ18のピッチ角と同方向の傾き角であって且つピッチ角と同一でもよく、また、基準線方向と平行(コイルバネ18の中心線と直交するようにα=0°)でもよい(図7(b)参照)。また、導線17(第3係合部17c)の基準線方向に対する傾き角αは、第2導電部32のコイルバネ18のピッチ角と逆方向の傾き角となるように形成することにより、給紙カセット3を給紙カセット装着部15の所定収容位置に収容した場合に、押上用ばね16の導線17(第3係合部17c)が第2導電部32のコイルバネ18に確実に接触する(図7(c)参照)。
図3乃至図5に示すように、給紙カセット装着部15は、給紙カセット3の側壁24に対向する部分(内壁34)に、コイルバネ取付部20が形成されている。このコイルバネ取付部20の形成位置は、給紙カセット3が給紙カセット装着部15の所定収容位置に収容された際に、給紙カセット3の第1導電部取付部分28(特に、導線収容凹部30内の導線17(第3係合部17c))に対向する位置である。そして、このコイルバネ取付部20は、コイルバネ18の両端部の小径部35a,35bに僅かな(がたつかない程度の)隙間をもって嵌り込むバネ保持突起36,37と、コイルバネ18の小径部35a,35bの両端部を着座させるためのばね受け部40,41と、コイルバネ18の大径部42を収容する大径部収容空間43と、が形成されている。なお、大径部収容空間43は、コイルバネ18の変位(例えば、径方向への変位(中心線に直交する方向への変位)、ピッチ間隔を部分的に変えるような変位、ピッチ角を部分的に変えるような変位等)を許容することができるようになっている。
このようなコイルバネ取付部20には、図6に示すようなコイルバネ(圧縮コイルバネ)18が取り付けられている。コイルバネ18は、上述のように、両端部が小径部35a,35bであり、この両端部の小径部35a,35b間に大径部42が位置している。そして、このコイルバネ18は、小径部35a,35bがコイルバネ取付部20のバネ保持突起36,37間に位置するように、押し縮められた状態でコイルバネ取付部20に挿入され、小径部35a,35bの内部空間とバネ保持突起36,37との位置が合致するところで押し縮められた状態が開放されると、押し縮められる前の状態に復帰しようとする姿勢変化(ばね高さを増す方向への変位)により、バネ保持突起36,37が小径部35a,35bの内部空間に嵌り込み、小径部35a,35bの両端が元の姿勢に復帰しようとするばね力(弾性力)でばね受け部40,41に押し付けられ、小径部35a,35bの両端がばね受け部40,41に着座する(図4及び図5参照)。これにより、コイルバネ18は、コイルバネ取付部20に確実に取り付けられ、大径部42の変形が許容されるようになっている。ここで、コイルバネ18は、その大径部42を給紙カセット3の側壁24の外表面24a側に露出する押上用ばね16の導線17(第3係合部17c)に接触させるため、少なくとも大径部42が給紙カセット装着部15の内壁34から給紙カセット3側に出っ張るようにコイルバネ取付部20に収容されている(図8(a)〜(c)参照)。また、コイルバネ18は、その中心線が給紙カセット3の側壁24の外表面24aに対向する仮想平面内に位置し、且つ、その中心線が給紙カセット3の収容方向に対してほぼ直交するように、コイルバネ取付部20に取り付けられている。これにより、コイルバネ18の大径部42の円筒状の外側面が、給紙カセット3又は導線17(第3係合部17c)に接触することになる。なお、コイルバネ18は、給紙カセット3の円滑な移動を許容し、第1導電部の導線17(第3係合部17c)に確実に接触でき、且つ、給紙カセット3によって損傷を受けない範囲において、その中心線を給紙カセット3の収容方向に対して傾けてもよい。
図6に示すように、コイルバネ18は、ピアノ線等の導電性に優れた線材44で形成されており、その小径部35bの一端側から延出する線材44のリング状に丸められた一端部45が装置本体14の接地部46に図示しないねじ等で固定され、接地部46に電気的に接続されるようになっている。
図8は、コイルバネ18と給紙カセット3等との関係を示す平面図である。このうち、図8(a)は、給紙カセット3に接触する前のコイルバネ18の模式的平面図である。また、図8(b)は、給紙カセット3の先端側の側壁24がコイルバネ18に接触した状態を示す図であり、コイルバネ18が給紙カセット3によって変形させられた状態を示す図である。また、図8(c)は、給紙カセット3が給紙カセット装着部15の所定収容位置に収容された後のコイルバネ18の平面図であって、コイルバネ18と押上用ばね16の導線17との接触状態を示す図である。
図8(a)に示すように、コイルバネ18は、給紙カセット3が接触する前の状態において、小径部35a,35bと大径部42が同心状に位置してコイルバネ取付部20に装着されている(図4参照)。給紙カセット3が図8(a)に示す状態から更に給紙カセット装着部15の内部に収容されると、給紙カセット3の先端のコーナー部47がコイルバネ18の大径部42に接触する。この際、給紙カセット3のコーナー部47がコイルバネ18の大径部42に接触したとしても、給紙カセット3のコーナー部47と接触するコイルバネ18の大径部42が円弧状であるため、コイルバネ18が給紙カセット3との衝突時の衝撃を吸収するように弾性変形し、給紙カセット3の移動空間から退避して、給紙カセット3の円滑な移動を許容する(図8(b)参照)。
次に、図8(c)に示すように、給紙カセット3が給紙カセット装着部15の所定収容位置に収容されると、コイルバネ18の大径部42が導線17(第3係合部17c)によって押され、コイルバネ18の大径部42が小径部35a,35bに対して偏芯(偏心量εの偏芯)をするように弾性変形し、コイルバネ18がその弾性変形量に起因するばね力で押上用ばね16の導線17(第3係合部17c)に弾性接触し、コイルバネ18が押上用ばね16を介して押上板21のシート支持部27に電気的に接続される。これにより、押上板21のシート支持部(導電性部材)27は、第1導電部としての押上用ばね16及びこの押上用ばね16と一体の導線17、及び第2導電部としてのコイルバネ18及びこのコイルバネ18と一体の線材44を介して装置本体14の接地部46に電気的に接続される(図6参照)。そして、押上板21のシート支持部27,押上用ばね16及びこのコイルバネ18と一体の導線17(第1導電部)、及びコイルバネ18及びこのコイルバネ18と一体の線材44は、シート6に生じた静電気を装置本体14の接地部46に逃がす(接地する)ためのアース手段を構成している。
なお、給紙カセット3を給紙カセット装着部15から引き出す場合、給紙カセット3及び押上用ばね16の導線17とコイルバネ18との関係は、図8(c),図8(b),図8(a)の順となり、給紙カセット3の先端側がコイルバネ18の大径部42から離れると、コイルバネ18の大径部42の中心が小径部35a,35bの中心と同心になる位置に復帰する。
以上のような給紙カセット3の接地構造によれば、図1に示すように、給紙カセット3の押上板21の上に複数枚のシート6が積載され、その複数枚のシート6のうちの最も上に位置しているシート6がピックアップローラ26によってシート搬送路5に送り出される。この際、シート6同士が擦れ合って静電気が生じると、その静電気が押上板21のシート支持部27,押上用ばね16,導線17,コイルバネ18,線材44及び装置本体14の接地部46を介して接地される。これにより、給紙カセット3の押上板21の上に積載されたシート6に静電気が蓄積されにくく、静電気に起因するシート6の重送を防止することができ、シート6の重送に起因する印刷不良及びジャム(紙詰まり)を防止することができる。
また、本実施形態の給紙カセット3の接地構造を備えた画像形成装置1は、図1に示すように、ピックアップローラ26のシート搬送方向下流側の位置に、給紙ローラ対50が隣り合うように配置されている。この給紙ローラ対50は、一方が給紙ローラ51であり、他方がトルクリミッターを備えた分離ローラ52である。そして、給紙ローラ51は、図外の駆動手段に接続されており、シート6をシート搬送方向下流側へ給紙するように回転する。一方、分離ローラ52は、給紙カセット3から送り出されたシート6が一枚だけの場合、シート6の移動に伴って回転し、給紙ローラ51と共にシート6を給紙する。しかし、分離ローラ52は、給紙カセット3から2枚のシート6が送り出されると、シート6,6間の摩擦力を含むシート搬送力の方が分離ローラ52に設けられたトルクリミッターの値(抵抗力)よりも小さいことから、トルクリミッタによって停止する。その結果、給紙ローラ51と接している一枚のシート6だけが給紙ローラ51によってシート搬送方向下流側へ給紙され、給紙ローラ51に接しているシート6と分離ローラ52に接しているシート6とがすべりを生じ、分離ローラ52に接しているシート6がその場所に留まり(給紙されず)、シート6の重送が防止される。
なお、本実施形態において、押上板21は、シート6に接触する一部分(シート支持部27)を導電性部材で形成する態様に限らず、全体を導電性部材(例えば、圧延鋼板,アルミ板等の金属板)で形成するようにしてもよい。
また、本実施形態は、給紙カセット3の側壁24側に押上用ばね16の導線17を取り付け、給紙カセット装着部15の給紙カセット3に対向する内壁34側にコイルバネ18を取り付ける態様を例示したが、これに限られず、給紙カセット3の側壁24に対向する側壁23側に押上用ばね16の導線17を取り付け、給紙カセット装着部15の給紙カセット3の側壁23に対向する内壁側にコイルバネ18を取り付けるようにしてもよい。
また、本実施形態は、給紙カセット3の側壁24側に押上用ばね16の導線17を取り付け、給紙カセット装着部15の給紙カセット3に対向する内壁34側にコイルバネ18を取り付ける態様を例示したが、これに限られず、第1導電部としての押上用ばね16の導線17を給紙カセット3の底板25から底板25の外表面側に露出させる一方、給紙カセット3の底板25に対向する給紙カセット装着部15の内壁(図示せず)側にコイルバネ18を取り付け、導線17をコイルバネ18に接触させるようにしてもよい。この際、コイルバネ18は、その中心線が給紙カセット3の底板25に対向する仮想平面内に位置し、且つ、その中心線が給紙カセット3の収容方向にほぼ直交する方向に位置するように、給紙カセット装着部15に取り付けられる。言い換えれば、コイルバネ18は、その高さ方向(中心線の延びる方向)が底板25の端縁25aの延びる方向とほぼ平行となるように、給紙カセット装着部15に取り付けられる。なお、コイルバネ18は、給紙カセット3の円滑な移動を許容し、導線17に確実に接触でき、且つ、給紙カセット3によって損傷を受けない範囲において、その中心線を給紙カセット3の収容方向に対して傾けてもよい。
(給紙カセットの接地構造の第2形態)
図9は、給紙カセット3の接地構造の第2形態を示す図であり、給紙カセット3の一部を模式的に示す平面図である。
この図9に示すように、本実施形態の給紙カセット3の接地構造は、給紙カセット3内のシート6の側面(給紙方向に直交する方向である幅方向の側面)60,60の位置を規制する一対の幅寄せ部材61,61の少なくとも一方に、シート6の側面60に当接する導電性部材(例えば、金属製の板バネ)62を配置し、その導電性部材62から上記第1形態の押上用ばね16の導線17と同様の導線63を延ばし、その導線63を上記第1形態の第1導電性部取付部分28に固定するようになっている。なお、本実施形態においては、導電性部材62及び導線63が第1導電部を構成する。
本実施形態によれば、幅寄せ部材61の導電性部材62とその導電性部材62から延びる導線63の2部品が必要になる点において、上記第1形態に比較してコスト的に不利であるが、第2導電部の構成部品としてコイルバネ18を利用する点において、第1形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態の給紙カセット3の接地構造は、給紙カセット3の構造が押上板21を押上用ばね16でピックアップローラ26側に付勢する構成でない場合(押上用ばね16を使用しない構成の場合)に、第1形態に変えて使用することが考えられる。
(給紙カセットの接地構造の第3形態)
図10は、給紙カセット3の接地構造の第3形態を示す図であり、給紙カセット3の一部を模式的に示す平面図である。
この図10に示すように、本実施形態の給紙カセット3の接地構造は、給紙カセット3内のシート6の後端面を位置決めする前寄せ部材70に、シート6の後端面に当接する導電性部材(例えば、金属製の板バネ)71を配置し、その導電性部材71から上記第1形態の押上用ばね16の導線17と同様の導線72を延ばし、その導線72を上記第1形態の第1導電部取付部分28に固定するようになっている。
本実施形態によれば、前寄せ部材70の導電性部材71とその導電性部材71から延びる導線72の2部品が必要になる点において、上記第1形態に比較してコスト的に不利であるが、第2導電部の構成部品としてコイルバネ18を利用する点において、第1形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態の給紙カセット3の接地構造は、給紙カセット3の構造が押上板21を押上用ばね16でピックアップローラ26側に付勢する構成でない場合(押上用ばね16を使用しない構成の場合)に、第1形態に変えて使用することが考えられる。
(給紙カセットの接地構造の第4形態)
図11は、コイルバネの他の実施形態を示すものである。すなわち、本実施形態における給紙カセット3の接地構造は、第1形態の圧縮コイルバネ18に代え、引っ張りコイルバネ80を使用するようになっている。
この実施形態において、給紙カセット装着部15のコイルバネ取付部81には、引っ張りコイルバネ80の両端のフック82,82を引っ掛けるばね止め金具83,84が一対配置されている。そして、その一対のばね止め金具83,84の一方(図11(a)においては、下側のばね止め金具84)は、装置本体14側の接地部46に電気的に接続されている。なお、ばね止め金具83,84には、引っ張りコイルバネ80のフック82,82を引っ掛けるための穴(図示せず)が形成されている。
また、引っ張りコイルバネ80は、給紙カセット3の接触や第1導電部の導線17との接触によってコイルバネ取付部81のばね止め金具83,84から外れないようにするため、ばね長さを長くするように引っ張った状態で両端のフック82,82をばね止め金具83,84に引っ掛け、縮まろうとする弾性力(ばね力)でフック82,82をばね止め金具83,84に引っ掛けている。
また、引っ張りコイルバネ80は、図11(b)に示すように、引っ張りコイルバネ80のフック82,82が給紙カセットの収容方向とほぼ平行に位置するように、ばね止め金具83,84に引っ掛けられている。そして、引っ張りコイルバネ80は、円筒状の部分85が給紙カセット3及び押上用ばね16の導線17に接触し、二点鎖線位置まで変位するように弾性変形する(図11(b),図2参照)。これにより、押上用ばね16の導線17と引っ張りコイルバネ80とが確実に接触し、押上板21のシート支持部27が押上用ばね16,導線17,引っ張りコイルバネ80及びばね止め金具84を介して装置本体14の接地部46に電気的に接続されている。なお、本実施形態においては、引っ張りコイルバネ80とばね止め金具84が第2導電部を構成する(図11及び図2参照)。なお、引っ張りコイルバネ80は、その中心線が給紙カセット3の側壁24の外表面24aに対向する仮想平面内に位置し、且つ、その中心線が給紙カセット3の収容方向に対してほぼ直交するように、コイルバネ取り付け部81に取り付けられている。これにより、引っ張りコイルバネ80の円筒状の外側面が、給紙カセット3又は導線17に接触することになる。
このような構成の給紙カセット3の接地構造は、第1形態の給紙カセット3の接地構造と同様の効果を得ることができる。
なお、引っ張りコイルバネ80は、給紙カセット3の円滑な移動を許容し、第1導電部の導線17に確実に接触でき、且つ、給紙カセット3によって損傷を受けない範囲において、その中心線を給紙カセット3の収容方向に対して傾けてもよい。
(給紙カセットの接地構造の他の形態)
なお、上記第1形態乃至第3形態が第2導電部のコイルバネとして圧縮コイルバネを使用し、上記第4形態が第2導電部のコイルバネとして引っ張りコイルバネを使用するようになっているが、第2導電部のコイルバネとしてはこれに限られず、タル形コイルバネやネジリコイルバネを第2導電部のコイルバネとして使用するようにしてもよい。
また、第1導電部としてコイルバネ18に接触する部分は、導線17に代えて導電性を有する板状部材を配置(例えば、板状部材としての金属板を導線収容凹部30内に収容)し、その板状部材と押上用ばね16とを導線で接続するようにしてもよい。
本発明の給紙カセットの接地構造を備えた画像形成装置を示す模式的構造図である。 (a)は、シートが積載されていない給紙カセットの外観斜視図であり、(b)は、(a)の一部を拡大して示す部分的外観斜視図である。 装置本体の給紙カセット装着部の一部を抜き出して示す斜視図であり、押上用ばねから延ばした導線と装置本体側に取り付けたコイルバネとの接触状態を併せて示す斜視図である。 コイルバネの取付状態を示す図であって、給紙カセット装着部の一部を抜き出して示す斜視図である。 給紙カセット装着部に形成されたコイルバネ取付部の外観斜視図である。 コイルバネの外観斜視図である。 コイルバネと押上用ばねから延ばした導線との関係を示す図である。 コイルバネと給紙カセット等との関係を示す平面図である。 給紙カセットの接地構造の第2形態を示す図であり、給紙カセットの一部を模式的に示す平面図である。 給紙カセットの接地構造の第3形態を示す図であり、給紙カセットの一部を模式的に示す平面図である。 コイルバネの他の実施形態(引っ張りコイルバネ)を示す図である。 従来の画像形成装置を示す模式的構造図である。 従来の給紙カセットの接地構造を示す図である。
符号の説明
1……画像形成装置、3……給紙カセット、6……シート、8……画像形成部、14……装置本体、15……給紙カセット装着部、16……押上用ばね(第1導電部)、17……導線(第1導電部)、18……コイルバネ(第2導電部)、20,81……コイルバネ取付部、21……押上板、24a……外表面、25……底板、27……シート支持部(導電性部材)、36,37……バネ保持突起、44……線材(第2導電部)、46……接地部、86……引っ張りコイルバネ(第2導電部)、82……フック、84……ばね止め金具(第2導電部)

Claims (6)

  1. 装置本体の給紙カセット装着部に出し入れできるように収容され、画像形成部に供給するための印刷用のシートを積載する給紙カセットと、
    前記シートに蓄積された静電気を装置本体側の接地部に導くアース手段と、
    を備えた給紙カセットの接地構造において、
    前記アース手段は、
    前記給紙カセットに取り付けられて、前記シートに接触する導電性部材と、
    前記導電性部材から延びて前記給紙カセットの外表面側に露出する導電性を有する第1導電部と、
    前記給紙カセット装着部に取り付けられ、前記給紙カセット装着部の所定収容位置に収容された前記給紙カセットの前記外表面側に露出する前記第1導電部に接触し、前記第1導電部と前記接地部とを接続する導電性を有する第2導電部と、を備え、
    前記第2導電部のうちの前記第1導電部に接触する部分がコイルバネで構成され、
    前記コイルバネは、
    (1)その中心線が、前記給紙カセットの前記外表面に対向する仮想平面内で、且つ、前記給紙カセットの収容方向に対してほぼ直交するように配置され、
    (2)前記中心線に沿った方向の両端部が前記給紙カセット装着部に取り付けられ、
    (3)前記両端部を除いた円筒状の外側面が前記第1導電部に接触する、
    ことを特徴とする給紙カセットの接地構造。
  2. 前記導電性部材は、前記シートの下面に接触し、且つ、給紙カセット内で前記シートを支持する押上板の少なくとも一部であるシート支持部である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の給紙カセットの接地構造。
  3. 前記第1導電部は、前記押上板を前記給紙カセットの底板から持ち上げる方向へ付勢する押上用ばねである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の給紙カセットの接地構造。
  4. 前記コイルバネが圧縮コイルバネであり、
    前記圧縮コイルバネの両端部が他部よりも小径の円筒形状を呈しており、
    前記圧縮コイルバネの前記両端部が前記給紙カセット装着部のコイルバネ取付部に形成されたバネ保持突起にそれぞれ嵌合されることにより、前記圧縮コイルバネの両端部が前記給紙カセット装着部に保持される、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の給紙カセットの接地構造。
  5. 前記コイルバネが引っ張りコイルバネであり、
    前記引っ張りコイルバネの両端部のフックが前記給紙カセット装着部のコイルバネ取付部に配置されたばね止め金具に引っ掛けられることにより、前記引っ張りコイルバネが前記給紙カセット装着部に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の給紙カセットの接地構造。
  6. 前記請求項1乃至5のいずれかに記載の給紙カセットの接地構造を有し、前記給紙カセットから送り出されたシートの表面に画像形成部によって画像が印刷されることを特徴とする画像形成装置。
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