JP4816305B2 - 給紙装置 - Google Patents

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本発明は、給紙ローラと、それに押し当てられた分離パッドによって、用紙を一枚ずつ分離して給紙する給紙装置に関する。
従来、プリンタや複写機などには、用紙カセットや手差しトレイに積載された用紙を、分離パッド等によって一枚ずつ分離して、装置内に送り出す給紙装置が備えられている。上述したような、分離パッド方式の給紙装置は、分離パッドと用紙間の摩擦係数よりも、用紙同士の摩擦係数が小さいことを利用して、二枚目以降の用紙の重送を阻止して、用紙を一枚ずつ送り出すものである。
特開2004−224519号公報 特開平7−133033号公報
このような、分離パッド方式の給紙装置においては、給紙パッドと記録紙がこすれるため、パッドを支持する部分が振動し、その振動が給紙カセットの共振を引き起こして、大きな音が鳴る不具合が生じていた。しかし、分離パッドを上下動不能に取付けると、駆動負荷の増加や、パッドの摩耗量の増大による寿命の低下を招くこととなり、さらには、分離の際に記録紙へのダメージを与えてしまうなどの不具合が発生するおそれがあった。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、給紙ローラと、弾性部材により上方に付勢され、前記給紙ローラに押し当てられる分離パッドと、を備える給紙カセットと、前記給紙カセットが挿入される装置本体と、を備える給紙装置において、前記分離パッドを支持する前記給紙カセットの側壁と、前記給紙カセットが前記装置本体に挿入された際に、前記給紙カセットの側壁に対向する前記装置本体の側壁との間に、振動抑制部材を介装し、前記振動抑制部材は、前記給紙カセットが前記装置本体に完全に挿入された状態で、前記給紙カセットの側壁と前記装置本体の側壁との双方に接触するようにしたものである。
請求項2においては、前記振動抑制部材は、弾性部材であるものである。
請求項3においては、前記振動抑制部材は、板バネ材であるものである。
請求項4においては、前記振動抑制部材が、前記分離パッドの下方に配置されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、分離パッドを上下動不能に取付けずに、給紙カセットの振動を抑制することで、駆動負荷の増加や、パッドの摩耗量の増大による寿命の低下等の不具合を発生させることなく、異音の発生を防止することができる。
請求項2においては、部品点数を抑えて、分離パッドの用紙分離機能を低下させることなく、異音の発生を防止することができる。
請求項3においては、部品点数を抑え、低コストで、分離パッドの用紙分離機能を低下させることなく、異音の発生を防止することができる。
請求項4においては、給紙カセットの振動を、振動の原因となる分離パッド近傍において、効果的に抑制することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る画像形成装置の全体的な構成を示した斜視図、図2は給紙カセットを示す側断面図、図3は給紙カセットを示す平面図である。図4は板バネの装着状態を示す斜視図、図5は板バネの弾性変形を示す平面図、図6は振動抑制部材を、給紙カセットと一体的に設けた実施形態を示す斜視図である。
図1は、本発明に係る実施形態である給紙カセット10を装着した画像形成装置100に関する全体斜視図を示している。
画像形成装置100の下部に、給紙カセット10を備えた給紙装置1が配置されており、その上部に用紙搬送部及び記録部が配置されている。記録部の上部には、原稿読取部、原稿搬送装置等が配置されている。
給紙装置1において、上下4段の給紙カセット10は、装置本体2に正面方向(矢印方向)に着脱可能である。給紙カセット10に用紙を装填する場合には正面方向に引き出して行う。
図2及び図3に示すように、給紙カセット10は、上面が開放された略直方体に形成されている。給紙カセット10内において、用紙14の積載板である平面状のフラッパ15が、給紙カセット底面に上下動自在に枢支されており、用紙14の後端縁が当接するエンドガイド13が、フラッパ15の後部に立設されている。
フラッパ15の下面には、フラッパ15を上方に押し上げるスプリング12が設けられている。そして、フラッパ15に載積されて、スプリング12によって押し上げられた用紙14の先端を圧接して送り出す給紙ローラ17が、フラッパ15の先端縁の上方において、給紙カセット10に軸支されている。
そして、給紙ローラ17下部において、給紙ローラ17の下面に位置する用紙14先端を圧接する、パッド18及びパッド支持部材19が、該フラッパ15に隣接して配置されて、スプリング11により上方に付勢されている。パッド18は用紙14に対する摩擦部材である。
このような構成において、フラッパ15上に載置された用紙14は、給紙ローラ17を回転させることで、複数枚の用紙14が同時に給紙ローラ17とパッド18との間に引き込まれても、最上の一枚のみが分離されて、上部の用紙搬送部に1枚ずつ給紙されていく。
次に、給紙カセット10の振動抑制部材である板バネ20について説明する。
図4に示すように、前記給紙カセット10の側壁10aと、装置本体2の側壁2aとの間には、振動抑制部材である板バネ20が介装されている。ここで、給紙カセット10が装置本体2に完全に挿入された状態で、側壁10aと側壁2aとが対向する。
この振動抑制部材は、給紙ローラ17が回転した際に、パッド18を支持する側壁10aに発生する振動を抑制する手段である。
振動抑制部材である板バネ20は、図5に示すように、平面視略くの字型に形成され、一端側が給紙カセット10の側壁10aに固定され、他端側が自由端となっている。前記板バネ20は、給紙カセット10のフレームのうちで、パッド18を支持する側壁10aの外周面の略中央部に取付けられており、パッド18及びパッド支持部材19の下方に位置している。
板バネ20の屈曲部20aはアーチ状に形成され、該屈曲部20aの外周面において、板バネ20は給紙カセット10の側壁10aの外側に位置する装置本体2の側壁2aと接することとなる。板バネ20の固定端側には、給紙カセット10の側壁10aに固定しやすいよう、折れ曲がり部20bが形成されている。板バネ20の自由端側には、給紙カセット10の側壁10a上を摺動しやすいように、この側壁10aに一点で接する略円弧状の反り部20cが形成されている。
このように板バネ20が取付けられた給紙カセット10を、装置本体2に挿入することで、図5に示したように、給紙カセット10の側壁10aに、一端側が固定された板バネ20の屈曲部20aが、装置本体2の側壁2aによって押し付けられ、板バネ20は押し広げられる。
変形した板バネ20の弾性力によって、給紙カセット10は装置本体2内に押し付け固定され、それにより給紙カセット10の側壁10aの振動は抑制される。
以上構成においては、給紙カセットと装置本体との間に介装される振動抑制部材は、給紙カセットに取り付けられる構成である。
なお、振動抑制部材は、給紙カセットと一体的に設けることも可能である。
給紙カセットと一体的に設けた、振動抑制部材の別実施形態について、図6を用いて説明する。
本実施形態における給紙カセット110の側壁110a(前記側壁10aに相当し、パッドを支持する部位)には、側面視において略コの字型にスリット111が形成され、スリット111内に形成される舌片112の先端に、給紙カセット110外側に向けて突設する、円弧状の当接部112aが形成されている。給紙カセット110は弾性力を有する樹脂で形成されており、給紙カセット110の側壁110aと一体的に形成された、当接部112aを含む舌片112は弾性力を有している。一方、給紙カセット110が挿入される装置本体2において側壁110aに対向する位置には、給紙カセット110が挿入された際に舌片112に当接する側壁2aが設けられている。
このように、舌片112が一体的に形成された給紙カセット110を、装置本体2に挿入することで、給紙カセット110の側壁110aより突出する舌片112は、装置本体2の側壁2aによって押し付けられて変形する。そして、変形した舌片112の弾性力により、給紙カセット110は装置本体2内に押し付け固定され、給紙カセット110の振動は抑制される。
本発明の一実施例に係る画像形成装置の全体的な構成を示した斜視図。 給紙カセットを示す側断面図。 給紙カセットを示す平面図。 板バネの装着状態を示す斜視図。 板バネの弾性変形を示す平面図。 振動抑制部材を、給紙カセットと一体的に設けた実施形態を示す斜視図。
符号の説明
1 給紙装置
2 装置本体
2a 側壁
10 給紙カセット
10a 側壁
17 給紙ローラ
18 分離パッド
20 振動抑制部材

Claims (4)

  1. 給紙ローラと、弾性部材により上方に付勢され、前記給紙ローラに押し当てられる分離パッドと、を備える給紙カセットと、
    前記給紙カセットが挿入される装置本体と、
    を備える給紙装置において、
    前記分離パッドを支持する前記給紙カセットの側壁と、前記給紙カセットが前記装置本体に挿入された際に、前記給紙カセットの側壁に対向する前記装置本体の側壁との間に、
    振動抑制部材を介装し、
    前記振動抑制部材は、前記給紙カセットが前記装置本体に完全に挿入された状態で、前記給紙カセットの側壁と前記装置本体の側壁との双方に接触するようにした、
    ことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記振動抑制部材は、弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記振動抑制部材は、板バネ材であることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  4. 前記振動抑制部材が、前記分離パッドの下方に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項記載の給紙装置。
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