JP2005319838A - 建設機械の冷却装置配設構造 - Google Patents

建設機械の冷却装置配設構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005319838A
JP2005319838A JP2004137415A JP2004137415A JP2005319838A JP 2005319838 A JP2005319838 A JP 2005319838A JP 2004137415 A JP2004137415 A JP 2004137415A JP 2004137415 A JP2004137415 A JP 2004137415A JP 2005319838 A JP2005319838 A JP 2005319838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
fan shroud
cooling device
construction machine
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004137415A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Arai
康 荒井
Hideki Haramoto
英毅 原本
Hiroshi Tsukui
洋 津久井
Hiroyuki Isobe
浩之 磯部
Kazunori Nakamura
和則 中村
Atsushi Igarashi
敦志 五十嵐
Takeshi Sato
健 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Tokyo Radiator Mfg Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Tokyo Radiator Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd, Tokyo Radiator Mfg Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2004137415A priority Critical patent/JP2005319838A/ja
Publication of JP2005319838A publication Critical patent/JP2005319838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】部品数を少なくすることができると共に、配置空間を小さくすることができる建設機械の冷却装置配設構造の提供。
【解決手段】油圧ショベルの旋回体41に備えられるエンジンルーム43内に、オイルクーラ5、ラジエータ6、インタークーラ7を含む熱交換器、及びこれらの熱交換器の下流に配置されるフンシュラウド12を有する冷却装置を備えると共に、この冷却装置の熱交換器を冷却風流れに対して並列に配置したものであって、建屋カバーを形成するエンジンルーム43の構成部材である前側カバー3及び後側カバー11が、ファンシュラウド12の両側部を構成する部材、オイルクーラ5の一方の側部を構成する部材、及びインタークーラ7の他方の側部を構成する部材を兼ねる構成にしてある。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷却装置を構成するラジエータを含む複数の熱交換器を冷却風流れに対して並列に配置した建設機械の冷却装置配設構造に関する。
この種の従来技術として、例えば特許文献1に記載の技術がある。この従来技術は、建設機械の本体内にラジエータ、オイルクーラ等の複数の熱交換器を冷却風流れに対して並列に配置し、これらの熱交換器の下流にファンシュラウドを配置したものである。熱交換器のそれぞれ、及びファンシュラウドは、本体を形成するフレーム等とは別体の部品となっている。すなわち、独立部品である熱交換器を囲むようにフレームが配置されて、このフレームによって熱交換器が保持されると共に、これらの熱交換器にブラケットを介して独立部品であるファンシュラウドが一体に接続された構成になっている。
特開2003−136972公報
上述した従来技術は、それぞれ独立部品を構成する熱交換器及びファンシュラウドが建屋カバー内に、例えば本体の前側位置に立設される前側カバー、後側位置に立設される後側カバー等のエンジンルーム構成部材で囲まれたエンジンルームの内部に収納される。したがって上述した従来技術は、熱交換器の構成部材、ファンシュラウドの構成部材の他に、上述した前側カバー、後側カバー等のエンジンルーム構成部材、すなわち建屋カバーが存在し、部品数が多くなり、製作工数が増えて製作費が高くなる問題がある。また、昨今望まれている建設機械の小型化に関連して、上述したエンジンルーム等の熱交換器及びファンシュラウドの配置空間も小空間にすることが要望されているが、特に、本体の前後方向に対する寸法をより小さくすることが要望されているが、上述した従来技術では、エンジンルーム等の内部にそれぞれ独立部品を形成する熱交換器及びファンシュラウドを配置することから、エンジンルーム等の配置空間を小さくすることが困難な問題もある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、部品数を少なくすることができると共に、配置空間を小さくすることができる建設機械の冷却装置配設構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、建設機械の本体内に、ラジエータを含む複数の熱交換器、及びこの熱交換器の下流に配置されるファンシュラウドを有する冷却装置を備えると共に、この冷却装置の上記複数の熱交換器を冷却風流れに対して並列に配置した建設機械の冷却装置配設構造において、上記本体内に配置される建屋カバーが、上記ファンシュラウドの構成部材、及び上記熱交換器の構成部材の少なくとも一方を兼ねることを特徴としている。
このように構成した本発明は、ファンシュラウドの構成部材、及び熱交換器の構成部材の少なくとも一方が建屋カバーから成っているので、該当するファンシュラウドに係る構成部材、あるいは熱交換器に係る構成部材を建屋カバーとは別体に備える必要がない。したがって、部品数を少なくすることができると共に、建屋カバーで兼用させた該当するファンシュラウドに係る構成部材、あるいは熱交換器の構成部材に相当する寸法だけ、これらのファンシュラウド、熱交換器の配置空間を小さくすることができる。
また本発明は、上記発明において、上記建屋カバーがエンジンルームの構成部材であることを特徴としている。
また本発明は、上記発明において、上記エンジンルームの構成部材のうちの上記本体内の前側位置に立設される前側カバーと、後側位置に立設される後側カバーとが、上記ファンシュラウドの側部構成部材を兼ねることを特徴としている。
このように構成した本発明は、ファンシュラウドの側部構成部材を前側カバー、後側カバーで兼用させることができるので部品数を少なくすることができると共に、前側カバー、後側カバーによって兼用させたファンシュラウドの側部構成部材に相当する寸法だけ、ファンシュラウドの配置空間を小さくすることができる。また、ファンシュラウドの両側部がエンジンルームを形成する前側カバーと後側カバーによって形成されるので、並列に配置される複数の熱交換器の下流に位置するファンシュラウドの内部に、これらの熱交換器に共通の大きな空気溜りを確保できる。
また本発明は、上記発明において、上記ファンシュラウドを構成する風下側部材を、上記前側カバーと上記後側カバーに取付けたことを特徴としている。
また本発明は、上記発明において、上記風下側部材の近傍に、エンジンに支持されたファンガイドリングを配設したことを特徴としている。
また本発明は、上記発明において、上記エンジンルームの構成部材のうちの上記本体内の前側位置に立設される前側カバーと、後側位置に立設される後側カバーとが、上記熱交換器の側部構成部材を兼ねることを特徴としている。
このように構成した本発明は、熱交換器の側部構成部材を前側カバー、後側カバーで兼用させることができるので部品数を少なくすることができると共に、前側カバー、後側カバーによって兼用させた熱交換器の側部構成部材に相当する寸法だけ、熱交換器の配置空間を小さくすることができる。
また本発明は、上記発明において、上記ファンシュラウドを、上記エンジンルームの構成部材とは別体に形成すると共に、このファンシュラウドを上記熱交換器に一体に設けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、本体内に、熱交換器及びファンシュラウドを容易に設置することができる。
また本発明は、上記発明において、上記前側カバー及び上記後側カバーのそれぞれが、一枚板から成ることを特徴としている。
また本発明は、上記発明において、上記建設機械が油圧ショベルから成り、上記本体が旋回体であることを特徴としている。
本発明は、建屋カバーがファンシュラウドの構成部材、及び熱交換器の構成部材の少なくとも一方を兼ねるように構成したことから、部品数を少なくすることができ、これに伴って従来に比べて製作工数を低減でき、制作費を安くすることができる。また、配置空間を小さくすることができ、建設機械の小型化を実現させることができる。
また本発明は、建屋カバーがエンジンルームの構成部材から成り、このエンジンルームの構成部材のうちの本体内の前側位置に立設される前側カバーと、後側位置に立設される後ろ側カバーとがファンシュラウドの側部構成部材を兼ねる構成にしたことから、前側カバー、後側カバーに兼用させたファンシュラウドの側部構成部材に相応する部品数の低減、及び配置空間の縮小を実現できると共に、並列配置される複数の熱交換器の下流に位置するファンシュラウドの内部に、これらの熱交換器に共通の大きな空気溜りを確保することができる。したがって、ファンシュラウドに導かれる冷却風による圧損を低減でき、ファン効率を向上させることができる。これに伴ってファンの回転数を低くしてファン騒音を低減させることもできる。
また本発明は、建屋カバーがエンジンルームの構成部材から成り、このエンジンルームの構成部材のうちの本体内の前側位置に立設される前側カバーと、後側位置に立設される後側カバーとが、熱交換器の側部構成部材を兼ねる構成にしたことから、前側カバー、後側カバーに兼用させた熱交換器の側部構成部材に相応する部品数の低減、及び配置空間の縮小を実現できる。
以下,本発明に係る建設機械の冷却装置配設構造を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の冷却装置配設構造の第1実施形態が備えられる建設機械の一例として挙げた油圧ショベルを示す側面図である。この図1に示す油圧ショベルは、走行体40と、この走行体40上に配置される本体、すなわち旋回体41と、この旋回体41に上下方向の回動可能に装着されるブーム、アーム、バケット等を含むフロント作業機42とを備えている。旋回体41には、建屋、例えばエンジンルーム43が備えられ、このエンジンルーム43の内部に本願発明の対象とする冷却装置配設構造の第1実施形態が備えられている。なお、この図1に示す符号18は、エンジンルーム43の上面を形成するエンジンカバー、2は旋回フレームである。
図2は図1に示すエンジンルームのエンジンカバーを取り除いた状態を示す平面図、図3は図2のA矢視に相応する縦断面図である。
これらの図2,3に示すように、この第1実施形態は、上述した旋回体41の旋回フレーム2上に配置されるエンジンルーム43の内部に、オイルクーラ5、ラジエータ6、インタークーラ7から成る熱交換器と、ファンシュラウド12と、ファン15とを含む冷却装置が配置される。
オイルクーラ5、ラジエータ6、及びインタークーラ7、すなわち熱交換器は、空気取入部9に取り入れられた冷却風の流れに対して並列に配置してある。ファンシュラウド12は、上述した熱交換器の下流に配置され、図3に示すように、内部に複数の熱交換器に共通の空気溜り20を有している。このファンシュラウド12を構成する風下側部材12aの近傍にはファン15を配置してあり、このファン15はエンジン配置部23に配置したエンジン1によって駆動されるようになっている。
上述した熱交換器の上側部分は、図2,3に示すように、支持部材10によって支持させてあり、下側部分は例えば図3に示すように支持部材19によって支持させてある。支持部材10は図2に示すように、エンジンルーム43の構成部材である前側カバー3の上端の折曲げ部と、後側カバー11の上端の折曲げ部とに固定してある。支持部材19は旋回体41を構成するフレームに固定してある。なお、前側カバー3は旋回体41内の前側位置に立設される例えば一枚板から成り、後側カバー11はカウンタウエイト16の近傍の後側位置に立設される例えば一枚板から成っている。
図3に示すように、上述した空気取入部9とエンジン配置部23との間は、仕切りカバー8によって仕切ってある。
この第1実施形態は特に、建屋カバーであるエンジンルーム43の構成部材が、ファンシュラウド12の構成部材、及び上述した熱交換器の構成部材の少なくとも一方を兼ねる構成にしてある。例えば、エンジンルーム43の構成部材である上述の前側カバー3によってファンシュラウド12の一方の側部、すなわち図2において上側位置の側部が構成されると共に、上述した熱交換器のうちのオイルクーラ5の一方の側部、すなわち図2において上側位置の側部が構成されている。また、上述の後側カバー11によってファンシュラウド12の他方の側部、すなわち図2において下側位置の側部が構成されると共に、上述した熱交換器のうちのインタークーラ7の他方の側部、すなわち図2において下側位置の側部が構成されている。
つまり、ファンシュラウド12は図3に示すように、上方部分が上面カバー4で形成され、下方部分が下面カバー21で形成され、後方部分が上述の風下側部材12aで形成されると共に、両側部が、建屋カバーすなわちエンジンルーム43の構成部材である前側カバー4と後側カバー11とによって形成され、全体形状が角形の箱体となっている。風下側部材12aは、エンジンルーム43の構成部材である前側カバー3と後側カバー11に取り付けてある。上述した上面カバー4及び下面カバー21のそれぞれは、例えば前側カバー3、後側カバー11のそれぞれに着脱可能に保持されている。
なお図2に示すように、オイルクーラ5の一方の側部と前側カバー3との間、オイルクーラ5の他方の側部とラジエータ6の一方の側部との間、ラジエータ6の他方の側部とインタークーラ7の一方の側部との間、インタークーラ7の他方の側部と後側カバー11との間のそれぞれには、隙間を塞ぐシール部材17を配置してある。また図3に示すように、エンジンルーム43の下方部分のファンシュラウド12の下面カバー21に対向する位置には、アンダーカバー22を着脱可能に配置してある。
この第1実施形態は、エンジン1の駆動によりファン15が回転し、このファン15の回転により空気取入部9から取り入れられた冷却風が、オイルクーラ5、ラジエータ6、インタークーラ7を含む熱交換器を通過し、ファンシュラウド12の空気溜り20に導かれ、さらにファンガイドリング14を通ってエンジン配置部23に導かれ、このエンジン配置部23から排出される。この冷却風の流れによって、オイルクーラ5は作動油を冷却し、ラジエータ6はエンジン冷却水を冷却し、インタークーラ7はエンジン1の加給器(図示せず)により加給されたエンジン1の吸入空気を冷却する。
この第1実施形態によれば、ファンシュラウド12の両側部を構成する部材、オイルクーラ5の一方の側部を構成する部材、及びインタークーラ7の他方の側部を構成する部材が、建屋カバーすなわちエンジンルーム43を構成する前側カバー3と後側カバー11とから成っているので、該当するファンシュラウド12の構成部材、オイルクーラ5の構成部材、及びインタークーラ7の構成部材を前側カバー3、後側カバー11とは別体に備える必要がない。したがって、部品数を少なくすることができる。これに伴って、製作工数を低減でき、製作費を安くすることができる。
また、前側カバー3、後側カバー11で兼用させたファンシュラウド12の両側部を構成する部材、オイルクーラ5の一方の側部を構成する部材、及びインタークーラ7の他方の側部を構成する部材に相当する寸法だけ、これらのファンシュラウド12及び熱交換器の配置空間を小さくすることができる。したがって、この油圧ショベルのエンジンルーム43の小型化を実現でき、これに伴って当該油圧ショベルの旋回体41の小型化を実現できる。
また、ファンシュラウド12を、その前後部分が前側カバー3、後側カバー11によって規定される大きな容量を有する空気溜り20を備えた形状としたことから、ファンシュラウド12に導かれる冷却風による圧損を低減でき、ファン効率を向上させることができる。これに伴ってファン15の回転数を低くしてファン騒音を低減させることもできる。
また、熱交換器の清掃に際しては、エンジンカバー18を外してファンシュラウド12の上面カバー4を外すことにより、あるいはアンダーカバー22を外してファンシュラウド12の下面カバー21を外すことにより、ブロワ等の所定の清掃具を容量の大きなファンシュラウド12の空気溜り20内に収納して清掃することができ、優れた整備性を確保できる。
また、オイルクーラ5、ラジエータ6、インタークーラ7を含む熱交換器をファンシュラウド12とは独立させて取り扱うことができ、ファンシュラウド12は、上面カバー4、下面カバー21、風下側部材12aに分解して取り扱うことができる。これらにより搬送、輸送作業の能率を向上させることができる。
図4は本発明の第2実施形態を示すもので、エンジンルームのエンジンカバーを取り除いた状態を示す平面図、図5は図4のB矢視に相応する縦断面図である。
これらの図4,5に示す第2実施形態は、内部に空気溜り34を有するファンシュラウド30を、エンジンルーム43の構成部材である前側カバー3、後側カバー11とは別体の独立部品に形成してあると共に、オイルクーラ31、ラジエータ32、インタークーラ33から成る熱交換器と、独立部品であるファンシュラウド30とを一体に接続してある。ファンシュラウド30の上面カバー及び下面カバーは着脱可能に設けてある。オイルクーラ31、ラジエータ32、及びインタークーラ33を含む熱交換器の図4の上側位置の側部は、前側カバー3によって構成させてあり、同図4の下側位置の側部は、後側カバー11によって構成させてある。その他の構成は、前述した第1実施形態と同等である。
このように構成した第2実施形態では、熱交換器に係る部品数を少なくすることができ、これに伴って製作工数が低減し、製作費を安くすることができる。また、熱交換器の配置空間を小さくすることができ、エンジンルーム43の小型化に貢献する。また、第1実施形態と同等の優れた整備性を確保できる。さらに、エンジンルーム43内に熱交換器及びファンシュラウド30を容易に設置することができる。
なお本発明は、ファンシュラウド12のみの側部構成部材を前側カバー3、後側カバー11によって兼用させた構成にしてもよい。このように構成したものでは、第1実施形態における作用効果のうちから熱交換器に関する作用効果を除いた作用効果が得られる。
図6は本発明の第3実施形態を示すもので、エンジンルームのエンジンカバーを取り除いた状態を示す平面図、図7は図6のC矢視に相応する縦断面図である。この第3実施形態は、第1実施形態における構成に加えてファンガイドリンク14と、このファンガイドリング14をエンジン1に支持させるブラケット35を設けると共に、ファンガイドリンク14とファンシュラウド12の風下側部材12aとの隙間を塞ぐ弾性体から成るシール部材13を設けた構成にしてある。このように構成したものでは、ファン15とファンガイドリング14の双方がエンジン1に支持されるので、ファン15とファンガイドリング14との隙間、すなわちチップクリアランスを小さく高精度に設定することが容易となり、さらなる低騒音化を実現できる。この構成の場合、エンジン1とファンシュラウド12,30との振動差を弾性体から成るシール部材13で吸収させることができる。
本発明の冷却装置配設構造の第1実施形態が備えられる建設機械の一例として挙げた油圧ショベルを示す側面図である。 図1に示すエンジンルームのエンジンカバーを取り除いた状態を示す平面図である。 図2のA矢視に相応する縦断面図である。 本発明の第2実施形態を示すもので、エンジンルームのエンジンカバーを取り除いた状態を示す平面図である。 図4のB矢視に相応する縦断面図である。 本発明の第3実施形態を示すもので、エンジンルームのエンジンカバーを取り除いた状態を示す平面図である。 図6のC矢視に相応する縦断面図である。
符号の説明
1 エンジン
2 旋回フレーム
3 前側カバー(エンジンルーム構成部材)〔建屋カバー〕
4 上面カバー
5 オイルクーラ(熱交換器)
6 ラジエータ(熱交換器)
7 インタークーラ(熱交換器)
8 仕切りカバー
9 空気取入部
11 後側カバー(エンジンルーム構成部材)〔建屋カバー〕
12 ファンシュラウド
12a 風下側部材
13 シール部材
14 ファンガイドリング
15 ファン
17 シール部材
18 エンジンカバー
20 空気溜り
21 下面カバー
22 アンダーカバー
23 エンジン配置部
30 ファンシュラウド
31 オイルクーラ(熱交換器)
32 ラジエータ(熱交換器)
33 インタークーラ(熱交換器)
34 空気溜り
35 ブラケット
41 旋回体(本体)
43 エンジンルーム

Claims (9)

  1. 建設機械の本体内に、ラジエータを含む複数の熱交換器、及びこの熱交換器の下流に配置されるファンシュラウドを有する冷却装置を備えると共に、この冷却装置の上記複数の熱交換器を冷却風流れに対して並列に配置した建設機械の冷却装置配設構造において、
    上記本体内に配置される建屋カバーが、上記ファンシュラウドの構成部材、及び上記熱交換器の構成部材の少なくとも一方を兼ねることを特徴とする建設機械の冷却装置配設構造。
  2. 上記請求項1記載の発明において、
    上記建屋カバーがエンジンルームの構成部材であることを特徴とする建設機械の冷却装置配設構造。
  3. 上記請求項2記載の発明において、
    上記エンジンルームの構成部材のうちの上記本体内の前側位置に立設される前側カバーと、後側位置に立設される後側カバーとが、上記ファンシュラウドの側部構成部材を兼ねることを特徴とする建設機械の冷却装置配設構造。
  4. 上記請求項3記載の発明において、
    上記ファンシュラウドを構成する風下側部材を、上記前側カバーと上記後側カバーに取付けたことを特徴とする建設機械の冷却装置配設構造。
  5. 上記請求項4記載の発明において、
    上記風下側部材の近傍に、エンジンに支持されたファンガイドリングを配設したことを特徴とする建設機械の冷却装置配設構造。
  6. 上記請求項2記載の発明において、
    上記エンジンルームの構成部材のうちの上記本体内の前側位置に立設される前側カバーと、後側位置に立設される後側カバーとが、上記熱交換器の側部構成部材を兼ねることを特徴とする建設機械の冷却装置配設構造。
  7. 上記請求項6記載の発明において、
    上記ファンシュラウドを、上記エンジンルームの構成部材とは別体に形成すると共に、このファンシュラウドを上記熱交換器に一体に設けたことを特徴とする建設機械の冷却装置配設構造。
  8. 上記請求項3〜7のいずれか1項記載の発明において、
    上記前側カバー及び上記後側カバーのそれぞれが、一枚板から成ることを特徴とする建設機械の冷却装置配設構造。
  9. 上記請求項1記載の発明において、
    上記建設機械が油圧ショベルから成り、上記本体が旋回体であることを特徴とする建設機械の冷却装置配設構造。
JP2004137415A 2004-05-06 2004-05-06 建設機械の冷却装置配設構造 Pending JP2005319838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004137415A JP2005319838A (ja) 2004-05-06 2004-05-06 建設機械の冷却装置配設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004137415A JP2005319838A (ja) 2004-05-06 2004-05-06 建設機械の冷却装置配設構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005319838A true JP2005319838A (ja) 2005-11-17

Family

ID=35467435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004137415A Pending JP2005319838A (ja) 2004-05-06 2004-05-06 建設機械の冷却装置配設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005319838A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262869A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
CN102392467A (zh) * 2011-10-01 2012-03-28 徐州徐工挖掘机械有限公司 一种挖掘机可调节式散热系统
JP2014088798A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Isuzu Motors Ltd 車両の冷却システムとその冷却方法
CN106476612A (zh) * 2016-05-31 2017-03-08 徐工集团工程机械有限公司 动力舱和工程车辆
CN111886386A (zh) * 2018-08-06 2020-11-03 日立建机株式会社 建筑机械

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0188099U (ja) * 1987-12-02 1989-06-09
JPH03121021U (ja) * 1990-03-23 1991-12-11
JP2000352315A (ja) * 1999-06-10 2000-12-19 Hitachi Constr Mach Co Ltd 熱交換器設置部のサーキュレーション防止装置
JP2001342834A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機のパワーユニットの冷却装置
JP2002240576A (ja) * 2001-02-20 2002-08-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の熱交換装置
JP2002302968A (ja) * 2001-04-05 2002-10-18 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械
JP2003136972A (ja) * 2001-11-05 2003-05-14 Komatsu Ltd 建設機械の冷却装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0188099U (ja) * 1987-12-02 1989-06-09
JPH03121021U (ja) * 1990-03-23 1991-12-11
JP2000352315A (ja) * 1999-06-10 2000-12-19 Hitachi Constr Mach Co Ltd 熱交換器設置部のサーキュレーション防止装置
JP2001342834A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機のパワーユニットの冷却装置
JP2002240576A (ja) * 2001-02-20 2002-08-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の熱交換装置
JP2002302968A (ja) * 2001-04-05 2002-10-18 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械
JP2003136972A (ja) * 2001-11-05 2003-05-14 Komatsu Ltd 建設機械の冷却装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262869A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
JP4548375B2 (ja) * 2006-03-30 2010-09-22 コベルコ建機株式会社 作業機械
US7874390B2 (en) 2006-03-30 2011-01-25 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. Working machine
CN102392467A (zh) * 2011-10-01 2012-03-28 徐州徐工挖掘机械有限公司 一种挖掘机可调节式散热系统
JP2014088798A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Isuzu Motors Ltd 車両の冷却システムとその冷却方法
CN106476612A (zh) * 2016-05-31 2017-03-08 徐工集团工程机械有限公司 动力舱和工程车辆
CN111886386A (zh) * 2018-08-06 2020-11-03 日立建机株式会社 建筑机械
CN111886386B (zh) * 2018-08-06 2022-06-10 日立建机株式会社 建筑机械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4981050B2 (ja) ハイブリッド作業車両
KR100512804B1 (ko) 건설기계
JP5250497B2 (ja) 防塵ネットの配設構造
US9512773B2 (en) Cooling apparatus for construction machine
JP5363160B2 (ja) 建設機械の防塵装置
JP2005307521A (ja) 建設機械
JP2005319838A (ja) 建設機械の冷却装置配設構造
JP2007247466A (ja) 冷却装置
JP4238129B2 (ja) 防音型エンジン駆動作業機
JP2007022533A (ja) 建設機械の冷却装置
JP5722196B2 (ja) 建設機械のフィルタ装置
JP2005139952A (ja) 空冷式インタークーラを備えた建設機械
JP4183584B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP2007055534A (ja) 冷却装置
JP2005307599A (ja) 建設機械の冷却装置配設構造
JP2007198031A (ja) 建設機械における冷却装置
JP2013104310A (ja) 建設機械の冷却装置
JP2011006958A (ja) 建設機械の防塵装置
JP4157445B2 (ja) エンジン駆動作業機
JP2002021116A (ja) 建設機械
JP6660173B2 (ja) 作業機械
JP2020157895A (ja) 作業車両
JP2005133494A (ja) 建設機械
JP6870691B2 (ja) 作業機械
JP6549895B2 (ja) 熱交換器ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100615