JP2005315398A - オイルシール - Google Patents

オイルシール Download PDF

Info

Publication number
JP2005315398A
JP2005315398A JP2004179634A JP2004179634A JP2005315398A JP 2005315398 A JP2005315398 A JP 2005315398A JP 2004179634 A JP2004179634 A JP 2004179634A JP 2004179634 A JP2004179634 A JP 2004179634A JP 2005315398 A JP2005315398 A JP 2005315398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
screw rib
oil seal
rib
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004179634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4702517B2 (ja
Inventor
Masamichi Nagashima
正道 永嶋
Satoshi Fukuoka
智 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2004179634A priority Critical patent/JP4702517B2/ja
Publication of JP2005315398A publication Critical patent/JP2005315398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4702517B2 publication Critical patent/JP4702517B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

【課題】シールリップ2の摺動部2aに両方向ネジリブ5を設けてなるオイルシールにおいて、軸が正方向に回転する場合に逆方向ネジリブ7に発生する流体掻き出し力を低減させることができ、軸が逆方向に回転する場合に正方向ネジリブ6に発生する流体掻き出し力を低減させることができ、もって流体漏れ量を減らして密封性能を向上させることができるオイルシールを提供する。
【解決手段】正方向ネジリブ6および逆方向ネジリブ7の組み合わせよりなる両方向ネジリブ5をシールリップ2の摺動部2aに設けてなるオイルシールにおいて、ネジリブ6,7の断面形状をネジリブ6,7の先端部にてアール形状6a,7aとすることにより、ネジリブ6,7に発生する流体掻き出し力を低減させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、密封装置の一種であるオイルシールに係り、更に詳しくは、シールリップの摺動部に両方向ネジリブを設けてなるオイルシールに関するものである。本発明のオイルシールは例えば、軸受においてオイルを密封するために用いられる。
従来から、オイル等の密封流体に対する密封性能を向上させるためにシールリップの摺動部に流体ポンピング作用をなすネジリブを設けてなるオイルシールが知られており、回転軸等の相手摺動部材(以下、単に軸とも称する)が正逆両方向に回転するものである場合には、図7に示すように、シールリップ51の摺動部51aに両方向ネジリブ52が設けられている。
この両方向ネジリブ52は、軸が正方向に回転するときにポンピングによるシール作用をなす正方向ネジリブ53と、軸が逆方向に回転するときにポンピングによるシール作用をなす逆方向ネジリブ54とを数本ないし数十本毎に円周上交互に並べて配置したものであって、図8(A)および(B)に拡大して示すように、各ネジリブ53,54はその断面形状を三角形とされて、先の尖った尖端53a,54aを有している。
上記両方向ネジリブ52の軸に対するコンタクトラインCLを観察すると図9に示すとおりであり、図上右側の逆方向ネジリブ54は、その背面側部位(軸の正回転方向側の部位)54bにて局部隙間(微小隙間)や応力低下が発生している。したがって、軸の正方向回転速度が速くなると、逆方向ネジリブ54の背面側部位54bにてオイル漏れ(飛沫漏れ)が生じ(矢印B)、更に漏れたオイルが逆方向ネジリブ54の尖端54aによって掻き出される(矢印C)ことから、オイル漏れが増長され、密封性が低下すると云う不都合がある。
尚、正方向ネジリブ53の正面側部位(軸の逆回転方向側の部位)53bも同様のコンタクト状態となるが、こちらの方は流体掻き出しが漏れ方向ではないため、密封性低下の問題は生じない(但し、軸が逆方向に回転する場合には、この正方向ネジリブ53側で同様の問題が生じる)。
また、本願に対する他の従来技術として、第2553435号実用新案登録公報(特許文献1)の第2図に、ネジリブの先端に微小アールが付けられたオイルシールが掲載されている。
しかしながら、この従来技術はもっぱら、断面三角形状を呈するネジリブの頂角の大きさを120〜140度に規定するものであって、本発明のようにネジリブの断面形状をネジリブの先端部にて積極的にアール形状とするものではない。実際の加工では、ネジカッター自体が完全な鋭角を出すのが難しく、またゴム材料を金型に押し込んだときにも「だれ」が生じてネジリブの先端に微小アールが付けられるのは避けられないところであって、この特許文献1第2図にはこのような意味合いの微小アール(この微小アールはその曲率半径をネジリブの高さ寸法よりも小さく形成されている)が描かれているに過ぎず、本発明とは峻別されるべきものである。
第2553435号実用新案登録公報(第2図)
本発明は以上の点に鑑みて、シールリップの摺動部に両方向ネジリブを設けてなるオイルシールにおいて、軸が正方向に回転する場合に逆方向ネジリブに発生する流体掻き出し力を低減させることができ、また反対に軸が逆方向に回転する場合に正方向ネジリブに発生する流体掻き出し力を低減させることができ、もって流体漏れ量を減らして密封性能を向上させることができるオイルシールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるオイルシールは、正方向ネジリブおよび逆方向ネジリブの組み合わせよりなる両方向ネジリブをシールリップの先端部に設けてなるオイルシールにおいて、前記ネジリブの断面形状を、ネジリブの先端部にてアール形状としたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2によるオイルシールは、上記した請求項1のオイルシールにおいて、ネジリブの先端部に形成したアール形状は、その曲率半径が前記ネジリブの高さ寸法よりも大きく設定されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3によるオイルシールは、上記した請求項1または2のオイルシールにおいて、ネジリブの先端部に形成したアール形状は、その幅方向中央部に平坦部が形成されていることを特徴とするものである。
上記従来技術において比較的大きな流体掻き出し力がネジリブ53,54に発生していたのは、ネジリブ53,54の断面形状が三角形とされて各ネジリブ53,54に先の尖った尖端53a,54aが設けられていたために、この尖端53a,54aによるスクレーパー現象が発生したためと考えられる。これに対して本発明によれば、ネジリブの断面形状をネジリブの先端部にてアール形状としたことから、発生するスクレーパー現象を低減させることができ、よってこの分、ネジリブによる流体掻き出し力を低減させることが可能となる。尚、請求項2に記載したように、アール形状はその曲率半径をネジリブの高さ寸法よりも大きく設定するのが好ましい。また、請求項3のように、アール形状の幅方向中央部に平坦部を設けると、ネジリブの軸に対する接触面積が拡大し接触状態が安定することから、逆方向ネジリブの背面側部位や正方向ネジリブの正面側部位に発生する局部隙間(微小隙間)や応力低下そのものを低減させることが可能となる。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち、上記構成を備えた本発明の請求項1または2によるオイルシールにおいては、両方向のネジリブの断面形状がネジリブの先端部にてアール形状とされているために、発生するスクレーパー現象を低減させることができ、よってこの分、ネジリブによる流体掻き出し力を低減させることができる。したがって、軸が正方向に回転する場合には、逆方向ネジリブに発生する流体掻き出し力を低減させることができ、また軸が逆方向に回転する場合には、正方向ネジリブに発生する流体掻き出し力を低減させることができることから、何れの場合も、流体漏れ量を減らして密封性能を向上させることができる。
またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項3によるオイルシールにおいては、アール形状の幅方向中央部に平坦部が設けられているために、ネジリブの軸に対する接触面積が拡大し接触状態が安定し、これにより逆方向ネジリブの背面側部位や正方向ネジリブの正面側部位に発生する局部隙間(微小隙間)や応力低下そのものを低減させることができる。したがって、軸の高速回転時に逆方向ネジリブの背面側部位や正方向ネジリブの正面側部位にて発生するオイル漏れ(飛沫漏れ)を低減させることができることから、この点からも密封性能を向上させることができる。
本発明には、以下の実施形態が含まれる。
請求項1および2関連・・・
主リップの摺動部に正方向ネジリブおよび逆方向ネジリブを円周上交互に配列した両方向ネジリブを有するオイルシールにおいて、ネジリブの断面形状はネジ山先端部をアール形状としたことを特徴とするオイルシール。断面アール形状としたネジ山先端部の両側部位(裾野部位)は断面直線状とするが、断面曲線状であっても良い。
請求項3関連・・・
(1)飛沫漏れ対策として、ネジ山先端をアール形状(平行ネジ)とする。また、リップ摩耗および軸摩耗に対する耐久性向上として、平行ネジと船底ネジとの組み合わせとする。
(2)ネジ山先端をアール形状とすることで、接触面積を大きくしリップ先端とネジ山との間に生じる微小隙間の発生を抑制し、軸との接触状態を連続的、直線的にする。必要に応じてアール形状の幅方向中央部には平坦部を形成する。断面アール形状としたネジ山先端の両側部位(裾野部位)は断面直線状であっても断面曲線状であっても良い。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第一実施例・・・
図1は、本発明の第一実施例に係るオイルシール1の要部断面を示している。また、図2(A)は同オイルシール1の要部拡大断面を示しており、更に図2(B)は図2(A)におけるD−D線拡大断面を示している。
図1に示すように、当該実施例に係るオイルシール1は、金属環3に加硫接着されたゴム状弾性材製のシールリップ2を有しており、このシールリップ2における、軸4の周面に摺動自在に密接する摺動部2aであってその大気側斜面2bに、全体を符号5で示す両方向ネジリブが設けられている。
この両方向ネジリブ5は、軸4が正方向に回転するときにポンピングによるシール作用をなす正方向ネジリブ6と、軸4が逆方向に回転するときにポンピングによるシール作用をなす逆方向ネジリブ7との組み合わせよりなり、両ネジリブ6,7が数本ないし数十本毎に円周上交互に並べて配置されている。両ネジリブ6,7は、互いに反対向きに傾斜するよう設けられており、またそれぞれシールリップ2の先端頂部2cに達してこの先端頂部2cと交差するよう設けられている。
図2(B)に拡大して示すように、各ネジリブ6,7は、その断面形状(各ネジリブ6,7の長手方向と直交する向きの断面形状)を三角形を基調とされているが、その先端部は丸みを帯びて断面円弧形のアール形状6a,7aに形成されている。各ネジリブ6,7に、上記従来技術に係るような尖端は形成されておらず、上記特許文献1に係るような微小アールも、これを上回る大きさのアール形状6a,7aが形成されていることから、形成されていない。尚、上記微小アールは一般にR0.01mm未満の大きさであるので、本発明に係るアール形状6a,7aを数値的に特定すれば、その大きさはR0.01mm以上であり、上記微小アールとの相違を一層明確に区別する意味合いからすればR0.02mm以上とする(従来、加工の都合でR0.01mm程度の微小アールが付くことはあるが、本発明では所期の目的を達成するために、R0.02mm以上のアールを積極的に設ける)。
また、このアールの大小をネジリブ6,7の高さ寸法hとの比較から説明すると、上記特許文献1に係る微小アールはその曲率半径がネジリブの高さ寸法よりも小さく形成されていたのに対して、当該実施例では、アール形状6a,7aの曲率半径Rがネジリブ6,7の高さ寸法hよりも大きく設定されている。
上記構成を備えたオイルシール1の軸4に対するコンタクトラインCL自体は図9と同じであって、軸4の正方向高速回転時に逆方向ネジリブ7の背面側部位にて微量のオイル漏れ(矢印B)が生じることも同じであるが、ネジリブ7の断面形状がネジリブ7の先端部にてアール形状7aとされているために、発生するスクレーパー現象を低減させることができ、よってこの分、ネジリブ7による流体掻き出し力を低減させることができる。したがって、流体漏れ量を低減させることができ、密封性能を向上させることができる。また、軸4が逆方向に回転する場合には正方向ネジリブ6に同様の現象が生じることから、同様の作用効果が発揮される。
尚、本願発明者らは、上記オイルシール1の性能比較試験を行なったので、つぎにその内容と結果を説明する。
実施例品の内容
(1)オイルシール1のゴム材質:フッ素系ゴム
(2)ネジリブ6,7のシールリップ先端頂部2cに対する角度θ:20度
(3)ネジリブ6,7の幅w:0.10mm
(4)ネジリブ6,7の頂角θ:120度
(5)アール形状6a,7a形成前におけるネジリブ6,7の高さ(基調とする三角形の高さ)h:0.029mm
(6)アール形状6a,7aの曲率半径R:0.06mm
(7)アール形状6a,7a形成後におけるネジリブ6,7の高さh:0.02mm
比較例品の内容
(6)アール形状6a,7aの曲率半径R:0.01mm未満
上記(1)〜(5)については実施例品と同じ
試験条件
(A)軸径:170mm
(B)回転数:1850rpm(正回転、逆回転)
(C)密封流体:タービン油
(D)試験温度:100℃
(E)試験時間:20h
結果
上記比較例品の試験結果が「飛沫漏れ有り」であるのに対して、実施例品は「漏れ無し」であり、よって本発明による効果を確認することができた。
第二実施例・・・
図3は、本発明の第二実施例に係るオイルシール1の要部断面を示している。また、図4は同オイルシール1の要部拡大断面を示しており、更に図5は図4におけるE−E線拡大断面を示している。
図3に示すように、当該実施例に係るオイルシール1は、金属環3に加硫接着されたゴム状弾性材製のシールリップ2を有しており、このシールリップ2における、軸4の周面に摺動自在に密接する摺動部2aであってその大気側斜面2bに、全体を符号5で示す両方向ネジリブが設けられている。
この両方向ネジリブ5は、軸4が正方向に回転するときにポンピングによるシール作用をなす正方向ネジリブ6と、軸4が逆方向に回転するときにポンピングによるシール作用をなす逆方向ネジリブ7との組み合わせよりなり、両ネジリブ6,7が数本ないし数十本毎に円周上交互に並べて配置されている。両ネジリブ6,7は、互いに反対向きに傾斜するよう設けられており、またそれぞれシールリップ2の先端頂部2cに達してこの先端頂部2cと交差するよう設けられている。
図4に拡大して示すように、正方向ネジリブ6は、シールリップ2の先端頂部2c側に配置された平行ネジ8と、この平行ネジ8の大気側に一連に配置された船底ネジ9との組み合わせによって構成されており、このうち平行ネジ8の断面形状(平行ネジ8の長手方向と直交する向きの断面形状)が図5に示すようにその先端部において丸みを帯びて断面円弧形のアール形状8aとされている。また、このアール形状8aにおける幅方向中央部には、大気側斜面2bと平行な直線断面よりなる所定の幅寸法wを備えた平坦部8bが形成されており、これにより軸4に対する接触面積の拡大が実現されている。
また、図4に拡大して示すように、逆方向ネジリブ7も同様に、シールリップ2の先端頂部2c側に配置された平行ネジ10と、この平行ネジ10の大気側に一連に配置された船底ネジ11との組み合わせによって構成されており、このうち平行ネジ10の断面形状(平行ネジ10の長手方向と直交する向きの断面形状)が図5に示すようにその先端部において丸みを帯びて断面円弧形のアール形状10aとされている。また、このアール形状10aにおける幅方向中央部には、大気側斜面2bと平行な直線断面よりなる所定の幅寸法wを備えた平坦部10bが形成されており、これにより軸4に対する接触面積の拡大が実現されている。
尚、平行ネジ8,10とは、シールリップ2の大気側斜面2bの表面を見たときにネジ形状が2つの平行線8c,8c、10c,10cによって形成されているものを云う(断面形状は問わない)。また、船底ネジ9,11はその名のとおり船底状をしたものであって、断面形状が長手方向に沿って徐々に大きくなりまた小さくなるような形状に形成されている。船底ネジ9,11の断面形状は一般に三角形であって、稜線部9a,11aとその両側の斜面部9b,11bとを有している。
上記構成を備えたオイルシール1の軸4に対するコンタクトラインCLを示すと図6のようになり、従来例に係る図9との比較から判るように、逆方向ネジリブ7の背面側部位や正方向ネジリブ6の正面側部位に発生する局部隙間(微小隙間)や応力低下そのものが低減されている(局部隙間(微小隙間)をなす凹部が消滅している)。したがって、軸4の高速回転時に逆方向ネジリブ7の背面側部位や正方向ネジリブ6の正面側部位にて発生するオイル漏れ(飛沫漏れ)を低減させることができることから、密封性能を向上させることができる。
また、平行ネジ8,10と船底ネジ9,11との組み合わせよりなるネジリブ6,7には、リップ摩耗および軸摩耗に対する耐久性を向上させることができるメリットもある。
本発明の第一実施例に係るオイルシールの要部断面図 図2(A)は同オイルシールの要部拡大断面図、図2(B)は図2(A)におけるD−D線拡大断面図 本発明の第二実施例に係るオイルシールの要部断面図 同オイルシールの要部拡大断面図 図4におけるE−E線拡大断面図 同オイルシールの軸に対するコンタクトラインを示す説明図 従来例に係るオイルシールの半裁断面図 図8(A)は同オイルシールの要部拡大断面図、図8(B)は図8(A)におけるA−A線拡大断面図 同オイルシールの軸に対するコンタクトラインを示す説明図
符号の説明
1 オイルシール
2 シールリップ
2a 摺動部
2b 大気側斜面
2c 先端頂部
3 金属環
4 軸
5 両方向ネジリブ
6 正方向ネジリブ
6a,7a,8a,10a アール形状
7 逆方向ネジリブ
8,10 平行ネジ
8b,10b 平坦部
8c,10c 平行線
9,11 船底ネジ
9a,11a 稜線部
9b,11b 斜面部

Claims (3)

  1. 正方向ネジリブ(6)および逆方向ネジリブ(7)の組み合わせよりなる両方向ネジリブ(5)をシールリップ(2)の摺動部(2a)に設けてなるオイルシールにおいて、
    前記ネジリブ(6)(7)の断面形状を、ネジリブ(6)(7)の先端部にてアール形状(6a)(7a)としたことを特徴とするオイルシール。
  2. 請求項1のオイルシールにおいて、
    ネジリブ(6)(7)の先端部に形成したアール形状(6a)(7a)は、その曲率半径(R)が前記ネジリブ(6)(7)の高さ寸法(h)よりも大きく設定されていることを特徴とするオイルシール。
  3. 請求項1または2のオイルシールにおいて、
    ネジリブ(6)(7)の先端部に形成したアール形状(8a)(10a)は、その幅方向中央部に平坦部(8b)(10b)が形成されていることを特徴とするオイルシール。
JP2004179634A 2004-03-31 2004-06-17 オイルシール Expired - Lifetime JP4702517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004179634A JP4702517B2 (ja) 2004-03-31 2004-06-17 オイルシール

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004102346 2004-03-31
JP2004102346 2004-03-31
JP2004179634A JP4702517B2 (ja) 2004-03-31 2004-06-17 オイルシール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005315398A true JP2005315398A (ja) 2005-11-10
JP4702517B2 JP4702517B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=35443031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004179634A Expired - Lifetime JP4702517B2 (ja) 2004-03-31 2004-06-17 オイルシール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4702517B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021510A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 Nok株式会社 密封装置
JP2015072058A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 Nok株式会社 密封装置
JP2015086908A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 Nok株式会社 オイルシール
JP2016061321A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 Nok株式会社 密封装置
JP2017026052A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 東京計器株式会社 油圧ポンプ
CN113544416A (zh) * 2019-05-16 2021-10-22 Nok株式会社 密封装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6961094B2 (ja) 2018-08-28 2021-11-05 Nok株式会社 密封装置
WO2021182057A1 (ja) 2020-03-10 2021-09-16 Nok株式会社 密封装置および歯車減速機
WO2021241481A1 (ja) 2020-05-29 2021-12-02 Nok株式会社 密封装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5177753A (en) * 1974-12-02 1976-07-06 Garlock Inc Nihokosei ryutairikigakutekijikushiiru oyobi sonoseizohoho
JPS62128278U (ja) * 1986-02-06 1987-08-14
JPS62278376A (ja) * 1986-05-28 1987-12-03 Nok Corp 密封装置用成形型の製造方法
JPH02125177A (ja) * 1988-09-29 1990-05-14 Carl Freudenberg:Fa 軸パッキン
JPH02136858U (ja) * 1989-04-19 1990-11-15
JPH03157854A (ja) * 1989-11-15 1991-07-05 Sharp Corp 磁気テープ装置
JP2001208210A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Koyo Seiko Co Ltd オイルシール
JP2002206644A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Nok Corp 密封装置
JP2003090439A (ja) * 2001-09-14 2003-03-28 Nok Corp 密封装置
JP2003240126A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Koyo Sealing Techno Co Ltd シールリング
JP2003301948A (ja) * 2002-04-05 2003-10-24 Carl Freudenberg Kg シールリング

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5177753A (en) * 1974-12-02 1976-07-06 Garlock Inc Nihokosei ryutairikigakutekijikushiiru oyobi sonoseizohoho
JPS62128278U (ja) * 1986-02-06 1987-08-14
JPS62278376A (ja) * 1986-05-28 1987-12-03 Nok Corp 密封装置用成形型の製造方法
JPH02125177A (ja) * 1988-09-29 1990-05-14 Carl Freudenberg:Fa 軸パッキン
JPH02136858U (ja) * 1989-04-19 1990-11-15
JPH03157854A (ja) * 1989-11-15 1991-07-05 Sharp Corp 磁気テープ装置
JP2001208210A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Koyo Seiko Co Ltd オイルシール
JP2002206644A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Nok Corp 密封装置
JP2003090439A (ja) * 2001-09-14 2003-03-28 Nok Corp 密封装置
JP2003240126A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Koyo Sealing Techno Co Ltd シールリング
JP2003301948A (ja) * 2002-04-05 2003-10-24 Carl Freudenberg Kg シールリング

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021510A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 Nok株式会社 密封装置
JP2015072058A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 Nok株式会社 密封装置
US9133938B2 (en) 2013-10-04 2015-09-15 Nok Corporation Sealing device
JP2015086908A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 Nok株式会社 オイルシール
JP2016061321A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 Nok株式会社 密封装置
JP2017026052A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 東京計器株式会社 油圧ポンプ
CN113544416A (zh) * 2019-05-16 2021-10-22 Nok株式会社 密封装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4702517B2 (ja) 2011-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1861642B1 (en) Low torque hydrodynamic lip geometry for bi-directional rotation seals
JP4702517B2 (ja) オイルシール
JP2005172061A (ja) 密封装置
JP5800141B2 (ja) 密封装置
JP6961094B2 (ja) 密封装置
JP2018025283A (ja) 密封装置
JP3157854U (ja) オイルシール
EP1538376A1 (en) Sealing device
JP3404615B2 (ja) オイルシール
JP3180285B2 (ja) オイルシール
JP2010007804A (ja) 密封装置
JP6442203B2 (ja) 密封装置
JP6809847B2 (ja) 密封装置
JP2010014191A (ja) 密封装置
JPH11311338A (ja) オイルシ―ル
JP2004011732A (ja) 軸受シールのサイドリップ
JP2007270857A (ja) 密封装置
JP6833022B2 (ja) シール構造
JP2006283775A (ja) 密封装置
JP4240217B2 (ja) 密封装置
JP5741812B2 (ja) 密封装置
JP6833021B2 (ja) シール構造
JP2598237Y2 (ja) オイルシール
JPH1019136A (ja) オイルシール
JP2000356269A (ja) オイルシール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4702517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250