JP2003240126A - シールリング - Google Patents

シールリング

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JP2003240126A
JP2003240126A JP2002038264A JP2002038264A JP2003240126A JP 2003240126 A JP2003240126 A JP 2003240126A JP 2002038264 A JP2002038264 A JP 2002038264A JP 2002038264 A JP2002038264 A JP 2002038264A JP 2003240126 A JP2003240126 A JP 2003240126A
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ring
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conical surface
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Hirohiko Sumiyama
博彦 角山
Shunichi Fujiwara
俊一 藤原
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Koyo Sealing Techno Co Ltd
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Koyo Sealing Techno Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シールリングにおいて、ラジアルリップの最大
接触面圧を軽減できるようにし、ラジアルリップおよび
回転軸の摩耗を抑制できるようにする。 【解決手段】外筒1内周に取り付けられる環状胴体部
(4)と、環状胴体部(4)の内径側に径方向斜め内向
きに延出して形成されかつ回転軸2の外周面に対し所定
の幅をもって面接触させられる円錐面(61)を有する
ラジアルリップ6とを備える。ラジアルリップ6の円錐
面(61)において最小径部61aよりも付け根側に、
最小径部61aにかかる圧力を分散させるための輪状突
起63が径方向内向きに突出する状態で設けられてい
る。回転軸2に対するラジアルリップ6の接触圧力は、
円錐面(61)の最小径部61a側と輪状突起63側と
に分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールリングに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばウォーターポンプ用の
シールリングは、ハウジングなどの外筒とその内周に回
転自在に挿入される回転軸との対向環状空間を軸心方向
で2つに仕切るのに用いられる。この用途では、回転軸
が高速回転となり、また、一方空間側からシールリング
に対して圧力がかかりやすい。
【0003】このような状況に対し、シールリングの耐
圧性を高めて密封性能を向上させるために、ラジアルリ
ップの外周にガータスプリングと呼ばれる弾性リングを
装着することにより、回転軸に対してラジアルリップを
面接触させたうえで、回転軸に対してラジアルリップを
強く押し付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、弾性
リングを用いて回転軸に対してリップを強く押し付ける
ようにしている関係より、ラジアルリップの最小径部に
エッジロードが発生しやすくなるうえ、接触面圧が大き
くなっている。そのため、ラジアルリップと、その接触
相手である回転軸とが摩耗しやすくなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のシールリング
は、外筒とその内周に回転自在に挿入される回転軸との
対向環状空間を軸心方向で2つに仕切るものである。こ
のシールリングは、前記外筒内周に取り付けられる環状
胴体部と、環状胴体部の内径側に径方向斜め内向きに延
出して形成されかつ前記回転軸の外周面に対し所定の幅
をもって面接触させられる円錐面を有するラジアルリッ
プとを備える。前記ラジアルリップの円錐面において最
小径部よりも付け根側に、前記最小径部にかかる圧力を
分散させるための輪状突起が径方向内向きに突出する状
態で設けられている。
【0006】前記シールリングは、潤滑油や水などの液
体を密封するオイルシールやウォータシールなどを含
む。前記一方空間には、潤滑油や水などの液体が入れら
れる空間を含む。前記他方空間は、前記一方空間に存在
する液体の漏洩を好まない環境を含み、大気空間や、前
記液体と異種または同種の液体が存在する空間などを含
む。輪状突起は、ラジアルリップの円錐面に対して好ま
しくは周方向に連続する突起を含む。輪状突起におい
て、突出方向先端の形状は、球形面のように丸みを持っ
た形状でも、三角形のように尖った形状でもよい。
【0007】上記構成では、ラジアルリップが加圧され
ると、回転軸に対してラジアルリップの円錐面が面で接
触するものの、前記輪状突起を設けているから、回転軸
に対するラジアルリップの押し付け力は円錐面の最小径
部と前記輪状突起とに分散されやすくなる。これによ
り、円錐面において最小径部が回転軸に対して押し付け
られる力が弱まるので、回転軸に対するラジアルリップ
の最大接触面圧が軽減されることになる。
【0008】なお、前記輪状突起は、組み込み当初に回
転軸に対して接触せずに、前記最小径部の摩耗進展に伴
い接触させられるものとしてもよい。この場合、トルク
軽減が図れるとともに、輪状突起の初期摩耗を防止でき
るようになる。
【0009】前記輪状突起は、組み込み当初から回転軸
に対して接触させられるものとしてもよい。この場合、
輪状突起も前記最小径部とともに初期摩耗するようにな
るが、使用当初から輪状突起による圧力分散作用が発揮
されるので、運転初期から耐圧性を発揮できる。
【0010】前記シールリングには、好ましくは、前記
ラジアルリップの外径側に弾性リングを装着し、この弾
性リングによりラジアルリップを回転軸に対して強く押
し付けることができるようにしてもよい。この場合、弾
性リングでラジアルリップを回転軸に対して強く押し付
けているから、耐圧性能が向上する。このようにしてい
ても、上記輪状突起による圧力分散作用でもってラジア
ルリップの接触面圧が過剰にならずに済む。
【0011】前記シールリングには、好ましくは、前記
リップの円錐面で最小径部と輪状突起との間の円周数ヶ
所に、前記2つに仕切った空間の一方側から他方側へ漏
洩しようとする液体を戻すポンプ作用を起こすリブを設
けてもよい。この場合、万一、ラジアルリップと回転軸
との摺接部位から一方空間内の液体が染み出そうとして
も、この潤滑油がリブのポンプ作用により戻される。前
記液体としては、潤滑油や水などが挙げられる。
【0012】
【発明の実施形態】図1および図2に本発明の実施形態
1を示している。図中、1は外筒、2は回転軸、3はシ
ールリングを示す。外筒1は、ハウジングや転がり軸受
の外輪などを含む。回転軸2は、いろいろな回転軸や転
がり軸受の内輪などを含む。回転軸2は、外筒1の内周
に回転自在に挿入される。
【0013】シールリング3は、外筒1と回転軸2との
対向する環状空間を軸心方向で2つに仕切るものであ
る。この2つの空間のうち、一方は例えば潤滑油を収納
する密封空間、他方は例えば大気空間とされる。図1で
は、シールリング3の右側が密封空間で、左側が大気空
間である。
【0014】シールリング3は、環状芯金4にその内外
周を覆うよう弾性体5が被着されたものからなる。環状
芯金4は、上半分の径方向断面がほぼL字形を有する。
環状芯金4は、主として、シールリング3の環状胴体部
に相当する。
【0015】ラジアルリップ6は、環状芯金4の内周部
分に形成されている。ラジアルリップ6は、弾性体5と
一体的に形成されている。ラジアルリップ6は、軸方向
一方へ延びかつ内径側へ向けて先鋭となる三角形の形状
を有する。ラジアルリップ6および弾性体5は、ニトリ
ルゴムあるいはふっ素系ゴムで形成される。
【0016】弾性リング7は、ガータスプリングと呼ば
れる。弾性リング7は、ラジアルリップ6の外周に装着
されている。弾性リング7は、その縮径弾力でもって、
ラジアルリップ6を回転軸2の外周面に対して強く押し
付けるようになっている。
【0017】ラジアルリップ6において、図2に示すよ
うに、回転軸2の外周面に対して面接触させられる円錐
面を外側円錐面(図1では左側に位置する面)61とす
る。ラジアルリップ6において、回転軸2に対して接触
しない円錐面を内側円錐面(図1では右側に位置する
面)62とする。この外側円錐面61において最小径部
61aよりも付け根側(環状芯金4の内径側に近い方向
側)に、輪状突起63が径方向内向きに突出する状態で
設けられている。
【0018】この輪状突起63は、断面でほぼ球面形状
に形成されている。
【0019】輪状突起63は、回転軸2に組みつけた状
態において、密封空間内の圧力がラジアルリップ6に付
与されることに伴い回転軸2に対して接触させられるよ
うになっている。つまり、ラジアルリップ6が加圧され
ていない場合には、図1に示すように、輪状突起63
は、回転軸2に対して非接触状態にある。使用時にラジ
アルリップ6が加圧されると、図2に示すように、輪状
突起63が回転軸2に対して接触する。
【0020】輪状突起63が回転軸2に対して接触する
と、図2の圧力分布に示すように、ラジアルリップ6の
最小径部61aにかかる圧力を分散するようになる。こ
こでは、ラジアルリップ6に対して0.2MPaの圧力
が付与されたときの状態とする。図2において横軸に接
触位置、縦軸に接触圧力をとる。この接触位置は、同図
に示される回転軸2に対するラジアルリップ6の接触位
置に対応する。接触圧力は、回転軸2に対するラジアル
リップ6の接触圧力のことである。図2のP1は、ラジ
アルリップ6の最小径部61aおよびその近傍にかかる
接触圧力を示す。P2は、ラジアルリップ6の輪状突起
63にかかる接触圧力を示す。
【0021】以上説明したように、シールリング3のラ
ジアルリップ6における外側円錐面61が回転軸2に対
して面で接触させられる。その面接触の形態において、
輪状突起63は、ラジアルリップ6に設けられる。これ
によって、回転軸2に対するラジアルリップ6の接触圧
力は、外側円錐面61の最小径部61a側と輪状突起6
3側とに分散させられるようになっている。そのため、
外側円錐面61の回転軸2に対する最大接触面圧が軽減
される。そのことは、トルクを軽減するとともに、外側
円錐面61および回転軸2の摩耗を抑制するうえで有利
となる。
【0022】加えて、実施形態1のように、弾性リング
7でラジアルリップ6を回転軸2に対して強く押し付け
ることにより、耐圧性能を向上させるようにしている場
合でも、輪状突起63による圧力分散作用でもってラジ
アルリップ6の接触面圧が過剰にならずに済む。その結
果、耐圧性を確保したうえで、外側円錐面61および回
転軸2の摩耗を抑制できるようになる。
【0023】特に、実施形態1では、使用対象にシール
リング3を組み込んだ状態で、ラジアルリップ6が加圧
されることに伴い、輪状突起63が回転軸2に対して当
接するように設定しているから、輪状突起63の初期摩
耗を防止できるようになる。
【0024】図3に本発明の実施形態2を示している。
実施形態2では、実施形態1のラジアルリップ6の外側
円錐面61における円周等間隔の数ヶ所に、リブ8を設
けている。なお、ラジアルリップ6の外側円錐面61に
輪状突起63を設ける点は、実施形態1と同じである。
【0025】リブ8は、回転軸2の回転に伴いラジアル
リップ6との摺接部位から密封空間内の潤滑油が大気空
間側へ染み出したときに、この染み出した潤滑油を密封
空間側へ戻す、いわゆるポンプ作用を発揮する。
【0026】リブ8は、具体的に、外側円錐面61の最
小径部61aから付け根側に向けて直線形状に延びるよ
うに形成されていて、シールリング3の中心軸線Oに対
して所要角度θ傾斜されている。リブ8は、断面形状が
ほぼ三角形に形成されている。リブ8の隆起高さは、外
側円錐面61の最小径部61aから付け根側にかけて実
質的に等しく設定されている。
【0027】実施形態2のようにリブ8を有するシール
リング3の場合、密封空間内の圧力が高い場合であって
も、輪状突起63による最大接触圧力の軽減作用によっ
て、リブ8が押し潰されずに済むようになる。そのた
め、リブ8によるポンプ作用を正常に発揮させることが
可能になる。
【0028】図4から図6に本発明の実施形態3を示し
ている。実施形態3では、実施形態2のリブ8につい
て、ラジアルリップ6およびリブ8の摩耗が進行して
も、潤滑油の戻し量つまりポンプ量が急激に減少しない
ように設計されている。ラジアルリップ6の外側円錐面
61に輪状突起63を設ける点は、実施形態1と同じで
ある。
【0029】具体的に、リブ8は、ラジアルリップ6の
最小径部61a寄りの領域で低く隆起して幅狭となるよ
うに設定される。リブ8はまた、ラジアルリップ6の付
け根側の領域で高く隆起して幅広となるように設定され
ている。この低隆起部81と高隆起部82との連接部分
には、傾斜隆起部83が設けられている。
【0030】このようなシールリング3では、使用初期
において、リブ8の低隆起部81および傾斜隆起部83
が回転軸2に対して接触するようになっている。使用経
過に伴いラジアルリップ6およびリブ8が摩耗すると、
リブ8の高隆起部82が回転軸2に対して接触するよう
になる。
【0031】次に、上記実施形態3に示す構成のシール
リング3の摩耗状態や密封性能を、実験により調べてい
るので説明する。
【0032】実験は、上記実施形態3に係るシールリン
グ3と比較例に係るシールリングとについて行ってい
る。試料とするシールリング3は、実施形態品と比較例
の両方ともに、ラジアルリップ6の材料をふっ素系ゴム
とし、軸心方向幅寸法を7mm、外径寸法をφ32m
m、内径寸法をφ14.8mm、回転軸2の外径寸法を
φ16mmにそれぞれ設定している。比較例のシールリ
ングについては、輪状突起63を設けていない。
【0033】実験は、密封空間に横置きの回転軸2の中
心位置まで劣化油を入れた状態で、回転軸2を回転させ
て行う。
【0034】実験条件は、回転軸2の回転数を4325
min-1に、また、密封空間内の圧力を0.15MPa
に、さらに、劣化油の温度を120℃に設定している。
劣化油は、ディーゼルエンジンオイルとしている。
【0035】実験条件は、上記実施形態品と比較例とに
ついて同一である。
【0036】結果を説明する。
【0037】密封性能について、比較例の場合、216
時間で漏れが発生した。実施形態品の場合、300時間
を経過しても漏れは認められなかった。
【0038】この時間経過時点でのラジアルリップ6の
摩耗幅について、比較例の場合、0.57〜0.62m
mであった。実施形態品の場合、0.29〜0.35m
mであった。
【0039】ラジアルリップ6の実験前と実験後のしめ
しろについて、比較例の場合、1.16mm→0.69
mmであった。実施形態品の場合、1.26mm→0.
82mmであった。
【0040】このように、実施形態品では、比較例に比
べて密封性能ならびに、ラジアルリップ6の耐摩耗性を
向上できるようになる。
【0041】本発明は上記実施形態のみに限定されるも
のではなく、いろいろな応用や変形が考えられる。
【0042】(1)上記実施形態1から3において、ラ
ジアルリップ6と隣り合わせでそれとは逆方向へ斜めに
延びる補助リップを設けてもよい。
【0043】(2)上記実施形態1から3において、使
用対象にシールリング3を組み込んだ当初から輪状突起
63を回転軸2に対して当接させるようにしてもよい。
この場合、シールリング3の使用開始直後から、輪状突
起63が、ラジアルリップ6の最小径部にかかる圧力を
分散させるように働く。
【0044】(3)上記実施形態2,3のようなリブ8
だけでなく、上記実施形態2,3でのリブ8の他にそれ
に対して逆向きに傾斜するリブを設けて、回転軸2の正
逆両方向の回転に対応できる構造としてもよい。このと
き、一方向向きのリブ8と他方向向きのリブとをそれぞ
れ複数ずつ設け、それらを周方向交互に配設するのがよ
い。また、リブ8の断面形状は、ほぼ矩形状や台形状で
もよい。
【0045】
【発明の効果】本発明に係るシールリングでは、回転軸
に対してラジアルリップの円錐面が面で接触する構成で
ありながら、回転軸に対するラジアルリップの接触圧力
を、円錐面の最小径部側と輪状突起側とに分散させるこ
とができる。そのため、円錐面の回転軸に対するラジア
ルリップの最大接触面圧が軽減されることになるから、
トルク軽減を図ることができるとともに、前記円錐面お
よび回転軸の摩耗を抑制できるようになるなど、長寿命
化に貢献できるようになる。
【0046】したがって、本発明では、仮に、ラジアル
リップを回転軸に対して弾性リングを用いて強く押し付
けたり、あるいは回転軸に対するラジアルリップの締め
代を大きく設定したりすることによって、耐圧性能を向
上させるようにした場合において、特に有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るシールリングの上半
分を示す断面図
【図2】図1のシールリングの使用状態を示す図
【図3】本発明の実施形態2に係るシールリングの上半
分を示す断面図
【図4】本発明の実施形態3に係るシールリングの上半
分を示す断面図
【図5】図3のシールリングの外側円錐面を展開した平
面図
【図6】図3のシールリングにおけるリブの長手方向に
沿う断面図
【符号の説明】
1 外筒 2 回転軸 3 シールリング 6 ラジアルリップ 61 ラジアルリップの外側円錐面 61a 外側円錐面の最小径部 63 輪状突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒とその内周に回転自在に挿入される回
    転軸との対向環状空間を軸心方向で2つに仕切るシール
    リングであって、 前記外筒内周に取り付けられる環状胴体部と、前記環状
    胴体部の内径側に径方向斜め内向きに延出して形成され
    かつ前記回転軸の外周面に対し所定の幅をもって面接触
    させられる円錐面を有するラジアルリップとを備え、 前記ラジアルリップの円錐面において最小径部よりも付
    け根側に、前記最小径部にかかる圧力を分散させるため
    の輪状突起が径方向内向きに突出する状態で設けられて
    いる、シールリング。
  2. 【請求項2】請求項1のシールリングにおいて、 前記輪状突起が、組み込み当初に回転軸に対して接触せ
    ずに、前記ラジアルリップに対する圧力の付与に伴い接
    触させられるものである、シールリング。
  3. 【請求項3】請求項1または2のシールリングにおい
    て、 前記ラジアルリップの外径側に、前記リップを前記回転
    軸に対して強く押し付ける弾性リングが装着されてい
    る、シールリング。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかのシールリング
    において、 前記ラジアルリップの円錐面で最小径部と輪状突起との
    間の円周数ヶ所に、前記2つに仕切った空間の一方側か
    ら他方側へ漏洩しようとする液体を戻すポンプ作用を起
    こすリブが設けられている、シールリング。
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