JP2005315015A - 防音ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 既存の防音壁への取付作業を容易に行い、防音壁による防音性を十分に高いものにする。
【解決手段】 吸音ユニット30は、取付フレーム40、吸音パネル44及び吸音ブロック50を備えており、取付フレーム40に取り付けられた吸音パネル44は、吸音材42を防音壁における防音天板22の上面部に対向するように支持しつつ、吸音材42と防音天板との間に空気層A2を形成する。また取付フレーム40に取り付けられた吸音ブロック50は、内部に空気層A3が形成された吸音材48を防音天板22の基端部上から吸音パネル44の上方まで突出させる。これにより、防音天板22の上面側に伝播された騒音の一部が、吸音パネル44における吸音材42によって吸音されつつ、吸音ブロック50へ伝播し吸音ブロック50の吸音材48によっても吸収される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、列車等が走行する軌道に沿って設置されている防音壁に取り付けられ、この防音壁の外側へ漏れる騒音を低減する防音ユニットに関するものである。
現在、新幹線等の高速で列車が走行する鉄道路線では、市街地内に存在する区間において、沿線環境の騒音低減のためにレールの軌道の外側に防音壁が鉄道路線の建設時に設置され又は、建設後に追加して設置されることがある(例えば、特許文献1参照)。図13は、軌道に沿って設置された既存設備である防音壁の一例が示されている。この防音壁100は、その断面が逆L状に形成されており、軌道102の側方に軌道に沿って延在するように立設された防音側壁104及び、この防音側壁104の上端部から軌道102側へ延出するように片持ち状態で支持された防音天板106を備えている。ここで、防音側壁104及び防音天板106は、それぞれ所定寸法のプレート状に成形されたPC(プレキャストコンクリート)板により形成されており、このようなPC板が防音壁100の設置床上に立設された鉄製の支柱(図示省略)によってそれぞれ支持されることにより逆L字状の防音壁100を構成している。
ところで、近年、鉄道技術の進歩に伴って列車の走行速度を従前よりも大幅に高速化することが可能になっており、既に騒音等により環境悪化を配慮する必要性が低い走行区間では新幹線等の列車の走行速度は高速化されつつある。しかし、図13に示されるような防音壁100が設置される市街地等の走行区間では、列車の走行速度を高速化しようとすると、列車速度の増加に従って防音壁100から外部へ漏れ出す騒音のレベルが急激に上昇することから、既存の防音壁100だけでは遮音効果及び吸音効果が不足し、列車を最高速度よりも大幅に低い速度で走行させなければ、騒音レベルが環境基準値を超えてしまうおそれがある。このような列車速度の上昇に伴う騒音レベルの上昇に対応するためには、例えば、図14に示されるように、防音側壁104の表面にグラスウール等により成形された防音部材108を取り付けると共に、防音壁100の上端部に遮音板110を連結固定して防音壁100を実質的に上方へ延長(嵩上げ)することが考えられる。
また特許文献2に記載されているように、アルミニウム,FRP,セラミックス等を偏平な箱状(パネル状)に形成したボックスの内部にグラスウール等の繊維(吸音材)を充填したものを防音部材として用い、この防音部材を防音壁における防音側壁の内側(音源側)の面や防音天板の上面をそれぞれ覆うように防音壁に取り付ければ、既存の防音壁による吸音効果を向上できることも知られている。また特許文献2記載には、防音部材のボックスに穿設された取付孔にボルトを挿通させると共に、このボルトを防音壁に設けられたボルト孔にねじ込むことにより、パネル状の防音部材を防音壁に締結固定することが記載されている。
特開平7−305310号公報 特開平8−85920号公報
しかしながら、図14に示されるように、防音壁100の上端部に遮音板110を連結固定して防音壁100を上方へ嵩上げする場合には、風等による影響を考慮して遮音板110自体の強度及び遮音板110の防音壁100への取付強度を十分に大きなものにしなければならない。また遮音板110を防音壁100へ取り付ける際には、その取付作業が高所で行われて非常に手間がかかるためコスト高になる。
そこで、防音壁における防音側壁及び防音天板をそれぞれ特許文献2に記載されているような防音部材により覆おうことにより、防音壁による吸音性を高めることも考えられるが、パネル状の防音部材を防音壁の表面に略密着した状態となるように取り付けただけでは、防音壁による防音性を十分に高いものにすることは難しい。
本発明の目的は、上記事実を考慮して、既存の防音壁への取付作業が容易で、しかも防音壁による防音性を効果的に高めることができる防音ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る防音ユニットは、軌道の側方に該軌道に沿って延在するように配設された防音側壁及び、該防音側壁の上端部から軌道側へ延出する防音天板を備えた防音壁に取り付けられ、軌道側から発生する騒音を吸収して防音壁の外側へ漏れ出す騒音を低減するための防音ユニットであって、前記防音壁に連結固定される取付フレームと、プレート状に成形された第1の吸音材を保持すると共に前記取付フレームに取り付けられ、前記第1の吸音材を前記防音天板の上面部に対向するように支持しつつ、前記第1の吸音材と前記防音天板との間に空気層となる隙間を形成する吸音パネルと、内部に空気層となる中空室が形成されたブロック状の第2の吸音材を保持すると共に前記取付フレームに取り付けられ、前記第2の吸音材を前記防音天板の基端部上から前記吸音パネルの上方まで突出するように支持する吸音ブロックと、を有することを特徴とする。
上記請求項1に係る防音ユニットでは、取付フレームに取り付けられた吸音パネルが、プレート状の第1の吸音材を防音壁における防音天板の上面部に対向するように支持しつつ、第1の吸音材と防音天板との間に空気層となる隙間を形成し、かつ取付フレームに取り付けられた吸音ブロックが、内部に空気層となる中空室が形成されたブロック状の第2の吸音材を防音天板の基端部上から吸音パネルの上方まで突出させる。これにより、防音壁の内側を列車が通過する際に、この列車の転動音(車輪がレール上を走行する際に生じる騒音)が、防音天板の先端部(内側端部)を回折して防音天板の上面側に回り込むと、この騒音の一部が吸音パネルにおける第1の吸音材によって吸音されつつ、この第1の吸音材の基端部で回折されて外側へ伝播していく。この騒音が回折する部分には吸音ブロックにおける第2の吸音材が上方へ突出するように支持されているので、この第2の吸音材によっても騒音を吸収できる。
また、第1の吸音材と防音天板との間に空気層となる隙間が形成されると共に、第2の吸音材の内部に空気層となる中空室が形成されていることから、これらの空気層内を通過して空気層内に面した壁面により反射された音波(反射波)と吸音材内を伝わって空気層内へ出力される音波とが互いに干渉する現象が生じ、この干渉により音波(騒音)の減衰効果を得ることができるので、このような干渉が生じる特定の周波数帯域の騒音を第1の吸音材及び第2の吸音材により特に効果的に吸収できるようになる。
この結果、請求項1に係る防音ユニットによれば、従来のように遮音板により防音壁を大幅に嵩上げしなくても、防音壁による騒音に対する防音性を十分に高いものにできるので、軌道側から防音壁の背後領域(外側)へ伝播する騒音を効果的に低減できると共に、遮音板を用いる場合と比較して既存の防音壁への取付作業も容易となる。
また本発明の請求項2に係る防音ユニットは、請求項1記載の防音ユニットにおいて、前記取付フレームは、防音壁に固定され、該防音壁により前記防音天板の基端部上に前記軌道長手方向に沿って延在するように支持される梁部材と、前記梁部材と前記防音天板の先端部との間に軌道幅方向に沿って延在するように掛け渡されると共に、前記軌道長手方向に沿って位置調整可能とされた桟部材と、前記軌道長手方向に沿って所定の位置へ位置調整された前記桟部材を前記防音天板及び前記梁部材の少なくとも一方に固定する固定手段とを備え、前記吸音パネル及び前記吸音ブロックが、それぞれ前記軌道長手方向に沿って所定の位置へ位置調整された一対の前記桟部材間に固定されることを特徴とする。
また本発明の請求項3に係る防音ユニットは、請求項1又は2記載の防音ユニットにおいて、前記吸音ブロックの中空室内に、前記防音天板の基端部上から前記吸音パネルの上方まで延出すると共に、前記軌道長手方向に沿って延在する防音板を配設したことを特徴とする。
また本発明の請求項4に係る防音ユニットは、請求項1乃至3の何れか1項記載の防音ユニットにおいて、前記第1の吸音材及び前記第2の吸音材を、それぞれポリエステル短繊維からなる多孔質吸音材により成形したことを特徴とする。
また本発明の請求項5に係る防音ユニットは、請求項1乃至4の何れか1項記載の防音ユニットにおいて、前記吸音パネルを、軌道幅方向の外側から内側へ向って下方へ傾斜するように、前記取付フレームにより支持することを特徴とする。
以上説明したように、本発明に係る防音ユニットによれば、既存の防音壁への取付作業及び維持管理を簡単に行うことができ、しかも防音壁による防音性を効果的に高めることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る防音ユニットについて説明する。
(防音壁及び防音ユニットの構成)
図1には、本発明の実施形態に係る防音ユニットが適用された新幹線用の高架橋が模式的に示されている。この高架橋10には、軌道幅方向(矢印W方向)に沿って中央側にレール12が敷設された軌道14が設けられると共に、この軌道14から側方へ延出する張出部16が設けられている。張出部16には、その先端部付近に略逆L字状の断面を有する防音壁18が立設されている。この防音壁18には、軌道14の長手方向と略並行に延在するように立設された防音側壁20及び、この防音側壁20の上端部から軌道14側へ延出する防音天板22を備えている。
ここで、防音壁18における防音側壁20及び防音天板22は、それぞれ所定寸法のプレート状に成形されたPC(プレキャストコンクリート)板により形成されている。また、図2に示されるように、防音側壁20を形成するPC板の内側には、H型鋼で形成された支柱24が軌道14の軌道長手方向(矢印L方向)に沿って所定間隔(例えば、3メートル間隔)毎に立設されており、これらの支柱24の上端部には、それぞれH型鋼で形成された支持梁26が片持ち状態で支持されている。なお、この防音天板22は、降雨時の水はけを良くするために、軌道幅方向内側から外側へ向って下方へ僅かに(例えば、1°程度)傾斜するように支持されている。防音側壁20は、PC板の両端部がそれぞれ長手方向に沿って隣り合う一対の支柱24にボルト等によりそれぞれ固定されて構成されており、また防音天板22は、PC板の両端部がそれぞれ長手方向に沿って隣り合う一対の支持梁26上に載置されボルト等により固定されて構成されている。
図2に示されるように、防音壁18には、その防音性を向上するため、下部吸音パネル28及び防音ユニット30が取り付けられている。下部吸音パネル28は、略長方形のプレート状に形成されており、防音側壁20の軌道14側の面(内側面)に取り付けられている。下部吸音パネル28には、肉厚が一定(本実施形態では、40mm)のプレート状に成形された吸音材34及び、この吸音材34の周縁部を挟み込んで吸音材34を保持する金属製の枠部材36が設けられている。下部吸音パネル28は、枠部材36の両端部がブラケット38を介してそれぞれ支柱24に締結固定されて防音側壁20へ取り付けられている。
ここで、下部吸音パネル28における音源側とは反対側の裏面と防音側壁20の内側面との間には一定幅の隙間が形成されており、この隙間は吸音材34の裏面側と防音側壁20との間にに空気層A1を形成している。このように吸音材34の裏面側と防音側壁20との間に空気層A1を形成しておくことにより、吸音材34内を伝播した騒音が吸音材34の裏面から空気層A1内へ出力される際に騒音を吸収できると共に、この空気層A1を通過して防音側壁20の内側面により反射された音波(反射波)と吸音材34内を伝わって空気層A1へ出力される音波とがとが互いに干渉する現象が生じ、この干渉により音波(騒音)の減衰効果を得ることができるので、このような干渉が生じる特定の周波数帯域の騒音を吸音材34により特に効果的に吸収できるようになり、吸音材34を厚くすることなく下部吸音パネル28の吸音効果を効果的に向上できる。
図2に示されるように、防音壁18には、防音天板22上に防音ユニット30が取り付けられている。防音ユニット30は、防音壁18に連結固定される取付フレーム40と、厚さ一定(本実施形態では、40mm)のプレート状に成形された吸音材42を保持した吸音パネル44と、内部に中空室46が形成されたブロック状の吸音材48を保持した吸音ブロック50とを備えている。
吸音パネル44には、図3に示されるように、吸音材42の外周端部を囲むように額縁状に形成された外枠部材52及び、吸音材42の表面及び裏面にそれぞれ密着して吸音材42を挟持した2枚の保護プレート54(図2参照)が設けられている。2枚の保護プレート54は、図2に示されるように、吸音材42を間に挟んだ状態でボルト及びナットにより互いに締結されている。この保護プレート54は、厚さ1.6mm程度のアルミ板に多数の丸穴が穿設された所謂パンチングメタルにより構成されている。
図2に示されるように、取付フレーム40に取り付けられた吸音パネル44は、その吸音材42を防音天板22の上面部に対向するように支持すると共に、吸音材42の裏面と防音天板22の上面との間に隙間を形成する。このとき、取付フレーム40は、吸音パネル44を幅方向の外側から内側へ向って所定の角度(本実施形態では、3.5°)で下方へ傾斜するように支持する。これにより、吸音材42と防音天板22との間に形成される隙間は、幅方向の内側から外側へ向って間隔が徐々に拡大する楔状のものとなる。この隙間は、吸音材42の裏面側と防音天板22との間に空気層A2を形成している。空気層A2も、下部吸音パネル28の裏面側に形成された空気層A1と同様に、騒音に対する吸音パネル44の吸音効果を向上する。
また、取付フレーム40が防音壁18上で吸音パネル44を傾斜させて支持することにより、吸音パネル44上に落下した雨水を短時間で防音壁18の内側へ排水できるので、多量の雨水が吸音パネル44上に長く留まって吸音パネル44を劣化し又は損傷することや、吸音材42内に雨水がしみ込んで吸音性が低下することを防止できる。
図2に示されるように、取付フレーム40に取り付けられた吸音ブロック50は、その吸音材48を防音天板22の基端部上から吸音パネル44の上方まで突出させる。吸音ブロック50は、その底面が吸音パネル44の上面の延長線上に略一致するように取付フレーム40により支持されており、その底面から上面までの高さが約240mmとされている。吸音ブロック50は、内部に金属板を断面がL字状となるように屈曲して形成された金属製のコアフレーム56を備えている。
吸音ブロック50では、コアフレーム56の外側に厚さ一定(本実施形態では、40mm)とされたプレート状の吸音材48を巻き付けることにより、コアフレーム56により吸音材48を内側から支持している。コアフレーム56に巻き付けられた吸音材48は、その断面が下方へ向って開いた略コ字状となり、その内部に底面側がコアフレーム56の底板部58により閉止された中空室46が形成される。この中空室46は、吸音材48の内部に軌道長手方向に沿って貫通する空気層A3を形成している。空気層A3も、下部吸音パネル28の裏面側に形成された空気層A1と同様に、騒音に対する吸音ブロック50の吸音効果を向上する。またコアフレーム56は、底板部58の外側の端部から上方へ屈曲された部分が防音板60として構成されており、この防音板60は、吸音ブロック50内を伝播する音波(騒音)が吸音ブロック50の外側面から出力されることを抑制している。
吸音ブロック50には、図2及び図3に示されるように、吸音材42の外側を囲むように保護プレート62が設けられている。保護プレート62は、ボルト等によりコアフレーム56との間に吸音材42を間に挟んだ状態でボルト及びナットによりコアフレーム56に締結固定されている。この保護プレート62も、吸音パネル44の保護プレート54と同様に、厚さ1.6mm程度のアルミ板に多数の丸穴が穿設された所謂パンチングメタルにより構成されている。
下部吸音パネル28及び防音ユニット30では、吸音材34、吸音材42及び吸音材48がそれぞれポリエステル系短繊維を撥水処理した繊維成型体で形成されている。なお、本実施形態の防音ユニット30では、吸音パネル44の吸音材42及び吸音ブロック50の吸音材48として比較的、柔軟性を有するものを用いたことから、これらの吸音材42、48をそれぞれパンチングメタルからなる保護プレート54、62で覆って保護していたが、これらの吸音材42、48自体を比較的硬質の材料で形成するか、或いは吸音材42、48の表面が十分に硬質となるように表面加工すれば、保護プレート54、62を省略することが可能になる。
(防音ユニットの組立及び取付方法)
次に上記のように構成された防音ユニットの組立方法及び防音壁18への取付方法について説明する。
防音ユニット30は、前述したように吸音パネル44及び吸音ブロック50をそれぞれ防音壁18に固定するための取付フレーム40を備えている。この取付フレーム40は、図3に示されるように、略逆T字状に形成された連結金具64と、この連結金具64の上端部により締結固定されるブラケット66と、このブラケット66を介して防音壁18上に軌道長手方向へ延在するように固定される支持される胴縁68と、この胴縁68と防音天板22の先端部との間に軌道幅方向に沿って延在するように掛け渡される竪桟70とを備えている。
取付フレーム40を防音壁18へ取り付ける際には、先ず図4に示されるように、3分割構造とされた連結金具64を防音壁18の支柱24の上端部にボルト及びナットにより締結固定すると共に、この連結金具64の上端部にブラケット66をボルト及びナットにより締結固定する。ここで、ブラケット66には、複数の長穴72が穿設されたプレート状のフランジ部74が設けられており、フランジ部74は、その長穴72の長手方向が軌道長手方向と略平行となるように連結金具64により支持される。
次いで、互いに隣り合う一対の支柱24にそれぞれ固定されたブラケット66間には、図5に示されるように、L字状のアングル材からなる胴縁68が掛け渡される。この胴縁68の長手方向に沿った両端部には、それぞれボルト挿通用の取付穴(図示省略)が穿設されており、この取付穴及びフランジ部74の長穴72を利用してボルト及びナットにより胴縁68の両端部をそれぞれ互いに隣り合う一対のブラケット66のフランジ部74に締結固定する。ここで、胴縁68は、その短手方向に沿った片側の側端部が連結部69とされており、この連結部69を防音天板22と略平行となるように軌道側へ延出させている。
図5に示されるように、竪桟70には、胴縁68と防音天板22の先端部に掛け渡される桟部76が設けられている。この桟部76は、その短手方向に沿った断面が上方へ向って開いたコ字状に形成されており、長手方向に沿った先端側及び基端側にはそれぞれ上方へ向って突出するようにねじ軸78が溶接等により固定されている。竪桟70には、桟部76の基端側に桟部76の底面との間にスリット状の溝(図6参照)を形成する係止部材80が固定されており、この係止部材80の溝内へ胴縁68の連結部69を軌道側から嵌挿すると、竪桟70の基端側が胴縁68へ連結される。
また竪桟70には、桟部76の先端部に下方へ向って延出するように係止片82が固定されている。この係止片82の先端部は防音天板22の基端側へ向って略直角に屈曲しており、この係止片82の先端部と桟部76の先端部との間には、防音天板22の厚さに対応する隙間が形成されている。これにより、係止片82の先端部と桟部76の先端部との間に防音天板22の先端部を軌道側から嵌挿すると、竪桟70の先端部が防音天板22へ連結される。ここで、竪桟70は、胴縁68の長手方向、すなわち軌道長手方向に沿って任意の位置で胴縁68及び防音天板22へ連結可能とされており、また胴縁68及び防音天板22の先端部に係止部材80及び係止片82により連結された後、軌道長手方向に沿って位置調整可能となっている。
図3に示されるように、竪桟70の係止片82には、その下端部に軌道長手方向へ細長い矩形状の開口部84が形成されている。この開口部84は、防音天板22の下面に対応する位置に設けられている。また取付フレーム40は、開口部84内へ挿入及び圧入可能とされたL状に屈曲された保護板86及びバネ部材88を備えている。ここで、バネ部材88は薄板状のばね鋼からなり、その先端側がV字状に折り曲げられて構成されており、厚さ方向に沿って強い弾性力を有している。上記のようにして胴縁68及び防音天板22に連結された竪桟70を固定する際には、係止片82の開口部84を通して保護板86の先端側を防音天板22の下面と係止片82の先端部との間に挿入した後、この保護板86の下面と係止片82の先端部との間にバネ部材88の先端側を圧入する。これにより、竪桟70の軌道長手方向への移動が拘束されて竪桟70が胴縁68及び防音天板22に固定される。尚、このような保護板86及びバネ部材88を用いることなく、竪桟70をボルト及びナットや溶接等により胴縁68及び防音天板22の一方又は双方に固定するようにしても良い。
図3に示されるように、吸音ブロック50の底面における両端部には、それぞれプレート状のフランジ部90(図3では、右側のフランジ部90のみを示す。)が下方へ延出するように固定されており、竪桟70の基端部は、ボルト及びナットにより吸音ブロック50のフランジ部90に締結固定可能(図6参照)とされている。吸音ブロック50を防音壁18へ取り付ける際には、図6に示されるように、1個(図中、左側)の竪桟70を軌道長手方向に沿って取付基準となる位置へ位置調整しつつ、この竪桟70を上述したような方法で胴縁68及び防音天板22に連結する。また吸音ブロック50には予め1個(図中、右側)の竪桟70を締結固定しておき、この吸音ブロック50を固定済みの竪桟70と締結固定可能となる位置へ位置調整しつつ、この右側の竪桟70を胴縁68及び防音天板22に連結する。この状態で左側の竪桟70を吸音ブロック50のフランジ部90に締結固定する。この時点では、吸音ブロック50に固定された一対の竪桟70は保護板86及びバネ部材88により固定しない。これにより、吸音ブロック50が一対の竪桟70間に軌道長手方向に沿って延在するように掛け渡された状態となり、取付フレーム40を介して防音壁18へ仮止めされる。
次いで、図7〜図8に示されるように、1個(図中、右側)の竪桟70が予め固定された2個目の吸音ブロック50を、1個目の吸音ブロック50に固定された竪桟70と固定可能となる位置へ位置調整しつつ、この2個目の吸音ブロック50を、1個目の吸音ブロック50と同様の手順で、取付フレーム40を介して防音壁18へ仮止めする。2個目の吸音ブロック50の防音壁18への仮止めが完了すると、図9に示されるように、吸音パネル44の両端部を軌道長手方向に沿って隣合う一対の竪桟70上に載置する。このとき、竪桟70の一対のねじ軸78をそれぞれ吸音パネル44の外枠部材52に穿設された取付穴53へ挿通する。これにより、吸音パネル44が一対の竪桟70間に掛け渡された状態に支持され、吸音パネル44と防音天板22との間に空気層A1(図2参照)が形成される。この吸音パネル44を支持した一対の竪桟70の開口部84には、それぞれ保護板86が挿入された後、バネ部材88が圧入される。これにより、1個の吸音ブロック50が取付フレーム40を介して防音壁18へ固定される。
次いで、図10〜図11に示されるように、3個目の吸音ブロック50を2個目の吸音ブロック50と同様の手順で防音壁18へ仮止めした後、2個目の吸音ブロック50の両端部にそれぞれ固定された一対の竪桟70上に吸音パネル44の両端部を載置し、竪桟70のねじ軸78を吸音パネル44の取付穴53へ挿通させる。この後、図12に示されるように、1枚目の吸音パネル44を支持した一対の竪桟70上に、それぞれ吸音パネル44の枠部材36を介してプレート状に形成された止め桟92を載置する。この止め桟92には、竪桟70における一対のねじ軸78に対応する一対の挿通穴94が穿設されており、止め桟92を竪桟70上に載置すると、これらの挿通穴94を通してねじ軸78の先端部が上方へ突出する。これらのねじ軸78の先端部にはそれぞれナットがねじ込まれる。これにより、1枚の吸音パネル44が取付フレーム40を介して防音壁18へ固定される。
2個目以降の吸音ブロック50及び2枚目以降の吸音パネル44も、以上説明した手順と同様な手順で防音壁18へ固定され、防音壁18の施工対象となる区間全体に防音ユニットが取り付けられる。なお、本実施形態では、防音壁18における隣り合う一対の支柱24間(1スパン)に3セットの防音ユニット30を取り付ける場合について説明したが、本実施形態に係る防音ユニット30は、軌道長手方向に沿って支柱24を跨ぐように防音壁18に取り付けることが可能になっている。これにより、地勢の影響により防音壁18の1スパンの寸法が一定でない場合でも、この1スパンの寸法変化に影響されることなく、複数個の防音ユニット30を防音壁18の防音天板22上に軌道長手方向に沿って隙間ができないように容易に取り付けることができる。
すなわち、従来の防音部材では、予め施工対象となる区間の防音壁18の1スパンの寸法(実寸)を予め測定しておき、この実寸に合わせて防音部材を設計し、製造する必要があったが、本実施形態に係る防音ユニット30によれば、軌道長手方向に沿った寸法がそれぞれ異なる2種類〜3種類程度の防音ユニット30を用意しておけば、これらを適宜組み合わせることで、1スパンの寸法変化に影響されることなく防音壁18の防音天板22上へ隙間無く取付可能になる。
以上説明した本実施形態に係る防音ユニット30では、取付フレーム40に取り付けられた吸音パネル44が吸音材42を防音壁における防音天板22の上面部に対向するように支持しつつ、吸音材42と防音天板との間に空気層A2を形成し、かつ取付フレーム40に取り付けられた吸音ブロック50が内部に空気層A3が形成された吸音材48を防音天板22の基端部上から吸音パネル44の上方まで突出する。これにより、防音壁18の内側を列車が通過する際に、この列車の転動音(車輪がレール上を走行する際に生じる騒音)が防音側壁20に取り付けられた下部吸音パネル28により吸音されつつ、防音天板22の先端部(内側端部)を回折して防音天板22の上面側に回り込むように伝播される。この防音天板22の上面側に伝播された騒音の一部は、吸音パネル44における吸音材42によって吸音されつつ、この吸音材42の基端部で回折されて外側へ伝播していく。この騒音が回折する部分には吸音ブロック50の吸音材48が上方へ突出するように支持されているので、この吸音材48によっても騒音を吸収できる。
また、本実施形態に係る防音ユニット30では、吸音パネル44の吸音材42と防音天板22との間に空気層A2が形成されると共に、吸音ブロック50の吸音材48の内部に空気層A3となる中空室46が形成されていることから、これらの空気層A2、A3内を通過して防音天板22の上面又は防音板60により反射された音波(反射波)と吸音材42,48内を伝わって空気層A2、A3へ出力される音波とがとが互いに干渉する現象が生じ、この干渉により音波(騒音)の減衰効果を得ることができるので、このような干渉が生じる特定の周波数帯域の騒音を吸音パネル44及び吸音ブロック50により特に効果的に吸収できるようになる。
この結果、本実施形態に係る防音ユニット30によれば、従来のように遮音板を用いて既存の防音壁18を大幅に嵩上げしなくても、防音壁18による騒音に対する防音性(吸音性及び遮音性)を十分に高いものにできるので、軌道側から防音壁18の背後領域(外側)へ伝播する騒音を効果的に低減できると共に、遮音板を用いる場合と比較して、防音壁18への取付作業が容易であることから取付時に必要となる作業コストも低減できる。
以下、本発明に係る防音ユニットを新幹線の軌道に沿って設置された既存の防音壁に取り付けて騒音を実際に測定した結果を説明する。
騒音測定は、近接軌道中心から25m離れた地点であって地上から1.2mの高さとなる点にそれぞれ精密騒音計を設置し、これらの精密騒音計により(a)防音壁に本発明に係る防音ユニットを取り付けていない状態、(b)防音壁に下部吸音パネルのみを取り付けた状態、(c)防音壁に下部吸音パネル及び本発明に係る防音ユニットを取り付けた状態でそれぞれ実施した。このとき、(a)、(b)、(c)の3回の測定とも約60本の列車が通過する際の騒音を測定した。これらの騒音測定により得られた測定値(騒音)を平均値として下記(表1)に示す。
Figure 2005315015
本発明の実施形態に係る防音ユニットが適用された防音壁の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る防音ユニット及び防音壁の構成を示す側面断面図である。 本発明の実施形態に係る防音ユニットの分解斜視図である。 図3に示される防音ユニットの連結金具及びブラケットを防音壁へ固定した状態を示す斜視図である。 図3に示される防音ユニットの胴縁を連結金具及びブラケットを介して防音壁へ取り付け、これらの胴縁と防音天板に竪桟を連結した状態を示す斜視図である。 1個目の吸音ブロックを防音壁へ取り付ける直前の状態を示す斜視図である。 2個目の吸音ブロックを防音壁へ取り付ける直前の状態を示す斜視図である。 1枚目の吸音パネルを防音壁へ取り付ける直前の状態を示す斜視図である。 吸音ブロック及び吸音パネルをそれぞれ支持した一対の竪桟を防音天板へ固定する直前の状態を示す斜視図である。 3個目の吸音ブロックを防音壁へ取り付ける直前の状態を示す斜視図である。 2枚目の吸音パネルを防音壁へ取り付ける直前の状態を示す斜視図である。 3個目の吸音ブロックを防音壁へ取り付けた状態を示す斜視図である。 列車の軌道に沿って設置された既存設備である防音壁の一例を示す斜視図である。 図13に示される防音壁へ防音効果を増強するために取り付けられる吸音材及び遮音板の一例を示す側面断面図である。
符号の説明
14 軌道
18 防音壁
20 防音側壁
22 防音天板
24 支柱
28 下部吸音パネル
30 防音ユニット
40 取付フレーム
42 吸音材(第1の吸音材)
44 吸音パネル
46 中空室
48 吸音材(第2の吸音材)
50 吸音ブロック
56 コアフレーム
60 防音板
68 胴縁(梁部材)
70 竪桟(桟部材)
82 係止片(固定手段)
86 保護板(固定手段)
88 バネ部材(固定手段)
A2 空気層
A3 空気層

Claims (5)

  1. 軌道の側方に該軌道に沿って延在するように配設された防音側壁及び、該防音側壁の上端部から軌道側へ延出する防音天板を備えた防音壁に取り付けられ、軌道側から発生する騒音を吸収して防音壁の外側へ漏れ出す騒音を低減するための防音ユニットであって、
    前記防音壁に連結固定される取付フレームと、
    プレート状に成形された第1の吸音材を保持すると共に前記取付フレームに取り付けられ、前記第1の吸音材を前記防音天板の上面部に対向するように支持しつつ、前記第1の吸音材と前記防音天板との間に空気層となる隙間を形成する吸音パネルと、
    内部に空気層となる中空室が形成されたブロック状の第2の吸音材を保持すると共に前記取付フレームに取り付けられ、前記第2の吸音材を前記防音天板の基端部上から前記吸音パネルの上方まで突出するように支持する吸音ブロックと、
    を有することを特徴とする防音ユニット。
  2. 前記取付フレームは、防音壁に固定され、該防音壁により前記防音天板の基端部上に前記軌道長手方向に沿って延在するように支持される梁部材と、前記梁部材と前記防音天板の先端部との間に軌道幅方向に沿って延在するように掛け渡されると共に、前記軌道長手方向に沿って位置調整可能とされた桟部材と、前記軌道長手方向に沿って所定の位置へ位置調整された前記桟部材を前記防音天板及び前記梁部材の少なくとも一方に固定する固定手段とを備え、
    前記吸音パネル及び前記吸音ブロックが、それぞれ前記軌道長手方向に沿って所定の位置へ位置調整された一対の前記桟部材間に固定されることを特徴とする請求項1記載の防音ユニット。
  3. 前記吸音ブロックの中空室内に、前記防音天板の基端部上から前記吸音パネルの上方まで延出すると共に、前記軌道長手方向に沿って延在する防音板を配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の防音ユニット。
  4. 前記第1の吸音材及び前記第2の吸音材を、それぞれポリエステル短繊維からなる多孔質吸音材により成形したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の防音ユニット。
  5. 前記吸音パネルを、軌道幅方向の外側から内側へ向って下方へ傾斜するように、前記取付フレームにより支持することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の防音ユニット。
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