JP2005314079A - 搬送設備 - Google Patents

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章悦 鈴木
Saburo Hatanaka
三郎 畑中
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八重二 福原
Minoru Nagamine
実 永峰
Haruo Komatsu
晴夫 小松
Sunao Sakuma
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Abstract

【課題】荷役作業の効率を向上させる搬送設備を提供する。
【解決手段】垂直に設置されて上方へ延在するマスト3と、マスト3の延在に伴って上昇し得る昇降手段4と、昇降手段4に配置され且つ吊荷用の第一搬送部41を吊り下げるクライミングクレーン部24と、クライミングクレーン部24の後方に位置するよう昇降手段4に配置され且つ吊荷用の第二搬送部50を吊り下げるシーブブラケット25と、クライミングクレーン部24及びシーブブラケット25を旋回させる旋回フレーム26とを備え、第一搬送部41と第二搬送部50は、同時に旋回し得るよう構成される。これにより、荷役作業の搬送能力を二倍にして荷役作業の効率を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダム堤体の建設工事においてコンクリート等の荷役作業に用いる搬送設備に関するものである。
一般にダム堤体の建設工事をする際には、コンクリート等の荷役作業を行うよう搬送設備を備えており、図6に示す如く、搬送設備1は、ダム堤体(図示せず)の側方に沿うようダムの河床部2から垂直に設置されるマスト3と、マスト3に沿って昇降し得る昇降手段4と、昇降手段4の上方に配置されるクライミングクレーン部5と、昇降手段4とクライミングクレーン部5の間に設置されて水平方向に旋回し得る旋回フレーム6とを備えている。
クライミングクレーン部5は、ダム堤体の上方へ延在するよう起伏可能に配置され且つ先端にシーブ7を備えるジブ8と、旋回フレーム6に立設して上端にシーブ9を備えるガイサポート10及びバックステー11と、ジブ8の後方に配置され且つ起伏用ドラム12及び巻上用ドラム13を配する機械室14と、起伏用ドラム12からシーブ9を介してジブ8に接続される起伏索15と、巻上用ドラム13からシーブ9,7を介してイコライザブロック16のシーブ17に巻き掛けられる巻上索18と、イコライザブロック16の下方に配置される吊荷用の搬送部19とを備えている。ここで図中、搬送部19は、コンクリートを収容するバケットであり、又、20は旋回フレーム6に設置される運転室、21は昇降手段4のジャッキシリンダ、22は昇降手段4のロックシリンダを示している。
搬送設備1により荷役作業を行う際には、搬送部19のバケットを巻上索18の巻下により河床部2の近傍まで降下させて所定位置に配すると共に、コンクリートを製造するバッチャープラント(図示せず)からトランスファーカー等(図示せず)により搬送設備1の下部までコンクリートを搬送し、コンクリートをトランスファーカー等から搬送部19のバケットに投入し、搬送部19のバケットを巻上索18の巻上により上昇させて所定高さに配し、続いて搬送部19のバケットを旋回フレーム6の180゜旋回によりダム堤体の上方へ移動させて巻上索18の巻下により所定高さまで降ろし、コンクリートをダム堤体上のダンプトラック等(図示せず)に供給する。コンクリートの供給を終了した後には、巻上索18の巻上、旋回フレーム6の180゜逆旋回、及び巻上索18の巻下を行い、搬送部19のバケットを再び河床部2の近傍のコンクリート投入位置に戻す。このように、搬送設備1は、搬送部19のバケットを河床部2の近傍からダム堤体の上方まで往復移動させることによりコンクリートの荷役作業を行う。
ここで、ダム堤体(図示せず)はコンクリートの打設により徐々に高くなっていくので、搬送設備1は、クライミングクレーン部5をダム堤体よりも高い位置に配するよう、マスト3をダム堤体の高さに応じて徐々に高く構築している。具体的にマスト3を高く構築する際には、昇降手段4により、旋回フレーム6及びクライミングクレーン部5等をマスト3の上部から持ち上げ、クライミングクレーン部5により、予め分割されたマスト部材3aをマスト3の上方に継ぎ足して上方へ延在させている。又、ダム堤体が完成した際には、逆の手順で昇降手段4及びクライミングクレーン部5により、マスト部材3aを徐々に取り外してマスト3を下方へ短縮させるようになっている。
一方、搬送設備1の他の例には、上昇させたバケットを旋回移動させることなく、バケットの水平移動によりコンクリートをダム堤体の上方へ搬送するものがある。
なお、バケットを水平移動させる他の例を記載した先行技術文献としては次のものがある。
特開2000−336632号公報 特開平5−43190号公報 特開平5−8993号公報
しかしながら、このような搬送設備1は、コンクリートの荷役作業を行う際に、一つのバケットを河床部2からダム堤体の上方まで旋回移動もしくは水平移動により往復移動させるため、荷役作業に多くの時間がかかるという問題があった。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、荷役作業の効率を向上させる搬送設備を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載の発明は、垂直に設置されて上方へ延在するマストと、該マストの延在に伴って上昇し得る昇降手段と、該昇降手段に配置され且つ吊荷用の第一搬送部を吊り下げるクライミングクレーン部と、該クライミングクレーン部の後方に位置するよう昇降手段に配置され且つ吊荷用の第二搬送部を吊り下げるシーブブラケットと、前記クライミングクレーン部及びシーブブラケットを旋回させる旋回フレームとを備え、
前記第一搬送部と第二搬送部は、同時に旋回し得るよう構成されたことを特徴とする搬送設備、に係るものである。
本発明の請求項2に記載の発明は、第一搬送部と第二搬送部は、同時に上下動し得るよう構成された請求項1記載の搬送設備、に係るものである。
本発明の請求項3に記載の発明は、旋回フレームは、旋回時に生じる第一搬送部の振れを止めるために減速を複数段階で行うと共に、シーブブラケットは、旋回フレームの減速で止まらない第二搬送部の振れを止めるよう移動可能に構成された請求項1又は2記載の搬送設備、に係るものである。
本発明の請求項4に記載の発明は、シーブブラケットは、上下左右の少なくとも一方に移動して第二搬送部の振れを止めるよう構成された請求項1〜3のいずれかに記載の搬送設備、に係るものである。
本発明の請求項5に記載の発明は、シーブブラケットは、上下左右の少なくとも一方に移動するよう伸縮機構を備えた請求項1〜4のいずれかに記載の搬送設備、に係るものである。
このように、本発明の搬送設備によれば、クライミングクレーン部の吊荷用の第一搬送部と、シーブブラケットの吊荷用の第二搬送部とを備え、第一搬送部と第二搬送部を同時に旋回させることにより、第一搬送部を往復移動させる際に第二搬送部を往復移動させるので、一つの搬送部で荷役作業を行う場合に比べて二倍の搬送能力を有し、結果的に荷役作業の時間を短縮して荷役作業の効率を向上させることができる。
第一搬送部と第二搬送部は、同時に上下動し得るよう構成されると、第一搬送部を昇降させる際に第二搬送部を昇降させるので、荷役作業の時間を短縮して荷役作業の効率を一層向上させることができる。
旋回フレームは、旋回時に生じる第一搬送部の振れを止めるために減速を複数段階で行うと共に、シーブブラケットは、旋回フレームの減速で止まらない第二搬送部の振れを止めるよう移動可能に構成されると、第一搬送部の振れを旋回フレームの減速旋回により止めると共に、第二搬送部の振れをシーブブラケットの移動により止めるので、第一搬送部及び第二搬送部の移動を安定化し、荷役作業の効率を適切に向上させることができる。
シーブブラケットは、上下左右の少なくとも一方に移動して第二搬送部の振れを止めるよう構成されると、第一搬送部及び第二搬送部の移動を容易に安定化し、荷役作業の効率を好適に向上させることができる。
シーブブラケットは、上下左右の少なくとも一方に移動するよう伸縮機構を備えると、シーブブラケットを容易に移動させて第一搬送部及び第二搬送部の移動を安定化し、荷役作業の効率を好適に向上させることができる。
上記した本発明の搬送設備によれば、第一搬送部を往復移動させる際に第二搬送部を同時に往復移動させるので、荷役作業の時間を短縮して荷役作業の効率を向上させることができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。
図1は本発明の搬送設備の実施の形態例を示す概念図、図2はシーブブラケットを拡大して示す側面図、図3は図2のIII−III矢視図、図4はジブの旋回半径とシーブブラケットの移動とを示す概略平面図、図5は第一搬送部及び第二搬送部の振れに対応する速度と時間の関係を示すグラフであり、これらの図中、図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
本発明の搬送設備23は、ダム堤体の側方に沿うようダムの河床部2から垂直に設置されるマスト3と、マスト3に沿って昇降し得る昇降手段4と、昇降手段4の上方に配置されるクライミングクレーン部24と、クライミングクレーン部24の後方に位置するよう昇降手段4の上方に配置されるシーブブラケット25と、昇降手段4とクライミングクレーン部24の間に設置されて水平方向に旋回し得る旋回フレーム26とを備えている。
クライミングクレーン部24は、ダム堤体の上方へ延在するよう起伏可能に配置され且つ先端にシーブ27を備えるジブ28と、旋回フレーム26に立設して上端にシーブ29,30を備えるガイサポート31及びバックステー32と、ジブ28の後方に配置され且つ起伏用ドラム33及び第一巻上用ドラム34並びに第二巻上用ドラム35を配する機械室36と、起伏用ドラム33からシーブ29を介してジブ28に接続される起伏索37と、第一巻上用ドラム34からシーブ29,27を介してイコライザブロック38のシーブ39に巻き掛けられる第一巻上索40と、イコライザブロック38の下方に配置される吊荷用の第一搬送部41とを備えている。ここで、第一搬送部41は、コンクリートの荷役作業を行う際には、コンクリートを収容するバケットであり、マスト3を高くする際には、マスト3部材等の部品を吊り下げ得るようフックブロックにしている。
シーブブラケット25は、旋回フレーム26の後方端にピンジョイント42を介して接続されるシーブブラケット本体43と、シーブブラケット本体43を略水平方向に揺動可能するようシーブブラケット本体43の側部と旋回フレーム26の間に配置されるパワーシリンダ等の伸縮機構44と、シーブブラケット本体43を下方から支持するよう旋回フレーム26の後方下部から延在してシーブブラケット本体43の先端に接続される補強部材45と、シーブブラケット25の先端上面に配置されるシーブ46と、第二巻上用ドラム35からシーブ30,46を介してイコライザブロック47のシーブ48に巻き掛けられる第二巻上索49と、イコライザブロック47の下方に配置される吊荷用の第二搬送部50とを備えている。ここで、第二搬送部50は、コンクリートの荷役作業を行う際には、コンクリートを収容するバケットであり、他の部品等の荷役作業を行う際には、部品を吊り下げ得るようフックブロック(図示せず)にしてもよい。又、シーブブラケット25は、パワーシリンダ等の伸縮機構44を、シーブブラケット本体43の両側、もしくはシーブブラケット本体43の上下方向に配し、シーブブラケット本体43を上下左右及び前後の複数方向で移動可能にしてもよい。
又、クライミングクレーン部24には、旋回フレーム26の旋回及びシーブブラケット25の移動を制御するよう制御手段(図示せず)を備えている。
以下、本発明の実施の形態例の作用を説明する。
搬送設備23によりコンクリートの荷役作業を行う際には、第一搬送部41のジブ28側のバケットを第一巻上索40の巻下により河床部2の近傍まで降下させて所定位置に配すると共に、コンクリートを製造するバッチャープラント(図示せず)からトランスファーカー等(図示せず)により搬送設備23の下部までコンクリートを搬送し、コンクリートをトランスファーカー等からジブ28側のバケットに投入し、ジブ28側のバケットを第一巻上索40の巻上により上昇させて所定高さに配し、続いてジブ28側のバケットを旋回フレーム26の180゜旋回によりダム堤体の上方へ移動させて第一巻上索40の巻下により所定高さまで降ろし、コンクリートをダム堤体上のダンプトラック等に供給する。ここで、第一搬送部41のジブ28側のバケットにトランスファーカー等からコンクリートを最初に投入する際には、第二搬送部50のシーブブラケット25側のバケットを高い位置に配してダム堤体上の作業に影響を与えないようにしており、ジブ28側のバケットを旋回フレーム26により180゜旋回させる際には、同時に、シーブブラケット25側のバケットを旋回フレーム26の旋回によりダム堤体側から河床部2側へ移動させており、ジブ28側のバケットを降ろしてコンクリートをダム堤体上で供給する際には、同時に、シーブブラケット25側のバケットを第二巻上索49の巻下により河床部2の近傍まで降下させて所定位置に配し、トランスファーカー等からコンクリートを投入している。
次に、ジブ28側のバケットよりコンクリートを供給を終了した後には、第一巻上索40の巻上、旋回フレーム26の逆方向への180゜旋回、第一巻上索40の巻下を行い、ジブ28側のバケットを河床部2の近傍のコンクリート投入位置に戻す。ここで、ジブ28側のバケットをダム堤体から上昇させて所定高さに配する際には、同時に、シーブブラケット25側のバケットを、ダム堤体のコンクリートの供給位置から第二巻上索49の巻上により上昇させており、ジブ28側のバケットを旋回フレーム26により180゜逆旋回させる際には、同時に、シーブブラケット25側のバケットを、旋回フレーム26の逆旋回により河床部2側からダム堤体側へ移動させており、ジブ28側のバケットを河床部2の近傍へ降下させて再びバケットにコンクリートを投入する際には、同時に、シーブブラケット25側のバケットを、第二巻上索49の巻下により所定高さまで降ろし、コンクリートをダム堤体上のダンプトラック等に供給している。
このように、本形態例の搬送設備23は、ジブ28側のバケットを河床部2の近傍からダム堤体の上方まで往復移動させると同時に、シーブブラケット25側のバケットをダム堤体の上方から河床部2の近傍まで往復移動させ、コンクリート等の荷役作業を行う。
ここで、ダム堤体はコンクリートの打設により徐々に高くなっていくので、搬送設備23は、従来例と略同様に、クライミングクレーン部24をダム堤体よりも高い位置に配するよう、クライミングクレーン部24及び昇降手段4によりマスト3をダム堤体の高さに応じて徐々に高く構築している。
一方、ジブ28側のバケット及びシーブブラケット25側のバケットは、停止状態(図5のIの位置)からの旋回フレーム26の加速旋回によって夫々振れを生じるため(図5ではIからIIIの位置まで振れを生じていることを示す)、旋回フレーム26は、減速を二段階で行うことにより(図5ではIIIからIVの位置まで第一段の減速を示し、VからVIの位置まで第二段の減速を示す)、ジブ28側のバケットの旋回移動で生じた振れを吸収している。又、シーブブラケット25側のバケットは、ジブ28側のバケットと吊り下げ長さが異なることにより、旋回フレーム26の二段階の減速で止まらないため(図5ではIからIIIの位置まで振れを生じると共にIIIからIVの位置まで第一段の減速により振れが止まらないことを示す)、シーブブラケット本体43は、旋回半径が異なるよう伸縮機構44で揺動(旋回)することにより、シーブブラケット25側のバケットの振れを吸収している(IVからVIの位置までで振れを止めることを示す)。ここで、ジブ28側のバケットが他の方向へ振れる際には、ジブ28を適宜起伏させることにより振れを吸収してもよいし、シーブブラケット25側のバケットが他の方向へ振れる際には、シーブブラケット本体43を上下左右、前後方向に移動させて振れを吸収してもよい。又、旋回フレーム26の旋回、シーブブラケット本体43の移動、ジブ28の起伏は、クライミングクレーン部24の制御手段(図示せず)により制御されており、制御手段のプログラム処理に基づいてジブ28側のバケット及びシーブブラケット25側のバケットの振れを好適に制御するようになっている。更に、図4中、Lは旋回フレーム26に伴うジブ28の旋回半径、rは伸縮機構44に伴うシーブブラケット本体43の旋回半径を示している。
このように、本形態例の搬送設備23によれば、第一搬送部41のジブ28側のバケットと、第二搬送部50のシーブブラケット25側のバケットとを備え、夫々のバケットを同時に旋回させることにより、ジブ28側のバケットを往復移動させる際にシーブブラケット25側のバケットを往復移動させるので、一つのバケットでコンクリート荷役作業を行う場合に比べて二倍の搬送能力を有し、結果的にコンクリートの荷役作業の時間を短縮して荷役作業の効率を向上させることができる。又、搬送設備23のクライミングクレーン部24は、マスト3の上下方向への延在にも用いるので、従来の他の例の如きバケットを水平移動させ且つ別途、組立用のクライミングクレーンを備えるものに対して、搬送設備23の製造コストを低減することができる。更に、シーブブラケット25側の第二搬送部50をフックブロック等にした際には、シーブブラケット本体43及びフックブロックによりジブ28や他の部分の組立・解体を為しえるので、組立・解体のコストを低減することができる。
第一搬送部41のジブ28側のバケットと、第二搬送部50のシーブブラケット25側のバケットは、同時に上下動し得るよう構成されると、ジブ28側のバケットを昇降させる際にシーブブラケット25側のバケットを昇降させるので、荷役作業の時間を短縮して荷役作業の効率を一層向上させることができる。
旋回フレーム26は、旋回時に生じるジブ28側のバケットの振れを止めるために減速を複数段階で行うと共に、シーブブラケット25は、旋回フレーム26の減速で止まらないシーブブラケット25側のバケットの振れを止めるよう移動可能に構成されると、ジブ28側のバケットの振れを旋回フレーム26の減速旋回及びジブ28の起伏により止めると共に、シーブブラケット25側のバケットの振れをシーブブラケット本体43の移動により止めるので、ジブ28側のバケット及びシーブブラケット25側のバケットの移動を安定化し、荷役作業の効率を適切に向上させることができる。
シーブブラケット25は、上下左右の少なくとも一方に移動してシーブブラケット25側のバケットの振れを止めるよう構成されると、ジブ28側のバケット及びシーブブラケット25側のバケットの移動を容易に安定化し、荷役作業の効率を好適に向上させることができる。
シーブブラケット25は、上下左右の少なくとも一方に移動するよう伸縮機構44を備えると、シーブブラケット25を容易且つ好適に移動させてジブ28側のバケット及びシーブブラケット25側のバケットの移動を安定化し、荷役作業の効率を好適に向上させることができる。
なお、本発明の搬送設備は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、シーブブラケットは複数備えられてもよいこと、バケットを往復させる際に旋回フレームの旋回角度は180゜に限定されるものではないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
本発明の搬送設備の実施の形態例を示す概念図である。 シーブブラケットを拡大して示す側面図である。 図2のIII−III矢視図である。 ジブの旋回半径とシーブブラケットの移動とを示す概略平面図である。 第一搬送部及び第二搬送部の振れに対応する速度と時間の関係を示すグラフである。 従来の搬送設備を示す概念図である。
符号の説明
3 マスト
4 昇降手段
24 クライミングクレーン部
25 シーブブラケット
26 旋回フレーム
41 第一搬送部
44 伸縮機構
50 第二搬送部

Claims (5)

  1. 垂直に設置されて上方へ延在するマストと、該マストの延在に伴って上昇し得る昇降手段と、該昇降手段に配置され且つ吊荷用の第一搬送部を吊り下げるクライミングクレーン部と、該クライミングクレーン部の後方に位置するよう昇降手段に配置され且つ吊荷用の第二搬送部を吊り下げるシーブブラケットと、前記クライミングクレーン部及びシーブブラケットを旋回させる旋回フレームとを備え、
    前記第一搬送部と第二搬送部は、同時に旋回し得るよう構成されたことを特徴とする搬送設備。
  2. 第一搬送部と第二搬送部は、同時に上下動し得るよう構成された請求項1記載の搬送設備。
  3. 旋回フレームは、旋回時に生じる第一搬送部の振れを止めるために減速を複数段階で行うと共に、シーブブラケットは、旋回フレームの減速で止まらない第二搬送部の振れを止めるよう移動可能に構成された請求項1又は2記載の搬送設備。
  4. シーブブラケットは、上下左右の少なくとも一方に移動して第二搬送部の振れを止めるよう構成された請求項1〜3のいずれかに記載の搬送設備。
  5. シーブブラケットは、上下左右の少なくとも一方に移動するよう伸縮機構を備えた請求項1〜4のいずれかに記載の搬送設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015016958A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 株式会社日立製作所 荷役機械

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