JP6442280B2 - グラブバケット式アンローダ - Google Patents
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はじめに、第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係るアンローダ100の概略図である。図1に示すように、アンローダ100は、トロリ10と、グラブバケット11と、各種ウインチ12、13、14と、各種ロープ15、16、17と、を備えている。以下、これらの各構成要素について順に説明する。なお、図1の紙面左側が海側であって、紙面右側が陸側である。また、以下では、便宜上、図1の紙面左及び右をそれぞれアンローダ100の「前」及び「後」と称し、紙面左右方向を「前後方向」、紙面に対して垂直な方向を「左右方向」と称して説明する。
トロリ10は、ブーム18に沿って横行する台車である。ブーム18は前後方向(陸側から海側に向かって)伸びており、このブーム18に沿ってレール19が設けられている。トロリ10はこのレール19上を移動する。また、トロリ10には、第1巻上トロリシーブ21、第2巻上トロリシーブ22、第1開閉トロリシーブ23、及び第2開閉トロリシーブ24が回転可能に設けられている。
グラブバケット11は、船の荷を掴んで陸揚げする部分である。図2は、グラブバケット11の斜視図である。図2に示すように、グラブバケット11は、本体部31と、一対のスコップ32と、を有している。本体部31の上部には、当該本体部31を支持するための支持シーブ33が回転可能に設けられている。また、本体部31は、左右方向に延びる固定側軸部材34を有しており、この固定側軸部材34には第1固定側シーブ35と、第2固定側シーブ36が回転可能に設けられている。
本実施形態に係るアンローダ100は、図1に示すように、後述する巻上ロープ15を巻き上げ及び繰り出しする巻上ウインチ12と、後述する第1開閉ロープ16を巻き上げ及び繰り出しする第1開閉ウインチ13と、後述する第2開閉ロープ17を巻き上げ及び繰り出しする第2開閉ウインチ14と、を備えている。各ウインチ12、13、14は、モータにより駆動され、各ロープ15、16、17の巻上げ量及び繰出し量は図外の制御装置によって制御される。また、各ウインチ12、13、14は同じ機械室20内に設置されている。
本実形態に係るアンローダ100は、グラブバケット11を支持し昇降するための巻上ロープ15と、グラブバケット11を開閉するための第1開閉ロープ16と、同じくグラブバケット11を開閉するための第2開閉ロープ17と、を備えている。このように、本実施形態では、グラブバケット11は2種類のロープ(2種類のウインチ)によって開閉される。なお、以下で説明する各ロープは、1本であってもよく、複数本であってもよい。各ロープ以下、各ロープ15、16、17の経路について説明する。
以上のように構成されたアンローダ100は、各ロープ15、16、17の巻き上げ及び繰出しを組み合わせて行うことによりグラブバケット11の昇降、グラブバケット11の開閉、及びトロリ10の横行を行うことができる。以下、これらの動作を行うための各ロープ15、16、17の操作について説明する。下記の表1は、グラブバケット11及びトロリ10の各動作と、そのときの各ロープ15、16、17の操作を示したものである。
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態では第1開閉ロープ16及び第2開閉ロープ17の操作みでトロリ10を横行させていたが、本実施形態では第1開閉ロープ16及び第2開閉ロープ17に加えて、第1横行ロープ51及び第2横行ロープ52の操作によってトロリ10を横行させる。
次に、第2実施形態と比較しながら、第3実施形態について説明する。第2実施形態では第1開閉ロープ16及び第2開閉ロープ17の操作でグラブバケット11を開閉していたが、本実施形態では開閉ロープ61の操作でグラブバケット11を開閉する。
11 グラブバケット
12 巻上ウインチ
13 第1開閉ウインチ
14 第2開閉ウインチ
15 巻上ロープ
16 第1開閉ロープ
17 第2開閉ロープ
18 ブーム
21 第1巻上トロリシーブ
22 第2巻上トロリシーブ
23 第1開閉トロリシーブ
24 第2開閉トロリシーブ
31 本体部
33 支持シーブ
35 第1固定側シーブ
36 第2固定側シーブ
39 第1可動側シーブ
40 第2可動側シーブ
51 第1横行ロープ
52 第2横行ロープ
55 横行ウインチ
61 開閉ロープ
62 開閉ウインチ
63 固定側シーブ
64 可動側シーブ
100、200、300 アンローダ
Claims (2)
- ブームに沿って横行可能なトロリと、
前記トロリに吊下げられたグラブバケットと、
前記グラブバケットを支持及び昇降するための巻上ロープと、
前記グラブバケットを開閉するための第1開閉ロープと、
前記グラブバケットを開閉するための第2開閉ロープと、
前記巻上ロープを巻き上げ及び繰り出しする巻上ウインチと、
前記第1開閉ロープを巻き上げ及び繰り出しする第1開閉ウインチと、
前記第2開閉ロープを巻き上げ及び繰り出しする第2開閉ウインチと、を備え、
前記グラブバケットは、
当該グラブバケットの本体部を支持するための支持シーブと、
前記本体部に設けられた第1固定側シーブと、
前記本体部に設けられた第2固定側シーブと、
前記第1固定側シーブに対して上下方向に移動することで当該グラブバケットを開閉する第1可動側シーブと、
前記第2固定側シーブに対して上下方向に移動することで当該グラブバケットを開閉する第2可動側シーブと、を有し、
前記トロリには、第1巻上トロリシーブ、第2巻上トロリシーブ、第1開閉トロリシーブ、及び第2開閉トロリシーブが回転可能に設けられており、
前記巻上ロープは、基端部分が所定箇所に固定されており、基端側から順に第1巻上トロリシーブ、支持シーブ、及び第2巻上トロリシーブを経由した後、前記巻上ウインチに向かって延びており、
前記第1開閉ロープは、基端部分が前記グラブバケットの本体部に固定されており、前記第1固定側シーブ及び前記第1可動側シーブに交互に掛け渡された後、前記第1開閉トロリシーブを経由して、前記第1開閉ウインチに向かって延びており、
前記第2開閉ロープは、基端部分が前記グラブバケットの本体部に固定されており、前記第2固定側シーブ及び前記第2可動側シーブに交互に掛け渡された後、前記第2開閉トロリシーブを経由して、前記第2開閉ウインチに向かって延びている、グラブバケット式アンローダ。 - 前記トロリを横行させるための第1横行ロープと、
前記トロリを横行させるための第2横行ロープと、
前記第1横行ロープ及び前記第2横行ロープが互いに逆方向に巻かれており、前記第1横行ロープ及び前記第2横行ロープの巻き上げ及び繰り出しを行う横行ウインチと、をさらに備え、
前記第1横行ロープは、基端部分が前記トロリに固定され、前記ブームの一端側に向かって延びた後、前記横行ウインチに向かって延びており、
前記第2横行ロープは、基端部分が前記トロリに固定され、前記ブームの他端側に向かって延びた後、前記横行ウインチに向かって延びている、請求項1に記載のグラブバケット式アンローダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014264737A JP6442280B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | グラブバケット式アンローダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014264737A JP6442280B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | グラブバケット式アンローダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016124637A JP2016124637A (ja) | 2016-07-11 |
JP6442280B2 true JP6442280B2 (ja) | 2018-12-19 |
Family
ID=56357456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014264737A Active JP6442280B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | グラブバケット式アンローダ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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JP2012116591A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Ihi Transport Machinery Co Ltd | ロープトロリ式アンローダ |
JP5937501B2 (ja) * | 2012-12-13 | 2016-06-22 | 住友重機械搬送システム株式会社 | 橋形アンローダおよびその制御方法 |
-
2014
- 2014-12-26 JP JP2014264737A patent/JP6442280B2/ja active Active
Also Published As
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