JP2015016958A - 荷役機械 - Google Patents

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【課題】特定箇所に対する部品の荷役作業を合理化することができる荷役機械を提供する。【解決手段】ポスト10と、このポスト10に対して水平方向に旋回可能に取り付けられ、ポスト10を中心として互いに反対方向に延在する一対のアーム22a,22bと、これら一対のアーム22a,22bにそれぞれ走行可能に取り付けた巻上装置30a,30bとを備えた荷役機械100にあって、一対のアーム22a,22bが互いに固定されていて、ポスト10に対する旋回角度によらず一方のアーム22aと他方のアーム22bとの位置関係が不変である。【選択図】 図1

Description

本発明は、荷役作業に用いる荷役機械に関する。
荷役機械の一種に、対象物を昇降させる巻上装置を、支持ポストを支点として水平方向に旋回する片持ちのレールに沿って移動可能に取り付けたものがある(特許文献1等参照)。
特開平7−309586号公報
例えばガスタービンや蒸気タービンの静翼は、ケーシングに対して同一段落において周方向に多数のセグメントを組み入れて環状の翼列を形成する。このような例を含めて、タービンの分解又は組立の作業には、特定の箇所に対して仮置き場から繰り返し部品を搬送して組み入れる作業、また特定の箇所から部品を取り外して繰り返し仮置き場(点検エリア等)に搬送する作業が数多く含まれる。つまり、部品一点毎に、吊り上げ、旋回、荷下ろしの作業を余儀なくされるため、分解組立に多大な時間を要する。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、特定箇所に対する部品の荷役作業を合理化することができる荷役機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ポストと、このポストに対して水平方向に旋回可能に取り付けられ、前記ポストを中心として互いに反対方向に延在する一対のアームと、これら一対のアームにそれぞれ走行可能に取り付けた巻上装置とを備え、前記一対のアームが互いに固定されていて、前記ポストに対する旋回角度によらず一方のアームと他方のアームとの位置関係を同一としたことを特徴とする。
本発明によれば、互いに固定関係にある一対のアームにそれぞれ巻上装置を設けたことにより、一方の巻上装置を用いた荷役作業中に他方の巻上作業を用いた荷役作業が行えるので、特定箇所に対する部品の荷役作業を合理化することができる。
本発明の一実施の形態に係る荷役機械の全体構成を表す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る荷役機械を適用するタービン設備の模式図である。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
(荷役機械)
図1は本発明の一実施の形態に係る荷役機械の全体構成を表す斜視図である。
同図に示した荷役機械100は、ポスト10、旋回体レール20、及び巻上装置30a,30bを備えていて、天秤型に形成されている。この荷役機械100は、機械装置の特定の組み入れ箇所に多数の部品を繰り返し搬送し吊り下ろす作業、及び特定の箇所から取り外した多数の部品を繰り返し吊り上げて搬送する作業に好適な機械である。
ポスト10は、ベースフレーム11、及びポスト本体12を備えている。ベースフレーム11は、基礎(図示せず)に対してボルト等でポスト10を固定するための取り付け部である。ポスト本体12は、ベースフレーム11上に立設した支柱である。ポスト本体12はベースフレーム11に対して溶接等によって固定されていて、さらにリブ等によってベースフレーム11に対する固定強度が高められている。
旋回体レール20は、ブラケット21、及び一対のアーム22a,22bを備えている。ブラケット21はポスト10の上部に取り付けられていて、上下に延びる中心軸を支点にしてポスト10に対して360°回転自在な構造である。アーム22a,22bは、ブラケット21に対して固定されていて、上面から見てブラケット21を中心にして反対方向に延在している。つまり、ポスト10を中心にして旋回体レール20は水平方向に旋回する構成である。本実施の形態の場合、アーム22a,22bは同一の寸法及び構造であって、ブラケット21を中心にして180度反対方向に張り出していて、上面から見て一直線状に延在している。アーム22a,22bはブラケット21に対して固定されているため、両者の位置関係は不変である。これらアーム22a,22bは長手方向に延びるレールを備えている。アーム22a,22b自体がレールとである構成でも良いし、アーム22a,22bにレールを取り付けた構成としても良い。アーム22a,22bの先端部には回転案内紐23が垂設されていて、この回転案内紐23を引いてポスト10を中心とする円周方向にゆっくりと力を加えれば、旋回体レール20が旋回する。
巻上装置30a,30bは、荷役作業をするための装置であり、本実施の形態ではトロリ31と装置本体32とを備えている。トロリ31はアーム22a又は22bに走行可能に取り付けられている。装置本体32はトロリ31に取り付けられていて、トロリ31を介して供給される電力を受けて、図示しない操作装置(ペンダント)からの操作信号に従って巻き上げ及び巻き下げの動作をする。装置本体32の吊り具(フック)33にロープ34を介して吊り荷200を吊り下げた状態で巻き上げ及び巻き下げの動作を指示することにより、吊り荷200を吊り上げたり下したりすることができる。本実施の形態においては、アーム22a,22bに対する巻上装置30a,30bの走行は人手によるものであり、例えば吊り具33や吊り荷200に対して水平方向にゆっくりと荷重をかけることで移動させられる。なお、巻上装置30a,30bはロープ35を介して旋回体レール20のブラケット21に繋がれていて移動範囲が制限されていて、アーム22a,22bから逸脱しないようになっている。
(ガスタービン設備)
図2は本発明の一実施の形態に係る荷役機械を適用するタービン設備の模式図である。
同図に示したタービン設備は、ガスタービン50、支持部材60、及びベース70を備えている。
ガスタービン50は、空気を圧縮する圧縮機51、圧縮機51からの圧縮空気を燃料とともに燃焼する燃焼器52、及び燃焼器52からの燃焼ガスで駆動するタービン53を備えている。特に図示していないが、圧縮機51又はタービン53の軸は、発電機等の負荷機器に連結される。圧縮機51やタービン53は、タービンケーシング54の内部に、環状の静翼翼列及び動翼翼列からなる段落部を複数段収容している。各段落の静翼翼列は、タービンケーシング54の内周部に周方向に設けた溝に多数のセグメントを組み付けて環状に構成されている。タービンケーシング54は上下半割れ構造になっている。静翼の組み付け構造については、例えば特開2010−270717号公報等に詳しい。
支持部材60は、タービンケーシング54を支持する部材であって、例えば架台である。上記のベース70は、この支持部材60(又はタービンケーシング54)に対して設けられている。ベース70は荷役機械100のポスト10の取り付け部11をボルト等で固定するための基礎であって、設置した荷役機械100のアーム22a,22bの旋回半径にタービン53や圧縮機51の全段落部又は複数の段落部が収まるような位置に配置されている。ベース70の数に制限はないが、本実施の形態では2カ所設けた場合を例示してある。
(分解組立作業)
例えば図2においてタービンケーシング54から静翼等の部品を取り外す場合、タービンケーシング54を開け、ベース70に荷役機械100を設置する。そして、例えば回転案内紐23を引いて一方のアーム22aの巻上装置30aを静翼の位置に案内し、巻上装置30aを用いてタービンケーシング54から静翼を抜き取って吊り上げ(荷役作業をし)、回転案内紐23等を用いて巻き上げ装置30aを静翼の組み付け場所とポスト10を挟んで反対側の仮置き場に下す(荷役作業をする)。その間、他方のアーム22bが静翼の組み付け箇所に向いているので、アーム22bに設けた巻上装置30bを用いてタービンケーシング54から静翼を抜き取って吊り上げる作業を行う。以降、これを各段落部について繰り返すことで、多数の静翼を順次抜き取って仮置き場に下していく。仮置き場にある静翼をタービンケーシング54に組み入れていく場合は逆の手順である。不使用時には、荷役機械100はベース70から取り外してタービン建屋(不図示)内の所定の置き場に移しておく。
(効果)
前述したように、本実施の形態によれば、一方のアーム22aの巻上装置30aを用いてタービンケーシング54に対する部品の荷役作業をする一方で、他方のアーム22bに設けた巻上装置30bを用いて仮置き場に対する荷役作業をすることができる。これにより、一方のアーム22aが吊り位置と下し位置の間を往復する間に、他方のアーム22bも下し位置と吊り位置の間を往復することとなる。このように特定箇所に対する部品の荷役作業を合理化することができ、例えば巻上装置を一台しか持たない荷役装置に比べて作業効率を倍加し、ひいては発電設備の保守点検作業等の期間を短縮することができる。
ここで、例えばポスト10に対してアーム22a,22bを互いに独立して回転自在に取り付けた場合でも、一方の巻上装置30aを用いて荷役作業をする間に、他方の巻上装置30bを用いて荷役作業をすることは可能である。しかし、特定の箇所に多数の部品を繰り返し移送して荷役作業する場合、本実施の形態のように吊り位置と下し位置の関係が一定となる構成とした方が、かえって効率的背ある。また、アーム22a,22bが互いに独立して旋回する構成であると、自由度は高まるものの、吊り側の作業と下し側の作業の進捗によって、下し位置でタービンケーシング54に対してまだ部品が組み込めていない間に次の部品が移送されてきてしまうといったことが起きがちである。この場合、部品の組み込みの作業をかえって邪魔し得る。また、本実施の形態の場合、一方の巻上装置30aを用いて組み込み作業をしている際には、他方の巻上装置30bは反対側の吊り位置にあるため、吊り下げられた状態の次の部品が組み込み作業中の作業者に近付くことがないので安全面でも有意義である。
(その他)
なお、上記実施の形態において、ポスト10を中心にしてアーム22a,22bが180°反対側に延びる構成としたが、厳密に180°反対方向である必要はない。但し、180°反対方向とすることで、上面から見てポスト10について点対称となるため、機械構造的に重量バランスがとれて好ましい。
また、巻上装置30a,30bは、電動駆動により巻き上げ及び巻き下げの動作をするものとしたが、例えばチェンブロック等の人力により巻き上げ及び巻き下げの動作をする装置で代替することもできる。さらには、巻上装置30a,30bはアーム22a,22bに対して駆動装置によって走行する構成とすることもできる。同様に、旋回体レール20の旋回動作に駆動装置を用いる構成とすることもできる。
また、上記荷役機械100は、タービンの分解組立時の荷役作業以外にも勿論使用し得る。
10 ポスト
22a,22b アーム
30a,30b 巻上装置
54 タービンケーシング
60 支持部材
70 ベース
100 荷役機械

Claims (4)

  1. ポストと、
    このポストに対して水平方向に旋回可能に取り付けられ、前記ポストを中心として互いに反対方向に延在する一対のアームと、
    これら一対のアームにそれぞれ走行可能に取り付けた巻上装置とを備え、
    前記一対のアームが互いに固定されていて、一方のアームと他方のアームとの位置関係が不変であることを特徴とする荷役機械。
  2. 請求項1の荷役機械において、前記一対のアームは、旋回中心を挟んで180°反対側に延在していることを特徴とする荷役機械。
  3. タービンケーシングと、
    このタービンケーシングを支持する支持部材と、
    前記タービンケーシング又は前記支持部材に設けられ、請求項1又は2の荷役機械の前記ポストを取り付けるベースと
    を備えたことを特徴とするタービン設備。
  4. 前記タービンケーシング又は前記支持部材に請求項1又は2の荷役機械を設置し、
    前記一方のアームの前記巻上装置を用いて前記タービンケーシングに対する部品の荷役作業をする一方で、前記他方のアームに設けた前記巻上装置を用いて仮置き場に対する荷役作業をする
    ことを特徴とするタービン部品の分解組立方法。
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