JP5818533B2 - クレーンによる構造物の吊上用治具 - Google Patents

クレーンによる構造物の吊上用治具 Download PDF

Info

Publication number
JP5818533B2
JP5818533B2 JP2011142905A JP2011142905A JP5818533B2 JP 5818533 B2 JP5818533 B2 JP 5818533B2 JP 2011142905 A JP2011142905 A JP 2011142905A JP 2011142905 A JP2011142905 A JP 2011142905A JP 5818533 B2 JP5818533 B2 JP 5818533B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
lifting
frame
jig
lifting wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011142905A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013010578A5 (ja
JP2013010578A (ja
Inventor
栗本 真司
真司 栗本
遼平 佐々木
遼平 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd filed Critical Nippon Sharyo Ltd
Priority to JP2011142905A priority Critical patent/JP5818533B2/ja
Publication of JP2013010578A publication Critical patent/JP2013010578A/ja
Publication of JP2013010578A5 publication Critical patent/JP2013010578A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5818533B2 publication Critical patent/JP5818533B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

本発明は、クレーンによる構造物の吊上用治具に関し、詳しくは、構造物を水平状態及び斜め状態に吊り上げ可能なクレーンによる構造物の吊上用治具に関する。
クレーンで構造物を吊り上げる際に、スペースの問題や構造物の取付状態に応じて、構造物を斜めに吊り上げることが行われている(例えば、特許文献1参照。)。また、基礎工事で使用されるチュービング装置のフレームなどの大型の構造物を輸送制限内に抑えて輸送するため、トレーラの荷台に傾斜支持台を介して斜めに傾斜させた状態にして輸送することが行われている。
前記フレームなどの構造物を傾斜支持台上に斜めに載置する際には、例えば、図4に示すように、フレーム51に設けた複数の吊り金具51aに、2台のクレーン52,52の主巻ワイヤ52a,52aに取り付けた主巻フック52b,52bをそれぞれ連結し、水平な状態に吊り上げた後、一方のクレーン52の主巻ワイヤ52aの巻き取り量を調節することによってフレーム51を斜めに傾けた状態としたり、図5に示すように、主巻フック52に長さが異なる長尺ワイヤ53と短尺ワイヤ54とを連結し、長尺ワイヤ53及び短尺ワイヤ54の下端をフレーム51の両側の吊り金具51aにそれぞれ連結し、主巻フック52を上昇させることによってフレーム51を斜めに傾けた状態としたりする方法が採用されていた。
特開平6−26202号公報
しかし、図4に示すように、2台のクレーン52,52を使用して構造物を吊り上げて斜めに傾斜させる場合は、クレーンに要するコストが2倍になるだけでなく、2台のクレーン間に高度な連携が必要であり、クレーンの操作に熟練した2人の操作員を必要とすることから、大幅なコストアップとなる。一方、図5に示すように、異なる長さのワイヤ53,54を用いた場合は、図5(a)に示す支持台55上に載置された水平状態のフレーム51を吊り上げる際、すなわち、図5(b)に示すように、地切りの際に長尺ワイヤ53が連結されている側のフレーム51の下端角部と該下端角部に当接する支持台55にフレーム51の重量が集中的に作用することから、フレーム51や支持台55が損傷する虞があった。また、吊り上げる構造物の傾斜角度や、ワイヤを取り付ける位置の違いに応じて長さの異なる複数のワイヤが必要であり、さらに、構造物の傾斜角度を微調整することはできなかった。
そこで本発明は、構造物を安定した状態で吊り上げて傾斜角度を調整することができるクレーンによる構造物の吊上用治具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のクレーンによる構造物の吊上用治具は、構造物の重心に対応した位置を第1吊上げワイヤで、前記構造物の一側部を第2吊上げワイヤで同時にクレーンにて吊り上げて地切りした後、前記第1吊上げワイヤで前記構造物を吊り上げた状態のまま、前記第2吊上げワイヤの巻出し量を調節して前記構造物の一側部を上昇又は下降させることにより、前記構造物の水平方向に対する傾斜角度を調整するクレーンによる構造物の吊上用治具において、長尺の治具本体部に、前記構造物の両側部に連結される複数の連結ワイヤをそれぞれ連結する複数の連結ワイヤ連結部を備え、治具本体の中央で前記構造物の重心に対応した上方位置に前記第1吊上げワイヤを連結する第1吊上げワイヤ連結部を備えるとともに、前記治具本体のいずれか一方の端部に前記第2吊上げワイヤを連結する第2吊上げワイヤ連結部を備え、前記第1吊上げワイヤは、該第1吊上げワイヤの先端に設けられた第1吊上げフックに連結された第1ワイヤを介して前記第1吊上げワイヤ連結部に連結され、前記第2吊上げワイヤは、該第2吊上げワイヤの先端に設けられた第2吊上げフックに一端が連結され、中間部が前記治具本体の第2吊上げワイヤ連結部に設けた滑車に巻掛けられて他端が前記第1吊上げフックに連結される第2ワイヤを介して前記第2吊上げワイヤ連結部に連結されることを特徴としている。
また、前記複数の連結ワイヤは同一長さであることが好ましく、さらに、前記第1吊上げワイヤを主巻きワイヤとし、前記第2吊上げワイヤを補巻きワイヤとすることが望ましい。
本発明のクレーンによる構造物の吊上用治具によれば、構造物の重心に対応した位置を第1吊上げワイヤで吊り上げ、構造物の一側を第2吊上げワイヤで上昇させることにより、水平状態で地切りさせた構造物の第2吊上げワイヤ連結側を上にして構造物を傾斜状態にすることができ、逆の操作を行うことにより、傾斜状態で地切りさせた構造物を水平状態にすることができる。

また、構造物の重心に対応した位置に連結される第1吊上げワイヤを、荷重に耐える主巻きワイヤとし、構造物の水平方向に対する傾斜角度を調整する第2吊上げワイヤを補巻きワイヤとすることにより、構造物を安定した状態で吊り上げながら傾斜させることができる。
また、吊上用治具は、構造物に対応した形状、例えば長さに形成しておくことにより、吊上用治具への第1吊上げワイヤ及び第2吊上げワイヤの連結、構造物への連結ワイヤの連結を容易かつ確実に行うことができるとともに、安定した状態で構造物を吊り上げることができる。さらに、連結ワイヤを同じ長さとすることにより、吊上用治具と構造物との連結をより容易に行うことができる。また、第2吊上げワイヤ連結部に滑車を設けて第2吊上げワイヤ側の第2ワイヤを巻掛けることにより、第2吊上げワイヤに加わる荷重を、構造物の重量の1/3〜1/4程度に小さくすることができる。
したがって、1台のクレーンで構造物を吊り上げた状態で傾斜角度を調節することができ、2台のクレーンを使用したときに比べてクレーンに要するコストを削減できるとともに、異なる長さのワイヤを使用したときに比べて、地切りや荷下ろしの際に構造物の角部に荷重が集中して構造物や構造物を支持する支持台が損傷することを防止できる。また、構造物の傾斜角度やワイヤの取付位置の違いに応じたワイヤを複数本用意することなく、構造物の傾斜角度を任意に設定することができ、傾斜角度の微調整も容易に行うことができる。
本発明の一形態例を示すもので、クレーンの主巻ワイヤ及び補巻ワイヤを、水平状態に置かれた構造物に吊上用治具を介して連結した状態を示す正面図である。 同じく構造物を水平に吊り上げた状態を示す正面図である。 同じく構造物を傾斜させた状態を示す正面図である。 2台のクレーンを使用して構造物を傾斜状態で吊り上げた状態を示す説明図である。 異なる長さのワイヤを用いて構造物を傾斜させて吊り上げる状態を示す説明図である。
本形態例に示すクレーン11は、下部走行体12の上部に上部旋回体13を回転可能に設け、上部旋回体13の前部にブーム14を起伏可能に設けたクローラクレーンであって、上部旋回体13には、ブーム14を起伏させるための起伏ワイヤ15を巻回した起伏ウインチ16と、主巻ワイヤ17を巻回した主巻ウインチ18と、補巻ワイヤ19を巻回した補巻ウインチ20とが設けられている。
主巻ウインチ18から巻き出される主巻ワイヤ17(第1吊上げワイヤ)は、ブーム14の先端部に設けた複数のシーブ21に掛け回され、先端に主巻フック17a(第1吊上げフック)が設けられ、補巻ウインチ20から巻き出される補巻ワイヤ19(第2吊上げワイヤ)は、ブーム14の先端部に設けた通常は1個のシーブ21に掛け回されており、補巻ワイヤ19の先端には補巻フック19a(第2吊上げフック)が設けられている。
このようなクレーン11を使用して大型の構造物、例えば、チュービング装置のフレーム22を水平状態で吊り上げてから傾斜状態としたり、傾斜状態で吊り上げてから水平状態としたりする場合には、フレーム22に対応した吊上用治具31を用いることにより、作業性の向上や安定性の向上が図れる。
吊上用治具31は、フレーム22を傾斜状態としたときに上下方向となる方向に配置される長尺棒状の治具本体32と、該治具本体32に設けられた複数の連結ワイヤ連結部32aと、該治具本体32の中央部で前記フレーム22の重心の鉛直方向上方に対応した位置に設けられた主巻ワイヤ連結部32b(第1吊上げワイヤ連結部)と、フレーム22を傾斜状態としたときに上方となる治具本体32の一端部に設けられた補巻ワイヤ連結部32c(第2吊上げワイヤ連結部)とを備えており、補巻ワイヤ連結部32cには、滑車32dが設けられている。
フレーム22の所定位置に設けられた複数の吊り金具22aと吊上用治具31の連結ワイヤ連結部32aとは、同一長さの複数の連結ワイヤ33で連結され、主巻ワイヤ連結部32bと前記主巻フック17aとは、適当な長さの1本の第1ワイヤ34で連結される。第1ワイヤ34、吊上用治具31及び連結ワイヤ33を介して主巻ワイヤ17の主巻フック17aとフレーム22の吊り金具22aとを連結した状態では、主巻フック17aに吊上用治具31を介してフレーム22を玉掛けした状態となり、主巻ワイヤ17を巻き上げることにより、水平状態に置かれたフレーム22を水平に保ったまま吊り上げることができる。
一方、前記滑車32dには、前記第1吊りワイヤ34の長さよりも長い第2ワイヤ35の中間部が巻掛けられ、第2ワイヤ35の一端が補巻ワイヤ19の補巻フック19aに連結され、他端が主巻ワイヤ17の主巻フック17aに連結されている。
このような吊上用治具31を使用し、図1に示す水平支持台41に載置されたフレーム22をクレーン11にて吊り上げ、図3に示す傾斜支持台42に移載する際には、まず、前述のように、吊上用治具31を降ろした状態で、第1ワイヤ34にて主巻ワイヤ連結部32bと主巻フック17aとを連結するとともに、滑車32dに巻掛けた第2ワイヤ35の基端を補巻フック19aに、先端を主巻フック17aにそれぞれ連結し、各連結ワイヤ連結部32aに各連結ワイヤ33の上端をそれぞれ連結する。さらに、吊上用治具31を適当な高さに水平に吊り上げてフレーム22の上方に位置させ、連結ワイヤ33の下端を吊り金具22aに連結し、吊り金具22aと連結ワイヤ連結部32aとを連結ワイヤ33で連結して図1に示す状態とする。
図1に示す状態で、主巻ワイヤ17及び補巻ワイヤ19の巻き上げ速度を調整しながら主巻ウインチ18及び補巻ウインチ20を同時に作動させ、吊上用治具31を水平に保ったまま吊り上げることにより、水平支持台41に載置されたフレーム22を吊り上げていく。このとき、フレーム22は、吊上用治具31を介して水平状態を保ったまま吊り上げられるので、地切りの際にフレーム22が傾くことがほとんどなく、フレーム22の下端角部や一部の水平支持台41にフレーム22の重量が集中的に作用することはない。
図2に示すように、吊上用治具31を介してフレーム22を水平状態を保ちながら所定高さに吊り上げた状態で主巻ウインチ18及び補巻ウインチ20を一旦停止し、上部旋回体13を旋回させるなどして、フレーム22を傾斜支持台42に対応した位置に移動させる。そして、補巻ウインチ20のみを作動させて補巻ワイヤ19を巻き上げ、第2ワイヤ35及び滑車32dを介して補巻ワイヤ連結部32cを引き上げて吊上用治具31の一端側を上昇させる。これにより、図3に示すように、吊上用治具31に連結ワイヤ33を介して連結されたフレーム22の一側部側も上昇し、水平方向に対してフレーム22が斜めに傾斜した状態となる。
傾斜支持台42の上方にフレーム22を位置させた状態で主巻ウインチ18及び補巻ウインチ20を作動させ、主巻ワイヤ17を巻き下げてフレーム22を傾斜支持台42に向かって下降させながら、補巻ワイヤ19の巻き出し量を調整してフレーム22の傾斜角度を傾斜支持台42の載置角度に合わせて調整し、傾斜支持台42上にフレーム22を下降させる。このときも、フレーム22の傾斜角度を傾斜支持台42の傾斜角度に対応した傾斜角度とすることができるので、フレーム22の一部及び傾斜支持台42の一部にフレーム22の重量が集中的に作用することはない。
このように、吊上用治具31を介してフレーム22の重心に対応した位置を吊り上げる主巻ワイヤ17と、吊上用治具31の一端を吊り上げる補巻ワイヤ19とをそれぞれ巻き上げ、フレーム22を水平状態に吊り上げて地切りした後、主巻ワイヤ17で吊上用治具31を介してフレーム22を吊り上げた状態のまま、補巻ワイヤ19を巻き上げ、吊上用治具31を介してフレーム22の一側部を上昇させることにより、該フレーム22を水平方向に対して傾斜させることができ、水平支持台41に載置されたフレーム22を傾斜支持台42に容易かつ確実に移載することができる。また、1台のクレーン11で水平支持台41に載置されたフレーム22を傾斜させて傾斜支持台42に移載することができるので、クレーンに要するコストが削減できるとともに、フレーム22の一部や水平支持台41の一部、傾斜支持台42の一部にフレーム22の重量が集中的に作用してこれらが損傷することを防止できる。
さらに、主巻ワイヤ17でフレーム22の重心に対応した位置を吊り上げるので、フレーム22の重量のほとんどを主巻ワイヤ17が負担し、補巻ワイヤ19には大きな荷重が作用することがなく、大型で質量が大きなフレーム22でも安定した状態で安全に吊り上げることができる。特に、フレーム22の大きさや重量に対応するように形成した吊上用治具31を介して同一長さの連結ワイヤ33でフレーム22を吊り上げることにより、各ワイヤの連結を容易かつ確実に行うことができるとともに、安定した状態でフレーム22を吊り上げることができる。さらに、吊上用治具31の上昇側端部に滑車32dを設けて第2ワイヤ35を2本掛け状態とすることにより、補巻ワイヤ19に加わる荷重をフレーム22の重量の1/3〜1/4程度にすることができ、補巻ワイヤ19を保護することができる。
また、前記手順を逆に行うことにより、1台のクレーン11で傾斜支持台42に載置されたフレーム22を水平状態に戻して水平支持台41に移載することができる。
なお、本発明は、チュービング装置のフレームに限らず、各種構造物を吊り上げて傾斜角度の調整を行う際にも適用することができ、補巻ワイヤ連結部の滑車を省略した吊上用治具を使用することもできる。さらに、吊上用治具を介さずに主巻ワイヤや補巻ワイヤを、直接あるいは通常の連結ワイヤを介して構造物に連結してもよい。滑車を省略した吊上用治具を使用したときや、主巻ワイヤや補巻ワイヤを直接的に構造物に連結したときには、構造物の上昇や下降は主巻ワイヤ及び補巻ワイヤを等速度で巻き上げたり、巻き下げたりすればよい。また、構造物によっては、一つの傾斜支持台から傾斜角度が異なる他の傾斜支持台や施工場所に構造物を移載する際にも適用することができる。さらに、主巻ワイヤ連結部の位置は、構造物の重心に対応した鉛直方向上方位置に厳密に位置合わせする必要はなく、補巻ワイヤの反対側で、傾斜状態で下方となる一側部側に寄っていてもよく、傾斜状態で上方となる補巻ワイヤに過大な荷重が作用しない位置に設定すればよい。
また、本形態例では、第1吊上げワイヤとして主巻きワイヤを、第2吊上げワイヤとして補巻きワイヤをそれぞれ適用しているが、本発明はこれに限るものではなく、クレーンに備えられた複数のワイヤの吊上げ能力に応じて、第1吊上げワイヤと第2吊上げワイヤとを適宜選択することができ、クレーンの機種や構造は特に限定されるものではない。
11…クレーン、12…下部走行体、13…上部旋回体、14…ブーム、15…起伏ワイヤ、16…起伏ウインチ、17…主巻ワイヤ、17a…主巻フック、18…主巻ウインチ、19…補巻ワイヤ、19a…補巻フック、20…補巻ウインチ、21…シーブ、22…フレーム、22a…吊り金具、31…吊上げ用治具、32…治具本体、32a…連結ワイヤ連結部、32b…主巻ワイヤ連結部、32c…補巻ワイヤ連結部、32d…滑車、33…連結ワイヤ、34…第1ワイヤ、35…第2ワイヤ、41…水平支持台、42…傾斜支持台

Claims (3)

  1. 構造物の重心に対応した位置を第1吊上げワイヤで、前記構造物の一側部を第2吊上げワイヤで同時に吊り上げて地切りした後、前記第1吊上げワイヤで前記構造物を吊り上げた状態のまま、前記第2吊上げワイヤの巻出し量を調節して前記構造物の一側部を上昇又は下降させることにより、前記構造物の水平方向に対する傾斜角度を調整するクレーンによる構造物の吊上用治具において、
    長尺の治具本体に、前記構造物の両側部に連結される複数の連結ワイヤをそれぞれ連結する複数の連結ワイヤ連結部を備え、前記治具本体の中央の前記構造物の重心に対応した上方位置に第1吊上げワイヤを連結する第1吊上げワイヤ連結部を備えるとともに、前記治具本体のいずれか一方の端部に第2吊上げワイヤを連結する第2吊上げワイヤ連結部を備え、
    前記第1吊上げワイヤは、該第1吊上げワイヤの先端に設けられた第1吊上げフックに連結された第1ワイヤを介して前記第1吊上げワイヤ連結部に連結され、前記第2吊上げワイヤは、該第2吊上げワイヤの先端に設けられた第2吊上げフックに一端が連結され、中間部が前記治具本体の第2吊上げワイヤ連結部に設けた滑車に巻掛けられて他端が前記第1吊上げフックに連結される第2ワイヤを介して前記第2吊上げワイヤ連結部に連結されることを特徴とするクレーンによる構造物の吊上用治具。
  2. 前記複数の連結ワイヤは、同一長さであることを特徴とする請求項1記載のクレーンによる構造物の吊上用治具。
  3. 前記第1吊上げワイヤが主巻きワイヤであり、前記第2吊上げワイヤが補巻きワイヤであることを特徴とする請求項1又は2記載のクレーンによる構造物の吊上用治具。
JP2011142905A 2011-06-28 2011-06-28 クレーンによる構造物の吊上用治具 Active JP5818533B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011142905A JP5818533B2 (ja) 2011-06-28 2011-06-28 クレーンによる構造物の吊上用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011142905A JP5818533B2 (ja) 2011-06-28 2011-06-28 クレーンによる構造物の吊上用治具

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013010578A JP2013010578A (ja) 2013-01-17
JP2013010578A5 JP2013010578A5 (ja) 2014-08-07
JP5818533B2 true JP5818533B2 (ja) 2015-11-18

Family

ID=47684839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011142905A Active JP5818533B2 (ja) 2011-06-28 2011-06-28 クレーンによる構造物の吊上用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5818533B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6369671B2 (ja) * 2014-02-27 2018-08-08 三菱重工機械システム株式会社 デッキクレーンシステム、船舶および制御方法
JP6369670B2 (ja) * 2014-02-27 2018-08-08 三菱重工機械システム株式会社 船舶
CN104085787A (zh) * 2014-05-12 2014-10-08 宁波华业钢结构有限公司 一种大型实腹梁的翻身方法
CN112064506B (zh) * 2020-08-04 2023-06-02 中铁上海工程局集团有限公司 一种钢箱拱肋双向倾斜合龙段的空间姿态精准调整方法
CN112758803B (zh) * 2021-01-18 2023-12-22 张鸿杰 预制箱梁吊装空中换钩方法
CN113321121B (zh) * 2021-06-10 2022-09-02 中建七局第四建筑有限公司 一种装配式建筑预制构件的吊装装置
CN116692665B (zh) * 2023-08-07 2023-10-24 国网安徽省电力有限公司经济技术研究院 一种变电站基础预制构件吊运装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4632895Y1 (ja) * 1967-12-30 1971-11-13
JP3249963B2 (ja) * 1996-12-24 2002-01-28 バラマン工業株式会社 チェーン式吊具,及び建物構造体の施工方法
JP2002302382A (ja) * 2001-04-04 2002-10-18 Kidoh Construction Co Ltd 長尺物の鉛直吊り方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013010578A (ja) 2013-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5818533B2 (ja) クレーンによる構造物の吊上用治具
JP5625377B2 (ja) 移動式クレーン
US7565982B2 (en) Crane and boom hoisting device thereof
US4478015A (en) Cable sling arrangement for pivoting a drilling mast and drawworks elevator to a raised or reclined position in relation to a substructure support and method of cable sling string up
JP6673085B2 (ja) クレーン
JP2007284167A (ja) 移動式クレーンのブームの取り付け方法及びブーム取り付け用具
JP5635331B2 (ja) 移動式クレーン
JP6645222B2 (ja) クレーンのジブ取付方法
KR101114030B1 (ko) 지브크레인
JP6193170B2 (ja) クレーンの製造方法及びクレーンの上架構造体の上架システム
JP2011132012A (ja) エレベータ巻き上げ機の据え付け方法
JP5374915B2 (ja) クレーンのウエイト構造
JP2012051713A (ja) 移動式クレーン
CN205367540U (zh) 一种防倾倒的塔吊
JP6638434B2 (ja) クレーンのブーム取付方法
JP2009046216A (ja) ジブ付きクレーン及びその立ち上げ・立ち下げ方法
JP6393954B2 (ja) クレーンの上架構造体の上架システム及びクレーンの製造方法
JP2003054876A (ja) サイドフレームの着脱装置および着脱方法
JP2018090372A (ja) クレーンによるワークの搬送方法
JP4708067B2 (ja) クレーン装置
JP2012056750A (ja) 移動式クレーン
JP4387334B2 (ja) コンクリートの搬送設備および搬送方法
JP2012051692A (ja) 移動式クレーン
JP2010222927A (ja) 塔状構造物の架設装置
JP7187856B2 (ja) リンク機構

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140624

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5818533

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250