JP2005312600A - 介護リフト用装着具及びリフト機能付き歩行車 - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】 介護リフト用装着具1は要介護者の大腿部に装着するための伸縮性を備えた大腿部ベルト16を更に有し、その内股部分はクッション材で構成され、この内股部分に間隔を隔てて3つの分割トンネル部18〜20を備えている。要介護者の股間を通る左右一対の体重支持ストラップ部分6はトンネル部18〜20を通過しており、これにより、要介護者を吊り上げて歩行訓練などをするときに、要介護者の下肢の動きに応じて体重支持ストラップ部分6はトンネル部18〜20を移動する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、歩行が困難になった要介護者に装着して、リフトを使って要介護者の体重を免荷しつつ自力で歩行することができる介護リフト用装着具及び介護者の歩行を支援するためのリフト機能付き歩行車に関する。
老化、疾病、障害によって歩行が困難になった要介護者を世話する介護者の労力軽減を主なる目的として介護リフトが開発されている(例えば特許文献1〜4)。
例えば、特許文献1は、左右一対のキャスター(前輪)と、モータによって駆動される左右一対の駆動輪(後輪)とを備え、アームを揺動させることで要介護者を吊り上げる介護リフトを開示している。特許文献2は、移動方向を転換するための駆動機構を備えた介護リフトを開示している。
介護リフトは、上述した走行式の介護リフト、天井に移動可能に設置した介護リフト、設置式の介護用リフトが知られているが、これらの介護リフトを使用するには、介護リフトのフックに掛止可能な装着具を要介護者を身に付けることが必要とされる(例えば特許文献5〜7)。
介護リフト用装着具は、使用目的や要介護者の障害度合いによって様々な形式の装着具が開発されている。例えば、特許文献5、6は、腰掛けた姿勢で要介護者を吊り上げることのできる装着具を開示しており、これらの装着具は、車椅子や便器の乗り降りに役立つことができる。
特許文献7は、要介護者の自立歩行や自立移乗を阻害しないことを目的として、腰ベルトから下方に延びる一対の体重支持ベルトを有し、この一対の体重支持ベルトは、要介護者の股間を通って背部から腹部に亘って延びる構成の装着具を開示している。
特開2001−327554号公報 特開2004−33533号公報 特開2002−200124号公報 特開2003−153966号公報 特開2003−38584号 特開2003−116937号公報 特開2003−79677号公報
歩行が困難になった要介護者の介護のための製品開発は、主に介護者の労力を軽減することを目的に行われてきた。しかし、特許文献7にも見られるように、もし要介護者の下肢に残存能力があるとすれば、介護者の労力を軽減しつつ要介護者の残存能力を引き出することのできる介護製品が望ましい。
本発明は、要介護者の下肢の残存能力を引き出すことのできる介護リフト用装着具を提供することを目的とする。
本発明の更なる目的は、立位訓練や歩行訓練などのリハビリテーションでも使用可能な介護リフト用装着具を提供することにある。
本発明の別の目的は、要介護者の下半身に対して過度の圧迫を与えることのない介護リフト用装着具を提供することにある。
本発明の更なる目的は、股関節や骨盤の可動性を損なうことのない介護リフト用装着具を提供することにある。
本発明の更なる目的は、要介護者の歩行を、健常者の通常の歩行パターンに可能な限り近づけることのできる介護リフト用装着具を提供することにある。
本発明の別の目的は、介護リフト用装着具を身に付けた要介護者が歩行するのを支援することのできるリフト機能付き歩行車を提供することにある。
上記の技術的課題は、本発明の一つの観点によれば、
要介護者の股間を通る左右一対の体重支持ストラップを備えた介護リフト用装着具を前提として、
要介護者の左右の大腿部の各々に装着可能な、前記体重支持ストラップが移動可能なトンネル部を内股部分に備えた大腿部ベルトを有し、
前記体重支持ストラップが前記トンネル部を通過して要介護者の内股部分を通ることにより、該体重支持ストラップは要介護者の下肢の動きに応じて前記トンネル部内を移動することを特徴とする介護リフト用装着具を提供することにより達成される。
すなわち、本発明の介護リフト用装着具によれば、左右一対の体重支持ストラップが大腿部ベルトのトンネル部を通過して内股部分を通るようにしてあるため、要介護者の体重は体重支持ストラップと大腿部ベルトとを介して支持される。したがって、体重支持ストラップが要介護者の下半身に対して過度の圧迫を加えることはない。したがって、従来のように体重支持ストラップが直接的に要介護者の股間に食い込んで過度の圧迫を加えてしまうことを防止することができる。このことは、要介護者の歩行姿勢にも影響を及ぼす。この点について詳しく説明すると、体重支持ストラップが要介護者の股間に過度の圧迫が加わったときには、要介護者の骨盤や股関節の動きを拘束してしまい、このため要介護者はがに股姿勢の足の運びとなるが、体重支持ストラップを大腿部ベルトの例えば内側に設けたトンネル部を通過させるときには、体重支持ストラップが要介護者の股間に食い込むことがないため、要介護者の骨盤や股関節は比較的自由に動くことができる。
また、要介護者の歩行動作に伴う下肢の前後動や座位姿勢、立位姿勢に伴って、体重支持ストラップはトンネル部の中を移動することができるため、要介護者の下肢の前後の動き妨害することはない。
本発明の好ましい実施の形態では、大腿部ベルトの内股部分に設けたトンネル部が第1〜第3の3つに分割され、第1の分割トンネル部が要介護者の前面に位置し、第2の分割トンネル部が要介護者の内股に位置し、第3の分割トンネル部が要介護者の後面に位置している。また、大腿部ベルトのトンネル部を設けた部位がクッション材で構成され、該クッション材の上縁が波形の輪郭を有する。このような構成を採用することにより、大腿部ベルトの内側に設けた3つの分割トンネル部を体重支持ストラップが通過した状態で要介護者の体重を担うことに伴い、大腿部ベルトの内股部分は相対的に上方に持ち上げられる傾向になるが、当該部分がクッション部材で構成され且つその上縁が波形の輪郭を備えることにより、クッション部材の波形の上縁部分が適度に広がることができ、これによりクッション部材は、要介護者の臀筋、座骨、恥骨を下から優しく支える形状になる。
前述した技術的課題は、本発明の他の観点によれば、
要介護者が装着した介護リフト用装着具を介して要介護者を吊り上げて要介護者の体重を免荷しつつ要介護者が自力で歩行するのを支援するためのリフト機能付き歩行車であって、
要介護者の側方に位置し且つ前後方向に延びる左右一対のフットフレームと、
該フットフレームの前端及び後端に、夫々、設けられた前及び後のキャスターと、
前記フットフレームの前後方向中間部分に設けられた中間車輪と、
前記フットフレームの前後方向中間部分から上方に延び且つ上端に要介護者の腕を載せることのできる肘掛けを備えた肘掛け支柱と、
該肘掛けの前端に設けられ、要介護者が手で把持することのできるハンドルとを有し、
前記中間車輪の接地面が前記前後のキャスターの接地面よりも低い位置となるように設定されていることを特徴とするリフト機能付き歩行車を提供することにより達成される。
このリフト機能付き歩行車によれば、介護リフト用装着具を介してリフトで体重が免荷された要介護者は、その両腕を肘掛けに載せた状態で自己の体重の一部を肘掛けに委ねながら肘掛けの前端のハンドルを手で握った状態で歩行することができる。したがって、リフトで吊り上げられた状態の要介護者は肘掛け及びハンドルのサポートを得ながら歩行できるため安全であるだけでなく、要介護者にとっても安心感を得ることができる。
また、肘掛けを備えた肘掛け支柱の近傍に車輪が設けられているため、この車輪には、肘掛けに委ねた要介護者の重みが加わることになるが、この車輪(中間車輪)がその前後に位置するキャスターよりも接地面が低位となるように設けられているため、リフト機能付き歩行車の進行方向の変更を中間車輪を中心に行うことができるため、要介護者の僅かな動作で歩行車の向きを変えることができる。
本発明の他の目的及び本発明の作用効果は、以下の実施例の詳細な説明から明らかになろう。
図1、図2は実施例の介護リフト用装着具を示し、図1はその正面図であり、図2は背面図である。介護リフト用装着具1は、要介護者を吊り上げるための主要な強度部材として、上下に延びる左右一対のメインストラップ2と、要介護者の胸の部分を包囲する胸ベルト3と、要介護者の腰の部分を包囲する腰ベルト4とで構成されており、これらメインストラップ2、胸ベルト3、腰ベルト4は、自動車のシートベルトのようにナイロン糸などの素材を平織りした比較的滑り易い伸縮性の無い帯状織物から作られている。
メインストラップ2は、要介護者の腰の部分から上方に位置し且つ上端で折り返されて要介護者の前面と背面に沿って上下に延びる上部ストラップ部分5と、要介護者の腰の部分から下方に延びる体重支持ストラップ部分6とに区分してみることができる。上部ストラップ部分5は、その上端部分を2つ折りにして縫い合わせることにより幅狭に作られ、また、上下に離間した2カ所の水平ライン7、8で縫い合わせることにより2つのリング9、10、つまり上リング9と下リング10が形成されている。この上下のリング9又は10は、要介護者の身長に応じて、そのいずれかを使って後述するリフトに掛止される。
介護リフト用装着具1は、要介護者の体幹部つまり腰から胸までを包囲する上着12を更に有する。この上着12は、ショルダー無しのベストの形状又はコルセットの形状を有する。上着12は、通気性を確保するために、数多くの細かい透孔を備えたメッシュ材料から作られるのが好ましい。
胸ベルト3及び腰ベルト4は上着12に縫い付けられて、この上着12と一体化されている。同様に、上部ストラップ部分5も上着12に縫い付けられており、上着の前面及び背面に沿って延びる前側及び後側の上部ストラップ部分5a、5bは胸ベルト3と上着12の前面及び背面とを互いに重ね合わせた状態で縫い付けられおり、また、後側の上部ストラップ部分5bは上着の背面と腰ベルト4とを互い重ね合わせた状態で縫い付けられている。換言すれば、前側の上部ストラップ部分5aは腰ベルト4には縫い付けられておらず、前側の上部ストラップ部分5aの下端はフリーである。
胸ベルト3及び腰ベルト4は、夫々、バックル13、14を有し、このバックル13、14は要介護者の前面に位置している。胸ベルト3及び腰ベルト4は、既知のように、バックル13、14で折り返された端の長さを調整することにより胸ベルト3及び腰ベルト4の有効長さを調整することができる。
上着12は前開きであり、この上着12は面ファスナ(図示せず)を使って前閉じされ、この面ファスナを固定する位置を変えることにより要介護者の体型に合わせることができる。
図3をも参照して、介護リフト用装着具1は、要介護者の大腿部に装着するための大腿部ベルト16を更に有する。この大腿部ベルト16は、要介護者の大腿部の外側に位置する部分に面ファスナ17を有し、この面ファスナ17で固定する位置を変えることにより大腿部ベルト16の有効長さを調整することができる。
大腿部ベルト16は、その内側つまり内股部分に、大腿部ベルト16の長手方向に間隔を隔てて3つの分割トンネル部18〜20を備えている。ナイロン糸などの素材を平織りした伸縮性の無い帯状織物を幅方向に折り畳んだ状態で縫製された幅狭の帯を2つ折りにして、その開放端を大腿部ベルト16に縫い付けることにより各分割トンネル部18〜20が作られている。分割トンネル部18〜20は、例えば樹脂加工を施して滑り易くした内面を有するのが好ましい。第1の分割トンネル部18は大腿部ベルト16の前側に配設され、第2の分割トンネル部19は大腿部ベルト16の内側つまり内股部分に配設され、第3の分割トンネル部20は大腿部ベルト16の後側に配設されている。
大腿部ベルト16は、第1〜第3の分割トンネル部18〜20を設けた内股部分22がクッション材料で構成されている。より詳しくは、大腿部ベルト16の内股部分22は、芯材としてポリエチレンフォームを採用し、その表面を滑りの良いナイロン製の布地で覆って縫製することにより作られている。変形例として、伸縮性を備えたウレタンゴムを内蔵したパイル生地を内股部分22の内面及び外面に縫い付けるようにしてもよい。大腿部ベルト16は内股部分22を除く他の部位23が、サポーターと通称される伸縮可能な且つ装着部位を適度に締め付けることのできる素材、つまりゴムなどを含む伸縮性素材から作られている。クッション部材で構成された内股部分22は、その上縁の縁取り22aが図3から分かるように波形の輪郭を有している。なお、この波形の上縁22aは図1、図2では図示を省略してある。
大腿部ベルト16は、その外側に位置する部分が上方に延びる帯状の拡大部分24を有し、この拡大部分24は、その上端部分に面ファスナ25を備えている。
上述した腰ベルト3には、その両側部に第2の短尺ストラップ26の上端が縫い付けられており、この第2の短尺ストラップ26の下端には折り返し用金具27が取り付けられている。大腿部ベルト16の帯状の拡大部分24の上端部分は、挿通金具27を通過した後に面ファスナ25を使って固定することにより実質的な長さ寸法を調整することができ、これにより拡大部分24に適度な張力を与えた状態でセットすることができる。この大腿部ベルト16の帯状の拡大部分24は、要介護者の臀部の側部に位置する側方懸垂部材を構成して、上着12と大腿部ベルト16の本体との間に適度な張力を与えることができ、これにより要介護者の骨盤の動きが下肢に伝達される。すなわち、要介護者の骨盤の回旋や上下運動、後傾や前傾運動が伸縮可能な帯状拡大部分24によって下肢に伝達することができる。また、この拡大部分24(側方懸垂部材)は、要介護者Sの臀部の側方で上下方向の張力を要介護者Sに対して付与することで、要介護者Sの内股部分を通過した体重支持ストラップ部分6とのバランスを取ることができ、これによりリフトで吊り上げられた要介護者Sの歩行や立位などの動作を自然に近いものにすることができる。
例えば大腿骨の頸部を骨折した要介護者Sを早期に歩行訓練させるのであれば、術瘡部を保護するために、伸縮可能な拡大部分24の内側にお椀状の保護部材や例えばゲル状のクッション材を脱着可能に設け、要介護者Sの臀部の側面と拡大部分24(側方懸垂部材)との間にクッション材などを介在させるようにしてもよい。これによれば、術後の早い段階で術瘡を保護しながら要介護者Sの歩行訓練を開始することができる。
要介護者の前面及び背面にそって上下に延びる前側及び後側の上部ストラップ部分5a、5bのうち後側の上部ストラップ5bは、要介護者の腰の部分から下方が体重支持ストラップ部分6に連なり、この体重支持ストラップ部分6はその一部6aを絞り込んだ形状に縫製されている。体重支持ストラップ部分6の絞り込んだ部分6aは上述したトンネル部18〜20を通過した後に上方に延び、その上端つまり自由端が、要介護者の前面に沿って延びる前側の上部ストラップ部分5aの下端とバックル29を介して連結可能である。
上述した介護リフト用装着具1は、図4〜図6から理解できるように、要介護者Sを例えばベッドの側縁に端座りさせた状態で、介護者Cの手で先ず上着12を着せ、次いで、胸ベルト3及び腰ベルト4をバックル13、14で固定する(図4)。この作業は、介護者Cが要介護者Sの前方に位置しながら行うことができる。
次いで、要介護者Sの大腿部に大腿部ベルト16を巻き付けて面ファスナ17で固定し(図5)、その次に、体重支持ストラップ部分6の端を手にして、この体重支持ストラップ部分6の自由端を前側の上部ストラップ部分5aの下端にバックル29で連結する(図6)。
前側の上部ストラップ部分5aは、その下端が要介護者Sの臍の両側に位置する高さ位置まで延びており、この前側の上部ストラップ部分5aは、その下端の近傍まで上着12に縫い付けられて上着12と一体化されている。したがって、この前側の上部ストラップ部分5aの下端と体重支持ストラップ部分6の自由端とを連結するバックル29は、要介護者Sの臍の側方に位置している。
以上の作業で、要介護者Sに介護リフト用装着具1を身に付けさせることができる。当業者であれば、この説明から理解できるように、実施例の介護リフト用装着具1にあっては、要介護者Sの腰を浮かせたり動かしたりする必要はなく、したがって、介護リフト用装着具1を要介護者Sに装着するのに介護者Cは大した労力を必要としない。
また、メインストラップ2、胸ベルト3、腰ベルト4が縫い込まれている上着12を着用した要介護者Sに胸ベルト3及び腰ベルト4をしっかり固定することにより、要介護者Sをリフトで吊り上げたときの上着12のずり上がりを防止することができる。また、上着12が要介護者Sの脇の下と当接する部分に、クッション材からなる脇パッド30(図1など参照)を設けることにより上着12のずり上がりに伴う要介護者Sの不快感を防止することができる。
要介護者Sの体型や身長差などは、上着12の面ファスナ、胸ベルト3及び腰ベルト4のバックル13、14のベルト長さの調整により吸収することができる。また、要介護者Sを吊り上げる左右のメインストラップ2の各々が、体重支持ストラップ部分6を含めて連続した一本のテープ材料で作られているため、要介護者Sの体重をメインストラップ2によって効率的に支持することができる。また、要介護リフト用装着具1にあっては、従来のようにストラップで要介護者Sを吊り上げるという視点だけでなく、メインストラップ2に関連付けられた、胸ベルト3、腰ベルト4及び要介護者Sの上半身を包囲する上着1が一緒になって要介護者Sの上半身の全体に包み込みながら吊り上げるようにしてあるため、要介護者Sの局部に部分的に圧迫力が集中することを回避することができる。
介護リフト用装着具1を身に付けた要介護者Sは、要介護者Sの両肩からフリーになる左右のメインストラップ2の上端の上段リング9又は下段リング10を両耳の側方の近傍に位置させて、その何れか一方のリング9(10)を例えば医療施設や介護施設などに多く見られる天井に移動可能に設置されたリフトのハンガー形フック32(図7)に掛止して吊り上げることにより、歩行訓練を行うことができる。要介護者Sをリフトで吊り上げた状態で歩行させるには、前方方向の推進力を損なわない配慮が必要となる。このことから、上段リング9、下段リング10は、リフトで要介護者Sを吊り上げたときに、要介護者Sが若干前傾姿勢となるように、要介護者Sの肩中心から、例えば約2cm後方に位置するように設定するのが好ましく、メインストラップ2が要介護者Sの胸を圧迫するのを和らげるために、要介護者Sの胸がメインストラップ2と当接する部分に胸パッド34(図1などを参照)が設けるのが好ましい。
要介護者Sの足の運び及び足の向きが例えば外側に開く傾向にあるときには、例えば、左側の体重支持ストラップ部分6の自由端を右側の上部ストラップ部分5aの下端に連結し、右側の体重支持ストラップ部分6の自由端を左側の上部ストラップ部分5aの下端に連結して、左右の体重支持ストラップ部分6、6を要介護者Sの下腹部でクロスさせるようにしてもよく、これにより要介護者Sの足の運び及び足の向きを矯正することができる。
図8〜図10は、歩行訓練に好適なリフト機能付き歩行車を示す。このリフト機能付き歩行車40は、左右一対のフットフレーム41、41を有し、このフットフレーム41は、要介護者Sの側方に位置して前後方向に延びている。左右のフットフレーム41、41の前端部分を互いに連結するプレート42には左右一対のメイン支柱43、43及びボックス44が固設され、このボックス44内には、バッテリーやウインチ(図示せず)などが搭載されている。
メイン支柱43はその上下方向長さが要介護者Sの身長よりも若干高く、メイン支柱43の上端には、後方に延びる水平アーム45が固設され、この水平アーム45の後端は要介護者Sの耳の上方に位置している。変形例として、メイン支柱43の上部を後方に湾曲させて、メイン支柱43の上端が要介護者Sの耳の上方に位置するようにしてもよい。
水平アーム45の後端から要介護者Sを吊り上げるためのワイヤ又は強化ベルト46が垂下して、その下端にフック47が取り付けられている。ワイヤ又は強化ベルト46は、水平アーム45及びメイン支柱43の中を通過してウインチに関連付けられており、ウインチの動作によってフック47を上下動させることができる。
リフト機能付き歩行車40は要介護者Sの前腕を載せることのできる肘掛け48を有し、その前端にはハンドル49が設けられている。
この肘掛け48は、フットフレーム41の前後方向中間部分から起立する中間支柱50の上端に固設されており、中間支柱50はその長さ寸法が調整可能であり、肘掛け48の高さ位置を要介護者Sの使い勝手のよい高さに調整することができる。
フットフレーム41には、その前端と後端に前側キャスター51、後側キャスター52が設けられている。これら前側及び後側のキャスター51、52は自由に向きを変えることができ、また、ストッパ機能を有する。フットフレーム41の中間部分には、追加の車輪53が設けられている。この追加の車輪53はその走行方向が前後方向となるように配向された状態でフットフレーム41に取り付けられている。この追加の車輪53は接地面が前側及び後側のキャスター51、52の接地面よりも若干低位となるようにその高さ位置が設定されている。すなわち、前側キャスター51と後側キャスター52はその接地面が共通の水平面となるように設定されており、追加の車輪53はこれよりも約2mmだけ低位に接地するように設定されている。
要介護者Sは、肘掛け48に前腕を載せて体重の一部を預けながらハンドル49を握り、歩行車40の向きを変えるように動作することにより、要介護者Sの体重を実質的に担っている追加の車輪53を中心に歩行車40の走行方向を変えることができる。
リフト機能付き歩行車40は、その前部に略水平位置と略垂直位置とを取ることのできる足載せ台55を有し、この足載せ台55に足を載せることにより、介護者Cが歩行車40の前端に設けられた操作ハンドル57を握って歩行車40を引っ張って要介護者Sを搬送することができる(図10)。足載せ台55に足を載せたときに要介護者Sの膝を受け止めるための膝パッド58をボックス44の後面に設けるのが好ましい。なお、フック47の上げ下げは、手持ち式コントローラ59を使って行うことができる。
以上、リフト機能付き歩行車40を図面に基づいて説明したが、以下の変形例であってもよい。
(1)メイン支柱43を昇降可能にし、これをアクチュエータ又は手動で動作させて、要介護者Sの身長に応じてメイン支柱43の有効高さ寸法を変化させるようにしてもよい。
(2)メイン支柱43を昇降動させるようにした場合には、メイン支柱43の上端(水平アーム45の後端)に、この上端から直接的に垂下するフック47を取り付けるようにしてもよい。
(3)メイン支柱43を昇降動させるようにした場合には、要介護者Sの身長に応じたメイン支柱43の有効高さ寸法にセットした後に、ウインチを作動させてフック47を上昇動作させて要介護者Sを吊り上げるようにしてもよい。
(4)ウインチの代わりにフック47の上下動を手動で行うようにしてもよい。
介護リフト用装着具の正面図である。 介護リフト用装着具の背面図である。 介護リフト用装着具の一部を構成する大腿部ベルトの正面図である。 要介護者に介護リフト用装着具を取り付ける過程を説明するための図である。 要介護者に介護リフト用装着具を取り付ける過程を説明するための図である。 要介護者に介護リフト用装着具を取り付ける過程を説明するための図である。 介護リフト用装着具を身に付けた要介護者が例えば医療施設のリフトを使って歩行訓練を行っている様子を説明するための図である。 要介護者が歩行訓練するのに都合の良いリフト機能付き歩行車の斜視図である。 介護リフト用装着具を身に付けた要介護者が図8のリフト機能付き歩行車を使って歩行訓練を行っている様子を説明するための図である。 介護リフト用装着具を身に付けた要介護者が図8のリフト機能付き歩行車を使って搬送される様子を説明するための図である。
符号の説明
1 介護リフト用装着具
2 メインストラップ
3 胸ベルト
4 腰ベルト
5 上部ストラップ部分
5a 前側の上部ストラップ部分
5b 後側の上部ストラップ部分
6 体重支持ストラップ部分
9 上段リング
10 下段リング
12 上着
13 胸ベルトのバックル
14 腰ベルトのバックル
29 メインストラップのバックル
16 大腿部ベルト
18 前側の分割トンネル部
19 内股部分の分割トンネル部
20 外側の分割トンネル部
22a 波形輪郭の上縁
24 大腿部ベルトの拡大部分(側方懸垂部材)
30 脇パッド
34 胸パッド
40 リフト機能付き歩行車
41 フットフレーム
43 メイン支柱
45 水平アーム
47 フック
48 肘掛け
49 ハンドル
50 中間支柱
51 前側キャスター
52 後側キャスター
53 追加の車輪
55 足載せ台
58 膝パッド
C 介護者
S 要介護者

Claims (15)

  1. 要介護者の股間を通る左右一対の体重支持ストラップを備えた介護リフト用装着具において、
    要介護者の左右の大腿部の各々に装着可能な、前記体重支持ストラップが移動可能なトンネル部を内股部分に備えた大腿部ベルトを有し、
    前記体重支持ストラップが前記トンネル部を通過して要介護者の内股部分を通ることにより、該体重支持ストラップは要介護者の下肢の動きに応じて前記トンネル部内を移動することを特徴とする介護リフト用装着具。
  2. 要介護者に装着すると共に介護リフトのフックに掛止させることにより、介護リフトを使って要介護者を吊り上げるための介護リフト用装着具であって、
    要介護者の腹部と背部との間に延びる左右の体重支持ストラップと、
    要介護者の左右の大腿部の各々に装着可能な、前記体重支持ストラップが移動可能なトンネル部を内股部分に備えた大腿部ベルトとを有し、
    前記体重支持ストラップは、要介護者の背部から下方に延びた後に前記大腿部ベルトの前記トンネル部を通過して要介護者の内股部分を通った後に要介護者の腹部まで上方に延び、該体重支持ストラップが要介護者の下肢の動きに応じて前記トンネル部内を移動可能であることを特徴とする介護リフト用装着具。
  3. 前記トンネル部が第1〜第3の3つに分割され、第1の分割トンネル部が要介護者の前面に位置し、第2の分割トンネル部が要介護者の内股に位置し、第3の分割トンネル部が要介護者の後面に位置している、請求項1又は2に記載の介護リフト用装着具。
  4. 前記大腿部ベルトの前記トンネル部が設けられた部位がクッション材で構成され、該クッション材の上縁が波状の輪郭を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の介護リフト用装着具。
  5. 要介護者の上半身の前面と背面に沿って上下に延び、上端が介護リフトのフックに掛止可能な左右一対の上部ストラップを更に有し、
    前記体重支持ストラップの各々が、これに対応する前記上部ストラップに連結可能である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の介護リフト用装着具。
  6. 介護リフトに掛止可能なリングを上端に備え、要介護者の体幹部の前面及び背面に沿って下方に延びる左右一対の前側及び後側のストラップと、
    要介護者の左右の大腿部を包囲し、その内股部分にトンネル部を備えた大腿部ベルトとを有し、
    前記前側のストラップは、その下端が要介護者の腹部に位置し、
    前記後側のストラップは、要介護者の臀部から下方に延びて前記トンネル部を通過することにより要介護者の股間を通って上方に延び、該後側のストラップの端が、前記前側のストラップの下端とバックルを介して連結可能であることを特徴とする介護リフト用装着具。
  7. 要介護者の体幹部を包囲し、要介護者の脇の下と当接する部分に脇パッドを備えた上着と、
    該上着の前面と背面とに縫い付けられて上下に延び且つ上端部が介護リフトのフックに掛止可能なリングを備えた左右の上部ストラップと、
    該左右の上部ストラップを横断して横方向に延び且つ前記上着に縫い付けられた胸ベルト及び腰ベルトと、
    前記上部ストラップの下端から連続的に且つ要介護者の腹部と背部との間に延びる左右の体重支持ストラップと、
    要介護者の左右の大腿部の各々に装着可能な大腿部ベルトであって、該大腿部ベルトの内側に設けられ且つ前記体重支持ストラップが移動可能なトンネル部を備えた大腿部ベルトと、
    該大腿部ベルトの外側に位置する部分と、前記上着又は前記腰ベルトの外側に位置する部分との間に亘って上下に延び且つ骨盤の動きを下肢に伝達するための伸縮可能な側方懸垂部材とを有し、
    前記体重支持ストラップは、要介護者の腹部から下方に延びた後に、各体重支持ストラップが対応する前記大腿部ベルトの前記トンネル部に案内されて要介護者の内股部分を通過して後方に回り込んだ後に要介護者の背部まで上方に延び、要介護者の左右の下肢の動きに応じて前記体重支持ストラップが前記トンネル部の中を移動することを特徴とする介護リフト用装着具。
  8. 前記リングが、前記介護リフト用装着具を身に付けた介護者が前記リフトで吊り上げられたときに、介護者が前傾姿勢となる位置に設けられている、請求項6又は7に記載の介護リフト用装着具。
  9. 前記トンネル部が滑り易い材料から作られている、請求項8に記載の介護リフト用装着具。
  10. 要介護者が装着した介護リフト用装着具を介して要介護者を吊り上げて要介護者の体重を免荷しつつ要介護者が自力で歩行するのを支援するためのリフト機能付き歩行車であって、
    要介護者の側方に位置し且つ前後方向に延びる左右一対のフットフレームと、
    該フットフレームの前端及び後端に、夫々、設けられた前及び後のキャスターと、
    前記フットフレームの前後方向中間部分に設けられた中間車輪と、
    前記フットフレームの前後方向中間部分から上方に延び且つ上端に要介護者の腕を載せることのできる肘掛けを備えた肘掛け支柱と、
    該肘掛けの前端に設けられ、要介護者が手で把持することのできるハンドルとを有し、
    前記中間車輪の接地面が前記前後のキャスターの接地面よりも低い位置となるように設定されていることを特徴とするリフト機能付き歩行車。
  11. 前記肘掛け支柱が高さ調整可能である、請求項10に記載のリフト機能付き歩行車。
  12. 要介護者の前方に位置し、その上端が要介護者の両肩の上方に位置する左右一対のメイン支柱と、
    該メイン支柱の上端から下方に垂下し、前記介護リフト用装着具から上方に延びるストラップの上端が掛止可能なフックと、
    該フックを上下に移動させる駆動機構とを更に有する、請求項10又は11に記載のリフト機能付き歩行車。
  13. 要介護者の前方に位置し、その上端が要介護者の両肩の上方に位置する左右一対の上下に昇降可能なメイン支柱と、
    該メイン支柱の上端から下方に垂下し、前記介護リフト用装着具から上方に延びるストラップの上端が掛止可能なフックと、
    前記メイン支柱の有効長さを変化させるための駆動機構と更に有する請求項10又は11に記載のリフト機能付き歩行車。
    該フックを上下に移動させる駆動機構とを更に有する、請求項10又は11に記載のリフト機能付き歩行車。
  14. 要介護者が足を載せることのできる足載せ台を更に有する、請求項12又は13に記載のリフト機能付き歩行車。
  15. 前記足載せ台に要介護者が足を載せたときに、要介護者の膝を受ける膝パッドを更に有する、請求項14に記載のリフト機能付き歩行車。
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