JP2013017662A - 介護用リフト用吊り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来より、お年寄りや病人など体の不自由な人向けの生活補助具としてまた介護用としてリフトやクレーンを利用した補助機械がある。しかしながら、上記のものは確かに高い所に格納できるため健常者である介護人にかかる負担は減り便利であるが、非介護人には高い所へ行けても何の利益もない、非介護人にとっては限定的である横の動きから解放されることこそが最大の利益といえる。
【解決手段】
病人又は老人、身体不自由人の寝て居る上より吊具を取り付ける吊具であって、吊り上げた姿勢が車椅子、腰掛け、トイレ、お風呂などにマッチした腰かけ状態で吊り上げる吊り具を発明した。
【選択図】 図１
【解決手段】
病人又は老人、身体不自由人の寝て居る上より吊具を取り付ける吊具であって、吊り上げた姿勢が車椅子、腰掛け、トイレ、お風呂などにマッチした腰かけ状態で吊り上げる吊り具を発明した。
【選択図】 図１
Description
本発明は、要介護者を介護用リフトにて吊り上げて移動する際に用いられる介護リフト用吊り具に関するものである。
従来よりお年寄りや病人など、体の不自由な人には生活補助としてまた介護用としてリ
フトやクレーンを利用した補助機械がある、例えば一般的日本家屋に設置するためにでき
るだけ高い所に格納できるように工夫されたもの(特開2004-089427)、またレールごと天
井に取り付けたもの(特開2001-212187)などがある。
フトやクレーンを利用した補助機械がある、例えば一般的日本家屋に設置するためにでき
るだけ高い所に格納できるように工夫されたもの(特開2004-089427)、またレールごと天
井に取り付けたもの(特開2001-212187)などがある。
しかしながら、上記のものは確かに高い所に格納できるため健常者である介護人にかかる負担は減り便利であるが、非介護人には高い所へ行けても何の利益もない、非介護人にとっては限定的である横の動きから解放されることこそが最大の利益といえる。病人又は老人、身体不自由人の寝て居る上より吊具を取り付ける吊具であって、吊り上げた姿勢が車椅子、腰掛け、トイレ、お風呂などにマッチした腰かけ状態で吊り上げる吊り具が望まれている。
老人または患者が寝たままの状態の上部より本吊具を取付バンドで固定し、車いすやトイレ等体をＮ字型に成るよう吊具を使用介護人の安全と重労働より開放し患者または老人も快適に行動できる。被介護者の体の前方側に取り付ける介護リフト用吊り具であって、該介護リフト用吊り具は、被介護者の頭部固定部と胸腹固定部と腿部固定部と、該胸腹固定部から被介護者の前方側に延長して設けられたフック部とを有し、該各固定部と被介護者とを各々バンドにて固定し、該フック部にて介護リフトと接続することを特徴とする介護リフト用吊り具である。
本発明は吊り具を被介護者の体の胸部等表側に取り付けることにより、被介護者を抱きかかえることなく、被介護者を移動させることができる吊り具である。
本発明の吊り具で被介護者をベッド等から吊り上げると、椅子に腰かけたままの姿勢で吊り上げることができるので、介護の３大目的であるトイレ、車椅子の乗り降り、風呂の出入りが簡単にできるようになり、介護人の負担が大幅に減じ、したがって腰痛にもなりにくい。
本発明の吊り具で被介護者をベッド等から吊り上げると、椅子に腰かけたままの姿勢で吊り上げることができるので、介護の３大目的であるトイレ、車椅子の乗り降り、風呂の出入りが簡単にできるようになり、介護人の負担が大幅に減じ、したがって腰痛にもなりにくい。
本発明の実施の形態を図面を使いながら説明する。
図１はベッドより被介護者を吊り上げてポータブルトイレに移動させる図である。左側の車椅子及び風呂の場合も同様である。図２は被介護者に本発明の介護リフト用吊り具を装着し、順次吊り上げる行程を説明し、最後に腰掛けの姿勢になることを説明したものである。図３は被介護者に吊り具を各固定部でバンドを使って装着固定した図である。図４は本発明の介護リフト用吊り具の全体図である。図５はベッドと被介護者の背中との隙間に差し込んでバンドを引出して装着を楽にする道具である。
図４中、１は介護リフト用吊り具の本体であり、２は頭部固定部、３は胸腹固定部、４は腰部固定部、５は腿部固定部、６はフック部、７は座高調整部、８は頭部固定バンド、９と１０は胸腹固定バンド、１１は腰部固定バンド、１２は腿部固定バンドである。
本発明の介護リフト用吊り具の使用方法を説明する。ベッド等に横になっている被介護者の体前面側に介護リフト用吊り具１を配し、被介護者の頭部を頭部固定バンド８にて頭部固定部２に固定し、胸と腹を胸腹固定バンド９，１０にて胸腹固定部３に固定し、腰を腰部固定バンド１１にて腰部固定部４に固定し、腿を腿部固定バンド１２にて腿部固定部５に固定する。被介護者の体の大きさに応じて座高調整部７にて吊り具の長さを調整できる。また、ベッドと被介護者の隙間にバンドを通す際に、図５の道具を使うと効率的である。図５の１５部分にバンドを固定して、取っ手１４にて被介護者の体の下とベッドとの隙間にバンドを通すことができる。被介護者に吊り具を固定したら、次いで介護リフトにフック部６を接続する。
寝ている患者又は老人の上半身を吊り具によって起こす、安全を見てさらに上げるとＮ字型（腰掛けた状態）に吊り上がる。これをリフトで車いす、トイレ、風呂等の上部に移動し、徐々におろしながら安定しましたらバンドを外し作業行い終了しましたら以上の逆の工程で実行します。従来は介護人が非介護者を抱き上げて車椅子、トイレ、風呂に入れていたが、リフト・クレーンおよび本発明の吊り具を使用することにより大幅に能率が上がり介護人１人で３人前の仕事が可能となった特殊吊り具である。
図１はベッドより被介護者を吊り上げてポータブルトイレに移動させる図である。左側の車椅子及び風呂の場合も同様である。図２は被介護者に本発明の介護リフト用吊り具を装着し、順次吊り上げる行程を説明し、最後に腰掛けの姿勢になることを説明したものである。図３は被介護者に吊り具を各固定部でバンドを使って装着固定した図である。図４は本発明の介護リフト用吊り具の全体図である。図５はベッドと被介護者の背中との隙間に差し込んでバンドを引出して装着を楽にする道具である。
図４中、１は介護リフト用吊り具の本体であり、２は頭部固定部、３は胸腹固定部、４は腰部固定部、５は腿部固定部、６はフック部、７は座高調整部、８は頭部固定バンド、９と１０は胸腹固定バンド、１１は腰部固定バンド、１２は腿部固定バンドである。
本発明の介護リフト用吊り具の使用方法を説明する。ベッド等に横になっている被介護者の体前面側に介護リフト用吊り具１を配し、被介護者の頭部を頭部固定バンド８にて頭部固定部２に固定し、胸と腹を胸腹固定バンド９，１０にて胸腹固定部３に固定し、腰を腰部固定バンド１１にて腰部固定部４に固定し、腿を腿部固定バンド１２にて腿部固定部５に固定する。被介護者の体の大きさに応じて座高調整部７にて吊り具の長さを調整できる。また、ベッドと被介護者の隙間にバンドを通す際に、図５の道具を使うと効率的である。図５の１５部分にバンドを固定して、取っ手１４にて被介護者の体の下とベッドとの隙間にバンドを通すことができる。被介護者に吊り具を固定したら、次いで介護リフトにフック部６を接続する。
寝ている患者又は老人の上半身を吊り具によって起こす、安全を見てさらに上げるとＮ字型（腰掛けた状態）に吊り上がる。これをリフトで車いす、トイレ、風呂等の上部に移動し、徐々におろしながら安定しましたらバンドを外し作業行い終了しましたら以上の逆の工程で実行します。従来は介護人が非介護者を抱き上げて車椅子、トイレ、風呂に入れていたが、リフト・クレーンおよび本発明の吊り具を使用することにより大幅に能率が上がり介護人１人で３人前の仕事が可能となった特殊吊り具である。
１ 介護リフト用吊り具
２ 頭部固定部
３ 胸腹固定部
４ 腰部固定部
５ 腿部固定部
６ フック部
７ 座高調整部
８ 頭部固定バンド
９、１０ 胸腹固定バンド
１１ 腰部固定バンド
１２ 腿部固定バンド
２ 頭部固定部
３ 胸腹固定部
４ 腰部固定部
５ 腿部固定部
６ フック部
７ 座高調整部
８ 頭部固定バンド
９、１０ 胸腹固定バンド
１１ 腰部固定バンド
１２ 腿部固定バンド
Claims (1)
- 被介護者の体の前方側に取り付ける介護リフト用吊り具であって、該介護リフト用吊り具は、被介護者の頭部固定部と胸腹固定部と腰部固定部と腿部固定部と、該胸腹固定部から被介護者の前方側に延長して設けられたフック部とを有し、該各固定部と被介護者とを各々バンドにて固定し、該フック部にて介護リフトと接続することを特徴とする介護リフト用吊り具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011153475A JP2013017662A (ja) | 2011-07-12 | 2011-07-12 | 介護用リフト用吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011153475A JP2013017662A (ja) | 2011-07-12 | 2011-07-12 | 介護用リフト用吊り具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013017662A true JP2013017662A (ja) | 2013-01-31 |
Family
ID=47689706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011153475A Pending JP2013017662A (ja) | 2011-07-12 | 2011-07-12 | 介護用リフト用吊り具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013017662A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005312600A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Funaki Gishi:Kk | 介護リフト用装着具及びリフト機能付き歩行車 |
| JP2008036100A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Moritoo:Kk | スリングシート |
| JP2010075536A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Kinji Iwauchi | 介護用特殊吊具 |
| JP3159529U (ja) * | 2010-02-01 | 2010-05-27 | 天群医療企業股▲ふん▼有限公司 | 多機能のスライディングシート |
-
2011
- 2011-07-12 JP JP2011153475A patent/JP2013017662A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005312600A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Funaki Gishi:Kk | 介護リフト用装着具及びリフト機能付き歩行車 |
| JP2008036100A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Moritoo:Kk | スリングシート |
| JP2010075536A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Kinji Iwauchi | 介護用特殊吊具 |
| JP3159529U (ja) * | 2010-02-01 | 2010-05-27 | 天群医療企業股▲ふん▼有限公司 | 多機能のスライディングシート |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121218 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130514 |