JP2011194198A - 移乗装置 - Google Patents

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JP2011194198A
JP2011194198A JP2010089009A JP2010089009A JP2011194198A JP 2011194198 A JP2011194198 A JP 2011194198A JP 2010089009 A JP2010089009 A JP 2010089009A JP 2010089009 A JP2010089009 A JP 2010089009A JP 2011194198 A JP2011194198 A JP 2011194198A
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Osamu Yokota
修 横田
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Abstract

【課題】 要介護者をベッド23から車椅子20や簡易浴槽25などへの移乗介護する時、介護者の肉体的な負担や、要介護者の精神的負担に付いても解消されていない。
【解決手段】 ベッド前後に設けた身体落下防止枠兼、ロープコントロール機構収納枠の中に、身体吊下げ用ロープコントローラを8カ所に挿入し、ロープ先端のワンタッチフック8により、当装置専用の身体吊下げ用シーツの端に連結した状態でその枠を上昇させ、要介護者を吊り下げた状態になった時、ベッド手前にセットした車椅子20をベッド23を折りたたみながら要介護者の真下までスライド移動させた後、下降操作することにより、要介護者を簡単に移乗させることが出来る。
【選択図】図4

Description

本発明は、寝たきりの病人、高齢者、障害者など支援を必要とする要介護者をベッドから車椅子20やトイレ及び簡易浴槽25などに移送する為の人体移乗装置改良に関するものである。
要介護者のベッドから車椅子やトイレなどへの移乗装置として種々の構造のものがある。例えば、特許文献1に開示されている様な車椅子への移乗時や、特許文献2に開示されている様なトイレへの移乗時に於いて、要介護者及び介護者の負担を少なくする装置なども開発されている。
特許公開2002−665 登録実用新案第3033171号
要介護者が日常生活する上で、介護者の手を借りる行為として重要な移乗支援があるが、現状の移乗装置では準備作業時間や吊り下げ状態での移動に伴う恐怖心から、移乗装置の導入を行なわないか、又は導入後使用されていないことにより、介護者や要介護者の肉体的負担を完全に取り除く事が出来ていない現状に対し、早期解決を求められている課題と言える。
そこで、本発明は上記問題に永年取り組み研究した結果、本発明を成し得たものであり、介護ベッドの前後にある身体落下防止枠の代用としてロープコントロール機構収納枠21をベッド前後に各一本設けたこと。
吊下げ機材及び機構の挿入数は、ロープコントロール機構収納枠21当たり4個で合計8個とし、吊下げ機材であるロープ6の後端は、ループ状に設置したチェーンのロープ端固定部7に固定すると共に、その片側のスプロケットにロープ引き込みゼンマイ付スプロケット1と他の片側のスプロケットには回転ロック機構3,5を設けたこと。
そのロック機構は、操作カム駆動用マイクロモータ5を使用する共に、コントローラの故障などで人体吊下げ中ロック解除信号が出ても、身体吊下げ状態ではロック解除がされない安全なセルフロック機構3,4としたこと。
ベッド前後に設けたロープコントロール機構収納枠21の両端となる4カ所を上下するスライド機構17,18とチェーンの一端とを固定し、駆動シャフト両端にスプロケットを設けたこと。
その駆動シャフトには、セルフロック機能を有するウォーム減速機11の出力軸14と要介護者の体重や吊下げ機構などの重力を相殺する為のトルクモータ16を設置し、入力軸12には小型位置決めモータ13を連結させたこと。
ベッド手前にセットする車椅子20やトイレなどを仰向きに傾斜させながらベッド内にスライド移動させる動作と同期して、ベッドをベッド後方に折りたたむ機構としたこと。
本発明による移乗装置は、色々な目的の機器への移乗を簡単な操作のみで行なうことにより、介護に係わる肉体的負担を伴わないだけでなく、要介護者自身の操作でも可能になることで、介護に係わる多くの問題を軽減化し、実用上極めて有益な効果を有するものである。
発明を実施する為の最良の形態
ベッド前後に設けた合計8カ所の吊り下げ機構の個別制御が可能であることから、各種の機器への移乗だけでなく、尻とかかと部の重圧が軽くなるレベルまで、背中と膝部を上昇させる事により、床ずれの発生を防止すると共に、ベッド上に寝た状態でのひざの曲げ伸ばしや屈伸動作などのリハビリ支援も可能である。
図1は、身体吊下げ用ロープコントローラ機構であり、ロープを引き込む時はゼンマイ付スプロケット1によりおこなわれる。この時、スプロケットロックアーム3はロック用アーム操作カム4を操作カム駆動用マイクロモータ5により、フリー状態にしている。又、身体吊下げ時には逆の動作にしロック状態とした上で、上下スライド機構17、18を駆動する事により行なわれる。
図2は、身体吊下げ上下スライド部を駆動部する為の動力部で、セルフロック付のウォーム減速機11を使用し、入力軸12に位置決め小型モータを連結すると共に、出力軸14にはチェーン15を介して重力相殺用減速機付トルクモータを設置している。このダブルモータ駆動により、各動作に於ける駆動力を最少にする事が出来る。
図3は、傾き動作機能付スライド搬送台19にリクライニング車椅子20をセットし、要介護者が布団の中で寝た状態から、車椅子に移乗するスタート状態で上下スライド機構17,18とロープコントロール機構21により、要介護者を身体吊下げ用シーツ22を使用して吊下げ状態にする事が出来る。
図4は、要介護者を吊下げ状態にした後、車椅子を傾けた状態にし要介護者の真下まで待避機能付二つ折りベッド23と連動して移動する。その後、要介護者を車椅子20上に降ろした後傾けた車椅子20を起こして行く。その場で休憩する場合は必要ではないが、ベッド外に移動する場合はワンタッチフック8により、ロープ6と切り離すことになる。又、トイレへの移動に付いても同様な動作になるが、いずれの場合も要介護者の吊下げた状態が移乗機器の位置と合わす為、一定である必要がある。しかし、吊下げ開始時の要介護者の位置が一定でない為、そのまま同じ動作で吊り上げた場合ずれることになる。このずれを自動補正する為ロープの引き出し量をポテンションメータ10により管理することで可能にしている。つまり、寝ている要介護者がセンターである場合は、ロープをロックする前の状態は前後に対応するロープの引き出し量は同じとなるが、ずれている場合ずれ量に応じてその差が大きくなることから、この量をロープのロックするタイミングに変換する事で可能にしている。
図5は、入浴専用の吊下げネット24で要介護者を吊下げた後、その真下に介護用簡易浴槽をセットし、浴槽内に降ろして行く様子をあらわしている。この時は、ロープコントロール機構収納枠に面ファスナーで取り付けている掛け布団は取り外す事になるが、それ以外は取り外す必要ない。
ロープコントロール機構を表した図である。 身体吊下げ上下駆動部を表した図である。。 前後搬送スライド部に車椅子をセットした状態を表した図である。 車椅子への移乗を完了した状態を表した図である。 ネットを使用し、介護用簡易浴槽へ搬送中の状態を表した図である。
1 ロープ引き込みゼンマイ付スプロケット
2 ロープ操作用チェーン
3 スプロケットロック用アーム
4 ロック用アーム操作カム
5 操作カム駆動用マイクロモータ
6 身体吊下げ用ロープ
7 ロープ端固定部
8 ワンタッチフック
9 ポテンションメータ用ギヤ
10 ポテンションメータ
11 ウォーム減速機
12 ウォーム減速機入力軸
13 位置決め小型モータ
14 ウォーム減速機出力軸
15 チェーン
16 重力相殺用減速機付トルクモータ
17 頭側上下スライド機構
18 足側上下スライド機構
19 傾き動作付スライド搬送台
20 車椅子
21 ロープコントロール機構収納枠
22 身体吊下げ用シーツ
23 二つ折り待避機能付ベッド
24 身体吊下げ用ネット
25 介護用簡易浴槽

Claims (2)

  1. ベッドの前後にベッドからの身体落下防止用枠を設け、その枠の中に人体吊下げ用ロープ6の長さを自由に調整出来るロープコントロール機構を8カ所に挿入した上で、セルフロック機能を有するウオーム減速機11を介して上下位置決めを行なうと共に、ベッド手前に置かれた移乗機器をベッド内部に出し入れする仰向き傾斜機能付前後スライド機構19と同期してベッドを待避させる為のベッド後方への折りたたみ待避機構を設けた事を特徴とする移乗装置。
  2. 移乗動作時の安全対策として、身体位置や動作状態を把握する為のロープ引き出し量管理ポテンションメータ10を8カ所すべてのロープコントローラに設置すると共に、上下スライド位置決め駆動部には駆動トルクを最少にする為、ウオーム減速機出力軸14に重力相殺用のトルクモータ16を設置した事を特徴とする移乗装置。
JP2010089009A 2010-03-18 2010-03-18 移乗装置 Pending JP2011194198A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103565602A (zh) * 2012-08-12 2014-02-12 张伟 医用吊运床车
CN110251328A (zh) * 2019-06-24 2019-09-20 广东工业大学 一种多功能护理床

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