JP3201256U - トイレで脱着しない安全穴開きズボン - Google Patents

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Abstract

【課題】身体の不自由な人の介助作業において、被介助者がトイレでズボンの脱着をすることなく用便が出来る穴開きズボンを提供する。【解決手段】ズボンの前に股下から腰骨の上の部分(以下「胴周り」という)まで下から上に向って開くファスナー2をつけて、ズボンの腰骨の周りの部分(以下「腰周り」という)の前の部分を開閉できるようにし、ズボンの後ろの腰周りを左右の布を縫合わせずに重ね合わせて開けるようにして覆っておいて、股下の部分を前のファスナー2の開き始めの部分と左右それぞれ別に繋げて、ファスナー2を開いたときに腰周りの重ねた部分も大きく開くことが出来るようにし、胴周りの前の部分の左右をファスナーの終端で繋げ、後ろをズボンの胴周りの長さを調整できる長い面ファスナーで繋げ、両横を胴回りの長さを調節できるゴムベルト9、10で繋いで、胴周りを閉じる。【選択図】図2

Description

本考案は股下に大きな穴を開けることが出来、トイレで被介護者の体を持ち上げてズボンを脱着しないでも安全に用便が出来る穴開きズボンに関するものである
高齢者施設や障害者施設で寝たきりの人などの介護を必要とする人をトイレで介助するとき、介助者は被介助者の体を持ち上げて下着とズボンを脱着している。女性や子供の介助者では重量のある被解除者を持ち上げることが出来ず家庭での介助が出来なかった。このため被介護者は施設などで力のある介助者による介護が行われている。しかし、1日に8回のトイレの介助を行うと年間3000回の介助作業が被介助者が死ぬまで続いて終わりが無く、介助者の心の燃え尽き症候群が発生する事例がある。また、介助者の腰痛も発生している。また、中腰で体を持ち上げて行う作業は安定性に欠け介助作業ミスによる被介護者の転落により被介護者の顔や頭などに損傷が発生する事例が発生しており、被介助者に恐怖心が生じていて、安全な介護現場の実現が望まれている。この対策として、過去からトイレ介助用に穴の開いた下着や穴開きパンツが開発されている。しかし、利用が進まず、また、被介助者の体を介助者が持ち上げてズボンを脱着する危険な作業を禁止する法律も制定されておらず、介護現場ではトイレ介助作業で被介助者の体を持ち上げてズボンの着脱する危険な作業は継続して行われている。また、片麻痺の人がトイレでズボンを脱着するのは不自由であった。
特開2014−1483 介護用ズボン公報 特開2002−105717 介護用衣類とその製造方法 公報 特開2002−105718 介護用衣類とその製造方法 公報 特開2001−271209 股ぐり全開ズボン 公報 実用新案登録第307825 簡易ズボン 公報 特開2001−115312 非ベルト脱着股開き作業着 公報
トイレで介助者が被介助者の体を持ち上げてズボンを脱着する危険な作業が行われており、法律も介護現場における不安全な作業を禁止する法律を制定できないでいる。そこで、トイレで介助者が被介助者の体を一切持ち上げることなく安全にトイレでの用便の介助を可能とする穴開きズボンを提供し、障害を持つ人や高齢の人など介助を必要とする人の安全な介助と、重量のある被介助者の体を持ち上げる介助者が発祥する腰痛を防ぎ、介助作業の安全を確保しようとするものである。また、介護現場での安全を確保するために、介助者が被介助者の体を持ち上げる不安全な行為を禁止する法律を制定し安全な介護を実現しようとするものである。また、一般の人が自分の老後に不自由な体を介護してくれる若い人の負担を軽減する心遣いとして穴開きズボンを履く文化を育てようとするものである。介助者が被介助者の体を一切持ち上げることなく、ベッド、車椅子、トイレの便器などへの移乗が出来るリフト付き車椅子が実現しているので、リフトを付けた車椅子を使用し、本考案のズボンを穴開き下着と合わせて使用することにより、被介護者の体を一切持ち上げないで介助作業が出来る。また、力の無い女性や高齢者でも家庭で介助作業ができるようにして、社会の介護体制を変えようとするものである。
本考案は、腰の骨盤の周りの部分(以下「腰周り」という)のズボンの後ろの部分を縫い合わせないで左右から布を重ね、ズボンの前を股下から骨盤の上の周りの部分(以下「胴周り」という)まで上に向かって開くファスナーを付けて開閉できるようにして、ファスナーを股下から上に向って開いたときに後ろの重ねた胴周りの部分の穴とつながって大きな穴が開くようにし、胴周りの前の部分の左右をファスナーの終端部分で繋ぎ、後ろの部分を20センチ程度の長いマジックテープを左右から重ねて繋ぎ、左右の横の部分を伸縮するゴムベルトで繋いで、ファスナーの開閉時などにズボンの胴周りが緩んでずり落ちないようにすることを特徴とするズボンである。
これによって、トイレに行かないときはファスナーを下に降ろしてズボンの前を閉じると、後ろの重ね合わせた腰周りの部分も開かないようになる。トイレではファスナーを下から開くと後ろの重ね合わせた部分が開き、前の開いた部分とつながって穴が大きく開くので、ズボンを脱がないでも用便が可能になる。用便が終了したときはファスナーを上から閉じていくと後ろの部分も開かないようになる。腰周りの寸法は腰を曲げたりするとお尻の部分が突出するなど大きく変化するが重ねた部分がそれに応じて変化するので対応が出来る。胴周りの部分は、ファスナーの終端と左右のマジックテープで閉じて、ファスナーが開いても閉まってもズボンがずり落ちないようにしておく。また、胴周りは呼吸や食事で伸縮するのでこの伸縮に対応できるようにゴムベルトをつけて調整できるようにする。
また、前のファスナーの終端をオープンファスナーとして胴周りの前の部分を開き、後ろのマジックテ―プ重ねた部分を切り離すとズボンは左右二つに分けることが出来る。
上述のように、用便のときに座ったままの姿勢でズボンの下の部分を大きく開くことが出来るので、トイレの介助で介助者が被介助者の体を持ち上げてズボンを脱着させる作業を無くすことが出来る。このため、被介助者の転落事故の発生を防ぎ、また介助者の腰痛の発生を防ぎ、安全なトイレの介助が出来る。穴開きズボンの着用という客観的に明確な行為で、安全な介護を目的とする法律の適用が可能になるため、法律を制定することが出来るようになる。
また、トイレ以外で着替えなどズボンの脱着の介助をするときは、ズボンを左右二つに分けて脱着すると体を持ち上げることなく簡単にズボンの着脱介助作業が出来る。
また、片麻痺の人はトイレでズボンの脱着の手間が省ける。また、一般の人もトイレでのズボンの脱着の手間を省くことができ、胴周りがフィットし、腰周りに余裕が出来るため履き心地が良く便利である。
本考案のズボンの前を、前に付けたファスナーで閉じ、後ろの胴周りに付けたマジックテープを閉じたときのズボンの正面図である。 本考案のズボンの前を、前に付けたファスナーを開き、後ろの胴周りに付けたマジックテープを閉じ、後ろの腰周りの重ねた部分を開いたときのズボンの正面図である。 本考案のズボンの前を、前に付けたファスナーを閉じ、後ろの胴周りに付けたマジックテープを閉じ、後ろの腰周りの重ねた部分を閉じたときのズボンの背面図である。 本考案のズボンの前を、前に付けたファスナーを開き、後ろの胴周りに付けたマジックテープを閉じ、後ろの腰周りの重ねた部分を開いたときのズボンの背面図である。 本考案のズボンの前に付けたオープンファスナーの終端を切り離して胴周りの部分を左右に切り離し、後ろの胴周りに付けたマジックテープを開いて、左右を切り離したときの正面図である。 本考案のズボンの前につけたオープンファスナーの終端を切り離し、後ろの胴周りに付けたマジックテープを開いて、左右を切り離したときの背面図である。 本考案のズボンの側面図である。
ズボンの前正面の中央に付けた股下から胴回り部分に向かって開くファスナーを開くと、ズボンの腰周りの後ろをズボンの左右の布を重ね合わせた部分が開き前後合わせて大きな穴ができる。ファスナーを閉じると、腰周りの後ろの重ねた部分も大きく開かないようになる。トイレに行かないときはこの状態にしておく。
胴周りの部分の前の部分をファスナーの終端部を閉じて左右を繋げ、後ろの部分を20センチ程度の長さのマジックテープを胴周りの長さに合わせて重ねて繋げ、胴周りの長さを調整して閉じてズボンがずり落ちないようにする。
胴周りは呼吸や食事の前後で寸法が増減するので、胴周りに付けた伸縮するゴムベルトで増減に対応する。また。着替えなどでズボンの脱着をするときは、胴回りの後ろのマジックテープを開いて行うことができる。また、ズボンの前のファスナーをオープンファスナーとして胴周りの前の部分を切り離し、後ろの上の部分のマジックテープを剥して胴周りを2箇所で開けるようにすると、ズボンを左右二つの部分に分けることが出来る。これによって、被介助者のズボンの着替えの際に体を持ち上げることなくズボンの脱着が容易に出来ることになる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1はズボン本体。2はズボンの前面に付けたファスナーで、股下から上の胴周りに向って開く。3はファスナーの先端部で、後ろの腰周りを覆う左右の布の股下部とそれぞれ繋がっている。4はファスナーの終端部で、オープンファスナーを使用すると胴周りの左右を切り離すことができ、ズボンを2つに切り離すことが出来る。5と6はズボンの後ろの胴周りの左右を閉じるためにつけたマジックテープで、プラスとマイナスが左右に付けてある。マジックテープの長さを20センチ程度の長さにして胴周りの寸法にあわせてズボンの胴周りの長さを調節する。
7と8はゴムベルトで、10センチ程度の長さにして胴周りの寸法の伸縮に対応する。
介護産業において、本考案の穴開きズボンを使用することで、介助者が被介助者の体を一切持ち上げないでトイレでの介助作業が安全に出来るようになる。このため、介助現場を被介助者の体を一切持ち上げることを禁じる法律も制定できることになり、安全な介護現場の確立が出来る。
被介助者の体を一切持ち上げないで車椅子やベッドや便器への移乗することは、リフト付き車椅子や天井など上から吊ったブランコ式リフトで実現可能になっている。また、本考案の穴開きズボンは、片麻痺の人や一般の人が履いてもトイレの作業が軽減され、胴周りがフィットしやすく腰周りに余裕があるので履き心地が良く、ズボンの種類が増えてズボン製造産業が振興する。
1 ズボン本体
2 ズボンの前中央に付けたファスナー
3 ズボンの胴回り中央のファスナーの終端
4 ズボンの股下のファスナーの先端
5 ズボンの胴回りの後ろの左側に付けたマジックテープ(+)
6 ズボンの胴回りの後ろの右側に付けたマジックテープ(−)
7 ズボンの腰周りの後ろの重ね合わせる部分(上)
8 ズボンの腰周りの後ろの重ね合わせる部分(下)
9 ズボンの胴回りの右横につけたゴムベルト
10 ズボンの胴回りの左横につけたゴムベルト
本考案は股下に大きな穴を開けることが出来、トイレで被介助者の体を持ち上げてズボンを脱着しないでも安全に用便が出来る穴開きズボンに関するものである
高齢者施設や障害者施設で寝たきりの人などの介護を必要とする人をトイレで介助するとき、介助者は被介助者の体を持ち上げて下着とズボンを脱着している。女性や子供の介助者では重量のある被介助者を持ち上げることが出来ず家庭での介助が出来なかった。このため被介助者は施設などで、力のある介助者による介助が行われている。しかし、1日に8回のトイレの介助を行うと年間3000回の介助作業が、被介助者が死ぬまで続いて終わりが無く、介助者の心の燃え尽き症候群が発生する事例がある。また、介助者の腰痛も発生している。また、中腰で体を持ち上げて行う作業は安定性に欠け介助作業ミスによる被介助者の転落により被介助者の顔や頭などに損傷が発生する事例が発生しており、被介助者に恐怖心が生じていて、安全な介助現場の実現が望まれている。この対策として、過去からトイレ介助用に穴の開いた下着や穴開きパンツが開発されている。しかし、利用が進まず、また、被介助者の体を介助者が持ち上げてズボンを脱着する危険な作業を禁止する法律も制定されておらず、介助現場ではトイレ介助作業で被介助者の体を持ち上げてズボンの脱着をする危険な作業は継続して行われている。また、片麻痺の人がトイレでズボンを脱着するのは不自由であった。
特開2014−1483 介護用ズボン公報 特開2002−105717 介護用衣類とその製造方法 公報 特開2002−105718 介護用衣類とその製造方法 公報 特開2001−271209 股ぐり全開ズボン 公報 実用新案登録第307825 簡易ズボン 公報 特開2001−115312 非ベルト脱着股開き作業着 公報
トイレで介助者が被介助者の体を持ち上げてズボンを脱着する危険な作業が行われており、法律も介護現場における不安全な作業を禁止する法律を制定できないでいる。そこで、トイレで介助者が被介助者の体を一切持ち上げることなく安全にトイレでの用便の介助を可能とする穴開きズボンを提供し、障害を持つ人や高齢の人など介助を必要とする人の安全な介助と、重量のある被介助者の体を持ち上げる介助者が発祥する腰痛を防ぎ、介助作業の安全を確保しようとするものである。また、介助現場での安全を確保するために、介助者が被介助者の体を持ち上げる不安全な行為を禁止する法律を制定し安全な介助を実現しようとするものである。また、一般の人が自分の老後に不自由な体を介助してくれる若い人の負担を軽減する心遣いとして穴開きズボンを履く文化を育てようとするものである。介助者が被介助者の体を一切持ち上げることなく、ベッド、車椅子、トイレの便器などへの移乗が出来るリフト付き車椅子が実現しているので、リフトを付けた車椅子を使用し、本考案のズボンを穴開き下着と合わせて使用することにより、被介助者の体を一切持ち上げないで介助作業が出来る。また、力の無い女性や高齢者でも家庭で介助作業ができるようにして、社会の介護体制を変えようとするものである。
本考案は、腰の骨盤の周りの部分(以下「腰周り」という)のズボンの後ろの部分を縫い合わせないで左右から布を重ね、ズボンの前を股下から骨盤の上の周りの部分(以下「胴周り」という)まで上に向かって開くファスナーを付けて開閉できるようにして、ファスナーを股下から上に向って開いたときに後ろの重ねた腰周りの部分の穴とつながって大きな穴が開くようにし、胴周りの前の部分の左右をファスナーの終端部分で繋ぎ、後ろの部分を20センチ程度の長い面ファスナーを左右から重ねて繋ぎ、左右の横の部分を伸縮するゴムベルトで繋いで、ファスナーの開閉時などにズボンの胴周りが緩んでずり落ちないようにすることを特徴とするズボンである。
これによって、トイレに行かないときはファスナーを下に降ろしてズボンの前を閉じると、後ろの重ね合わせた腰周りの部分も開かないようになる。トイレではファスナーを下から開くと後ろの重ね合わせた部分が開き、前の開いた部分とつながって穴が大きく開くので、ズボンを脱がないでも用便が可能になる。用便が終了したときはファスナーを上から閉じていくと後ろの部分も開かないようになる。腰周りの寸法は腰を曲げたりするとお尻の部分が突出するなど大きく変化するが重ねた部分がそれに応じて変化するので対応が出来る。胴周りの部分は、ファスナーの終端と左右の面ファスナーで閉じて、ファスナーが開いても閉まってもズボンがずり落ちないようにしておく。また、胴周りは呼吸や食事で伸縮するのでこの伸縮に対応できるようにゴムベルトをつけて調整できるようにする。
また、前のファスナーの終端をオープンファスナーとして胴周りの前の部分を開き、後ろの面ファスナーで重ねた部分を切り離すとズボンは左右二つに分けることが出来る。
上述のように、用便のときに座ったままの姿勢でズボンの下の部分を大きく開くことが出来るので、トイレの介助で介助者が被介助者の体を持ち上げてズボンを脱着させる作業を無くすことが出来る。このため、被介助者の転落事故の発生を防ぎ、また介助者の腰痛の発生を防ぎ、安全なトイレの介助が出来る。穴開きズボンの着用という客観的に明確な行為で、安全な介護を目的とする法律の適用が可能になるため、法律を制定することが出来るようになる。
また、トイレ以外で着替えなどズボンの脱着の介助をするときは、ズボンを左右二つに分けて脱着すると体を持ち上げることなく簡単にズボンの着脱介助作業が出来る。
また、片麻痺の人はトイレでズボンの脱着の手間が省ける。また、一般の人もトイレでのズボンの脱着の手間を省くことができ、胴周りがフィットし、腰周りに余裕が出来るため履き心地が良く便利である。
本考案のズボンの前を、前に付けたファスナーで閉じ、後ろの胴周りに付けた面ファスナーを閉じたときのズボンの正面図である。 本考案のズボンの前を、前に付けたファスナーを開き、後ろの胴周りに付けた面ファスナーを閉じ、後ろの腰周りの重ねた部分を開いたときのズボンの正面図である。 本考案のズボンの前を、前に付けたファスナーを閉じ、後ろの胴周りに付けた面ファスナーを閉じ、後ろの腰周りの重ねた部分を閉じたときのズボンの背面図である。 本考案のズボンの前を、前に付けたファスナーを開き、後ろの胴周りに付けた面ファスナーを閉じ、後ろの腰周りの重ねた部分を開いたときのズボンの背面図である。 本考案のズボンの前に付けたオープンファスナーの終端を切り離して胴周りの部分を左右に切り離し、後ろの胴周りに付けた面ファスナーを開いて、左右を切り離したときの正面図である。 本考案のズボンの前につけたオープンファスナーの終端を切り離し、後ろの胴周りに付けた面ファスナーを開いて、左右を切り離したときの背面図である。 本考案のズボンの側面図である。
ズボンの前正面の中央に付けた股下から胴回り部分に向かって開くファスナーを開くと、ズボンの腰周りの後ろをズボンの左右の布を重ね合わせた部分が開き前後合わせて大きな穴ができる。ファスナーを閉じると、腰周りの後ろの重ねた部分も大きく開かないようになる。トイレに行かないときはこの状態にしておく。
胴周りの部分の前の部分をファスナーの終端部を閉じて左右を繋げ、後ろの部分を20センチ程度の長さの面ファスナーを胴周りの長さに合わせて重ねて繋げ、胴周りの長さを調整して閉じてズボンがずり落ちないようにする。
胴周りは呼吸や食事の前後で寸法が増減するので、胴周りに付けた伸縮するゴムベルトで増減に対応する。また。着替えなどでズボンの脱着をするときは、胴回りの後ろの面ファスナーを開いて行うことができる。また、ズボンの前のファスナーをオープンファスナーとして胴周りの前の部分を切り離し、後ろの上の部分の面ファスナーを剥して胴回りを2箇所で開けるようにすると、ズボンを左右二つの部分に分けることが出来る。これによって、被介助者のズボンの着替えの際に体を持ち上げることなくズボンの脱着が容易に出来ることになる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1はズボン本体。2はズボンの前面に付けたファスナーで、股下から上の胴周りに向って開く。3はファスナーの先端部で、後ろの腰周りを覆う左右の布の股下部とそれぞれ繋がっている。4はファスナーの終端部で、オープンファスナーを使用すると胴周りの左右を切り離すことができ、ズボンを2つに切り離すことが出来る。5と6はズボンの後ろの胴周りの左右を閉じるためにつけた面ファスナーで、プラスとマイナスが左右に付けてある。面ファスナーの長さを20センチ程度の長さにして胴周りの寸法にあわせてズボンの胴周りの長さを調節する。
7と8はゴムベルトで、10センチ程度の長さにして胴周りの寸法の伸縮に対応する。
介護産業において、本考案の穴開きズボンを使用することで、介助者が被介助者の体を一切持ち上げないでトイレでの介助作業が安全に出来るようになる。このため、介助現場を被介助者の体を一切持ち上げることを禁じる法律も制定できることになり、安全な介助現場の確立が出来る。
被介助者の体を一切持ち上げないで車椅子やベッドや便器への移乗することは、リフト付き車椅子や天井など上から吊ったブランコ式リフトで実現可能になっている。また、本考案の穴開きズボンは、片麻痺の人や一般の人が履いてもトイレの作業が軽減され、胴周りがフィットしやすく腰周りに余裕があるので履き心地が良く、ズボンの種類が増えてズボン製造産業が振興する。
1 ズボン本体
2 ズボンの前中央に付けたファスナー
3 ズボンの胴回り中央のファスナーの終端
4 ズボンの股下のファスナーの先端
5 ズボンの胴回りの後ろの左側に付けた面ファスナー(+)
6 ズボンの胴回りの後ろの右側に付けた面ファスナー(−)
7 ズボンの腰周りの後ろの重ね合わせる部分(上)
8 ズボンの腰周りの後ろの重ね合わせる部分(下)
9 ズボンの胴回りの右横につけたゴムベルト
10 ズボンの胴回りの左横につけたゴムベルト

Claims (1)

  1. ズボンの前に股下から腰骨の上の部分(以下「胴周り」という)まで下から上に向って開くファスナーをつけて、ズボンの腰骨の周りの部分(以下「腰周り」という)の前の部分を開閉できるようにし、ズボンの後ろの腰周りを左右の布を縫合わせずに重ね合わせて開けるようにして覆っておいて、股下の部分を前のファスナーの開き始めの部分と左右それぞれ別に繋げて、ファスナーを開いたときに腰周りの重ねた部分も大きく開くことが出来るようにし、胴周りの前の部分の左右をファスナーの終端で繋げ、後ろをズボンの胴周りの長さを調整できる長いマジックテープで繋げ、両横を胴回りの長さを調節できるゴムベルトで繋いで、胴周りを閉じることを特徴とする穴開きズボン。
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