JP2014033958A - ほいさっさ - Google Patents
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Abstract
【課題】階段、斜面地での非介護者、高齢者等を二人係にて移動補助する場合に、左右両側から簡単にかつ安全に行う移送具を提供する。
【解決手段】非介護者を二人の介護者で移送するための移送用具であって、非介護者の体重を介護者二人の背中と肩とに分散させるとともに進行方向に概ね正対して進行する事を可能であり、整形した座1、背あて2と座1にとりつけた肩掛けベルト3、抱え帯4、保護帯、背あて調節帯6等を主要部品とした介護用移送具であるが、介護者、非介護者、それぞれの体格にあわせ調節するために肩掛けベルト3の長さを調節するためにバックル7を、肩掛けベルト3と背宛2との結合部分に面ファスナー8、8’にて長さの調節ができるあて調節帯6を備えた、又、座1から非介護者が滑り落ちるのを防ぐために抱え帯を備え、座1の上面にノンスリップシートを使用した。
【選択図】図2
【解決手段】非介護者を二人の介護者で移送するための移送用具であって、非介護者の体重を介護者二人の背中と肩とに分散させるとともに進行方向に概ね正対して進行する事を可能であり、整形した座1、背あて2と座1にとりつけた肩掛けベルト3、抱え帯4、保護帯、背あて調節帯6等を主要部品とした介護用移送具であるが、介護者、非介護者、それぞれの体格にあわせ調節するために肩掛けベルト3の長さを調節するためにバックル7を、肩掛けベルト3と背宛2との結合部分に面ファスナー8、8’にて長さの調節ができるあて調節帯6を備えた、又、座1から非介護者が滑り落ちるのを防ぐために抱え帯を備え、座1の上面にノンスリップシートを使用した。
【選択図】図2
Description
本発明は、病院、老人介護施設、又は、家庭等で肢体不自由者、老人等(以下非介護者と言う)を移動させる場合の介護者の労働の軽減及び移動時の安全確保に関する。
従来立ち歩きの不自由な非介護者を移動させる場合、抱きかかえるか背負うかして移動させる場合と、体重の重い人等は介護者二人係りで前後、又は左右から抱え上げ移動させる場合や、担架等を使用する事もあるが、家庭や施設等での移動には素手にて非介護者の衣服の腰部分を掴み等して抱え上げ移動させる場合もある、又、ハンモック状の布に非介護者を包み、小型ウインチにて吊り上げ移動させる方法があるが、室内や施設内の一部しか移動できない等、行動範囲に限界がある。
「ウエルネット スリングシート」 介援隊
「リフト用スリングシート」や、前後2人にて使用する「担架」状の移送用具はあるが、本発明のように座と背あてが有り、肩掛けベルトにて左右両側から抱え移動する用具、器具はない。
本発明では非介護者の体重をベルトにより介護者の肩と背中で保持することによって介護者の負担を軽減し、かつベルトを介護者の非介護者側の肩から背中を廻して装着することにより非介護者の体重を介護者の背中と肩とに分散させるとともに進行方向に概ね正対して進行する事を可能とした。
発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本移送具の主要部品図である、図2は各部品をセットした図である、図3は本移送具を使用している様子であるが図に示すように肩掛けベルト3を右の介護者は左肩から右脇の下へ、左の介護者は右肩から左脇の下へとまわし装着し、肩掛けベルト3の下方先端に設けた座1に非介護者を乗せて移動する。
図1は本移送具の主要部品図である、図2は各部品をセットした図である、図3は本移送具を使用している様子であるが図に示すように肩掛けベルト3を右の介護者は左肩から右脇の下へ、左の介護者は右肩から左脇の下へとまわし装着し、肩掛けベルト3の下方先端に設けた座1に非介護者を乗せて移動する。
介護者二人の体格の違いによる肩帯3の長さの調節は座1が水平になるように使用する前に行っておく。
ベッド又は椅子等に腰掛けた状態の場合は介護者の一人が非介護者の腰を僅かに上げ、もう一人の介護者が非介護の後部より座部分1を挿入する、非介護者の体格に会わせて調節帯6の長さを面ファスナー8、8’にて調節する。
前方に滑り落ちないよう座1の上面は、ノンスリップシート10を使用することとした、又保護帯11を装着することにより、非介護者が前方に倒れこむ危険を防止するとともに、座1及び背あて2に対する非介護者の座位置を確定することができる。
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本移送具は介護者がほぼ正面を向いて歩行できるので障害物につまずく等の心配が少ない。
本移送具の構造は消防のレスキュー隊等で行われている組手移送の要領と、ピアノ等重量物搬送に用いるベルトからヒントを得て製作したものであり、非介護者の体重が介護者の肩のみに集まることがなく、背中の方にも分散されるので、重量感が和らいだ。
移送中、介護者は両手が空くので、進行先の障害物を排除することができる、また両手にて非介護者を保護することもできるので、非介護者に安心感をあたえる。
1 :座
2 :背あて
3 :肩掛けベルト
4 :肩掛けベルト下
5 :抱え帯
6 :背あて調節帯
7 :バックル雄
7’:バックル雌
8 :面ファスナー雌
8’:面ファスナー雄
9 :肩宛
10 :ノンスリップシート
11 :保護帯
12 :長さ調節用面ファスナー雄
12’:長さ調節用面ファスナー雌
2 :背あて
3 :肩掛けベルト
4 :肩掛けベルト下
5 :抱え帯
6 :背あて調節帯
7 :バックル雄
7’:バックル雌
8 :面ファスナー雌
8’:面ファスナー雄
9 :肩宛
10 :ノンスリップシート
11 :保護帯
12 :長さ調節用面ファスナー雄
12’:長さ調節用面ファスナー雌
Claims (1)
- 非介護者を二人の介護者で移送するための移送用具において、座1及び背あて2の左右両側にそれぞれ設けた抱え上げ用の肩掛けベルト3を進行方向右側の介護者は左前方から左肩を経て背中を回して右わき腹の前で、進行方向左側の介護者は右前方から右肩を経て背中を回して左わき腹の前で装着できるようにした移送用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012185841A JP2014033958A (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | ほいさっさ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012185841A JP2014033958A (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | ほいさっさ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014033958A true JP2014033958A (ja) | 2014-02-24 |
Family
ID=50283301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012185841A Pending JP2014033958A (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | ほいさっさ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014033958A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6343742B1 (ja) * | 2017-12-11 | 2018-06-13 | 清 堀江 | 介助用多用途ベルト |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0568520U (ja) * | 1991-11-11 | 1993-09-17 | キャピーインターナショナル株式会社 | 担 架 |
JP2003038575A (ja) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | Matsuhashi:Kk | 簡易担架 |
JP3135405U (ja) * | 2007-07-03 | 2007-09-13 | 株式会社バルジュ | 簡易担架 |
JP2009000484A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Ayumi Kaigo Taxi:Kk | 携帯用簡易担架 |
JP2010501216A (ja) * | 2006-08-24 | 2010-01-21 | チョ・キー・ウォン | 救助及び運搬装置 |
-
2012
- 2012-08-08 JP JP2012185841A patent/JP2014033958A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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JPH0568520U (ja) * | 1991-11-11 | 1993-09-17 | キャピーインターナショナル株式会社 | 担 架 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141202 |