JP2009000484A - 携帯用簡易担架 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被搬送者の苦痛を最小限に抑えられるように体をほぼ真っ直ぐのまま抱き上げることができると共に搬送者が安定且つ安全に搬送することができ、さらに狭い通路や階段でも容易に移動、搬送することができる携帯用簡易担架を提供する。
【解決手段】 2人の搬送者Ua,Ubが、長方形状に形成された布製の担架本体1の一方の長辺側に横に並び被搬送者Mに正対した状態で、担架本体1の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた背負いベルト体A,Bにより、搬送者Ua,Ubの背中及び肩を通し、先端の第1の係合部材8A,8Bを、担架本体1の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた第1の係止部材9A,9Bに係止する。2人の搬送者Ua,Ubは、被搬送者Mの片側に並んで抱き抱えながら搬送を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、急病人、身体の不自由な人、寝たきりの高齢者など歩行が困難な人を、移動、搬送する場合に使用する携帯用簡易担架に関するものである。
従来、急病人、身体の不自由な人、寝たきりの高齢者など歩行が困難な人を、移動、搬送する担架には、長いパイプや棒が使われているため、被搬送者を運ぶ場合、狭い通路や階段では曲がることが困難であり、また未使用時の収納場所の確保も困難であり、更に乗用車での利用も困難であった。
このような長いパイプや棒が使われる担架の問題点を解決するものとして、未使用時に折りたたみできる方形の布からなる担架本体の左右や前後に、肩掛けベルトや取っ手を取り付けて構成し、方形の布に被搬送者を仰向けに寝かせた状態で、肩掛けベルトや取っ手を使って持ち上げて、移動、搬送する携帯用簡易担架が利用されている。
このような携帯用簡易担架としては、被搬送者の尻部及び腰部を支持する方形の布体の左右側部に一対の背負いベルトを備え、1人で一対のベルトを背負って被搬送者を抱えて搬送するタイプのもの(例えば、特許文献1、2参照)、被搬送者の尻部及び腰部を支持する方形の布体の左右側部に一対の背負いベルトを備えると共に四隅に取っ手を備え、布体の左右に1人ずつ立ち、2人で一対のベルトをそれぞれ背負い、更に四隅の取っ手をつかんで被搬送者を抱えて搬送するタイプのもの(例えば、特許文献3、4参照)、被搬送者の全身を支持する方形の布体の前後両端部に一対の肩掛けベルトを備えると共に両長辺の外縁部にそれぞれ一対の手持ちハンドルを備え、前後に1人ずつ立ち、2人で一対のベルトをそれぞれ背負い、更に一対の手持ちハンドルをつかんで被搬送者を抱えて搬送するタイプのもの(例えば、特許文献5参照)がある。
特開2005−288103号公報 特開2005−334347号公報 特開2003−38575号公報 実用新案登録第3108190号公報 特開2004−181102号公報
特許文献1,2に示されたものは、1人で被搬送者を抱き上げ且つ移動、搬送しなければならないため、搬送者にとって重労働であり、かなり腕力のある者でなければ抱き上げることもできないため、長距離の搬送は困難を伴うものであった。
特許文献3,4に示されたものは、被搬送者を2人の搬送者が左右両側から挟み、搬送者が両側に並ぶため狭い通路の移動が困難であり、またベットを挟んで抱えることになるため、ベットの前後に搬送者の通るスペースがない場合はベットを踏み越えなければならないため不安定で危険であり、さらに清潔を必要とするベットを他人に踏まれることは不快を感じるものであった。
特許文献5に示されたものは、被搬送者を2人の搬送者が上下両側から挟むため、複雑な通路の移動や狭いエレベータへの乗り込みが困難であった。
更に、特許文献1〜5のいずれのタイプの携帯用簡易担架にあっても、被搬送者の関節が曲がった状態で搬送することになってしまうため、身体に硬直のある場合や痛みがあり関節を曲げることが困難な被搬送者の場合は、被搬送者は苦痛を伴うため、実際には搬送は困難であった。
本発明は、被搬送者の苦痛を最小限に抑えられるように体をほぼ真っ直ぐのまま抱き上げることができると共に搬送者が安定且つ安全に搬送することができ、さらに狭い通路や階段でも容易に移動、搬送することができる携帯用簡易担架を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明にあっては、長方形状に形成され、被搬送者が長辺方向に対して平行に身体を寝かせられる布製の担架本体と、担架本体の一方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられ、一端が担架本体の側縁に接続されると共に他端に第1の係合部材を備えた背負いベルト体と、担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた第1の係合部材と係脱可能な一対の第1の係止部材と、を備え、2人の搬送者が担架本体の一方の長辺側に横に並び被搬送者に正対した状態で、担架本体の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた背負いベルト体を、搬送者の背中及び肩を通し先端の第1の係合部材を第1の係止部材に係止することで、被搬送者を担架本体内に包み込むと共に2人の搬送者と背負いベルト体の内側に保持し、その保持状態で2人の搬送者が被搬送者の片側に並んで抱き抱えながら搬送を行う携帯型簡易担架を特徴とする。
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の発明において、背負いベルト体は、一端が担架本体の一方の長辺側縁に搬送者の身体が入る程度の間隔を置いて取り付けられると共に他端に第2の係合部材及び第2の係合部材と係脱可能な一対の第2の係止部材を備えた一対の背ベルトと、一端に背ベルトの第2の係止部材が接続され、他端に第1の係合部材を接続した肩掛けベルトと、から構成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明にあっては、請求項1又は2記載の発明において、担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれに設けられた第1の係止部材の内側に、2人の搬送者用にそれぞれ取っ手部を設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明にあっては、請求項1又は2記載の発明において、担架本体の周縁全体及び担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に、補強部材が縫い付けられたことを特徴とする。
請求項5記載の発明にあっては、請求項2記載の発明において、担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれに設けられた接続ベルトの内側に、2人の搬送者用にそれぞれ取っ手部を設け、担架本体の周縁全体及び担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に、補強部材が縫い付けられ、担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に縫いつけられた補強部材と、取っ手部及び又は背ベルトとが同じ部材で構成されることであることを特徴とする。
担架本体として、長方形状に形成されたやわらかい布製のものを使用したことで、被搬送者に不快を感じさせることない。また被搬送者を乗せる際には嵩張らず扱い易いため、日常のシーツ交換の要領で被搬送者を担架本体に容易に乗せることができ、また、被搬送者の体にあわせてしっかりと抱きかかえることができるので、階段や板など斜めになっても被搬送者が滑り落ちる心配がない。また、折りたたみが容易でコンパクトにできることから、収納がし易く、乗用車等に携帯する際にも邪魔にならず運搬も容易である。
また、2人の搬送者が担架本体の一方の長辺側に横に並び被搬送者に正対した状態で、被搬送者を担架本体内に包むように抱き抱えることで、被搬送者の体がほぼ真っ直ぐの状態で搬送することができるため、意識レベルの低い人や首の力のない人などでも安全に抱きかかえることができ、膝や腰を曲げられない人や痛みのため曲げることが困難な人でも苦痛を最小限に抑えながら不安を感じさせること無く抱きかかえ搬送することができる。また2人の搬送者が横に並ぶことで幅をとらないため、狭い通路や階段などの移動も容易である。
また、担架本体の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた背負いベルト体を搬送者の背中及び肩を通し、先端の第1の係合部材を担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた第1の係合部材と係脱可能な一対の第1の係止部材に係止するといった簡単な操作により、被搬送者を担架本体内に包み込むと共に2人の搬送者と背負いベルト体の内側に保持でき、結果、2人の搬送者は背中と肩を中心に手を使わなくとも上半身全体で被搬送者を抱えることができるので、搬送者が誤って手を離した場合や壁等に掴まるために手を離した場合でも、被搬送者が担架本体から転落することがない。したがって、搬送者は安定且つ安全に搬送することができる。
また、ベットの長辺方向の一方側でのみ被搬送者を担架本体に乗せ抱きかかえる作業を行うことができることで、ベットの他方側に壁等によりスペースが無いような場所においても容易に作業を行うことができ、またベットを踏み越えることもないため安全且つ清潔に作業を行うことができる。
また、2人の搬送者が担架本体の一方の長辺側に横に並び被搬送者に正対した状態で、それぞれが両端側に設けられる一対の背ベルト間に立ち、その状態で、背中側で第2の係合部材と第2の係止部材を係止させることで、2人分の一対の背ベルトの担架本体の長辺側縁への所定間隔を置いた接続部により、被搬送者の重量を4点で分散して支持できると共に2人の搬送者はそれぞれ担架本体に一対の背ベルト内でしっかり保持されることになる。これにより被搬送者の体格が大きい場合であっても、被搬送者の身体が担架本体内で屈曲して落ち込むことを最小限に抑え、被搬送者の体がほぼ真っ直ぐの状態で搬送することができると共に腕力が弱い搬送者であっても安定且つ安全に搬送することができる。
さらに第1の係止部材の内側に、2人の搬送者用にそれぞれ取っ手部を設けることで、曲がりやすい腰部をしっかりと支えられ、また搬送者は取っ手部を握り被搬送者の上側から体に近づけるように引き上げることができると共に被搬送者の重量を分散して支持できるため、腕力が弱い人でも抱え易くなる。また2人の搬送者は内側の手で取っ手部を掴み、外側の手でそれぞれ頭部、脚部を抱えることで、更に搬送者は安定且つ安全に搬送することができる。
担架本体の周縁全体及び担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に、補強部材が縫い付けらていることで、被搬送者の体が担架本体内で屈曲して落ち込むことを抑えることができ、支持性も高まり搬送時の安定性を高めることができる。また、担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に縫いつけられた補強部材と、取っ手部及び又は背ベルトとを同じ部材で構成することで、部品点数を減らすことができると共に、更に被搬送者の体が担架本体内で屈曲して落ち込むことを抑えることができ、支持性も高まり搬送時の安定性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて詳しく説明する。
図1は携帯用簡易担架の平面図、図2は携帯用簡易担架を被搬送者の下に敷いた状態の説明図図3は搬送者が背負いベルト体を装着した状態を背面側から見た図、図4は搬送者が被搬送者を抱き上げた状態を正面側から見た図である。
担架本体1は布製で、図1,図2に示すように被搬送者Mが長辺方向に対して平行に寝かせられるように長方形状に形成されている。例えば長辺は90〜130cmの範囲、短辺は45〜85cmの範囲で適宜形成される。担架本体1は、多少の強度があり嵩張らずやわらかい布材、例えばシーツに用いられているような素材を用いることで扱い易く、医療や介護の現場で通常行われているシーツ交換の要領作業を行なうことができるため、被搬送者を乗せる際の、搬送者及び被搬送者の負担を少なくすることが出来る。また、被搬送者の体にあわせてしっかりと抱きかかえることができるので、階段や坂など斜めになっても被搬送者が滑り落ちる心配がない。また、折りたたみが容易でコンパクトにできることから、収納がし易く、乗用車等に携帯する際にも邪魔にならず運搬も容易である。
担架本体1には、搬送に必要な強度を確保する為に、図1に示すように、周縁全体に外縁補強部材12A,12B,13A,13Bが、両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に補強部材14A,14B,14C,14Dが縫合され、重なり合う部分は特に頑丈に縫合されている。補強部材14A,14B,14C,14Dと外縁補強部材13A,13Bは、ほぼ等間隔に配置される。補強部材としては、例えば車両用シートベルトに用いられている強度のあるナイロン製のベルトが望ましいが、強度が確保できるものであれば、適宜のものを用いることができる。
図1に示すように、担架本体1の一方の長辺側縁の両端側にはそれぞれ、背負いベルト体A,Bが備えられる。各背負いベルト体A,Bは、一端が担架本体1の側縁に接続されると共に他端に第1の係合部材8A,8Bを備えている。担架本体の他方の長辺側縁の両端側にはそれぞれ、接続ベルト10A,10Bを介して第1の係合部材8A,8Bと係脱可能な一対の第1の係止部材9A,9Bが備えられている。
なお、第1の係止部材9A,9Bは、接続ベルト10A,10Bを介して担架本体1の側縁に接続しても良いが、接続ベルト10A,10Bを介さず担架本体1の側縁に直接設けても良い。また、第1の係合部材8A,8Bと第1の係止部材9A,9Bは、逆に設けて使用することも可能である。
各背負いベルト体A、Bは、図1に示すように、一端が担架本体の一方の長辺側縁に搬送者Mの身体が入る程度の間隔を置いて取り付けられると共に、他端に第2の係合部材5A,5B及び第2の係合部材5A,5Bと係脱可能な一対の第2の係止部材4A,4Bを備えた一対の背ベルト2A,3A,2B,3Bと、一端に背ベルト2A,3A,2B,3Bの第2の係止部材4A,4Bが接続され、他端に第1の係合部材8A,8Bを接続した肩掛けベルト6A,6Bとから構成される。
搬送者Ua,Ubの身体が入る程度の間隔を置いて担架本体の一方の長辺側縁に取り付けられた一対の背ベルト2A・3A、2B・3Bは、搬送者の胴体部分左右の幅と同じくらい、例えば35cm〜45cm程度の間隔で取り付けることで、被搬送者を抱き上げ搬送する際の担架本体の長辺方向のたわみを抑えることができる。
さらに、図1に示すように、一対の背ベルト2A・3A、2B・3Bをそれぞれ搬送者の背面中央部分に向かうようにやや角度をつけて設けることで、背ベルト2A,2B,3A,3Bへの偏った負荷と外縁補強部材12A,12B,13A,13Bとの縫合部分への偏った負担を抑えることができ、縫合部分の破損を防ぐことができる。この間隔と角度で背ベルト2A,2B,3A,3Bを設けることにより、被搬送者が苦痛を感じたり不安定になることがなく、搬送者Ua,Ubも安定した状態で被搬送者を抱えることができる。また、背ベルト2A,2B,3A,3Bには適宜長さ調節機構を備えることも可能である。
図3,図1に示すように一対の背ベルト2A・3A、2B・3Bは、第2の係止部材4A・4Bと第2の係合部材5A・5Bでそれぞれ連結され、さらに、第2の係止部材4A,4Bには、長さ調節機構7A,7Bを備えた肩掛けベルト6A,6Bが接続されている。肩掛けベルト6A,6Bの先端には第1の係合部材8A,8Bが設けられ、担架本体1の他方の長辺側縁に接続ベルト10A,10Bを介して設けられた第1の係止部材9A,9Bに連結する仕様になっている。
第2の係止部材4A,4Bはリング状で、第2の係合部材5A,5Bはフック状の被搬送者を抱えるために十分な強度をもつ金具で構成・連結される。第1の係合部材8A,8B、第1の係止部材9A,9Bは車両用シートベルトに用いられるバックルとタングプレートが用いることができる。なお、それぞれの係合部材、係止部材の形状と材質は、強度が確保できるものであれば、適宜のものを用いることができる。
また肩掛けベルト6A,6Bは、図3に示したような掛け方の他、被搬送者の身長が高い場合などは、被搬送者の担架本体からはみ出している部分を抱えやすいように、搬送者Ua,Ubのどちらか1名又は2名ともが、図3とは反対側の肩に掛けるなど、被搬送者の体型に応じてかえることができる。
2人の搬送者Ua,Ubが担架本体1の一方の長辺側に横に並び被搬送者Mに正対した状態で、それぞれが両端側に設けられる一対の背ベルト2A・3A,2B・3B間に立ち、その状態で、背中側で第2の係合部材5A,5Bと第2の係止部材4A,4Bを係止させることで、2人分の一対の背ベルトの担架本体の長辺側縁への所定間隔を置いた接続により、被搬送者の重量を4点で分散して支持できると共に、2人の搬送者Ua,Ubはそれぞれ担架本体1に一対の背ベルト2A・3A,2B・3B内でしっかり保持されることになる。
図2に示すように担架本体への被搬送者Mの位置は、臀部が本体に納まる位置にしなければ本発明の効果は得られない。また、背負いベルト体A,Bの設けられている外縁補強部材12Aになるべく近い位置に被搬送者Mを寝かせ、図4に示すように搬送者Ua,Ubの腹部の高さで抱きかかえる形になるように、調節機構7A,7Bを用いて長さを調節することで、搬送者Ua,Ubの抱きかかえやすい腹部の高さで被搬送者Mをしっかりと抱きかかえることができる。
図4に示すように、搬送者Ua,Ubは担架本体の中央よりにある取っ手11A,11Bをそれぞれ持ち、もう片方の手で被搬送者の頭部、脚部をそれぞれ抱え搬送する。取っ手部11A,11Bは、担架本体反対側に設けられた背ベルト3A,3Bとそれぞれ対向するような位置に設けてある。取っ手部11Aは補強部材14A,14Bと、取っ手部11Bは補強部材14C,14Dと一体のベルトで構成されることで、背ベルト3A,3Bにかかる重量を支持でき、しっかりと抱き抱えることができる。
また、両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に縫合された補強部材14A,14B,14C,14Dと外縁補強部材13A,13Bは、図1に示すように、ほぼ等間隔で配置されると共に、これら補強部材に対し取っ手部11A,11Bと接続ベルト10A,10Bを介して第1の係止部材9A,9Bが設けられることで、被搬送者の体が担架本体内で屈曲して落ち込むことを抑えることができると共に被搬送者の重量を6点で分散して支持できる。
また、図3のように、背負いベルト体A,Bを搬送者の背面で装着し、肩を通し担架本体の他方に係止するといった簡単な操作により、図4のように被搬送者を2人の搬送者の正面に、担架本体の内側に包み込むようなかたちで保持でき、2人の搬送者は背中と肩を中心に上半身全体で被搬送者を抱えることができるので、搬送者が誤って手を離した場合や壁等に掴まるために手を離した場合でも、被搬送者が担架本体から転落することがなく、搬送者は安定且つ安全に搬送することができる。
背負いベルト体A,Bと接続ベルト10A,10B,取っ手部11A,11Bは、外縁補強部材12A,12B,13A,13Bや補強部材14A,14B,14C,14Dと同じく、車両用シ−トベルトに用いられている強度のあるナイロン製のベルト素材を用い一体又は縫合されているが、強度が確保できるものであれば適宜のものを用いることができる。
また、上記のような実施形態のほか、外縁補強部材12A,12B,13A,13B、補強部材14A,14B,14C,14Dと一体又は接合される背ベルト、肩掛けベルト、取っ手部は、取っ手部を被搬送者の左右に設けたり肩掛けベルトを2本にするなど幾通りか考えられるが、様々な体型の被搬送者を搬送するものとしては、本発明の実施の形態が最良のものと思われる。また背ベルトの形態も、1本のベルトで構成されるものや長さ調節機構を設けたり、本体側に着脱機構を設けるものなどが考えられたが、使い易さなどの面から本発明の実施形態が最適と思われる。
現在出願人が使用しているものは、担架本体が長辺約110cm、短辺約65cmのもので、身長180cm以上体重約80kg以上の被搬送者まで搬送することができた。
上述したように、担架本体1に対し、一方の長辺側縁に背負いベルト体A,Bの背ベルト2A,3A,2B,3Bを、他方の長辺側縁に取っ手部11A,11Bと接続ベルト10A,10Bを介して第1の係止部材9A,9Bを、両方の長辺側縁間を結ぶ内部に補強部材14A,14B,14C,14Dと外縁補強部材12A,12B,13A,13Bを、バランス良く配置することで、これにより被搬送者の体格が大きい場合であっても、被搬送者Mの身体が担架本体1内で屈曲して落ち込むことを最小限に抑え、被搬送者の体がほぼ真っ直ぐの状態で搬送することができると共に分散支持により腕力が弱い搬送者であっても安定且つ安全に搬送することができる。
以下に本発明の簡易担架の使用方法について説明する。
(1)搬送者Ua,Ubが被搬送者を医療や介護の現場で通常行われているシーツ交換の要領で、被搬送者を搬送者に背を向ける側臥位にし、担架本体1の短辺の中央より半分の取っ手部11A,11Bが設けられている側を被搬送者の体の下に入れ込むようにし、背負いベルト体A,B側は手前に広げ、次に、被搬送者を搬送者の方を向く側臥位にし、被搬送者の体の下に入れ込んだ取っ手部11A,11B側を広げ、その後被搬送者を仰臥位にし、図2に示すような状態にする。
(2)次に、背負いベルト体A,Bが設けられている担架本体の一方の長辺側に、搬送者2名が被搬送者の方を向いて一対の背ベルト2Aと3A、2Bと3Bの間にそれぞれ入るように並び、第2の係止部材4A,4Bと第2の係合部材5A,5Bを用い、それぞれ背中側で係止操作により連結する。
(3)第2の係止部材4A,4Bに結合された、調節機構7A,7Bを備えた肩掛けベルト6A,6Bを背中側から肩に掛け、第1の係合部材8A,8Bと、担架本体1の他方の長辺側の第1の係止部材9A,9Bを用いそれぞれを係止操作により連結し、被搬送者を搬送者の腹部の高さでしっかりと抱きかかえることができるよう調節機構7A,7Bを用い長さを調節する。この一対の背ベルト及び一対の肩掛けベルトの連結により、2人の搬送者は、背中と肩を中心に手を使わなくとも上半身だけで被搬送者を抱えることができる。肩掛けベルト6A,6Bは図3に示すように、2人並んだ搬送者の外側の肩を通るように掛ける他、被搬送者の身長が高い場合は内側の肩に掛けるなど、被搬送者の体型に応じそれぞれかえることができる。
(4)図4に示すように、2人並んだ搬送者は、内側の手で取っ手部11A、11Bを掴み、外側の手で担架本体1からはみ出ている被搬送者の頭部、脚部をそれぞれ抱えて、被搬送者の体をほぼ真っ直ぐの状態で持ち上げ搬送する。なお、第1の係合部材8A,8Bと第1の係止部材9A,9Bとの係止解除操作、第2の係止部材4A,4Bと第2の係合部材5A,5Bの係止解除操作により、図1に示す状態に戻すことができる。
携帯用簡易担架の平面図。 携帯用簡易担架を被搬送者の下に敷いた状態の説明図。 搬送者が背負いベルト体を装着した状態を背面側から見た図。 搬送者が被搬送者を抱き上げた状態を正面側から見た図。
符号の説明
1 担架本体
2A,2B,3A,3B 背ベルト
4A,4B 第2の係止部材
5A,5B 第2の係合部材
6A,6B 肩掛けベルト
7A,7B 調節機構
8A,8B 第1の係合部材
9A,9B 第1の係止部材
10A,10B 接続ベルト
11A,11B 取っ手部
12A,12B,13A,13B 外縁補強部材
14A,14B,14C,14D 補強部材
A,B 背負いベルト体
M 被搬送者
Ua 搬送者a
Ub 搬送者b
上記目的を達成するため、発明は、携帯用簡易担架において、長方形状に形成され、被搬送者が長辺方向に対して平行に身体を寝かせられる布製の担架本体と、担架本体の一方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられ、一端が担架本体の側縁に接続されると共に他端に第1の係合部材を備えた背負いベルト体と、担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた第1の係合部材と係脱可能な一対の第1の係止部材と、を備え、背負いベルト体は、担架本体の一方の長辺側縁で2人の搬送者が各々背中及び肩を通した状態で、第1の係合部材を第1の係止部材に係止可能としたことを特徴とする。
本発明は、上記携帯用簡易担架において、背負いベルト体は、一対の背ベルトと肩掛けベルトで構成され、背ベルトの一端が担架本体の一方の長辺側縁に搬送者の身体が入る程度の間隔を置いて各々取り付けられると共に、背ベルトの一方の他端に第2の係合部材が、背ベルトの他方の端部には搬送者の背面で第2の係合部材と係脱可能な第2の係止部材が設けられ肩掛けベルトの一端が第2の係止部材接続され、他端第1の係合部材続されることを特徴とする。
本発明は、上記携帯用簡易担架において、担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれに設けられた第1の係止部材の内側に、2人の搬送者用にそれぞれ取っ手部を設けたことを特徴とする。
本発明は、上記携帯用簡易担架において、担架本体の周縁全体及び担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に、補強部材が縫い付けられたことを特徴とする。
本発明は、上記携帯用簡易担架において、担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれに設けられた第1の係止部材の内側に、2人の搬送者用にそれぞれ取っ手部を設け、担架本体の周縁全体及び担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に、補強部材が縫い付けられ、担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に縫いつけられた補強部材と、取っ手部及び又は背ベルトとが同じ部材で構成されることを特徴とする。
また、本発明は、携帯用簡易担架を用いた搬送方法において、長方形に形成された布製の担架本体において、被搬送者が長辺方向に対して平行に寝かせられた状態で、担架本体の一方の長辺側に、被搬送者に正対して横に並んだ2人の搬送者に対して、担架本体の一方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた背負いベルト体を搬送者の背中及び肩を通して先端に設けられた第1の係合部材が担架本体における他方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた一対の第1の係止部材に係止され、他方の長辺側縁の、2つの第1の係止部材の内側に設けられた2人の搬送者用のそれぞれの取っ手部が引き上げられて被搬送者が担架本体内に包み込まれて抱きかかえられ、2人の搬送者が被搬送者の片側に並んだ状態で搬送可能としたことを特徴とする。
(4)図4に示すように、2人並んだ搬送者は、内側の手で、担架本体1の他方の長辺側の、第1の係止部材9A,9Bの内側に設けてあるそれぞれの取っ手部11A、11Bを掴み、外側の手で担架本体1からはみ出ている被搬送者の頭部、脚部をそれぞれ抱えて、被搬送者の体をほぼ真っ直ぐの状態で持ち上げ搬送する。なお、第1の係合部材8A,8Bと第1の係止部材9A,9Bとの係止解除操作、第2の係止部4A,4Bと第2の係合部材5A,5Bの係止解除操作により、図1に示す状態に戻すことができる。
上記目的を達成するため、本発明は、携帯用簡易担架において、長方形状に形成され、被搬送者が長辺方向に対して平行に身体を寝かせられる布製の担架本体と、担架本体の一方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられ、一端が担架本体の側縁に接続される第1の背ベルトと、一端が担架本体の一方の長辺側縁に搬送者が被搬送者に正対した状態で搬送者の身体が入る程度で胴体部分左右の幅程度の間隔を置いて各々取り付けられる第2の背ベルトと、第1の背ベルトの他端と第2の背ベルトの他端に一端が接続すると共に他端に第1の係合部材を備えた肩掛けベルトとを有する背負いベルト体と、担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた第1の係合部材と係脱可能な一対の第1の係止部材と、を備え、背負いベルト体は、担架本体の一方の長辺側縁で2人の搬送者が被搬送者に正対した状態で各々第1の背ベルトと第2の背ベルトにより背中側を通して接続され、肩掛けベルトを背中側から肩を通した状態で、第1の係合部材を第1の係止部材に係止可能としたことを特徴とする。
本発明は、上記携帯用簡易担架において、背負いベルト体は、一対の第1の背ベルトと第2の背ベルトと肩掛けベルトで構成され、第2の背ベルトの一端が担架本体の一方の長辺側縁に搬送者が被搬送者に正対した状態で搬送者の身体が入る程度で胴体部分左右の幅程度の間隔を置いて各々取り付けられると共に、第2の背ベルトの他端には第2の係合部材が設けられ第1の背ベルトの他端には搬送者の背中側で第2の係合部材と係脱可能な第2の係止部材が設けられ、肩掛けベルトの一端が第2の係止部材に接続され、他端が第1の係合部材に接続されることを特徴とする。
本発明は、上記携帯用簡易担架において、担架本体の他方の長辺側縁の、両端側にそれぞれに設けられた第1の係止部材の内側に、2人の搬送者用にそれぞれ取っ手部を設け、担架本体の周縁全体及び担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に、補強部材が縫い付けられ、担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に縫いつけられた補強部材と、取っ手部及び又は背ベルトとが同じ部材で構成されることを特徴とする。
また、本発明は、簡易担架を用いた使用方法において、長方形に形成された布製の担架本体において、被搬送者が長辺方向に対して平行に寝かせられた状態で、担架本体の一方の長辺側に、被搬送者に正対して横に並んだ2人の搬送者に対して、担架本体の一方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられ、一端が担架本体の側縁に接続される第1の背ベルトと、一端が担架本体の一方の長辺側縁に搬送者が被搬送者に正対した状態で搬送者の身体が入る程度で胴体部分左右の幅程度の間隔を置いて各々取り付けられる第2の背ベルトと、第1の背ベルトの他端と第2の背ベルトの他端に一端が接続すると共に他端に第1の係合部材を備えた肩掛けベルトとを有する背負いベルト体を用いて、背負いベルト体の第1の背ベルトと第2の背ベルトにより背中側を通して接続され、肩掛けベルトを背中から肩を通して先端に設けられた第1の係合部材が担架本体における他方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた一対の第1の係止部材に係止され、他方の長辺側縁の、2つの第1の係止部材の内側に設けられた2人の搬送者用のそれぞれの取っ手部が引き上げられて被搬送者が担架本体内に包み込まれて抱きかかえられ、2人の搬送者が被搬送者の片側に並んで被搬送者に正対した状態で搬送可能としたことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明は、携帯用簡易担架において、長方形状に形成され、被搬送者が長辺方向に対して平行に身体を寝かせられる布製の担架本体と、担架本体の一方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた背負いベルト体と、担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた一対の第1の係止部材と、を備え、背負いベルト体は、一対の背ベルトと肩掛けベルトで構成され、一対の一方の背ベルトの一端が担架本体の一方の長辺側縁の端側に接続されると共に当該背ベルトの他端には第2の係止部材が設けられ、一対の他方の背ベルトの一端が搬送者の身体が入る程度で胴体部分左右の幅程度の間隔を置いて各々取り付けられると共に当該背ベルトの他端には第2の係合部材が設けられ、第2の係合部材と第2の係止部材が搬送者の背中側で係脱可能であり、肩掛けベルトの一端が第2の係止部材に接続され、他端が第1の係合部材に接続され、背負いベルト体は、担架本体の一方の長辺側縁で2人の搬送者が被搬送者に横に並んだ状態で各々一方の背ベルトと他方の背ベルトを搬送者の背中側で第2の係止部材と第2の係合部材で係合し、第2の係止部材に接続する肩掛けベルトを背中側から肩を通した状態で、第1の係合部材を第1の係止部材に係止可能としたことを特徴とする。
本発明は、上記携帯用簡易担架において、担架本体の他方の長辺側縁の、両端側にそれぞれに設けられた第1の係止部材の内側に、2人の搬送者用にそれぞれ取っ手部を設け、担架本体の周縁全体及び担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に、補強部材が縫い付けられ、担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に縫いつけられた補強部材と、取っ手部及び又は背ベルトとが同じ部材で構成されることを特徴とする。
また、本発明は、簡易担架を用いた使用方法において、長方形に形成された布製の担架本体と、担架本体の一方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた、一対の背ベルトと肩掛けベルトで構成される背負いベルト体と、担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた一対の第1の係止部材とを備えた簡易担架の使用方法であって、一対の一方の背ベルトの一端が担架本体の一方の長辺側縁の端側に接続されると共に当該背ベルトの他端には第2の係止部材が設けられ、一対の他方の背ベルトの一端が搬送者の身体が入る程度で胴体部分左右の幅程度の間隔を置いて各々取り付けられると共に当該背ベルトの他端には第2の係合部材が設けられて、第2の係合部材と第2の係止部材が搬送者の背中側で係脱可能であり、肩掛けベルトの一端が第2の係止部材に接続され、他端が第1の係合部材に接続されるものであり、被搬送者が担架本体の長辺方向に対して平行に寝かせられた状態で、担架本体の一方の長辺側で、2人の搬送者が横に並んだ状態で、背負いベルト体の一方の背ベルトと他方の背ベルトを搬送者の背中側で第2の係止部材と第2の係合部材で係合し、第2の係止部材に接続する肩掛けベルトを背中側から肩を通した状態で、第1の係合部材が第1の係止部材に係止され、他方の長辺側縁の、2つの第1の係止部材の内側に設けられた2人の搬送者用のそれぞれの取っ手部が引き上げられて被搬送者が担架本体内に包み込まれて抱きかかえられ、2人の搬送者が被搬送者の横に並んで取っ手部を掴んだ手が被搬送者の片側に対して向かい合うような正対した状態で搬送可能としたことを特徴とする。

Claims (5)

  1. 長方形状に形成され、被搬送者が長辺方向に対して平行に身体を寝かせられる布製の担架本体と、
    前記担架本体の一方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられ、一端が前記担架本体の側縁に接続されると共に他端に第1の係合部材を備えた背負いベルト体と、
    前記担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた前記第1の係合部材と係脱可能な一対の第1の係止部材と、
    を備え、
    2人の搬送者が前記担架本体の一方の長辺側に横に並び被搬送者に正対した状態で、前記担架本体の長辺側縁の両端側にそれぞれ設けられた前記背負いベルト体を搬送者の背中及び肩を通し、先端の前記第1の係合部材を前記第1の係止部材に係止することで、被搬送者を担架本体内に包み込むと共に2人の搬送者と前記背負いベルト体の内側に保持し、その保持状態で前記2人の搬送者が被搬送者の片側に並んで抱き抱えながら搬送を行うことを特徴とする携帯型簡易担架。
  2. 前記背負いベルト体は、
    一端が前記担架本体の一方の長辺側縁に搬送者の身体が入る程度の間隔を置いて取り付けられると共に他端に第2の係合部材及び前記第2の係合部材と係脱可能な一対の第2の係止部材を備えた一対の背ベルトと、
    一端に前記背ベルトの第2の係止部材が接続され、他端に前記第1の係合部材を接続した肩掛けベルトと、から構成されることを特徴とする請求項1記載の携帯型簡易担架。
  3. 前記担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれに設けられた前記第1の係止部材の内側に、2人の搬送者用にそれぞれ取っ手部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯用簡易担架。
  4. 前記担架本体の周縁全体及び前記担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に、補強部材が縫い付けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯用簡易担架。
  5. 前記担架本体の他方の長辺側縁の両端側にそれぞれに設けられた前記第1の係止部材の内側に、2人の搬送者用にそれぞれ取っ手部を設け、
    前記担架本体の周縁全体及び前記担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に、補強部材が縫い付けられ、
    前記担架本体の両方の長辺側縁間を結ぶ複数の箇所に縫いつけられた前記補強部材と、前記取っ手部及び又は前記背ベルトとが同じ部材で構成されることを特徴とする請求項2記載の携帯用簡易担架。
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