JP3013787U - リハビリ用帯体 - Google Patents

リハビリ用帯体

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JP3013787U
JP3013787U JP1995000556U JP55695U JP3013787U JP 3013787 U JP3013787 U JP 3013787U JP 1995000556 U JP1995000556 U JP 1995000556U JP 55695 U JP55695 U JP 55695U JP 3013787 U JP3013787 U JP 3013787U
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Japan
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belt
attached
rehabilitation
band
healer
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JP1995000556U
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Inventor
友雄 小林
Original Assignee
有限会社コバヤシコーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、治療者が歩行訓練等の機能回復訓
練をする場合に介護者が確実かつ容易に治療者を支えた
り誘導することができるリハビリ用帯体を提供するもの
である。 【構成】 リハビリ用帯体(10)の帯本体(12)
は、第1表布地(14)とポリエチレンプレート(1
6)とウレタンフォーム(18)と第2表布地(20)
を重ね合わせて形成されている。前記帯本体(12)の
外側面(12A)にはベルト(22)が配設され、ベル
ト(22)の一端部(22A)には折返部(26)が形
成されてバックル被係止部(30A)が取り付けられて
いる。一方、ベルト(22)の他端部(22B)の先端
にはバックル係止部(30B)が固着されている。前記
帯本体(12)にはループ把持体(34)及び吊下把持
体(36)が複数取り付けられている。また、帯本体
(12)の上縁部側にはサスペンダー(42)が取り付
けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に脳卒中等の病気の後遺症のリハビリを行う治療者が歩行訓練等 の機能回復訓練をする場合に使用するリハビリ用帯体に関する。
【0002】
【従来の技術】
脳卒中等の病気により後遺症を受けた治療者が歩行訓練等の機能回復訓練を行 う場合には、治療者を支えたり誘導したりする介護者の補助が必要となる場合が ある。 従来、治療者が歩行訓練を行う場合は、治療者はサラシ帯等を巻いて、介護者 がそのサラシ帯を把持して支えたり誘導したりしながら歩行訓練等の機能回復訓 練を行っている。 しかし、サラシ帯は介護者が把持すると結び目が緩んだり解けて治療者が倒れ て怪我をするおそれがあるので介護者はサラシ帯の結び目を気にする必要がある 。 また、サラシ帯では介護者が把持するための部位が特に形成されていないので 、サラシ帯を把持しにくいという不具合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記不具合を解消すべく考案されたものであり、治療者が歩行訓練 等の機能回復訓練をする場合に介護者が確実かつ容易に治療者を支えたり誘導す ることができるリハビリ用帯体を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、第1表布地とポリエチレンプレートと弾性材料で形成 されたプレート状の弾性芯体と第2表布地とを重ね合わせて形成された長尺状の 帯本体と、この帯本体の第1表布地側に帯本体の長手方向に沿って取り付けられ たベルトと、このベルトの端部に取り付けられたバックルと、前記帯本体に取り 付けられた複数の把手体と、前記帯本体に着脱可能に取り付けられた複数のサス ペンダーと、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【作用】
請求項1記載の考案のリハビリ用帯体を上体に装着する場合は、サスペンダー を肩に掛けてから帯本体を胸に巻いてベルトに取り付けられたバックルを係止す る。これにより、リハビリ用帯体は上体に確実に装着される。 そして、治療者が歩行練習を行う場合、介護者はリハビリ用帯体の把持体を把 持することができるので、治療者を適切に誘導できると共に治療者がよろけたり した場合は確実に支持して治療者が倒れることを防止できる。 また、本考案に係るリハビリ用帯体を下体に装着する場合は、サスペンダーを 股関節から臀部に配設してから帯本体を腰に巻いて、ベルトのバックルを係止す る。これにより、リハビリ用帯体は下体に確実に装着される。 そして、治療者が歩行練習を行う場合、介護者はリハビリ用帯体の把持体を把 持することができるので、治療者を適切に誘導できると共に治療者がよろけたり した場合は確実に支持して治療者が倒れることを防止できる。
【0006】
【実施例】
図1乃至図4には本考案に係るリハビリ用帯体の一実施例が示されている。 図1に示すようにリハビリ用帯体(10)の帯本体(12)は幅広で長尺状に 形成されている。図2に示すように、この帯本体(12)は、第1表布地(14 )とポリエチレンプレート(16)と弾性芯体としてのウレタンフォーム(18 )と第2表布地(20)を重ね合わせて形成されている。前記第1表布地(14 )は裂けにくいように綾織りされたナイロン布地によって形成され、前記第2表 布地(20)は肌触りを良くするためにメリヤス織りされたナイロン布地によっ て形成されている。また、帯本体(12)にはポリエチレンプレート(16)が 内蔵されているので、強度が高いのにも拘らず円滑に上体や下体に巻くことがで きる。なお、この実施例ではポリエチレンプレート(16)の厚み寸法は約1. 58mm、ウレタンフォーム(18)の厚み寸法は約6.35mmに設定されて いる。 図1に示すように前記帯本体(12)の外側面(12A)には帯本体(12) より幅狭で長さの長い布製のベルト(22)が配設されている。このベルト(2 2)の一端部(22A)と他端部(22B)は前記帯本体(12)に縫着されて いないが、中間部(22C)は前記帯本体(12)に縫着されている。これによ り、前記ベルト(22)は前記帯本体(12)と一体になっている。 ベルト(22)の中間部(22C)の反帯本体側にはベルクロファスナー(商 標名)の被係止部(24A)が縫着されている。また、ベルト(22)の一端部 (22A)の反帯本体側にはベルクロファスナー(商標名)の係止部(24B) が縫着されている。従って、図1に示すように前記ベルト(22)の一端部(2 2A)を他端部(22B)方向に折り返すと前記被係止部(24A)と係止部( 24B)とが係止してベルト(22)の一端部(22A)に折返部(26)が形 成される。 前記折返部(26)にはベルト(22)の一端部(22A)を挿入することに より係止されたバックル(30)を構成する扁平形状のバックル被係止部(30 A)が移動自在に取り付けられている。一方、前記ベルト(22)の他端部(2 2B)の先端には前記バックル被係止部(30A)と共にバックル(30)を構 成するバックル係止部(30B)が固着されている。 前記帯本体(12)には帯本体(12)の幅方向に跨る布製のループ把持体( 34)が間隔をあけて3個取り付けられている。また、前記帯本体(12)の下 縁部には前記ループ把持体(34)より長さの長い布製の吊下把持体(36)が 間隔をあけて2個取り付けられている。 前記帯本体(12)の上縁部には係止バックル(40)が6個取り付けられて いる。また、帯本体(12)の上縁部側には布製の2本のサスペンダー(42) が配設され、これらサスペンダー(42)の端部が複数の前記係止バックル(4 0)の中の適当な係止バックル(40)に係止されることにより、サスペンダー (42)は前記帯本体(12)に取り付けられる。前記サスペンダー(42)の 中間部には幅広の当接緩衝部(44)が設けられている。
【0007】 次に、実施例の作用について説明する。 図3に示すように、本考案に係るリハビリ用帯体(10)を治療者(A)の上 体に装着する場合は、前記サスペンダー(42)同士が交差するようにサスペン ダー(42)の端部を係止バックル(40)に取り付けて、サスペンダー(42 )を肩に掛ける。この場合、サスペンダー(42)の当接緩衝部(44)が肩に 当接するので肩が痛くなることはない。 次に、帯本体(12)を胸に巻いてベルト(22)に取り付けられたバックル 被係止部(30A)にバックル係止部(30B)を挿入することによりバックル 被係止部(30A)とバックル係止部(30B)とを係止する。これにより、リ ハビリ用帯体(10)は上体に確実に装着される。 そして、治療者(A)が歩行練習を行う場合、介護者は治療者(A)に装着さ れたリハビリ用帯体(10)のループ把持体(34)又は吊下把持体(36)を 把持することができるので、治療者(A)を適切に誘導できると共に治療者(A )がよろけたりした場合は確実に支持して治療者(A)が倒れることを防止でき る。しかも、リハビリ用帯体(10)は治療者(A)の上体にベルト(22)と サスペンダー(42)によって確実に装着されているので、リハビリ用帯体(1 0)が外れて治療者(A)が倒れる等の心配をせずにリハビリを行うことができ る。 なお、治療者(A)の体格の相違により前記ベルト(22)の長さを調節した い場合は、前記ベルクロファスナー(商標名)の被係止部(24A)と係止部( 24B)の係止を解除して前記被係止部(24A)と係止部(24B)の係止位 置を移動させることによりベルト(22)の長さを調節することができる。 また、図4に示すように、本考案に係るリハビリ用帯体(10)を治療者(A )の下体に装着する場合は、前記サスペンダー(42)同士を交差させないよう にサスペンダー(42)の端部を取付バックル(40)に係止させてサスペンダ ー(42)を股関節から臀部に配設する。なお、サスペンダー(42)の当接緩 衝部(44)が股関節から臀部に当接するので股関節を支持すると共に臀部が痛 くなることはない。 次に、帯本体(12)を腰に巻いて、ベルト(22)のバックル被係止部(3 0A)とバックル係止部(30B)を係止する。これにより、リハビリ用帯体( 10)は下体に確実に装着される。 そして、治療者(A)は歩く練習を行うのであるが、介護者はリハビリ用帯体 (10)のループ把持体(34)又は吊下把持体(36)を把持することができ るので、治療者(A)を適切に誘導できると共に治療者(A)がよろけたりした 場合は確実に支持して治療者(A)が倒れることを防止できる。 なお、前記帯本体(12)にはポリエチレンプレート(16)が内蔵されてい るので、帯本体(12)の強度を強くすることができ、リハビリ用帯体(10) の耐久年数を長期化することができる。
【0008】 なお、実施例ではリハビリ用帯体(10)を上体に装着する場合はサスペンダ ー(42)が肩から外れにくくするため、サスペンダー(42)同士を交差する ようにサスペンダー(42)を取り付けたが、サスペンダー(42)同士が交差 しないように取り付けてもよいことは勿論である。 また、本考案のリハビリ用帯体(10)の帯本体(12)は幅広に形成されて いるので腰に巻いて腰痛防止ベルトとして使用してもよいことは勿論である。 なお、実施例ではサスペンダー(42)を帯本体(12)に取り付けて使用し たが、サスペンダー(42)を取り外してリハビリ用帯体(10)を使用しても よいことは勿論である。 また、本考案のリハビリ用帯体(10)を上体と下体の両方に同時に装着して もよいことは勿論である。 なお、実施例では弾性製芯体としてウレタンフォーム(18)を使用したが、 これに限定されるものではなく、例えばゴムや発泡スチロール等他の弾性材料で もよい。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るリハビリ用帯体は、帯本体に把持体を複数設 けたので機能回復訓練において介護者が治療者を確実に支えたり誘導できるとい う優れた効果を有する。 また、リハビリ用帯体の帯本体に取り付けられたベルトにはバックルが設けら れているのでリハビリ用帯体を確実に治療者に取り付けられることができるとい う優れた効果を有する。 さらに、リハビリ用帯体の帯本体にはポリエチレンプレートが内蔵されている ので帯本体の強度が増大し、リハビリ用帯体の耐久年数を一段と向上させること ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るリハビリ用帯体の正面図である。
【図2】本考案に係るリハビリ用帯体の帯本体の断面図
である。
【図3】本考案に係るリハビリ用帯体を上体に装着した
状態の使用説明図である。
【図4】本考案に係るリハビリ用帯体を下体に装着した
状態の使用説明図である。
【符号の説明】
(10)・・・リハビリ用帯体 (12)・・・帯本体 (14)・・・第1表布地 (16)・・・ポリエチレンプレート (18)・・・ウレタンフォーム (20)・・・第2表布地 (22)・・・ベルト (30)・・・バックル (34)・・・ループ把持体 (36)・・・吊下把持体 (42)・・・サスペンダー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1表布地とポリエチレンプレートと弾
    性材料で形成されたプレート状の弾性芯体と第2表布地
    とを重ね合わせて形成された長尺状の帯本体と、この帯
    本体の第1表布地側に帯本体の長手方向に沿って取り付
    けられたベルトと、このベルトの端部に取り付けられた
    バックルと、前記帯本体に取り付けられた複数の把手体
    と、前記帯本体に着脱可能に取り付けられた複数のサス
    ペンダーと、を有してなることを特徴とするリハビリ用
    帯体。
JP1995000556U 1995-01-20 1995-01-20 リハビリ用帯体 Expired - Lifetime JP3013787U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005312600A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Funaki Gishi:Kk 介護リフト用装着具及びリフト機能付き歩行車
WO2006103771A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-05 Tomoko Takasaka 介護具
JP2013538614A (ja) * 2010-09-03 2013-10-17 ハンディカレ アクティエボラーグ ウエストトランスファベルト
KR200488829Y1 (ko) * 2018-08-28 2019-07-17 박종필 피트니스용 하네스

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