JP2005312006A - 映像記録再生装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像記録再生装置の使い勝手を向上させる。
【解決手段】映像記録再生装置1は、入力される映像データを記録し及び記録された映像データを消去しあるいは上書き可能に設定するとともに、記録された映像データをプログラム毎に再生する記録再生部6と、記録再生部6による映像データの再生がプログラムの途中で停止した場合、当該プログラムの映像データの再生割合に基づいて当該プログラムが視聴済みであるか否かを判別する視聴判別部7とを備える。視聴判別部7が記録再生部6に記録されているプログラムが視聴済みであると判別した場合に、記録再生部6は、当該プログラムの映像データを消去し若しくは上書き可能に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像記録再生装置及び方法に関する。
従来、放送番組(プログラム)などの映像データを記録および再生する映像記録再生装置では、ハードディスク(HDD)などの記録媒体の記録容量が限られた容量であるため、再生済みのプログラムを消去するなどして記録領域の空きを確保することが、一般的に行われている。このため、記録したプログラムごとに、記録日時やタイトル、消去禁止(プロテクト機能)などの記録内容を管理し、その記録内容をメニュー画面に表示させ、消去すべきプログラムについてユーザからの指示を受け付けるようにしている。
また、記録中に記録容量が不足してくると、データ量がより少なくなるように記録品質を変化させて、そのプログラムをすべて記録できるように自動調整する機能をもっている映像記録再生装置が知られている。
また、予約などで毎週同じ曜日の同じ時間に同じプログラムを録画する場合、前回録画したプログラムの記録領域に対し上書きする(上書き予約)機能を備えているものもある。上書き予約を行う場合、録画済みのプログラムに上書するか、あるいは、別領域に記録をするかを、空き領域をチェックすることで自動判別している(特許文献1)。
また、録画済のプログラムごとに優先順位を付加し、ハードディスク等の記録領域が無くなった場合、優先順位の低いプログラムの記録領域に、新たなプログラムを上書きする機能を備えるものがある(特許文献2)。この機能により、例えば、再生済となったプログラムの優先順位をより低くすることにより、未だ視聴していないプログラムをハードディスクに残した状態で、既に視聴したプログラムのデータが記録されている記録領域に新たなプログラムのデータを上書きすることが可能となる。
また、記録されているプログラムが一定時間もしくは一定割合以上再生されたときに、再生したプログラムの映像データを消去してよいかどうかをユーザに問い合わせ、ユーザの指示に従って、映像データを消去もしくは保存する技術がある(特許文献3)。放送されるプログラムは、コマーシャルや予告編などの本編以外の映像データが本編終了後に録画されていることに着目し、本編終了後に、コマーシャル等を見ずに再生を終了したときにも、一定時間以上再生された場合には、そのプログラムを消去の対象とすることで、消去の操作の手間を簡略化している。
特開2003−179839号公報 特開2002−305706号公報 特開2003−23590号公報
近年、記録媒体の容量増加に伴い、映像データの記録プログラム数もそれに比例して増加している。記録済みのプログラムの記録内容を表示させることは可能ではあるが、新たにプログラムを記録するときに記録媒体の容量が不足している場合、記録済みのプログラムの中から消去するプログラムを選択しなければならないこともある。特開2003−23590号公報に記載の技術のように、記録されているプログラムが一定時間もしくは一定割合以上再生されたときにプログラムを消去の対象とする場合、例えば本編のみが録画されていて、コマーシャルなどが含まれていないプログラムの場合に、一定時間再生後に途中で再生を中断したときにも消去の対象のプログラムとなってしまう。例えば、映画などのクライマックスシーンである後半部分で再生を一時的に停止したときに、消去の対象になってしまう。このため、ユーザにとっては不都合が生じる場合もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は映像記録再生装置の使い勝手を向上させることにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様にかかる映像記録再生装置は、入力される映像データを記録し、及び記録された映像データを消去し、あるいは、上書き可能に設定する共に、記録された映像データをプログラム毎に再生する記録再生部と、前記記録再生部による映像データの再生がプログラムの途中で停止した場合、当該プログラムの映像データの再生割合に基づいて当該プログラムが視聴済みであるか否かを判別する視聴判別部とを備える。前記視聴判別部が前記記録再生部に記録されているプログラムが視聴済みであると判別した場合に、前記記録再生部は、当該プログラムの映像データを消去し、もしくは上書き可能に設定する。
また、本発明の第2の態様にかかる映像記録再生方法は、入力される映像データを記録し、当該記録された映像データをプログラム毎に再生し、前記再生における映像データの再生がプログラムの途中で停止した場合、当該プログラムの映像データの再生割合に基づいて当該プログラムが視聴済みであるか否かを判別し、前記判別が記録されているプログラムが視聴済みであると判別した場合に、当該プログラムの映像データを消去し若しくは上書き可能に設定する。
本発明によれば、映像記録再生装置の使い勝手が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<<第1実施形態>>
先ず、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態が適用された映像記録再生装置の概略ブロック図である。
図示するように、本実施形態の映像記録再生装置1は、切換部2と、制御部3と、操作部5と、記録再生部6と、出力部8と、入力部203とを有する。
入力部203は、放送信号を受信する受信部201と、映像信号を入力する外部入力端子202とを有する。受信部201は、アンテナ901からテレビ放送信号を受信し、受信したテレビ放送信号を映像信号に変換する。そして、変換した映像信号を切換部2へ出力する。外部入力端子202は、映像信号を再生する一般的な再生装置からの映像信号を受信する。そして、受信した映像信号を切換部2へ出力する。
操作部5は、図示していないが、入力切換指示キー、再生開始指示キー、再生停止指示キー、記録開始指示キー、記録終了指示キー、設定指示キー、および、設定表示キーを少なくとも有する。
入力切換指示キーが操作されると、操作部5は入力部203の入力切り換えを指示する入力切換信号を制御部3に出力する。再生開始指示キーが操作されると、操作部5は放送番組、映像コンテンツなどのプログラムの再生を指示する再生開始指示信号を制御部3に出力する。再生停止指示キーが操作されると、操作部5は再生中のプログラムの再生停止を指示する再生停止指示信号を制御部3に出力する。記録開始指示キーが操作されると、操作部5はプログラムの記録開始を指示する記録開始指示信号を制御部3に出力する。記録終了指示キーが操作されると、操作部5はプログラムの記録停止を指示する記録停止指示信号を制御部3に出力する。設定指示キーが操作されると、操作部5は各種設定を指示する設定信号を制御部3に出力する。そして、設定表示キーが操作されると、操作部5は設定内容をモニタ900に表示するための設定表示信号を制御部3に出力する。
また、操作部5は、ユーザによって予め登録された録画予約に従い、所望の放送番組や映像コンテンツを記録するために、記録開始指示信号、記録停止指示信号および入力切替信号を自動生成して、制御部3に出力する。
切換部2は、制御部3の制御に従い、受信部201から入力された映像信号および外部入力端子202から入力された映像信号のいずれか一方を選択し、選択した信号を制御部3へ出力する。
記録再生部6は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)などの記録媒体603を有する。記録媒体603は、映像データが記録される映像記録部601と、放送番組、映像コンテンツなどの映像データのプログラム毎に各種設定内容が記録される設定記録部602とを有する。尚、設定記録部602は、記録媒体603にではなく、バッファメモリ等として別に設けられていてもよい。
記録再生部6は、制御部3の制御により、映像信号をMPEG(Moving Picture Experts Group)方式等の映像データに符号化する。そして、プログラム毎に、符号化された映像データを、映像記録部601に記録する。また、映像記録部601に記録されたプログラムの映像データを復号化し、制御部3の制御により出力部8に出力する。
また、記録再生部6は、映像記録部601に記録されているプログラム毎に、映像データの設定内容を、設定記録部602に記録する。図2は設定記録部602に記録されている設定内容の一例を示す図である。図示するように、プログラムの映像データの設定内容を登録するレコードは、プログラムの識別番号(Prog)を登録するためのフィールド301と、記録した開始時刻を登録するためのフィールド302と、記録した曜日を登録するためのフィールド303と、記録時間を登録するためのフィールド304と、プログラムのタイトルを登録するためのフィールド305と、入力識別データを登録するためのフィールド306と、再生履歴データを登録するためのフィールド307と、上書き可否データを登録するためのフィールド308とを有する。
ここで、入力識別データとは、対応するプログラムの映像データが受信部201から入力された映像信号であるか、それとも、外部入力端子202から入力された映像信号であるかを示すデータである。再生履歴データとは、対応するプログラムの映像データが再生済み、未再生および途中まで再生済み(再生時間)のいずれの状態にあるかを示すデータである。上書き可否データとは、対応するプログラムの映像データに上書きしてよいか否か(「上書き可」、「上書き不可」)を示すデータである。その他に、録画した年月日データを登録するためのフィールドや、録画品質データを登録するためのフィールドをさらに設けてもよい。
出力部8は、制御部3から出力された映像信号をモニタ900へ出力する。尚、切換部2と記録再生部6、および、記録再生部6と出力部8は、直接接続され、信号のやりとりをしてもよい。
制御部3は、映像記録再生装置1の動作を統括制御して、映像データ(プログラム)の記録媒体603への記録および再生を制御する。また、制御部3は、記録媒体603に記録されている映像データの視聴の有無を判別する視聴判別部7を有する。視聴判別部7は、切換部2が選択している映像信号を判別する入力信号判別部71と、記録媒体603に記録されている映像データの再生状態(再生済み、未再生および途中まで再生済み(再生時間)のいずれか)を判別する再生割合判別部72とを有する。
図3は本発明の第1実施形態が適用された映像記録再生装置1の動作フローを説明するための図である。
制御部3は、操作部5からプログラムの指定を伴わない記録開始指示信号が入力されると(S301:YES)、切換部2から出力された映像信号を記録再生部6へ出力し、記録再生部6に記録開始を指示する。これを受けて、記録再生部6は、制御部3から受け取った映像信号をMPEG方式等により所定の映像データに符号化する。そして、符号化された映像データの映像記録部601への記録を開始する(S302)。この際、記録再生部6は、映像データを記録可能な映像記録部601の空き容量を検出する。そして、空き容量が予め定めた容量より少ない場合、設定記録部602に記憶されているレコードのフィールド308に、「上書き可」を示す上書き可否データが登録されているプログラムの映像データを特定し、特定した映像データに、新たな映像データを上書きして記録する。
また、記録再生部6は、設定記録部602に当該映像信号用の新たなレコードを追加し、該レコードのフィールド301にユニークな識別情報を、フィールド302に記録開始時刻を、フィールド303に記録曜日を、そして、フィールド306に、入力信号判別部71が保持している入力識別データを登録する(S303)。この際、映像信号に付加されている情報から当該映像信号が示すプログラムのタイトルを取得できる場合は、フィールド305にこのタイトルも登録するようにしてもよい。なお、タイトルはユーザがタイトル名を操作部5に入力することで、制御部3の制御により記録再生部6が後から登録するようにしてもよい。
次に、制御部3は、操作部5から記録開始指示信号が入力された後に、操作部5から記録終了指示信号が入力されると(S304:YES)、切換部2から出力された映像信号の記録再生部6への出力を停止し、記録再生部6に記録停止を指示する。これを受けて、記録再生部6は、映像データの映像記録部601へ記録を終了する(S305)。これと共に、記録再生部6は、設定記録部602に登録されている当該映像データのレコードのフィールド304に記録時間を登録する(S306)。さらに、記録再生部6は、設定記録部602に登録されている当該映像データのレコードのフィールド307に「未再生」を示す再生履歴データを、そして、フィールド308に「上書き不可」を示す上書き可否データを登録する(S307)。その後、S301に戻る。この処理により、映像記録部601に新たに記録されたプログラムの映像データは、全て「未再生」且つ「上書き不可」に設定される。なお、記録再生部6は、「上書き不可」に設定されたプログラムの映像データに対して更新等の上書き処理を行うことができない。
また、制御部3は、操作部5からプログラムの指定を伴う再生開始指示信号が入力されると(S301:NO、S310:YES)、映像記録部601に記録されているプログラムの映像データのうち、当該再生開始指示信号で指定されているプログラムの映像データの再生を、記録再生部6に指示する。また、再生割合判別部72は、再生時間の計測を開始する(S311)。プログラムの映像データの再生が当該プログラムの途中から行われる場合、当該プログラムの初めから途中までの記録時間を再生時間の初期値に設定して、再生時間の計測を開始する。記録再生部6は、制御部3からプログラムの指定を伴う再生指示を受け付けると、指定されたプログラムの映像データを映像記憶部602から読み出し、MPEG方式等により映像信号に復号化することにより、映像データの再生を開始する(S312)。再生された映像信号は、制御部3を介して出力部4からモニタ900へ出力される。
次に、操作部5から再生開始指示信号が入力されて映像記録部601に記録されているプログラムの映像データの再生が開始されてから、操作部5から再生停止指示信号が入力されることなく、当該プログラムの映像データの再生が終了した場合(S313:YES)、つまり、当該プログラムの映像データが最初から最後まで再生された場合、再生割判別部71は、当該プログラムの映像データが視聴済みであると判定する。制御部3の指示により、記録再生部6は、設定記録部602に登録されている当該プログラムの映像データのレコードのフィールド307の登録内容を、再生済みを示す再生履歴データに更新する。これと共に、当該プログラムの映像データのレコードのフィールド308に登録されている上書き可否データを、「上書き不可」から「上書き可」へ変更する(S314)。その後、処理はS301ヘ戻る。なお、記録再生部6は、「上書き可」に設定されたプログラムの映像データに対して更新等の上書き処理を行うことができる。
また、操作部5から再生開始指示信号が入力されて映像記録部601に記録されているプログラムの映像データの再生が実行されている最中に、操作部5から再生停止指示信号が入力されると(S315:YES)、制御部3は、当該プログラムの映像データの記録再生部6への出力を停止し、記録再生部6に再生を停止させる(S316)。また、再生割合判別部71は、当該プログラムの映像データの再生が開始されてから停止されるまでの再生時間を、記録再生部6に通知する。これを受けて、記録再生部6は、当該プログラムのレコードのフィールド307の登録内容を、通知された再生時間を示す再生履歴データに更新する(S317)。
次に、再生割合判別部72は、設定記録部602に記録されている、再生が終了または停止したプログラムの映像データのレコードのフィールド306、304、307各々の入力識別データ、記録時間、再生履歴データに基づいて、当該プログラムが視聴済であるか否かを判別する(S318)。そして、判別結果に基づき、制御部3の指示により、記録再生部6は、判別結果が視聴済みの場合は、当該プログラムの映像データのレコードのフィールド308の登録内容を「上書き可」に更新する。一方、判別結果が視聴済みでない場合は、当該プログラムの映像データのレコードのフィールド308の登録内容を「上書き不可」のままとする(S319)。その後、処理はS301に戻る。
具体的には、入力識別データが受信部201から入力された映像信号であることを示しており、記録時間から再生履歴データが示す再生時間を差し引いた時間、つまり未再生時間の記録時間に対する割合が所定値(例えば20%)未満である場合、当該プログラムの映像データを視聴済であると、制御部3の再生割合判別部72は判別する。あるいは、再生データが示す再生時間の記録時間に対する割合が所定値(例えば80%)以上である場合に、当該プログラムの映像データを視聴済であると、再生割合判別部72は判別する。
一方、入力識別データが外部入力端子202から入力された映像信号であることを示している場合、未再生時間の記録時間に対する割合(あるいは再生時間の記録時間に対する割合)にかかわらず当該プログラムの映像データを視聴済でないと、制御部3の再生割合判別部72は判別する。
一般的に放送されている殆どのプログラムは、1つのプログラム中、プログラムの初めから80%の時点までが本編であり、残りの20%の時間は、コマーシャルや次回の予告編である。例えば、60分のプログラムの場合は、プログラムの初めから約50分が本編であり、残りの約10分は、コマーシャルや次回の予告編である。また、30分のプログラムの場合は、プログラムの初めから約25分が本編であり、残りの約5分はコマーシャルや次回の予告編である。記録時間が1時間であり、プログラムの初めから50分経過した時点で当該プログラムの本編が終了し、残りの10分がプログラムのコマーシャルや次回の予告編である場合、ユーザは、当該プログラムが初めから50分経過した時点で本編が終了したと認識し、当該プログラムの再生を停止することがある。
この場合、ユーザが当該プログラムを視聴済であると認識していても、映像記録再生装置1が当該プログラムを未だ視聴済でないと判別すると、当該プログラムの映像データが上書きされずにいつもでも残ってしまい、記録媒体603の記憶容量を圧迫するという不都合が生じる可能性がある。このため、本実施形態では、このような不都合を回避するため、記録時間に対する未再生時間の割合が所定値未満である場合あるいは記録時間に対する未再生時間の割合が所定値以上である場合、本編は視聴済みであると考え、当該プログラムを視聴済であると判別するようにしている。
一方、映画などのプログラムを記憶する媒体には、プログラムのコマーシャルや次回の予告編などが記録されていなことが殆どである。そこで、本実施形態では、外部入力端子202へ入力された映像信号の場合、記録時間に対する未再生時間の割合が所定値(例えば20%)未満であっても、例えば映画などのクライマックスシーンである後半部分で再生を一時的に停止したものと考えられるので、当該プログラムを視聴済みでないと判別するようにしている。すなわち、外部入力端子202から入力された映像信号の記録データを再生する場合、記録されているすべての映像データを再生したときに視聴済であると判別し、未再生時間がある場合には視聴済みでないと判別する。
また、記録開始信号が受信されず(S301:NO、S310:NO)、入力信号判別部71が操作部5から入力切換信号が入力されたと判別したとき(S320:YES)、制御部3は、切換部2が出力する映像信号を切り換える(S321)。また、制御部3は、切換部2が選択している映像信号を表す入力識別データを保持する(S322)。その後、処理はS301に戻る。
また、制御部3は、操作部5から設定表示信号が入力されると(S330:YES)、記録再生部6に設定記録部602に記録されている各プログラムの設定内容を読み出させる。そして、各プログラムの設定内容を出力部8を介してモニタ900に出力する(S331)。その後、処理はS301に戻る。
例えば、映像記録部601には、プログラムA1〜A5およびB1の映像データが記録され、設定記録部602には、図2に示すような設定内容がプログラム毎に記録されているものとする。また、受信部201からの映像データの場合、記録時間に対する未済再生時間の割合が20%未満の場合に、当該映像データを視聴済みと判断するものとする。
操作部5から設定表示信号が出力されると、出力部8へ接続されたモニタ900に、設定記録部602に登録されている各プログラムの設定内容が表示される。図2に示すように、プログラムA1は、入力識別データが受信部201から入力された映像信号であることを示し、記録時間が1時間であり、再生履歴データがプログラムの初めから終わりまで全て再生済であることを示している。したがって、「上書き可」であることを示す上書き可否データがモニタ900に表示される。
また、プログラムA2は、入力識別データが受信部201から入力された映像信号であることを示し、記録時間が1時間であり、再生履歴データが30分だけ再生済(未済部分が30分)であることを示している。記録時間に対する未済再生時間の割合が20%以上であるので、「上書き不可」であることを示す上書き可否データがモニタ900に表示される。
また、プログラムA3は、入力識別データが受信部201から入力された映像信号であることを示し、記録時間が2時間であり、再生履歴データが1時間だけ再生済(未済部分が1時間)であることを示している。記録時間に対する未済再生時間の割合が20%以上であるので、「上書き不可」であることを示す上書き可否データがモニタ900に表示される。
また、プログラムA4は、入力識別データが受信部201から入力された映像信号であることを示し、記録時間が1時間であり、再生履歴データが未再生であることを示している。したがって、「上書き不可」であることを示す上書き可否データがモニタ900に表示される。
また、プログラムA5は、入力識別データが受信部201から入力された映像信号であることを示し、記録時間が2時間であり、再生履歴データが1時間55分だけ再生済み(未再生部分が5分)であることを示している。記録時間に対する未済再生時間の割合が20%未満であるので、「上書き可」であることを示す上書き可否データがモニタ900に表示される。
また、プログラムB1は、入力識別データが外部入力端子202から入力された映像信号であることを示し、記録時間が1時間であり、再生履歴データが50分だけ再生済み(未再生部分が20分)であることを示している。外部入力端子202から入力された映像信号であるので、「上書き不可」であることを示す上書き可否データがモニタ900に表示される。
図4A〜図4Dは、映像記録部601に記録されているプログラムの映像データについて、設定記録部602に記録されるプログラムの映像データの設定内容の変遷を説明するための図である。図4Aは受信部201から入力された映像信号の映像データであって記録時間が60分の映像データ(プログラムA)が未再生の状態を示す図、図4BはプログラムAが30分再生された状態を示す図、図2CはプログラムAが50分再生された状態を示す図、そして、図2Dは外部入力端子202から入力された映像信号の映像データ(プログラムB)であって記録時間が60分の映像データが50分再生された状態を示す図である。
図4Aに示すように、受信部201から入力された映像信号の映像データであって、記録時間が60分のプログラムAが未再生の場合、設定記録部602に登録されたプログラムAの映像データのレコードにおいて、フィールド304に記録時間が60分であることを示すデータが記録され、フィールド307に未再生を示す再生履歴データが記録され、フィールド308に「上書き不可」を示す上書き可否データが記録される。
図4Bに示すように、操作部5の操作により、プログラムAの再生が開始され、再生から30分の時点で再生が停止されると、フィールド307には、プログラムの初めから30分の時点までが再生されたことを示すデータが記録される。再生割合判定部72は、プログラムAの記録時間が60分であり、制御部3が検出したプログラムAの未再生時間が30分であり、したがって、記録時間に対する未再生時間の割合が20%以上であることから、プログラムAが視聴済でないと判別する。
図4Cに示すように、操作部5の操作により、プログラムAの再生が開始され、再生から50分の時点で再生が停止されると、フィールド307には、プログラムの初めから50分の時点までが再生されたことを示すデータが記録される。再生割合判定部72は、プログラムAの記録時間が60分であり、制御部3が検出したプログラムAの未再生時間が50分であり、したがって、記録時間に対する未再生時間の割合が20%未満であることから、プログラムAが視聴済であると判別する。そして、フィールド308の上書き可否データを「上書き不可」から「上書き可」へ変更する。
また、図4Dに示すように、外部入力端子202から入力された映像信号の映像データであって、記録時間が60分のプログラムBが10分間だけ未再生時間である場合、再生割合判定部72は、記録時間に対する未再生時間の割合が20%未満であっても、プログラムBが視聴済でないと判別し、フィールド308の上書き可否データを「上書き不可」のままとする。
以上、本発明の第1実施形態を説明した。本実施形態によれば、映像記録部603に記録されている、外部入力端子203から入力された映像信号の映像データを全て再生した場合に、当該映像データが示すプログラムが視聴済であると判定し、未再生時間がある場合には視聴済みでないと判定する。例えば、外部入力端子202から入力された映像信号の映像データであって、記録時間が60分のプログラムの映像データを再生する場合、当該プログラムの映像データの再生時間が50分を経過した時点で再生を停止した場合でも、外部入力端子202から入力された映像信号の映像データであるため、当該プログラムを視聴済でないと判定する。そして、視聴済みでないと判定されている間は、当該映像データが上書き不可に設定される。このため、途中で再生を停止させたような場合に、映像データを消去してしまうということがないのいで、ユーザにとって使い勝手がよくなる。
また、本実施形態によれば、映像記録部603に記録されている、受信部201から入力された映像信号の映像データを再生した場合に、記録時間に対する未再生時間の割合が所定値(例えば20%)未満であるならば、当該プログラムを視聴済であると判定する。これにより、例えば、初めからの約50分が本編であり、残り約10分がコマーシャルや次回の予告編で構成された、60分のバラエティーのテレビプログラムを再生する場合、ユーザが初めから50分の時点で再生を停止した場合でも、当該プログラムを視聴済であると判定することがきる。また、初めからの約25分が本編であり、残りの約5分がコマーシャルや次回の予告編などで構成された、30分のテレビアニメプログラムを再生する場合、ユーザが初めから25分の時点で再生を停止した場合でも、当該プログラムを視聴済であると判別することができる。そして、視聴済みと判断された場合、当該映像データが上書き可に設定される。このため、映像記憶部601の記憶領域が、不要な映像データで圧迫されるのを防止することができる。
また、本実施形態によれば、映像記録部603に記録されている各プログラムに対し、再生済みか否か、あるいは、どこまで再生したかなどの設定内容を設定記録部602に記録しておくので、この設定内容をメニュー等の画面により一目で確認できる。
<<第2実施形態>>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態は、上記の第1実施形態において、映像記録部601に記録された映像データをダビングできるようにしたものである。図5は本発明の第2実施形態が適用された映像記録再生装置の概略ブロック図である。図示するように、本実施形態の映像記録再生装置が、図1に示す第1実施形態の映像記録再生装置と異なる点は、操作部5に代えて操作部5’を設けたこと、設定記録部602に代えて設定記録部602’が設けられていること、および、ダビング用の記録媒体(図示せず)に映像データを記録するためのダビング用記録部605をさらに設けたことである。その他の構成は第1実施形態のものと同様である。
操作部5’は、第1実施形態の操作部5が備える各種操作キーに加えて、ダビング指示キー(図示せず)が設けられている。図6は設定記録部602’に記録されている設定内容の一例を示す図である。図示するように、設定記録部602’に記録される各プログラムの映像データのレコードには、図2に示す第1実施形態の設定記録部602に記録される各プログラムのレコードに対して、他の記録媒体にダビングしたか否かを登録するためのフィールド309、および、プログラムの他の記憶媒体へのダビングが指定されているか否かを登録するためのフィールド310が追加されている。これらのフィールドは、設定記録部602’にレコードが新たに追加された初期状態では、それぞれ、「ダビングなし」、「ダビング指定なし」に設定される。
操作部5’は、ユーザにより、プログラムが指定され、ダビング指示キーが操作されると、プログラムの指定を伴うダビング指示信号を制御部3へ出力する。制御部3は、操作部5’から受け付けたダビング指示信号を記録再生部6に出力する。記録再生部6は、ダビング指示信号で指定されているプログラムの映像データのレコードを設定記録部602’から特定し、該レコードのフィールド310に登録されているダビング指定データを「ダビング指定なし」から「ダビング指定あり」に変更する。
図7は本発明の第2実施形態が適用された映像記録再生装置1の自動ダビング動作を説明するための図である。なお、その他の動作は第1実施形態と同様である。
制御部3は、予め定められたダビング開始時間(例えばユーザがあまり記録再生装置を利用することがないような深夜の時刻としておくとよい)になると(S401:YES)、設定記録部602’から未注目のレコードを1つ抽出し、これを注目レコードとする(S402)。次に、制御部3は、注目レコードのフィールド310に登録されているダビング指示データが「ダビング指定あり」であるか否かを判別し、「ダビング指定あり」ならばS404の処理を行い(S403:YES)、「ダビング指定なし」ならばS402の処理に戻る(S403:NO)。
S404において、制御部3は、注目レコードのフィールド309に登録されているダビング状態データが「ダビング済み」であるか否かを判別し、「ダビング済み」ならばS402の処理に戻り(S403:YES)、「ダビングなし」ならばS402の処理に進む(S403:NO)。
S405の処理において、制御部3は、ダビング用記録部605にダビング用記録媒体がセットされているか否かを判別し、セットされていない場合はS401の処理に戻る。一方、セットされている場合は、そのダビング用記録媒体が記録可能であるか否かをさらに判別する(S406)。具体的には、制御部3は、ダビング用記録媒体の空き容量を検出し、この空き容量と、注目レコードに対応するプログラムの映像データのデータ量とを比較する。そして、当該データ量分の空き容量がある場合には記録可能であると判断し、当該データ量分の空き容量がない場合や上書き禁止に指定されている場合には記録不可と判断する。記録可能であると判断した場合には(S406:YES)、映像記録部601に記録されている、注目レコードに対応するプログラムの映像データを記録媒体記録部605にダビングする(S407)。一方、記録不可と判断した場合は(S406:NO)、S401の処理に戻る。
さて、制御部3は、注目レコードに対応するプログラムの映像データのダビングが終了したならば(S408:YES)、記録再生部6を制御し、設定記録部602’の注目レコードのフィールド309に登録されているダビング状態データを「ダビングなし」から「ダビング済み」に変更する(S409)。その後、制御部3は、設定記録部602’に未注目のレコードがあるならばS402の処理に戻り(S410:YES)、そうでないならばS401に戻る(S410:NO)。
以上により、ダビング指定されているプログラムの映像データを、例えばユーザが映像記録再生装置1を使用していない時間帯に、バックアップ用の記録媒体に自動でバックアップすることができる。
<<第3実施形態>>
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
本実施形態は、上記の第1実施形態において、定められた曜日、時間に放映されるコンテンツを毎週記録できるようにしたものである。本実施形態の映像記録再生装置が、図1に示す第1実施形態の映像記録再生装置と異なる点は、操作部5に代えて操作部5”が設けられていること、および、設定記録部602に代えて設定記録部602”が設けられていることである。その他の構成は第1実施形態と同様である。
操作部5”は、第1実施形態の操作部5が備える各種操作キーに加えて、毎週記録指示キー(不図示)が設けられている。図8は設定記録部602”に記録されている設定内容の一例を示す図である。図示するように、設定記録部602”に記録される各プログラムの映像データのレコードには、図2に示す第1実施形態の設定記録部602に記録される各プログラムのレコードに対して、フィールド302〜304に登録されている記録開示時間、曜日、記録時間でプログラムの映像データを毎週記録するか否かをを登録するためのフィールド311が追加されている。このフィールドは、設定記録部602”にレコードが新たに追加された初期状態では、「毎週記録しない」に設定される。
操作部5”は、ユーザにより、プログラムが指定され、毎週記録指示キーが操作されると、プログラムの指定を伴う毎週記録指示信号を制御部3へ出力する。制御部3は、操作部5”から受け付けた毎週記録指示信号を記録再生部6に出力する。記録再生部6は、毎週記録指示信号で指定されているプログラムの映像データのレコードを設定記録部602”から特定し、該レコードのフィールド311に登録されている毎週記録指示データを「毎週記録しない」から「毎週記録する」に変更する。
図9は本発明の第3実施形態が適用された映像記録再生装置1の毎週記録動作を説明するための図である。なお、その他の動作は第1実施形態と同様である。
制御部3は、設定記録部602”に記録されている各プログラムの映像データのレコードを監視し、フィールド311に登録されている毎週記録指示データが「毎週記録する」であって、フィールド302、303に登録されている記録開始時刻および曜日より特定される記録開始タイミングになったレコードを検出すると(S501:YES)、フィールド306に登録されている入力識別データに従って切換部2を制御する。そして、切換部2から入力された映像信号を記録再生部6に出力し、記録再生部6に、検出したレコードの指定を伴う毎週記録開始指示を出力する。これを受けて、記録再生部6は、毎週記録再生開始指示で指定されたレコードのフィールド308に登録されている上書き可否データに基づき、上書きの可否を判別する(S502)。該上書き可否データが「上書き可」を示しているならば(視聴済み)、S503の処理に進み(S502:YES)、「上書き不可」を示しているならば(未視聴)、S507の処理に進む(S502:NO)。
S503において、記録再生部6は、制御部3から入力される映像信号をMPEG方式等の映像データに符号化し、符号化された映像データを、映像記録部601に記録されている、毎週記録再生開始指示で指定されたレコードに対応するプログラムの映像データに上書き記録する(S503)。
制御部3は、記録再生部6に毎週記録再生開始指示を出力してから、検出したレコードのフィールド304に登録されている記録時間を経過したならば(S504:YES)、記録再生部6に毎週記録再生終了指示を出力する。また、切換部2から入力された映像信号の記録再生部6への出力を停止する。これを受けて、記録再生部6は、映像データの映像記録部601へ記録を終了する(S505)。また、制御部3は、記録再生部6を制御し、設定記録部602に登録されている当該映像データのレコードのフィールド307に登録されている再生履歴データを「未再生」に変更し、そして、フィールド308に登録されている上書き可否データを「上書き不可」に変更する(S506)。
一方、S507では、図3のS302〜S307と同様の処理を行う。これにより、映像記録部601の空き容量にプログラムの映像データが新たに記録され、これに併せて、当該プログラムの映像データのレコードが設定記録部602”に新たに登録される。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
なお、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなくその要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の各実施形態において、映像記録再生装置1は、記録した映像データが受信部201から入力された映像データか、それとも、外部入力端子202から入力された映像データかの入力識別データに基づいて、外部入力端子202から入力された映像データの場合は初めから最後まで再生しない限り視聴済ではないと判断し、受信部201から入力された映像データの場合は未再生時間(または再生時間)の割合が所定値未満(または所定値以上)であるか否かに応じて視聴済であるか否かを自動的に判別する構成とした。しかし、本発明はこれに限定されない。操作部5を操作することによって視聴者が任意にこれらの設定を変更できるようにしてもよい。例えば、操作部5に、映像データを初めから最後まで再生させない限り視聴済でないと判別する入力端子を選定する選定キー、視聴済であると判別する未再生時間の記録時間に対する割合の設定キー等を設け、これらのキーを操作することによって、制御部3が設定を変更するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、映像記録部6に記録されている映像データを再生している途中で再生が停止した場合に、再生割合判定部72が、当該再生が停止した時点での記録時間に対する未再生時間(または再生時間)の割合を算出し、今後、当該割合未満(または割合以上)で再生が途中停止した場合に、視聴済であると判別するか否かをユーザに選択させるようにしてもよいい。例えば、操作部5にエンターキーを備え、途中で再生が停止した場合、今後、このときの未再生時間の記録時間に対する割合未満(またはこのときの再生時間の記録時間に対する割合以上)で再生が途中停止した場合は視聴済であると判別してもよいか否かをユーザに質問する画面をモニタ900へ出力し、エンターキーが入力された場合、今後は、この割合未満(あるいは割合以上)で再生が停止した場合は、再生割合判定部72が視聴済みである判定するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態では、視聴判別部7を制御部3内に設けているが、視聴判別定部7は、制御部3とは別個に設けるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態では、入力部203に、アンテナ901から映像信号を受信する受信部201および再生装置902から映像信号を受信する外部入力端子202を、それぞれ1つ設け、切換部2で、受信部201および外部入力端子202のいずれか一方を選択するようにしている。しかし、本発明はこれに限定されない。入力部203に、受信部201および外部入力端子202各々を少なくとも1つ設け、切換部2で、入力切替指示信号に従い、これらの中から受信部201あるいは外部入力端子202を1つ選択するようにしてもよい。図10は本発明の第1実施形態の変形例を示す図である。この例において、入力部203’は、受信部201と、それぞれ異なる再生装置902、902’に接続する2つの外部入力端子202、202’とを有する。切換部2’は、制御部3を介して操作部5から受信した入力切替信号に従い、受信部201から入力される映像信号、外部入力端子202から入力される映像信号、および、外部入力端子202’から入力される映像信号のいずれか1つを選択し、該選択した映像信号を制御部3に出力する。
図1は本発明の第1実施形態が適用された映像記録再生装置の概略ブロック図である。 図2は図1の設定記録部602に記録されている設定内容の一例を示す図である。 図3は本発明の第1実施形態が適用された映像記録再生装置1の動作フローを説明するための図である。 図4(A)は受信部201から入力された映像信号の映像データであって記録時間が60分の映像データ(プログラムA)が未再生の状態を示す図、図4(B)はプログラムAが30分再生された状態を示す図、図4(C)はプログラムAが50分再生された状態を示す図、そして、図4(D)は外部入力端子202から入力された映像信号の映像データ(プログラムB)であって記録時間が60分の映像データが50分再生された状態を示す図である。 図5は本発明の第2実施形態が適用された映像記録再生装置の概略ブロック図である。 図6は設定記録部602’に記録されている設定内容の一例を示す図である。 図7は本発明の第2実施形態が適用された映像記録再生装置1の自動ダビング動作を説明するための図である。 図8は設定記録部602”に記録されている設定内容の一例を示す図である。 図9は本発明の第3実施形態が適用された映像記録再生装置1の毎週記録動作を説明するための図である。 図10は本発明の第1実施形態の変形例を示す図である。
符号の説明
1…映像記録再生装置、2…切換部、3…制御部、5…操作部、6…記録再生部、7…視聴判別部、8…出力部、71…入力信号判別部、72…再生割合判別部、201…受信部、202…外部入力端子、203…入力部、601…映像記録部、602…設定記録部、603…記録媒体、605…ダビング用記録部、900…モニタ、901…アンテナ、902…再生装置

Claims (14)

  1. 入力される映像データを記録し及び記録された映像データを消去しあるいは上書き可能に設定するとともに、記録された映像データをプログラム毎に再生する記録再生部と、
    前記記録再生部による映像データの再生がプログラムの途中で停止した場合、当該プログラムの映像データの再生割合に基づいて当該プログラムが視聴済みであるか否かを判別する視聴判別部とを備え、
    前記視聴判別部が前記記録再生部に記録されているプログラムが視聴済みであると判別した場合に、前記記録再生部は、当該プログラムの映像データを消去し若しくは上書き可能に設定すること
    を特徴とする映像記録再生装置。
  2. 請求項1に記載の映像記録再生装置であって、
    放送信号を受信する受信部をさらに備え、
    前記記録再生部に記録された映像データが前記受信部が受信した放送信号として入力され、かつ、当該プログラムの再生割合が所定の割合以上である場合に、前記視聴判別部は当該プログラムが視聴済みであると判別すること
    を特徴とする映像記録再生装置。
  3. 請求項2に記載の映像記録再生装置であって、
    前記所定の再生割合は80%であること
    を特徴とする映像記録再生装置。
  4. 請求項2に記載の映像記録再生装置であって、
    前記所定の再生割合の設定指示を受け付ける操作部をさらに有すること
    を特徴とする映像記録再生装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の映像記録再生装置であって、
    外部の記録媒体に記録された映像データが入力される入力部を備え、
    前記記録再生部に記録された映像データが前記入力部から入力され、かつ、当該プログラムのすべてが再生されている場合に、前記視聴判別部は当該プログラムが視聴済みであると判別すること
    を特徴とする映像記録再生装置。
  6. 請求項5に記載の映像記録再生装置であって、
    前記記録再生部に記録される映像データの入力信号を切り替える切換部を備え、
    前記記録再生部は、消去され若しくは上書き可能に設定されている、記録された映像データ上に、前記切換部が切り換えた入力信号を上書き記録すること
    を特徴とする映像記録再生装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の映像記録再生装置であって、
    前記記録再生部に記録された映像データをダビング記録するダビング用記録部をさらに備えること
    を特徴とする映像記録再生装置。
  8. 入力される映像データを記録し、当該記録された映像データをプログラム毎に再生し、
    前記再生における映像データの再生がプログラムの途中で停止した場合、当該プログラムの映像データの再生割合に基づいて当該プログラムが視聴済みであるか否かを判別し、
    前記判別が記録されているプログラムが視聴済みであると判別した場合に、当該プログラムの映像データを消去し若しくは上書き可能に設定すること
    を特徴とする映像記録再生方法。
  9. 請求項8に記載の映像記録再生方法であって、
    記録された映像データが放送信号として入力され、かつ、当該プログラムの再生割合が所定の割合以上である場合に、当該プログラムが視聴済みであると判別すること
    を特徴とする映像記録再生方法。
  10. 請求項9に記載の映像記録再生方法であって、
    前記所定の再生割合は80%であること
    を特徴とする映像記録再生方法。
  11. 請求項9に記載の映像記録再生方法であって、
    前記所定の再生割合の設定指示を受け付けること
    を特徴とする映像記録再生方法。
  12. 請求項8乃至11のいずれか一項に記載の映像記録再生方法であって、
    外部の記録媒体に記録された映像データが入力され、かつ、当該プログラムのすべてが再生されている場合に、前記判別は当該プログラムが視聴済みであると判別すること
    を特徴とする映像記録再生方法。
  13. 請求項12に記載の映像記録再生方法であって、
    記録される映像データの入力信号を切り替え、
    消去され若しくは上書き可能に設定されている、記録された映像データ上に、切り換えた入力信号を上書き記録すること
    を特徴とする映像記録再生方法。
  14. 請求項8乃至13のいずれか一項に記載の映像記録再生方法であって、
    記録された映像データをダビング記録すること
    を特徴とする映像記録再生方法。
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