JP3663149B2 - 表示制御装置および表示制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、放送を受信する装置に関し、特に放送コンテンツを記録/再生する記録再生表示制御装置における表示制御装置および表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、記録媒体に記録されているコンテンツの再生制限情報に基づいて再生制限に関する所定の表示を行うものとしては、例えば特開2001−56784号公報(ソニー株式会社)が知られており、再生データに対して付加された再生制限に関する再生制限情報の内容をユーザに対して分かり易く通知すると共に、再生データに対する再生処理を制限するようにする。
【0003】
具体的には、フラッシュメモリ30に記憶されている再生制限情報及び音楽データD1を有するディジタル音楽コンテンツC1から再生制限情報を検出し、当該検出した再生制限情報に基づいて再生制限に関する所定の表示を行うと共に、音楽データD1の再生処理に所定の制限を加えるようにしたことにより、音楽データD1に付加されている再生制限情報の内容を表示又は音声によってユーザに認識させ得ると共に、音楽データD1の再生処理を制限することができるものである。
【0004】
上記文献においては、記憶されているコンテンツの再生回数,再生期限から、このコンテンツが再生可能か否かを表示する。しかし、この制御はコンテンツの再生場所と現在時刻に依存して変化する場合については何ら考慮されていない。
【0005】
コンテンツは、このコンテンツの作成者によって著作権のもとにこのコンテンツの再生条件を指定される場合がある。著作権者としてはコンテンツのコピーはなるべくなら防ぎたい。しかし視聴者の利便性を考えると、例えばコンテンツが放送で配布される場合には、視聴者がこのコンテンツの放送時刻に受信しない限り、このコンテンツを視聴/記録(永久保存など)することができないという不便さがある。
【0006】
この不便さを少しでも解消するため著作権者のコンテンツの再生条件として、(1)コンテンツを受信し、記録を開始してから、一定時間だけは蓄積し、再生しても良い、或いは、(2)一定時間だけは第1の記録媒体(例えばHDD(ハード・ディスク・ドライブ))に蓄積後、更に第2の記録媒体(例えばDVHS(デジタルVHS))にコピーしても良いといった形態をとることにより、著作権者および視聴者の利便性を両立することができる。
【0007】
具体例を説明すると、例えば放送局がある120分間の番組を放送する。なお、予めこの番組の再生条件としては、著作権者の意志で番組全体を記録保存することは認めないが、受信後90分間迄なら記録媒体(例えばHDD)に記録し、繰り返し自由に見てよいものとして送信されているものとして説明する。
【0008】
視聴者はこの番組を番組の放送開始から受信機で受信し、HDDに記録を開始する。視聴者は、この番組を受信開始から90分間迄ならば、当該番組の頭迄戻り、HDDに記録した当該番組を番組の頭から自由に再生視聴すことができる。
【0009】
この番組を受信開始から90分経過した時点では、HDDに記録した90分経過部分については順次再生不可となる。
【0010】
例えば、この番組を受信開始から100分経過した時点では、この番組受信開始時点から受信開始後10分経過した時点迄はHDDに記録した当該番組は再生不可となるが、この番組受信開始後10分経過した時点から現在の時点迄の部分に関しては、HDDに記録した当該番組は再生し繰り返し視聴することができる。
【0011】
また、当該番組の放送開始から120分が経過して当該番組の放送が終了した時点では、この番組受信開始後30分経過した時点以降の部分に関しては、HDDに記録した当該番組は再生し繰り返し視聴することができる。
【0012】
当該番組の放送開始から210分が経過した時点では、当該番組部分の全ての部分が受信後90分経過しているため、当該番組についてはどの部分もHDDから再生することはできなくなる。
【0013】
つまり、コンテンツの部分部分に関して受信後90分間はHDDに保持されていたとしても、これはユーザーが視聴時間を一時的にずらすことを目的としたものであり、恒久的な蓄積ではないので、これを記録保存したとは見なさないものと考えて良い。
【0014】
また、この考え方を「一回(一世代)なら記録保存することは認める」というコンテンツに対して適用することができる。
【0015】
例えば放送局がある120分間の番組を放送する。なお、予めこの番組の再生条件としては、著作権者の意志で番組全体を一回(一世代)なら記録保存することは認めるし、90分以内迄ならHDDに記録したものを、別のメディア(例えばDVHS)にコピーしてよいものとして送信する。
【0016】
この場合、当該番組を受信後、90分間以内迄ならHDDに記録された番組を遡り、DVHSにコピーすることができる。そして、当該番組の放送開始から210分が経過した時点では、当該番組部分の全ての部分が受信後90分経過しているため、当該番組についてはどの部分もHDDから再生し、コピーすることができなくなる。
【0017】
従来、上記したように再生可能,コピー可能といった条件が、コンテンツの再生場所と現在時刻に依存して変化する場合については考慮されていないため、視聴者が再生しようとするコンテンツのどの部分が再生/コピー可能なのか等の情報を、視聴者に分かり易い形で表示(提示)することができないという問題があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の表示制御装置および表示制御方法においては、再生可能,コピー可能といった条件が、コンテンツの再生場所と現在時刻に依存して変化する場合については考慮されていないため、視聴者が再生しようとするコンテンツのどの部分が再生/コピー可能なのか等の情報を、視聴者に分かり易い形で表示(提示)することができないという問題があった。
【0019】
この発明は、再生可能,コピー可能といった条件が、コンテンツの再生場所と現在時刻に依存して変化する場合についても、視聴者が再生しようとするコンテンツのどの部分が再生/コピー可能なのか等の情報を、視聴者に分かり易い形で表示(提示)することができる表示制御装置および表示制御方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明においては、番組のデータおよびこのデータの著作権情報を受信し、この受信した前記データおよび前記著作権情報を出力する受信手段と、時間を刻んだ時間情報を出力するタイマーと、前記受信手段から入力された前記データおよび前記著作権情報とを、前記タイマーから入力された前記時間情報と共に記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体に記録されている前記データと前記著作権情報および前記時間情報を前記記録媒体から読み出す再生手段と、前記再生手段から入力された前記時間情報と、前記タイマー手段から入力された前記時間情報との時間差を前記番組の再生位置毎に検出する時間差検出手段と、ユーザーに対して前記再生手段により再生された著作権情報に応じて前記番組の再生位置毎の表示をする表示手段を備え、前記表示手段は、前記時間差と所定の長さの時間との差に応じて表示する内容を変更することを特徴とする表示制御装置提供する。
【0021】
また、この発明においては、受信手段により、番組のデータおよびこのデータの著作権情報を受信し、この受信した前記データおよび前記著作権情報を出力するステップと、タイマーにより、時間を刻んだ時間情報を出力するステップと、記録手段により、前記受信手段から入力された前記データおよび前記著作権情報とを、前記タイマーから入力された前記時間情報と共に記録媒体に記録するステップと、再生手段により、前記記録媒体に記録されている前記データと前記著作権情報および前記時間情報を前記記録媒体から読み出すステップと、時間差検出手段により、前記再生手段から入力された前記時間情報と、前記タイマー手段から入力された前記時間情報との時間差を前記番組の再生位置毎に検出するステップと、表示手段により、ユーザーに対して前記再生手段により再生された著作権情報に応じて、前記時間差と所定の長さの時間との差に応じて前記番組の再生位置毎の表示をする内容を変更した表示をするステップとを備えたことを特徴とする表示制御方法を提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0023】
図1は、本発明に係る記録再生表示制御装置の構成を示す図である。
【0024】
チューナー101は、放送コンテンツを受信し、この受信した受信コンテンツを共通バス110へ出力する。
【0025】
CPU104は、現在時刻タイマー102から受信時刻を読み出し、チューナー101からの受信コンテンツに関連付けてHDD111にファイルとして記録する。
【0026】
CPU104は、ユーザーからのリモコン等による指示をユーザー指示受信部103から読み取る。
【0027】
CPU104は後述するフローチャートに従って処理を行い、グラフィック発生装置105によりグラフィックを発生し、表示出力デバイス106に表示する。以下の説明で、特にことわらない限り、表示はこの表示出力デバイス106への表示を指す。
【0028】
また、CPU104はユーザーからの指示に応じて、既にHDD111に記録されているファイルをHDD111から読み出し、出力制御装置112を通じ、コピー可能の場合は外部出力端子113からコンテンツデータを出力する。出力制御装置112は、CPU104がHDD111から読み出したデータを、CPU104からの出力指示により外部に接続される機器が受信可能な形式に変換し、外部出力端子113へ出力する。
【0029】
また、コンテンツデータが表示可能なデータの場合には、CPU104はコンテンツデータをデコード装置107へ送る。デコード装置107は、入力されたコンテンツデータをデコードし、表示出力デバイス106へ送り、表示出力デバイス106ではデコードされたコンテンツを表示する。またコンテンツが音声の場合には、発音する。
【0030】
コンテンツをHDD111へ記録する際の方法としては、コンテンツデータそのものに受信時刻或いは記録時刻を付加して同じファイルとして記録しても良いし、またコンテンツデータに関連付けて時刻情報ファイルを生成してコンテンツとは別のファイルとして記録しても良い。また、この時刻情報や著作権情報はHDD111ではなくCPU104のメモリー上に記録しても良い。
【0031】
この明細書では、著作権情報の書き込み/読み出しについても、記録/再生と表現し、書き込み/読み出しと同じ意味を持つものとしている。
【0032】
受信時刻或いは記録時刻を記憶することで、記録コンテンツがいつ受信、記録されたものかを知ることができる。受信時刻は必ずしもHDD111に記録する必要はなく、記録開始時刻のみをCPU104のレジスタやメモリー上に蓄えておいてもよい。コンテンツの各々の部分がいつ受信記録されたものかは、コンテンツ自信の長さや位置から算出することができる。
【0033】
もし、データを暗号化してHDD111に記録する場合には、この記録時刻と鍵の情報とを演算して得た鍵データによってコンテンツデータを暗号化して記録しても良い。これにより記録したコンテンツの受信時刻あるいは記録時刻の改竄を防ぐことができる。
【0034】
以下、この実施の形態では、時刻情報ファイルをコンテンツのファイルとは別に生成して記録するものとして説明を続ける。
【0035】
次に、図2を用いて時刻情報ファイルの一例について詳細に説明する。図2は、コンテンツがMPEG圧縮された映像を仮定した時刻情報ファイルの一例であり記録内容を示す図である。
【0036】
図2において、映像データを1フレーム(ピクチャー)受信する毎に、時刻情報ファイルに一行(1エントリー)ずつ追加されていく。一行に入るデータとしては、(1)ピクチャーのピクチャー番号、(2)HDD111に記録されているファイルの先頭からの位置を示す情報、(3)ピクチャーのタイプ、(4)このピクチャーを受信した時刻情報(年、月、日、時、分、秒、1/30秒)がある。
【0037】
図2に示した例では、2001年11月22日01時00分00秒00/30秒に受信したデータから記録が開始されている例となっている。
【0038】
この(4)の"ピクチャーを受信した時刻情報"は、コンテンツの再生において、コンテンツにおけるその再生しようとする部分がいつ何時に受信したものか(放送されたものか)の情報を得るために使用される。
【0039】
なお、(1)の"ピクチャー番号"も同様の目的で使用することができる。この"ピクチャー番号"からコンテンツの再生において、コンテンツにおけるその再生しようとする部分がいつ何時に受信したものか(放送されたものか)の情報を得るには、コンテンツの記録開始時刻を別途記録し、この記録開始時刻の値をTsとし、ピクチャーの周波数は29.98Hzであることから、ピクチャー番号をNとすると、当該ピクチャーの受信時刻或いは送信時刻は、Ts+N/29.98(秒)として求めることができる。
【0040】
また、ピクチャー番号については先頭から順番に1づつ増加する規則性を持っているため、これをあえて記録する必要はない。
【0041】
次に、この時刻情報ファイルを用いて再生を行なうときの動作について説明する。
【0042】
時刻情報ファイルの1エントリーは、(1)ピクチャー番号が4byte,(2)HDD111に記録されている先頭バイト位置を示す情報が7byte,ピクチャーのタイプが1byte,そして受信した時刻が8byteの、合計20byteとなっている。
【0043】
(2)の先頭バイト位置を示す情報は、記録データがTSパケット形式の場合はパケット数を示すような情報に替えて記録してもよい。例えば、視聴者が記録開始後10秒目の位置へ飛んで再生しようとした場合、この記録開始後10秒目の位置は、10[秒]×29.98[Hz]=約300ピクチャー目であることが分かる。この300ピクチャー目の情報は、図2に示す時刻情報ファイルの先頭から300[ピクチャー]*20[byte/ピクチャー]=6,000[byte]目(6000番地〜6009番地)にエントリーがある。
【0044】
図2に示す時刻情報ファイルのこのエントリーをアクセスすることで、(1)ピクチャー番号、(2)HDD111に記録されているファイルの先頭からの位置を示す情報、(3)ピクチャーのタイプ、(4)受信した時刻情報を得ることができる。
【0045】
次に、図3のフローチャートを用いて、HDD111への記録開始処理の動作について説明する。
【0046】
CPU104は、ユーザー指示受信部103を通してユーザーからの記録開始指示を受ける(ステップ301)。
【0047】
次にCPU104は、コンテンツの著作権情報を判定する。
【0048】
著作権情報のうちコピーに関する種類にはコピーフリー(Copy Free)、コピーワンス(Copy
Once)、コピーネバー(Copy Never)があり、コピーフリーはコピー(複製)可能、コピーワンスは一回(一世代)のみコピー可能、コピーネバーはこれ以上コピー(複製)はできない(即ち、記録不可能)といった内容である。
【0049】
コピーフリーはフリーコピー(Free Copy)、コピーワンスはワンスコピー(OnceCopy)、コピーネバーはネバーコピー(Never Copy)とも言われる場合がある。また、これ以上コピーできないという意味で、コピーネバーはノーモアコピー(NoMore Copy)や、コピーノーモア(Copy No More)と言われる場合がある。
【0050】
また、この明細書では、著作権情報が「恒久的な蓄積(記録)ではなく、ユーザーが視聴時間を一時的にずらすことを目的として、一時的に受信機のHDD111等に蓄積しても良い」場合に、"ポーズ可能"と記載し、逆の場合に"ポーズ不可能"と記載している。
【0051】
コンテンツが"コピー・ネバー(記録不可能)"かつ"ポーズ不可能"であるか否かを判定する(ステップ302)。
【0052】
この実施の形態中、この「一時的」は従来の技術と同様に、90分であるものとして以後説明するが、これは60分,120分等90分とは異なる所定の長さであっても良い。
【0053】
また、この「一時的」時間の長さについても、例えば最初から90分に固定されていてもよいし、放送局側からの著作権情報の1つとして予め決められた所定の時間(60分、90分、一日、一週間)のうちのどれを使うのか、或いは直接時間そのものが指定されるようであっても良い。また、「一時的」時間の長さが固定されている場合、番組の長さにより遡れる割合が変わってきてしまうという問題がある。この問題を防ぐために番組の長さに対する比率、例えば番組の長さの25%(60分番組で25%の場合、遡れる時間は15分)というような比率で指定するようにしても良い。
【0054】
CPU104は、ステップ302の判定で"コピー・ネバー"かつ"ポーズ不可能"となった場合(Yesの場合)には、「この番組は記録できません。」と文字或いはアイコン等の図形で表示出力デバイス106に表示するようグラフィック発生装置105を制御し、ユーザーにこの番組を記録できないことを提示し、実際記録も行わない(ステップ303)。
【0055】
また、アイコン等での表示以外に、カーソルの形状、明るさ、色、大きさを変えて表示してもよい。
【0056】
以後の説明でコピー不可能或いは再生不可能を示す場合に表示する「アイコン等の図形で表示」には、カーソルの形状、明るさ、色、大きさをコピー可能あるいは再生可能の場合と変えて表示することも含めるものとする。
【0057】
また、同様に、以後の説明でコピー可能あるいは再生可能を示す場合に表示する「アイコン等の図形で表示」には、カーソルの形状、明るさ、色、大きさをコピー不可能あるいは再生不可能の場合と変えて表示することも含めるものとする。
【0058】
反対に、CPU104は、ステップ302の判定で"コピー・ネバー"かつ"ポーズ不可能"とならなかった場合(Noの場合)には、コンテンツが"記録不可能"かつ"ポーズ可能"であるか否かを判定する(ステップ304)。
【0059】
CPU104は、ステップ304の判定で"コピー・ネバー"かつ"ポーズ可能"となった場合(Yesの場合)には、「この番組は、HDDに蓄積後90分以内の範囲なら遡って視聴することができます。」と文字或いはアイコン等の図形で表示出力デバイス106に表示するようグラフィック発生装置105を制御し、ユーザーにこの番組を一時的になら蓄積後遡って視聴することができる旨提示し、実際にHDD111へ記録を行う(ステップ305)。
【0060】
反対に、CPU104は、ステップ304の判定で"コピー・ネバー"かつ"ポーズ可能"とならなかった場合(Noの場合)には、コンテンツが"コピー・ワンス"かつ"ポーズ不可能"であるか否かを判定する(ステップ306)。
【0061】
CPU104は、ステップ306の判定でコンテンツが"コピー・ワンス"かつ"ポーズ不可能"となった場合(Yesの場合)には、「・この番組は、HDDに蓄積し何時でも遡って視聴することができます。・HDDに蓄積したものは外部記録機器へコピーすることはできません。」と文字或いはアイコン等の図形で表示出力デバイス106に表示するようグラフィック発生装置105を制御し、ユーザーにこの番組を一時的に遡って外部記録機器へコピーできない旨、およびこの番組についてはどの時点へでも遡って再生視聴することが可能である旨を提示し、実際にHDD111へ記録を行う(ステップ307)。
【0062】
反対に、CPU104は、ステップ306の判定でコンテンツが"コピー・ワンス"かつ"ポーズ不可能"とならなかった場合(Noの場合)には、コンテンツが"コピー・ワンス"かつ"ポーズ可能"であるか否かを判定する(ステップ308)。
【0063】
CPU104は、ステップ308の判定でコンテンツが"コピー・ワンス"かつ"ポーズ可能"となった場合(Yesの場合)には、「・この番組はHDDに蓄積し、何時でも遡って視聴することができます。・この番組は、HDDに蓄積後90分以内の範囲なら外部記録機器へコピーすることができます。」と文字或いはアイコン等の図形で表示出力デバイス106に表示するようグラフィック発生装置105を制御し、ユーザーにこの番組を一時的になら遡って外部記録機器へコピーすることができる旨、およびこの番組についてはどの時点へでも遡って再生視聴することが可能である旨を提示し、実際にHDD111へ記録を行う(ステップ309)。
【0064】
反対に、CPU104は、ステップ308の判定でコンテンツが"コピー・ワンス"かつ"ポーズ可能"とならなかった場合(Noの場合)には、「記録開始します。」と文字或いはアイコン等の図形で表示出力デバイス106に表示するようグラフィック発生装置105を制御し、ユーザーにこの番組を記録できる旨を、提示し、実際にHDD111へ記録を行う(ステップ310)。する。
【0065】
尚、一般的にはコピーワンスの受信コンテンツの記録の際は、その著作権情報はノーモアコピーの状態で記録するが、本提案ではポーズ可能コンテンツは時間によってはコピーワンスで再生できるため、少なくともポーズ可能コンテンツの場合は著作権情報をコピーワンスとして記録し(ポーズ不可能コンテンツはその著作権情報をノーモアコピーに変えて記録して良いし、ポーズ可能コンテンツと同様に扱っても良い)、再生時に時間関係からコピー可能(コピーワンス)とするかコピー不可能(ノーモアコピー)とするかをCPU104により判定するようにしてもよい。
【0066】
外部出力端子113から外部機器にコンテンツを出力する場合には、この判定結果に基づいた著作権情報を出力するものとしてもよい。
【0067】
また、コピーワンスの受信コンテンツの記録の際、このコンテンツの著作権情報をノーモアコピーに変えてHDD111に記録し、元はコピーワンスであったことを示す情報を追加記録しておき、ポーズ可能コンテンツの場合、再生時に時間関係からコピー可能(コピーワンス)とするかコピー不可能(ノーモアコピー)とするか判定するようにしてもよい。
【0068】
(コピー・ネバーコンテンツの再生時の処理)
【0069】
本明細書中、コピーネバーコンテンツにはノーモアコピーコンテンツも含むものとして説明する。
【0070】
次に、図4乃至図6のフローチャートを用いて、コピー・ネバーコンテンツの再生時の処理について説明する。
【0071】
CPU104は、ユーザーからのHDD111に記録されたコンテンツ(番組)の再生開始指示を、ユーザー指示受信部103を通して受ける(ステップ401)。
【0072】
次にCPU104は、再生しようとするコンテンツが"ポーズ可能"か否かを判定する(ステップ402)。
【0073】
次にCPU104は、ステップ402の判定の結果が"ポーズ可能"でない(ポーズ不可能)(No)の場合、「再生できません。」を文字或いはアイコン等の図形で表示出力デバイス106に表示する(ステップ403)。
【0074】
CPU104は、ステップ402の判定の結果が"ポーズ可能"(Yes)の場合、現在時刻はコンテンツ記録開始時刻に対して90分以内の経過(即ち、現在時刻<記録開始時刻+90分)か否かを判定する(ステップ404)。このとき、著作権情報が記録途中で変化した場合は、この変化した時点でコンテンツを区切り、変化した時点で区切られた各々のコンテンツについて独立に処理を行うものとし、変化した時点を各々のコンテンツにとっての記録開始時刻として扱う。
【0075】
CPU104は、ステップ404の判定の結果が(90分以上経過している)(No)の場合、図6(b)に示す90分の記録長の時間を示すグラフィックバーを表示する(ステップ406)。この図6(b)に示す例では、バー全体で記録時間が90分を示すようにグラフィックバーが表示され、中央付近に"45分"の目盛りが表示されている。そして、「HDDから外部記録機器にコピー不可能。再生表示可能。」といった旨を文字或いはアイコン等の図形で表示する。
【0076】
次に、CPU104は、ユーザーが再生を開始する指示を受信する(ステップ407)。
【0077】
このユーザーが再生開始位置を指定する方法としては、リモコンに付いている巻き戻しや早送りボタン等を押すことや、画面上でグラフィックバーの上にある再生位置を示すカーソルをマウスやリモコンのカーソルボタンなどで移動させる方法がある。
【0078】
次に、CPU104は、ユーザーが再生を開始しようとする再生開始位置を読み取り、この再生開始位置が現在時刻から遡ること90分以内か否かを判定する(ステップ409)。
【0079】
次に、CPU104は、ステップ409での判定の結果が、「90分以内」(Yes)の指定と判定された場合は、次のステップ412へ移り、「HDDから外部記録機器にコピー不可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示し、指定された再生開始位置から再生を開始する。このとき、図6(b)に示すような画面表示を行う。
【0080】
反対に、CPU104は、ステップ409での判定の結果が「90分以上」(No)の指定と判定された場合は、次のステップ411へ移り、「その部分は再生不可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する。また、再生位置を示すカーソルを、再生可能範囲を示すグラフィックバーの上に戻す、或いは再生可能範囲から外れない範囲内に留める。これら両方行っても良い。このときの画面表示例を図6(c)に示す。
【0081】
この時、画面上に表示される画像は代替画像として、再生可能範囲の先頭画像に近い画像を表示しても良いし、明確に再生できないことを示すために全面青または黒あるいは予め決められた所定の画像等を表示してもよいし、直前に再生していた画像を表示しても良いし、現在放送中の画像を表示しても良い。
【0082】
CPU104は、ステップ404の判定の結果が「90分以内」(Yes)の場合、図6(a)に示す記録長全体の時間を示すグラフィックバーを表示する(ステップ405)。この図6(a)に示す例では、記録長が40分の例を示しており、バー全体で記録時間が40分位を示すようにグラフィックバーが表示され、中央付近に"20分"の目盛りが表示されている。そして、「HDDから外部記録機器にコピー不可能。再生表示可能。」といった旨を文字或いはアイコン等の図形で表示する。
【0083】
次に、CPU104は、ユーザーが再生を開始する指示を受信する(ステップ408)。
【0084】
次に、CPU104は、ユーザーが再生を開始しようとする再生開始位置を読み取り、この再生開始位置が記録長全体(再生可能部分)以内か否か(記録長全体から外れている)を判定する(ステップ410)。
【0085】
次に、CPU104は、ステップ410の判定の結果が、再生開始位置が記録長全体(再生可能部分)以内(Yes)と判定された場合は、次のステップ412へ移り、「HDDから外部記録機器にコピー不可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示し、指定された再生開始位置から再生を開始する。このとき、図6(a)に示すような画面表示を行う。
【0086】
反対に、CPU104は、ステップ410の判定の結果が、再生開始位置が記録長全体(再生可能部分)以内でない(No)(記録長全体から外れている)と判定された場合は、次のステップ411へ移り、「その部分は再生不可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する。また、再生位置を示すカーソルを、再生可能範囲を示すグラフィックバーの上に戻す、或いは再生可能範囲から外れない範囲内に留める。これら両方行っても良い。このときの画面表示例を図6(c)に示す。
【0087】
また、再生中や停止中にユーザーが再生位置の変更を指示した場合には、ステップ408,407から実行しても良い。
【0088】
コンテンツの記録を開始すると、記録中のコンテンツは、そのコピーフリー、コピーワンス、コピーネバーなどの著作権情報が変化し、各図での判定結果、図4のステップ402やステップ404での判定結果が時々刻々と変化する場合もある。この場合は、それぞれのコンテンツについて各図(図4,5,7,8等)のフローを実行する。その結果、画面上の表示は、両者が混在したものとなる。
【0089】
この例を図6(d)に示す。この例では、記録は180分前に開始されたものである。そして記録開始から60分間はコピーフリーで記録も再生も自由、その後現在まではコピーネバー,ポーズ可能の著作権情報に変化している。このためグラフィックバーは、左側の記録開始(0分)−(60分)の60分間を示す第1のグラフィックバーと、右側の(60分)−(180分)の120分間の第2のグラフィックバーとの2つに分かれて表示されている。また、120分間のバーは60分から90分までの間と90分から180分までの間で明るさや色や模様や太さを替えて表示する。しかし、通常は番組毎に異なるので、通常は番組の切り替わり目でバーが分かれることとなる。なお、この図6(d)の例では、記録開始時点を0分とした相対時刻が表示されている。
【0090】
なお、上記図4のフローの説明では、コピーネバーのコンテンツは、現在〜90分前の間が再生可能なので、コピーネバーコンテンツに対しては120分前〜90分前の時間のバーを示すことは意味がないので、図6(b)に示す通り再生可能な部分のみをバーで表示するようにした。
【0091】
しかし、これに限らず図6(g)に示す通りコピーネバーのものでも120分前から現在までのバーを表示してしまって、120分前−90分前の間は。再生不可能とするようにしても良い。図6(g)の例では、記録は180分前に開始されたものである。そして記録開始から60分間はコピーフリーで記録も再生も自由、その後現在まではコピーネバー,ポーズ可能の著作権情報に変化している。このためグラフィックバーは、左側の記録開始(0分)−(60分)の60分間を示す第1のグラフィックバーと、右側の(90分)−(180分)の90分間の第2のグラフィックバーとの2つに分かれて表示されている。コピーネバーコンテンツの場合は、90分以上前の部分は再生できないので90分を示すバーが示されればよい。
【0092】
図6(d)で、カーソルが左側の記録開始(0分)−(60分)の60分間を示す第1のグラフィックバーの上に位置するとき「HDDから外部記録機器にコピー可能。再生表示可能。」の文字或いはアイコン等の図形での表示が行われる。
【0093】
また、カーソルが右側の(60分)−(90分)の30分間の第2のグラフィックバーの上に位置するとき「HDDから外部記録機器にコピー不可能。再生表示不可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する。
【0094】
また、カーソルが右側の(90分)−(180分)の90分間の第2のグラフィックバーの上に位置するとき「HDDから外部記録機器にコピー不可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する。
【0095】
図6(g)で、カーソルが左側の記録開始(0分)−(60分)の60分間を示す第1のグラフィックバーの上に位置するとき「HDDから外部記録機器にコピー可能。再生表示可能。」の文字或いはアイコン等の図形での表示が行われる。
【0096】
また、カーソルが右側の(90分)−(180分)の120分間の第2のグラフィックバーの上に位置するとき「HDDから外部記録機器にコピー不可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する。
【0097】
グラフィックバーには、カーソルがバー上の何処にあるかによってその時点から再生を行った場合の表示可能か、コピー可能かの情報が画面上に表示される。バーの位置が時間的に何時を指しているのか分かるようにするためメモリが付けられている。この例ではメモリとして記録開始時刻からの相対的な時間を示していたが、これに限らず現在時刻から遡って大きくなるように相対的な時間を示しても良い。また、相対的な時刻を示す他、絶対時刻で示すようにしても良い。
【0098】
図6(e)は絶対時刻で表示した場合の例を示す。番組は3:00から記録が開始され、この3:00から1時間はコピーフリーであり、この後4:00からコピーネバーの番組に変更されたものとする。現在が6:00だとすると、90分遡った4:30以後の部分のみが再生可能である。
【0099】
図6(e)では3:00から4:00迄の番組と、4:30から6:00迄の番組とで著作権情報(コピー可能/不可能,ポーズ可能/不可能の条件)が異なることから、グラフィックバーも両者の間に隙間を空け、時間的不連続性を分かり易く表示している。
【0100】
図6(e)や図6(g)に示したようにグラフィックバー間に隙間ができるときには、この隙間の大きさを図6(e)に示すように隙間の時間分だけバーの縮尺を変えずに空けて表示するようにしても良いし、図6(g)に示すように隙間が存在していることがわかる程度に隙間をより短くして表示するようにしても良い。図6(g)に示すように、隙間をより短くして表示することにより、不要な隙間によりバーが見にくくなることを防ぐことができる。
【0101】
次に、図5に示すフローチャートを用いて、記録コンテンツの再生中/停止中の処理について説明する。
【0102】
この図5は、コンテンツが"コピーネバー"かつ"ポーズ可能"であるものとして説明する。
【0103】
現在時刻はコンテンツの記録開始時刻に対して90分以内の経過(即ち、即ち、現在時刻<記録開始時刻+90分)か否かを判定する(ステップ501)。なお、著作権情報が記録途中で変化した場合は、その変化した時点でコンテンツを区切り、変化した時点をその区切られたコンテンツにとっての記録開始時刻として扱う。
【0104】
CPU104は、ステップ501での判定の結果、「90分以内」(Yes)の場合は、記録長全体の時間を示すグラフィックバーを表示し、再生中/停止中の時間的位置をカーソルで表示する(ステップ502)。
【0105】
また、CPU104は、ステップ501での判定の結果、「90分以上」(No)の場合は、現在時刻より過去90分の時間を示すグラフィックバーを表示し、再生中/停止中の時間的位置をカーソルで表示する(ステップ503)。
【0106】
図6(e)で再生停止中の場合から10分経過したときの例を図6(f)に示す。4:00から記録しているコンテンツは"コピーネバー"かつ"ポーズ可能"で、現在時刻が6:10になると、4:40以後からは見ることができる。また、3:00から4:00迄のコンテンツについてはコピーフリーのコンテンツのため、時間が経過しても再生は可能である。
【0107】
停止中の場合は、停止位置が90分の時間範囲を外れてしまう場合がある。この場合は、再生不可能の旨を再生可能時とカーソルの形状,明るさ,色,大きさの内、少なくともいずれか1つを変えて表示したり文字或いはアイコン等の図形で表示する。(図6(h))この例ではカーソルを黒くし、Xを示すアイコンを表示している。
【0108】
或いは、再生位置カーソルを自動的に現在時刻より90分前の位置に移動する。即ち、カーソルを表示可能な再生可能な一番古い位置に配置させておく。これらの処理はユーザーからのリモコンなどによる実行指示の有ってもが無くても行って良い。
【0109】
(コピー・ワンス(Copy Once)のコンテンツの再生時の処理)
【0110】
次に、図7乃至図9を用いて、コピー・ワンスコンテンツの再生時の処理について説明する。ユーザーからHDD111に記録されたものを再生しようという選択を受ける(ステップ701)。
【0111】
CPU104は、コンテンツがポーズ可能か否か判定する(ステップ702)。
【0112】
CPU104は、ステップ702の判定の結果が「ポーズ不可能」(No)の場合、「HDDから外部記録機器にはコピー不可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する(ステップ703)。
【0113】
CPU104は、記録長全体の時間を示すグラフィックバーを表示する(ステップ720)。
【0114】
CPU104は、ユーザーからの再生指示を受信する(ステップ721)。
【0115】
CPU104は、ユーザーからの指定された再生開始位置が、記録長(再生可能部分)全体の範囲内であるか否かを判定する(ステップ722)。
【0116】
CPU104は、ステップ722での判定の結果、再生位置が記録長における再生可能部分の全体の範囲内である(Yes)場合、「HDDから外部記録機器にコピー不可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示し、再生を実行する。このとき、図9(b)に示すような画面表示を行う。
【0117】
また、CPU104は、ステップ722での判定の結果、再生位置が記録長における再生可能部分の全体から外れている(No)場合、指定された再生開始位置を示して「再生表示不可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示するか、カーソルを再生可能範囲内に留めるか、どちらかまたは両方を行う(ステップ723)。このとき、図9(c)に示すような画面表示を行う。
【0118】
図9(c)は、ユーザーからの再生開始位置指定が記録範囲を超えているので、HDDから外部記録機器にコピー不可能。表示再生不可能。」のメッセージが文字またはアイコン等の図形で表示される。また、この例ではカーソルを黒くし、Xを示すアイコンを表示している。このとき、画像表示は代替画像として、全面青や黒の表示を行っても良いし、再生可能な部分の先頭の近傍を示す場所の画像を表示しても良いし、直前に再生していた画像を表示しても良いし、現在放送中の画像を表示しても良い。
【0119】
CPU104は、ステップ702の判定の結果が「ポーズ可能」(Yes)の場合、コンテンツ記録開始時刻に対して現在時刻が90分以内か否かを判定する(ステップ704)。このとき、著作権情報が記録途中で変化した場合は、この変化した時点でコンテンツを区切り、変化した時点をその区切られたコンテンツにとっての記録開始時刻として扱い、各々のコンテンツに対して図4,5,7,8,11の該当する処理を適用する。
【0120】
CPU104は、ステップ704の判定の結果が「90分以上」(No)の場合、現時点から遡って90分前迄の90分間と、これ以前を外見上区別したグラフィックバーを表示する(ステップ706)。例えば記録開始から240分経過しているとすると150分の時点より前と後を示すグラフィックバーは外観が異なっている。
【0121】
次に、CPU104は、ユーザーが再生を開始する指示を受信する(ステップ707)。
【0122】
このユーザーが再生開始位置を指定する方法としては、リモコンに付いている巻き戻しや早送りボタンなどを押すことや、画面上でグラフィックバーの上にある再生位置を示すカーソルをマウスやリモコンのカーソルボタンなどで移動させる方法がある。
【0123】
次に、CPU104は、ユーザーが再生を開始しようとする再生開始位置を読み取り、この再生開始位置が現在時と比べて90分以内か否かを判定する(ステップ709)。
【0124】
次に、CPU104は、ステップ709での判定の結果が、「90分以内」(Yes)の指定と判定された場合は、次のステップ712へ移り、「HDDから外部記録機器にコピー可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示し、指定された再生開始位置から再生を開始する。このとき、図9(a)に示すような画面表示を行う。
【0125】
反対に、CPU104は、ステップ709での判定の結果が「90分以上」(No)の指定と判定された場合は、上述したステップ722へ移り、同様の処理が行われる。
【0126】
CPU104は、ステップ704の判定の結果が「90分以内」(Yes)の場合、記録長全体の時間を示すグラフィックバーを表示する(ステップ705)。
【0127】
次に、CPU104は、ユーザーが再生を開始する指示を受信する(ステップ708)。
【0128】
次に、CPU104は、ユーザーが再生を開始しようとする再生開始位置を読み取り、この再生開始位置が記録長全体(再生可能部分)以内か否か(記録長全体から外れている)を判定する(ステップ710)。
【0129】
次に、CPU104は、ステップ710の判定の結果が、再生開始位置が記録長全体(再生可能部分)以内(Yes)と判定された場合は、次のステップ712へ移り、「HDDから外部記録機器にコピー可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する。
【0130】
反対に、CPU104は、ステップ710の判定の結果が、再生開始位置が記録長全体(再生可能部分)以内でない(No)(記録長全体から外れている)と判定された場合は、次のステップ711へ移り、「その部分は再生不可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する。
【0131】
また、再生中や停止中にユーザーが再生位置の変更を指示した場合には、ステップ708,707,721から実行しても良い。
【0132】
次に、上記した図9(a),(b)について説明する。
【0133】
現在時刻(図では"(現在)"と記載)は、記録開始から240分経過した時点である。記録開始(0分)から記録開始後150分迄の150分間については、表示のみが可能,コピーはできないことを示すために、灰色(斜線)のグラフィックバーにて表示されている。また、記録開始後150分(現在より90分遡った時点)から現在迄が表示可能かつコピー可能であり、この範囲は黒く塗り潰したグラフィックバーにて表示される。
【0134】
図9(a)は再生位置指定(カーソル)が記録開始から165分の位置の場合を示しており、画面上に「HDDから外部記録機器にコピー可能。再生表示可能。」のメッセージが文字またはアイコン等の図形で表示される。
【0135】
図9(b)は再生位置指定が記録開始から50分の位置の場合を示しており、画面上に「HDDから外部記録機器にコピー不可能。表示再生可能。」のメッセージが文字またはアイコン等の図形で表示される。このときカーソルの形や色や明るさや大きさを図9(a)の場合と変えるようにして(a)の状態からの変化がユーザーに認識し易いようにしても良い。
【0136】
記録コンテンツの著作権情報が、記録開始後に変化する場合の画面表示例を図9(d)に示す。
【0137】
この図9(d)に示す例では、現在は記録開始から180分経過しているものである。記録開始からの30分間は"コピーフリー"、その後"コピー・ワンス"になったものとする。
【0138】
すると、表示は、まずコピーフリーのものについては、「HDDから外部記録機器にコピー可能。再生表示可能。」となる。このため黒いグラフィックバーでこの部分について示される。その後については、記録開始後30分から記録開始後90分迄の60分間は90分経過してしまっているためコピー不可で、再生表示可能のため、灰色のグラフィックバーで示され、90分から現在時刻の180分迄は黒のグラフィックバーで示される。再生位置を示すカーソルが30分から90分迄の間にある場合には、「HDDから外部記録機器にコピー不可。再生表示可能。」のメッセージが文字またはアイコン等の図形で表示される。
【0139】
なお、図9(d)では、時刻の表示を記録開始時点を0分とした相対時刻で表示を行ったが、図9(e)に示すように絶対時刻で表示しても良い。
【0140】
図9(e)では、記録開始は1:30で、現在時刻は4:00とする。1:30からの30分は受信コンテンツは"コピーフリー"で、その後、"コピー・ワンス"になったものとする。
【0141】
1:30から2:00迄は"HDDから外部記録機器にコピー可能"のため、黒いグラフィックバーで、2:00〜2:30は90分経過してしまっているため"HDDから外部記録機器にコピー不可能、表示のみ可能"のため、灰色のグラフィックバーで、2:30から4:00迄は"HDDから外部記録機器にコピー可能"を示すために黒いグラフィックバーで示される。再生位置を示すカーソルが2:50を示している。このため画面上には「HDDから外部記録機器にコピー可能。再生表示可能。」のメッセージが文字またはアイコン等の図形で表示される。
【0142】
次に、図8の記録コンテンツの再生中/停止中の処理フローを用いて、再生中/停止中の動作について説明する。
【0143】
この図8は、コンテンツが"コピー・ワンス"であるものとして説明する。
【0144】
CPU104は、再生/停止中のコンテンツがポーズ可能か否かを判定する(ステップ801)。
【0145】
ステップ801での判定の結果が「ポーズ不可能」(No)の場合、記録長全体の時間を示すグラフィックバーを表示し、再生中または停止中の時間的位置をカーソルで表示する(ステップ805)。
【0146】
次に「HDDから外部記録機器にコピー不可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する(ステップ808)。
【0147】
ステップ801での判定の結果が「ポーズ可能」(Yes)の場合、現在時刻はコンテンツ記録開始時刻から90分以内か否かを判定する(ステップ802)。
【0148】
ステップ802での判定の結果が「90分以内」(Yes)の場合、記録長全体の時間を示すグラフィックバーを表示し、再生中/停止中の時間的位置をカーソルで表示する(ステップ804)。
【0149】
次に「HDDから外部記録機器にコピー可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する(ステップ807)。
【0150】
ステップ801での判定の結果が「90分以上」(No)の場合は、現在時刻点より90分過去に遡った90分間と、それ以外を外見上区別したグラフィックバーで表示し、再生中/停止中の時間的位置をカーソルで表示する(ステップ803)。
【0151】
次に、現在の再生/停止位置が、現時点から遡って90分以内か否かを判定する(ステップ806)。
【0152】
ステップ806での判定の結果が、「現時点から遡って90分以内」(Yes)の場合、「HDDから外部記録機器にコピー可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する(ステップ807)。
【0153】
ステップ806での判定の結果が、「現時点から遡って90分以上経過」(No)の場合、「HDDから外部記録機器にコピー不可能。再生表示可能。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する。
【0154】
図9(f)は、図9(e)の時点で再生を停止した後、30分経過した後の画面の表示例を示す。カーソル位置は2:50を示しており、現在時刻が4:30となった今、2:50の点は現在時刻より遡って90分以上前の時刻となる。このためカーソルの位置は灰色のグラフィックバーの上に位置し、画面上に「HDDから外部記録機器にコピー不可。表示再生可。」を文字或いはアイコン等の図形で表示する。
【0155】
記録コンテンツの著作権情報が1:30から2:00迄は"コピー・ネバー"で、2:00から4:00迄は"コピー・ワンス"となった場合の表示の例を図10(a)に示す。
【0156】
この表示は図4,5,7,8の処理フローをそれぞれに適用した結果得ることができる。1:30から2:30迄は灰色のグラフィックバーにより"コピー不可能"を示す。また、この範囲にカーソルを持ってくると、「HDDから外部記録機器にコピー不可能。」を文字またはアイコン等の図形で表示する。2:30から4:00の範囲にカーソルを持ってくると、「HDDから外部記録機器にコピー可能。」を文字またはアイコン等の図形で表示する。
【0157】
コピーを行う場合に自動的に再生位置を示すカーソルをコピー可能の一番古い位置に移動させる。この処理は図7のステップ706やステップ705の中で同時に行う。そして、その時点のサンプル画面をHDD111より読み出し、表示出力デバイス106に画面表示する。
【0158】
記録コンテンツの著作権情報が1:30から3:30迄は"コピー・ワンス"で、3:30から4:00迄は"コピー・ネバー"となった場合の表示の例を図10(b)に示す。この表示は図4,5,7,8の処理フローをそれぞれに適用した結果得ることができる。
【0159】
1:30から2:30迄と3:30から4:00迄の範囲は灰色のグラフィックバーにより"コピー不可能"を示す。また、この範囲にカーソルを持ってくると、「HDDから外部記録機器にコピー不可能。」を文字またはアイコン等の図形で表示する。2:30から3:30の範囲にカーソルを持ってくると、「HDDから外部記録機器にコピー可能。」を文字またはアイコン等の図形で表示する。
【0160】
初めからユーザーがコピーを目的として、HDD111に記録したコンテンツを再生したい場合がある。このときにはコピーできない領域がユーザー・インターフェース画面を通じて指定できることは紛らわしく使い勝手が悪い。
【0161】
図11は、HDD111に記録した"コピー・ワンス"の著作権情報を持ったコンテンツをHDD111から外部記録機器にコピーする場合の処理フローを示す。
【0162】
ユーザーがHDD111から外部記録機器へのコピーを選択する(ステップ1101)。
【0163】
CPU104は、コンテンツがポーズ可能かを判定する(ステップ1102)。
【0164】
CPU104は、ステップ1102での判定の結果が、「ポーズ不可能」(No)の場合、「HDDから外部記録機器にコピー不可能。」を文字またはアイコン等の図形で表示する(ステップ1103)。
【0165】
CPU104は、ステップ1102での判定の結果が、「ポーズ可能」(Yes)の場合、コンテンツ記録開始時刻に対して現在時刻は90分以内かを判定する(ステップ1104)。
【0166】
CPU104は、ステップ1104での判定の結果が、「90分以内」(Yes)の場合、記録長(再生可能部分)全体の時間を示すグラフィックバーを表示する(ステップ1106)。
【0167】
また、CPU104は、ステップ1104での判定の結果が、「90分以上」(No)の場合、90分の時間を示すグラフィックバーを表示する(ステップ1105)。
【0168】
CPU104は、ステップ1105,ステップ1106の次に、ユーザーから再生指示を受ける(ステップ1107)。
【0169】
CPU104は、上記ステップ1107で再生指示を受けると、出力制御装置112を設定し上記ステップ1107で指定された位置からコンテンツのデータを再生し、外部出力端子113を介してを外部記録装置へコピーするために出力する(ステップ1108)。
【0170】
ステップ1105の処理結果による画面表示例を図12(a)に示す。「HDDから外部記録機器にコピー可能な位置はここからです。」を示す旨を文字またはアイコン等の図形で表示し、ステップ1105の処理の中でカーソルを再生可能な一番古い時間的位置を示す場所に移動する。
【0171】
記録開始から60分間は"コピーフリー"のコンテンツを記録し、その後"コピー・ワンス"のコンテンツを120分記録し、累計で180分経過した時点では、これまでの処理の組み合わせにより、図12(b)のように表示を行う。記録開始から60分間と、90分後から現在迄の90分間はコピー可能で、その時間範囲のグラフィックバーを表示する。
【0172】
なお、図12(b)に示す60分−90分間については、最初からコピーは出来ないところなので見えない方がよい「場合」もある。
【0173】
この場合には60分−90分間を隙間とする。そしてこの隙間については、この隙間の大きさを図6(e)に示すように隙間の時間分だけバーの縮尺を変えずに空けて表示するようにしても良いし、図6(g)に示すように隙間が存在していることがわかる程度に隙間をより短くして表示するようにしても良い。隙間をより短くして表示することにより、不要な隙間によりバーが見にくくなることを防ぐことができる。
【0174】
図12(c)は、カーソル位置の再生画面の他、生で受信した画面を同時に表示するようにした例である。これにより、常に生で受信した画面を視聴することができるので、最新に送られた重要な情報を取りこぼすことがない。
【0175】
また、上記説明ではカーソル位置に対するコピー可能/不可能、再生表示可能/不可能しか表示していなかったが、これに代え図12(d)に示す通り、HDDから外部記録機器にコピー可能/不可能、再生表示可能/不可能の各領域毎に表示をするようにしても良い。
【0176】
以上の説明では、現在時刻タイマー102は、現在の時刻を示すものとして説明してきたが、受信時刻と現在時刻の差が処理の切り替えに用いられていることから、現在時刻タイマー102は、正確な現在時刻を示している必要はなく、世界標準時や日本の標準時と外れていてかまわない。つまり受信機内部で一定の刻みで時間をカウントしているカウンターによっても本発明を実施することができる。
【0177】
また、これまで画面上に文字やアイコン等の図形で表示してきた情報は、受信機のフロントパネル上のLEDや液晶パネルなどの表示デバイスを用いて表示しても本発明の効果を得ることができる。
【0178】
また、図では示さないが、バーに番組タイトルを重ねて表示するようにすると、過去に視聴した何という番組が視聴可/不可、コピー可/不可等を容易に知ることが出来る。
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、再生可能、コピー可能といった条件が、コンテンツの再生しようとする部分が再生可能か、コピー可能か、どの部分なら再生可能か、コピー可能か、などの情報を視聴者に分かり易い形で表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示制御装置の構成を示すブロック図。
【図2】時刻情報ファイルの一例を示す図。
【図3】HDDへの記録開始処理を説明するためのフローチャート。
【図4】コピー・ネバー(Copy Never)コンテンツの再生時の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】コピー・ネバー(Copy Never)コンテンツの再生中/停止中の処理を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の表示制御装置での表示画面の表示例を説明するための図。
【図7】コピー・ワンス(Copy Once)コンテンツの再生時の動作を説明するためのフローチャート。
【図8】コピー・ワンス(Copy Once)コンテンツの再生中/停止中の処理を説明するためのフローチャート。
【図9】本発明の表示制御装置での表示画面の表示例を説明するための図。
【図10】本発明の表示制御装置での表示画面の表示例を説明するための図。
【図11】コピー・ワンス(Copy Once)の著作権情報を持ったコンテンツをHDDから外部記録機器にコピーする場合の動作を説明するためのフローチャート。
【図12】本発明の表示制御装置での表示画面の表示例を説明するための図。
【符号の説明】
101…チューナ、102…現在時刻タイマー、103…ユーザー指示受信部、104…CPU、105…グラフィック発生装置、106…表示出力デバイス、107…デコード装置、110…共通バス、111…HDD、112…出力制御装置、113…外部出力端子。

Claims (17)

  1. 番組のデータおよびこのデータの著作権情報を受信し、この受信した前記データおよび前記著作権情報を出力する受信手段と、
    時間を刻んだ時間情報を出力するタイマーと、
    前記受信手段から入力された前記データおよび前記著作権情報とを、前記タイマーから入力された前記時間情報と共に記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体に記録されている前記データと前記著作権情報および前記時間情報を前記記録媒体から読み出す再生手段と、
    前記再生手段から入力された前記時間情報と、前記タイマー手段から入力された前記時間情報との時間差を前記番組の再生位置毎に検出する時間差検出手段と、
    ユーザーに対して前記再生手段により再生された著作権情報に応じて前記番組の再生位置毎の表示をする表示手段を備え、
    前記表示手段は、前記時間差と所定の長さの時間との差に応じて表示する内容を変更することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記著作権情報は、コピーを制御するためのコピー制御情報であることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記著作権情報は、再生可能な時間または期間を示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示手段は、前記記録手段が前記記録した時間に応じた時系列のバーを表示し、前記時系列のバーの示す記録位置に応じて著作権情報に応じた表示をすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示手段は、前記記録手段が前記記録した時間に応じた時系列のバーを表示し、このバーと前記再生手段の再生する再生位置に応じた位置にカーソルを表示し、前記バーに対する前記カーソルの位置に応じて著作権情報に応じた表示をすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記時系列のバーは、前記所定の長さの時間以上長くならないように表示することを特徴とする請求項4または5に記載の表示制御装置。
  7. 前記表示手段は、番組が切り替わると間隔を空けて前記時系列のバーを複数表示することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記表示手段は、前記時系列のバー毎に番組名を付して表示することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記著作権情報に応じた表示は、前記再生手段により再生された前記データをコピー可能か否かを示す表示であることを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  10. 前記著作権情報に応じた表示は、前記再生手段により再生された前記データを再生可能か否かを示す表示であることを特徴とする請求項1または3に記載の表示制御装置。
  11. ユーザーが再生またはコピーしようとする位置を指定するための位置指定手段を備え、
    前記表示手段は、前記位置指定手段の位置に応じて表示する内容を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に表示制御装置。
  12. 前記表示手段は、文字または画像情報の内、少なくともいずれか一方を用いて著作権情報に応じた表示をすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  13. 前記タイマーは、放送信号により送られた時刻情報を受信する手段であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  14. 前記所定の長さの時間に関する情報は、放送局により前記データと共に送信され、この前記データを再生するときに用いられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  15. 前記受信手段から入力された前記データおよび前記著作権情報とは、異なる記録媒体に記録されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  16. 前記表示手段は、前記バーと前記再生手段の再生する再生位置に応じた位置に応じて前記カーソルの形状,明るさ,色,大きさの内、少なくともいずれか1つを変えて表示することを特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
  17. 受信手段により、番組のデータおよびこのデータの著作権情報を受信し、この受信した前記データおよび前記著作権情報を出力するステップと、
    タイマーにより、時間を刻んだ時間情報を出力するステップと、
    記録手段により、前記受信手段から入力された前記データおよび前記著作権情報とを、前記タイマーから入力された前記時間情報と共に記録媒体に記録するステップと、
    再生手段により、前記記録媒体に記録されている前記データと前記著作権情報および前記時間情報を前記記録媒体から読み出すステップと、
    時間差検出手段により、前記再生手段から入力された前記時間情報と、前記タイマー手段から入力された前記時間情報との時間差を前記番組の再生位置毎に検出するステップと、
    表示手段により、ユーザーに対して前記再生手段により再生された著作権情報に応じて、前記時間差と所定の長さの時間との差に応じて前記番組の再生位置毎の表示をする内容を変更した表示をするステップとを備えたことを特徴とする表示制御方法。
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