JP2005142674A - 画像記録装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の記録媒体を装着可能な画像記録装置において、記録先として選択された記録媒体が画像記録可能な状態にないまま撮影動作がなされることによる画像の記録の失敗を防止する。
【解決手段】 画像の記録が指示されると(step1)、切り替えつまみの状態に基づいて複数の記録媒体からいずれかの記録媒体を記録先として選択し、複数の記録媒体の各々が画像記録可能な状態にあるか否かを検知する(step3,11)。その後、上記選択された記録媒体が画像記録可能な状態になく、かつ、他の記録媒体が画像記録可能な状態にある場合、所定の警告を発し(step5,13)、その警告後に再度画像の記録の指示があった場合、当該他の記録媒体に画像記録を開始させる(step7,15)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、静止画や動画などの映像情報を記録媒体に記録するための画像記録装置およびその制御方法に関し、特に、複数の記録媒体を装着可能な画像記録装置およびその制御方法に関する。
近年、テープのみを記録媒体とする旧来のビデオカメラとは異なり、DVテープとメモリカードといった着脱可能な複数の記録媒体に対して画像や音声を記録・再生可能なビデオカメラが普及してきた。高画質の動画をDVテープに、そして静止画もしくは小サイズの動画をメモリカードにそれぞれ記録するというのが一般的な使われかたである。
上記のような、複数の着脱可能な記録媒体を利用するビデオカメラは、ビデオカメラ本体上の切り替えつまみを回してテープ、メモリカードの切り替えを行っている。テープに記録したい場合は切り替えつまみをテープ側に、メモリカードに記録したい場合は切り替えつまみをメモリカード側に切り替える。切り替えつまみによって選択された記録媒体がビデオカメラに入っていないときは、現在、特許文献1に記載のように記録媒体がビデオカメラに入っていないことを液晶画面上に表示し、録画操作を無効とする構成になっている。
特開2000−023078号公報
しかしながら、上述のような従来例では、動画または静止画の記録をする際に、選択されている記録媒体がビデオカメラに入っておらず、選択されていない記録媒体がビデオカメラに入っている場合、記録を行うには選択されている記録媒体を新たに挿入するか、切り替えつまみで記録先の記録媒体を切り替えなければならない。そうすると、その間に大切なシーンを撮り逃す可能性があり、使用者の利便性を損ねていた。
特に使用者の不注意によって媒体の選択を誤っていた場合、例えば使用者はメモリカードへの記録を意図していながら、誤って切り替えつまみをテープ側に選択し、なおかつテープが装置に装填されていないような場合は、録画操作が無効になるばかりでなく、使用者がその誤った選択に気づいて正しい状態に再設定するのは、極めて困難だった。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、例えば、複数の記録媒体を装着可能な画像記録装置において、記録先として選択された記録媒体が画像記録可能な状態にないまま撮影動作がなされることによる画像の記録の失敗を防止することを目的とする。
本発明の一側面に係る画像記録装置は、複数の記録媒体を装着可能な画像記録装置であって、前記複数の記録媒体からいずれかの記録媒体を記録先として選択する選択手段と、画像の記録を指示する指示手段と、前記複数の記録媒体の各々が画像記録可能な状態にあるか否かを検知する検知手段と、前記指示手段による指示があった際に前記選択手段によって選択された記録媒体が画像記録可能な状態になく、かつ、他の記録媒体が画像記録可能な状態にある場合、所定の警告を発する警告手段と、前記警告手段による警告後に前記指示手段による再度の指示があった場合、当該他の記録媒体に画像記録を開始させる制御手段とを有することを特徴とする。
本発明の別の側面に係る画像記録装置の制御方法は、複数の記録媒体を装着可能な画像記録装置の制御方法であって、前記複数の記録媒体からいずれかの記録媒体を記録先として選択する選択ステップと、画像の記録を指示する指示ステップと、前記複数の記録媒体の各々が画像記録可能な状態にあるか否かを検知する検知ステップと、前記指示ステップによる指示があった際に前記選択ステップで選択された記録媒体が画像記録可能な状態になく、かつ、他の記録媒体が画像記録可能な状態にある場合、所定の警告を発する警告ステップと、前記警告ステップによる警告後に再度画像の記録の指示があった場合、当該他の記録媒体に画像記録を開始させる制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、複数の記録媒体を装着可能な画像記録装置において、記録先として選択された記録媒体が画像記録可能な状態にないまま撮影動作がなされることによる画像の記録の失敗を防止することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態としてデジタルビデオカメラに関して説明するが、本発明は、動画又は静止画を記録媒体に記録するあらゆる画像記録装置(例えば、電子カメラ、銀塩カメラなど)に適用することができる。また、本発明は、画像記録装置を構成要素の一部として含む画像処理装置や情報処理装置等のあらゆる装置に適用することができる。また、本発明は、撮像装置等の他の装置から供給される画像を記録媒体に記録する画像記録装置にも適用することができる。
(第1の実施形態)
図1は本実施形態におけるビデオカメラの外観を示す図、図2はそのハードウェア構成を示すブロック図である。
図2のビデオカメラ100は、記録媒体としてのテープ(例えばDVテープ)TまたはメモリカードMに対して画像データを記録再生する。
図2において、101は撮像部、102はメモリで、撮像部101より得られた所定フレーム数分の画像データを記憶可能である。103は動画符号化部であり、本実施形態では、テープTに対する記録フォーマットに応じた符号化形式、例えば、DVフォーマットに従う形式で動画像信号を符号化する。104は静止画符号化部であり、メモリ102に記憶された画像信号をJPEG方式で符号化する。
105は操作スイッチ106の指示や、後述のようにテープTあるいはメモリカードMの装着状態に応じてビデオカメラ100の各部の動作を制御するシステム制御部である。106は図1の動画記録ボタン65、静止画記録ボタン64、切り替えつまみ67などの各種の操作ボタンを含む操作スイッチである。107はテープTに対して符号化された画像信号を記録再生する記録再生部である。108はメモリカードMに対して符号化された画像信号を記録再生するカードインタフェース(カードI/F)である。また、98は記録媒体としてのテープTおよびメモリカードMがビデオカメラ100に装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知部である。
108は撮像部101より得られた画像や、テープT、メモリカードMから再生された画像、或は各種のメニュー情報や警告情報などを表示部110に表示する表示制御部、110は液晶パネルを含む表示部である。111はビデオカメラ100の各部の間で画像信号や各種のデータを送受信するためのバスである。
次に、上記のような構成のビデオカメラ100における切り替えつまみ67による選択状態とテープT及びメモリカードMの装着状態に応じた、システム制御部105の制御動作について説明する。
図3は、動画または静止画を記録する際の、システム制御部105による制御の内容を示すフローチャートである。
まず、step1で、静止画記録ボタン64または動画記録ボタン65(以下、単に「録画ボタン」という。)が押されたことを検知する。この録画ボタンの押下に基づいて画像の記録を指示することになる。そして、step2で切り替えつまみ67が指している内容で分岐する。もし、メモリカードを指しているならstep3へ、テープを指しているならstep11へと分岐する。
step3では、記録媒体着脱検知部98に問合わせることにより、メモリカードMがビデオカメラ100に装着されているか否か(すなわち、メモリカードMが画像記録可能な状態にあるか否か)を確認し、メモリカードMがビデオカメラ100に装着されているときは、「メモリカード有り」としてstep10へ、装着されていないときは、「メモリカード無し」としてstep4へと分岐する。step10では、切り替えつまみ67によって記録先として選択されたメモリカードが装着されていることが確認されたので、そのままメモリカードMへの画像記録を開始する。
一方、step4では、記録媒体着脱検知部98に問合わせることにより、ビデオカメラ100にテープTが装着されているか否か(すなわち、テープTが画像記録可能な状態にあるか否か)を確認し、ビデオカメラ100にテープTが装着されているときは、「テープ有り」としてstep5へ、装着されていないときは、「テープ無し」としてstep9へと分岐する。step9では、記録媒体が1つも入っていないことが判明したので、記録媒体が無いことを例えば表示部110に表示する。
step5では、テープTに記録をしてよいかどうか警告を例えば表示部110に表示する。次に、step6で、再度録画ボタンが押されたかどうかによって分岐する。ここでは例えばstep5の警告を表示してから所定時間(例えば30秒間)内に録画ボタンが押されたかどうかを判定する。録画ボタンが押されたならstep7へ、押されなければstep8へと分岐する。そして、step7では、テープTに記録を開始する。一方、step8では、記録モードを停止する。
step2において、切り替えつまみ67がテープを指示していた場合はstep11に進む。step11では、記録媒体着脱検知部98に問合わせることにより、ビデオカメラ100にテープTが装着されているか否か(すなわち、テープTが画像記録可能な状態にあるか否か)を確認し、ビデオカメラ100にテープTが装着されているときは、「テープ有り」としてstep18へ、装着されていないときは、「テープ無し」としてstep12へと分岐する。step18では、切り替えつまみ67によって選択されたテープが装着されていることが確認されたので、そのままテープTへの画像記録を開始する。
一方、step12では、記録媒体着脱検知部98に問合わせることにより、メモリカードMがビデオカメラ100に装着されているか否か(すなわち、メモリカードMが画像記録可能な状態にあるか否か)を確認し、メモリカードMがビデオカメラ100に装着されているときは、「メモリカード有り」としてstep13へ、装着されていないときは、「メモリカード無し」としてstep17へと分岐する。step17では、記録媒体が1つも入っていないことが判明したので、記録媒体が無いことを例えば表示部110に表示する。
step13では、メモリカードMに記録をしてよいかどうか警告を表示部110に表示する。次に、step14で、再度録画ボタンが押されたかどうかによって分岐する。ここでは例えばstep5の警告を表示してから所定時間(例えば30秒間)内に録画ボタンが押されたかどうかを判定する。録画ボタンが押されたならstep15へ、押されなければstep16へと分岐する。そして、step15では、メモリカードMに記録を開始する。一方、step16では、記録モードを停止する。
以上の図3に示したフローチャートに従う制御によれば、切り替えつまみ67がメモリカードを指している場合、まずメモリカードの有無を検知し(step3)、メモリカードが入っている場合はメモリカードに記録を開始し(step10)、メモリカードが入っておらずテープが入っている場合は、テープに記録してよいか警告を表示し(step5)、その後再度録画ボタンが押されることでテープに記録を開始する(step7)。一方、切り替えつまみ67がテープを指している場合は、まずテープの有無を検知し(step11)、テープが入っている場合はテープに記録を開始し(step18)、テープが入っておらずメモリカードが入っている場合は、メモリカードに記録してよいか警告を表示し(step13)、その後再度録画ボタンが押されることでメモリカードに記録を開始する(step15)。
よって、使用者が意図していた媒体とは異なる媒体を切り替えつまみ67が指しており、なおかつ切り替えつまみ67が指している媒体がビデオカメラにおいて画像記録可能な状態にない場合、従来では録画操作がそのまま無効とされていたところ、このビデオカメラによれば、別の記録媒体が画像記録可能な状態にあれば、上記警告の後再度録画ボタンを押すだけで記録先をその記録媒体に切り換えて記録することができる。これにより、その間の大切なシーンを撮り逃すことを大幅に減らすことができ、使用者の利便性を高めることができる。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態について説明する。この実施形態は、上記したビデオカメラにおいて静止画を記録する際の制御処理に関する。
図4は、本実施形態における、静止画を記録する際の、システム制御部105による制御の内容を示すフローチャートである。
まず、step101で、静止画記録ボタン64が押されたことを検知する。この検知に基づいて画像の記録を指示することになる。そして、step102で切り替えつまみ67が指している内容で分岐する。もし、メモリカードを指しているならstep103へ、テープを指しているならstep112へと分岐する。
step103では、記録媒体着脱検知部98に問合わせることにより、メモリカードMがビデオカメラ100に装着されているか否か(すなわち、メモリカードMが画像記録可能な状態にあるか否か)を確認し、メモリカードMがビデオカメラ100に装着されているときは、「メモリカード有り」としてstep111へ、装着されていないときは、「メモリカード無し」としてstep104へと分岐する。step111では、切り替えつまみ67によって選択されたメモリカードが装着されていることが確認されたので、そのままメモリカードMへの静止画記録を開始する。
一方、step104では、記録媒体着脱検知部98に問合わせることにより、ビデオカメラ100にテープTが装着されているか否か(すなわち、テープTが画像記録可能な状態にあるか否か)を確認し、ビデオカメラ100にテープTが装着されているときは、「テープ有り」としてstep105へ、装着されていないときは、「テープ無し」としてstep110へと分岐する。step110では、記録媒体が1つも入っていないことが判明したので、記録媒体が無いことを例えば表示部110に表示する。
step105では、静止画をいったん内部のメモリ102に記録する。その後、step106で、テープTに静止画を記録をしてよいかどうか警告を例えば表示部110に表示する。次に、step107で、再度静止画記録ボタン64が押されたかどうかによって分岐する。ここでは例えばstep106の警告を表示してから所定時間(例えば30秒間)内に静止画記録ボタン64が押されたかどうかを判定する。静止画記録ボタン64が押されたならstep108へ、押されなければstep109へと分岐する。step108では、テープTに記録を開始する。一方、step109では、記録モードを停止する。
step102において、切り替えつまみ67がテープを指していた場合は、step112に進む。step112では、記録媒体着脱検知部98に問合わせることにより、ビデオカメラ100にテープTが装着されているか否か(すなわち、テープTが画像記録可能な状態にあるか否か)を確認し、ビデオカメラ100にテープTが装着されているときは、「テープ有り」としてstep120へ、装着されていないときは、「テープ無し」としてstep113へと分岐する。step120では、切り替えつまみ67によって選択されたDVテープが装着されていることが確認されたので、そのままテープTへの静止画の記録を開始する。
一方、step113では、記録媒体着脱検知部98に問合わせることにより、メモリカードMがビデオカメラ100に装着されているか否か(すなわち、メモリカードMが画像記録可能な状態にあるか否か)を確認し、メモリカードMがビデオカメラ100に装着されているときは、「メモリカード有り」としてstep114へ、装着されていないときは、「メモリカード無し」としてstep119へと分岐する。step119では、記録媒体が1つも入っていないことが判明したので、記録媒体が無いことを例えば表示部110に表示する。
step114では、静止画をいったんビデオカメラ100に内蔵されているメモリ102に記録する。step115では、メモリカードMに記録をしてよいかどうか警告を表示部110に表示する。次に、step116で、再度静止画記録ボタンが押されたかどうかによって分岐する。ここでは例えばstep115の警告を表示してから所定時間(例えば30秒間)内に静止画記録ボタン64が押されたかどうかを判定する。静止画記録ボタン64が押されたならstep117へ、押されなければstep118へと分岐する。そして、step117では、メモリカードMに記録を開始する。一方、step118では、記録モードを停止する。
以上の図4に示したフローチャートに従う制御によれば、静止画を記録する際、切り替えつまみ67によって選択された記録媒体が記録可能に装着されておらず、一方、選択されていない別の記録媒体が装着されている場合、その別の記録媒体が装着されていることが検知された時点で静止画が一時的に内蔵メモリに記録され、警告を表示した後、再度静止画記録ボタンが押されることで、切り替えつまみ67によって選択されていない別の記録媒体に記録が行われる。
よって、切り替えつまみ67によって選択された記録媒体が記録可能な状態になくとも、別の記録媒体が装着されていることが検知された時点における静止画を記録することができるので、使用者が望んだ場面の静止画を提供することができる。
(第3の実施形態)
上述した第1実施形態は、切り替えつまみ67がテープを指しているもののテープTがビデオカメラに装填されておらず、その一方メモリカードMが装着されている状態で動画記録ボタン65が押されると、所定の警告表示がなされ(step13)、その後に再度動画記録ボタン65が押されるとメモリカードに画像が記録される(step15)、というものであった。この場合、最初に動画記録ボタン65が押されてから再度動画記録ボタン65が押されるまでの間の画像記録はまったく行われないことになる。
そこで、本実施形態では、切り替えつまみ67がテープを指している状態において、テープTがビデオカメラに装着されておらず、メモリカードMは装着されている場合には、メモリカードMが装着されていることが判明した時点からメモリカードMに動画を記録するようにする。また、警告表示後にメモリカードMへの記録がキャンセルされたならば、それまでメモリカードMに蓄えられていた動画は破棄されることが好ましい。
図5は、本実施形態における、動画を記録する際のシステム制御部105による制御の内容を示すフローチャートである。
図5のフローチャートは図3のフローチャートとほぼ同様であるので、同じ処理ステップには同じ参照番号を付してそれらの説明は省略する。図3のフローチャートと相違する点は2点ある。
第1は、step12で「メモリあり」と判断された場合、step13の警告表示の前にstep31が挿入されている点である。このstep31で、メモリカードMへの記録が開始される。
第2は、step14で動画記録ボタン65が押されず、step16で記録モードが停止された場合、その後に、step31によってメモリカードMに記録された動画を消去するstep32が追加されている点である。これによりメモリカードMの空き容量を元に戻すことができる。
この図5に示したフローチャートに従う制御によれば、切り替えつまみ67がテープを指している状態で動画記録ボタンが押されたがテープTがビデオカメラに装填されていなかった場合において、メモリカードMが装着されている場合には、そのメモリカードMが装着されていることが判明した時点から再度動画記録ボタン65が押されるまでの間(すなわち、step1〜12までの期間)の画像記録を確保することができる。
(第4の実施形態)
続いて、第4の実施形態について説明する。この実施形態は、動画を記録する場合、切り替えつまみ67がテープを指しているときは、テープ、メモリカードともに第1の符号化形式として例えばDVフォーマットで記録し、切り替えつまみ67がメモリカードを指しているときは、メモリカード、テープともに第2の符号化形式として例えばMotion−JPEGで記録を行うように制御するものである。
図6は、本実施形態における、画像を記録する際のシステム制御部105による制御の内容を示すフローチャートである。
図6のフローチャートは図3のフローチャートとほぼ同様である。ただし、第1の実施形態では、DVテープもしくはメモリカードへの記録処理を行うstep7,10,18,15において、その記録フォーマットについては言及していなかった。動画を記録する場合、DVテープにはDVフォーマットで記録し、メモリカードにはビットレートの点でリーズナブルなMotion−JPEGなどで記録するというのが一般に想定されるところであろう。
本実施形態でも、切り替えつまみ67がメモリカードを指していた場合においてメモリカードMが装着されていれば、step10では、メモリカードMに例えばMotion−JPEGで画像記録を行い、切り替えつまみ67がテープを指していた場合においてテープTが装着されていれば、step18では、テープTにDVフォーマットで画像記録を行う。
他方、切り替えつまみ67がメモリカードを指していた状態でメモリカードMが装着されていなかったが、テープTが装着されていたので、警告表示に応じたユーザによってそのテープTへの録画が指示された場面では、step7に代わるstep7’として、テープTにMotion−JPEGで画像を記録する。また、切り替えつまみ67がテープを指していた状態でテープTが装着されていなかったが、メモリカードMが装着されていたので、警告表示に応じたユーザによってそのメモリカードMへの録画が指示された場面では、step15に代わるstep15’として、メモリカードMにDVフォーマットで画像を記録する。
上記した制御処理の要点は、切り替えつまみにより選択された記録媒体の代わりに別の記録媒体に記録するかどうかの警告後に、当該別の記録媒体への記録の指示があった場合、切り替えつまみによって選択されていた記録媒体が画像記録可能な状態にあったとしたならばその記録媒体に記録することになる符号化形式と同一の符号化形式により、当該別の記録媒体に画像記録を行わせる、という点にある。
このような処理によれば、切り替えつまみ67がメモリカードを指している場合、いったんテープにMotion−JPEGで記録した後に、記録フォーマットの変換を行うことなく容易にメモリカードに転送することができる。また、切り替えつまみ67がテープを指している場合、いったんメモリカードにDVフォーマットで記録した後に、記録フォーマットの変換を行うことなく容易にDVテープにダビングすることができる。
よって、切り替えつまみが指している媒体が入っていなくとも、使用者の意図したフォーマットで記録が可能になる。
なおここでは、記録方式としてDVフォーマットおよびMotion−JPEGを用いたが、これらは一例であって、他の記録方式として、MPEG、HDフォーマット、JPEG2000などを用いてもよいことはいうまでもない。
(その他の実施形態)
図3,5,6のフローチャートにおけるstep13、ならびに図4のフローチャートにおけるstep115は、切り替えつまみ67がテープを指していた状態においてテープTが装着されていなかったが、メモリカードMが装着されていたので、メモリカードMに記録してよいかを警告表示するステップであったが、ここでは、メモリカードに記録してよいかを問い合わせるメッセージだけでなく、メモリカードに記録を開始する際に、記録時間がテープよりも少ないことも警告表示することが好ましい。これにより、切り替えつまみ67がテープを指しているにもかかわらずテープを入れ忘れてしまったような場面で、使用者が記録時間に関して勘違いをすることがなくなり、より利便性を高めることができるであろう。
また、上記の各実施形態では、記録媒体としてDVテープとメモリカードを用いたが、磁気ディスクや光ディスク等の別の記録媒体を使用するタイプにも本発明を適用できることは言うまでもない。
なお、上記した実施形態では、図3,5,6におけるstep3,4,11,12、および、図4におけるstep103,104,112,113において、記録媒体着脱検知部98に問合わせることにより、記録媒体がビデオカメラに装着されているどうかを判定したが、これは記録媒体が画像記録可能な状態にあるか否かを判定するための一態様にすぎない。例えば、記録媒体がビデオカメラにたとえ装着されていたとしてもテープエンドであったり、メモリフルなどの状態であれば画像記録はもはやできないのであるから、このような場合も「メモリなし」または「テープなし」と判断されることになる。
また、本発明は、複数の機器(例えば、レンズユニット、画像処理部、画像記録部など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、単体のカメラ)に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図3〜6のいずれかに示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータがその供給されたプログラムコードを読み出して実行することによって目的が達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、その形態はプログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、そのコンピュータにインストールされるプログラムコード自体およびそのプログラムを格納した記憶媒体(メモリ媒体)も本発明を構成することになる。つまり、本発明の特許請求の範囲には、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体、およびそのプログラムを格納した記憶媒体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、そのホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態におけるビデオカメラの外観を示す図である。 本発明の実施形態におけるビデオカメラのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるビデオカメラの記録の制御を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるビデオカメラの記録の制御を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における記録装置の記録の制御を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態における記録装置の記録の制御を示すフローチャートである。

Claims (15)

  1. 複数の記録媒体を装着可能な画像記録装置であって、
    前記複数の記録媒体からいずれかの記録媒体を記録先として選択する選択手段と、
    画像の記録を指示する指示手段と、
    前記複数の記録媒体の各々が画像記録可能な状態にあるか否かを検知する検知手段と、
    前記指示手段による指示があった際に前記選択手段によって選択された記録媒体が画像記録可能な状態になく、かつ、他の記録媒体が画像記録可能な状態にある場合、所定の警告を発する警告手段と、
    前記警告手段による警告後に前記指示手段による再度の指示があった場合、当該他の記録媒体に画像記録を開始させる制御手段と、
    を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記検知手段は、各記録媒体が装着されているか否かを検知する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記複数の記録媒体とは別に内蔵されるメモリを更に有し、
    前記制御手段は更に、
    前記選択手段により選択された記録媒体が画像記録可能な状態になく、かつ、他の記録媒体が画像記録可能な状態にあることが前記検知手段によって検知された時点から、前記警告手段による警告後に前記指示手段による再度の指示があるまでの間は、前記メモリに画像記録を行わせる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像記録装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記選択手段により選択された記録媒体が画像記録可能な状態になく、かつ、他の記録媒体が画像記録可能な状態にあることが前記検知手段によって検知された時点から、当該他の記録媒体に画像記録を開始させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像記録装置。
  5. 前記制御手段は更に、
    前記警告手段による警告後、所定時間内に前記指示手段による再度の指示がなかった場合に、当該他の記録媒体に記録した画像を消去する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記警告手段による警告後に前記指示手段による再度の指示があった場合、前記選択手段によって選択された記録媒体が画像記録可能な状態にあったとしたならばその記録媒体に記録する符号化形式と同一の符号化形式により、当該他の記録媒体に画像記録を開始させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像記録装置。
  7. 請求項1から6までのいずれかに記載の画像記録装置を有するビデオカメラ装置。
  8. 複数の記録媒体を装着可能な画像記録装置の制御方法であって、
    前記複数の記録媒体からいずれかの記録媒体を記録先として選択する選択ステップと、
    画像の記録を指示する指示ステップと、
    前記複数の記録媒体の各々が画像記録可能な状態にあるか否かを検知する検知ステップと、
    前記指示ステップによる指示があった際に前記選択ステップで選択された記録媒体が画像記録可能な状態になく、かつ、他の記録媒体が画像記録可能な状態にある場合、所定の警告を発する警告ステップと、
    前記警告ステップによる警告後に再度画像の記録の指示があった場合、当該他の記録媒体に画像記録を開始させる制御ステップと、
    を有することを特徴とする画像記録装置の制御方法。
  9. 前記検知ステップは、各記録媒体が装着されているか否かを検知する工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像記録装置の制御方法。
  10. 前記画像記録装置は、前記複数の記録媒体とは別に内蔵されるメモリを更に有し、
    前記制御ステップは更に、
    前記選択ステップで選択された記録媒体が画像記録可能な状態になく、かつ、他の記録媒体が画像記録可能な状態にあることが前記検知ステップにおいて検知された時点から、前記警告ステップによる警告後に再度画像の記録の指示があるまでの間は、前記メモリに画像記録を行わせる
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の画像記録装置の制御方法。
  11. 前記制御ステップは、
    前記選択ステップで選択された記録媒体が画像記録可能な状態になく、かつ、他の記録媒体が画像記録可能な状態にあることが前記検知ステップにおいて検知された時点から、当該他の記録媒体に画像記録を開始させる
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の画像記録装置の制御方法。
  12. 前記制御ステップは更に、
    前記警告ステップによる警告後、所定時間内に再度画像の記録の指示がなかった場合に、当該他の記録媒体に記録した画像を消去する
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像記録装置の制御方法。
  13. 前記制御ステップは、
    前記警告ステップによる警告後に再度画像の記録の指示があった場合、前記選択ステップで選択された記録媒体が画像記録可能な状態にあったとしたならばその記録媒体に記録する符号化形式と同一の符号化形式により、当該他の記録媒体に画像記録を開始させる
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の画像記録装置の制御方法。
  14. 複数の記録媒体を装着可能な画像記録装置を制御するための制御プログラムであって、
    前記複数の記録媒体からいずれかの記録媒体を記録先として選択する選択ステップ、
    画像の記録を指示する指示ステップ、
    前記複数の記録媒体の各々が画像記録可能な状態にあるか否かを検知する検知ステップ、
    前記指示ステップによる指示があった際に前記選択ステップで選択された記録媒体が画像記録可能な状態になく、かつ、他の記録媒体が画像記録可能な状態にある場合、所定の警告を発する警告ステップ、
    前記警告ステップによる警告後に再度画像の記録の指示があった場合、当該他の記録媒体に画像記録を開始させる制御ステップ、
    を実行させるための制御プログラム。
  15. 請求項14に記載の制御プログラムを格納したメモリ媒体。
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