JP2005311093A - ウェーハ搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の位置に設置されたときにのみ自動的に半導体ウェーハの出し入れが可能となるウェーハ搬送装置を提供する。
【解決手段】 ウェーハ搬送装置100において、キャリア103の前面のウェーハ取出面119に、閉状態においてウェーハの飛び出しを防止するとともに、開状態においてウェーハの取り出しを可能とするストッパー105を設ける。また、キャリア103は、脚部104を有する。また、ストッパー105の下端に、非接地状態でキャリア103から突出する突出部121を設ける。そして、突出部121がキャリア103の底面より上方に押し込まれたときに、ストッパー105が回動し、開状態となるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ウェーハ搬送装置に関する。
従来の半導体ウェーハの搬送装置としては、たとえば特許文献1および特許文献2に記載されたものがある。特許文献1には、ストッパーを有する半導体基板キャリアが開示されている。同文献に記載された半導体基板キャリアは、製造装置に装着されたときにのみ半導体基板の出し入れができるとされている。
ところが、特許文献1に記載の構成の場合、キャリアの底面からストッパーの停止ピンが突出した構成であって、キャリアを設置すると常にウェーハの出し入れが可能であった。このため、ロードポートの所定の位置以外にキャリアを置いた際にも半導体基板を出し入れ可能であり、出し入れ可能とすることを望まない位置においても出し入れ可能となってしまっていた。また、ストッパーに設けられた山谷構造がキャリアのガイドに対して相対的に上下移動する構成となっていた。このため、ウェーハが多少飛び出した状態で収納されている場合、ストッパーを上下させた際に、キャリア内の半導体基板がはさまってしまう懸念があった。
また、特許文献2には、開放開口に蓋が設けられたキャリアが開示されている。同文献に記載されたキャリアは、キャリア用設置台に置かれると、ストッパー軸の回転が可能となり、引き続き使用者がキャリアの持ち手を離すことにより、ウェーハの出し入れが可能となる。この構成によれば、必要な場所のみでキャリアの蓋を開くことができ、基板の安全な運搬を図ることができるとされている。
ところが、特許文献2に記載の構成の場合、扉の開閉が持ち手の位置に依存してなされる構成となっていた。そして、キャリアの使用者が持ち手を回転させて、キャリアを持ち上げないと、キャリアの扉が閉状態とはならない。このため、自動的に扉を開閉することができなかった。
特開2000−100921号公報 特開平11−121603号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定の位置に設置されたときにのみ自動的に半導体ウェーハの出し入れが可能となるウェーハ搬送装置を提供することにある。
本発明によれば、ウェーハを収容するキャリアと、前記キャリアの底面に設けられた接地部と、前記キャリアの前面に設けられたウェーハ取出用開口部と、前記ウェーハ取出用開口部に設けられ、閉状態において前記ウェーハの飛び出しを防止するとともに、開状態において前記ウェーハの取り出しを可能とするストッパーと、前記ストッパーの下端に設けられ、非接地状態で前記キャリアの底面から突出する突出部と、を有し、前記突出部の下端が前記キャリアの前記接地部より上方に押し込まれたときに、前記ストッパーが回動し、開状態となるように構成されたことを特徴とするウェーハ搬送装置が提供される。
本発明のウェーハ搬送装置は、接地部を水平面上に接地しただけの状態では閉状態が保たれるとともに、接地部よりも上方に突出部の下端が押し込まれた際に選択的にストッパーが開状態となる。このため、キャリアの搬送中などの非接地状態だけでなく、接地状態においても、突出部が押し込まれない状態ではストッパーを閉状態とすることができる。よって、単に水平面上に置いただけではストッパーが開状態とならず、所定の場所に置かれた際にのみ確実にウェーハの出し入れを可能とすることができる。したがって、キャリアが所定の位置に設置されていない状態でウェーハが取出用開口部から飛び出すのを確実に抑制することができる。
また、キャリアが所定の場所に置かれたときに、突出部が上方に押し込まれる。このとき、突出部の下端が上方に押し込まれるとともに自動的にストッパーが回動し、開状態となる。このため、キャリアが所定の場所に置かれたときには自動的にウェーハの出し入れが可能となり、手動でストッパーを開く必要がない。さらに、所定の位置に置かれていたキャリアが所定の場所から除去された際には、ストッパーが自動的に閉状態となる。このように、本発明によれば、所定の場所に置いたときにのみ選択的にストッパーが開状態となり、ウェーハの出し入れが可能となるとともに、それ以外の状態ではストッパーが自動的に閉状態となるウェーハ搬送装置が実現される。
なお、本明細書において、接地部とは、ウェーハ搬送装置を、平坦な面の上に、当該半導体ウェーハ搬送装置の底面が当該平坦な面に対向するように置いたときに、当該平坦な面と接触する部分のことをいう。接地部は、たとえばキャリアの底面の一部であってもよいし、キャリアの底面から突出した部材の下端面であってもよい。
また、本発明において、突出部の下端面は、非接地状態でキャリアの底面と同水準の面に位置する構成とすることができる。また、突出部の下端面は、非接地状態でキャリアの底面よりも上方に位置し、これが上方にさらに押し込まれたときに開状態となるように構成されていてもよい。
また、本発明において、キャリアの底面の形状に特に限定はなく、たとえば、平坦面とすることができる。また、所定の凹凸構造を有していてもよい。
また、ウェーハ取出用開口部は、ストッパーの開状態においてウェーハの出し入れが可能な大きさの開口部であればよい。たとえば、キャリアの前面全体が開口してウェーハ取出用開口部となっていてもよい。
また、ストッパーは、閉状態においてウェーハ取出用開口部からのウェーハの飛び出しを防止できる形状であればよく、たとえば、キャリアの上下方向に延在する枠体や扉等とすることができる。
本発明に係るウェーハ搬送装置において、前記突出部が前記キャリアの前記底面より上方に押し込まれたときに、前記ストッパーが回動し、開状態となるように構成されてもよい。こうすることにより、突出部がキャリアの底面より上方に押し込まれてはじめてストッパーを開状態とすることができる。このため、キャリアが所定の場所に置かれたときにのみさらに確実にストッパーを開状態とすることができる。
本発明のウェーハ搬送装置において、前記ストッパーの下方に設けられ、前記突出部の上部に接続された内筒と、前記内筒に外嵌する外筒と、前記内筒の外側面または前記外筒の内側面のうちの一方に、前記内筒の中心軸に対して斜めに設けられた案内溝と、前記内筒の外側面または前記外筒の内側面のうちの他方に設けられ、前記案内溝に係合し、前記案内溝に沿って摺動可能な突起部と、を有し、前記突起部が前記案内溝に沿って摺動するとともに、前記ストッパーが前記内筒の中心軸を回転軸として回動するように構成されてもよい。
本発明のウェーハ搬送装置は、突起部が案内溝に沿って摺動するとともに、ストッパーが内筒の中心軸を回転軸として回動するように構成されている。このため、簡素な構成で突出部の押し込みとストッパーの回動とを連動させることができる。突出部の押し込みに連動してストッパーを自動的に開状態とすることができる。また、突出部の押し込みを解除した際には、自動的にストッパーを閉状態とすることができる。
本発明のウェーハ搬送装置において、前記案内溝が前記内筒の外側面に設けられ、前記突起部が前記外筒の内側面に設けられてもよい。こうすることにより、ストッパーの回動時に突起部に回転による比較的大きな力が加わった場合にも、充分な強度を確保することができる。
本発明のウェーハ搬送装置において、ロードポートに設置した際に前記ストッパーが回動し、前記ウェーハを取り出し可能に構成されてもよい。こうすることにより、接地部が接地されているかどうかによらず、ロードポートに設置されていない状態ではストッパーを閉状態としてウェーハの飛び出しを防止するともに、ロードポートに設置した際には自動的にストッパーを開状態とすることができる。
本発明のウェーハ搬送装置において、前記突出部は、前記ロードポートに設置された際に、前記ロードポートにおける前記キャリアの位置決め部と前記ロードポートにおける排除領域との間に位置するように構成されてもよい。こうすることにより、ロードポートに設置した際にさらに自動的にストッパーを開状態とすることができる。
本発明のウェーハ搬送装置において、前記キャリアは、略平坦な前記底面と、前記底面より下方に突出する脚部と、を有し、前記接地部は、前記脚部の下端面であってもよい。こうすれば、キャリアを脚部において水平面に接地しただけではストッパーが開状態とならず、所定の場所に置かれ、突出部が接地部よりも上方に押し込まれたときに開状態となる構成が実現される。このため、簡素な構成でストッパーの確実な選択的な自動開閉が可能となる。
なお、本発明において、キャリアの平坦が略平坦であるというのは、突出部が実質的に平坦な面を貫通するように構成されていることを指し、キャリアの底面の所定の領域に所定の凹凸構造や傾斜構造が形成されていてもよい。
本発明のウェーハ搬送装置において、互いに異なる方向に回動する複数の前記ストッパーを有する構成とすることができる。こうすることにより、複数のストッパーが観音開きとなる構成とすることができる。このため、ストッパーの開状態においてウェーハの出し入れをさらに容易に行うことを可能とするとともに、閉状態においてはウェーハの飛び出しをさらに確実に防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、突出部の下端がキャリアの接地部より上方に押し込まれたときに、ストッパーが回動し、ウェーハ取出用開口部が開状態となるように構成することにより、所定の位置に設置されたときにのみ自動的に半導体ウェーハの出し入れが可能となるウェーハ搬送装置が実現される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第一の実施形態)
図1および図2は、本実施形態に係るウェーハ搬送装置の構成を模式的に示す図である。図1は、ウェーハ搬送装置100が接地面102に載置された状態をウェーハ取出面119(前面)の側から見た様子を示す図である。また、図2はウェーハ搬送装置100の平面図である。図1は、図2のA−A'断面図である。
図1および図2に示したウェーハ搬送装置100は、キャリア103と、ストッパー105と、ストッパー開閉部101と、フィルムフレーム111とを有する。
キャリア103において、ウェーハ取出面119が開口面となっており、また、キャリア103内に櫛歯状に設けられた複数のフレーム保持部107が設けられ、隣接するフレーム保持部107の間に形成された溝部109にフィルムフレーム111が収納される。また、キャリア103は、その底面から突出する脚部104を有する。図1に示したようにキャリア103は、接地部である脚部104の底面で、水平で平坦な接地面102に接地する。
ストッパー105は、キャリア103内のウェーハ取出面119近傍の左右二箇所に設けられており、開閉可能となっている。ストッパー105は、閉状態においてフィルムフレーム111の端部に当接し、その飛び出しを防止し、開状態でフィルムフレーム111の取り出しを可能とする。図1は、ストッパー105が閉じた状態を示している。
なお、図1においては、ストッパー105がキャリア103の上下方向に延在し、その形状が略コの字型の枠体である場合を例示しているが、ストッパー105は、フィルムフレーム111の飛び出しを防止し、開閉可能に構成されていればよく、たとえば、ストッパー105を扉にすることもできる。
また、図2に示したように、フィルムフレーム111は、たとえば金属材料からなるフィルムフレームリング115の表面にフィルム113が固定された構成となっている。
ストッパー開閉部101は、ストッパー105の下方に設けられており、下端に突出部121を有する。ストッパー開閉部101は、脚部104よりもキャリア103の中央側に設けられている。図1に示したように、突出部121は、脚部104にて接地面102にキャリア103を接地した状態で、キャリア103の底面から突出している。
図3(a)および図3(b)は、ストッパー開閉部101の近傍を拡大して示す断面図である。図3(a)は、ストッパー105が閉状態にあるときのストッパー開閉部101の構成を示している。また、図3(b)は、ストッパー105が開状態にあるときのストッパー開閉部101の構成を示している。
図3(a)および図3(b)に示したように、ストッパー開閉部101は、下端に突出部121を有する内筒123と、内筒123の側面に外嵌する外筒125と、外筒125に内挿された内筒123の上部において内筒123の側面に巻回されたバネ127とを有する。
ここで、外筒125は、ストッパー105の下端に設けられた中空部135を有する部分である。すなわち、ストッパー105と外筒125とは連続一体に形成されている。なお、本明細書において、連続一体とは、連続体として一体に成形されていることをいう。また、単一部材からなり、接合部を有しない構造であることが好ましい。また、中空部135は、外筒125の中心軸に対する断面積が小さい上部の領域と、断面積が大きい下部の領域とからなる。また、中空部135の下部において、外筒125の内側面には突起129が設けられている。
また、内筒123の外側面には、内筒123の中心軸に対して斜めに案内溝131が形成されている。突出部121が押し込まれて上昇すると、それとともに案内溝131に沿って回転変位が生じる。このため、突出部121が押し込まれるとともに、突出部121に接続するストッパー105が回動する。また、外筒125の内側面に設けられた突起129が案内溝131に係合しており、案内溝131に沿って突起129が摺動可能な構成となっている。
図3(a)に示したように、ストッパー105の閉状態において、内筒123は、下端の突出部121を除き、中空部135に挿入されている。内筒123は、中心軸に対する断面積が小さい上部の領域と断面積が大きい下部の領域からなる。内筒123の上端は、外筒125の上部の領域に挿入されており、内筒123の上部の領域で外筒125の下方の領域に位置する部分において、内筒123の外側面にバネ127が巻回している。そして、突起129は、案内溝131の上端に位置している。このような構成により、内筒123の中心軸と外筒125の中心軸を確実に一致させるとともに、内筒123を自重により確実に降下させて、下端の突出部121を外筒125から突出させた状態を維持することができる。
ここで、突出部121を下端から上方に向かって押し込むと、外筒125の内側面に設けられた突起129が案内溝131に沿って内筒123の中心軸に対して斜めにスライドする。このため、突出部121が外筒125の中空部135に挿入されるとともに、外筒125と一体に形成されているストッパー105が内筒123の中心軸を回転軸として回動する。これにより、フィルムフレーム111の飛び出しを防止する位置から、フィルムフレーム111をウェーハ取出面119から取り出し可能な位置へとストッパー105が回転移動する。
案内溝131に沿った外筒125の回転角度は、ストッパー105の構成に応じて任意に選択することが可能であり、ストッパー105の開閉状態が実現できるように構成されていればよい。
図3(b)に示したように、ストッパー105の開状態においては、突出部121の少なくとも一部が外筒125の内部に収容されるとともに、突起129が案内溝131の下端に位置する。また、内筒123の挿入に伴い、内筒123の上部の領域に設けられたバネ127が収縮状態となっている。
図3(b)の状態から、突出部121を上部に向かって押し込む力を除去すると、収縮していたバネ127が伸びるとともに、突起129が案内溝131に沿って上方に向かって移動するため、ストッパー開閉部101およびストッパー105は、図3(a)に示したストッパー105の閉状態の構成に戻る。
図1に示したウェーハ搬送装置100は、以上のように構成されたストッパー開閉部101を有するため、突出部121を上方に押し込む力が付与される領域に設置された時に、自動的にストッパー105が開いてウェーハ取出面119からのフィルムフレーム111が可能となるとともに、それ以外の状態ではストッパー105が閉じてフィルムフレーム111の飛び出しを防止する構成となっている。
図4は、図1のウェーハ搬送装置100をロードポートの所定の位置に設置した状態を示す断面図である。図4においては、ウェーハ搬送装置100のストッパー105が開状態となっている。
図4において、ロードポート110の上部に凸状のキャリア位置決め部139が設けられている。キャリア位置決め部139は、ウェーハ搬送装置100が底面において接地される部分である。
また、ロードポート110の側方には、排除領域137が設けられている。排除領域137は、ウェーハ搬送装置100等を配設したり、ロードポート110の突起等を突出させたりしない領域としてSEMI規格で規定されている領域である。
また、ロードポート110には、ウェーハ搬送装置100がキャリア位置決め部139に接地している際に突出部121が配設される位置に対応する位置に、ストッパー開突起133が設けられている。図4においては、キャリア位置決め部139およびストッパー開突起133の高さが等しくなるように構成されている。
ウェーハ搬送装置100は、その底面でロードポート110のキャリア位置決め部139に設置される。このとき、ウェーハ搬送装置100の脚部104は、接地部となっておらず、排除領域137の上部に位置する。
また、ウェーハ搬送装置100の底面をキャリア位置決め部139で接地させると、ウェーハ搬送装置100の突出部121がストッパー開突起133によって脚部104の上方に押し込まれるため、ストッパー105が回動し、開状態となる。このように、ウェーハ搬送装置100は、突出部121の下端すなわち底面がキャリア103の底面よりも上方に押し込まれたときに、ストッパー105が回動し、開状態となるように構成されている。
なお、ウェーハ搬送装置100においては、キャリア103のウェーハ取出面119の内側には、二つのストッパー105が左右に配置されており、突出部121が押し込まれた際に、これらのストッパー105が互いに逆向きに回動するように構成されており、二つのストッパー105は観音開きとなっている。具体的には、図中左側のストッパー105が右回りに回動し、図中右側のストッパー105が左回りに回動する。この構成は、二つのストッパー105に接続するストッパー開閉部101の案内溝131の形成方向を互いに逆向きにすることによって得られる。
次に、図1に示したウェーハ搬送装置100の効果を説明する。
図1に示したウェーハ搬送装置100は、閉状態においてウェーハ取出面119からのフィルムフレーム111またはウェーハの飛び出しを防止するとともに、開状態でフィルムフレーム111またはウェーハの取り出しを可能とするストッパー105が設けられている。そして、ストッパー105の下端にストッパー開閉部101が設けられている。ストッパー開閉部101の下端に位置する突出部121がロードポート110のストッパー開突起133によりキャリア103内に押し込まれた際にストッパー105が回動し、開状態となるとともに、突出部121がキャリア103内に押し込まれていない状態では、脚部104の接地の有無によらずストッパー105が閉状態となる。
また、突出部121の底面がストッパー開突起133によりキャリア103の底面におけるキャリア位置決め部139への接地面よりも上方に押し込まれたときに、ストッパー105が回動し、開状態となるとともに、突出部121がキャリア位置決め部139への接地面よりも上方に押し込まれていない状態では、脚部104の接地の有無によらずストッパー105が閉状態となる。
このように、ウェーハ搬送装置100は、キャリア103の底面がロードポート110のキャリア位置決め部139に接地されると、ストッパー開突起133により突出部121が上方に押し込まれ、自動的にストッパー105が開状態となるとともに、それ以外の状態では閉状態となる構成となっている。よって、脚部104の接地の有無によらず、ロードポート110の所定の位置に設置されたとき以外はウェーハ取出面119からのフィルムフレーム111の飛び出しを確実に抑制しつつ、ロードポート110の所定の位置に設置されたときには自動的にフィルムフレーム111の出し入れが可能な構成となっている。
たとえば、台車や作業台上ではストッパー105が自然に開かないので、フィルムフレーム111が落下しない。また、ロードポート110に乗せるとキャリア103の自重によってストッパー105が自動で開く為、ロードポート110にキャリア103をセットする前にマニュアルでストッパー105を開状態とする必要がない。
また、突出部121が、ロードポート110のキャリア位置決め部139と排除領域137との間に位置するように構成されている。このため、ロードポート110のSEMI規格で定められた以外の部分を使用して、キャリア103の自動開閉機構を取り付けることができる。SEMI規格で定められた部分以外の部分を使用するため、業界標準に準拠し自動開閉機構が実現できる。
キャリア103を所定の位置に接地した際に選択的にストッパー105が開状態となる効果は、キャリア103の底面がロードポート110のキャリア位置決め部139に接地されたときに、突出部121の下端がキャリア103の底面よりも上方に押し込まれる構成とした際に発揮される。
また、ウェーハ搬送装置100において、ストッパー開閉部101は内筒123と外筒125とを有し、内筒123の外側面に、中心軸に対して斜めに設けられた案内溝131と、外筒125の内側面に設けられた突起129とが係合し、突起129が案内溝131に沿って移動可能に構成されている。このため、突出部121が上下方向に移動した際に、ストッパー開閉部101に連結したストッパー105がスムーズに回動し、確実に開閉される構成となっている。
また、ストッパー開閉部101において、内筒123の上部の領域にバネ127が設けられている。このため、少なくとも非接地状態において、突出部121を確実に垂下させることができる。
また、二つのストッパー105が観音開きであるため、ストッパー105が開いた状態でのフィルムフレーム111またはウェーハの出し入れを容易に行うことができる構成となっている。
また、図1に示したウェーハ搬送装置100は、キャリア103の底面が平坦面であり、閉状態において平坦な底面から突出部121が下方に突出した構成である。このため、キャリア103をその底面でキャリア位置決め部139に接地させる際の位置ずれマージンをとることができる。よって、キャリア103がキャリア位置決め部139から若干ずれた状態で接地された場合にも、許容される範囲でストッパー105を開状態とすることが可能となる。また、キャリア103の底面を平坦面とすることにより、ウェーハ搬送装置100の構成を簡素化することができる。
なお、ウェーハ搬送装置100において、キャリア底面141は、突出部121が貫通する領域の近傍において平坦であればよく、他の所定の領域に凹凸構造や傾斜構造等が形成されていてもよい。
また、図1では、ストッパー105が閉じた状態で、突出部121の下端が脚部104の底面と同一面に位置する構成を例示したが、ストッパー105の下端が脚部104の底面よりも上方に位置している構成とすることもできる。この場合にも、突出部121の下端が脚部104の底面よりも上方に押し込まれたときにストッパー105が自動的に開状態となるため、図1の構成と同様の効果を得ることができる。また、突出部121の下端を脚部104の底面よりも上方に設けることにより、ストッパー105の誤って開閉することをさらに確実に抑制することができる。
また、図4では、突出部121全体がキャリア103の底面より上方に押し込まれたときにストッパー105が開状態となる構成を例示したが、突出部121が脚部104の上方の所定の位置まで押し込まれたときにストッパー105が開状態となる構成とすることもできる。
また、図3(a)および図3(b)においては、内筒123の外側面に案内溝131が設けられており、外筒125の内側面に突起129が設けられている場合を例にストッパー開閉部101の構成を説明したが、内筒123と外筒125の一方に対して他方を相対的に回転移動可能な構成であればよく、案内溝131が外筒125の内側面に設けられ、突起129が内筒123の外側面に設けられていてもよい。また、案内溝131が内筒123または外筒125の側面を貫通していてもよい。こうすれば、内筒123または外筒125を製造容易な構成とすることができる。
たとえば、図5は、ストッパー開閉部101の他の構成を示す図である。図5において、上の図が平面図であり、下の図が側面図である。図5に示したストッパー開閉部101は、図3(a)および図3(b)に示したストッパー開閉部101の場合とは逆に、内筒123の外側面に突起129が設けられている。また、外筒125の側面を貫通する案内溝131が設けられている。図5は、ストッパー105が閉状態であるときのストッパー開閉部101を示している。
図5に示したストッパー開閉部101においても、突出部121に上方向の力を付与すると、突出部121が外筒125の内部に挿入される。このとき、突起129が案内溝131の下端から上端に向かって内筒123の中心軸に対して斜めに移動するため、外筒125の上部に接続するストッパー105(図5では不図示)が回動して開状態となる。
このため、この構成の場合にも、突出部121がストッパー開突起133の上部に位置するようにウェーハ搬送装置100がロードポート110に接地されたときにのみ選択的にストッパー105が開き、フィルムフレーム111およびフィルムフレーム111上のウェーハの出し入れが可能である。そして、突出部121がストッパー開突起133によって押し上げられていない状態においては、脚部104が接地されているかどうかによらず、ストッパー105を閉状態とすることができる。
よって、図5に示したストッパー開閉部101を有するウェーハ搬送装置100においても、ウェーハ搬送装置100を所定の位置に設置した際に自動的にウェーハの取り出しが可能となるとともに、それ以外の状態ではウェーハの飛び出しを確実に抑制することができる。
また、外筒125に突起129を設ける場合(図3(a)および図3(b))、ストッパー105は比較的重いため、ストッパー105回転移動の際に、突起129に比較的大きな力が集中するのに対し、図5の構成では、案内溝131を外筒125に形成し、突起129を内筒123に設けることにより、回転移動の際に突起129に加わる力を減少させることができる。このため、ストッパー開閉部101の機械的強度を向上させることができる。
また、以上においては、キャリア103の底面が平坦面であり、ストッパー105が閉じた状態で、ストッパー開閉部101の下端に設けられた突出部121がキャリア103の底面を貫通している構成を例に説明したが、キャリア103の底面は平坦面でなくてもよい。たとえば、キャリア103の底面に凹部が設けられており、閉状態において突出部121が凹部から突出している構成とすることもできる。
図6(a)および図6(b)は、図4におけるストッパー開閉部101近傍の構成を拡大して模式的に示した図である。これらの図において、左側の図は、キャリア103がロードポート110の所定の位置に設置されていない状態(ストッパー105閉状態)を示し、右側の図は、キャリア103がロードポート110の所定の位置に固定された状態(ストッパー105開状態)を示している。
図6(a)は、ストッパー105(図6(a)では不図示)が閉じた状態で、ストッパー開閉部101の下端に設けられた突出部121が平坦なキャリア底面141を貫通している構成を示している。この構成は、図1および図4に示したウェーハ搬送装置100の構成に対応している。この場合、突出部121がロードポート110のストッパー開突起133上に配設されて、突出部121の底面がキャリア底面141すなわちロードポート110への接地部よりも上方に押し込まれた際に、ストッパー開閉部101に接続するストッパー105を回動させ、ストッパー105を開かせることができる。
また、図6(b)は、キャリア底面141に凹部143が設けられ、少なくとも非接地状態で凹部143内に突出部121が収容された構成を示す図である。図6(b)では、ストッパー105(図6(b)では不図示)が閉じた状態で、ストッパー開閉部101の下端に設けられた突出部121の下端が、キャリア底面141と等しいかまたはこれより上部に位置する場合を示している。図6(b)に示した構成においても、凹部143に嵌合する位置にロードポート110のストッパー開突起133を設けることにより、ストッパー開突起133が凹部143に嵌合し、突出部121が上方に押し込まれた際に、ストッパー開閉部101に接続するストッパー105を回動させ、ストッパー105を開かせることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、以上においては、ロードポート110にストッパー開突起133を設けてストッパー105を開閉する構成を例に説明したが、ロードポート110にストッパー開突起133を設けない構成とすることもできる。たとえば、SEMI規格に規定された位置決め用の突起に当接する位置に突出部121を設けることにより、ストッパー開突起133を設けることなく、あらかじめロードポート110に設けられている突起を用いてストッパー105の開閉を行うことができる。
また、以上においては、ストッパー105の閉状態で突出部121が内筒123の下端に設けられた構成を例に説明したが、突出部121が外筒125の下端に設けられ、外筒125を上方に押し込んだ際にストッパー105が回動する構成とすることもできる。
本実施形態に係るウェーハ搬送装置の構成を模式的に示す断面図である。 本実施形態に係るウェーハ搬送装置の構成を模式的に示す平面図である。 本実施形態に係るウェーハ搬送装置のストッパー開閉部の構成を模式的に示す断面図である。 本実施形態に係るウェーハ搬送装置の構成を模式的に示す断面図である。 本実施形態に係るウェーハ搬送装置のストッパー開閉部の構成を模式的に示す図である。 本実施形態に係るウェーハ搬送装置のストッパー開閉部の構成を模式的に示す断面図である。
符号の説明
100 ウェーハ搬送装置
101 ストッパー開閉部
102 接地面
103 キャリア
104 脚部
105 ストッパー
107 フレーム保持部
109 溝部
110 ロードポート
111 フィルムフレーム
113 フィルム
115 フィルムフレームリング
119 ウェーハ取出面
121 突出部
123 内筒
125 外筒
127 バネ
129 突起
131 案内溝
133 ストッパー開突起
135 中空部
137 排除領域
139 キャリア位置決め部
141 キャリア底面
143 凹部

Claims (7)

  1. ウェーハを収容するキャリアと、
    前記キャリアの底面に設けられた接地部と、
    前記キャリアの前面に設けられたウェーハ取出用開口部と、
    前記ウェーハ取出用開口部に設けられ、閉状態において前記ウェーハの飛び出しを防止するとともに、開状態において前記ウェーハの取り出しを可能とするストッパーと、
    前記ストッパーの下端に設けられ、非接地状態で前記キャリアの底面から突出する突出部と、
    を有し、
    前記突出部の下端が前記接地部より上方に押し込まれたときに、前記ストッパーが回動し、開状態となるように構成されたことを特徴とするウェーハ搬送装置。
  2. 請求項1に記載のウェーハ搬送装置において、
    前記ストッパーの下方に設けられ、前記突出部の上部に接続された内筒と、
    前記内筒に外嵌する外筒と、
    前記内筒の外側面または前記外筒の内側面のうちの一方に、前記内筒の中心軸に対して斜めに設けられた案内溝と、
    前記内筒の外側面または前記外筒の内側面のうちの他方に設けられ、前記案内溝に係合し、前記案内溝に沿って摺動可能な突起部と、
    を有し、
    前記突起部が前記案内溝に沿って摺動するとともに、前記ストッパーが前記内筒の中心軸を回転軸として回動するように構成されたことを特徴とするウェーハ搬送装置。
  3. 請求項2に記載のウェーハ搬送装置において、前記案内溝が前記外筒の内側面に設けられ、前記突起部が前記内筒の外側面に設けられたことを特徴とするウェーハ搬送装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載のウェーハ搬送装置において、ロードポートに設置した際に前記ストッパーが回動し、前記ウェーハを取り出し可能に構成されたことを特徴とするウェーハ搬送装置。
  5. 請求項4に記載のウェーハ搬送装置において、前記突出部は、前記ロードポートに設置された際に、前記ロードポートにおける前記キャリアの位置決め部と前記ロードポートにおける排除領域との間に位置するように構成されたことを特徴とするウェーハ搬送装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載のウェーハ搬送装置において、前記キャリアは、
    略平坦な前記底面と、
    前記底面より下方に突出する脚部と、
    を有し、
    前記接地部は、前記脚部の下端面であることを特徴とするウェーハ搬送装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載のウェーハ搬送装置において、互いに異なる方向に回動する複数の前記ストッパーを有することを特徴とするウェーハ搬送装置。
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