JPH11121603A - 基板用キャリア及びそれを用いる露光装置と露光方法 - Google Patents

基板用キャリア及びそれを用いる露光装置と露光方法

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JPH11121603A
JPH11121603A JP9296356A JP29635697A JPH11121603A JP H11121603 A JPH11121603 A JP H11121603A JP 9296356 A JP9296356 A JP 9296356A JP 29635697 A JP29635697 A JP 29635697A JP H11121603 A JPH11121603 A JP H11121603A
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JP
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substrate
substrate carrier
carrier
opening
detector
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JP9296356A
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English (en)
Inventor
Jiro Kobayashi
二郎 小林
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板用キャリア内の基板の踊りやそこからの
飛び出しを防止することのできる基板用キャリアと、そ
のような基板用キャリアを用いる露光装置と露光方法を
提供する。 【解決手段】 基板を運搬するための基板用キャリアで
あって、少なくとも1枚の基板を収納する基板収納部3
と、基板収納部3に通じる基板の出入り口101を開閉
する扉11と、基板用キャリアの運搬状態を検出する検
出器102と、検出器102の検出結果に基づいて扉1
1を開閉する開閉手段103とを有する基板用キャリア
100。扉を備えるので、基板を基板用キャリア内に抑
制することができる。また検出器を備え、その検出結果
に基づいて扉を開閉する手段を備えるので、他に特別の
開閉操作を要さず扉の開閉がなされ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板用キャリア及
びそれを用いる露光装置と露光方法に関し、特に半導体
製造の際に基板を保護しながら取り扱うことを可能にす
る基板用キャリア及びそれを用いる露光装置と露光方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からのウエハキャリアは、図6に示
されるように、複数の棚と溝を有する溝部品で構成され
ている。その棚は断面が楔形状あるいは先端が切り落と
された楔である台形形状を有している。そして、それら
棚同士に挟まれて、断面が楔形状あるいは台形形状の複
数の溝を有する。溝部品の前面は、ウエハを出し入れす
る口であって開放開口として形成されており、棚と溝は
開放された開口からウエハキャリアの奥に向かって水平
かつ平行に形成されている。ウエハキャリアの奥は、収
納されたウエハが所定の位置で止まるように閉じられて
いる。ウエハをこのウエハキャリアに収納する際には、
複数の溝のそれぞれに薄板状のウエハが挿入され、ウエ
ハは各棚の上に載置される。このような構造を有する従
来のウエハキャリアとしては、SEMI規格と呼ばれる
規格に準拠したテフロン製の一体構造のオープンキャリ
アが主流である。また従来の6インチまでのウエハを収
納するウエハ用キャリアは、片手で取り扱うことのでき
る大きさと重量であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のウ
エハキャリアによれば、前面が開放されているため、ウ
エハのウエハキャリア内における踊りやウエハキャリア
からの飛び出しの問題があった。特に、今後取り扱いが
増えると考えられる大型の12インチウエハ用のウエハ
キャリアはウエハを含めた合計重量が大きく、外形寸法
もかなり大きくなるので、従来のように簡単に片手で取
り扱うことは困難である。したがって、キャリアの載せ
下ろし、移動等の作業時にキャリアが周囲環境による外
力を受ける可能性が高く、そのようなときにキャリアの
前面が開いた状態ではウエハがキャリア内で踊り、場合
によっては飛び出したりの事故が起こり得る。
【0004】そこで本発明は、ウエハキャリア内のウエ
ハの踊りやウエハキャリアからの飛び出しを防止し、ウ
エハを保護することのできる基板用キャリアを提供し、
さらにそのような基板用キャリアを用いる露光装置と露
光方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による基板用キャリア100
は、図1〜図4に示すように、基板を運搬するための基
板用キャリアであって、少なくとも1枚の前記基板を収
納する基板収納部3と、前記基板収納部3に通じる前記
基板の出入り口101を開閉する扉11と、前記基板用
キャリアの運搬状態を検出する検出器102と、前記検
出器102の検出結果に基づいて前記扉11を開閉する
開閉手段103とを有する。
【0006】このように構成すると、扉を備えるので、
基板を基板用キャリア内に抑制することができる。また
検出器を備え、その検出結果に基づいて扉を開閉する手
段を備えるので、他に特別の開閉操作を要さず扉の開閉
がなされ得る。
【0007】この基板用キャリアにおいては、請求項2
に記載のように、前記検出器102は、少なくとも1以
上の持ち手7を含み、前記検出器は、前記持ち手7が操
作されたときに前記基板用キャリアの運搬開始を検知す
るように構成され、前記開閉手段103は、前記検出器
102が運搬開始を検知すると前記扉11を閉じるよう
に構成されている。
【0008】このように構成すると、持ち手を備えるの
で持ち手の操作により検知器が基板用キャリアの運搬開
始を検知でき、運搬開始により扉を閉じることができ
る。
【0009】以上の基板用キャリアにおいては、請求項
3に記載のように、前記扉11は左右に開く2枚の蓋体
を含むようにしてもよい。この場合は、2枚の蓋体で基
板用キャリア内の基板の動きを抑制することができる。
【0010】請求項3に記載の基板用キャリアにおいて
は、請求項4に記載のように、前記蓋体の開く角度が可
変であるように構成されていてもよい。この場合は、基
板の大きさや、基板用キャリアを用いる露光装置の構造
等に応じて蓋体の開く角度を設定することができる。
【0011】以上の基板用キャリアにおいては、請求項
5に記載のように、前記検出器102は、前記基板用キ
ャリア100の運搬が終了したことを検知するように構
成され、前記開閉手段103は、前記検出器102の運
搬終了の検知により前記扉11を開くように構成されて
いてもよい。
【0012】このように構成すると、基板用キャリア1
00の運搬が終了したこと、例えば基板用キャリアが運
搬後に降ろされたことを検知し、開閉手段103はその
検知により扉11を開くので、運搬中に扉11が開くこ
とを防止し、かつ降ろされたときには、他の特別の操作
を要さずに扉11を開くことができる。
【0013】上記目的を達成するために、請求項6に係
る発明による露光装置は、図7に示されるように、請求
項1乃至請求項4のいずれかに記載の基板用キャリア1
00を所定位置に設置して、該基板用キャリア100で
運搬された基板を露光する露光装置200であって、前
記基板用キャリア100を所定位置に設置した際に前記
検出器102を作動させるように構成されている。
【0014】このように構成すると、基板用キャリア1
00を所定位置に設置した際に検出器102を作動させ
るように構成されているので、他の特別の操作を要さず
に基板用キャリアの扉を開閉することができる。
【0015】上記目的を達成するために、請求項7に係
る発明による露光方法は、少なくとも1枚の基板Wを基
板用キャリア100に収納し、前記基板用キャリア10
0を露光装置の所定位置に運搬する前に、前記基板Wの
前記基板用キャリア100内における移動を制限し、前
記基板用キャリア100を露光装置の所定位置に運搬さ
れた後に前記制限を解除し、前記基板用キャリア100
から前記基板Wを取り出し、取り出した前記基板Wを露
光する。
【0016】基板Wの前記基板用キャリア100内にお
ける移動を制限するので、運搬中に基板が踊ったり飛び
出したりするのを防止でき、露光装置の所定位置に運搬
された後に前記制限を解除するので、特別の操作を要さ
ずに基板用キャリア100から前記基板Wを取り出すこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複
した説明は省略する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態である基板用
キャリアの斜視図である。図1に示されるように、本発
明の基板用キャリアであるウエハキャリア(以下適宜
「基板用キャリア」と呼ぶ)100は、複数の棚3aと
溝3bを有する溝部品3で構成されている。その棚3a
は断面が楔形状あるいは先端が切り落とされた楔である
台形形状を有している。そして、それら棚3a同士に挟
まれて、断面が楔形状あるいは台形形状の複数の溝3b
を有する。溝部品3の前面は、ウエハW(図2に2点鎖
線で図示)を出し入れする口として開放開口101(図
2参照)として形成されており、棚3aと溝3bは開放
された開口101からウエハキャリア100の奥に向か
って水平かつ平行に形成されている。ウエハキャリア1
00の奥は、収納されたウエハWが所定の位置で止まる
ように閉じられている。ウエハWをこのウエハキャリア
100に収納する際には、複数の溝3bのそれぞれに薄
板状のウエハWが挿入され、ウエハWは各棚3aの上に
載置される。
【0019】溝部品3は、平板状の下板1と上板2によ
って挟むように構成されている。また各部品は、開放開
口101を正面に見て左右対称に配置されている。
【0020】図2に本実施の形態による基板用キャリア
の平面図を示す。図2(A)で示されるように、上板2
の上面には水平軸6を支持する支持部品4、5が固設さ
れている。支持部品4は上板2の左手前に、支持部品5
は上板2の左奥に配置されている。
【0021】水平軸6は、上板2の左端に手前から奥に
向かって配置されており、軸6にとって軸受けとして機
能する支持部品4と5に回動可能に取り付けられてい
る。回動可能とは、正逆方向に往復回転可能なことをい
う。
【0022】さらに軸6には、持ち手7が軸6と一体的
に取り付けられている。持ち手7の操作者が握る握り手
部分は軸6と平行に前後に伸延しており、その前端と後
端がそれぞれ支持部材4と5の近傍で軸6に固定的に取
り付けられている。このような構造により、持ち手7は
水平軸6と共に水平軸6の中心軸の回りに回転する。ま
た、持ち手7は操作者が握る前には、上板2の外側水平
方向に倒れている。そして、持ち手7と支持部品4との
間にはねじりばね12があって、持ち手7側のばね受け
13と不図示の支持部品4側のばね受けとの間で、持ち
手が、図3(A)に示されるように、上板2の外側に倒
れるように押しつける方向に回転力を与えている。ま
た、水平軸6の前端あるいは後端にはかさ歯車8が取り
付けられている。
【0023】図3(A)は、図2(A)の基板用キャリ
アの正面図である。本図に示されるように、水平軸6に
直交する、垂直方向に配設された垂直軸10が下板1と
上板2の間に回動可能に支持されている。下板1と上板
2には、それぞれ垂直軸10用の軸受け穴が設けられて
おり、その穴で垂直軸10は回動可能に支持されてい
る。また、垂直軸10の上端にはかさ歯車9が、水平軸
6のかさ歯車8と噛み合うように取り付けられている。
本実施の形態では、かさ歯車8と9の歯車比は1:1に
なるように構成されている。
【0024】また、垂直軸10には全体として長方形の
蓋11の一端が固定されている。蓋11の他端である先
端部には、溝3bに収納されたウエハWの外周を外側か
ら拘束するために、櫛形の形状の押さえに形成されてい
る。櫛の歯11a(図3(B)参照)は、溝3bと同ピ
ッチに、溝3bに対応するように配列されている。櫛の
歯11aは弾性的に作られており、各々がばね性(弾
性)を有している。櫛の歯として適した材料の一つは、
いわゆるテフロンである。この櫛の歯11aは、基板W
が基板用キャリア100に収納され、蓋11が閉じたと
きに、丁度基板Wの外周に接触して僅かに押しつけるよ
うな寸法に設定してもよいし、単に基板Wが基板用キャ
リアから飛び出さないように動きを所定の幅に拘束する
だけの非接触型に構成してもよい。また、蓋11は、持
ち手7が上板2の外側水平方向に倒れているときに、図
2(A)に示されるように、基板用キャリア100の正
面方向に真っ直ぐ向いて前面開口101を開放するよう
に設定されている。
【0025】垂直軸10の下端部は、図4(B)に示さ
れるように、上下動可能なストッパ軸14を収納する中
空構造になっており、ストッパ軸14はその中空部の中
を垂直軸10の軸線方向に往復動ができるように構成さ
れている。また、その中空部の中でストッパ軸14の上
端部には圧縮ばね16が圧縮されて納められており、ス
トッパ軸14は常に押し出される方向の力を受けてい
る。図4、図5では、垂直軸10は中空構造を示すため
にその周辺を断面して示してある。
【0026】また、ストッパ軸14には垂直軸10の外
側から耳軸15がストッパ軸14と直交するよう打ち込
まれており、垂直軸10とストッパ軸14との間の回転
規制と垂直軸10からの抜け止めになっている。なお、
ストッパ軸14の上下可動範囲は垂直軸10側面の、垂
直軸10のなが手方向に設けられたガイド用長穴によっ
て決められている。
【0027】また、下板1には幅が耳軸15の太さより
も僅かに大きく、深さが耳軸15の深さの1/2より大
きいストッパ溝17が掘られている。耳軸15が、スト
ッパ溝17中に納まったときは、垂直軸10の回転は拘
束され、ストッパ溝17から上方に浮き上がった位置に
あるときは、垂直軸10は自由に回転できるように構成
されている。
【0028】このように本実施の形態では、本発明の開
閉手段103は、水平軸6、持ち手7、かさ歯車8、
9、垂直軸10を含んで構成されており、一部の構成部
品は検出器102と共通である。
【0029】以上説明した構造は、基板用キャリア10
0を、平面図あるいは正面図で見て、それぞれ図2
(A)(B)、図3(A)(B)に示されるように、同
一形状で左右対称に設けられている。したがって、左右
対称の2枚の蓋11は、基板用キャリア100の正面か
ら見て左右に開閉する。
【0030】以上のように構成された基板用キャリア1
00の操作を図面を参照して説明する。基板Wを取り扱
う設置台(あるいは露光装置の基板用キャリア用台)1
10a上に置かれた基板用キャリア11は、上方から見
た場合、持ち手7は図2(A)に示される状態で保持さ
れており、作業者が基板用キャリア100を持ち上げる
ため、持ち手7を持ち上げると、水平方向に倒れていた
持ち手7は約90度回転して垂直方向に向いて支持部品
4、5に接して止まり、図2(B)と図3(B)に示さ
れる状態になる。
【0031】笠歯車8と9を介して水平軸6に連動して
垂直軸10が同じ角度だけ回転することにより、基板用
キャリア100の正面方向に真っ直ぐ向いて前面開口1
01を開放するように開いていた蓋11が、基板用キャ
リア100の前面開口101を閉じるように回動する。
【0032】このような操作がされているときの、蓋開
閉保持機構でもある本発明の蓋の開閉手段103の動作
を説明する。持ち手7が水平方向に倒れているときは、
図4(A)に示されるように、ストッパ軸14は垂直軸
10の中空の奥に押し込まれており、かつ耳軸15はス
トッパ溝17の方向とは直角方向に向いている。
【0033】次に持ち手7が持ち上げられ、水平軸6ひ
いては垂直軸10が90°回転されると、図4(B)に
示されるように、耳軸15は下板1のストッパ溝17に
平行な方向に向きを変える。しかしながら、基板用キャ
リア100が未だ設置台110a上にあるときは、スト
ッパ軸14は設置台110aに押されているため、耳軸
15はどちらの方向にも回転自由である。したがって、
この状態で持ち手7を再び離せば持ち手7は元の図2
(A)、図5(A)に示される状態に戻り、蓋11は再
度開かれる。
【0034】次に、図4(C)は、図2(B)、図3
(B)に示される状態から基板用キャリア100を持ち
上げた状態のストッパー軸14の位置を示すものであ
り、ストッパ軸14は圧縮ばね16に押され外部に出っ
張り、耳軸15が下板1のストッパ溝17に落ち込んで
止まる。この状態では、耳軸15がストッパ溝17に入
っているためストッパ軸14は回転できなくなり、垂直
軸10も回転できなくなる。したがって、蓋11は閉じ
た状態を保持することがでる。即ち、基板用キャリア1
00を持ち上げたときには、蓋が閉じた状態を保持する
ことができ、飛び出し防止を図ることができる。
【0035】そして、移動先の設置台例えば基板を取り
出して用いる露光装置の基板用キャリア用設置台110
aに置かれると、再び図4(B)に示されるように、ス
トッパー軸14は下板1の中に押し込まれ、耳軸17が
ストッパー溝17から浮き上がるため、垂直軸10は回
転方向の拘束が解かれる。したがって、続けて持ち手7
が離されると、垂直軸10は90°回転して、図4
(A)の状態、即ち図2(A)、図3(A)の状態にな
り、蓋11が開く。
【0036】図4(D)は、設置台の別の例であり、基
板用キャリア100が設置台に置かれたときにストッパ
ー軸14が位置する箇所が沈み穴に加工されている。し
たがって、この設置台110bに基板用キャリア100
が置かれても、ストッパー軸14は下板1に押し込まれ
ず、耳軸15はストッパー溝17に落ち込んだままであ
るので、持ち手7が離されても垂直軸10は回転しな
い。したがって、蓋11も開かない。このように、設置
台のストッパ軸14が当たる部分の形状を細工すること
によって蓋開閉の要否を選択できる。
【0037】図5に、下板の別の形態を示す。この図で
は、下板1aの下面を、ストッパー軸14の周囲につい
て沈み穴18にしてある。この例では、垂直軸10が一
番下に下がったとき、即ち耳軸15がストッパー溝17
に落ち込んだときでも、ストッパー軸14の下端が下板
1aの下面と同一面かあるいはそれより内部にあり、下
面より下に突きでない寸法関係に作られている。
【0038】したがって、図5(C)に示されるよう
に、沈み穴18aに対応する突出部18bが設けられて
いる設置台110cに置かれると図5(A)に示される
ように、耳軸15がストッパー溝17から浮き上がっ
て、図4(B)に示されるのと同様な状態になる。即ち
この状態で持ち手7を離せば、垂直軸10は回転し、図
4(A)に示されるのと同様な状態となり、蓋11は開
く。
【0039】突出部18bが設けられていない場所であ
れば、いかなる場所に置いたとしても垂直軸10は押し
上げられず、図5(B)の状態を維持するので蓋11は
開かない。例えば、誤って基板用キャリア100を基板
Wを取り出すべきではない場所に置いてしまっても、そ
こでは蓋11が開くことはないので、基板が保護され
る。
【0040】このように、円形の沈み穴18aの直径よ
り小さい直径で、沈み穴18aの深さより僅かに小さい
高さの円形の突出部18bを、基板Wの基板用キャリア
100への装填をする場所と、基板Wを基板用キャリア
100から取り出して用いる場所、例えば露光装置の基
板用キャリア台にのみ設けておけば、必要な場所のみで
蓋11を開くことができ、基板の安全な運搬を図ること
ができる。
【0041】この沈み穴18aは、ストッパー軸14用
のガイド穴より直径の大きい穴としたが、ストッパー軸
11のガイド穴そのものとしてもよい。その場合は、突
出部18bはストッパー軸14と同一の直径あるいはわ
ずかに小さい直径に形成すればよい。
【0042】このように、垂直軸10、ストッパー軸1
4、耳軸15、バネ16を含んで、本発明の検出器10
2が構成されている。
【0043】図7に、本発明の実施の形態である露光装
置200の斜視図を示す。この露光装置200は、以上
説明したような基板用キャリア100を所定位置に設置
して、基板用キャリア100で運搬されて来た基板Wを
露光する露光装置である。この露光装置はレチクルRと
ウエハWを静止した状態で露光する静止型露光装置で
も、レチクルRとウエハWを相対走査させながら露光す
る走査型露光装置でも適用可能である。
【0044】ここで本実施の形態では、基板用キャリア
100を設置する所定位置は、図5(A)(C)に示さ
れるように、設置台110c上の突出部18bに、基板
用キャリア100の沈み穴18aが嵌合する位置であ
る。このような位置に基板用キャリア100が設置され
ると、扉即ち蓋11が開く状態となる。
【0045】一方、図4の例では、基板キャリアは設置
台110a上に設置されると、設置台の表面が平坦な面
であっても蓋11は開くことができる状態となる。この
例では、基板用キャリアを設置する所定位置は、例えば
露光装置用の基板ローダー113のアーム112(図
7)により基板Wを挿脱できる位置である。図7の装置
は、図5に対応する検出器102aを用いる場合である
ので、突出部18bが図示されているが、図4に対応す
る検出器102を用いる場合は、突出部18bは不要で
ある。その代わりに不図示の基板キャリアの外周等に当
接する位置決めストッパーが設けられており、前記所定
位置を決めることができる。
【0046】図7に示されるように、本露光装置200
は、光源である水銀ランプ202が楕円鏡201の第1
焦点あるいはその近傍に配置されており、この光源20
2が不図示のレチクルステージ上に載置されたレチクル
Rを照明するように配置されている。楕円鏡201、水
銀ランプ202とレチクルRとの間には不図示の照明光
学系が配置されており、レチクルRは一様に照明され
る。なお、本発明において光源は水銀ランプに限られる
ものではなく、エキシマレーザー(KrF、ArF)、
エレクトロンビーム、X線等も適用可能である。
【0047】レチクルステージに関して光源201、2
02と反対の側には、投影光学系PLと基板Wを載置す
る基板ホルダー203がこの順に配置されている。基板
Wは投影光学系PLに関してレチクルRと共役な位置に
置かれるように構成されている。基板Wは、シリコンウ
エハあるいは液晶表示装置用のガラス板等である。
【0048】さらに基板ホルダー203は、基板ステー
ジ(XYステージ)204上に取り付けられている。基
板ステージ204はさらにベース205上に設置されて
いる。基板ステージ204は、ベース205上で投影光
学系PLの光軸に平行なZ軸に直交するXY平面内でX
方向及びY方向に移動可能な構造を有している。
【0049】さらに、基板ホルダー203上の基板Wを
交換するための基板ローダー113が露光装置200の
正面に設けられている。基板ローダー113は、ベース
205と一体的に構成されている基板ローダーベース2
06上に設置されている。
【0050】基板ローダー113は、その上部に、基板
ホルダー204上の基板Wを装脱するためのアーム11
2を含んで構成されており、アーム112はXY平面に
平行な平面内で直進移動と、Z軸に平行な軸の回りに旋
回が可能になっている。また、Z軸方向(露光装置にお
いて上下方向)にも移動可能に構成されている。
【0051】さらにアーム112が、基板ホルダー20
3に向いた方向から90°旋回した方向に、基板用キャ
リア100をセットするための設置台110cが設けら
れており、設置台110cは、上下動機構を含む設置台
ベース111に取り付けられている。設置台ベース11
1はベース205と一体的に構成されている。このよう
な構造によって、設置台110cは設置台ベース111
に含まれる上下動機構に結合されたエレベータ状に構成
されており、Z軸方向に上下移動可能である。
【0052】本実施の形態では、設置台110cには突
出部18bが、基板用キャリア100の沈み穴18a
(図5(A)(C))に対応して設けられている。
【0053】この様な構成において、ストッパー軸14
の周囲に沈み穴18aを有する基板用キャリア100
が、図7の露光装置200の設置台110cに設置され
ると、沈み穴18aが突出部18bに嵌合して、基板用
キャリア100が設置台110c上で位置決めされ且つ
突出部18bが沈み穴18aに挿入されてストッパー軸
14を押し込むので、すなわち本発明の検出器102が
作動するので、基板用キャリア100の蓋11が開き、
基板Wがアーム112により出し入れ可能な状態にな
る。
【0054】このとき、設置台110cは、アーム11
2が所望の基板Wを基板用キャリア100から取り出せ
るように、設置台ベース111に含まれる上下動機構に
よりエレベータ状に上下して、その基板Wの取り出しに
適した高さで停止する。
【0055】そしてアーム112が、基板用キャリア1
00から基板Wを載せて引き出し、基板ローダー113
上で90°旋回し、基板ホルダー203の方を向き且つ
その方向に直進し、基板ホルダー203上に基板Wを降
ろす。露光装置100は、その基板Wに投影光学系PL
を介して、レチクルRのパターンを投影露光する。
【0056】このように、本発明による露光装置は、基
板用キャリア100を所定位置に設置すると、他の特別
の操作を要さずに持ち手7を離すだけで基板用キャリア
の扉11を開閉することができる。したがって、12イ
ンチウエハなどの大型の基板を用いる露光装置において
も、基板を保護しつつ取り扱いすることができ、安全な
露光が可能である。
【0057】図7に示される実施の形態では、ストッパ
ー軸14が沈み穴18aを有する基板用キャリア(図
5)を所定位置に設置するため、設置台110cは突出
部18bを有しているが、その代わりに、ストッパー軸
14が突出している基板用キャリア(図4)を所定位置
に設置するように、基板用キャリアの位置決めストッパ
ー(不図示)のみを有し、表面は平坦な設置台110a
を有する露光装置としてもよい。
【0058】また、ストッパー軸14が突出している基
板用キャリア(図4)を所定位置に設置する露光装置で
あって、基板用キャリアを設置しても蓋11が開かない
ように、沈み穴を有する仮り置き用設置台110bを有
する露光装置としてもよい。この場合は、基板Wを出し
入れしたい設置台上の位置にあらためて置き直せるよう
に、別途位置決めのストッパー(不図示)を設けて、そ
こでは蓋11が開くように構成してもよい。
【0059】また、以上の説明に含まれていた、基板W
を基板用キャリア100に収納し、基板用キャリア10
0を露光装置の所定位置に運搬する前に、基板Wの基板
用キャリア100内における移動を制限し、基板用キャ
リア100を露光装置の所定位置に運搬された後にその
制限を解除し、基板用キャリア100から基板Wを取り
出し、取り出した基板Wを露光する方法では、基板Wの
基板用キャリア100内における移動を制限するので、
運搬中に基板が踊ったり飛び出したりするのを防止で
き、露光装置の所定位置に運搬された後に制限を解除す
るので、特別の操作を要さずに基板用キャリア100か
ら基板Wを取り出すことができる。
【0060】ここで、基板の移動の制限とは、蓋11の
弾性を有する先端部11aを基板Wの外周部に接触させ
て直接基板用キャリア内側方向に押しつけて溝3b内に
固定する場合と、単に先端部11aを基板Wの外周部近
傍に位置させることにより、基板Wの大きな動きを制限
し、基板Wの基板用キャリア100からの飛び出しを防
止する場合を含む。
【0061】蓋11の弾性を有する先端部11aは、櫛
の歯状に形成したが、弾性を有する連続した直線状の端
部として形成してもよい。特に、被接触型のときは、こ
の形状でよい。個々のウエハWの外径の微妙な差に応じ
て、押さえの位置を変化させる必要がないからである。
但し、この場合もウエハWの保護のために弾性は持たせ
るのが望ましい。
【0062】以上の実施の形態では、笠歯車8と9の歯
車比は1:1としたが、これに限らず、水平軸6が90
°回転したときに垂直軸10の回転をそれより小さく例
えば3:2即ち60°、あるいは2:1即ち45°とし
てもよい。このようにすれば、蓋11が閉じたときウエ
ハ11の外周部を斜めに支持させることができ、あるい
はウエハWの大きさによっては、蓋11を完全に開かな
いでよい場合に対処できる。
【0063】逆に、水平軸6が90°回転したときに垂
直軸10の回転をそれより大きく例えば3:4即ち12
0°、2:3即ち135°、あるいは1:2即ち180
°としてもよい。このようにすれば、蓋11を大きく開
かせることができ、ウエハwと蓋11との干渉を避ける
構造とし易い。あるいは、水平軸6の回転角度を90°
ではなく60°や45°とすることもできる。このとき
は、支持部品4、5に水平軸6の回動角をそのように制
限するストッパーを設ければよい。
【0064】このように、蓋体の開く角度は適切な値に
設定するが、用途によってその角度を適宜変更してもよ
い。本発明の他の実施の形態においては、蓋体の開く角
度は可変であるように構成されており、具体的には、笠
歯車8と9を所望の歯車比を有する組み合わせとして、
それぞれ水平軸6と垂直軸10上に同時に交換装着でき
るように構成されている。
【0065】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、持ち手を持つ作業に連動して蓋が開閉するため、新
たに蓋を開閉する作業が不要となる。また、基板用キャ
リアを持ち上げると蓋が閉じ、基板用キャリアを設置台
に置くと蓋が開くため、開閉忘れに伴う事故の発生を防
止することができる。また、笠歯車8、9の歯車比を適
切に選択すれば、蓋の開閉角度を変更できるため、前面
開口側への蓋の出っ張りを減らす等の調節ができる。ま
た、蓋の先端形状に弾性を持たせることにより、ウエハ
径のばらつき、オリフラの位置変化に対して安定したウ
エハ支持を与えることが可能である。さらに、蓋を閉じ
た状態を保持する機能があるため、基板用キャリアの移
動、保管等状況に応じて蓋を閉じたままにすることがで
き、安全上有利である。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基板の出
入口を開閉する扉を備えるので、基板用キャリア内の基
板の踊りや基板用キャリアからの飛び出しを防止し、基
板を保護することが可能となる。また、基板を保護しな
がら取り扱い基板にとって安全な露光が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である基板用キャリアの斜
視図である。
【図2】図1の基板用キャリアの平面図である。
【図3】図1の基板用キャリアの正面図である。
【図4】図1の基板用キャリアの垂直軸の下端部の一実
施例を示す断面図である。
【図5】図1の基板用キャリアの垂直軸の下端部の別の
実施例を示す断面図である。
【図6】従来の基板用キャリアの斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態である露光装置の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 下板 2 上板 3 溝部品 4、5 支持部品 6 水平軸 7 持ち手 8、9 かさ歯車 10 垂直軸 11 蓋 12 ねじりばね 13 ばね受け 14 ストッパ軸 15 耳軸 16 圧縮ばね 17 ストッパ溝 18a 沈み穴 18b 突出部 100 基板用キャリア 101 前面開口 102 検出器 103 蓋開閉手段 110 設置台 200 露光装置 W 基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を運搬するための基板用キャリアで
    あって、 少なくとも1枚の前記基板を収納する基板収納部と、 前記基板収納部に通じる前記基板の出入り口を開閉する
    扉と、 前記基板用キャリアの運搬状態を検出する検出器と、 前記検出器の検出結果に基づいて前記扉を開閉する開閉
    手段とを有することを特徴とする基板用キャリア。
  2. 【請求項2】 前記検出器は、少なくとも1以上の持ち
    手を含み、 前記検出器は、前記持ち手が操作されたときに前記基板
    用キャリアの運搬開始を検知するように構成され、 前記開閉手段は、前記検出器が運搬開始を検知すると前
    記扉を閉じるように構成されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の基板用キャリア。
  3. 【請求項3】 前記扉は左右に開く2枚の蓋体を含むこ
    とを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の基板
    用キャリア。
  4. 【請求項4】 前記蓋体の開く角度が可変であるように
    構成されていることを特徴とする、請求項3に記載の基
    板用キャリア。
  5. 【請求項5】 前記検出器は、前記基板用キャリアの運
    搬が終了したことを検知するように構成され、 前記開閉手段は、前記検出器の運搬終了の検知により前
    記扉を開くように構成されていることを特徴とする、請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の基板用キャリ
    ア。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の基板用キャリアを所定位置に設置し、該基板用キャリ
    アで運搬された基板を露光する露光装置であって、 前記基板用キャリアを所定位置に設置した際に前記検出
    器を作動させるように構成されていることを特徴とする
    露光装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1枚の基板を基板用キャリア
    に収納し、 前記基板用キャリアを露光装置の所定位置に運搬する前
    に、前記基板の前記基板用キャリア内における移動を制
    限し、 前記基板用キャリアを露光装置の所定位置に運搬された
    後に前記制限を解除し、 前記基板用キャリアから前記基板を取り出し、 取り出した前記基板を露光する露光方法。
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