JP2005308151A - 車輪用軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
軽量・コンパクト化を図ると共に、腐食・水素脆化に起因する内輪の耐久性低下が生じない車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】
一端部に車輪取付フランジ4を一体に有し、外周に内側転走面2aと、この内側転走面2aから軸方向に延びる小径段部2bが形成されたハブ輪2と、小径段部2bに圧入された内輪3とからなる内方部材1と、この内方部材1に外挿された外方部材10と、この外方部材10と内方部材1間に収容された複列の転動体6とを備え、小径段部2bの端部を径方向外方に塑性変形させて加締部2cが形成され、この加締部2cにより内輪3が固定された車輪用軸受装置において、内輪3の表面に亜鉛ニッケル合金のメッキ層からなる防錆皮膜が形成され、この中の水素含有量が1ppm以下に規制されているので、加締工程で内輪3にフープ応力が発生して水素脆化するのを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車輪を懸架装置に対して回転自在に支承する車輪用軸受装置、特に、ハブ輪に圧入される内輪の耐久性向上を図った車輪用軸受装置に関するものである。
自動車の懸架装置に対して車輪を回転自在に支承する車輪用軸受装置は、低コスト化は言うまでもなく、燃費向上のための軽量・コンパクト化が進んでいる。これらの車輪用軸受装置は、ハブ輪と複列の転がり軸受とがユニット化して構成されており、その代表的なものとして、内方部材と外方部材共にフランジを一体に有し、複列の転がり軸受における一方の内側転走面がハブ輪に直接形成され、他方の内側転走面がハブ輪に圧入された別体の内輪に形成された、所謂第3世代と称される車輪用軸受装置が知られている。
図8に示すものは従動輪側における第3世代の車輪用軸受装置であって、ハブ輪51と内輪52と外輪53、および複列の転動体54、54とを備えている。ハブ輪51は、その一端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ55を一体に有し、外周に内側転走面51aと、この内側転走面51aから軸方向に延びる小径段部51bが形成されている。また、車輪取付フランジ55の円周等配位置には車輪を固定するためのハブボルト56が植設されている。ハブ輪51の小径段部51bには、外周に内側転走面52aが形成された内輪52が圧入されている。そして、ハブ輪51の小径段部51bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部51cにより、ハブ輪51に対して内輪52が軸方向へ抜けるのを防止している。
外輪53は、外周に車体取付フランジ53bを一体に有し、内周に複列の外側転走面53a、53aが形成されている。この複列の外側転走面53a、53aと対向する内側転走面51aおよび52aの間には複列の転動体54、54が転動自在に収容されている。
ハブ輪51は、炭素の含有量が0.40〜0.80重量%である炭素鋼製の素材に鍛造を施すことにより一体に形成され、斜格子で示した部分、すなわち、車輪取付フランジ55の基部から内側転走面51a、および小径段部51bに亙って高周波焼入れ等によって表面が硬化処理されている。なお、加締部51cは、鍛造後の素材表面硬さの生のままとしている。一方、内輪52は、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼のような高炭素鋼製とし、芯部まで焼入れ硬化されている。
これにより、低コストで充分な耐久性を有する車輪用軸受装置が実現でき、加締部51cに亀裂等の損傷が発生することを防止すると共に、この加締部51cによりハブ輪51に固定される内輪52の直径が実用上問題になる程度変化するのを防止できる。そして、この内輪52がその固定作業に伴って損傷する可能性を低くすると共に、予圧を適正値に維持でき、しかも部品点数、部品加工、組立工数の削減によってコスト低減が図れる。
特開平11−129703号公報
しかしながら、小径段部51bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部51cにより内輪52が固定される場合、この加締工程で小径段部51bのうち加締部51c近傍も径方向に変形するため内輪52の内径は押し広げられることになり、内輪52にフープ応力が発生するのは否めない。
また、この種の車輪用軸受装置は、路面上の苛酷な外部環境に曝された状態で使用され、泥水を被ることも頻繁にある。さらに、沿岸地においては塩水が振りかかり、また寒冷地では凍結防止剤が撒かれることがあって、その凍結防止剤中の塩分を含む泥水が振りかかる。車輪用軸受装置、特に内輪52は、鋼材素地のままで露出しているため、塩泥水が振りかかると塩害による腐食が生じる恐れがある。このような状況下でこの部位の腐食が進展すると、環境下に存在する拡散性水素が内輪52の組織内に侵入して水素脆化を招くことになり金属粒界が破壊する、所謂「遅れ破壊」が発生し易くなって好ましくない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、軽量・コンパクト化を図ると共に、腐食・水素脆化に起因する内輪の耐久性低下が生じない車輪用軸受装置を提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、一端部に車輪取付フランジを一体に有し、この車輪取付フランジから軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、このハブ輪の小径段部に外嵌された少なくとも一つの内輪とからなる内方部材と、この内方部材に外挿された外方部材と、この外方部材と前記内方部材間に転動自在に収容された複列の転動体とを備え、前記小径段部の端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部により前記内輪が軸方向に固定された車輪用軸受装置において、前記内輪の表面にメッキ層からなる防錆皮膜が形成され、この皮膜中の水素含有量が1ppm以下に規制されている構成を採用した。
このように、ハブ輪の小径段部に内輪が圧入され、小径段部の端部を塑性変形させて形成した加締部によって内輪が固定された、所謂セルフリテイン構造において、内輪の表面にメッキ層からなる防錆皮膜が形成され、この皮膜中の水素含有量が1ppm以下に規制されているので、加締工程で内輪にフープ応力が発生しても、内輪に塩害による腐食が生じるのを抑制することができ、環境下に存在する拡散性水素が内輪の組織内に侵入して水素脆化し、遅れ破壊が発生するのを防止することができる。したがって、軽量・コンパクト化を図ると共に、腐食・水素脆化に起因する内輪の耐久性低下が生じない車輪用軸受装置を提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記防錆皮膜が亜鉛ニッケル合金メッキにより形成されていれば、耐食性に優れ、かつ亜鉛メッキ等に比べ表面硬さが高く耐摩耗性に富んでいる。
また、請求項3に記載の発明は、前記内輪の端部に円環状の保護カバーが装着され、この保護カバーにシール部材が一体形成されると共に、このシール部材が等速自在継手を構成する外側継手部材に当接されているので、外部からの雨水やダスト等が内輪および加締部に侵入するのを防止することができる。
好ましくは、請求項4に記載の発明のように、前記シール部材にリップが一体に形成され、このリップが前記加締部の外周に当接されていれば、加締部の外径寸法にバラツキが生じてもこのシールリップが加締部の外周に追従することができる。
また、請求項5に記載の発明は、前記保護カバーと懸架装置を構成するナックルとの間に僅かな径方向すきまが形成され、ラビリンスシールが構成されているので、従来外側継手部材の外径に設けられていたシールドを廃止することができ、低コスト化ができると共に、内輪および加締部に雨水やダスト等が侵入するのを阻止し、塩害による腐食が生じるのを確実に防止することができる。
また、請求項6に記載の発明は、前記内輪および外方部材の環状空間にシール装置が装着され、このシール装置にエンコーダが備えられ、このエンコーダに対峙する回転速度センサーが懸架装置を構成するナックルに装着されると共に、当該回転速度センサーおよびエンコーダを前記保護カバーによって保護するようにしたので、飛び石等から回転速度センサーの検出部およびエンコーダ表面を保護することができ、回転速度センサーおよびエンコーダの耐久性の向上と共に、検出精度の信頼性を向上させることができる。
本発明に係る車輪用軸受装置は、一端部に車輪取付フランジを一体に有し、この車輪取付フランジから軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、このハブ輪の小径段部に外嵌された少なくとも一つの内輪とからなる内方部材と、この内方部材に外挿された外方部材と、この外方部材と前記内方部材間に転動自在に収容された複列の転動体とを備え、前記小径段部の端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部により前記内輪が軸方向に固定された車輪用軸受装置において、前記内輪の表面にメッキ層からなる防錆皮膜が形成され、この皮膜中の水素含有量が1ppm以下に規制されているので、加締工程で内輪にフープ応力が発生しても、内輪に塩害による腐食が生じるのを抑制することができ、環境下に存在する拡散性水素が内輪の組織内に侵入して水素脆化し、遅れ破壊が発生することを防止することができる。したがって、軽量・コンパクト化を図ると共に、腐食・水素脆化に起因する内輪の耐久性低下が生じない車輪用軸受装置を提供することができる。
一端部に車輪取付フランジを一体に有し、外周に内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、この小径段部に外嵌された内輪とからなる内方部材と、この内方部材に外挿された外方部材と、この外方部材と前記内方部材間に転動自在に収容された複列の転動体とを備え、前記小径段部の端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部により前記内輪が軸方向に固定された車輪用軸受装置において、前記内輪の表面に亜鉛ニッケル合金のメッキ層からなる防錆皮膜が形成され、この皮膜中の水素含有量が1ppm以下に規制されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウトボード側(図面左側)、中央寄り側をインボード側(図面右側)という。
この車輪用軸受装置は、内方部材1と外方部材10、および両部材1、10間に転動自在に収容された複列の転動体(ボール)6、6とを備えている。内方部材1は、ハブ輪2と、このハブ輪2に外嵌された別体の内輪3とからなる。ハブ輪2は、アウトボード側の端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ4を一体に有し、この車輪取付フランジ4の円周等配位置には車輪を固定するためのハブボルト5が植設されている。また、ハブ輪2の外周には内側転走面2aと、この内側転走面2aから軸方向に延びる小径段部2bが形成されている。そして、外周に内側転走面3aが形成された内輪3がこの小径段部2bに圧入され、さらに、小径段部2bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部2cにより、ハブ輪2に対して内輪3が軸方向へ抜けるのを防止している。本実施形態では、このようなセルフリテイン構造を採用することにより、従来のようにナット等で強固に緊締して予圧量を管理する必要がないため、車両への組込性を簡便にすることができると共に、かつ長期間その予圧量を維持することができる。
外方部材10は、外周に車体(図示せず)に取り付けるための車体取付フランジ10bを一体に有し、内周には複列の外側転走面10a、10aが形成されている。そして、それぞれの転走面10a、2aと10a、3a間に複列の転動体6、6が収容され、保持器7、7によりこれら複列の転動体6、6が転動自在に保持されている。また、外方部材10の端部にはシール装置8、9が装着され、軸受内部に封入した潤滑グリースの漏洩を防止すると共に、外部からの雨水やダスト等の侵入を防止している。
ここでは、ハブ輪2の外周に直接内側転走面2aが形成された第3世代と呼称される車輪用軸受装置を例示したが、本発明に係る車輪用軸受装置はこうした構造に限定されず、例えば、ハブ輪の小径段部に一対の内輪を圧入した、第1世代あるいは第2世代構造であっても良い。なお、転動体6、6をボールとした複列アンギュラ玉軸受を例示したが、これに限らず転動体に円すいころを使用した複列円すいころ軸受であっても良い。
ハブ輪2は、S53C等の炭素0.40〜0.80重量%を含む中炭素鋼で形成され、アウトボード側の内側転走面2aをはじめ、シール装置8が摺接するシールランド部、および小径段部2bに亙り高周波焼入れによって表面硬さを54〜64HRCの範囲に硬化処理されている。なお、加締部2cは、鍛造後の素材表面硬さ24HRC以下の未焼入れ部としている。一方、内輪3は、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れにより芯部まで54〜64HRCの範囲で硬化処理されている。
また、外方部材10は、S53C等の炭素0.40〜0.80重量%を含む中炭素鋼で形成され、複列の外側転走面10a、10aをはじめ、シール装置8、9が嵌合する端部内径面に亙って高周波焼入れによって表面硬さを54〜64HRCの範囲に硬化処理されている。
本実施形態では、内輪3の幅研削後に亜鉛ニッケル合金メッキが施されている。すなわち、幅研削後に内側転走面3aおよび内径面がそれぞれ研削されるため、内輪3の外径面および幅面の表面に耐食性に優れた亜鉛ニッケル合金皮膜3bが形成されている。この亜鉛ニッケル合金メッキは、ニッケル分が5〜10%含有され、有色クロメートが施されている。この亜鉛ニッケル合金は、亜鉛メッキ等に比べ表面硬さが高く耐摩耗性に富んでいる。なお、膜厚を6〜10μmと厚くした方が過酷な環境下で強力な防錆力を発揮することが考えられるが、本実施形態では精度上の制約から5μm以下に規制されている。
次に、本出願人が実施した軸受軌道輪中の水素含有量と脆性剥離発生との関係を検証した試験結果を図2に示す。この試験は、水の電気分解により、軸受軌道輪に予め水素を侵入させ、通常の軸受単体の寿命試験を行なったものである。なお、使用した軸受は、6206で、回転数は3000rpm、負荷荷重は6.9kN、潤滑剤は68タービン油である。
通常、このような試験条件では軸受に脆性剥離は発生しないが、この試験結果から判るように、予め侵入させた水素量が多くなるにつれて、脆性剥離が発生しやすくなっている。すなわち、水素含有量が1.50ppmを超えるにしたがってより頻繁に脆性剥離が発生する。ここで、同一ロットの新品軸受の水素含有量が0.37〜0.40ppmの範囲にあることを考慮し、本実施形態における内輪3の皮膜3b中の水素含有量は1ppm以下に規制されるのが好ましい。
これにより、加締工程で内輪3にフープ応力が発生しても、内輪3に塩害による腐食が生じるのを抑制することができ、環境下に存在する拡散性水素が内輪3の組織内に侵入して水素脆化し、遅れ破壊が発生することを防止することができる。したがって、軽量・コンパクト化を図ると共に、腐食・水素脆化に起因する内輪の耐久性低下が生じない車輪用軸受装置を提供することができる。
図3は、本発明に係る車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す要部拡大図である。なお、前述した第1の実施形態と同一部品同一部位には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
前述した実施形態と同様、内輪3がハブ輪2の小径段部2bに圧入され、この小径段部2bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部2cにより、ハブ輪2に対して内輪3が軸方向へ抜けるのを防止している。また、ハブ輪2には図示しない等速自在継手を構成する外側継手部材11が内嵌されている。この外側継手部材11の肩部12に加締部2cが突き合わされた状態で、ハブ輪2と外側継手部材11とが軸方向に一体固定されている。
ここで、インボード側のシール装置9は、外方部材10と内輪3にそれぞれ装着され、断面略L字状に形成された環状の第1および第2のシール板13、14からなり、互いに対向して配置されている。第2のシール板14は、内輪3に外嵌される円筒部14aと、この円筒部14aから径方向外方に延びる立板部14bとを有している。この第2のシール板14は、フェライト系のステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)や、冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)をプレス加工によって形成されている。断面略L字状に全体として円環状に形成されている。
一方、第1のシール板13は、外方部材10に内嵌される円筒部13aと、この円筒部13aの一端から径方向内方に延びる立板部13bとからなり、サイドリップ15aとグリースリップ15bおよび中間リップ15cとを一体に有するシール部材15が加硫接着されている。このシール部材15はゴム等のエラストマーからなる。
ここで、サイドリップ15aは第2のシール板14の立板部14bに摺接し、また、グリースリップ15bおよび中間リップ15cは第2のシール板14の円筒部14aにそれぞれ摺接している。そして、立板部14bのインボード側の面には、ゴム等のエラストマにフェライト等の磁性体粉が混入された磁気エンコーダ16が一体に加硫接着されている。この磁気エンコーダ16は、周方向に交互に磁極N、Sが着磁され、車輪回転速度の検出用のロータリエンコーダを構成している。
前記磁気エンコーダ16に所定の軸方向すきまを介して回転速度センサー17が対峙して配設されている。この回転速度センサー17はナックルNに装着され、内輪3に外嵌されたセンサーカバー18によって検出部17aが保護されている。センサーカバー18は、内輪3に外嵌される円筒部18aと、この円筒部18aから径方向外方に延びる立板部18bからなり、オーステナイト系のステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS403系等)や、冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)をプレス加工によって断面略L字状に全体として円環状に形成されている。
本実施形態では、立板部18bのインボード側の面に、ゴム等のエラストマからなるシール部材19が一体に加硫接着されている。このシール部材19の先端部は外側継手部材11の肩部12の外周に当接している。これにより、飛び石等から検出部17aを保護することができ、回転速度センサー17の耐久性の向上と共に、検出精度の信頼性を向上させることができる。また、内輪3および加締部2cが露出するのを防止すると共に、外部からの雨水やダスト等がこの部位に侵入するのを防止している。したがって、内輪3に塩害による腐食が生じるのを防止することができ、先の内輪3の亜鉛ニッケルメッキに加え、環境下に存在する拡散性水素が内輪3の組織内に侵入して水素脆化し、遅れ破壊が発生することを防止することができる。
図4は、本発明に係る車輪用軸受装置の第3の実施形態を示す要部拡大図である。なお、前述した第2の実施形態(図3)と同一部品同一部位には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
前記磁気エンコーダ16に所定の軸方向すきまを介して回転速度センサー17が対峙して配設されている。この回転速度センサー17はナックルNに装着され、内輪3に外嵌されたセンサーカバー20によって検出部17aが保護されている。センサーカバー20は、内輪3に外嵌される円筒部20aと、この円筒部20aから内輪3の端面に密着される重合部20bと、この重合部20bから径方向外方に延びる立板部20cからなり、断面略L字状に全体として円環状に形成されている。
本実施形態では、立板部20cのインボード側の面から重合部20bに亙って、前述した実施形態と同様、ゴム等のエラストマからなるシール部材21が一体に加硫接着されている。これにより、センサーカバー20自体の剛性増大に加え、シール部材21の接合強度を増大させることができる。このシール部材21は外側継手部材11の肩部12の外周に当接している。
図5は、本発明に係る車輪用軸受装置の第4の実施形態を示す要部拡大図である。なお、本実施形態は、前述した第2の実施形態(図3)の変形例で、シール部材の構成のみが異なるだけで、その他同一部品同一部位には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態では、センサーカバー18は、立板部18bのインボード側の面から円筒部18aに亙って、ゴム等のエラストマからなるシール部材22が一体に加硫接着されている。これにより、センサーカバー18自体の剛性増大に加え、シール部材22の接合強度を増大させることができる。このシール部材22は外側継手部材11の肩部12の外周に当接している。
図6は、本発明に係る車輪用軸受装置の第5の実施形態を示す要部拡大図である。なお、前述した実施形態と同一部品同一部位には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
センサーカバー23は、内輪3に外嵌される円筒部23aと、この円筒部23aから軸方向に延びる小径部23bと、この小径部23bから径方向外方に延びる立板部23cからなり、断面略L字状に全体として円環状に形成されている。立板部23cのインボード側の面から小径部23bに亙って、前述した実施形態と同様、ゴム等のエラストマからなるシール部材24が一体に加硫接着されている。これにより、センサーカバー23自体の剛性増大に加え、シール部材24の接合強度を増大させることができる。
このシール部材24は内径にシールリップ24aが一体に形成され、シール部材24が肩部12に当接する共に、シールリップ24aの先端部が加締部2cの外周に当接している。これにより、加締部2cの外径寸法にバラツキが生じてもこのシールリップ24aが加締部2cの外周に追従することができる。なお、この加締部2cの外周にグリース等の潤滑剤を塗布することにより密封性が一段と向上する。したがって、内輪3に雨水やダスト等が侵入するのを確実に阻止し、塩害による腐食が生じるのを防止することができる。
図7は、本発明に係る車輪用軸受装置の第6の実施形態を示す要部拡大図である。なお、本実施形態は、前述した第2の実施形態(図3)の変形例で、その他同一部品同一部位には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
センサーカバー18の立板部18bとナックルNとの間には僅かな径方向すきまが形成され、ラビリンスシール25が構成されている。さらに、外側継手部材11とナックルNとの間にも僅かな径方向すきまが形成され、ラビリンスシール26が構成されている。これにより、従来外側継手部材の外径に設けられていたシールドを廃止することができ、低コスト化ができると共に、内輪3および加締部2cに雨水やダスト等が侵入するのを阻止し、塩害による腐食が生じるのを確実に防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る車輪用軸受装置は、駆動輪側、従動輪側に係らず、ハブ輪の小径段部に内輪が圧入され、小径段部の端部を塑性変形させて形成した加締部によって内輪が固定された、所謂セルフリテイン構造の第1世代乃至第3世代の車輪用軸受装置に適用できる。
本発明に係る車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。 軸受軌道輪中の水素含有量と脆性剥離発生との関係を検証した試験結果を示すグラフである。 本発明に係る車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す要部拡大図である。 本発明に係る車輪用軸受装置の第3の実施形態を示す要部拡大図である。 本発明に係る車輪用軸受装置の第4の実施形態を示す要部拡大図である。 本発明に係る車輪用軸受装置の第5の実施形態を示す要部拡大図である。 本発明に係る車輪用軸受装置の第6の実施形態を示す要部拡大図である。 従来の車輪用軸受装置を示す縦断面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内方部材
2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
2a、3a・・・・・・・・・・・・・・・・内側転走面
2b・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小径段部
2c・・・・・・・・・・・・・・・・・・・加締部
3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内輪
3b・・・・・・・・・・・・・・・・・・・皮膜
4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
5・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
6・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・転動体
7・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保持器
8、9・・・・・・・・・・・・・・・・・・シール装置
10・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
10a・・・・・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
10b・・・・・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
11・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外側継手部材
12・・・・・・・・・・・・・・・・・・・肩部
13・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1のシール板
13a、14a、18a、20a、23a・・円筒部
13b、14b、18b、20c、23c・・立板部
14・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2のシール板
15、19、21、22、24・・・・・・・シール部材
15a・・・・・・・・・・・・・・・・・・サイドリップ
15b・・・・・・・・・・・・・・・・・・グリースリップ
15c・・・・・・・・・・・・・・・・・・中間リップ
16・・・・・・・・・・・・・・・・・・・磁気エンコーダ
17・・・・・・・・・・・・・・・・・・・回転速度センサー
17a・・・・・・・・・・・・・・・・・・検出部
18、20、23・・・・・・・・・・・・・センサーカバー
20b・・・・・・・・・・・・・・・・・・重合部
23b・・・・・・・・・・・・・・・・・・小径部
24a・・・・・・・・・・・・・・・・・・シールリップ
25、26・・・・・・・・・・・・・・・・ラビリンスシール
51・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
51a、52a・・・・・・・・・・・・・・内側転走面
51b・・・・・・・・・・・・・・・・・・小径段部
51c・・・・・・・・・・・・・・・・・・加締部
51d・・・・・・・・・・・・・・・・・・段部
52・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内輪
53・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外輪
53a・・・・・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
53b・・・・・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
54・・・・・・・・・・・・・・・・・・・転動体
55・・・・・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
56・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
57・・・・・・・・・・・・・・・・・・・背面側の外径面取り部
N・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナックル

Claims (6)

  1. 一端部に車輪取付フランジを一体に有し、この車輪取付フランジから軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、このハブ輪の小径段部に外嵌された少なくとも一つの内輪とからなる内方部材と、この内方部材に外挿された外方部材と、この外方部材と前記内方部材間に転動自在に収容された複列の転動体とを備え、前記小径段部の端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部により前記内輪が軸方向に固定された車輪用軸受装置において、
    前記内輪の表面にメッキ層からなる防錆皮膜が形成され、この皮膜中の水素含有量が1ppm以下に規制されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
  2. 前記防錆皮膜が亜鉛ニッケル合金メッキにより形成されている請求項1に記載の車輪用軸受装置。
  3. 前記内輪の端部に円環状の保護カバーが装着され、この保護カバーにシール部材が一体形成されると共に、このシール部材が等速自在継手を構成する外側継手部材に当接されている請求項1または2に記載の車輪用軸受装置。
  4. 前記シール部材にリップが一体に形成され、このリップが前記加締部の外周に当接されている請求項3に記載の車輪用軸受装置。
  5. 前記保護カバーと懸架装置を構成するナックルとの間に僅かな径方向すきまが形成され、ラビリンスシールが構成されている請求項3または4に記載の車輪用軸受装置。
  6. 前記内輪および外方部材の環状空間にシール装置が装着され、このシール装置にエンコーダが備えられ、このエンコーダに対峙する回転速度センサーが懸架装置を構成するナックルに装着されると共に、当該回転速度センサーを前記保護カバーによって保護するようにした請求項3乃至5いずれかに記載の車輪用軸受装置。
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